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2022/10/30

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  • 日本語は難しいなあ いかってるで思い出す人

    「いかる」「いかってる」と言えば普通頭に浮かぶのは「怒る」「怒ってる」だけど魚がいかってる花がいかってるとの使い方がある。こんなの外国人には難しいだろうな。花がいかってるというのはこの年になって初めて聞いたが生花の世界では普通なのかな。「魚がいかってる」はかつて40年前にNTTデータの大阪に勤務した時、同じ部署の芳賀さんに教えてもらった。大阪や京都で生きのいい魚を指している。芳賀さんは京都から来ていたので京都特有の言葉使いかもしれない。東京から転勤でマゴマゴしていたわたしに大阪や京都で美味いものを色々教えてくれた親切な男だった。池田の銘酒呉春、お初天神の蕎麦屋夕霧などなど今でも感謝している。花がいかってるという言葉から思わぬ思い出に結びついた。日本語は難しいなあいかってるで思い出す人

  • いつもの散歩でささやかな花の楽しみ

    鬱陶しい日が続くがろべに咲く花は意外に映えるこのブルー今日の収穫この朱色なんとも和風鮮やかな紅の花名は何というのかな深山幽谷の趣がある近所の山道。日中だが誰もいない。道端の花に黄色が多いのは理由があるらしい。カシの木山公園入り口いつもの散歩でささやかな花の楽しみ

  • プリンス 生前に臨死体験

    プリンス生前に臨死体験か「生きるため闘った」と告白もTechinsight6月23日(木)20時20分57歳の若さで急死した歌手プリンスにつき、友人でコラボレーターでもあった歌手ジュディス・ヒルが「生きようと必死で闘ったのに…」とコメントした。鎮痛剤フェンタニルの過剰摂取が原因で、4月に自宅にて急死したプリンス。彼はその数日前にも飛行機内で容態が急変し、緊急着陸後に病院へ。その件につき代理人は「数週間も流感を患っていた」と発表したが、その時点でプリンスの容態はかなり深刻だったという。この時プリンスと一緒にいたというジュディス・ヒルは、『NewYorkTimes』にこう明かしている。「(彼が絶命するのは)時間の問題だ。みんなはそう感じていました。だから(病院に搬送すべく)着陸したのです。」「その後、彼は目を...プリンス生前に臨死体験

  • フォト&幻想 ヒエロニムス・ボスの絵とベネツィアため息橋

    追記2024-04-21それにしても残念なことをしたものだ。臨死体験を描いた絵ヒエロニムス・ボスのAscentoftheBlessedのすぐ近くまで何回も行っていながら見落としている。初稿2017-07-07ベネツィア総督宮殿パラッツォ・ドゥカレにかかる橋はため息橋と呼ばれる。政治犯が処刑場に赴くときにこの橋を渡りこの世の見納めをした橋だ。ところでこのパラッツォ・ドゥカレにはヒエロニムス・ボスのAscentoftheBlessedが展示されている。臨死体験を描いた絵と言われて名高いものだが鎮魂の絵というほかはない。ヒエロニムス・ボスの絵のトンネルと橋下の空間が重なって見える。政治犯にはため息橋の下が実はため息ではなくAscentoftheBlessedの光に満ちたトンネルに見えたに違いない。フォト&幻想ヒエロニムス・ボスの絵とベネツィアため息橋

  • なぜインドで仏教が滅びたか

    バリでヒンドゥに接し、ジャワのボロブドール寺院の滅亡を見て以来の疑問がある。なぜインドで仏教が滅び、ヒンドゥが圧倒的なのか。そして同じ時期に生まれたジャイナ教が今でも残っているのか。そしてなぜインドで滅びた仏教がスリランカや東南アジアで、そして大乗が日本に生き残っているのか。ずっとわたしの頭に疑問が残っていた。カースト制度がどうもこの疑問をとく鍵のようだ。まだまだ不十分だが佐々木閑氏のYoutube講義でなんとか辿り着いた理解を少しメモしておきます。紀元前5世紀ごろにインドで反カーストとして発生した仏教とジャイナ教だが絶大な勢力のバラモンに比べればマイナーな教団だった。それらが徐々に北東部で伸びてきた。そのうち仏教だけがインドでは1000年も持たずになぜ滅びたのか。同時期に発生し現代でも生き残るジャイナ教...なぜインドで仏教が滅びたか

  • 港の見える丘公園 花日記

    石川町まで出かけて港の見える丘公園の咲き誇る花々をたくさん撮ってきました。途中の坂に墓があり、豊かな新緑を蓄えた樹木が。港の見える丘公園花日記

  • 輪廻や縁起と涅槃 虚構の導入は虚数の導入のメタファで納得

    仏教学者の佐々木閑氏の膨大な動画が大変面白くて語り口も素晴らしく視聴している。氏が輪廻に及ぶと佐々木閑氏は「私は輪廻を信じていません」と何回も繰り返す。仏教の根幹である輪廻と涅槃を信じていないとニコニコして仰る。これは一体どう理解すれば良いのだろうか。どのように自己の胸に収めているのかが大変興味がある。わたしなりの理解では輪廻や縁起と涅槃はこの世に生きている限りは目の当たりに知ることはできない。しかし数学や物理学の世界で虚数があるではないか。これも実在を目の当たりにした人はいないが世界の説明に矛盾なく当てはまる。同様に輪廻や縁起と涅槃は虚数のように仏教の世界観に収まる、そう思えば良いのではないかと。キリスト教の信者ではどうか。処女懐胎やキリスト復活などをどのように理解して自らに馴染ませているのだろう。また...輪廻や縁起と涅槃虚構の導入は虚数の導入のメタファで納得

  • 「カラマーゾフの兄弟」はなぜロシアで生まれたか

    「カラマーゾフの兄弟」はイワンの葛藤が主旋律でその葛藤を中心にして他の人物が興味深いポリフォニーを奏でる。なぜイワンの葛藤が生まれたか。イワンはこの世の不条理をこれでもかと語る。そして神がこんな不条理な世界を作ったのだからこの世界の入場券をお返しするという。これが仏教ではこうはいかない。この世を作った神は存在しない、無始無終だから憤りをぶつける相手がいない。仏がこの世を作ったのではないからこの世界の入場券をお返しする相手がいないのだ。つまりキリスト教(ロシア正教)の一神教が「カラマーゾフの兄弟」のモティーフになっている。一神教と創造神を持たない宗教では生まれる文学も異なってくる。大乗仏教と大審問官「カラマーゾフの兄弟」はなぜロシアで生まれたか

  • ムルタサリからムティアラまで探訪

    2024-4-17追記ムティアラのご主人森崎さんが1月20日ごろに日本に帰国後すぐになくなっていた。何人かのブログで知りました。今年の1月にバリを訪れた時に「森崎さんは」と尋ねるとスタッフの若い女性が「さきっと」と答えたのでどこか痛いのかとぼんやり思ったが、今思うと病気だという意味だった。かつてバリ滞在時にスランガンまで行ってうまい鮑を仕入れてきてくれたのを思い出します。ここのカラスミは絶品でした。それほど繁く行った店ではないがバリでなぜか気になる店だった。スミニャックの「漁師」まもさんの逝去(数年前)、ラーメン屋ごんたさん(去年知った)も今年の滞在で知ったが、この世代の人がバリの地に長年住み、暮らして、そしてなくなるということに思いを馳せた。どんな思いでバリに住むことになったのか、それぞれの事情と思いを...ムルタサリからムティアラまで探訪

