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  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:4月10日の日経「男性は家事に本格参入せよ」と云う考えの幼稚さ

    先日の日経新聞のコラムに、ある企業の女性取締役が「男性は家事に本格参入せよ」と投稿していた。多くの女性がこの様に思っているだろうが、これは大変幼稚な考えである。何故なら、この様に考えているお母さん方の何割が、子供(特に男の子)に家事を教えているだろうか?多くの過程では、男性の家事への参加が少ない事は事実であろう。そしてこの事に対して不満に思う女性が多い事も十分理解できる。しかし、この不満を夫に向けている事については、女性全体としての責任転嫁としか思えない。子育てをしている家庭の中で、子共の家事を手伝わせている家庭は一体どの位だろうか?私の感覚では、大変少ないと思う。特に子共を学習塾に通わせている様な教育熱心な家庭になる程、家事を手伝わせている家庭は少ないだろう。その理由は家事の手伝いよりは勉強が優先である...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:4月10日の日経「男性は家事に本格参入せよ」と云う考えの幼稚さ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月23日の日経「ライドシェア解禁」の是非

    先日、ライドシェアの部分解禁された。これも売国奴の国会議員が決めた事であり、看過できない問題である。具体的には、過疎地域でのライドシェアは必要であるが、都会では不要であり、都会でこれを解禁する事で、様々な問題が将来発生するであろう。過疎地でのライドシェアは必須であろう。元々タクシー自体が少ないまたは無い地域では大体高齢化が進んでおり、高齢者の生活を支援する為に、タクシー又はバスの変わりとなる移動手段が必要である。その為にライドシェアは一つの有効なソリューションである。この場合、運転手と利用者とはお互いに顔見知りである、または顔見知りになり得るので、大きな問題は起きないであろう。しかし都会でのライドシェアは、様々な問題を引き起こす可能性が大変高い。そして、かの国の人達が違法で行う可能性た大変高い。当面は、タ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月23日の日経「ライドシェア解禁」の是非

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月22日の日経:「増える訪日客の需要を取り組む為に、日航は機種を増加する」の問題点

    「日航が、増える訪日客の需要を取り組む為に、機種を増加する」と云う記事を見た。これは、航空会社を営んでいる経営者としては、至極当然な判断ではあるが、これを京都などの主要観光地は反対の声を上げるベキであろう。なぜなら、観光客は飽和状態だからである。10年以上前だろうか。訪日外国人旅行者の目標を4000万人に設定した。確か、フランスが年間6000千万人ほど受け入れていたので、4000万人は悪くない目標だと感じていた。しかし、2000万人を超えたあたりから、外国人観光客による一種の”公害”が目立つ様になって来た。その代表が、京都での問題であろう。観光地の近くに住む人達にとって、観光客が多すぎる事で、日常の生活が出来なくなってきている。そして、外国人による迷惑行為があちらこちらで目に付く様になって来た。その中で最...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月22日の日経:「増える訪日客の需要を取り組む為に、日航は機種を増加する」の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月21日の日経:「非正規社員も待遇改善」の称賛と不十分な点

    イオンが「非正規社員も待遇改善」するとの記事が有った。これは一見歓迎すべき判断に思えるが、まだまだ不十分である。非正規労働者は、景気が悪くなると最初にクビを言われる人達である。であれば、その分を上乗せした給料を支払うベキであり、正社員より高い給料を支給すべきである。企業活動を行う際、どうしても景気の好不調に遭遇する。その際企業化の立場であれば、ヘッドカウント(従業員数)をある程度調整が必要になる。景気が悪くなり、業績が悪い時に、先ず最初にクビを切られるのが非正規雇用者である。非正規労働者は不安定な立場である為、その分のリスクをヘッジした待遇である必要がある。東北などから冬場の季節労働者として働く場合は、期間が決まっているので、今まで通りの非正規労働者の待遇でも良いだろう。また、学生などの賃金も、今まで通り...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月21日の日経:「非正規社員も待遇改善」の称賛と不十分な点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月11日の日経:「日産・ホンダ、EV定型検討」の記事の幼稚さ

    3月11日の日経に、『日産・ホンダ、EV定型検討』と云う記事があった。この提携の良し悪しではなく、この記事に記載されていた「日本車はEVシフトてで遅れ…」の幼稚さに触れたい。今欧米でもEV車は人気がなく、売れなくなっている記事を掲載しているのにである。同じ日の社説には、「電動技術やソフトに価値がシフトしつつある新時代の車に適合した体制づくりが、両社の課題といえる」と書いている。この”新時代の車に適合した体制づくりが”が大事であり、EV化が遅れているかどうかは全く大事ではない。これからの自動車は、インターネットとの融合であり、スマホ化と云われている。これは言うは易しであり、具体的にどの様な機能が必要になるのか、各社との手探り状態であろう。そしてどの様な方向に向かうにせよ、方向を間違ってしまったら、市場に受け...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月11日の日経:「日産・ホンダ、EV定型検討」の記事の幼稚さ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月4日の日経:「留学生の授業料上げへ」の記事の問題点

    文科省は、国立大学が外国人留学生に求める授業料を4月に自由化する。現在は、2割増しまでを認めているとの事である。自国の税金の一部は補助されている学校では、自国民を優遇する事は当然であり、何を今更と思ってしまう。これはあくまでアメリカの例であるが、外国人に対する授業料は、アメリカ人と比べて遥かに高い。特に州立大学でのその差は大きい。アメリカは公立大学は州立大学なのだが、州によっては、州内の学生と州外の学生とでも授業料に差を付けていた所もある(あった)。この様に、税金を払っている親の子息を優遇する事は当然であり、今まで日本はたった2割り増しまでしか認めていなかった事自体が問題である。この授業料の問題だけでなく、何故か日本は自国民に対して高い税金を掛け、そのお金を外国や海外出身者に平気で使う傾向がある。この思想...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月4日の日経:「留学生の授業料上げへ」の記事の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:政策金利の利上げに関する賛否

    日銀が金融政策決定会合で、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めたとの事である。多くの経済学者や評論家がこれを批判している。その理由は利上げは時期尚早であり、銀行を利する目的であると…。この意見は半分理解できるが、賛成できない面もある。このマイナス金利、またはゼロ金利はどの位続いているのだろうか?調べてみると1999年辺りから始まり、一時ゼロ金利を解除した時も有ったが、この25年間の殆どがこの状態である。海外ではUSやEUで数年程実施されていた様でもある。と云う事は、日本だけに起こった特異な事ではないらしい。しかし、25年は長すぎであろう。そして物価及び給料が上がらない状態も30年程続いていた。ゼロまたはマイナス金利は一種の麻薬であろう。この金利と物価&給料と云う二つの麻薬付けの状態で2...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:政策金利の利上げに関する賛否

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:宮城野部屋閉鎖から見る問題点

    とうとう、宮城野部屋が閉鎖になるとの報道を見た。記事によると、「元白鵬が愛弟子による兄弟弟子への暴力行為の一部を把握していながら放置した責任を問われ」とある。確かに、この親方は悪いが、一番悪いのは元白鵬の親方であり、日本の社会である。朝青龍が居た頃の白鵬はまだ良かったが、朝青龍引退後の白鵬の所業には、目に余るモノがあった。相撲に勝った後の態度や懸賞の取り方、そしてにやけた笑み、などなど、嫌悪感を感じていた。そして一番腹が経っていた事は、それらの悪い所業を注意しない親方と、マスコミの取り扱いである。この様な品位のない関取を育てたのは親方であり、日本相撲協会であり、マスコミであり、そして日本人である。我々日本人は、親方としての彼の振舞いを非難するのではなく、彼を育てた日本人である我々が反省すべきであろう。我々...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:宮城野部屋閉鎖から見る問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月5日の日経:「特定技能5年で80万人超」の愚かさ

    クソ男の岸田首相は、裏金問題で世間を賑わせている間に、様々な悪行を行っている。その一つがこの「特定儀容5年で80万人」と云う悪政である。西欧諸国は外国人の受入れを止めようとしているさなか、バカな政治家は未だに入れようとしている。アホの岸田はアメリカの言いなりで動いている。アメリカは今、大量の外国人を受け入れており、その為に国が崩壊し掛かっている。特に民主党が強い州では、治安が悪化していると聞く。カリフォルニアでは、950ドル以下の窃盗は、犯罪として問わないとの州法を通している。狂気の沙汰であろう。これは中国に乗っ取られた左翼のアメリカ人が仕掛けている悪政であり、アメリカを壊す為に行っている。それに立ち向かっているのがトランプであろう。なので、左翼のアメリカ人政治家の言いなりになっているバイデンの指示の元、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:3月5日の日経:「特定技能5年で80万人超」の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月21日の日経『「労働時間増やせる」280万人』から見える政治家と役人の愚かさ

    2月21日の日経に、『「労働時間増やせる」280万人』と云う記事があった。この殆どが、俗に云う103万円の壁の所為でそれ以上は働かない人達であろう。働く意欲を削ぐ政策を取りながら、外国人を積極的に受け入れようとする政府のアホさ加減には呆れてしまう。一人より夫婦、そして子供が居る方が、税制が有利になる方策は決して悪い事ではない。その為、扶養家族に対する優遇処置は良い事である。しかし、それにくだらない103万円などの制限を加える事が愚かな発想であろう。ではどうすればよいだろうか…。先ず一つ目は、高橋洋一さんが言っていた事のパクリから。夫婦の収入を足して、2で割る収入に対して税金を掛けると云う方法。例えば、夫の収入が1000万円で、妻のパート収入が100万円だとする。合計は1100万円なので、その半分は550万...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月21日の日経『「労働時間増やせる」280万人』から見える政治家と役人の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月21日の日経「防衛装備品アジア開拓」の賛否

    2月21日の日経に、「防衛装備品アジア開拓」と云う記事があった。当初は公明党が難色を示していたが、どうも合意した模様である。防衛装備品は自前で開発すべきであり、その為にもこの判断は歓迎すべきであろう。しかし、懸念もある。防衛装備品は、高い比率で自国で開発し、生産する事が望ましいに決まっている。これに反対する人は、日本人位であろう。そういった意味では、漸く当たり前の方に向かったと云える。公明党の基本方針は中国の為に動いており、出来るだけ早急に自民と公明は縁を切るべきである。(と云っても、今の自民を指示する人は殆ど居ないだろうが…。)とは云うモノの、やはり懸念はある。都市伝説の様に語られている事として、今の東欧で起こっている紛争は、米国の軍産複合体が望んでいるとも云われている。その昔、アイゼンハワー米大統領も...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月21日の日経「防衛装備品アジア開拓」の賛否

  • 能登へのボランティア活動

    能登半島の珠洲市へボランティア活動で行ってきた。ここでは惨状を述べるのではなく、日本の各地からボランティアに来てくれている人達への感謝の念と、金沢出身者として地元石川県南部からの参加者が少ない事への疑問を述べたい。今回参加したボランティア活動は、珠洲市への1泊2日の活動である。参加者は約35名で、その内15名前後の人と会話する事が出来た。それらの人達とは出身地を聞いたり、または言葉などから、半数以上の人が神戸などの関西から来てくれた人で、残りの方々も、関東、東海など、様々な地域からの人達であった。そし遠くは熊本や岩手から来てくれた人や、バスの後ろに座っていた人達の会話からは、北海道からとの会話が聞こえた。しかし残念ながら、石川県の金沢以南からの参加者とは会わなかった。参加する前は、ボランティア活動に参加す...能登へのボランティア活動

