今日はアレキパから北野の隣町、カイマに行ったよ。チヤ チヤニ火山の裾野の町。往復20km歩いたよ。ほとんどの人がアンデス帽っていうのかな、こういう帽子をかぶっている。 学校の制服もそうみたい。それにしても、どうです、この火山の勇姿。 僕以外誰も見てな
人間嫌いの隠遁者、OTTO翁が、メキシコ西海岸シナロア州の海辺の町で、真夜中に一人ぼっちで書いているブログ
農学修士。 社会不適合者。 子供のころから一人で自然の中にいるのが好きで人付き合いが苦手でした。 25歳で日本を逃げだしアメリカに10年、それからメキシコで28年になります。 メキシコ人の妻と4人の息子たちがいます。 今はメキシコ西海岸の町で超庶民の隠遁ひきこもり生活をしています。 悲しい事や辛いこともありますが気楽で自由です。 それは僕が日本に居続けていたら絶対に手に入らなかったものです。
昨日は豪華な朝焼け。ほんの数分だけの饗宴。そして優しい朝。暖かな午後の浜。光の道。もうすぐ2月。 あと4週間で春のお祭りカーニバル。 南シナロアの束の間の冬が過ぎていく。今日の午後。1月末のマサトランの空と雲でした。にほんブログ村
先日記事にした、置き去りにした植木鉢に生えてきたオキザリス(Oxalis)。 紫カタバミですな。 ひっそり一輪咲いてたのがどんどん勢いを増して、ご覧のように鈴なりの花盛り。 たくさん咲いてもやっぱり清楚。 素敵ですね、オキザリス。同じ日の午後4時の写真。 この
夜明け間近の海岸遊歩道。 砂浜に等間隔の波模様。 波は平行に砂浜に寄せているのに、どうしたらこんな不思議なことが起こるんだろう。ラグーン側に回る。 無風。 鏡のような水面。 僕はこの朝凪の時間帯が大好きだ。 ここで朝日が昇るのを見よう。バンのカップルが水
色付きのカリフラワー。 日本にもありますでしょうか? メキシコでは10年ぐらい前からでしょうかね。 緑とか紫とかオレンジ色とか。 美味しそう~。ところが高いんですよ。 普通の白いカリフラワーが30ペソ(約250円)ぐらいですが色付きは80ペソとか。 どう
我が家の台所にある石の道具たち。 左の2つはメキシコの伝統的な石臼。 右の石は延し石。 今時こんなの誰が使うんだよってお思いですかね? いやそれがね、うんと使い勝手が良くてとても便利で料理も美味しく出来て大いに愛用してます。 そして子孫代々使えます。 装
我が家にはネコが7匹いるんですが、どうも最近やたら耳を搔くのね。 後ろ足でパタパタパタパタ。 それから搔きながら首をブルブル振ったりもする。 ネコども、最低3匹は僕のベッドで寝るんですが、夜中に順繰りにパタパタやるもんだからそのたびに振動と音で目が覚め
久しぶりに朝駆けで灯台山(El Faro)に登ってきました。 灯台山は標高160m。 マサトラン旧市街の西端にあります。朝6時半開門と聞いていたので6時10分に家を出ました。 15分で麓に到着。 正面が灯台山です。 夜明けのマサトラン港。6時半きっかりに入り口の
今日の朝食。朝の散歩は6時に家を出て5kmを1時間少々で歩く。 腹をすかせて帰って来てヘビーな朝食をしっかり食べる。 お昼もメキシコの習慣に従って腹いっぱい食べる。 そして家族どもは夕食はほんとに軽くスナック程度なんですが、OTTO翁は日本人ですからコン
朝の散歩。 6時に家を出た。 ずいぶん北に沈む、冠を乗せた冬の月。 今朝の満月はとびきりきれいだった。散歩の帰り道、サボテンの葉っぱを買った。今回のはえらく大きな葉っぱだ。 小さな若葉のほうが柔らかくて味も穏やかなのだが仕方がない。 サボテンの葉っぱは朝
近所の八百屋さんでビーツの葉っぱを貰って来ました。 ビーツは葉っぱ付きで売られてるんですが食べるのはカブ状の根の部分ですから邪魔な葉っぱは捨てられちゃうんですよね。 今回も危うくゴミ箱行きの所をセーブしました。あ~待って、その葉っぱ、貰えますか? ああ、
我が家のプランターに勝手に生えてきたスベリヒユ。 小さな黄色い花を咲かせています。 時々摘んで野菜炒めでいただいています。 茎の下の部分は残してますから、ありがたいことにまた脇芽が伸びてきます。花はほんの5㎜ほど。 とても鮮やかな黄色です。 花びらは5枚
