chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
dekunobou
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2023/07/19

arrow_drop_down
  • 祈りうた・いのちうた(つぶや句 虫)

    虫虫はわたしがきいているのを知らないわたしは「ああ、虫が鳴いている」とおもうつむった目のおくで夜が深い◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(つぶや句虫)

  • 祈りうた・いのちうた(つぶや句 虫)

    虫草のそばをとおったぴたっと鳴きやんだみつからないようギュッとちぢこまっているのかそこに居たなんてそこでいのちをひびかせていたなんてーこわい生き物なんだねにんげんのぼくは◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(つぶや句虫)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 親と子と④)

    親と子と④母が高熱を出した日に片思いの女性の一度のくしゃみに薬屋へ走った―ハクジョウな息子だねと母はとがめなかった母の額の熱さは今でも下がらない◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生親と子と④)

  • 祈りうた・いのちうた(つぶや句 朝ご飯を食べようじゃないか)

    朝ご飯を食べようじゃないかかれらが陸地に上がると、そこには炭火がおこされていて、その上には魚があり、またパンがあるのが見えた。……イエスは彼らに言われた。「さあ、朝の食事をしなさい。」……イエスは来てパンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。(新約聖書「ヨハネの福音書」二十一章)元気の出ない朝がある始めるのがおっくうな朝があるグッタリ感が血管を流れていると感じる寝床に張り付いていたいと思うでもと腹に声かけをする―朝ご飯を食べようじゃないか!ゆで卵をつくりパンを焼きお茶を飲もうじゃないかいつもの朝と同じようにからだに今日が入ったらシメタもの!重たいいのちがウンコラショドッコイショと立ち上がり血が夜までめぐってくれるかもしれないじゃないか◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(つぶや句朝ご飯を食べようじゃないか)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 悩む人②)

    悩むひと②まことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇)寝床に不安の靄(もや)がかかるともう眠れなくなる今夜こそ穏やかに休ませて!体はそうねがうのに「おはよう」から「おやすみ」までこわばる首筋だからあなたはうつむき続けるのか見ることを許された世界は下だけだそう命じられた者のように◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生悩む人②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 悩むひと)

    悩むひとまことに、主は悩む者の悩みをさげすむことなく、いとうことなく、御顔を隠されもしなかった。むしろ、彼が助けを叫び求めたとき、聞いてくださった。(旧約聖書「詩篇」二十二篇)「これはどうなる?あれはどうなる?」と次々に黒い種をほじくり出す「うまくいかなかったらどうしよう!」と始める前から血を荒らすだから悩む人あなたはいつだってドキドキしている―心配すれば失敗は防げるそう信じているみたいに◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生悩むひと)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 時と時間のあいだで②)

    時と時間のあいだで②神は信頼に値するかたです。耐えられないような試練にあなたがたを遭わせるようなことはなさらず、むしろ、耐えることができるように、試練とともに脱け出る道をも用意してくださるのです。(新約聖書「コリント人への手紙」Ⅰ十章)次々とつらいことが起こる―そう嘆くこころだけれどもう無理かもしれぬと涙も出ないような荒れ地だけれどこの聖書に手のひらを置いて祈ろう大きな慈しみがこのちいさな手のひらへも伝ってくるように◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生時と時間のあいだで②)

  • 祈りうた・いのちうた(つぶや句 ノット・アローン)

    ノット・アローン 二〇二四年九月、能登半島豪雨半年余りが経って忘れかけていたあの半島のこと―ノット・アローン合言葉にしてきたあの人たちのこと襲われて逃れて傷を負って戻ってまた襲われてまた傷を負ってわが家の屋根も打ち叩く雨音をききながらこころに染み込ませる―ノット・アローン**2024年の元旦に起こった能登半島地震。避難所に書かれたというこの言葉「ノット・アローン(能登はひとりじゃない)」◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(つぶや句ノット・アローン)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 時と時間のあいだで)

    時と時間のあいだで神は信頼に値するかたです。耐えられないような試練にあなたがたを遭わせるようなことはなさらず、むしろ、耐えることができるように、試練とともに脱け出る道をも用意してくださるのです。(新約聖書「コリント人への手紙」一十章)戻したい時があるいや戻ってほしい時があるだが悔いは消せまいたとい戻った時からやりなおせても早送りしたい時間があるいや早く進んでほしい時間があるだが希望は手づかみできまいたとい時間がちぢまっても時と時間のあいだで子どもは病み時と時間のあいだに親は健やかな子どもをふたたび産む◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生時と時間のあいだで)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 病院へ行く③)