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月28日の日経「食料不足時に増産指」の問題点

    2月28日に「食料不足時に増産指示」と云う記事があった。食料自給は安全保障の一つであるが、残念ながら日本は食料自給を考えていない唯一の国家である。戦後、この安全保障の一つを全く考慮してこなかった事を、漸く少し認識したと云う意味の記事である。安全保障は防衛だけでなく、食料やエネルギーなど、考慮すべき重要項目は少なくない。その中の食料の自給は、国家の安全を守る事と同じ程重要な事であるのだが、残念ながらこの事を政治家や役人はもとより、多くの日本人が認識していない。バブル期の日本は浮かれていて、食料は安い所から勝ってくれば良いと平気で言っている日本人は多かった。食料を自給する必要は無いと...。そういった意味では、政治家や役人だけの問題ではなく、多くの日本人が食料自給の重要性を考えていなかった。相違云った意味では...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:2月28日の日経「食料不足時に増産指」の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11日の日経:「スーパーで増える特売」の問題点

    2月10日に「スーパーで増える特売」と云う記事があった。物価が上がらず、給料が上がらない原因の片棒を担いでいるのがスーパーなどの小売りなのだが、まだこの問題点を分かっていない様である。その裏では収入が伸びない生産者が居るのだが...。特売で、消費者である我々は大変助かっている。それは有難い事ではあるが、その裏では収入が伸びない生産者が居る事を忘れてはいけない。この特売などによって、消費者より安いモノを求める習慣が定着し、物価が上がらない社会が出来上がってしまった。この現象は、小売りの世界だけではなく、会社間の取引でも発生している。これについて、3つの問題点を指摘したい。1.モノの価値を分からないバイヤーや調達担当者:日本には、残念ながらモノの価値を分かっていない人が多い。価値を理解していない為、どんなモノ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11日の日経:「スーパーで増える特売」の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10日の日経「外国人が長期就労しやすい制度に整えよ」の問題点

    2月10日の日経新聞の「外国人が長期就労しやすい制度に整えよ」と云う記事のタイトルを見て、瞬間的に怒りを感じた。海外での生活を経験した人は、この様な意見を持つ人は少ない。そして社会でそれなりの地位に居る人は、理念や哲学以外に国家観が必要である。外国人を積極的に受け入れたい人達は、一体どの様な人なのだろうか?これから述べる事を真摯に考えれば、外国人の受入れが如何に愚かな考えなのかが分かる。1.何故、外国人を受け入れる必要があるのか?→殆どの場合、経営者が安価な労働者を求めている事が理由である。そして安価な労働者を受け入れた結果、日本人の給与も上がっていない。これが数十年続いているのである。経営者の立場として安価で優秀な人材を欲する気持ちは分からないではないが、その様な経営者としては失格である。2.仮に長期間...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:10日の日経「外国人が長期就労しやすい制度に整えよ」の問題点

  • IMALUのラジオ番組を聞いて思う事

    昨日、自動車で遠出をした帰り道、ラジオを聞いていた。そんな中、IMALUの番組が流れてきて、その番組の中で、社会人2年目の女性二人との対談が有った。この番組は左翼思想がプンプンの番組なのだが、それは置いておいて、社会人となって思う事や、女性としての将来に関する考えなどを話していた。その中で、外資系企業で働く一人の女性がこの様な事を言っていた。「先輩女性の中で、男性と同じ様な年齢で役職についている女性は全て独人である。」…と。要するに、結婚すると企業の中では出世できないと感じていると云う事である。これについて思う事は沢山あるが、女性、特に左翼からの反発を覚悟して、敢えて次の三つの事を述べたい。男も女も、寝る間も惜しんで働くのは、20代中盤まで、遅くとも30歳迄で、それ以降はワークバランスを重視する必要がある...IMALUのラジオ番組を聞いて思う事

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:1{トヨタ、過去最高益の純利益4兆円」から見る問題点

    トヨタ自動車が、過去最高益の4兆円もの純利益を得たとの報道が有った。これは良い事ではあるが、悪い面もある。その悪い面とは、トヨタの利益は下請けから搾取した利益とも言える事にある。デンソーなどの一次下請けや、二次下請け辺りまでは十分な利益を出しているだろうが、それ以下の下請けや、製造設備などを納入している企業の中には、十分な利益を出せていない企業も少なくない。その理由は、トヨタグループからのキツイ値下げ要望が原因である。例えば、4兆円の内、2兆円をトヨタグループと取引している中小企業からの搾取だとする。これらの中小企業に1000万円を還元すべきだとすると、20万社に還元出来る計算になる(桁数が間違っていないと思うが...)。巨万の利益を得ているのは、トヨタだけでなく、トヨタの一時下請けであるデンソーなども、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:1{トヨタ、過去最高益の純利益4兆円」から見る問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:1月12日の日経 ”「OECDが日本に定年廃止提言」」の意義

    12日の日経に、「OECDが日本に定年廃止提言」と云う記事が有った。これは大変良い提言である。日本人の平均寿命が劇的に伸びている中、定年年齢の伸びが追い付いていない為、廃止とは言わなくても、65歳または70歳辺りまでは、普通の雇用形態で働ける事が必要であろう。戦後間もない事までの日本人の平均寿命は、50歳程度であったが、今はそれを30年以上上がっている。しかし、定年年齢はそれ程上がっておらず、昭和の頃は55歳辺りが主流で、平成では60歳、そして最近になって漸く65歳や70歳になってきた状況である。要するに、寿命の伸びに定年が伸びていない状況にある。現在の日本人は、60歳まで生きている人は、概ね90歳前後まで生きる。その場合、人生の6割程度は仕事に付くべきであろう。少なくとも70歳程度まで、そして可能であれ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:1月12日の日経”「OECDが日本に定年廃止提言」」の意義

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12日の日経 ”「安すぎるメシ」転換のとき”の問題の本質は?

    12日の日経新聞に、”「安すぎるメシ」転換のとき”と云うタイトルの記事があった。このタイトルだと、お弁当を含めた外食の価格が低いと思ってしまうが、記事の内容は食品廃棄の問題である。これには、見た目を重視する事と、販売機会損失を恐れる為に供給過多が問題であろう。日本の文化には、見た目を大事にしている面がある。そのお陰で、質の高い文化を作り上げてきた。一方、悪い面が出ているのが、見た目の悪い野菜などの食品の購入を渋る傾向にある。これは、食品の廃棄を誘発している。一方、日本の文化には、”勿体ない”と感じる文化もあるのだが、相反する極端な思考を我々日本人は持っている。味には全く問題無いのだが、見た目の悪さから廃棄されていると云う事は、大変もったいない事ではあるのに...である。もう一つの問題は、製造食品の供給過多...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12日の日経”「安すぎるメシ」転換のとき”の問題の本質は?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「”正社員の壁”人手不足でも」って本当!?

    昨日の新聞に、”「正社員の壁」人手不足でも”と云う記事があった。記事の中身を読むと、問題の本質をわかっていない様である。企業は単に、安い賃金で雇いたいだけであり、多くの場合は人材のミスマッチでもなく、転職者への高い期待値でもない。その問題点は記事の中に書いてある。社会保険労務士事務所でパートで働く人が、正社員として同業に転職しようとしても、正社員としての採用を渋る企業が多いと書いている。この文面から想像するに、「人材のミスマッチ」ではないと云える。また、ある大学の教授のコメントを書いているが、「企業は転職者に即戦力を求める傾向が強い。期待値の高さが正社員になるハードルを上げている」とあるが、これも実社会をしらない教授の勘違いである。そもそも、この様な事を言っている企業に、その期待値に見合った社員は居ない。...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「”正社員の壁”人手不足でも」って本当!?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:選ばれない国に成り下がる!?

    11日の日経新聞に、「選ばれない国に成り下がる」と云う見出しの記事があった。これは外国人にとって、日本の企業に魅力を感じないと云う事であろう。確かに、給料は安いし、仕事の自由度や責任範囲が狭い事はマイナスである。しかし、多の先進国と同じ事をする必要はない。自分の経験からも、昔からある日本の企業では、仕事の自由度や責任範囲は狭い。昔は新人の研修期間が1年以上も掛けた時代も有った程である。そして、責任のある仕事を任されるまでに、10年以上も必要であった。一方外資系の企業では、大卒であっても、2~3年で仕事を任される事もある。この点については、改善は必須であろう。給与に関しては、難しい面がある。海外企業の給与は、特に経営トップ層の給与は高すぎ、これに日本の企業は見習う必要はない。見習うと、あの自動車メーカに居た...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:選ばれない国に成り下がる!?

  • 自動車のレンタルではEV車は敬遠されている

    昨日、オモシロイ記事を見かけた。その内容は、アメリカのカーレンタル会社でEV車2万台売却したとの事。その理由はガソリン車より補修費用が高い事と、需要が伸びないから。航続距離が短い事と、充電施設がまだ限定的である事が足かせになっていると想像。遠い将来はEV車だろうが、まだ時期尚早の感がある。そもそも、電気は半永久的には貯めておく事は出来ない。使わなくても放電していく。そして、気温が低い時に、その機能は低下する。なので寒冷地での使用は考え所である。そして、充電に時間が掛かる事も欠点の一つである。レンタカーを返却する時、ガソリン車ではガソリンを満タンにして返却するのが通常であろう。であれば、EV車も充電した後に返却する事になるのだろうが、返却前に充電をする時間が無い場合もある。これらの理由から、やはりEV車を敬...自動車のレンタルではEV車は敬遠されている

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12月25日の日経の記事「上場企業 配当最高16兆円」

    昨年12月の日経に、「上場企業配当最高16兆円」と云う記事があった。表面上は悪い情報ではないが、この配当の3割以上が外国に流れていると云う問題点がある。バブル期では5%程度だった外国法人による保有率が、様々な因縁を付けられ、日本企業が株を手放し、3割を超えた結果である。1980年代の後半頃から、アメリカは盛んに日本の社会の閉鎖性を訴えてきた。その中には、日本の株の持ち合いも含めており、その持ち合いしている株を手放させる為に、様々な仕掛けをしてきた。その仕掛けに日本の企業はまんまと乗っかり、株を手放してきた。それを海外法人が買い取り、その恩恵を今受けている状況にある。残念ながら、日本のナイーブで愚かな経営者はその事に気が付いていない。そしてもっと愚かな事に、殆どの政治家もその事に気が付いていないか、知ってい...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12月25日の日経の記事「上場企業配当最高16兆円」

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11月の日経の記事「中小127万社、後継者未定」の問題点の本質

    昨年11月の日経に、「中小127万社、後継者未定」と云うタイトルの記事があった。これには幾つかの問題点が内在するが、一番の問題点は、企業として収益を上げられていない為、親族に引き継ぎたく無いと云う経営者が多い事にある。利益が出ないのに、借金をして経営を続ける。この考え方を治す必要がある。日本の製造業では、コスト削減は大変重要な経営課題であり、目標である。そして、取引先からの値下げ要求(コスト削減)はかなりキツイ。その様な状況下で、多くの中小企業が十分な利益を上げられない状況にあるのだが、この様な経営者の多くは、企業を経営していると云う事で独立はしているが、自立していないと云う事が問題である。そもそも、企業活動を続ける為には、継続的に利益を上げる必要があるのだが、それが出来ていない中小企業が多い事に問題があ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:11月の日経の記事「中小127万社、後継者未定」の問題点の本質

