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2023/07/19

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  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 道)

    道その願いに迷いがないなら右をみることも左をみることももうするな叶うことを信じ顔を上げて前という道へまっすぐ歩み出せばいい◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ道)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 親と子と②)

    親と子と②毎日気にかけていた会いたかったずかずか入っていけばよかった心の部屋に玄関から出てきたときおまえは傷だらけだった子よわたしはなんと臆病な父親だったことか◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ親と子と②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 生きよ!⑤)

    生きよ!⑤この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところへ行き、下って来て息子をいやしてくださるように願った。息子が死にかかっていたからである。(新約聖書「ヨハネの福音書」四章)1意固地になるな肝臓そんなに硬くなってどうしたというのだだんまりをやめて応えてくれまいか自分は大事な存在だと素直に認めてくれまいか2心臓よもどっておいでのどは血を吐いてもおなかは水であふれてもリズミカルな鼓動をまたきかせておくれああ息子から飛んでいこうとする心臓よ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生生きよ!⑤)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 生きよ!④)

    生きよ!④イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」(新約聖書「マルコの福音書」四章)するとすぐに、その子の父は叫んで言った。「信じます。不信仰な私をお助けください。」(新約聖書「マルコの福音書」九章)1我々になぜこんなつらいことが起きてしまったのかいや、われわれだけに!どうしてこんなむごいことが起きてしまったのか ウソだろう信じられない突然すぎる訳が分からないあんまりだいや、これは夢だろう現実ではないだろうそうであってほしい時間を戻してもらえないか どうかわるい冗談だといってほしい2ふわふわの心で助けてくださいと祈るふわふわの心で葬儀のことに頭が動くふわふわの心はバラバラの心半身が絶望に足首をつかまれている半身が希望の糸にしがみついている3人生の薄皮を...祈りうた・いのちうた(伴走・再生生きよ!④)

  • 祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ 親と子と)

    親と子と―我が子は特別だよ―親は子どものことで頭がいっぱいだよふたりの父となったとき息子がぽつりと言った子は愛されているなと知った◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ親と子と)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 生きよ!③)

    生きよ!③ 二〇二四年七月九日(火)この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところへ行き、下って来て息子をいやしてくださるように願った。息子が死にかかっていたからである。(新約聖書「ヨハネの福音書」四章)1泣き声ひとつの命がうまれでるとき泣き声は希望だひとつの命が消えていこうとするとき泣き声は祈りだ2病院は病院は黙ってうつむいていていいところ病院は声をだして笑わないところ病院はいのちに謙虚になるところ病院は祈りで癒やしを求めるところ3今日今日は一日の只今ということあともどりできないから戻らぬということさきのばしできないから延ばさぬということ今が一日の全部ということ4ヨメイヨメイを与命と書こう―与えられた命とヨメイを預命と書こう―預けられた命と余命それは余りの命などではない神さまから...祈りうた・いのちうた(伴走・再生生きよ!③)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 生きよ!②)

    生きよ!② 二〇二四年七月八日(月)この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところへ行き、下って来て息子をいやしてくださるように願った。息子が死にかかっていたからである。(新約聖書「ヨハネの福音書」四章)1救命救急センターの医師が告げた穏やかな声で、だがきっぱりと―面会謝絶にはしません止まらない血と輸血の力と、どちらが勝るかわかりません血圧が下がり脈が弱ってきたらもう救命は難しいです2翌日血は止まった翌々日輸血は終わった何人の医療びとが二十四時間力を尽くしてくれたか何人の祈り手がわたしたちの背後でイノチをつなぎとめたか◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走・再生生きよ!②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走・再生 生きよ!①)

    生きよ!① 二〇二四年七月七日(日)わたしがあなたのそばを通りかかったとき、あなたが自分の血の中でもがいているのを見て、血に染まっているあなたに、「生きよ」と言い、血に染まっているあなたに、くり返して、「生きよ」と言った。(旧約聖書「エゼキエル書」一六章)―その朝体内の異変に気づいたおまえ嘔吐とともに血も吐いたおまえ救急車を呼ぼう!と思いつき一一九番に電話した急いで着替え保険証と財布とキャッシュカードとを持ち駆けつけた救急隊員にドアの鍵を開けた車の中でも吐血しながら親の電話番号、兄弟の電話番号を知らせたかつぎこまれたICUのベッドそこも血で染め幾本もの管がおまえの体内にイノチを送りこもうとしている「最重症のレベルです」と医師が父母と長兄に告げる落ち着いた声で「黄疸、手の震え、腹部膨満、脾臓増大、食道静脈瘤...祈りうた・いのちうた(伴走・再生生きよ!①)