  • 「NTT法廃止と日本の未来」骨子を紹介

    私の著作「NTT法廃止と日本の未来」の骨子を紹介させていただきます。今後の総務省パブリックオピニオン募集に使う予定です。アマゾンで発売中です。上図をクリックしていただけるとAmazonに飛びます。NTT法廃止議論の要点。背景と目的:NTT法は1985年にNTTの民営化と市場独占の防止を目的として制定された。市場環境の変化:デジタル通信の進展と市場の自由化により、NTT法の多くの規定が時代遅れとされ、見直しの必要性が高まっている。技術の進化:固定電話からデジタルデータ通信への移行が進み、新技術とサービスの提供機会が増加。市場競争の問題:NTT法が市場競争を阻害し、消費者の選択肢を制限しているとの批判がある。インフラアクセスの公平性:NTTが持つ地域インフラ(光ファイバーネットワークなど)への公平なアクセス確...「NTT法廃止と日本の未来」骨子を紹介

  • 生成AIの陥穽 生成AIの成果には感心して楽しんでいるのだが

    ChatGPTを楽しんでいるが思わぬ危険があることを知った。あるひとのYouTubeで紹介されていた話だが、自らの意見がどの程度反映されているかどうかをチェックしてみたところ、全くいったこともない真反対の説明がなされていたという。この人は「どうしてこんなことが起きるのか」と探っていくとアマゾン書評のコメント欄にある批判的文書からデータを持ってきていることがわかった。ChatGPT君はアマゾン書評のコメント欄も一緒くたにしてこの人の意見として集約して生成していたのだ。この対策は容易ではないと思えてくる。収集するデータの中に潜り込む技術はアマゾン書評のコメント欄にある批判的文書だけではなく、いくらでも出てくるだろう。ネット上に次々とウィルスが出現するのと同じく新しい危険なデータ収集潜り込み作戦は出てくる。そし...生成AIの陥穽生成AIの成果には感心して楽しんでいるのだが

  • 映画「アレキサンダー」でポンペイ紀行を思い出す

    アレキサンダー・2004年アメリカ合衆国映画・監督オリヴァー・ストーン。紀元前4世紀のマケドニア王アレクサンドロス3世の生涯を描く。広大な領土を広げ32歳でこの男のあまりの制服欲に部下がついてこなくなる。それゆえのストレスからくる過度の飲酒による死を迎えた稀代の男の生涯を描いている。最後のインド遠征が最近の興味と重なって面白かった。インドではアショカ王碑石があちこちに発見されているが、19世紀の英国考古学者によるとインド西部の一つはアレキサンダーの碑石ではないかと一時は思われたらしい。この時代にフビライなどと同じくらい広大なエリアを占領した男がいた。ヒットラーのように人類にとって迷惑な男だったのか、あるいは文明の発展と拡張に避けられない人物だったのか。2千数百年を隔てるとどちらが正解なのだろうか。疑問を残...映画「アレキサンダー」でポンペイ紀行を思い出す

  • すごいぞ ラ・ロシュフコー箴言録 精神の欠点は、顔の欠点と同じく年をとるほどひどくなる

    初稿2007-08-26追記2024-04-12妻の産科定期健診に付き添うときは必ず何かしら本を持っていく。本棚を見まわしてその日の気分で一冊を引っ張り出していく。最低一時間は待たされるので読書や考えをまとめるには最適の時間なのだ。一昨日はふとまだ読んだことのない「ラ・ロシュフコー箴言録」の岩波文庫版を持っていく気になった。多くの人がこの書物を引用しているのは知っていたが原著を読むのは初めてだ。待合室でぱらぱらと読んでみるとさすが面白い事を言っている。「悪魔の辞典」といいこの箴言録といいヨーロッパにはこうした寸言人を刺す短文を編むのが伝統のようだ。日本には俳句・短歌の短文詩型の伝統があるが、西洋ではこれがこうした形になる。一方は情緒的で一方は論理的で若干皮肉で興味深い対比だ。ほんのちょっと読んだだけだがさ...すごいぞラ・ロシュフコー箴言録精神の欠点は、顔の欠点と同じく年をとるほどひどくなる

  • 諸法非我あるいは無我か ブッダの宿題

    追記2024-04-10諸法非我かあるいは無我か。佐々木閑氏のYoutubeからようやく理解できた気がする。輪廻する主体は何かの議論が2500年立っても続いている実に理解し難い、しかし極めて重要な課題で頭を悩ませてきた。ある人はそんなことを考えても何の意味もないとして夢幻のように見れば良いとか。頭であれこれ考えても、悟るまではわからないとか。涅槃に至らない人の死後は縁起の中に溶け込んでしまい、どこを探しても見つからない。しかし再び生を得て、つまり縁起によって生まれ変わる。川の水に例えてみると的確かどうかわからないが少しはわかった気になるかもしれない。川は存続するが流れる水は一時も同じではない。しかし川は存在し続けるように見える。諸法非我とは死後は縁起の中に溶け込んでしまい、どこを探してもその存在や実体は見...諸法非我あるいは無我かブッダの宿題

  • ミーソン紀行

    2024-04-9追記ミーソン遺跡は仏教、ヒンドゥ、イスラムの交代が相次ぐ舞台で多くの未だ解明されていない歴史が秘められた場所だ。ポルポトの大虐殺でこのあたりのチャンパは60万人が13万人まで減ったという凄惨な歴史を持っている。これにより多くの遺跡も失われた。5世紀頃からインドネシアとの交流もあり、おそらくバリのヒンドゥとも繋がっているのではないか。解明される日が待たれる。2013-12-21初稿2015/04/19追記ベトナムのフエからホイアン経由でミーソン遺跡に向かう。ベトナムは仏教国だがこのミーソンはヒンドゥー教シバ派だという。ミーソン聖域はサンスクリットによる正式名称をシュリーシャーナバドレーシュヴァラといい、チャンパ王国の宗教(ヒンドゥー教シヴァ派)の聖域であり、聖山マハーパルヴァタを望むクアン...ミーソン紀行

  • バリの風景 刀・クリス

    初稿2015-05-02追記2024-4-9奈良で1600年前の巨大な蛇行剣が見つかり全容を表しつつある。5合目だとか。バリのクリスとの歴史的関連を思い浮かべるが次のような記述も。バリの考古学の今後に期待してみよう。日本の古墳時代の遺跡から出土する蛇行剣の祖形を東南アジア圏のクリス短剣に求める説があるが、実質的な出土事例は蛇行剣の方が古い。クリスバリ島やジャワに特有の刀剣クリスは形も変わっている。日本刀やサーベル、青竜刀は切る刺すという目的のために洗練された形をしているが、このクリスはその目的のために作られたというよりは儀式のためにつくられたものという気が見るたびにしてならない。くねくねと波を打って曲がっていて、刀身には彫刻が実用を妨げるほどに施されている。バリのクリス以外にもくねくねと波を打つ刀や鉾があ...バリの風景刀・クリス

  • 桜満開

    今日はご近所の桜を見るために一眼レフを持ち出して撮影。この道は桜並木が素晴らしい。しかも車が少なくゆったりと楽しむことができる。これは可愛いシャガが見事葉の楽しみこれもいいなあ。桜満開

  • 久しぶりに一眼レフで撮ってみたら

    iPhoneで写真を撮りだしてからは一眼レフを手に取ることがなくなっていた。軽いし手軽だしといいことずくめだがたまには一眼を試してみようと家の周りをテラスから撮ってみた。開花を目前に控えた山桜が。雑木林も萌え出している。雪柳が名残をとどめている。ジャスミンの芽吹きが楽しい。再び仰ぎ見る山桜。小さなさくらんぼが膨らんできた。鶯がやってきて去りこれからはモズの到来にご馳走する。枝が天に向かって伸び山桜の群舞に見える。久しぶりに一眼レフで撮ってみたら