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:イチローの言葉

    年末に、野球のWBCの番組があったのだが、イチローのインタビューを一番注目していた。その箇所がYoutubeに上がっていたので、文字起こしした。「ちょっと下に見ている所がありますからね。個人に対してはそれは結果を残せばね、それは違うんだけど、それまでは相手にもしてくれない。現代ではなかなかそれを表現しないだけで、それはあるって…」これを肌感覚で体験した人間と、そうでない人間が理解し合える事は大変難しい。因みに、この感覚は、アメリカに長年住む事で得る事が出来る。但し、全ての人が長年住む事でこの感覚を得られる訳ではなく、感覚が鈍い人は得る事は出来ない。なので、政治家の茂木敏充や林芳正の様な凡人(感性において)で、2~3年程度の滞在では得る事は出来ない感覚である。また、感性が豊な人や、知性が高い人であれば、アメ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:イチローの言葉

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12月27日の日経新聞の問題点

    12月27日の日経新聞は酷かった。看過できない嘘・間違いの記事が2つと、内容は事実だろうが、その事自体が問題である記事が1つ在った。一つ目が、「トランプ劇場再来の危機」。二つ目が「安部派支配の後【財政】」、そして三つ目が「東エレク、中国が下支え」である。「トランプ劇場再来の危機」の嘘・間違いはかなりハードルが高い。新聞やTVの報道しか知らない人に取っては、この記事は素直に信じてしまうだろう。しかし、昔からマスメディアは人心をコントロールする事を目的である事を知っている人達に取っては、この記事の内容が嘘のオンパレードである事は用意に見分けられる。「露骨な自国優先と同盟軽視で注目をひろげたトランプ氏」とあるが、そろそろ行き過ぎた事由経済の政策を見直す時に来ている。自由経済で潤うのは輸出をしたい企業であって、国...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:12月27日の日経新聞の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:22日の日経「外国人労働者の転職・転籍の制限、一切やめよ」の欺瞞

    先月の日経に、「外国人労働者の転職・転籍の制限、一切やめよ」との記事があった。一見、この考えば人権を配慮している様ではあるが、逆ではないだろうか?そもそも、外国人労働者の受入れは、日本または日本人の我儘から来ている。自分達の為に働いてくれる外国人を受け入れているダケである。現在日本では、外国人を受け入れは二極化している。一つは低賃金の労働者。もう一つは高度な技能・能力を要する労働者である。低賃金労働者の場合、雇用者側が低賃金の労働者を必要としている為であり、消費者が定額の物品を求めている事が理由である。言い方を変えれば、経営者そして消費者が自分の利益(定額承認の入手)の為に、低賃金で働いてくれる労働者を受け入れている。また、これについての問題点は、低賃金の労働者を受け入れる事で、多くの日本人の賃金も低額で...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:22日の日経「外国人労働者の転職・転籍の制限、一切やめよ」の欺瞞

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:EV車の中古車価格の下落

    少し前に、「EV車の中古車価格の下落」と云う記事を読んだ。この分野のプロではないが、ガソリン車はメンテや修理をしっかり行えば、何十年も使う事が出来る。しかしEV車の蓄電部分は寿命が短く、修理して使えるモノではないから、EV車自体の寿命が短い。その為、中古車の価格が低いのは当然であろう。しかし、脱炭素などと云った事を声高に言っている人は、EV車の中古車価格の下落している事を知っているのだろうか?そもそも、電気は使わなくても少しずつ放電していく。ガソリン車でも、何ヵ月も車を動かさなかったら、バッテリーがあがり、エンジンを始動できなくなる。そして、蓄電されたモノは低温に弱いハズである。その為、暖かい地域であればまだ利用価値はあるが、寒い地域でEV車を使う場合のデメリットはかなり高い。毎年の様に冬の始めに発生して...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:EV車の中古車価格の下落

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:水上町の温泉街の再生

    先日、TV番組で群馬県水上町にある温泉ホテルの多くが廃墟になっているとの報道があった。恥ずかしながら、栃木の鬼怒川温泉や塩原温泉の衰退は知っていたが、水上温泉の衰退は知らなかった。水上近辺にはアウトドア関連の観光資源は沢山ある。再生にはそれ程の難しさはないではないだろうか。水上町周辺には観光資産が沢山あり、これからの季節はスキーで楽しむ事が出来る。スキー場の設備としての質はあまり高いとは思えないが、雪質は良い。このスキー場をもう少し整備し、より魅力的な施設にする事で、多くのスキー客を取り込めるのではないだろうか。夏場はラフティングなどのアウトドアを楽しむ事ができ、ラフティングだけでなく、トレッキングや本格的な登山も楽しむ事が出来る。勿論、最近流行りのキャンプも楽しむ事が出来る。この様に、アウトドア系の観光...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:水上町の温泉街の再生

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:無能な首長や議員に権限を与えるな!

    昨今、政治家全体がダメであるが、それ以上に首長のダメさが目立つ様になって来た。その筆頭は岸田首相であろう。そして、各都道府県知事や、市町村の長のダメさがには目に余る。ダメな知事の筆頭が、S県やO縄県であるが、その他の多くの知事も、問題点が多すぎる。例えば、一部の首長が独裁者の様な振舞いをして、役所の人事まで深く口を挟んでいると云った噂を聞く事が少なくない。まだ不要な箱モノを首長のゴリ押しで建設する話しも多く聞く。昨今はこの様な志の低い政治家が多すぎ、この様なダメな首長が蔓延っている。これを解決する為には、国民が自立し、地域行政に興味を持つ事なのだが、これは中々実現できないだろう。それで、他の方法として、二つの方策を考えたい。といってもこれも実現は難しいが、制度を変える事で実現できる為、国民の自立を期待する...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:無能な首長や議員に権限を与えるな!

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:連合、TSMCを育てたニッポンが、TSMCに頼っている現実

    しばらく前に、TSMCが日本で第二工場を建設するという記事を見かけた。記事のタイトルしか見ていないので、事実かどうかは定かではないが、問題点として日本の企業の没落を話ししてみたい。TSMCは日本が育てた企業で、そして育てた日本の企業が没落してしまった。そして今は、そのTSMCに頼っている。バブル崩壊前後だっただろうか。日本の企業がファブレスに移行し始め、製造メーカであっても自社生産量を減らしていった。日本の製造業は、製造力によって世界で優位に立っていたのに、その優位性の源泉を自ら手放していったのである。要するに、良いモノを安く作るノウハウを自ら手放し、そのノウハウをTSMCの様な企業に提供してきた。そして今の日本の企業は、良いモノを安く作るノウハウは少なくなり、安く作る為に賃金を抑制する事しかできない国家...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:連合、TSMCを育てたニッポンが、TSMCに頼っている現実

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:連合、共産支援の立憲候補者を支援せず...の価値

    今までは、ダメな日本ばかりを述べてきたが、今回は、良い例を述べたい。連合の芳野会長が、「共産党と選挙協力する候補者を支援しない」との方針を出した。これは筋が通っており、毅然とした態度である。共産党は、日本共産党は「破防法調査対象団体指定」らしい。その様な政党から支援を受ける様な候補者とは組しない、誠に筋が通った判断である。この様な理念・哲学を持った議員が、政治家に増えて欲しい。壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:連合、共産支援の立憲候補者を支援せず...の価値

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞に掲載されている「物流クライシス」の問題点の本質#2

    前回の続きで、「物流クライシス」の2回目は、福岡県のイチゴの物流の話しだ。明確な記載はないが、残業規制の影響で東京までの輸送時間が1日増えるとの事で、美味しいイチゴを出荷できなくなると。しかし、ガソリン等の沢山の輸送費を掛けて、遠方へ出荷する必要があるか?地産地消で良いのではないだろうか?数年前だったか、シュウマイで有名な崎陽軒の販売戦略の変更の話しを聞いた事がある。崎陽軒のシュウマイは人気があった為、全国で売り始めた。そうすると売上が上がるのではなく、反って減少したらしい。売上が減少した理由は、何時でもどこでも買える商品になったため、有難みが無くなり、買う人が減った。それを把握した崎陽軒は、販売先をほぼ神奈川県内に限定し、希少価値性を向上させ、売上を伸ばしたとの事であった。美味しいイチゴは何処にでもある...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞に掲載されている「物流クライシス」の問題点の本質#2

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞に掲載されている「物流クライシス」の問題点の本質

    最近、日経新聞に「物流クライシス」と言うタイトルの連載があった。初回はトヨタの事例だったが、問題点の本質は、低賃金の労働者を前提としたビジネスモデルは社会を壊してきたと言う事である。トヨタ等の大企業からの強いコスト削減要望が人件費(給料)の削減に繋がり、これを実現する為に外国人労働者を受入れて来た。これを止める時に来ている。コストの削減要望はどこの国でもある。しかし日本では「お客様は神様です」の風習が根付いてしまったのか、誠に従順にそれを受けていている。また、日本人または日本の企業が”自立”していない事も原因である。その為にも前回も書いたが、自分自身が自立し、強い心を持つ事である。そして何の為に、そして誰の為に仕事をしているのかを考えて欲しい。それは発注する側も注文を受ける側も同じである。壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞に掲載されている「物流クライシス」の問題点の本質

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「トヨタ系5社、最高益」の問題点

    昨日、「トヨタ系5社、最高益」と言うニュースが流れていた。先週書いたBlogにも関連するが、これら企業の利益の多くは、下請けからの搾取による結果である。その為、多くの下請けは賃金を上げられない状況である。この問題点を解決しない限り、日本の将来は暗い。この問題点を解決する方法は二つある。一つは政治・政府、そしてマスメディアが問題点の本質を理解し、この問題点の重要性を訴える事である。そしてもう一つの解決方法は、下請け企業が自立し、強くなる事である。納入先が値上げに応じないのであれば、事業を変える積りで取り組む姿勢を持つ事である。そうすれば、トヨタグループも値上げに応じる様になるであろう。トヨタグループのみならず、この様な大企業に頼り切った事業を続ける限りは、賃上げは難しいであろう。壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「トヨタ系5社、最高益」の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞の「自由と秩序乱す中ロ連携は看過できない」とは!?

    22日の日経新聞に、「自由と秩序乱す中ロ連携は看過できない」と云う見出しの記事があった。見出しからは価値のある記事に思えなかったので記事の中身は読んでいないが、このタイトルには違和感を感じる。そもそも、日本の主要マスメディアは中国ベッタリの報道を今までしてきている。中国への批判はごく僅かで、逆に日本を非難している報道が殆どを占めている。そのマスメディアが「自由と秩序乱す中ロ連携は看過できない」とは、どの口が云っているのだろうかと思ってしまう。彼等がこれを云うのであれば、自分は「中露及び韓国・北朝鮮を擁護するマスメディアの報道は看過できない」や、「財務省の手先の様な報道を続けるマスメディアの報道は看過できない」と言いたい。彼等はこれを続ける事で、中国からはお金を貰っていると云われ、そして、新聞の消費税は8%...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日経新聞の「自由と秩序乱す中ロ連携は看過できない」とは!?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「首相、自動車業界に賃上げ要請へ トヨタ会長との面会調整」で何を話しするの?

