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  • 「描く時はどんどん、次ぎへ」(5)(6)

    seesaa 「描く時はどんどん、次ぎへ」(5) このほかにも、漫画は動いている生き物なので、静的、スタティックめいた、設計図、と いったことを、それほどには、念入りに収めておかない方がよいとも思う。 私らの人生と先々、これからの道程があらかじめ、決まっているとしたら、 どうなのだろか。 私らは、人生がそんな風であって、あらかじめ決まっていたとしたら、 生きる意欲なども無意味になってしま…

  • 「描く時はどんどん、次ぎへ」(4)

    seesaa 「描く時はどんどん、次ぎへ」(4) こんなことを書いていると、「そんなやり方で、どうしてラストの方で、また、ページ数も限られているのに、ラストではまとめられるのか」見たいに、疑念として思う向きもあるかと思う。 こうしたことが、こなせてしまうのは、ひとつに、沢山書いている経験というのがあって、それが、作る時の「勘」として、身についてしまうのだと思う。 それに、こうした在り方でさ…

  • 「描く時はどんどん、次ぎへ」(3)

    seesaa 「描く時はどんどん、次ぎへ」(3) どんどん、描くというのは、ドンドンと、次へ次へと描いていくことだ。この、ドンドンで、思い出すのが手塚治虫さんの、雑誌、少年の、当時いつも楽しみにしていてよく詠んでいた鉄腕アトムである。 ある時に、漫画の専門誌だったか、なにかの、手塚先生についての記述で、「手塚先生は、物語の先がどうなるかを思わず描いている」といったことがあって、このことも秘訣…

  • 「人生に起承転結があるかないか 」 (3)<br />

    SEESAA 「人生に起承転結があるかないか 」 (3) 後 、映画の「テルマルイーズ」は今世紀の傑作だと思っているのだけど、(ここでは蛇足的にメモ) これは、皮肉が生んだ感動であると思う。類しているのはかの名作「じてんしょ = じてんしょになっちゃった。あの「自転車泥棒」でる。自転車泥棒も皮肉がその感動の基となっている。 これについては後に使用と思う。 今回は、作品は事実ということを言…

  • 「書く時はどんどん、次へ」 (2)

    seesaa 「書く時はどんどん、次へ」 (2) どうして、そして、そして戸、やっちゃったのか、また、どうして、 ラストで、場面で感じさせるのではなくて、説明しちゃったのかというと、 そうなった動機は、私が「書いているこのことを、判ってもらおう」 という気持ち、それが、そんな風にさせた。 くどく、書くと、功を奏することもあるのだけど、序盤などでは、 あまり拘らずにどんどんと先へと、進め…

  • 「書く時は、どんどん次へ 」 (1) 新シリーズ

    seesaaa 「書く時は、どんどん次へ 」 (1) 子供の頃のことで、小学生の自分に作文の 授業があって、大体が、作文を書かされた。 1時間かの授業の中で、何とか仕上げてはいたので、 こうした処は誰でも、やれるのじゃないかと思う。 仕上げるについてはのことだけど。 それで、小学校の時によくやっていたのが、文中、 教師から「そしてが多すぎるということだった。自分の書いた 作文を見ると、確かに…

  • 「人生に起承転結があるかないか」 (2)

    DEEDAA SEESAAA 「人生に起承転結があるかないか」 (2) 達磨安心では、何がその中核になっているのかというと、不安も安心も、両方に、そうなったりするのも、それが事実だからである。心はそうなるのであって、心がそうなるという理屈が、鏡、マニ宝珠の喩え? マニ宝珠は、もともと、無垢 = 純粋で、無いということ = なのだが、そうした特質のために、マニ宝珠にあれこれと、映る事象というのは、周囲…

  • 「人生に起承転結があるかないか」(1)

    2118 SEESAAA 「人生に起承転結があるかないか」(1) 先週だかに、1回前の「宇宙空間とは何か」の三回目で、漫画のプロセス本誌の論旨の一端でもある、 描き方は作品から抽出された方便に過ぎないということの、論証として、それじゃぁ、 人の人生に、起承転結があるか? ということを考えてみたい。これはでも考えるまでも無く、 人生という事実があるだけである。また、あらかじめ起承転結みたいな 構成式…

  • 書いたことのない自分の絵」 (34)

    SEESAA 書いたことのない自分の絵」 (34) 多分、作品が出来たり、書いたりするというのは、具体的なありようをどうしたら? 面白くなるかということに奉仕する以外に意味はないと考える。こんな時に、具体的なものは、そこでの本質が抽象されるのは、具体的なそうしたありようを変容させる鍵となる。その上、そこでの具体的なアイデアなり、ありようが、変容するのに、これは、そこには法則や原理みたいなものは無い…

  • 書いたことの無い自分の絵 (33)