  • ボロブドール遺跡の謎 なぜ仏教が忘れさられたのか

    ボロブドール遺跡に焦点を当ててみると未だわかっていないことが多いという。ほとんどわかっていないと言った方が正しいかもしれない。インドは英国の植民地化で大いに考古学的研究が進んだがインドネシアではまだまだこれからだという印象だ。このピラミッド型遺跡の内部は小さな丘であり土のみでエジプトのピラミッドのように石室があるということではなさそうだ。しかしここから新たな仏教研究上の発見例えば仏陀の入滅年代が明らかにされる石碑が見つかるなどというロマンは否定できない気がするのだが。釈迦の入滅年代が不明だということが新たな驚きで、紀元前383年説を今まで記憶していたがこれもいくつかある一つの仮説だということが佐々木閑氏のyoutubeで知った。紀元前600年とか160年とか500年近い幅があるのも驚きだった。ボロブドール...ボロブドール遺跡の謎なぜ仏教が忘れさられたのか

  • ボロブドール遺跡以前のジャワ島仏教・ヒンドゥ教はどうだったのか

    ボロブドール遺跡を回想しているうちに、それより前のジャワの仏教やイスラム事情が知りたくなったので調べてみた。いずれもネット検索から得たものです。法顕は399年に60歳で陸路インドへ長安をたつ。法顕には、慧景、道整、慧応、慧嵬らの総勢5名がいた。戦乱の世の中、シルクロードを目指し仲間はパミールからインダス河をくだり小雪山を越えるとき1人の僧が白い息の粉を吐いて死んでいく。3年を要してインド西部に入った法顕は一人でブッダの古蹟を巡る。インドはグプタ王朝の盛期にあたり、第三代チャンドラ・グプタ二世(375-414)の治世でインドの大統一国家を形成していたため平和の時代であった。法顕の年齢はすでに70歳を越えていて、海路が楽だった。あるいは南伝仏教の足跡をたどり、学びたか...ボロブドール遺跡以前のジャワ島仏教・ヒンドゥ教はどうだったのか

  • ボロブドールの回廊 実在した釈迦か久遠成道の釈迦か

    初稿2007-04-12追記2024-04-02初稿の疑問は南伝仏教(今では小乗という蔑称は使わない)と北伝仏教(大乗仏教)の違いによるものと理解した。南伝にはいわゆる大乗は伝わらなかった。つまり大乗は南伝当時には未だ成立していなかったから。シルクロードが確立してのちに三蔵法師たちがインドの西まわりで険しい地形を超えて中国に仏教を伝えたがこの頃に大乗が成立したから。どうして三蔵法師たちはスリランカなどに南伝しなかったのか。経済交流を兼ねていたのかもしれない。すると巨大な中国に渡る方が比較的小さいスリランカへ渡るよりも貢献度が高いと考えられたのだろう。宣教師たちが大航海時代に経済交流や征服を兼ねて世界に飛んだがスポンサーがつきやすかったからだろう。同じ理由で北伝が盛んになり玄奘法師などにスポンサーがつき中国...ボロブドールの回廊実在した釈迦か久遠成道の釈迦か

  • イワンは神の創った世界を認めない 福岡伸一「エントロピー増大の法則」ショーペンハウエル

    初稿2021-05-07追記2024-03-30「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。仏教の輪廻と涅槃、ショーペンハウエルの「キリスト教には、根拠の原理から解放された箇所がある」。福岡伸一は「カラマーゾフの兄弟」でイワンは神の創った世界を認めない。「世界のフィナーレ、永久調和の瞬間にはすばらしく価値ある何かが起こり、現れてすべての人間の心を満たし、すべての怒りを鎮め、人間の罪や、彼らによって流されたすべての血をあがなう、しかもたんに人間に生じたすべてを許すばかりか、正当化までしてくれる、とな。・・・やがて平行線も交わり、おれ自身がそれをこの目で見て、たしかに交わったと口にしたところで、やはり受け入れない。」「俺が受け入れないのは神じゃない、いいか、ここのところをまちがうな、おれが受け入...イワンは神の創った世界を認めない福岡伸一「エントロピー増大の法則」ショーペンハウエル

  • 日本分割占領案を防いでくれたスリランカ代表ジャヤワルダナ サンフランシスコ平和条約で

    これはいつまでも忘れてはいけないな。この分割案が通っていたら今頃日本はどうなっていただろうか。当時の情勢では通りそうだったようだ。スリランカへの恩義は。現在の世界にも通用する名演説だ。日本は今後の世界に対してこんな立派なメッセージを残せるだろうか。次の旅はスリランカに行ってみたくなった。下記のサイトから引用させていただき、メモしておきます。「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である」法句経https://web.archive.org/web/20190515200122/http://www.frone.life/relationship01/元スリランカ(元セイロン)蔵相、J.R.ジャヤワルダナ氏の演説全文賛同を...日本分割占領案を防いでくれたスリランカ代表ジャヤワルダナサンフランシスコ平和条約で

  • カルトってなんだろうと考えているうちに

    初稿2022-12-23追記2024-03-28追記佐々木閑氏のyoutubeでカルトの見分けかたは持続性だと。オーム真理教は10年ほどで消滅した。なるほどね。ではどのくらい時間が経てばカルトでないと判断できるのかはやはり難しい問題だが非常に参考になる見分け方だ。いつの時代にも信仰を求める一定の人々は存在する。その判別方法を知ることは非常に大事なことになる。さらに付け加えるのであれば供養や献金などと称して庶民から金を巻き上げないことも。それから異常に他宗を攻撃しないことなど4点が判別ポイントになる。1持続性がない(内部分裂も含む)。2異常な金集めをする。3異常な他宗攻撃をする。4異常な選挙活動をする。初稿統一教会がカルトだと騒がれている。では創価学会はどうなんだと世間は俄かに宗教とカルトの危険性について注...カルトってなんだろうと考えているうちに

  • アレクサンドル・グロタンディークと瞑想 たんぽぽのスープ 57を素数

    アレクサンドル・グロタンディークは20世紀を代表する数学者だがその生活は大変興味深い。改めて世の中にはまだまだ知らない魅力的な生き方をする人がいるのだなと思う。彼の業績はフェルマーの定理の証明に使われているという。1966年にフィールズ賞受賞。57を素数の例として講演したことで知られる。一日10時間の瞑想とそれをもとにした執筆という生活を続けた。晩年はピレネー山脈の田舎に住みたんぽぽのスープを飲んで暮らしたという。2014年に86歳で死去。ドイツ出身のフランス人数学者。1966年フィールズ賞を受賞。モスクワでの授与式への出席を拒否。旧ソ連の軍拡政策に反対のため。勤めていた研究所が軍からの資金援助があると知ると、直ちにその研究所を辞職した。グロタンディークの父サシャはアウシュヴィッツ強制収容所で殺害された。...アレクサンドル・グロタンディークと瞑想たんぽぽのスープ57を素数

  • アンコールワット紀行

    18年前のアンコールワット紀行に追記した。なお、アンコールワットとアンコールトムをひとまとめにしてアンコールワット紀行としている。アンコールワットは寺院でアンコールトムは王宮の意だ。アンコール朝の中興の祖ジャヤーヴァルマン7世がチャンパに対する戦勝を記念して12世紀末ごろから造成に着手した。石の積み方や材質が違うことなどから、多くの王によって徐々に建設されていったものであると。建造物部分に仏像を取り除こうとした形跡や、ヒンドゥーの神像があることからは大乗寺院、後にヒンドゥー化。1933年の調査によって、中央祠堂からブッダの像が発見された。wikiよりバイヨン寺院の外回廊と東参道を飾るナーガ、ライオン彫像および欄干は、過去に修復処置が行われたものの、現在は再び破損して遺跡の周囲に散乱している。中央祠堂の階段...アンコールワット紀行