    先週後半に、「首相、自動車業界に賃上げ要請へトヨタ会長との面会調整」と言う報道があった。理念・哲学を持たず、何もできない岸田首相なので、ろくな会話も出来ないだろう。想像するに、賃上げの話しをしたいのだろうが、トヨタやトヨタグループの社員はかなり恵まれていて、それ程悪くはない賃金を貰っているハズである。なので、もし岸田首相がトヨタ社員への給料の増加について話しする様では意味が無く、やっぱり岸田首相は増税メガネとしか言われないだろう。それでトヨタの会長と話しする際の大きな論点(問題点)は次の3つである。・トヨタグループ内の非正規労働者への待遇改善・トヨタの二次や三次以下の下請けでの賃上げに対する考慮(配慮)・自動車用の部品以外でトヨタグループに納入している設備などの様々な製品の納入業者の賃上げに対する考慮(配...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「首相、自動車業界に賃上げ要請へトヨタ会長との面会調整」で何を話しするの?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:銀座で299円の弁当

    先週だったか、銀座で299円のお弁当が発売され始めた事が話題になった。299円のお弁当自体はそれ程珍しい事ではないが、東京の一等地である銀座と言う事で話題になった。299円でお弁当を食べられると言う事は、40年前と同じか、むしろ安いと言え、これは異常としか良い様がない。昨日出版した本にも書いているが、日本人はコスト削減に邁進している。これは様々な努力の賜物であり、努力と工夫の結果ではあるが、そこに問題がある。安く出来ている理由は、人件費と調達費を抑制しているからであって、製造の工夫によるコスト削減は随分前に行きついた感がある。その為、人件費であるパート従業員の給料を抑制する事でコスト削減を実現しているのである。そしてお弁当を作っているパート従業員だけでなく、調達先でも安価なパート従業員によって成り立ってい...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:銀座で299円の弁当

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:旧統一教会に対する解散命令と自民党との関係から見る問題点

    旧統一教会に対する解散命令が出た様だ。これは決して悪い事ではないが、他にも解散させた方が良いと思える宗教団体があるにも関わらず、何故この教団のみ(?)と云った疑問は残る。この問題に関して、そもそも何故宗教が存在するのか、または必要としている人が居る事を深堀する必要があるのだが、今回はそれではなく、自民党とこの教団との関係を紐解きながら、問題点を探っていきたい。旧統一教会の信者の数は決して多くなく、信者の投票を期待している議員(または候補者)は殆ど居ないハズである。では彼等は何を旧統一教会の信者に期待しているのだろうか?それは既に知っている人も少なくないであろうが、選挙活動の支援に旧統一教会の信者を活用していると云う事である。分かり易い作業として、ポスター張り、選挙カーの運転手、そしてウグイス嬢があるのだが...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:旧統一教会に対する解散命令と自民党との関係から見る問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:渋谷での路上飲み問題

    昨日、久しぶりに見た日曜昼のTV番組で、渋谷の繁華街での路上飲みの問題を話していた。この問題点の解決策は至って単純なのだが、路上でのお酒の飲む事は違法にし、5~10万円程度の罰金を課する事で解決できる。海外を知らない日本人には、ちょっと重たい法律と思えるだろうが、海外では路上や公共の場ではお酒を飲めない国は沢山国は有る。日本もその様なルールにすれば良いだけである。しかし残念な事は、この解決策を決断する気構えは、渋谷区長または渋谷区議員は持ち合わせていないだろう。そこが現在の日本人も問題である。壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:渋谷での路上飲み問題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:砂糖の42年振りの高値に文句を言う消費者の問題点

    2か月前の話しだが、砂糖が42年振りの高値に文句を言っている人が沢山居たようだった。砂糖のみならず、全ての商品の値上げに多くの国民が文句をいっている。しかしこの様な感覚の所為で、多くの国民の収入も上がっていない事に気が付いていない事に強い懸念を感じている。バブル崩壊以降の30~40年間、殆どの物価が上がらなかったと同様に、収入も上がらなかった。バブル崩壊で景気が悪くなった事が主原因ではあるが、収入が上がらない状況下で、収入を上げる為の努力はせずに、支出を減らす方への努力を、企業も国民もしてきた。そして企業が支出を減らす為に、従業員の給料も増やさないで、40年が経過してきた。そのため殆どの国民は、安いモノを買う事と節約する事に慣れてしまい、モノの値段が上がるとヒステリー状態になってしまっている。その間、他の...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:砂糖の42年振りの高値に文句を言う消費者の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:最低賃金の上昇に対する中小企業の反発

    一か月以上前の事だが、国として最低賃金を1000円以上に設定しようとしていた時に、中小企業がそれを拒んでいるとの報道が沢山あったが、困った事である。会社の経営が厳しい中、従業員の賃金を上げるのは難しいと云う事は多少分かる。しかし、これは経営者の単なる”甘え”である事を認識必要がある。企業の存在価値、そして役割の一つに、従業員の幸せを考える事にある事を、再認識する必要がある。経営者は売価を上げずに利益を確保する為に、長年従業員の給料を抑制してきた。そのツケが今表出されている状況である。長年の膿をだし、今は従業員の給料を上げながら、利益の確保を行う値上げを行う時期に来ている。今の日本の物価は先進国の半分程度、そして後進国に追い付かれつつある。その事を経営者は考えて欲しい。壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:最低賃金の上昇に対する中小企業の反発

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中国からの処理水放出に対するクレームへの対応方法

    福島の処理水の海洋放出について、中国から様々なクレームが来ている。そして最近は嫌がらせの電話が来ている状況である。しかし残念ながら、我が国のリーダーはクズ政治家の岸田と林外務大臣である。何も期待できない。既に多くの人が知っていると思うが、中国のみならず、世界の原発からは、日本の今回の処理水以上のトリチウムを日常的に放出しており、日本の処理水の放出は、一応科学的(?)には問題ないと云う事である。しかし、それでも中国はクレームを言ってきている。これはある意味、日本を試しているのであろう。そして言論での戦争を仕掛けているのである。そうであれば、次の様な発言をすべきであろう。「日本が今回放出する処理水が安全ではないとの考えの元、中国は日本の海産物を輸入できないとの判断をされている。しかし一方で、中国の原子力発電所...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中国からの処理水放出に対するクレームへの対応方法

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:農水大臣の”汚染水”発言

    農水大臣の「汚染水」の発言に対して、非難が殺到している。勿論、この様な発言をしていしまう国会議員が居る事自体、そしてこの様な議員が大臣となっている事が問題ではあるが、問題の本質はそこではない。一番の問題は、この様な人を国会議員として当選させてしまった選挙区民にある。大変失礼ではあるが、顔を見る限り、仕事が出来る人には見えない。そして、この様な人を国会議員として選出したその国民の問題である。但し、他にマトモな人材が居ない為、消去法で選ばれた可能性もあるが、もしそうであれば、人材が枯渇している事が問題である。二つ目の問題は、箔を付ける為、または肩書を付ける為に、”大臣”と云うポストを欲しがる人が多い事と、それを受入れている歴代の総理大臣の問題である。これが意味する所は、国会議員になってやりたい事があるのではな...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:農水大臣の”汚染水”発言

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:岸田首相が言う「外国人との共生!?」

    少し前の記事だが、7月23日の日経新聞に、「首相、外国人と共生推進」という見出しの記事があった。本来であれば、「耳を疑う様な発言」と言いたい所だが、戦後最悪とも言われる首相の発言である。別の意味で納得してしまった。岸田を批判するには、自分の語彙が全く足らない。理念や哲学が無いだけでなく、国家観が無い首相の言葉に全く共感は出来ない。”外国人との共生推進”は一見悪い事ではない様に聞こえる。しかし現状を考えるとこれは頭の中がお花畑の人の考えであり、国家観が無い人の意見である。そして国家観が無い経営者の発想でもある。企業の経営者は安い賃金で従業員を雇いたく、その為に海外からの労働者を積極的に受入れ、そしてその為の圧力を政府に掛けてきた。そしてその言い訳として、人材が足りないと言ってきたのだが、人材が足りないのでは...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:岸田首相が言う「外国人との共生!?」

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中山真珠県議と日大の問題

    中山真珠県議の無免許問題がマスメディアを賑わしていたのでこの問題についてコメントしようと考えていたら、マスメディアの注目は日大アメフト部の薬物問題に取って代わってしまった。両方共、類似のマスメディアの問題が潜んでいるので、一緒に考えて行きたい。先ずは中山真珠県議の件だが、勿論、免許更新を忘れた本人が悪く、そして免許を失効している時に自動車を運転していた事は悪い決まっている。しかしここで指摘したい問題点はそれでなく、マスメディアの対応である。この様な問題が発生した時マスメディアの対応は、何時も「鬼の首を取った」様な対応である。そして、自分には優しいが、他人には厳しい対応である。それから、全国に流すレベルの問題なのかも考える必要がある。そしてもう一つの大きな問題は、議員としての活動の評価・報道はゼロである。日...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中山真珠県議と日大の問題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:”のっぽさん”の記事

    先日、NHKの教育テレビで有名になった”のっぽさん”に関する記事が載っていた。毎年、この時期になると戦争関連の報道が増えるのだが、その関連での記事であった。その内容は、次の通りである。終戦後、軍国主義教育だった学校の雰囲気が一変したのを感じたという。「先生が『民主主義っていいもんだな』なんて言うんです。つい最近までは『死して護国の盾になれ』と教えていたのに、よく恥ずかしげもなく口にできるなって思うと、もうムカムカしてね」...と。この記事を読んでの感じ方は人それぞれであろう。特にこの様な記事を8月15日に向けて掲載するマスメディアは、殆どが反戦のメッセージであり、先生も含めた権力者(?)に対する批判である。しかし、この記事で本来感じるべき事はそれではない。日本人には元来理念や哲学がなく、簡単に世間や社会の...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:”のっぽさん”の記事

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高度労働者の確保(2)

    昨日からの続きてある。②外国語が堪能な人材:これは簡単に解決できる問題ではない。日本は島国で外国との接触が数千年に渡って少なかった事もあり、外国語を習得する事は苦手の様である。しかし、言い訳を言っても仕方が無い。これを解決する方法として、先ずは受験の為の英語は即刻中止すべきであろう。英語のテストでそれなりの点数を取っていても、会話が出来ない社会人はゴロゴロいる。それで受験の為ではなく、本当に会話出来る様になる為の英語の教育に力を注ぐ必要がある。特に文系出身者は外国語を喋れなくては、優位な就職活動が出来ない様な環境を作る事である。そしてもう一つ大事な事として、第二、そして第三の外国語を勉強する機会を高校辺りから提供する事である。いま世界で活躍している人材は、2か国語ではなく、3か国語を話せる。EUの人達の多...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高度労働者の確保(2)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高度労働者の確保(1)

    日本の社会(企業)では、高度な技術を持っている人材を海外に求めている。その理由は、日本の大学が、日本の企業が必要とする人材を供給していない事にあり、その為日本の企業は海外からその様な人材を求めている。具体的には、今日本の企業が求めている人材は、主に次であろう。①高度な教育を受けた技術者②外国語が堪能な人材③臨機応変に、自分で考えて行動できる人材①高度な教育を受けた技術者:この課題への対応は至って単純である。理工系の学部及び定員を増やす事である。先週も述べたが、国立大学での理工系の割合は4割程度で悪くない比率である。そして問題は私立大学にあり、私立大学の理工系の割合が2割を切っている事に問題がある。私立の大学では、人文や社会系の学部が多すぎ、これを是正する事が急務である。特に論理的思考力に問題がある社会人が...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高度労働者の確保(1)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:富士山登山の問題

