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BOOKS:LIMELIGHT https://books-limelight.com/

ジャンル問わず、文章が好きです。自分がどんな風に本を読んでどんなことを思ったのか。備忘録の本棚のように使うことと、いつか誰かと読んだ作品について話したり通じ合えたらいいなぁ…という淡い期待とで運営していきます。 

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2023/06/27

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  • 【総括編】モモ(ミヒャエル・エンデ作、岩波少年文庫)読書レビュー

    前回話してたモモ、読み終わりました~、約400ページ。いやあ、あっという間でした。読みやすくてぐんぐん読んじゃいましたね。 books-limelight.com さっそくですが結末の感想は、…そうか!これ児童文学書か!でした。お子さんが読んでも大丈夫な、ほっとするラストでした。(のちに少し変わるんですけど) ものたりなさそうって?…正直そうです!私は素直じゃなくなっちゃってるのかな。なんかこう…きれいに収まりすぎてるような感じがあったんですよね。穏やかな日常から始まり、徐々に時間が無くなる不穏な空気…からのみな散り散りになる切なさ、色々あったじゃないですか今まで。それがすっかりよかったね!っ…

  • 【人物編】モモ(ミヒャエル・エンデ作、岩波少年文庫)読書レビュー

    町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ,「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります……。「時間」とは何かを問う,エンデの名作。 ミヒャエルエンデ「モモ」岩波少年文庫 裏表紙の紹介文より抜粋 先日エンデのメモ箱のレビューを書いたあと、近所の本屋さんで見つけて購入しました。これは…これはなんだ?はじめの3章こそ説明が多くて読み続けられるか不安になったものの、、その後ページをめくるのをやめられません。いま16章(全21章)でクライマックスに向かい始めたところです。読み終える前に整理したいので、お付き合い願いま…

  • 新宿紀伊國屋の8階でブックカバーを手に入れる

    さっそく角ぶつけて折れたけど…気にしない(気にしてる) フールナイトのノベルティブックカバー!ぎりぎりでしたけど、やっと手に入れました! 新宿紀伊國屋の8階コミック売り場では、毎月漫画家の書き下ろしイラストが入ったブックカバーを希望者につけてくれます。5月はうすくらふみ、木野咲カズラ、久米田康治、紺野アキラ、sora、たなと、藤堂裕、二階堂幸、安田佳澄(敬称略)の10人の先生です。 新宿本店だけなので、これ欲しさに新宿でわざわざ用事を作り、月末駆け込みで行ってきたわけでした。画質は見ての通り、カラーのコピー用紙に黒で印刷してる感じですが!好きな作品のカバーに好きなイラスト乗っかってたらそりゃ嬉…

  • 本の感想がまとまらない。

    先週末読み終わった「昔日の客」が…とてもよかったんです。それを感想に書きたいんだけどまとまらない。書いては消し、書いては消し、気付けばもう今週が終わろうとしている。 前からなんですけど、好きだ!と思った作品ほど感想を書くのに時間がかかります。なんでなんだろう?備忘のためにも書いてみます。 この本は古本屋の店主が書いた随筆集で、古本屋としての日々やお客さんとの交流を描いているんです。本に残すくらいなので、それはもう選び抜かれたエピソードなわけです、その中からこれを書こう!となかなか選べない。 どこか抜粋して…と思ったんですがこれもまた難しい。この文章のまとまりで面白みがあるのであって、切り取ると…

  • 思考の整理学(外山 滋比古著 ちくま文庫)読書レビュー

    レビューというか…感想文です。いつかレビュー(書評)ができたらいいなあ…と思ってふと調べてみたら、 書評 - Wikipedia あれ感想でもいいみたいですね?急にレビューという言葉がとっつきやすくなりました。ちょっと上から目線な言葉に感じていたので。こういう先入観、結構ありますね~ さて今回は「思考の整理学」です。これ、とても有名な本なんですね。どこの本屋さんに行ってもあるし、平積みされてたりします。読んだきっかけは図書館で何度か目に入ったことから。 好奇心は強いけどとにかく飽きっぽいので、1度視界に入ったくらいで借りると家に着くころには興味が薄れていることが多いです。(図書館でも電子でも試…