  • プランバナン紀行

    初稿2006-12-23追記2024-03-27プランバナンはジャワ大地震5月発生の年、12月に訪れている。そのため寺院は立ち入り禁止の場所も多く、地震の後の瓦礫が多くみられた。ボロブドゥールを後にして車で2時間ほど。突如としてブランバナンが川の向こうに姿を現した。最高は47Mあり、威圧感がある。右手に修復中の足場が見える。参道に立つとゴチック建築と同様に天に近づこうとの強い意志を感じる。両側の突起は燃え立つ焔に見え、これは勧善懲悪の情念の強さを現すのか。地震により傾いて今にも崩れ落ちそうな一角もあり、その不安定さも相まってあまり長くいたいとは思わなかった。一時間ほどでプランバナンを立ち去った。5月の地震によるのか瓦礫のように遺跡破片が散らばっていた。広い公園を歩きながら考えた。インドでもジャワでも仏教は...プランバナン紀行

  • ボロブドール紀行

    2017-03-22初稿2024-03-26追記2006年12月10日~ボロブドール紀行はインドネシアのジャワ島にある仏教遺跡だ。ジャワ島中部のケドゥ盆地にあるチャンディ・ボロブドゥールは、カンボジアのアンコール・ワット、ミャンマーのバガンと並ぶ、世界三大仏教遺跡のひとつで8世紀に栄えたシャイレーンドラ王朝によって2世紀に渡って建造されたとされている。完成後まもなくジャングルの中に埋もれ、1000年以上も人々の記憶から忘れ去られていたが19世紀にイギリス人により発掘された。火山の噴火によるもの、イスラム教徒の破壊を恐れて埋めたというものなどの説がる。この地を訪れ、夕刻と夜明け前、そして、日中と3回に亘って回廊を進み、頂上にあるストーパ群まで足を運んだ。回廊の両側には石のレリーフが彫られている。釈迦の誕生か...ボロブドール紀行

  • ブランバナン紀行 2006年12月11日 ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ

    ブランバナン2006年12月11日ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ。ボロブドールを後にして車で2時間ほど。突如としてブランバナンが川の向こうに姿を現した。50M近くあり、威圧感がある。参道に立つとゴチック建築と同様に天に近づこうとの強い意志を感じる。両側の突起は燃え立つ焔に見え、これは勧善懲悪の情念の強さを現すのか。地震により傾いて今にも崩れ落ちそうな一角もあり、その不安定さも相まってあまり長くいたいとは思わなかった。一時間ほどでブランバナンを立ち去った。広い公園を歩きながら考えた。インドでもジャワでも仏教は滅び、ヒンドウが残った。こちらの仏教は南伝仏教と呼ばれており、日本のそれは北伝仏教で、受ける印象は異なる。登場する神々も共通しておりヒンドーの一派とも理解されたこの地の仏教は、差別化に失敗したの...ブランバナン紀行2006年12月11日ボルブドールを離れ、ヒンズー教の寺院へ

  • 「ブレイキング・バッド」と米国覚醒剤の蔓延

    初稿2018-10-11追加2024-03-25見直しての追記鉄板ネタのドラッグを元天才化学者が肺がんを宣告され余命数年と宣告される。息子は脳性麻痺で補助具で歩行するが大学進学を控えて資金が必要だ。途中で義兄弟のハンクにもリハビリで金が必要な事態になる。追い詰められてメタンフェタミン製造に走ることで巨大な悪の帝国を築き上げ、最後は自ら仕掛けた改造機関銃で悪の一味を道連れに死ぬ。役者の演技と現代にありそうな筋の設定でどんどん引きずりこまれる。47分62話だから相当な長さだがウォルター・ホワイトを演じるブライアン・クランストンの魅力で見せる。しかし何かが残ったかと自問すると果たしてどうだろう。今のところ何も浮かんでこない。映画にそんなことを期待するのは無意味であり、言ってみれば安全なバスで暗黒街を旅する面白さ...「ブレイキング・バッド」と米国覚醒剤の蔓延

  • 驚きのコーヒー豆

    バリ島で陶芸を試みたがその際にお世話になった陶芸オーナーのタミンさんはいくたびに美味しいコーヒーを淹れてくれた。タミンさんの趣味の領域に達したコーヒーはとても美味しくて目の前で入れてくれる手順も面白くて見惚れていた。お湯でコーヒー豆を短時間蒸らすところから始まりそれにお湯を注ぎ、みんなに分けるまでコーヒーの蘊蓄を語ってやまない。爽やかで深い香りのコーヒーでわざわざ世界中の名産コーヒー豆を手に入れて楽しんでいる。タミんさんがお土産にくれた豆を日本に持って帰り、ようやく手挽きのコーヒーミルを手に入れて飲んでみたら驚きの味だった。そういえばかつてこんなうまいコーヒーを淹れる店に通ったこともあるな、井の頭公園の店モカや田町の喫茶店を思い出した。長らくスーパーで買う豆や大型チェーン店で飲む味にならされてしまい、うま...驚きのコーヒー豆

  • 水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのか 厄介なドーパミン

    最大の謎は水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのかだが。巨額をネットで振り込むためにはいくつものガードがある。口座へのアクセス、本人確認、日本ならまず金額限度額でダメだろう。一体どうやって?いずれ明かになるだろうがネットフリックスの映画化必須と思われるひさびさのミステリーだ。また、ギャンブル依存症という新たなタームが注目されている。これだけ社会的に耳目を集めるのは初めてではないか。米国映画でも依存症といえばドラッグであり、ギャンブル依存症を扱った作品は未だみたことがない。ギャンブル依存で関連して思い出すことがある。かつて勤務した会社の上司から直接聞いた話だが、彼は商社マンとして石油採掘の現場を世界を見てきた。「石油を掘り当てた時には射精するんだよ」と移動のタクシーで話してくれたことを思い出す。快楽物質ド...水原はどのように大谷選手の口座を扱えたのか厄介なドーパミン

  • 作品 壁画シリーズ2

    作品4ダイヤモンド2色々な雑念を払うとやはりダイヤの輝きは素晴らしい。作品壁画シリーズ2

  • 大吉原展が始まる 遊女の寿命は25から30という悲惨にどこまで迫れるのか

    東京藝術大学大学美術館で3月26日から大吉原展が始まるがなぜか炎上したらしい。キャッチが華美や享楽を全面に出し過ぎで遊女たちの悲惨な歴史が隠れてしまうことに対する非難だということで改められたという。それはさておき、遊女についてその寿命が極めて短かったことと遊郭の近くには必ず若くして死ぬ遊女を葬るための寺があったということを知った。例外はあったのだろうが貧しい家から5、6歳で売られてきて22、3で年季が明ける。妊娠を避けるために遊女が日常的に飲む毒(なんの毒かは不明)や重労働のために25から30で死ぬ人が多かったという。寺と遊郭の関係は単に若くして死ぬ遊女を葬るためだけではなかったらしいがその理由はわからない。大吉原展が始まる遊女の寿命は25から30という悲惨にどこまで迫れるのか