    7月30日のTVタックルで、富士山登山の問題点を議論していた。全部は見なかったが、特に外国人による軽装での登山と、弾丸登山の問題点にフォーカスを当てていた。そして今日の11日朝のTV番組でも富士山登山の問題点を放送していた。その中で、登山道で寝袋に入って寝ている人が映し出されていた。そして管理者と思われる人が「ここは登山道なので、出来るだけ早く移動してください」の様な事を言っていたが、本来伝える言葉は「今すぐ撤収せよ」であり、毅然とした態度である。そもそも富士山登山に関して、多くの人が今まで問題点を指摘している。それらの中で主なモノは次の様な内容であり、解決策も至って簡単である。・有償化(入山料)→1000円程度では安すぎるので、5千円から1万円程度にし、登山口にゲートを設ける。そして日本人と外国人とでは...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:富士山登山の問題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大学&入試改革

    先日の日程新聞に載っていた情報によると、国立大学では、約4割が理工学系で、2割程度が人文・社会科学系である一方で、私立では理工学系が2割未満で、人文・社会科学系が5割を超えている。ここに日本の大学の問題点が潜んでいる。昨今、理工学系を増やす動きが表れているが、それをもっと推し進めると同時に、高校側も改革する必要がある。高校の進学校では、高校2年生から理系と文系に別れ、大体2~3割程度が理系に進級する。しかし、大学の付属校の場合、理系に進んだ生徒が全員、理系に進める訳ではない。ここに大きな問題がある。そもそも、大學の理系の定員が少ないために、高校の理系も絞っている訳であるが、この大学の理工学系を増やすのと同時に、高校の理系・文系の振り分けを見直す必要がある。そしてもっとそもそもそして、何故理系と文系に分ける...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大学&入試改革

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大学の定員割れ

    7月14日の日経新聞に、文科省が発表した2040~50年の国内の大学入学者数の推計を発表した事を記事にしていた。それには、都市部の大学でも定員割れが発生するとの事である。これに関する問題点は二つある。一つは大学の作り過ぎであり、もう一つは大学の質が向上していない事にある。一つ目の問題点である大学の作り過ぎは周知の事であろう。特に地方都市に小さな大学が沢山作られた事に問題がある。大学は基本的には勉学の場所ではあるが、社会性を学ぶ所でもあり、ある程度の規模があった方が良いのだが、規模がかなり小さい私立の大学が地方都市には沢山ある。私立の小さな大学を地方の小さい都市に作っても、入学希望者は増える事は無いだろう。せめて、公立の大学であれば、入学希望者は増えるのではないだろうか。そしてある程度の規模を確保する必要も...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大学の定員割れ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大阪府の高校全面無償化案

    7月6日の日経新聞に、「大阪府の高校全面無償化案」の現状についての記事があった。他の情報ソースの内容も含めて整理すると、授業料が60万円を超える場合、私立の高校が超過分の授業料を負担する「キャップ制」に議論が集中している様である。上限はあるが、授業料を自治体が負担するとどうなるだろうか?家庭の負担額が減るため、多分、私立の学校は授業料を上げてくるだろう。仮に「キャップ制」が無く、上限が60万円だとすると、10万円程度授業料を上げても過程にとってはたいした負担にはならない。あくまで個人的な想像ではあるが、「キャップ制」を導入する事で、その歯止めを掛けられる可能性がある。しかしキャップ制を導入すると、一部の私立の教育の質の低下が懸念される。分かり易い例として、岩手の安比高原にイギリスの高校が学校を開設したが、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:大阪府の高校全面無償化案

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:公文書の問題

    文春オンラインの記事では、「”まったくの捏造”――今年3月、高市早苗経済安全保障担当大臣が国会の質疑で、総務省の公文書をこのように批判して波紋を呼んだ。」とある。これが出てきた3月に、ネットで調べられる情報を見た限りでは、この”公文書”は「まったくの捏造」とした思えなかった。文章の配布先など、”捏造”と思われる根拠はいくらでもあるが、ここで述べたい事は次の事である。公文書の管理方法や重要性については、ある程度の説明がなされているが、公文書の作成方法や基準については、全く説明文書が見つからなかった。という事は、極端な話し、全くのデタラメでも公文書として残せる事になる。そのため、高石氏も「まったくの捏造」だと言っているし、それを誰も論理的に否定できていない。またこの高市氏の発言について、福田元首相が苦言を述べ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:公文書の問題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:NHKの受信料の在り方

    国会で、NHK未加入者が870万件で、加入しているが支払っていないのが114万件との発表があった。(数字は逆だったかもしれないが...)これは、NHK党の国会質問の中で出てきた数字である。沢山な人が様々な理由で支払っていないのだろうが、これには大きく分けて、二つの問題がある。先ず一つは、NHKの受信料の徴収制度が現在の状況に全く合っていない事にある。TV放送が開始された時は、TVを持っている人が少なかったので、TVの保有者が負担する方法もそれ程問題では無かったであろう。しかし、1975年にはTVの保有率が95%を超え、1970年代後半にはほぼ100%に近い保有率になった段階で、徴収制度を見直すべきであった。しかし、それから40年以上も経過しているにも関わらず、昔のままにしている事が問題なのだが、ここには日...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:NHKの受信料の在り方

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:表参道の都営住宅の愚かさ

    表参道に、月6.2万円で住める都営住宅が話題になっている。一見良い試みに見えるが、全く愚かな試みであろう。流石小池都知事である。この物件は、2DK(42平方メートル)の広さで、入居の条件は「40歳未満のカップル」「世帯年収およそ350万円未満」との事であり、これには問題点が沢山ある。世帯年収が350万と云うことは、かなり低い年収である。その様な人が、ワザワザ物価の高い都心に住む必要が何処にあるのだろうか?この辺りにはスーパーなどは少ないハズ。郊外のスーパーは低価格販売の競争をしており、物価は安いが、表参道はどうだろうか?そしてそもそも42平方メートルは、子育てする環境として決して広くない。夫婦二人であれば十分であろうが、子供を育てる環境として、今の一般的な子育て世代のマンションと比較すると、かなり狭い。4...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:表参道の都営住宅の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:偽ニュースに弱い日本

    5月17日の日経新聞に、「偽ニュースに弱い日本」という記事が掲載されていた。”偽ニュース”を発信しているマスメディアの一つとされている新聞社が、この記事を書いている事自体を笑ってしまったのだが、残念ながら、日本人は”偽ニュース”に騙されている。この記事では、確か”「ファクトチェック」をする事を知らない”などの様な記載があったと記憶するが、そもそもこの考えが不十分である。そしてこちらについても”そもそも”を付け加える必要があるのだが、日本に存在する自称”ファクトチェック”団体自体が、偽ニュースを提供する側と結託している様である。一番大事な事としてそもそもメディアとは、情報を統制し、”知識”について国民をコントロールする事を行ってきている。昔は、出版物を検閲・統制する事で、情報を統制していた。実際、戦後は多く...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:偽ニュースに弱い日本

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:役職定年の愚かさ

    大変な法律を、国会で通そうとしている。まだこの問題に気が付いていない国民も多いが、が、気が付いている国民の殆どが反対している法案である。それなのに、多くの国会議員が、この問題がある法案を国会で通そうとしている。このアホな法案が通ると、男性が「性自認」を女性というだけで、女性のトイレだけでなく、お風呂にも入れる愚かな法案である。何としても阻止する必要がある。最後の望みとして、今週行われる参議院にて、心ある議員が反対する事を願いたいが、その望みのかなり薄い。そして、国会議員に電話して、今回の法案に賛成すると、次の選挙では投票しないと伝える事であろう。残る手は、大挙して国会議事堂に乗り込み、逮捕覚悟で男性が女性のトイレに入る事しかない。この法案が通ると、この様な事ができるのであり、それを国会及びマスメディアに認...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:役職定年の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:役職定年の愚かさ

    先週、「待遇改善、老いも若きも」という記事に関して意見を述べた。今まで雇用に見合った賃金を考えて来ず、そして低賃金で雇っている事の問題点を指摘した。それで今回は、「役職定年」の愚かさを考えて見たい。今も一部の大企業などで、この「役職定年」が残っている。これには良い面もあるが、悪い面もある。元々、年功序列で役職に上り詰めた社員が多かったため、役職に定年制を設ける事で、”不良債権”的な役職についている社員を追い出せるメリットはある。しかし、これらの社員の多くはこれら大企業の子会社に行き、そこで役職を得ている。と云う事は、トータルで見たら、決して良い事ではない。しかし、中には当然優秀な人もいる。役職が上になるにつれて、ポジションが減ってくるので、出世競争に負けた人も行き場を失っている。その結果、それらの人達が子...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:役職定年の愚かさ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:待遇改善、老いも若きも

    先月の5月17日の日経新聞に、『待遇改善、老いも若きも』というタイトルの記事があった。これも、現在の日本の雇用状況の問題点を、如実に表している。日本人の平均賃金がここ30年以上変わらない事から、当然新入社員の賃金もあまり変わっていない。”あまり”と書いた理由は、新入社員の賃金は、平均賃金よりは多少は上がっていると云う違いがあるからである。それはさておき、新入社員の賃金は、漸く上がる様になってきた事は良い兆候である。そして”老い”の方の問題は、多くの企業が、定年を過ぎた人の賃金を極端に下げている事にある。企業によっては、殆どアルバイトと変わらない賃金で再雇用している。これは、能力または労働に見合った賃金を払わないと云う、多きな問題である。この問題は、今まで労働の対価を考えてこなかった事による弊害であり、今ま...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:待遇改善、老いも若きも

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:電気料金の高騰

    6月1日から電気料金が上がると云う事で、世間が大騒ぎしている。しかし、原子力発電所が稼働している関西電力などは値上げをせず、原子力発電が稼働していない地域のみの値上げの様である。ここで不思議なのは、電気料金の値上げに反対したいのなら、何故原子力発電の稼働を出来るだけ早く始める様な意見が出てこないのかである。値上げを抑制するための答えは、原子力発電所の早期稼働であるのにである。そしてもう一つできる事として、自前のエネルギーの確保である。こちらは、日本の海底に、メタンハイドレートなどの資源が眠っているので、これらを早急に商業化する事である。しかし、こちらについても不思議な事に、政府は推進しようとはしていない。百歩譲って推進していると評価したとしても、その動きは牛歩の如くである。本当に、不思議な国、そして日本人...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:電気料金の高騰

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:低賃金の労働者の活用を前提とした商売は止めるべき

    16日の日経新聞に、「時給2000円でも働き手来ず」と云うタイトルの記事が掲載されていた。記事を読むと、北海道の登別温泉のある旅館の企画担当者の話しとして、「客室での料理提供が不要な素泊まりなどで対応せざるを得ない」云ったコメントを記載し、この地区では時給2000円のバイト募集をしている宿泊施設があるとの事である。部屋で食事を提供する旅館は、中級レベル以上の旅館であろう。そもそも、その様な旅館で、低賃金で人を雇おうとする魂胆が間違っている。仮に、月に160時間働いたとする。時給2000円だと、32万円で、時給1500円だと、24万円である。そして時給1000円だと、たった16万円である。今時、時給1000円程度だと、どの業界でも人は雇えない。新卒であれば、時給1500円以下でも良いだろうが、経験者に時給2...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:低賃金の労働者の活用を前提とした商売は止めるべき