前の記事のトウモロコシカクテルを使ってメキシコの超ジャンクストリートフード、トスティエロテを作ってみましょう。 スナック菓子のトスティートとトウモロコシのコラボです。ます皆さんもご存じのトスティート。 これはメキシコ風に味付けされたコーントルティージャチ
近所の公園でトウモロコシ売ってるの発見。 13本で50ペソ(400円ぐらい)。 シナロアでは今がシーズンでしてグッドプライス。 一本30円だね。しかし13本ってなんとも区切りが悪いなぁ、よし。 おじさん、縁起が悪いよ、僕敬虔なクリスチャンなんだから(ウソ
新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。11月に我が家に来たみなしネコのリュウ君ですが、ずっと下痢気味でお腹はいつもタヌキみたいにぽんぽこりん。 寄生虫を疑って虫下しを2回飲ませたんですが、一時はましになるもののまた悪くなる。
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今日はアレキパから北野の隣町、カイマに行ったよ。チヤ チヤニ火山の裾野の町。往復20km歩いたよ。ほとんどの人がアンデス帽っていうのかな、こういう帽子をかぶっている。 学校の制服もそうみたい。それにしても、どうです、この火山の勇姿。 僕以外誰も見てな
今朝は通りの庶民食堂で朝食。 まずパンとキノアの甘いホットドリンクが来る。次いで有名なロモサルタードが来る。 肉と野菜の炒め物です。下に揚げたポテトがぎっしり。 ホクホクで美味しいこと。 ペルーはじゃがいもの故郷。 本場だもんね。ドリンクも料理も
南十字を見たよ。 ケンタウルスも。 南の夜空高く輝いていた。 シナロアでは地平の彼方で、見るのにあんなに苦労したのに、ここでは当然顔で。 左からケンタウルスα星、ケンタウルスβ、南十字です。 分かりますかね? それからね 、サソリ座が頭の上にべったり這ってます
ペルー南部の町、アレキパにいます。標高2300m。涼しくて気持ち良い。火山が目の前にあります。ミステイ火山, 5822m。チヤチヤニ火山, 6057m。にほんブログ村
今日から避暑に行きます。 行き先は南米のとある町。 今回は一人で、無職の隠遁者OTTO翁ですから完全なプライベートです。マサトランの暑い夏から逃れて真冬の南米へ。 避暑はここ数年ずっと願い続けてましたが、やっと実現します。 9月の第一週に戻ります。それからで
これ、近所の公園に突如出現しました。 毎日通ってるのにいつ描いたんだろう?見事ですね。 落書きの域を超えて立派な絵画アートです。 自信たっぷりにサインまで入ってる。 しかしテーマはなんだろう? さっぱり分からん。 知らぬが花よ、ふっふっふ、なんて言ってた
先日、スーパーの特売で買ったパイナップル。 2つで4.8kg、80ペソ(600円ぐらい)。 メキシコではパイナップルは年中採れますが、強いてシーズンを言えば乾季の終わりの3月から6月です。 乾燥して暑い時期で甘味が乗り風味も濃厚になります。ご覧のように
初夏のマサトランの街路の花。 全て熱帯性の花々です。ツルマツリ。 名前の通り、蔓性の植物です。 そよ風に優しく揺れる涼しげな青い花がすてき。黄花アリアケカズラ。 メキシコではアラマンダと言います。 これも蔓性。 大きくて清楚できれいでまさに南国の花ですね
メキシコと言えばタコス。 その美味しさときたら。 タコスは世界一の食べ物です。タコスを食べるなら屋台がいちばん。 タコスの屋台はメキシコでは巷のどこにでもあります。 でも諸物価高騰の折、貧乏庶民OTTO翁ファミリー、屋台とは言えそうそう気楽に外食できない。
午後の散歩のついでのお買い物。 一昨日はこれ。 長ささげとサボテンの葉。 それぞれ20ペソ(150円ぐらい)。 市民病院横の歩道の露店で買いました。 それから卵は脇道の食品雑貨屋。 卵の値段、やっと普通になってLサイズが30個で80ペソ。 一個20円ですね
初夏のマサトランの街路の花々。グアバの花。 グアバは良い香りの熱帯果物です。 メキシコも原産地です。 庭木や街路樹に植えられています。 丈夫で日陰樹にもなるし実も採れる。 花は3cmぐらい。 雄蕊の髭もじゃが凄い。 アデニウム。 アフリカ、アラビア半島原
もう6月。 マサトラン、セントラルパークの湖面を滑るアメリカオオバンのつがい。アメリカオオバンは渡り鳥で4月から数が減って5月にはほとんどいなくなってしまうんですが少数の居残り組がいます。 真夏でもヒナを連れているつがいもいる。 空を飛ぶ鳥のように自由に