  • 作品 壁画シリーズ 1

    大きな壁画にすると面白いかなと。今まで10年間で作成した作品を順次紹介していきます。作品1ダイヤモンド生物にとって最も大事な元素である炭素(ダイヤモンド)の輝きから。このような壁画かステンドグラスに囲まれた建物で暮らすのも悪くないかな。年齢を重ねるとこのような光り物に魅せられる。作品2最澄筆跡かつて京都国立博物館で見た最澄の筆跡に感動して作成した。磨き抜かれた清涼さを感じる。作品3ペルーの黄金南米横断の最後に近くたどり着いたペルーでみた黄金の記憶を元に作成した作品。作品4グラス幻視箱根などのグラスを眺めているとこういう世界に誘われる。作品壁画シリーズ1

  • 春の暖かい陽射しで庭に出て背中を温める至福

    雲一つない空から暖かい陽射しが注ぐ。帽子のひさし越しに見る太陽は穏やかに輝いている。目の前に広がる山桜は蕾を膨らませてゆったりとそよいでいる。雑木の葉の輝きがどうしてもiPhone13promaxでは写真に残せない。目の記憶に焼き付けるしかない。絵画の意義はこんなところにもある。さくらんぼは花を落とし実はこれからだ。鶯が蜜を吸って撮る間もなく飛び去る。そのうち実がなり百舌鳥の到来となる。雪柳が今満開で彩ってくれる。春風が柔らかな白色の音を立てる。こんな時間を持てることに感謝したくなる。いつも忙しすぎる時を生きることが心身に染み付いた現代でこの錯覚の呪縛はなかなか解けないが、解けてみると実に楽しい。春の暖かい陽射しで庭に出て背中を温める至福

  • 大きな喜び 顔のでかいシミが取れたバリ島など日差しの強いところで滞在するには幅広の深いしかも厚手の生地の帽子が必須ですね

    他人にとってはどうでも良いことだが自分にとってはすごく嬉しいこともある。20年前にはなかった左頬に直径1センチのシミがいつの間にか発生した。いつの頃だろうか自覚はないがバリの強い太陽をいつの間にか受けていたのかシミが濃くなり、昨年には手触りでも気になるほどの瘡蓋風になった。痛みなどはないが気になる。メラノーマなら形が崩れたりするらしい。少し心配になって近所の皮膚科で診てもらうとあっさり「問題ありません。心配なら冷凍して取ることもできますが」と若い女医が自信満々で答えてくれた。そして去年の暮れから今年の2月上旬までバリに滞在している間に瘡蓋風シミがほんの少しずつ取れるようになった。無理にとってはいけないのであくまで自然に任せる。帰国後3月になりシャワーで完全に取れた。やった、嬉しい。手で撫でてもツルッとして...大きな喜び顔のでかいシミが取れたバリ島など日差しの強いところで滞在するには幅広の深いしかも厚手の生地の帽子が必須ですね

  • 「カラマーゾフの兄弟」奇跡、神秘、権威の難問

    追記ホモサピエンス全史でネアンデルタール人に打ち勝ったのはこの三つをホモサピエンスが獲得したからだとわたしなりに理解した。時を離れた書物が語り合うとはこのことかな。初稿2017年11月奇跡、神秘、権威のうち、奇跡と神秘の差がよくわからなかった、Wikipediaで調べても下記のように差がよくわからない。神秘とは、人間の知恵では計り知れない不思議、普通の認識や理論を超えたこと、奇跡は、神など超自然のものとされるできごと。人間の力や自然法則を超えたできごととされること。なのに「カラマーゾフの兄弟」では奇跡、神秘、権威が人をコントロールする三種の神器になっている。同じ意味のものを並べるはずがないので面食らってしまっていた。「この地上には三つの力がある。ひとえにこの三つの力だけが、こういう非力な反逆者たちの良心を...「カラマーゾフの兄弟」奇跡、神秘、権威の難問

  • 「自己」とは何か? インド哲学と西洋の見方 その1

    2024/3/13追記6年前に書いたこの記事を今読み返して見て自画自賛ながら面白い。こういう七面倒くさい記事が段々と書けなくなっている。これはよくない傾向だと自覚しなければならない。この疑問がわたしの出発点でもあるし終着点でもある。来たるべきAI時代の危機回避と連結させていかなければ。2018/4/4加筆初稿に下記のように書いたが、今日本屋でなにげなく本を手にとってなにげに開いたページがまさにこの意識のハード・プロブレムの最新動向だったので少し驚いた。我々にはいくつかの解けない問題が頭の奥底に眠っているが、だれだってその問題にずばり切り込んでいるページを偶然に開くなんて驚き以外の何物でもない。このブログ記事はかつて掲載したものだが、この中に以下の記述がある。この問題の最先端を紹介した記事だったのだ。ティム...「自己」とは何か?インド哲学と西洋の見方その1

  • ベトナム紀行

    古いアルバム(18年前)からベトナムの思い出を何枚か選んでみた。細い板を踏んで籾殻を運ぶ若者バランスを少しでも崩したら大変だベトナムの古刹いかにもベトナムな池弁髪というのかなベトナムの小僧さんたちシュロ春巻きの皮が見事だベトナム戦争当時の要塞ハロン湾ハロン湾闘鶏かな水上の店から買う何やら深刻そうな話にみるがたわいのない世間話ベトナム紀行

  • 3.11回想 事故の現状と起こりうべきリスクを正直に説明すべきだと思った

    来るべき災害時に政治リーダーは「今すぐには影響がない」と繰り返すことだけはやめてほしい。初稿2012-03-1319:32:12あの日、バリの滞在地の海岸沿いのレストランで談笑していると、いきなり誰かの電話が鳴り、日本でも地震が発生したとの連絡を受ける。前日にバリで我が家のお手伝いが娘を抱っこして逃げ出すほどの大きな地震があった直後なので、その程度のものかと思っていると、テレビでは大変な事情が発生していることを伝えている。特に福島原発事故のニュースと、繰り返す津波の映像は心から恐怖を覚えた。翌日からは福島原発一辺倒のニュースが流れるが、政府の対応は今一つよくわからない。「今すぐには影響がない」と繰り返す枝野官房長官、たいしたことは無いと言った感じに受け止められる大阪大学の教授のコメント、NHKのニュースも...3.11回想事故の現状と起こりうべきリスクを正直に説明すべきだと思った

  • 紀野一義 暁烏敏の性欲を語る

    追記以下はyoutube紀野一義の講演録から書き起こしたものです。自分のことを語ろうとする人とそうでない人がいて、ここでは自分のことを語ろうとする人のことについて言っているような気がいたします。自分の事を語るということは気恥ずかしいことでもある。それを語ろうとする人がいる。それは菩薩だというわけです。一度しかお目にかかったことがない暁烏敏は母の実家の近くの寺井から少し離れたところに住んでいらっしゃった方です。今でも寺があります。この方は真宗のお東の方ですが大正8年5月3日43歳の時にこの人の師匠でありました清沢満之の17回忌にあたって「清沢先生へ」という文章を発表している。大正2年2月21日に最初の奥さんの房子という女性を病気で亡くしております。その死を大変悲しんでおりながら彼は若い女と関係しそれを告白し...紀野一義暁烏敏の性欲を語る

  • ルキノ・ビスコンティ―作品 美と官能は退廃と背徳によって輝きを増す

    追記1981年のジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラングの作品をNetflixで改めて観た。驚いたことにほとんどの細部を忘れている。そしてなんとエロい映画なんだと改めておもい知った。ジェシカ・ラングの匂いたつ色気とジャック・ニコルソンの悪の魅力に圧倒される。初稿今回帰国中にルキノ・ビスコンティ―の作品を7本連続してみた。貴族出身でバイセクシュアルの監督ビスコンティ―が描いた世界が見えてきた。美と官能は退廃と背徳によって輝きを増すが、しかし滅びによって罰をうけなくては完結しない、と物語っている。オペラの国のイタリア人らしい。「揺れる大地」や「ベリッシマ」は上のくくりには入らないが。これは彼が共産党時代の主義思想の色濃くでたものであって、他の後期の作品がやはり彼の本質が出ているのだろう。「郵便配達は2度ベルを鳴...ルキノ・ビスコンティ―作品美と官能は退廃と背徳によって輝きを増す

