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  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月21日の日経「『守永流』同意なき回収 停滞破る目覚めの劇薬」への期待と問題点

    10月21日の日経に、「『守永流』同意なき回収停滞破る目覚めの劇薬」云うおど露機記事があった。日本電産と言った方が伝わるが、ニデックと言う会社の創業者である守永氏の経営手腕によって買収した会社が良くなっていく内容だが、守永氏の手法には問題点もある。記事の中に、「1日の営業件数を買収前の5倍に増やし、顧客からの見積もり依頼は3倍に増えた」とある。そして「買収した(された)企業の経営が好転するのに、平均2年が掛かる」とあるが、この買収では即座に効果が表れている様だ。流石、永守流である。しかしこの記事には、一般論では一見良い事ではあるが、本当は問題がある改善策が書かれている。それは、「調達部門では複数の取引先から見積もりを取り、3~5回の価格競争が原則となった。」とある。これは一般的には、正しい改善策と考えられ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月21日の日経「『守永流』同意なき回収停滞破る目覚めの劇薬」への期待と問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:103万円の壁の解決方法

    国民民主の玉木さんが103万円の壁を178万円に引き上げる政策を打出し、自公と調整に入った途端、財務省の息がかかったジャーナリストが挙って消極的な案を出してきた。限度額を引き上げる理由は2つあるのだが、その一つのみを議論しており、大変愚かである。この”理由”の一つは、少しでも多く働きたいが、103万円の壁を気にしている人達の目線である。もう一つは雇い主の目線で、特に年末になると人の確保に苦慮している人達の目線である。働きたい人達の考えは概ねこうだろう。社会との接点を持ちたいから、または小遣い稼ぎや家計の足しでパートで働いている人達の労働パターンは、概ね4時間/日x週4日=週16時間、または6時間/日x週4日=週24時間、程度が多いのではないだろうか?年間50週働いたとしたら、年間の労働時間は800~120...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:103万円の壁の解決方法

  • "壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11月12日の日経「ウクライナ巡り自制促す」の意味と解決に向けた私案 "

    11月12日の日経に、「ウクライナ巡り自制促す」云うタイトルの記事があった。これはトランプ氏がプーチンに対して言った言葉の様だ。トランプ氏はウクライナに非武装地帯を設ける案を持っている様だが、素人なりに、これを踏まえて私案を考えて見たい。ロシアの目線で考えると、ウクライナがNatoに入る事はとんでもない事である。要するに、最前線が自国の隣に来る訳であり、看過できないだろう。そうなると、トランプ氏が言っている緩衝地帯または非武装地帯の設置は理にかなっている。記事には、「トランプ氏はロシアが占領している領土の一部を維持する形での合意を支持する意向を示している」と書いている。そうなると、ルハンススク州を緩衝地帯またはロシアに帰属させる事が考えられる。後は、これにドネツク州を含めるかどうかが、論争になるであろう。..."壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11月12日の日経「ウクライナ巡り自制促す」の意味と解決に向けた私案"

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月11日の日経「ドコモ、国産優先を転換」の問題点の本質は

    10月11日の日経に、「「ドコモ、国産優先を転換」云うタイトルの記事があった。これは、日本の電子・通信産業は、世界で競争出来なくなったと云う事の象徴であろう。1980年代辺りまでは世界のトップランナーだった日本のこの分野の企業の衰退は、大変残念である。何が起こっているかというと、この記事では「基地局富士通から海外製」とある。そして「ファーウェイ、エリクソン、ノキアが3強で、NECと富士通合わせても約2%。」との事である。ドコモの発注が2%と云う事は、世界では殆ど売上がないとの事であろう。惨敗と云える。昔はNTTからの通信関連の発注は、殆どがNECや富士通の国内企業だった。企業としてはNTTから安定した注文があり、企業経営はそれで成り立っていた。また通信関連の市場は今とちがってそれ程大きくなく、技術の進歩も...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月11日の日経「ドコモ、国産優先を転換」の問題点の本質は

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:なぜ日本のスーパーは、安売りをしたがるのか?

    10月の末頃の「マツコの知らない世界」と云う番組での話だ。自分の家にはTVが無く、Tverで仕事をしながら断片的に見たので若干不正確かも知れないが、北関東のスーパー激戦区では200円弱のお弁当が売られていると…。この安売りを続ける限り、日本人の収入は上がらない。この”安売り”に関する問題点を何回か掲載しているが、この”安売り”が企業活動に置いて、目指すべき方向だと考えている事が、この30年に渡る日本の経済の元凶である。製造方法の改善や、ムダな業務の削減によって、コストの削減を行い、販売価格を下げるのであれば、企業活動として正しいのだが、人件費を削減し、仕入れ価格を抑える事でコストを削減する事で、経済の停滞を招いてしまっている事に気が付かない限り、日本の経済は発展しないし、政策として目指している緩やかなイン...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:なぜ日本のスーパーは、安売りをしたがるのか?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月8日の日経のコラム「『背中見て学べ』もう古い」の問題点の本質は