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日本の賃金の低さの原因‐ストライキを行わないから

    先週、31年ぶりに高水準の賃上げがなされる予定という事を書いたが、果たしてこの賃上げ率は続くであろうか?その前に、日本の賃金が上がらない理由を知る必要がある。賃金が上がらない理由は沢山あるが、その一つがストライキを行わなくなった事がある。実際、70年代まではかなり頻繁にストライキがあり、ピーク時には年間5000件以上のストライキに350万人以上の人が参加者していた。自分の記憶では、学校の先生もストライキに参加しており、年に1回程度自習の日があった。そして、鉄道などの公共交通機関のストも毎年実施され、通勤通学者は色々工夫して会社または学校に通っていた。そのストライキが70年代後半から経り始め、90年代初頭のバブル崩壊と同時にほぼ消滅している。そしてその頃から賃金の上昇が止まり、現在に至っている。これらの事実...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日本の賃金の低さの原因‐ストライキを行わないから

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:賃上げが、31年振りの高水準という事は

    賃上げが、31年振りの高水準との事で、これは悪い事ではないが、31年振りという事の問題点の大きさには改めて考えさせられる。31年前のサラリーマンの平均収入が、4、717、000円であった。仮に、今目指している物価上昇目標の2%分、毎年賃金がしているとすると、現在の賃金は約1.9倍の8、889、377円になっているハズである。昨年の返金収入が443万円との事だが、これが889万円になるには、一体何年かかるのだろうか?壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:賃上げが、31年振りの高水準という事は

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「中国はレアアースを使った威圧をやめよ」と云う記事の幼稚さ

    26日の日経新聞に、「中国はレアアースを使った威圧をやめよ」と云う社説が掲載されていた。この社説のタイトルを見た瞬間、この社説を書いた記者の幼稚さ、ノー天気さに呆れてしまった。これを書いた記者は、中国と云う国はこの様な事を平気で行う国と云う事がまだ分かっていないのだろう。いまだに、”話せば分かる”とでも思っているのだろうか、世界そ日本の太平洋側に、沢山のレアアースが眠っている。そして高濃度との事である。本来であれば、「一刻も早く、自前でレアアースのを確保できる体制にせよ」等の様な記事を書くべきである。世界との政治では、資源を自前で確保できる事で、発言権を得られると云う事を分かっていないのだろうか?資源は広義に捉えれば、防衛産業である。これを可能な限り、自前で確保する事が自国の安全、そして経済に寄与する事は...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「中国はレアアースを使った威圧をやめよ」と云う記事の幼稚さ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:FOXニュースをクビになったタッカーカールソン氏のスピーチ

    知っている人はそれ程多くないと思うが、アメリカの保守系メディアのFOXニュースを先週クビになった。その後、タッカーカールソン氏が退社直後に、ある所でスピーチを行っていた。そのスピーチはヘリテージ財団の50周年記念式典の様な場所でのスピーチで、25分程のスピーチと、この財団のプレジデントのKevinRoberts氏との対談(Q&Asession)であった。対談の中で、タッカー氏は「デジタル社会になってから、正しい情報が報道されなくなってきた。そして統制された情報が報道される様になってきた」と言っていた。これは残念ながら、日本にもあてはまる事であり、今の社会が抱える重大な問題と云うよりは、危機であろう。そしてスピーチの中では、若干聞き間違いがあるかもしれないが、この様な事を言っていた。「マスメディアが嘘を言っ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:FOXニュースをクビになったタッカーカールソン氏のスピーチ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中学校改革②(授業のレベル分け)

    小学校までは、授業の進め方は横並びでも良いだろうが、中学校になったら、多少はレベル分けを行っても良いのではないだろうか。数学と英語については...。数学(算数)と英語については、生徒によって進み具合、理解レベルが全然違う。実際、公文の様な学習塾に通っている生徒(児童)の中には、小学校の時に既に高校レベルの数学に取り組んでいる子供は少なくない。そして英語については、帰国子女も多少は居るし、また小学生の時から英語の学習塾に通わせている親も少なくない。となると、この様に勉学が進んでいる子供にとっては学校の授業は大変退屈なモノになってしまう。この対応として、数学をレベル分けにして、進めたい子供にはドンドン進められる授業を行っても良いのではないだろうか。これを行う場合、小クラスになるだろうし、また生徒によっては進み...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中学校改革②(授業のレベル分け)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中学校改革①(スポーツの部活の取り組み方)

    中学校の部活動が学校単位で行うのではなく、地域単位で実施する方向で本年度から始まるらしい(部活動の地域移行)。これが始める理由は、主に次の3点であろう。・少子化からの部員の確保が難しくなってきた・部活の担任の負担軽減・より良い指導者の確保これらの問題点は理解できるが、部活を1年中行っているから、この様な問題が発生しているのであって、この点を改革する事で、部活動の地域移行を行わなくても殆どが解決できる(より良い指導者の確保以外は...)。部活をそもそも、何故1年中行う必要があるのだろうか?その理由は何処にもない。そして、部活を行う目的を再確認する必要がある。スポーツ部に限定した場合、その理由は、・体の鍛錬・チームワークの醸成そして武道関係者が意識している・心の鍛錬であろう。これを実現するために、同じ部活を1...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:中学校改革①(スポーツの部活の取り組み方)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:宮台真司氏の評価

    宮台真司氏は東京都立大学の教授で、社会学者として様々な所で発言をしている人である。宮台氏の事を詳しく知っている訳でもなく、またそれ程追っかけている訳でもないが、宮台氏が言っている日本の問題点に関する指摘内容については、凡そ共感していた。但し、宮台氏と共演していた人達の中に、左翼やリベラルの糞人間が多かったので、宮台氏をかなり胡散臭く感じ、どう評価すべきか混乱していた。そんな折、先日、数か月前にUpされていたAbemaTVの番組を偶々見て、宮台氏の見方が随分変わり、少しスッキリしてきた。このAbemaTVの番組では、最近有名になった成田悠輔氏とひろゆきとの共演だっがのだ。この番組内で成田氏が宮台氏とひろゆきを厳しく批判していたのだが、ひろゆきはその批判に対して言い訳を言っていたのだが、宮台氏は顔色を変える事...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:宮台真司氏の評価

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高齢者は保守化すると云う意見の幼稚さ

    昨日、一か月程前に配信された「高齢者は保守化」と云うキャプションがついたAbemaTVの番組を見てみた。番組の中身は”保守”とか”左翼”と云うよりは、単に年代が違う人とのコミュケーションの仕方の相談になっていた様だし、コメントには冷静に見ている人も多く、安心した。そもそも、団塊の世代には左翼が多く、一方若い人の方が保守的な人が多いのが実際ではないだろうか。そしてマスメディアは総じて”リベラル”または”左翼”に寄っている。なので左寄りのマスメディアが作る番組はこの程度が限界であろう。番組の評論はこの程度にして、”保守”そして”リベラル”、または”左翼”などについて一寸考えて見たい。昔、イギリスの首相であったウインストン・チャーチルが言っていた言葉に、「20歳の時にリベラルでないのなら情熱が足りない。40歳の...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高齢者は保守化すると云う意見の幼稚さ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「若年人口、124自治体で増加」の正しい評価方法は?

    先日、「若年人口、124自治体で増加」と云う記事が載っていたが、この情報または実情については、慎重に評価する必要がある。昨今の人口減の状況下で、人口、特に若者が転入してくる自治体は、若者を呼び込む何等かの施策をしている訳なので、決して悪い事ではない。しかし、評価の尺度を間違えてはいけない。特定の自治体の人口が増えている分、別の自治体では人口が減っている訳である。自治体単位で人口が増加しても、日本と云う国単位で人口が増加しなければ、何の価値も無い。もし、単に若い人が住みやすい場所と云う事のみであれば、人口が増える事には貢献しない事になる。現状、結婚したいが出来ない若者が多い中、若者が結婚したいと思える環境作り、そして夫婦がより多くの子供を儲けようと思える環境作りが大事である。それで、自治体が行っている施策に...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「若年人口、124自治体で増加」の正しい評価方法は?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:H3ロケットの失敗から見える問題点

    3月7日に打ち上げられたH3ロケットの失敗は大変残念であった。第2段エンジンが着火しなかったことにより、ロケットに指令破壊信号を送出したとの事である。因みに、数日前にも行われた打ち上げ時にも類似の問題が発生し、発射を中止していた。自分はロケットの専門家ではないが、電気信号をコントロールする制御系の元専門家として、この失敗についてひとこと言いたい。3月3日の打ち上げの際に、リフトオフ直前に制御系の問題が発覚して、リフトオフを中止している。その後の分析では、電気的なノイズが発生した為に、点火信号が自動的に停止されたとの事である。この問題の対応として、「地上設備からの通信・電源ラインをこれまで一括で遮断していたところを、一定の時間差で遮断するよう変更し、遮断時の過渡的な電位変動を抑制」したとの事である。この対応...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:H3ロケットの失敗から見える問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:何を”学び直し”するのか

    前回からの続きとして、、”学び直し”について考えて行きたい。大学教育で、社会に役立つモノは何だろうか?技術系の職場に理工系は役に立つ・立たない以前に基本的に必須である。一方文科系はどうだろうか?マーケティングや会計に関するノウハウや知識を教える大学はそれ何にあるが、これ以外はどうだろうか?一般的な企業に存在する業務は何があるだろうか?技術系以外で殆どの企業でも必要とされる経理、営業、購買、と、製造業に必要とされる生産管理、購買(生産用)がある。そして一般消費者向けの製品を製造または販売している企業には、マーケティングが必要な業務であろう。この中で、営業や購買業務を教えている大学はまずない。経理も商業関連の学校・学部で教えているが、昔は少なかったと記憶している。一方、マーケティングを教えている大学も最近は多...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:何を”学び直し”するのか

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「大卒採用、来春21%増」の課題

    先日、「大卒採用、来春21%増」と云う記事が新聞の一面に載っていた。今年の4月入社の就職率は、昨年より校王しているので、来年が21%も増えると、募集人数を確保できない企業が沢山現れるであろう。そして多くの企業が人員を確保できない事の不満を政府にぶつけ、外国人労働者の受入れが加速される恐れがある。この愚かな発想はは何とか阻止したい。殆どの企業が中途採用をしているが、この中途採用も積極的に行わないと、企業が望む人員を確保できないであろう。何も新卒のみをまとめて採用する事に限定する必要はなく、一旦就職した若い人間も、まとめて採用する事も考えるべきであろう。実際、自分自身が中途採用された時は、10人程の同期入社が居た。中途採用といっても、人材が余っている訳ではなく、簡単には充足できない。しかし、世の中には時給10...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:「大卒採用、来春21%増」の課題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:野球の年棒の違いから見る日本の経済の没落

    野球のWBCが佳境に入り、野球関連の報道が増えている中、各国のチームメンバーの年棒などが話題になったりしている。三冠王を3回取った落合選手の年棒は、バブル崩壊直前に3億になったが、それ以降それ程年棒が増えておらず、いまだに10億を上回った年棒を受け取った選手は居ないと思う。そして2023年の年棒トップは山本投手の6.5億である。しかし、日本のプロ野球の選手がMLBに行くと、年棒がいきなり数倍になる。今年メジャーリーグ挑戦する千賀選手や吉田選手は、4~6倍程度になるそうである。そして大谷選手一人の年棒で、日本のプロ野球1チーム全員分の年棒を賄えているとの事である。多くの人が知っている事ではあるが、この問題点は、球団経営で利益を上げようと考えていない事にある。殆どの球団は企業の広告塔の役割を担っているだけで、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:野球の年棒の違いから見る日本の経済の没落

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日本人は自己浄化作用が働かない理由は?