  • ホモ・デウスは驚きの書だ AIの未来を深刻に考えさせる

    サピエンス全史に次いでホモ・デウスの著者は現代文明の行方に迷うわたしたちにものすごいインパクトを与えてくれる。以下にホモ・デウスから気になる記述をメモしておきます。1.生き物は本当にアルゴリズムに過ぎないのか?そして、生命は本当にデータ処理に過ぎないのか?2.知能と意識のどちらのほうが価値があるのか?3.意識は持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが、私たちが自分自身を知るよりもよく私たちのことを知るようになったとき、社会や政治や日常生活はどうなるのか?二十一世紀には人間は不死と至福と神聖を獲得しようとするだろうと予測することから始まった。この人間至上主義の夢を実現しようとすれば、新しいポスト人間至上主義のテクノロジーを解き放ち、それによって、ほかならぬその夢の基盤を損なうだろうと主張する。二一世紀...ホモ・デウスは驚きの書だAIの未来を深刻に考えさせる

  • 「幼年期の終わり」何故オーバーマインドは人類を救済するのか

    追記20240306この「わずかに生き残ったのはアジアの一部の地域の仏教だけだった」とさらりと書かれたことに注目したい。原始仏教をそのまま保つアジアの一部の地域の仏教だけが真理を伝えるものとして生き残ったとのことだろうか。だとすると達見すぎる。名作はいつまでも考えさせる宿題を読者に突きつける。上述の一文はどういうことかを頭の中の疑問袋に入れているとある日に回答ではないがそれに近づくことができる気がする。なぜ「わずかに生き残ったのはアジアの一部の地域の仏教だけだった」のだろうか。世界の主だった宗教は仏教を除いて一神教だ。ヒンドゥは多神教だがどちらかというと一神教的だ。つまり創世主がいるかどうかがキーになる。「幼年期の終わり」のオーバーマインドは人類の創世主だったのだ。だから人類は創世主のいる宗教を信じなくな...「幼年期の終わり」何故オーバーマインドは人類を救済するのか

  • 3月4日 気持ちの良い陽射しを

    バリで熱射病でダウンした身が今やすっかり回復した。日本の東京で春の陽射しを全身に浴びると実に気持ちがいい。暑くもなく寒くもない。涼しい風が額をほんの少し冷やして春の陽射のハーモニーが絶妙だ。庭の雪柳が咲き桜んぼの花がほぼ満開で日本の春は最高だな3月4日気持ちの良い陽射しを

  • ポンペイ紀行

    追記いまだに新しい壁画が見つかるのか。奥深いな。イタリア・ポンペイ遺跡で出土した、黄金の羊に乗ったプリクソスと海に落ちるヘレーを描いたフレスコ画。ポンペイ考古学公園提供(2024年3月1日撮影)。(c)AFPPHOTO/ParcoArcheologicodiPompeipressoffice2006/6/3ポンペイは南イタリアに栄えた古代ローマ都市で2万の人口と農産物と海産物、地中海貿易の中継地という好条件で豊かだった。現在はポンペイ周辺の水位が上がっているが、当時は低く港に隣接した海洋都市であった。西暦62年2月5日にポンペイを襲った激しい地震によりポンペイは大きな被害を受け再建中の79年8月24日午後1時にヴェスヴィオ山の噴火と火砕サージのガスに飲み込まれる。噴火から19時間後には町は高さ6mの火山灰...ポンペイ紀行

  • 映画 回想の名台詞 薔薇の名前 「いいかアドソ、我を忘れるような信仰と狂信との差はほんのわずかなんだ。」

    追記薔薇は神の名付けたる名我々の薔薇は名もなき薔薇2022-12-1912:00:23「いいかアドソ、我を忘れるような信仰と狂信との差はほんのわずかなんだ。」今統一教会から火がついて創価学会や公明党に他するカルト論議が盛んに始まっています。カルトを考える時にこの言葉響きますね。「自殺なんて修道院は神の安息所のはずです。」「本当にそんな所があると思うのか」「禁欲の生活は、じつに平和だ。平穏で、静かで、退屈だ。」退屈は人を死に追いやる。この年になるとそれがわかる。ウィリアム「この宇宙に秩序など存在しないと思い知るべきであった」アドソ「神が存在しないことを証明するに等しいのでは」ウィリアム「然りと答えてなおお前の師でいられるであろうか」これは深い。仏教的にも色々と回答があるだろうが、すぐには思いつかない。道元の...映画回想の名台詞薔薇の名前「いいかアドソ、我を忘れるような信仰と狂信との差はほんのわずかなんだ。」

  • あ と声を立てた

    サヌールビーチの舗道を歩いていたら目の前でこの花が音を立てるともなく落ちた。でも確かに”あ”と声を立てた。聞き逃さなかったよ、その声。あと声を立てた

  • 紀野一義 講演筆記録1法華経 如来寿量品 永遠のいのち

    紀野一義氏の講演録がYoutubeで500本近くあり、若い時に氏の講演を聴いているわたしにとってこれを聴けるのが大変嬉しい。しかし提供者はおそらくご高齢のためにいつ廃止されるかもわからない。そうなると聞けなくなる可能性もないわけではない。それを恐れて膨大な講演録を少しづつメモとして記録していきたいと念願しました。文責はわたしにあります。聞き取れないところは省略しています。如来寿量品という章に入ることになります。まあこの章だけが大切だというわけではないんですけど昔からの人たちが如来寿量品という章が法華経の最高峰だと考えているわけで、大勢の人がそう考えるにはそれなりの理由があると思いますので私なりにそういう理由について近づいていってみたいと思います。この章は私子供の時からお経を読むわけですが爾時仏告諸菩薩及一...紀野一義講演筆記録1法華経如来寿量品永遠のいのち

  • ハイアットの水風景

    前回も前々回もハイアットは無縁だった。今回の滞在では知人との待ち合わせ場所にハイアットを使った。ロビーからふと下を眺めると素敵な水面が目に入った。モネ風だ。おおいいねえと密かに声を上げる。こんなに素晴らしいのならもっとこればよかった。時間帯にもよるのだろうが記念すべき水が撮れた。ダブっているかもしれないがこの水の魅力には注目せざるを得ない。ハイアットの水風景

  • バリ滞在で気がついたこと 去年と同じく法輪功がいなくなっていた

    バリから法輪功がいなくなっていたと去年の夏に書いたが今回の滞在でも見なかった。興味があるわけではない、浜でやられるとむしろ鬱陶しいなと思う方だが、一方で突然ビーチから姿を消すのは何か異常だなとも感じる。中国観光客の増加と関係があるのかしらとふと思うが。中国観光客の増加でバリ島に圧力をかけてやめさせる?バリ滞在で気がついたこと去年と同じく法輪功がいなくなっていた

  • 「アインシュタインと原爆」AIの未来に戦慄が走った

    人は他国より優位に立とう、他国よりビジネスを成功させようとの思いと倫理的抑制力を比べた場合に絶対に倫理的抑制力が勝ることは無い。この映画は終始このことを訴えている。何故か?人に科学の未来を正確に理解できる能力が与えられていないことか、未来に対する倫理的抑制力を真剣に考えることは自分の仕事では無いと多くの人がすましているからか。アインシュタインも自分は「E=MC2を発見しただけだ」とまさか原爆を広島長崎に落とすとは想像もしなかったと回顧している。この映画はAIの未来に対しても色々と考えさせられる。取り返しのつかないことになった後、「AIの未来が地球を救うと信じていただけだ」と天才ビジネスマンが回顧するような事態だけは避けたい。3万年前と言われる認知革命以来ここまできた。深刻に倫理と科学を相剋させる事態には無...「アインシュタインと原爆」AIの未来に戦慄が走った