    10月4日の日経に、「『背中見て学べ』もう古い」云う興味の湧くタイトルの記事があった。記事を読んでみると、この記事には統一したメッセージはなく、単に一人の若者の意見を書いているダケであるが、現状を知る上では参考になる記事であろう。この若者は、「このままだと思い描いた成長ができない」、「上司の背中を見て学べという雰囲気で、結局よくわからなかった」と言っている。これが意味する事は、日本人は基本的には育てないと育たない文化にあり、外資の金融機関では、人を育てる環境ではなく、背中も殆ど見せていないと云う事である。だから”背中を見ても分からない”になる。この若者は日本企業に転職し、勤務時間が長くなったにも関わらず、「それでも今の方が楽しい」「『この人から学びたい』と思える人を見つけたから」と言っている。やはり、自分...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月8日の日経のコラム「『背中見て学べ』もう古い」の問題点の本質は

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月7日の日経「日本車、全工程CO2算定」の愚かさ

    10月4日の日経に、「日本車、全工程CO2算定」云う驚きの記事があった。この様な事に向かっているキッカケは、左翼&リベラルに牛耳られているEUからの圧力であるが、彼等の目的は一体なになのだろうか?中国の手先となって動いている様にしか見えない。この領域の管理の専門家なので、チョット深い話をしたい。この様なCo2の算定をする方法は、製造の原価管理をする様な方法を取る必要がある。そして原価管理の方法にも色々あるのだが、簡単に云うと、見込(予定)原価と実際原価の2種類ある。これをCo2の排出量に当てはめると、見込のCo2排出量と、実際のCo2排出量の計算の2種類考えられる。しかしこのCo2排出量の算出には、実際のCo2排出量を算出する事は有り得ないだろう。もしこれが求められたら、これの為だけに企業のITシステムの...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月7日の日経「日本車、全工程CO2算定」の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月4日の日経夕刊のコラム「人間発見」にガッカリ

    平日の日経新聞の夕刊に”人間発見”と云うコラムがあり、社会で活躍している人の生立ちから現在に至までのストーリーが掲載されている。今週は浄土真宗の僧侶の話しで楽しく読んでいたが、最終回に「移民を受け入れるべき」と云う主張を見て大変ガッカリさせられた。この僧侶は、「少子化は加速します。『お金をやるから子どもを産め』と言われても生む人はいません。」と書いている。この言葉を見て、この人は人を助ける、そして心の支えになる役割にいる僧侶なのかと疑問に感じた。この人は浄土真宗の西本願寺の執行長との事で、経歴が変わっていて、銀行勤務とイギリスへの留学や経営コンサルティング会社を経て、20年程前に僧侶になった人である。この人の事はこれ以上の事は知らないので、軽率な批判は本来避けるベキであるが、敢えて言いたい。宗教は本来、人...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月4日の日経夕刊のコラム「人間発見」にガッカリ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:明治時代の史実から見る情報操作と我々日本人の欠点

    昨日、情報操作についてBlogを書いたが、明治時代にもその様な事があった事を共有したい。そしてこの背景にあるのが、日本人の嫉妬深さ・妬みと、人の足を引っ張る文化であり、この史実を元に考えて行きたい。今、明治時代の政治の裏話を書いた本を読んでいるのだが、それに次の記述があった。この背景は、明治時代の中盤に差し掛かっても解消出来ない、欧米諸国との不平等条約を是正する為に起こった話である。その頃、様々な政治家が是正を試みたが実現する事が出来ず、往年の名外交家であった大隈重信に白羽の矢が立った時の話である。大隈は戦略的に、そして腹芸を持って交渉を行い、もう少しで成功しそうになった時の話である。秘密裏に進めていた条約の内容を、ロンドンタイムスが公表し、それを日本の新聞が掲載した事で、内容に不満を持った人達が、反対運...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:明治時代の史実から見る情報操作と我々日本人の欠点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月4日の日経「『沖縄独立』煽る偽動画拡散」から見る社会の問題

    10月4日の日経に、「『沖縄独立』煽る偽動画拡散」云う記事があった。これはかなり左寄りになっている日経にしては勇気のある報道で、一応敬意を表したい。しかし、この様な事は昔からあった事であり、今まで触れてこなかった事自体が問題である。昔から、時の権力者や権力を握ろうとした人達は、情報を操作してきている。情報伝達の媒体が限られていた時代からそうで、人をコントロールしたければ、伝える情報をコントロール、または制限する。これは得に西洋社会では当たり前に行われてきた事である。ここで言う”権力者”は、主に表立った権力者ではなく、裏で社会を操っている、または操ろうとしている人達の事を指している。そして現代社会では、”既得権益者”その一端を担っている。情報伝達の媒体が印刷物しかなかった昔は、出版物のコントロールをしていた...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10月4日の日経「『沖縄独立』煽る偽動画拡散」から見る社会の問題

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