4月22日の日経に大変良いコラムがあった。日経も偶には良い記事を掲載している。その内容は、日立製作が関税の影響を受けない企業体制に変革を遂げたと云う事例の紹介であるが、これは自分が推奨している地産地消の推進と同じ考えである。この記事に紹介されている日立製作所の考えは「自立分散型グローバル経営」と名付けている様で、10年前から模索しているとの事である。この”自立分散型”は言い換えると地産地消の事なのだが、日立製作所は世界を6地域に分けている。それは日本、北米、欧州、中国、アジア太平洋、そしてインドに分けて、その地域内での地産地消型供給体制を築いているとの事である。そうする事で、関税による影響を最小限に留められるとの考え方である。大変良い事である。この地産地消型の経営は、何も日立製作所が初めて採用した訳ではな...壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:4月22日の日経コラム「関税影響ゼロをめざす日立」から