    前回の諫早湾の干拓問題に関する記述の中で、日本人は自己浄化作用が働かない事を述べた。自己浄化作用が働かないため、間違った事を行っている事を分かっていても、それを修正・訂正出来ない/しないのである。間違いを分かっていながら、それに突き進むのである。太平洋戦争も、この日本人の悪い特性によって、突き進んでいったとも云える。それで、今回はその原因を探ってみたい。日本で自己浄化作用が働かない原因・理由は、失敗を許さない文化にある。電車がちょっと遅れただけで文句を云う民族である。そして政治家や役人などの権力側にいる人が間違いを認めてしまうと、マスメディアが一斉に非難し始める。間違っている事を責める事はまだ良い方で、酷い時は間違ってもいない事を一方的に攻め立てる事も残念ながらある。そしてこれは一般社会でも同じであろう。...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:日本人は自己浄化作用が働かない理由は?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:諫早干拓問題

    先日、何十年もかけた諫早湾の干拓に関する裁判が終わったらしい。その結果は、10年以上前に決まっていた水門の開門が反故にされ、開門を命じた確定判決の効力の無効化を判決したとの事である。残念ながら、この判決並びに政府側の対応は、日本人の欠点を凝縮しているモノと云える。残念ながら、この問題の当事者ではないので、問題の詳細を把握していない。そのため、この判決が正し場合と間違っている場合のそれぞれにおいて、日本人の欠点を指摘してみたい。仮説1:本当は水門を解放するベキである場合傍から見たこの問題の原因は、諫早湾を干拓し、水門を作った事によって有明海の水質が悪くなり、有明湾の水産資源に打撃を与えているとしか見えない。この考えが正しい場合、水門を解放し、干拓事業の見直しを行うべきであろう。この場合、日本人の欠点である自...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:諫早干拓問題

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:企業家を育てるには...

    先日、テレ東大学の最終回(?)を見た。その中で、「起業家教育」の話しをしていたが、色々感じるモノがあった。”起業家教育”と云うタイトル通り、どの様にして企業家を育てるかの意見を交わしていたが、良い意見もあれば、”起業家教育”には関係なさそうな意見や、そしてどうでも良い意見など、様々あり、結構楽しめた番組であったあった。3人による決して長くない会話だったので、それ程沢山の意見が出てきた訳ではなかったし、どれも一部の問題点の解決にしかならず、決定的な解決にはなら無さそうである。一番の解決策は、今までの一般的な概念である「一流の大学を出て、一流の企業に就職する」を、「一流の大学を出て、企業する」に変えるだけで十分である。日本人は正しい目標を提示すれば、それに向かって努力できる優秀な民族である。今までの目標が、「...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:企業家を育てるには...

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:捏造された公文書

    安部元首相の回顧録が爆売れしているらしいのだが、その中に、「役人は気に食わない政治家を殺すんだ」との安部さんの言葉が載っているらしい。今回の高市議員への攻撃は正にこれであろう。想像するに、心ある政治家が腐ったマスメディアを問題視している事に、その腐ったマスメディアが逆切れし、腐ったマスメディアと腐った官僚、そして腐った政治家がタッグを組んで、高市議員を攻撃している構図に見える。その切り込み隊長に小西が活動している様だ。出てきた文章は、取り合えず公文書との事だが、公文書だから正確に記載しているとは限らない。因みに、メモも公文書として扱われるとの事である。多くの社会人は会議に参加した経験はあるだろう。そしてその会議の議事録を目にした事があるだろう。しかしその議事録は果たして正確であろうか?議事録をより正確にす...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:捏造された公文書

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高市早苗議員へのアドバイス(小西議員の撃退方法)

    立憲の小西議員に絡まれている様だが、撃退方法は簡単である。放送法“解釈変更に関する内部文書”めぐり、「仮にこれがねつ造の文書でなければ、大臣、そして議員を辞職することでよろしいですね」と問い詰められているが、それへの回答は、こう有るべきででしょう。「議員が軽々しく相手に”辞職”を相手に求めるモノではない。それでの”辞職”を口にするのなであれば、もしこれが捏造であったら、小西議員は辞職する覚悟で云われているのか?」と。これだけで十分である。彼はその昔、テロ等準備罪にの審議の時に、「亡命する」と云っていた議員で、どうも、頭が一寸オカシイ人の様である。この小西の様な捏造をする国会議員は他にも居り、彼等/彼女等は国会から排除されるベキである。小西や他の捏造議員の地元の人は、是非とも次の選挙では彼等を落選される必要...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高市早苗議員へのアドバイス(小西議員の撃退方法)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:優秀な海外の人材を呼び込む為の政策

    先日、政府は次の様な発表をした。「優秀な海外の人材を呼び込もうと、政府は17日の関係閣僚会議で、世界ランキングで100位以内の大学を卒業した外国人を対象に、日本で最長2年間、就職活動などができる在留資格「特定活動(未来創造人材)」を与える新制度の導入を決めた。政府はパブリックコメントを経て、4月にも実施したい考えだ。」これについて、多くの人が批判している。例えば、100位以内に入っている日本の大学はたった2~3校である程にハイランクなのに、その大学の卒業生が日本を選ぶ訳がないと云った批判が多い様である。しかし、政府が本来行うべき事は、世界で競争できる人材を育てられる大学の醸成である。世界の企業が欲しいと思われる様な人材を育成できる大学が今必要とされている。そのためには、現在の大学の在り方や、教育内容など、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:優秀な海外の人材を呼び込む為の政策

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:子育て予算倍層の基準

    何時もの様に、国会でくだらない議論を繰り返している。嘘つきの岸田首相が”子育て予算倍増”を打ち上げたのだが、その子育て予算倍増の基準が明示されていないと云う事を野党が問題視している様である。「GDP比での倍増なのか、現在の国家予算での倍増なのか、何方なのか」と云ったどうでもいい質問を繰り返している様だ。本来であれば、子育てをし易くするために、または子供を持ちたいを思えるために、どんな事をすれば良いのかを議論すべきなのだが、中身よりも金額を先に決める理由などない。そう云った意味で、岸田首相の主張は正しい(?)...と言いたい。しかし、岸田首相は嘘つきの前科があるので、岸田首相の「倍増」の主張も信用できない。因みに、岸田首相の嘘つきの前科は、首相就任当初に言っていた「所得倍増」発言である。その「所得倍増」発言...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:子育て予算倍層の基準

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高等教育の価値

    あるネット番組を見て刺激を受け、考えてみた。既存の高等教育の価値ってなんだろうかと...。その番組で話していた事の中に、ネットが普及し、学校教育をネット経由でできる様になった今、今までの学校教育の仕組みを疑問視する人も少なからず出てきた。彼等の云い分は沢山あるだろうが、一番頭の中に残っているのが”大学などの高等教育機関に行かなくても、最先端の技術や知識を学べる”との意見である。確かに、ハーバード大などの有名校でもネットに授業内容を配信しているし、大学発信でなくても最先端の技術や情報は、ネットやSNSなどの人の繋がりから得る事はできる世の中になっている。そのため、最新・最先端の知識を学ために、大学などの高等教育はもはや必要条件ではないと云える。また大学が必要ないと云っている人達の意見の中に、以下の様なモノも...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:高等教育の価値

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:LGBTについて

    LGBTに関して、自民党内で不穏な動きがある。その発端は、岸田首相の補佐官であった人のオフレコでの発言が発端ではあるが、愚かな事に、岸田首相が「LGBT理解増進法案」に向けて検討する様に指示を出したとの事である。そしてその指示を出した相手が稲田朋美議員である。この岸田首相の理念や哲学のなさには改めてガッカリさせられるのだが、日本の存続に関わる様なもっと大事な事が山積みになっているのに、この様な法案のために議論をする事は大変もったいない事である。そもそも政治家は、もっと歴史と文化を勉強すべきである。その無知さから、この様な議題に右往左往するのであって、歴史と文化に関して必要十分な知識を持った上で議論すべきである。そもそも、日本は世界でも一番LGBには寛容な国であった事を岸田首相は知らないのだろうか?昔は流石...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:LGBTについて

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:ボードマッチシステムの是非

    恥ずかしながら、この”ボードマッチ”の事をつい最近まで知らなかった。昨日、東京都都のどこかの選挙で(多分、杉並区)この仕組みを採用する事で進めていたらしいが、「公選法抵触の可能性」があるとの事で、使用を断念したとの事である。杉並区のホームページを見ると、「年の課題となっていた若年層を中心とした投票率向上のために、既存の啓発事業にとらわれないインターネットを活用した新たな手法の啓発事業として、投票マッチング事業の準備を進めてまいりました。」との記載が見つかった。実際に昨年の参議院選挙に対するボードマッチを試した所、杉並区が云っている”新たな手法の啓発事業”に対応していると感じた。政治をあまり知らない人に取っては大変有効な仕組みであであろう。但し、ある程度政治に関心があり、分かっている人に取っては殆ど価値のな...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:ボードマッチシステムの是非

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:電気も地産地消が大事

    たまたま見ていた昼の番組で、電力の高騰や再エネの話をしていた。その会話の中で、電力会社間の送電力を上げるベキだとの意見が出ていたのだが、そこに疑問を感じた。要は、九州や関西の電力の価格が低いので、その電力を東京電力や東北電力に送電せよ...と云う意見であろう。確か、中学生頃の化学の時間で、電気は送電中に電気が放電され、失われると云う事を習ったと記憶している。ネットで調べた所、日本での送電ロスは約3.4%で、参考としてアメリカは約6%、ドイツは約5%との事である。やはり国土の大きいアメリカは送電ロスも多い様だ。そのため、電力は地産地消型にするために、電力会社を地域別に分けているのであろう。この理解が正しければ、電力会社間の送電力を上げる事で、送電ロスが増える。もし九電で発電した電気を東電まで送電した場合、も...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:電気も地産地消が大事

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:政治家は身を切るべき!?という意見

    5日の昼の番組で増税の話しをしている中で、「政治家は自分の身を切るべき」などと云った発言をしていたのを聞いたのだが、大変違和感を持った。一見、この発言には共感を得られそうではあるが...。現在の国会議員は衆議院の465人と参議院の248人で、合計713人居る。仮に、彼等の報酬を年間1000万円削減したとしても、71.3億円浮くだけである。日本の国家予算の一つである一般会計(他に特別会計が有る)は100兆円を超えており、この金額に比べて71.3億円は微々たるモノであり、他にもっと大きな問題が山積しているハズである。財務省は数百兆円もの資産を隠していると云われ、その一部は小泉政権下で国民にも暴かれている。有価証券や外為特会などには百兆円規模の資産があり、そして役人の天下り先へも多額のお金が流れている。先ずはこ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:政治家は身を切るべき!?という意見

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:現在の安価な医療費の是非

    日本の医療費は大変安い。それは日本の健康保険制度のお陰であり、そのお陰で我々日本人は安心して日本に暮らせている。但し、残念ながらこの制度を悪用している外国人が居るが、この本題はその問題点とは違う話しをしたいので、この外国人による悪用はこれ以上深入りしないでおく。ここで取り上げたい問題点は、「安すぎる事による弊害」である。それは安すぎるから、簡単に医療に頼り、そして薬に頼っている現状は決して良いとは云えない。本来であれば、人間は病気になり難い体を作るべきであろう。そのために、適度な運動をし、健康に良い食事を取り、良い生活リズムで暮らす必要がある。その上で何等かの理由で病気になった場合には、その病状次第では医者や薬に頼る...。その程度であろう。実際、自分は親から健康な体を貰ったお陰で、薬は殆ど飲んだ事は無い...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:現在の安価な医療費の是非

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:外国人旅行者(訪日外国人)が増えすぎている

    コロナ過で外国人旅行者が減ったが、昨年後半から日本は出入国に関する”鎖国”状態を解き、旅行者が増え始めている。そのお陰て、一部の旅行関係に従事する人達は喜んでいるが、京都などのトップクラスの観光地の近隣住民や、その観光地に行きたいと思っている日本人に取っては決して喜ばしい話しでもない。コロナ前の京都の観光地の映像を見ると、外国人が大挙して押しかけ、ゆっくりと観光出来ない程になっていた。特に清水寺の映像を見ると、京都に観光に行く気持ちが失せる程だった。しかし幸い(?)な事に、コロナが蔓延した事で外国人の観光客が激減したお陰で一昨年に京都に行くことが出来、数十年ぶりの観光をのんびりと楽しむ事が出来た。その時期は多くの国民が国内観光に目を向け、静かな国内旅行を楽しんだのではないだろうか。政府は2013年に、20...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:外国人旅行者(訪日外国人)が増えすぎている

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:何故、そして何を学び直しをするのか?