  • 祈りうた・いのちうた(聖句つれづれ 朝ご飯を食べようじゃないか)

    朝ご飯を食べようじゃないかかれらが陸地に上がると、そこには炭火がおこされていて、その上には魚があり、またパンがあるのが見えた。……イエスは彼らに言われた。「さあ、朝の食事をしなさい。」……イエスは来てパンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。(新約聖書「ヨハネの福音書」二十一章)なんだか元気の出ない朝がある始めるのがどうにもおっくうな朝ぐったり感に支配されていると感じるベッドから起きたくないと思う―でも、朝ご飯を食べようじゃないか!一枚のトーストでも、一杯のコーヒーでもまず体に入れようじゃないか!血のめぐりがだるさを減らしてくれるかもしれない重たい今日がウンコラショドッコイショと立ち上がってくれるかもしれない◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(聖句つれづれ朝ご飯を食べようじゃないか)

  • 祈りうた・いのちうた(聖句つれづれ いただきます!)

    いただきます!かれらが陸地に上がると、そこには炭火がおこされていて、その上には魚があり、またパンがあるのが見えた。……イエスは彼らに言われた。「さあ、朝の食事をしなさい。」……イエスは来てパンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。(新約聖書「ヨハネの福音書」二十一章)いただきます、魚たちのいのち、家畜たちのいのち、野菜たちのいのち!―そういう感謝を込めて「いただきます!」と食前に言う。心の中で、あるいは実際に手を合わせながら。その魚たちのいのち、家畜たちのいのち、野菜たちのいのちは、神が与えてくださっていると、わたしたちクリスチャンは受けとめている。神からのいただき物だと。「わたしたちの毎日の食べ物を今日もお与えください」という祈りをしながら(自分たちだけのためでなく、日々の食べ物に困...祈りうた・いのちうた(聖句つれづれいただきます!)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 朝)

    朝あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。(ヨハネの福音書一四章)1朝がいちばんつらいと思う朝がつづく不安や心配がいっせいに胸の鐘を打ち鳴らす騒がない心の深い静けさおだやかさよ閉じたまぶたのずっと奥に向かって「神さま…」とつぶやく2目覚めたとたんに走り出そうとするせっかちな怖れたち手に握った不幸印の旗を棄てないと!顔を洗ってご飯を食べる悩むのはそれからにしないと!◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走朝)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 寝床をたたむ②)

    寝床をたたむ②数日後、イエスはカペナウムに戻られました。すると、イエス来訪のニュースはたちまち町中に伝わり、人々が大ぜい集まって来ました。家は足の踏み場もないほどで、外まで人があふれています。その人たちに、イエスは神の教えを語られました。その時、四人の人が、中風(脳出血などによる半身不随、手足のまひ等の症状)の男をかついで運んで来ました。しかしあまりの人に、群衆をかき分けて中へ入ることもできません。そこで、屋根にのぼり、穴をあけると、そこから病人を寝床のまま、イエスの前へつり降ろしました。必ず治してもらえると、堅く信じて疑わない彼らの信仰をごらんになって、イエスは中風の男に、「あなたの罪は赦されました」と言われました。ところが、その場にいた何人かのユダヤ人の宗教的指導者たちの心中は、おだやかではありません...祈りうた・いのちうた(伴走寝床をたたむ②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 再生②)

    再生②そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。……「わたしは、あなたの寿命にもう十五年を加えよう。(旧約聖書「列王記Ⅱ」二十章)健康の薄皮がはがれると命のもろさが露わになるあなたは危機存在そのものになる生きたいと叫ぶ心をあなたよ今こそ聞き逃すな「生かすよ」という透明な声に己の祈りを傾けよ今こそ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走再生②)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 寿命)

    寿命ヨメイを与命と書こう―与えられた命とヨメイを預命と書こう―預けられた命と寿命それは神さまから祝福をいただいた命◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走寿命)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 河野基樹という川柳人がいた)

    河野基樹という川柳人がいた悩みの日がわたしに立ち向かっている。(旧約聖書「ヨブ記」三〇章)河野基樹という川柳人の作品に、つらい日があって生きている気がするという句がある。苦しい状態に置かれたとき、わたしは、このような句に慰められる。苦しんでいるとき明るい声で励まされる、それで元気が出てくる、という人もいるだろう。だがわたしは、ひねくれ者のせいか、つらさには辛さが合う、暗さには暗さが合うのだ。「伴走者」がここに居る、という気持ちになるのである。あなたもつらいだろうけれど、わたしも私の困難を背負って苦しんでいますよ、という深い慰めを感じるのだと思う。河野さんは、医師であり、がんの患者であった。またクリスチャンであった。亡くなってすでに二十数年経つ。したいことまだまだあって命吠え桜降る中でわたしのいのち聴く主役...祈りうた・いのちうた(伴走河野基樹という川柳人がいた)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 再生)