    SEESAA 書いたことの無い自分の絵 (33) 自分は、当時、手塚治虫とか、石ノ森章太郎とか、鉄人のキャラクターであるとか、それに 類したような漫画を描きたい、ものにしたいと思っていたものが、それは、出来ず、 つまり、大先生に準じたた漫画やキャラクターのそれは、素晴らしいものかも 知れないが、自分の漫画が手塚治虫であるはずがない。 それで、何だか比較対照といった観点、眼をもって、それらの漫画や絵は…

  • 「宇宙空間とは何か? 」 (3)

    seesaa 「宇宙空間とは何か? 」 (3) そうしたものは、作者が、作って書いたというより、まだ見ない結末なり、ドラマ展開に向かって、作者がその制作過程の中で、懸命に、作品の完成に奉仕するといった、取り組み、そして、そこで感じられるものが、エーテルといったものだ、と言ってもよいと自分は思う。 そして、このことは、実は、読者の目線と合致するのである。私らは、子供の頃、雑誌、少年などには…

  • 「書いたことの無い自分の絵」 (32)

    SEESAA 「書いたことの無い自分の絵」 (32) こうなると、それまで苦の材料だったものが、あたかも距離を置いて 見られるようなもので、悩んでいた事柄が、些細なことの風にもなってくる。 同じ苦しい苦が、苦でなくなるというか、 言い換えれば、苦だった、それ自体、諸々のことが、今度は、楽になる。 なるというのは、 苦だったものが、そのまま、楽しいものになるといったことである。 苦を愛おしく思う人…

  • 「書いたことの無い自分の絵」 (31)

    047 seesaa 「書いたことの無い自分の絵」 (31) ↑ この上のタイトルは、書いたことのない自分の漫画、と替えてもよいのだけど。 この処、こちらのブログ記事を書き飛ばしているけど、これが実存みたいか、 そのくらいに評されるような、自己実現にも価する、漫画を作るとかと 言ったことになると、今、書いてるブログの記事の内容のこととは、 方向性が真逆だといった感じ、印象は否めない。 丁度、達…

  • 「書いたことのない自分の絵」 (30)

    seesaa 「書いたことのない自分の絵」 (30) 書いたことのない自分の漫画といったタイトルで始めていて。 でも、昔の河原先生の時のことは、書き表すのに不可能ごとなのではないかとの 理由が、不立文字みたいな処にあることがまず一つ。 そうして、当時すごく生き生きとして、まるでsexでもその気になってしているかのような そんな力動的なものが、噴き出したみたいな有様だった。 そうして、自分は今も…

  • 「書いたことのない自分の絵」 (30)

    seesaa 「書いたことのない自分の絵」 (30) 書いたことのない自分の漫画といったタイトルで始めていて。 でも、昔の河原先生の時のことは、書き表すのに不可能ごとなのではないかとの 理由が、不立文字みたいな処にあることがまず一つ。 そうして、当時すごく生き生きとして、まるでsexでもその気になってしているかのような そんな力動的なものが、噴き出したみたいな有様だった。 そうして、自分は今も…

  • 「宇宙空間とは何か? 」 (2)

    漫画のプロセス seesaa 「宇宙空間とは何か? 」 (2) で、こんな見方を、漫画作品に対照させてみる。そうすると、個々の、 書かれた場面、テーマを感じる場面、こと(事件)が進んでゆく経過、 突然な展開、突然なことでも、きちんと理を為していること、感動、情緒、繰り返し、といった、 こんな漫画の構成要素が、実際は、その作品を作品たらしめているものというのは、 支えているものは、漫画というもの…

  • 「宇宙空間とは何か? 」 (1)

    漫画のプロセス seesaa 「宇宙空間とは何か? 」 (1) かつて、高校生の時分に読んだ面白い本の中で、「空想天文学入門」「SF入門」というのがあった。実は、手許にその時のSF入門1冊がある。福島正美先生.の本で、当時よく読んでいた。もう1冊読んで面白かったものに、講談社ブルーバックスの「創造性の開発」という1冊がある。 著者: 恩田彰, 野村健二 共著. 後者の方は後ほどにして、今回は「空朗天文学…

  • 「描いたことのない自分の絵」 (29)

    SEESAA 「描いたことのない自分の絵」 (29) そうして、昨日思いついたことがあったのだが。昨日、 思いついたって、漫画のプロセスこちらのブログはいつも 考えている。記事に何を書こうかということではなくて、 漫画のプロセスで具現できたら、したいことは、やっぱり 「漫画は何がどうなって生まれるか」ということだった。 いわば、漫画に限らず、絵画でも詩でも、その源流となるものである。 昨日思…

  • 「書いたことの無い自分の漫画」 (28)

    seesaa 「書いたことの無い自分の漫画」 (28) 自分は、こちらのブログでは、どこかこう、自分の漫画の入選作にしろ、河原先生の まだ自分も若かりし頃の時のことを思って、どこかこう、漫画なり文章なりが 入選するといったことについて、なにがしかの法則みたいなものを書きだそうとしている。 そんな風でもある。 処が、そうしたことの、そこら辺に、そんな法則といったものや、 そうなった理由とかいったも…