  • ライステラス 無性に懐かしい風景

    バリ島は3毛作が当たり前だからいつの瞬間を捉えても苗や実りの穂が同時に見られる。日本人から見たら幻視的なこの風景を見るためにバリに行くのかもしれない。苗を植えたばかり。収穫期を迎えているテラス。少し成長した苗。緑いっぱいで。肥沃な土地に見えるが。この水利スパックをめぐってバリ文化は発達してきた。ヤシと水田、これが稲作の原風景かもと。ライステラス無性に懐かしい風景

  • 打ち寄せる海藻の正体は不明だが

    ある日のサヌールビーチで緑を輝かせた海藻が打ち寄せられていた。人が集めたのか、打ち寄せられたのかも不明だがその色の鮮やかさに記録しておきたい気になった。かつて石垣島で似たような海藻を見たことがある。化粧品の材料に使うと聞いた。それに似ているがどうも回収している風がない。これだけあれば加工しがいがあるのだが。そんな下世話なことを考えながら海岸を歩いた。まだまだ俗気が抜けないな、わたしも。打ち寄せる海藻の正体は不明だが

  • 像の研究

    バリに行くたびに街角や寺院あるいはホテルの中庭でいろいろな像に目がいく。これはガルーダ。これはレゴンダンサー風天女。これもよく見かけるな。シンバル風を演奏する。子供に見えるのだが。悪鬼と戦う勇壮な守神。何やらニューギニア風の紋様が。葉陰から静かにこちらを見ているのは猿か。おだやかな母子像。バリらしく頭に子を乗せる像。不思議な像。ガネーシャ像は竜と並んで入り口階段のサイドによく使われる。水音を聞いていると催眠状態になる。平和で穏やかな像。猪ちゃん。いや豚だろう。猿の親子。三大女神の揃い踏みだろうか。三神を並べてリズムを作り出す。不思議なピース。像の研究

  • 今回のバリ滞在で気づいた小さなこと サマサマ(sama、平等な)

    今回密かにバリのヒンドゥと仏教の繋がりの一端が何か分かれば良いなあと考えていた。熱射病で2度もヘロヘロになりながらも大きな収穫はあった。それはバリでよく使われるサマサマという言葉だ。平等は、「へいとう」と読まないで、「びょうどう」と読む。前者は漢音だが、後者は呉音の読み方である。漢音でなく、呉音の読み方がなされるということは、「平等」が仏教用語であることを意味している。それは、サンスクリット語のサマ(sama、平等な)、あるいはその名詞形であるサマター(samata、平等)の漢訳語である。バリ人はテレマカシ(ありがとう)とサマサマ(どういたしまして)をよく使う。サマサマをどういたしましてと訳すると平凡だがsama、平等と訳すると意味が一段と深い哲学色、仏教色を帯びてくる。何かを人にしてあげることは平等だよ...今回のバリ滞在で気づいた小さなことサマサマ(sama、平等な)

  • バリに行くたびに出会う人

    サヌールビーチのハイアットに近い舗道でとある門を眺めていた。誰かがこちらに声をかけたような気がした。ハッとして振り返る。多分こんな顔をしていただろう。いつの間にかすぐ近くにあの人が立っていた。笑顔で何かを指さす。その指先はサリドマイドではないか、その手を見てすぐに思い出した。毎年このあたりで出会う人だ。その示す方向を見ると門の石垣の隙間に何かがいる。なんだろうと目をコラスと海蛇ではないか。満潮でやってきて干潮で戻り損ねたのだろう。次のチャンスまでここで待ち続けるのだ。珊瑚礁の残骸で壁を作っているので多様な珊瑚模様が楽しめる。まるで顕微鏡写真のように見える。微生物が作る微の世界は似てくるのだろうか。その人は門をバックに写真を撮ろうかと誘っているようだった。でも自分の写真を撮ることに興味がないので断る。でもこ...バリに行くたびに出会う人

  • 「カラマーゾフの兄弟」 カラマーゾフ的なものと聖性

    2024-02-2209:30:14追記親鸞と近いものを感じる。ゾシマ長老は死体が腐臭を発し、イリューシャは病死するが腐臭を発しない。作者はこの腐臭の在りなしで何を言いたかったのだろう。親鸞も自身を鴨川に流せと書き残す。ゾシマ長老も賭博癖や浪費癖に苦しんだ作者ドストエフスキーの分身と言える。2013-05-1517:50:05初稿子どもが領主の大切な犬に石を投げて怪我させたことが領主の怒りを買い、翌早朝、寒い中でその子の母親を含めて領民を並ばせて見学させ、その前で子供を裸にして逃げろとけしかけ、領主が猟犬に追えと命令し、犬たちが子供をずたずたにして殺す。母親はその残虐な光景をただ見ているほかはない。イワンがアリョーシャに、領主は退役将軍で農奴制度廃止も意に介せずで領民の生死を我が物としている実話として話し...「カラマーゾフの兄弟」カラマーゾフ的なものと聖性

  • 小林秀雄「カラマアゾフの兄弟」

    今読み返してみると驚くべきことが書いてある。アリョオシャはリザと結婚するが、グルウシェンカの誘惑から、リザを捨て、「人生否定と犯罪との荒々しい生活期を経て」僧院に逃れ、多くの子供達を相手に静かな生を終える。また堕落させるつもりだったらしい。ドストエフスキーのカラマゾフの兄弟は親鸞の「善人なおもて往生す、いわんや悪人おや」と共鳴しているな。紀野一義の膨大な録画をYouTubeで何回も見通した後にそんな感想を持った。初稿2017-12-2622:34:05ドストエフスキーのカラマゾフの兄弟で著者はまえがきでながながとアリョーシャが主人公だと説明し、最後まで読んでもらえばわかるともったいぶりながら、最後まで読んでもアリョーシャは善人でさほど陰影のある人物でもなく、なぜドストエフスキーはこのような前口上を延々と述...小林秀雄「カラマアゾフの兄弟」

  • 今回の滞在でちょっとしたエピソード

    これはなんだと思いますか。ウブドのハヌマン通りで見かけたホームステイ掲示ボードです・ウブドのハヌマン通りを一歩入るとホームステイで埋め尽くされていると言っても過言ではない。行き先がわからなくならないようにこうしたボードが路地の入り口2箇所立っていた。こうしたボードが立っていなくても無数にホームステイが立ち並ぶ。今回はこうしたホームステイの一つに滞在してみた。民家を多少改造したような宿でおばさんが旅人の朝飯などの面倒を見る。ご近所の相場を聞いてみるとだいたい三千円見当だった。朝飯が勝負どころらしい、割と充実したものが出てくる。お隣さんと隣接していて自然と顔があい、簡単な挨拶を交わす。ある日、お隣に若い韓国人女性が泊まった。朝から朝市に行ってきたと言ってマンゴスチンを3個くれた。翌日にはどこかに去ったがこうし...今回の滞在でちょっとしたエピソード