    再生そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。……「わたしは、あなたの寿命にもう十五年を加えよう。(旧約聖書「列王記Ⅱ」二十章)1救命救急センターの医師が告げた―面会謝絶はしません止まらぬ血と輸血の力と、どちらが勝るかわかりません血圧が下がり脈が弱ってきたらもう救命は難しいです2翌日血は止まった翌々日輸血は終わった何人の医療びとが力を尽くしてくれたか何人の祈り手が背後でいのちをつなぎとめたか◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走再生)

  • 祈りうた・いのちうた(戦争と平和 八月)

    八月八月、われわれの住む土地がかつて燃えさかったと思い出す月八月、個々の人がかつてニッポン国民として束ねられた月平和に隠されていた戦争、それが目の前に姿をみせる月爆弾の音を蝉の声がかき消すこと、それをずっと切望する月◆言葉に愛を宿らせたい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(戦争と平和八月)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 がんの告知④)

    がんの告知④〈がんなど、重い病の告知について、「死」を見据えて書かれたものは多くないようです。わたしもうろたえました。妻は、毎年の特定健診で知らされました。思いがけなかっただけに、驚きは大きいものでした。妻のほうがもっと大きく衝撃的であったにちがいありません。すぐに生と死を見据えることはできませんでした。 これからが「生き方」「夫婦のあり方」「信仰への姿勢」など、人生の柱となることへ向き合う、そのときです。―二〇二二年十月〉また、あした!1昨日と今日と何が変わった?検査が一つ増えただけ昨日と今日と何が変わった?異常が一箇所見つかっただけ昨日と今日と何が変わった?がんです―そう告知を受けただけ昨日と今日と何が変わった?大学病院への紹介状をもらっただけ昨日と今日と何が変わった?自分の呼び名に「病人」が一つ増え...祈りうた・いのちうた(伴走がんの告知④)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 がんの告知③)

    がんの告知③〈がんなど、重い病の告知について、「死」を見据えて書かれたものは多くないようです。わたしもうろたえました。妻は、毎年の特定健診で知らされました。思いがけなかっただけに、驚きは大きいものでした。妻のほうがもっと大きく衝撃的であったにちがいありません。すぐに生と死を見据えることはできませんでした。 これからが「生き方」「夫婦のあり方」「信仰への姿勢」など、人生の柱となることへ向き合う、そのときです。―二〇二二年十月〉1―もしもがんにかかったら告知してほしいと思う?何年か前そんなことを言い合ったはんぶんは冗談はんぶんは本気の問答だったがんは一生の間に二人に一人がかかる病というが死が臭う病だとまだまだ嫌われ者―がんだって病気のひとつそんな時代は遠くないことを祈る―ぼくは告げてほしいな旅支度をしたいから...祈りうた・いのちうた(伴走がんの告知③)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 ナガサキ2024)

    ナガサキ2024ナガサキの日を前に地が激しく揺らいだヒロシマの八時十五分を覚えていてもナガサキの十一時二分を覚えている人は多くあるまい揺らがぬ地を崩れぬ平和をー祈る人人の鎖をつながねば◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走ナガサキ2024)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 寝床をたたむ)

    寝床をたたむ数日後、イエスはカペナウムに戻られました。すると、イエス来訪のニュースはたちまち町中に伝わり、人々が大ぜい集まって来ました。家は足の踏み場もないほどで、外まで人があふれています。その人たちに、イエスは神の教えを語られました。その時、四人の人が、中風(脳出血などによる半身不随、手足のまひ等の症状)の男をかついで運んで来ました。しかしあまりの人に、群衆をかき分けて中へ入ることもできません。そこで、屋根にのぼり、穴をあけると、そこから病人を寝床のまま、イエスの前へつり降ろしました。必ず治してもらえると、堅く信じて疑わない彼らの信仰をごらんになって、イエスは中風の男に、「あなたの罪は赦されました」と言われました。ところが、その場にいた何人かのユダヤ人の宗教的指導者たちの心中は、おだやかではありませんで...祈りうた・いのちうた(伴走寝床をたたむ)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 がんの告知②)

    がんの告知②〈がんなど、重い病の告知について、「死」を見据えて書かれたものは多くないようです。わたしもうろたえました。妻は、毎年の特定健診で知らされました。思いがけなかっただけに、驚きは大きいものでした。妻のほうがもっと大きく衝撃的であったにちがいありません。すぐに生と死を見据えることはできませんでした。 これからが「生き方」「夫婦のあり方」「信仰への姿勢」など、人生の柱となることへ向き合う、そのときです。―二〇二二年十月〉告知された患者の思い今では、重い病気の告知も当人にするということが一般的なのだろうか。柳田邦夫の『ガン50人の勇気』(文春文庫)を読むと、四十年ほど前には「告知しない」ほうが選ばれていたようである。たとえ告知する場合でも、医師にも当人にも家族にも、かなりの葛藤を強いるものであったようだ...祈りうた・いのちうた(伴走がんの告知②)