    病院へ行く③1だまってパソコンをのぞきこむA医師今日十何人目かの名も覚えぬかかりつけ患者「こんにちは、お久しぶりです」と顔を寄せてくるB医師カルテを見る前に患者の顔色で診察を始める2知人Aさん「その後のお加減どうですか」いま思い出したという興味で胸のなかを覗く知人Bさん「その後のお加減いかがですか」ずっと気にかけてくれていた心配顔が瞳にうつる◆言葉に愛とユーモアを宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生病院へ行く③)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 病院へ行く②)

    病院へ行く②1病院にいると世界には病んだ人だけがいるようだじっとうつむたり携帯をいじったりしながらだれもが今日が希望に一変することを期待しているまるで診察室のとびらの向こうに救世主がいるかのように2受け付けのひとのまっすぐな視線の「オハヨウゴザイマス!」看護師さんの心からの「オダイジニ、ドウゾ!」不安も心配もゆううつも怖れもぜんぶぜんぶ分かってくれているような ◆言葉に愛とユーモアを宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生病院へ行く②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 病院へ行く)

    病院へ行く1今日は妻の付き添い明日は自分の検査カンジャという名札をつけてちょっと身なりをととのえていつのまにか一つ増えたお出かけ先へ2 病院へ付き添う朝は体も心も走りっぱなし診察券、保険証、お薬手帳、予約票水を持って、減塩食もこしらえて心配と不安と希望とみんなリュックにつめこんで◆言葉に愛とユーモアを宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生病院へ行く)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 断捨離②)

    断捨離②自分のアルバムが無くなった剥がされた写真はシュレッダーで裂かれた何日もかかって思い出にサヨナラした親友たちと集まったとき―中学校の写真はもう一枚もないそう言ったぼくに皆おどろいたような呆れたような結婚式の写真子どもたちの写真葬儀用の写真それは残してある◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ断捨離②)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 断捨離)

    断捨離リフォームしたとき断捨離を決行した仮住まいに持ち込めない分ぜんぶ押し入れにじっと隠れていた物たち机の引き出しで眠りこけていた物たちアルバムに張りついていた過去たちいつか本になることを夢見ていた原稿たちごみ収集車が来る日何袋の年月がサヨナラしたか服も本も何箱の思い出が店の倉庫に投げ込まれたか―思っていたよりさっぱり!それが実感◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ断捨離)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 旧知の詩人や作家たち)

    旧知の詩人や作家たち同じくらいの齢になって書かれた詩や文章それは心許せる友だちのようだ若かったときの作品はとがっていてどうもなじめなかったのに書き手も丸みを帯び読み手のぼくもいくらか謙虚になったのかいじけないハートがまだまだ明日を望む欲が老いたぼくの痩せた肩をポン・ポンと叩いてくる◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ旧知の詩人や作家たち)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 本を売る②)

    本を売る②―本を売れるよ、一冊ずつ息子から仕入れた情報―値段も自分でつけられるよ(二束三文の本たちにとって朗報ではないか!)馴れないスマホでアプリへ登録写真を撮って説明も書いてさあ、この一冊に値段をつける!(つい思い出代も加えたくなって)ちっぽけな古本屋買って、読んで、段ボール箱に入れて二十冊、あるいは三十冊(一冊ずつにアリガトウの値段をつけて)◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ本を売る②)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 本を売る)

    本を売る―本を売る買って、読んで段ボール箱にたまったので(買ったのにとうとう読まなかった本もゴメンネして)二十冊、あるいは三十冊宅配便で送ってメールで買取金額を知らされて(こんなに安くなったのかと本たちに気の毒になって)本箱を処分して久しいかつては積んだ本の高さがひそかな自慢だったけれどくり返し開く本もあるがほとんどは一回こっきり(「本信仰」がなくなったら単行本も雑誌もただの紙の集まりかな)◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ本を売る)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ こころを澄ませたい)

    こころを澄ませたい虫の鳴き声をきく川のせせらぎを聞く雨の音をきく大きな自然たちの生きている音にこころを澄ませたいしーっニンゲンたちの声はちょっととおくでお願いするね祈りうた・いのちうた(日向ぼっここころを澄ませたい)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 病院へいかない朝は)

