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  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:パリオリンピックの感想

    漸くオリンピックが終わった。自宅ではTVを設置しておらず、自宅で競技を見る事は無かったが、外出先で何度か競技を見ていたし、結果についてはほぼ毎日ネットで追いかけていた。今回改めて感じる事として、日本人は階級があるスポーツに滅法強いと云う感想だ。昔、隣国のあの国の人達は日本人を称してこう言っていた。「日本人は一人では怖くないが、グループになると怖い」…と。要するに、日本人は一人では何もできないが、グループになって行動すると、力を発揮すると云う事である。しかし結果を見ると、あの国はメダル獲得数ではダントツであるが、柔道やレスリングの様な格闘技系でのメダル獲得は大変少ない。日本人は、レスリングで金8個、そして柔道で金3個も取っている一方で、かの国はボクシングで3個のみである。しかしかの国のボクシングの世界チャン...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:パリオリンピックの感想

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:パリオリンピックの奇抜な開会式から見るフランスの特異性

    今回のオリンピックは殆ど見ていないのだが、開会式の批判を沢山見聞きした。特に”最後の晩餐”を模した演出に対する批判を…。しかし、開会式に対するフランス国内での評価は概ね良いらしい。ここにフランス人の良く云えばユニークさ、悪く言えば奇抜さが表れている。フランスは、ある意味近代民主主義を作った国として有名であろう。そして新しい思想や考えの先頭を行っている感じがする。表面的には...。しかし最近の世界は、昨今の新しい思想や考え方に”NO”を突きつけ始めている。フランスは、ある意味自国の過去の文化や伝統を壊してきた。自国の王政を否定し、壊して追い出し、市民による民主主義を構築した。当時の王政が悪政だった様で、ある意味正当な行為だったかもしれないが、フランス人はその事を誇りに思っている。この誇り、そしてプライドを、...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:パリオリンピックの奇抜な開会式から見るフランスの特異性

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:NHKの国際方法でのデタラメ報道から見る日本の企業の問題点

    昨日、NHKの国際放送で、かの国の人間がデタラメな事を発言し、多くの人が非難をしている。一方NHK側は、ちゃんとした謝罪と、再発防止についての対応策を言うベキでが、まだ無い様である。ここでは、日本の企業の問題点を、この事例から深掘りしていきたい。今回、この様な不適切な発言を言ったのは、NHK本体の社員ではなく、外部に委託した会社の社員(?)との事である。ここに、今の日本の企業の問題点が潜んでいる。NHKに限らず、他の放送局も同様の事を行っていると聞く。概ね、社外の人が実際の番組作成に携わり、場合によっては企画も外部が行っていると聞く。その結果、ガバナンスが不十分で、様々な不祥事を今まで見聞きしている。この様な”外部委託”は、なにも放送業界ダケで行われている事ではなく、普通の企業でも行われている事である。外...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:NHKの国際方法でのデタラメ報道から見る日本の企業の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月29日の日経のコラム『機械、国内外で受注減る』について

    7月24日の日経に『機械、国内外で受注減る』と云うコラムがあった。但し、これは日本の事ではなく、ドイツの商工会議所連合会会頭にインタビューした内容の様だが、皮肉を込めて、流石ドイツと言いたくなる内容である。また参考になる点も多少ある。インタビュー記事なので、会頭が話した内容が正確に記載されているかどうかは疑問の余地があるが、それはさて置いて、内容を読んでみた。冒頭から可笑しな文面があるのだが、「極右台頭や米大統領選といった政治リスクは景気にどう影響するか」と書いている。この冒頭の文言を見て、この記事が読者を誘導したい方向・意図が見えてくる。その後に、エネルギーの高騰と金利上昇の問題を指摘し、その後、「規制の多さなどの官僚主義、熟練労働者の不足、鉄道などのインフラ老朽化、エネルギーの高騰、重い税負担の5つの...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月29日の日経のコラム『機械、国内外で受注減る』について

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月22日の日経『「地頭」バイアスからの脱却』は、大変良い問題の指摘だが…

    7月22日の日経に『「地頭」バイアスからの脱却』と云うタイトルの記事があった。これは学校での教育が、偏差値を優先している事への問題定義であり、100%同意する。しかし解決策の記述が少ない為、若干肩透かしを食らった感じがする。この記事には、「学ぶ力が社会を変える」とある。これも100%同意である。では何処で”学ぶ力”を育むのかの記載が無い事が不満である。”記載が無い”と云う言い方は若干不正確なのだが、文面に書かれている”学ぶ力”を育む例は、あくまで社会人になってからの事例のみである。本来”学ぶ力を育む”のは学校教育、そして家庭内で行うべき事であり、この記載がこの記事には無い。問題の本質は、俗に云う”詰め込み教育”である。記憶する事が重要視され、答えのある問題を解く事が求められる教育が、この「学ぶ力」を削いで...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月22日の日経『「地頭」バイアスからの脱却』は、大変良い問題の指摘だが…

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月22日の日経『授業料値上げ 東大に続き和歌山大学など検討』の問題点

    国立大学の授業料の値上げが検討されている旨の記事を複数回見た。少子化の原因の一つが、高等教育にかかる費用の高さなのだが、それを分かっていない愚か者共が、少子化と国力の低下をより一層進めたいらしい。本来であれば親の収入に関わらず、誰でも高等教育を受けられる事が理想である。その為、日本の国公立の学校は、親の収入に関わらず、その子が安心して入れる仕組みにするベキだが、1970年辺りから値上がりし始め、10年間で10倍程に上がった時期もある。そして今ではかなり高い金額になっている。しかし今回この様な議論をしている理由は、ここ10年以上、授業料が変っていない事が理由であるらしい。また日本の国公立大学に入学する為のハードルが高すぎ、一部の優秀な学生しか入学できない仕組みになっている事も問題であろう。因みにアメリカでは...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月22日の日経『授業料値上げ東大に続き和歌山大学など検討』の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:最低賃金「50円上げ」は十分だろうか?