  • エンデのメモ箱(ミヒャエル・エンデ 著、田村都志夫 訳、岩波書店)

    今日はミヒャエル・エンデの思想のかけらや、本人が振り返る記憶、物語になる前の物語を覗かせてもらえる「エンデのメモ箱」の話をしていきます。 着想を書きとめたメモや創作ノート、詩や短い芝居、辛口の文明批評、児童文学に関する日本での講演、生い立ちを綴ったエッセー、さらにはインタビューや手紙。百十数の短編から、エンデの多彩な面が万華鏡のように浮かび上がる。ファン必読の書。物語作家でもあり思想家でもあった著者の創作の秘密が、いま明らかになる。 ミヒャエル・エンデ「エンデのメモ箱」岩波書店 裏表紙の紹介文より引用 すごいたくさんあるな~と思って数えたら、メモ書きから講演会の文字起こしまで全部で114個もお…

  • とるにたらないものもの(江國香織著 集英社文庫)

    とるにたらないけれど、欠かせないもの。気になるもの。愛おしいもの。忘れられないものーー。輪ゴム、レモンしぼり器、お風呂、子守歌、フレンチトースト、大笑い…etc.。そんな有形無形の身の回りのもの60について、やわらかく、簡潔な言葉でつづられている。行間にひそむ想い、記憶。漂うユーモア。著者の日常と深層がほのみえる、たのしく、味わい深いエッセイ集。 江國香織「とるにたりないものもの」集英社文庫裏表紙の紹介文より引用 お風呂でちまちま読んでました。 普段は話題にも上らないような“ものもの”について、著者の思い出や思い入れをぽつりぽつりと話してくれます。 全部で60あり、1つにつき3ページです。気に…

  • 横尾忠則展 銀座番外地に行ってきました

    ギンザ・グラフィック・ギャラリーの横尾忠則展。入口が迫力ありました 仕事でいまいち閃きがないので、何か新しい刺激を入れるべく横尾忠則展に行ってきました。とても有名な人だということは知っているけど、他はよく知らないだけで行ってみました。デザインに興味があるのに不勉強です。 でも、むやみやたらに調べてなんでも詰め込むよりも、自分のタイミングで出会えた方が深く心に残りませんか?(言い訳です)いいのいいの!今から知ればいいじゃないですか! それでは行きましょう。中に入るといきなり展示されています。1階と地下と、2階の3箇所見るところがありました。 1階と地下に過去の制作物があり、2階がライブラリ(今回…

  • 時をかけるゆとり(朝井リョウ著、文春文庫)読書日誌

    今日は同じ「ゆとり世代」を生きている作家、朝井リョウのエッセイを話していきます。 時をかけるゆとり (文春文庫) 作者:朝井リョウ 文藝春秋 Amazon 就職活動生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。初エッセイ集では天与の観察眼を縦横無尽に駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。 朝井リョウ「時をかけるゆとり」文春文庫 裏表紙の紹介文より引用 本との出会い 朝井リョウ作品は、「桐島、部活辞めるってよ」の映画を見たくらいでした。内…

  • ようやく手に入れた一冊「昔日の客」

    ずっと欲しかった「昔日の客」を手に入れました 昨年転職したてのときに、通勤電車に揺られながら「明日から出版社(島田潤一郎著)」という本を読んでいました。著者が1人で夏葉社という出版社を立ち上げて運営していく様子を描いた本です。その本を読んでから、いつか夏葉社の手に入れるんだと決めていました。 「さよならのあとで」「レンブラントの帽子」読んでみたい本がいろいろあるけれど、なかでも読みたかったのがこの「昔日(せきじつ)の客」。しかしどの本屋に行ってもない。ない…!仕方なくAmazonで買おうか迷っていたこともあるんですが、この本はレジで直接、しかも現金で買いたいと思っていました。 そんななか、この…

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