早朝の散歩は愛妻が尿管結石で手術を行けた際に医者から生活習慣の改善を命じられ、お付き合いに始めたんですが、丸2年になりました。 1時間少々、約5km。 時には石に躓いてあんよが痛いからパスなんて日もあって稼働率は9割5分ぐらいです。 愛妻ともども良く頑張
散歩道のお宅の庭何ですが、棘だらけのちょっと異様な木があります。 パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei )。 マダガスカル原産。 人気の塊根植物です。寒さに弱いので日本では鉢植えが主ですが、熱帯気候で乾季が長い南シナロアではこうして地植えで大きく
培養スタート準備完了、紅茶キノコ。皆様、紅茶キノコってご存じでしょうか? 家庭でできる発酵飲料でして、発酵有機酸やビタミンが豊富な健康飲料です。 僕が高校生のころ、ほんの一時だけですが日本ですごく流行りました。 クラスメートに作ってる娘がいて飲ませてもら
マサトランセントラルパークの汽水湖の日の出。 5月末の今、冬鳥たちは旅立ち水鳥はほとんどいなくなりました。 今いるのは鵜ばかり。 それからアメリカオオバンはうんと数は減りましたがヒナを連れているカップルもいます。 渡りをするグループと留まって繁殖すいるグ
マサトランには町中至る所に落書きと言うか壁絵がありまして、芸術作品としてもなかなかのレベルで町の景観をつくってます。 でもギャング系とか骸骨系とかパンク系とかグロイのが多くて僕にはちょっとね。 で、上の写真のは我が家の近くの市営市場の裁縫屋さんのシャッタ
お日様が真上から照る南シナロアの5月末。 港湾都市のマサトランは、夕暮れ時には風がピタリと止んで蒸し風呂状態になります。 夕凪現象ですね。 そして街路に花の香りでいっぱいになる。 香りの元をお見せしましょう。 インドセンダン。 英名のニーム(Neem)で知ら
5月の青い空に青い花。メキシコにも在来種の青いシマツユクサ、Commelina diffusaがあるが、マサトランの道端のツユクサは日本を含むアジア起源のツユクサCommelina communisかホウライツユクサCommelina auriculataようだ。 メキシコでは外来種です。空が白むころにはも
寄り目の愛猫、サンフリー。にほんブログ村
長男の市民病院行きにお供して、その待ち時間の間にコンコルディア(Concordia)に行きました。 マサトランの南東、車で1時間ほどにある人口2万人の町です。この町、16世紀後半に拓かれ、まずは周辺の鉱山への補給や交通の要衝として発展した。 19世紀に鉱山は寂れた
今日の朝食は5人分です。OTTO翁はカアチャンと次男と末娘の4人暮らしなんですが、一昨日の夜に長男が来ましてね。 彼、年末に大学院を修了して、就職せずに2月からボランティアをしながら諸国漫遊の旅に出てたんですが、コロンビアまで行ったところで体調を崩して急遽メ
トルカ近郊の町、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)の市場の乾物屋さんのモレミックス(モレの素、下の桶に入ってるやつね)。 左から普通のモレ(普通って何だろう?)、チョコレート味モレ、アーモンド味モレ、緑のモレ、赤のモレ。モレは代表的なメキシコ料理
トルカで食べた、僕が住むシナロアでは見かけない果物。ライチ(Lychee)。 テモアヤの露店で買いました。 キロ40ペソ(350円ぐらい)。 メキシコではリチ(Lichi)って呼んでます。 初夏にたまにローカル市場見や露店で見かける果物ですが、高いし品も悪いんでスル
トルカの市場で見つけた、セタ(Seta)というキノコ。 日本で言うヒラタケですな。 僕が日本にいた頃は栽培品がシメジって名前で売られてたやつです。皆さん、キノコはお好きですか? 僕、大好きです。 日本にはいろんなキノコがマーケットで売ってますよね。 しかも安
トルカ市の路線バス。今回の旅では、市内や近郊への移動は全て路線バスでした。 2人で50回ぐらい乗ったよ。 料金はケレタロでは11ペソ、トルカは12ペソ。 まあ100円だね。 市域の外へ行く路線なら少し余計に払うけど、知れたもの。 もしタクシー使ったら膨大