  • 祈りうた・いのちうた(ヒロシマ ヒロシマ2024 )

    ヒロシマ2024十二歳の息子が描いた原爆ドーム平和をこころざそうとした夏ヒロシマの空には今日も熱い蝉が鳴きしきる哀しみを吸った樹樹に明日への緑が生い繁る◆言葉に愛を宿らせたい◆ご訪問ありがとうございます祈りうた・いのちうた(ヒロシマヒロシマ2024)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 泣き声)

    泣き声ひとつの命がうまれでるとき泣き声は希望だひとつの命が消えていくとき泣き声は祈りだ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走泣き声)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 気がつくと…)

    気がつくと…気がつくと「神さま助けてください」と叫んでいる気がつくと「負けてたまるものか」と奮い立たせている重く病んだ者の隣りにいるわたしこんなにちいさな羽だがそれでも病む者をくるみこみたいのだ◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走気がつくと…)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 がんの告知①)

    がんの告知①〈がんなど、重い病の告知について、「死」を見据えて書かれたものは多くないようです。わたしもうろたえました。妻は、毎年の特定健診で知らされました。思いがけなかっただけに、驚きは大きいものでした。妻のほうがもっと大きく衝撃的であったにちがいありません。すぐに生と死を見据えることはできませんでした。 これからが「生き方」「夫婦のあり方」「信仰への姿勢」など、人生の柱となることへ向き合う、そのときです。―二〇二二年十月〉告知当日普段着で病院へ入り検査着で病院を出る風荒れて胸元へ若いお医者のストレート老いの夫婦へ告知突き刺すテンインをテンイと聞いて泳ぐ目に若きドクター姿勢を正す告知されなお振り向いて部屋を去る患者の性(さが)の礼儀正しさ病院の主任看護師声張って「どうぞ大事に、どうか大事に!」告知受け病院...祈りうた・いのちうた(伴走がんの告知①)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 親子がともに生きる時間)

    親子がともに生きる時間1親と子と、ともに暮らすのは何年くらいだろう。孫がつい最近、片言で「パパ」「ママ」と呼び始めた。この濃い関係が続くのは、あと何年くらいだろう、と思う。わたしは十九で家を出た。それ以来戻っていない。その前に、すでに「家庭内別居」ではないが、庭に建ててもらったプレハブの三畳で寝起きしていた。中学二年生のときである。母と顔を合わせて話すのは、朝と夜の食事時くらいだった。洗濯は母に頼み、小遣いなども貰っていたのだが、孫がそのチチハハに密着し、濃密な時間を過ごしているのとは異なる距離であった。―こうふりかえると、「親子関係」の時間、「ともに暮らす」といえる時間というのは、わたしの場合十五年ほどだったのだ。その母と死に別れて三十年近い時間が経った。「ともに暮らした」時間よりはるかに長い時間である...祈りうた・いのちうた(伴走親子がともに生きる時間)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 天)

    天 希望と書いて「嘘」と読む人がいるかもしれない だが絶望と書いて「祈り」と読む人もいるだろう われわれの天井は低いけれど 天はもっと高いもっともっと高い◆言葉に愛を宿したい。◆ご訪問ありがとうございます。祈りうた・いのちうた(伴走天)

  • 祈りうた・いのちうた(伴走 先生、お願いです。)

    先生、お願いです。 先生。お願いです。息子を見てやってください。(ルカの福音書九章)  「先生」とは、イエス・キリストを指す。だが、医師と読みかえても通じる。また「息子」を「娘」と置き換えてもいい。 病んだ我が子、それも軽くはない病を負った我が子の癒やしを求める親の必死さが胸に迫る。  どんな事をしてでも助けてほしいと思う。自分が身代わりになりたい、とまで思う。なりふり構わぬ、と言えるほどのすがり方。私自身は、くねくねの信徒で、自分にこだわってしまう。カッコつけてしまう。「先生」の衣のすそをつかみ、あたり構わず懸命に頼む。大声ででも泣きながらででも頼みこむ。「先生」と「息子」それだけが視界にある。自己へのこだわりでなく生命へのこだわりがある。それ以外にない。 ーそんながむしゃらさが、今の私に要る。◆言葉に...祈りうた・いのちうた(伴走先生、お願いです。)

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