  • 「書いたことのない自分の絵」 (27 )

    seesaa 「書いたことのない自分の絵」 (27 ) それが、取り戻せたのは、その後の、心から感謝すべき恩師の河原先生(当時、東京在住のイラストレーター・著述家)からの、進言によるものであった。その進言とは、先生が、その年の秋にイラストレーター、漫画家志望者向けの著作を出すことになったので、ついては、先生のお弟子である私たちから、参考作品とするイラスト作品を募りたい、という一通のはがきでの、呼び…

  • 「書いたことも無い自分の絵・漫画」 (26 )

    SEESAA 「書いたことも無い自分の絵・漫画」 (26 ) 描き方と完成のパラドックス 漫画を描くには、描き方を学ぶことだと私らは教えられて来た。 でも、これは真逆のことである。漫画作品があって、そこから 描き方が引き出されているのに過ぎないのである。描き方を学べば書けるように なると言う。そこにある意味は、あたかも描き方を知っていれば書けるという至極、 もっともなことである。 でもそれは全然…

  • 「書いたことのない自分の絵」 (25 )

    seesaa 「書いたことのない自分の絵」 (25 ) 小中高の頃は、自分は高をくくっていて、勉強などしなくても人生なんて、 何とかなるとか、そう嘯いて、まるきり勉強もしていなかった。だから、 成績はとことん落ちて終い、高校進学の時には、この成績では、と 先生からも大いに危ぶまれていた。 高校には何とか入ったが、それでも勉強しなかった。 そんな自分が、発心したときがあった。それが高校卒業のとき…

  • 「書いたこともない自分の絵」 (24 )

    seesaa 「書いたこともない自分の絵」 (24 ) 子供の頃、自分は、詩とか作文が上手い方だった。 詩については市の方の文芸作にとりあげられたことがある。 けれども、自分は、体育とか運動が苦手だった。 競争ではいつもビリだったし、鉄棒はぶら下がったまま、跳びばか、(ばかだって) 跳び箱は、上に座ってしまう。そんな自分は、 そのようなコンプレックスが災いしてか、 書くということは、女子供がするよ…

  • seesa(23)

    seesa (23) だから、最初に決まるはずのテーマといったことも、あらかじめには無くても構わないということだ。書いていく内に、最初はわからないでいたことが、書き進めて行く内に、それが顕れるといった、制作の在り方が、ここに来て肯定されたのである。 自分は、このことは、描き方として、確かなことなのだと、そんな意味にふれて、それがために迷いが吹っ切れたのだった。多分に自分がそんな風で会ったのは、漫画…

  • 「書いたことのない自分の絵」 (22)

    SEESAA 「書いたことのない自分の絵」 (22) 新聞記事なり、こらむ、あるいは、エッセイめいた内容の文章を書く時に、 あらかじめ、何をどんな風に書くのか、創り挙げるのかということをあらかじめ、 判っていて、その上で、文章を作るというのが適切なのだか、或いはまた、 何を書くか、判っていないで、その上で、作文に取り組んでいる内に、 完成してから、自分の書きたいものはこういうこと、内容だったのか、…

  • 「書いたことの無い自分の絵」 (21)

    SEESAA 「書いたことの無い自分の絵」 (21) だから、というか、ドキドキしていたのは、気が小さいとかいう こととは裏腹の正反対のことで、自分が、 そんな材料の側面にそって、そんなことまで書いて人前で 読み上げるのか、といったその点に、どきどきがあったのだと思う。 だけど、怯まずにそうしたスタンスを続けていた。 ある時、母のことを書いた時に、講師の局長が、 「とても感動的だ」と言われ…

  • 「書いたことのない自分の絵 (20)(20)

    SEESAA 「書いたことのない自分の絵 (20) 教室の皆は、誰もだが、新聞投稿欄の入選圏内にある人たちばかりで、そこでは自分の方に闘争心、競争心も働いていたのだかも知れない。 競争心とは、つまり、負けたくはなかったのである。 私がどきどきしてたのは、講師が何て表するのか、周囲の仲間の一太刀はどんな風な想いで、自分が読み上げるのを聴いているのだか、思っているのか、といった処だった。それでもほ…

  • 「書いたことの無い自分の絵」 (19)

    SEESAA 「書いたことの無い自分の絵」 (19) もう、4年くらいも前になるのか、と思った。 何のことかというと、中日新聞、東京では東京新聞の、 そこで、編集局長が色々とレクチャーしてくれる 文章の教室が開かれている。名古屋が発端で中心だが、 全国にその教室は拡がっている。 自分が、お母との散歩のこととか書いて、 その時、入選を二回、したのだったが、最初の入選の時に、 中日新聞の方から、文…

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