    病院へいかない朝は病院へいかない朝は花に水をやろうじぶんの命のことでちぢこまっていないで 開いていく命にこころを注いでみよう◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ病院へいかない朝は)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 縁取り)

    縁(ふち)取り通院や入院が日々の縁取りとなるわたしだけでなく身近な者たちも飾っていく―生と老と病とりどりの糸でうつくしく縁取っていけたら◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ縁取り)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 手)

    手高いところについ伸ばしたくなる手なのでとどかないとすぐに自信をなくしてしまうつかめたものは輝いているのにもっと高いものがほしいともぞもぞが止まぬ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ手)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 通院に付き添う朝は)

    通院に付き添う朝は1通院に付き添う朝はなぜか早く目が覚める夜じゅうのドキドキがしんぼうできなくなったのだ医師は夢の中で顔しかめたり首かしげたり妻の病を手でこね回すその妻は隣りでまだグウグウ2診察室のドア越しに声がぼそぼそ一緒に入ればよかったと悔やみながら体をかたくして待つ病も暮らしのうちそう思える人は幸いなるかな検査結果の出る日なんて朝よ来るなと幾度も寝返りをうつ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生通院に付き添う朝は)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 足跡)

    足跡―出直してきますそう言って去ってしまったひと足跡はまだのこったまま戻ってくることをじっと待っている◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ足跡)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 誕生日)

    誕生日 再生のときへ1―わたしが生まれた日は呪われよそう嘆いたひとが聖書に出てくる*財産をうしない子どもたちを喪い自らも病に倒れて生まれてくるんじゃなかったそのずっしりの不幸感2虫の鳴き声に命のはかなさを聞くひともいるだろういのちの鼓動に息をしずかにあわせるひともいるだろう目をつむると母の胎が見えてくる愛(かな)しみのうみに浮かんでいるわたしがみえてくる3ここから始まったという感謝のない誕生日はさみしい歌声も拍手もいらないとつっぱねる誕生日はかなしいさみしさとかなしみをつなぐ糸それをたぐってオギャーという産声よ自我の深淵からあがっておいで*旧約聖書「ヨブ記」はなやぐ誕生日、しおれる誕生日、無関心をよそおう誕生日、ひとさまざま◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生誕生日)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 夜と朝と)

    夜と朝と1しずかな心でいると虫がほんとうにすぐそばで鳴いてくれるかみさまの声をききたいならしずかな心にならないと2「朝だね」とからだが声をかける「朝だね」とこころがほほえむ「準備はできた?」と今日がきく「準備できたよ」と心と体がそろってこたえる◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ夜と朝と)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 親と子と③)

    親と子と③いのちは長さだろうかと息子が言ういのちは濃さかもしれないねと父がこたえるでもと父はつけくわえる―一節伸びるごとの喜びってあるよあの竹のように◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ親と子と③)

  • 祈りうた・いのちうた(しあわせのうた 病んだおかげで)

    病んだおかげで ―Nさんの記念に「しんどいときでも、いえ辛い時にこそ笑ってみませんか」と言い遺したひと「あとになれば、今の苦しさも懐かしめるようになるかもしれない。わたしはもう何十年も病院暮らしです。敗北者に映るでしょう、たぶん。 せけんの目は優しくありません。でもね、神さまと出会えたのは実にこの病のおかげなんです」―とはにかみの笑顔を遺したひと穴の一つひとつに命の跡がある◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(しあわせのうた病んだおかげで)

  • 祈りうた・いのちうた(しあわせのうた 自分にむかってほほえむ)

    自分にむかってほほえむしあわせはもしかしたらほほえみから始まるのかもしれないあなたがまず自分にむかってほほえむことからわるいことも悪いひとも哀しくなるほどいっぱいの世の中だけれどせなかにそっとあててくれる手のひらの温もりそれを持ってる人はきっといる24時間テレビで走った女性の笑顔がうつくしく見えた祈りうた・いのちうた(しあわせのうた自分にむかってほほえむ)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 幸福と不幸と)

    幸福と不幸と1朝鳥が鳴く朝風がすずしいあたりまえのことなど一つもないのに夜が窓からでていく2幸福はゆっくり歩いてくるだが不幸は猛スピードで襲ってくる幸福に説明はいらないだが不幸には理由が要る◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ幸福と不幸と)

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、dekunobouさんをフォローしませんか?

ハンドル名
dekunobouさん
ブログタイトル
祈りを、うたにこめて
フォロー
祈りを、うたにこめて

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用