テオテナンゴ遺跡を訪問した後、僕たちは遺跡の南西のピラミッドの横を通って脇道を下り、そのままテナンゴの町へ歩いて行きました。 20分ほどで教会や市庁舎がある中心地に着きます。 町へ行くなら遺跡入場ゲートに戻ると倍歩くことになります。この町、地図上ではテナ
入場ゲートから遺跡への道は急な上り坂だ。 この遺跡は河川平原を見降ろす急な岩崖に囲まれた台地の上にある。 メキシコ中央高地の古代遺跡はたいていそんな立地だ。 不便だろうにね。 なぜだろう? 僕が思うに、山の上の遺跡は支配者層が住んでいて、社交や政治や儀式
トルカ最終日は、テオテナンゴ遺跡(Teotenango)に行きました。 トルカ市から南へ約35km、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)市にあります。 あまり知られていない遺跡ですが良かったです。 この遺跡と一昨日記事にしたカリストラワカ遺跡だけでもトルカに
メキシコは、国民の7割以上に先住民(インディヘナ)の血が流れている国です。 まあメキシコ人って基本白人ワナビーですから実際はもっと多いでしょう。 先住民には何十もの部族がいるんですが、オトミ族(Otomi)は今回旅したメキシコ中央高地に広く分散して住んでいます
カリストラワカ遺跡は平原を見渡す山の中腹の斜面にあった。 小さな丸いピラミッドがあるだけかと思っていたが、とんでもない。 とても広大な遺跡だった。カリストラワカ遺跡も多くのメキシコの遺跡のように建設が始まったのは紀元前のかなり古い時代のようだ。 数千年の
円形のピラミッドがあるカリストラワカ遺跡(Calixtlahuaca)に行きました。 あまり情報がない遺跡ですが、とても良かったです。 トルカから10kmほどで、ローカル路線バスで簡単に行けます。僕たちの宿はトルカの中心街(セントロ)の近くだった。 セントロに歩いて行
セントロを探索し終わると、あとは特に何もないトルカ。 民泊のオーナーに聞けば立派な博物館や美術館、ショッピングモールなんかはあるよ。 そりゃまあメキシコの大都市ですもんね。 でも僕たちはそういうのは興味がない。 それならと勧められたのが、コスモビトラル植
ケレタロで4泊のあと、この日はトルカへ移動です。 トルカはケレタロから南へ200kmほど。 標高2700mの高地にある人口約100万人の大都市です。 トルカはメキシコシティの西方60kmですぐ傍なんですが、観光するものは何もないよ、誰もトルカなんかに
ケレタロのメルカード(市営市場)のクレメリア(Cremeria,乳製品やハムソーセージなんかを売ってる店)の店先にこんなのがぶら下がっていました。 何だろう? チーズだろうか? なんだか分からないけど、小麦色の色合いといい、艶や形といい、紐で縛られ様といい、すごく
ケレタロではずっと外食でしたが、特に変わった食べ物には出会わなかった。 メキシコシティと同じ文化圏なんだと思う。 サクッと行きます。宿の前のサンタクルス教会の広場の屋台。 先日お見せしましたっけ。 見にくいですが、上にメニュ-が写真付きであります。 左か
ケレタロ最終日。 遺跡から町に戻ったのは午後遅くだった。 熱波に痛めつけられた4日間。 蒸し風呂のような部屋には戻りたくなかった。 歴史地区を散歩することにした。ケレタロは標高1800m。 夕風が吹き始め、街は息を吹き返したようだ。 熱波が来てても朝夕は
ケレタロ3日目。 明日はトルカへの移動日だから実質最終日になる。 相変わらずの猛暑。 遠出はしたくない。 でもケレタロの町は昨日歩き尽くした。 近場で良いとこないかな? 白羽の矢が立ったのが、ケレタロ市域内にあるエル・セリト(El Cerrito)のピラミッドだっ
ケレタロの2日目も猛暑だった。 この日はペニャデベルナルという村の岩山を登るつもりだったが、予定を変更してケレタロの町巡りに充てることにした。 日本人転落死、猛暑でザイル溶ける、なんてなりかねないもんね。炎天下の歴史地区を縦横に歩いた。教会がたくさんある
今回の旅は、ちょうど熱波が来ていてケレタロの4泊はぶっちゃけ最悪だった。 最高気温は40℃で、しかもAirbnbの宿の廊下に温水器があって熱がこもるんだな。 小さな扇風機だけでは暑くて眠れない。 ホストのお姐さんに文句を言ったが、こんなに暑いの初めてなの、ごめ