    6月後半から、最低賃金の引き上げについての記事が複数回あった。今回の賃上げは、平均50円に落ち着いたが、社会人にとってはまだまだ全く足りない賃金である。記事には主要国との比較が掲載されていたが、日本は8.5ドルでアメリカの7.3ドルより高いが、フランスやオーストラリアの13ドル台よりかなり低い水準であり、韓国よりも低い(2022年時点の情報)。アメリカより高いので、日本もそれほど悲観するレベルでは無いと思いがちであるが、アメリカはチップの世界である。飲食業の従業員の時給は低いが、チップでその低い賃金を補っている。またウォルマートや自動車関連の大企業は、最低賃金を15~18ドル程度に設定しており、実質日本の倍程度の最低賃金を支給している。なのでアメリカでのこの様な最低賃金で働いている人達は、学生や、清掃など...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:最低賃金「50円上げ」は十分だろうか?

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月26日の日経『訪日消費7兆円 車に次ぐ産業に』の問題点

    これも6月26日の日経に『訪日消費7兆円車に次ぐ産業に』と云う記事があったが、これに喜んでいる政治家や役人は如何なモノだろうか。訪日客によってお金を落としてくれる事は悪い事ではないが、観光地では日常生活に支障が出ている事について考える必要がある。新聞に掲載されているグラフによると、半導体や鉄鋼、そして自動車部品関連の”輸出額”より多くなったとの事で、国内生産額との比較ではない事に留意する必要が有る。そこで注意する点として、産業別の国内生産数と比較すると、売上規模はまだまだ少ないと云う事を認識する必要がある。それで今回述べたい事は、外国人による国内消費が増えたとしても、観光業界の平均賃金は、平均以下である。自動車関連が700万円以上、その他製造業が600万円台の後半であるが、観光業の平均は540万円程度であ...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月26日の日経『訪日消費7兆円車に次ぐ産業に』の問題点

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月26日の日経『イオン、特定技能4000人に』の是非

    6月26日の日経に『イオン、特定技能4000人に』と云う記事があった。総菜調理や清掃を対象としているとの事だが、この最近改定された特定技能の受入れは、全面的に反対だ。その主な理由は、外国人労働者の受入れによって賃金が上がらない事と、治安の悪化の懸念である。実際、様々な現場で人手不足が顕著化しており、雇う側として特定技能の受入れをしたい気持ちは分からないではない。しかし雇う側が相変わらず低賃金で若い労働者のみを求めている限り、この人手不足は解消する事はない。余程の不況が来ない限りは…。日本の社会の問題点は、低賃金を前提とした労働(雇用)が余りにも多い事である。その多くが小売りや飲食関連なのだが、これを改善・改革する事が日本の社会にとって重要である。例えばコンビニやドラッグストアは必要以上存在する。ザックリと...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月26日の日経『イオン、特定技能4000人に』の是非

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月27日の日経『平和の祭典に破壊行為は許されない』と云う社説の幼稚さ

    これも7月3日の日経に『平和の祭典に破壊行為は許されない』と云うタイトルの社説があった。この記事は、小学生レベルの記事で、社説であれば何故この様な事件が発生するのか、そしてどの様にしてこの様な事が起こらない社会を作れるか書くべきだろう。昨今、世界で様々なテロ行為が発生しているが、現代を生きる我々にとっては、いつ何時それに巻き込まれても不思議ではない。この状況を前提とした場合、”フランスの警備はどうなっているんだ”と云う批判も分からないでもない。しかし今回の記事は社説である。もう少し突っ込んだ”社説”を見たかった。例えば、警備の在り方などをもっと論評し、そして有るべき警備の姿を提示するのも良いだろう。またはこの様な行為が発生する原因を掘り下げ、その解決策の提示も良いだろう。しかし今回の”社説”にはその様な記...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月27日の日経『平和の祭典に破壊行為は許されない』と云う社説の幼稚さ

  • 壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月3日の日経『中国EV、アフリカ開拓』。アフリカ諸国、ご愁傷様です。

    これも7月3日の日経に『中国EV、アフリカ開拓』と云うタイトルの記事があった。これについては、アフリカ諸国に対して”ご愁傷様です”と言いたい。アフリカ諸国は、まだかの国の腹黒さを分かっていない国が多く、そしてEV車の問題点を分かっていないのだろう。先ずはEV車の問題点から整理したい。EV車はガソリン車よりも車体がかなり重たく、その所為で道路の傷みが早くなったり、または道路の路面が削られ、新たな公害を生んでいる。ヨーロッパではこれがEV車離れの原因の一つ聞く。但しこれについてはアフリカ諸国の道路事情は欧米諸国や日本とは若干違い、舗装されていない道が多い為、余り問題にはならない可能性もある。しかしそれでもアフリカ諸国の都会では、やはり舗装されており、重量が重い事は、一つの問題であろう。二つ目の問題点は、冷房を...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:7月3日の日経『中国EV、アフリカ開拓』。アフリカ諸国、ご愁傷様です。

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