5月9日に「AIの正体見抜く力を」と云うタイトルのコラム(論文)があった。この”見抜く力を”と云う言葉だと和カラ辛いが、現状の”AI”の機能・能力を知る事で、そのAIをどの様に利用し、自分の仕事に役立てるのかを解説した論文であり、参考になるだろう。この論文では、人間が社会活動または仕事をする上で必要な能力・技量(スキル)を階層に分けて定義している。この階層は、能力の高低ではなく、感情をコントロールする人間関係を保つ為にスキル、読解力、そして高度な専門知識と云った分け方をしている。これらのスキルの一部がAIに置き換わる事を前提に、人間にとって必要な新たなスキルを定義している。この論文が正しいかどうかはさて置いて、一読する価値はあるだろう。この論文では、感情コートロール等のレイヤーについては、AIが出てきても...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:5月9日の日経コラム「AIの正体見抜く力を」の意味