    どんな仕事をしていても、学び直しは時には必要である。医学は常に進歩しているし、工学系の技術も同じである。なのでこれらの分野で働いている人達は、独自又は企業の支援を得て新しい事への”学び”を行っている。どの様な仕事であっても、学びは何時も必要である。一方人文系や社会科学系の場合は、大学で学んだ事をそのまま社会で生かせる職業が少ない。社会科学系には経済や商学部も含まれているので、多少は大学での学びが生かせる分野もあるだろうが、人文学系は難しいのではないだろうか。学び直しは、大きく分けて2種類ある。①一つは今持っている知識や技術の幅を広げたり、その分野の新しい知識や技術を習得する事である。②もう一つは別の分野の知識や技術を学ぶ事がある。それでユーキャン等の通信教育で学べる内容の多くは、②の”別の分野の知識や技術...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:何故、そして何を学び直しをするのか?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:学び直し(リスキリング)の意義

    昨日、岸田首相が語った”育児休暇中の学び直し”についてのコメントを記載した。世間では「育児で忙しいのに勉強に使る時間があるか!」と云った批判が出ているとの事だが、その様な人は時間が合っても自己研鑽をしない人なのだと思っていて、その事を別の表現で記載した。その後、はたして学び直しがどの程度のメリットがあるのかを考えてみた。想像の粋を脱していないが、取り合えず考えてみた。学び直しをする目的の殆どは、よりより良い仕事を得て、良い収入を得る事であろう。稀に楽しい仕事をしたいとかは有るだろうが、殆どはより良い収入を得る事を願っているであろう。この価値観を前提に、ユーキャンのホームページを見てみたのだが、この中のカリキュラムを勉強したり、資格を取る事によって、より良い収入を得るチャンスが増えるモノはどれかと想像してみ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:学び直し(リスキリング)の意義

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:育児休暇中の学び直し

    先日の参議院本会議で「育休中の学び直し」について答弁が有ったとの事で、物議をかもしている。その批判の殆どが、「育児してない人の発想」などと云った批判である。これを言った岸田首相はさっさと辞めて欲しい人であり、そして彼のこの発言にはこれと云った思想や哲学は無いと思うが、あくまで発言を直に受け止めた場合は賛成する。確かに産休中は子育てで大変である。夜もぐっすり寝られない。しかし、世の中には2~3時間の睡眠時間で仕事をしている人も居るし、どんなに忙しくても、時間を作れる人は居る。ある調査で、育休中スキルアップに取り組んだ人の割合を調べたらしい。年代別によって若干違うが、約三分の一の人がスキルアップに取り組んだとの回答だった様だ。若い人程多く、年齢が高くなる程低くなる傾向にある様である。ここからの推測は、若い人程...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:育児休暇中の学び直し

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:100円ショップの社会的価値

    先日日経新聞に、とある100円ショップの社長のコメントが載っていた。その記事を見る限り、100円の価格Upにはまだまだ消極的な様である。100円ショップが消費者に与える恩恵は図りしえないし、大変重宝している。しかし、100円ショップの社会的意義、または価値を考えてみたい。ここでは、ここでは消費者にとっての価値と社会的価値は別物として話しを進めたい。新聞記事を少し抜粋したい。「経営環境が厳しいから値上げをする、と云うのは消費者を置き去りにした考え方で、見限られるリスクがある。」と...。ビジネスは常に消費者を考えなければならないが、この後に続く言葉にも生産者の事は全く触れておらず、生産者を完全に置き去りにしている。この経営者は、100円ショップの存在が、日本の物価の上昇を抑制し、そして賃金を抑制して来ている...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:100円ショップの社会的価値

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その9) - ⑧男性の家事参加

    最後に、”男性の家事参加”を問題点として挙げたい。子育ての負担の多くが女性に行く様では、殆どの女性は子供を2人以上欲しいと思わないであろう。子供は一人で十分と考えても責める事は出来ない。料理に洗濯と掃除。そして乳幼児の場合は子供の寝付かせやオムツ代えなど、やる事は沢山ある。これらの殆どを女性に任せている男性の一員として、女性には頭が上がらない。昔は、「男子厨房に入るべからず」と云われていた。元々の意味は全く違う様だが、長年日本では男子は料理などの家事を行うべきではないとの教えとして使われている。最近は料理が出来る男性が増えてきてはいるが、男の料理はお金が掛かる。また掃除や選択が好きな男性も多少は居るが、ごく一部であろう。これについては、このままではイケないのだろう。しかし何故こうなっているのだろうかを考え...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その9)-⑧男性の家事参加

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その8) - ⑦家庭の良さと子育ての楽しさの醸造

    少子化の問題の原因として、一番重要と云えるのが、家庭・家族に対する考え方や思い、または家族観だろう。あくまで個人的な印象であるが、日本は家族に対する考え方が外国に比べて違い、家族が良いモノである、または家族を大事にすると云う意識が低い様に感じている。例えばクリスマスだが、欧米諸国では家族と一緒に過ごすのが定番である。そこには家族を大事に思い、家族内の愛情を確かめ合うと云った雰囲気がある。一方日本ではお盆や年末年始に実家に帰る事はしているが、その意味合いは親孝行であったり、休暇を過ごす場所と云った意味合いの方が強く、”家族を大事にする”と云う考えに根ざしていない様に感じている。また若者の多くは正月であっても友達と合って遊んでいる事が多いのではないだろうか。自分が子供の頃は、TVで家庭の良さや温かさを表現した...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その8)-⑦家庭の良さと子育ての楽しさの醸造

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その7) - ⑥経済を良くする

    そもそも経済が安定していて、収入がバブル崩壊前の様に十分有れば、ここまで述べた問題は存在するだろうか?因みに1980年代前半の合計特殊出生率は既に2人を割っていて、1,7~1.8人となっている。なのでこの仮説は若干説得力は無いが、今よりは良くなるのではないだろうか。もし1億総中流と云われた時代の収入を確保出来、夫である男性の収入が十分あれば、無理をしてでも働こうとはしない女性が多少は増えるのではないだろうか。その場合、1日の労働時間は4時間または6時間程度で済ませたいと願うだろう。そして先に記載した様に、一般企業で正社員の時短労働を許容する事で、時短労働の要望を満たすべきであろう。勿論、正社員としてバリバリ働きたい女性も沢山居るだろうが、その様な女性(夫婦)の収入きっと安定していて、民設の学童保育に預けら...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その7)-⑥経済を良くする

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その6) - ⑤産休中の収入保障と出産後の社会復帰(働き方改革)

    今の日本の社会では、大企業であれば産休や、育児休暇も取りやすいが、中小企業やサービス業では産休や育児休暇を取る事がまだまだ難しく、子供を持つ事の障害の一つになっている。そのため、出産前に仕方なく退職する女性も少なく無い。出産後に社会への復帰が簡単であれば問題ないのだが、再就職のハードルはまだまだ高い。また子供がまだ小さい時は、残業をする事は難しく、共働きの場合はパートでの低賃金の職を求める傾向にある。そのため、多くの女性が低賃金の労働に甘んじている。また産休については男性も同じで、最近は多少男性の産休を認める会社も出てきたが、会社の雰囲気としてはまだまだ大変取り難い環境にある。育児休暇を取れる会社であっても、産休を終えた後の社会復帰の際の労働環境の柔軟性が必要である。子供の事を考えれば、労働時間は短くして...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その6)-⑤産休中の収入保障と出産後の社会復帰(働き方改革)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その5) - ④学童保育

    学童保育の問題は、大変難しい課題である。これは”問題”と云うよりは、親が学童保育に求める要望であり、その要望が親によってはまちまちである事が難しさを増している。その理由は、幼児保育と類似した共働きまたは一人親にとっての子供の預かり場所と云う役割としての要望以外に、幼児教育とは違って学業やスポーツまたは文化的な活動についての支援に関する要望があるからである。正社員として働く親にとって、通勤時間などを考慮すると18時までの預かり時間ではちょっと早すぎる。それから小学校に上がると多くの子供が塾やスポーツクラブ等に行き始める年齢になるが、公設の学童保育に入ると、塾やスポーツクラブには行き難い状況にある。また最近は待機児童の数も増えている様だ。整理をすると、公設の学童保育の問題点は、待機児童の増加以外では、主に次の...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その5)-④学童保育

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その4) - ③幼児保育(教育)

    次の③~⑤はほぼセットなのだが、先ずは幼児保育に関して個別に考えたい。学童保育に関しては、保育園に預けるための費用負担と云う金銭的な側面以外の問題点もフォーカスを当てたい。金銭面での補填は既に多くの自治体で行っており、また先に述べたベーシックインカムと併せる事で、凡そ解決出来るが、金銭面以外の問題点の解決にはあまりならない。最近、保育施設での乳幼児虐待の話を良く聞くが、幼い子供を持つ親に取ってはよそ事ではない。何故この様な事件が起こるのか、その本質的な問題点(原因・理由)を掘り下げる必要がある。この分野に関しては素人ではあるが、コンサルタントとして仮説を立てて、話を進めたい。論点のポイントは、子供を預ける親から見て、安心できる幼児保育の整備であろう。そして無抵抗である幼児に対する保育の在り方に関しての問題...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その4)-③幼児保育(教育)

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その3) - ②教育費

    教育費の高さは子供を複数持つ事を躊躇する大きな要因になっているのは周知の事であろう。ここ30年程サラリーマンの収入が増えていない中、大学の授業料はほぼ倍増している。また50年前と比較すると、国立は50倍以上、私立は10~15倍程に高騰している。1970年頃から授業料は急激に上昇し始め、物価の上昇と比較すると、授業料の上昇は際立っている。教育は将来への投資であるはずなのに、残念ながら国家がその投資をしなくなっている。サラリーマンの平均収入と比較すると、1970頃は国立大学の授業料はサラリーマンの平均収入の1%程度であり、私立大学でも10%程度であった。それが1990年頃にはそれぞれ7%と11%、現代は、それぞれ15%と20%程度に上昇している(私立は文系の場合)。と云う事は、団塊世代前後までは、親は苦労して...壊れたニッポンを治す為の処方箋#2:少子化問題(その3)-②教育費

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