  • バリ島に在る信仰の本質は何か まだまだ道は遠い

    バリの信仰の本質とは。何やら真っ正面すぎたど直球の問いかけに答えてくれるにはまだまだ時間がかかりそうだ。しかし何かしら掠ったものをメモしておこうと思う。これはマーガレット・ミードとグレゴリー・ベータソンが100年ほど前に表したバリの写真集にある、墓を掘る男。厳密には墓ではなく火葬までの一時保管所というべきで、日本のように個人としてある墓ではない。亡くなった後に火葬に付すまでの期間ここに埋める。こうしてみると相当深い、この男性の頭までの深さだから1.5メートルから2メートルくらい掘るのだろう。大人が堀り、子供達がその様子を凝視していることが目を引いた。バリの子供たちはすでに死生観をこうしたビジュアルな形で受け継いでいく。日本の即身仏やエジプトのミイラがこの地では生まれなかったのは腐敗しやすい高温の土地柄のせ...バリ島に在る信仰の本質は何かまだまだ道は遠い

  • バリの神木

    今回の滞在では特に樹木に目が行った。体調が悪くヨレヨレになりながら歩いた寺院の3大樹木。これをみるたびに元気が出た。南国にもこうした硬い木ができる。なぜだろう。懐かしさを感じさせる木肌。マングローブシルエット今回ナンバーワン2位バリの神木

  • 日本の神社の源流を探していたのかもしれない

    今回のバリ、清水に関心が向かっている。山水画風の写真にも関心が向かう。浄瑠璃を思い浮かべていた。これも完全に心は和風のバリ。出雲大社を連想させる。先祖帰りの風景。日本の神社の源流を探していたのかもしれない

  • 地縁を感じたバリ滞在

    今回のバリ長期滞在で帰国寸前の最後の数日間は大変な危機だったと言えるかもしれない。10日ほど熱が下がらずいよいよカシイブ病院で診察の準備までした。病院へ行くために海外医療保険の準備も整えて朝に自分でも熱が下がっているのが自覚でき、バリ在住のAさんが送ってくれたオムロン体温計で測ってみたら熱が下がっている。これで熱が下がっていなければカシイブで即刻入院になっただろう。一旦入院すると10日くらいは退院できない。(バリで入院を経験した人たちの話からの推測だが)すると先に帰国していた妻が看病に再来しなければならず、2ヶ月の延長ビザも期限切れで延長ペナルティーも相当な額になる。入院費も保険で150万円までカバーできるが色々な話を総合すると軽くオーバーしてしまうらしい。まさに危機一髪で入院を免れた。体調が悪い時に困る...地縁を感じたバリ滞在

  • 人生の出来事 提婆達多と創価学会

    仏教界の最大の嫌われものといえば提婆達多と相場が決まっている。この提婆達多について興味深い話を聞いた。彼は釈迦教団の有力者で非常に能力の高い人だった。教団の発展にも尽くした。釈迦も舎利弗などを使わしてその能力を称えたほどだ。ところが釈迦が老いてくると教団運営に非難を初め、釈迦は教団運営から離れて自分に任せろと言い出した。なぜそんなことを言い出したのか。教団の戒律が生ぬるいと言い出したのだ。人里離れた森林に住すべきであり、村邑に入れば罪となす。乞食(托鉢)をする場合に、家人から招待されて家に入れば罪となす。ボロボロの糞掃衣(ふんぞうえ)を着るべきであり、俗人の着物を着れば罪となす。樹下に座して瞑想すべきであり、屋内に入れば罪となす。魚肉、乳酪、塩を食さず。もし食したら罪となす。街に住むな。林の中に住め。肉や...人生の出来事提婆達多と創価学会

  • 今最も熱い話題の「NTT法廃止」日本の通信とAIの未来を念願し発売開始いたしました

    現在​​日本の通信業界で大きな話題になっているのが、NTT法をなくすかどうかの議論です。NTT法とは、日本の大手通信会社であるNTTに関する特別な法律のことです。この法律を廃止するかどうかについて、いろいろな人たちが考えたり話し合ったりしています。この議論は、ただの法律の話ではなく、日本の通信業界のみならず産業界の将来や経済、私たちの生活に大きく関わる重要な問題です。多くの点で現在の世界情勢や産業構造に合わなくなったNTT法を廃止あるいは改正するとしてもNTT民営化以来の大きな課題が手付かずで残っています。それは地域インフラのボトルネック問題です。地域インフラは国民の資産か、あるいはNTT株主のものかであたかも神学論争の様相を呈しており、出口の見えない議論が続いています。さらにはNTTが競合2社の持つ伝送...今最も熱い話題の「NTT法廃止」日本の通信とAIの未来を念願し発売開始いたしました

  • 今回の長期滞在で改めて日本人旅行者の少なさに驚く

    今回の50日で旧知の日本人にお会いした以外には誰一人日本人にお目にかからなかった。いつもなら街角やビーチで何組かにお目にかかる、あるいは話す声が聞こえてくるのだが今回はただの一度もその経験がなかった。実に見事なばかりだ。スミニャック、サヌール、ウブドと例外なくだ。そして韓国人が増えている。ロシヤやスラブ人系の人々がさらに増えてきている。色の白さと大柄な体格、明らかに英語ではない会話の切れ端などでそう判断している。極寒の地から来ればまさに天国のように感じるのかもしれない。ロシアのウクライナ侵攻で忌避してきた層がバリの特定の集団地を作っているとも聞いた。円安のせいもあり今後も日本人旅行者は激減し、来バリ層は確実に変わっていく。のちにコロナとウクライナ侵攻、円安でバリの観光客筋は確実に変化したと書き記されること...今回の長期滞在で改めて日本人旅行者の少なさに驚く

  • もう無謀な事はすまいと反省など

    今朝8時40分に50日ぶりの日本の土を踏んだ。自分でそう記して見て大層な感慨に浸っているなと少し冷やかして見たくなる自分もいる。よくぞ無事帰還出来た。病み上がりの目には車窓に広がる寒々とした風景もなかなかのものなのだ。散々寒いぞと言われていて覚悟していたせいか成田はそれほどの厳しさではなく、同じ便の若い女性はTシャツ一枚でスタスタと歩いて行く。わたしも薄手のセーターにジャケットと言うとても2月上旬の成田の防寒体制ではない。コットンシャツを何枚も重ね着して京成ライナーに乗り込むとなんとか自宅まで耐えられそうな感じがして来た。町田に11時40分到着して連れ合いと寿司を食べる。本当にこの一月ろくに食事らしいものにありついていないのだ。ランチ定食だがとにかく胃に放り込むように食べた。熱いシャワーを浴びてベッドに入...もう無謀な事はすまいと反省など

  • バリ島回復日記その3 善人なおもて往生をとぐいわんや悪人おや

    なぜか歎異抄のこの一節が眠りほばなの脳中に飛び込んできた。そして自らの若い時の啓示に近いある出来事を思い出していた。いずれ詳しく語る時がくるだろうが今はその記憶の再来で深い慰謝を得た。神仏に生かされた人生だったのを鮮明に意識して感謝した。キリスト教であれ構わない。非寛容な神は遠慮したい。こんな記憶やことばが出て来たのは熱病の回復期のせいかもしれない。それにしても親鸞のこの言葉いかに多くの人の人生に火を灯し涅槃へと導いてきたことことだろう。そして尚自らの遺体は鴨川の魚に食わせよと言い残したその高貴な気合い。エゴが肥大して権力を追求する新興の輩が次々と世を去る昨今、戦後の下品な拝金の腐臭、信仰風潮が一掃される事を願う。親鸞と言う宗教の先達をもつ事が出来た日本人でよかったとしみじみと思う旅の空でした。さまざまな...バリ島回復日記その3善人なおもて往生をとぐいわんや悪人おや

  • バリの回復日記その2

    色々なことが頭に浮かぶ回復期、今朝も朝食に出掛けて、ガルマンの後片付けをして先ほど宿に戻った。そしてベッドでゴロゴロしながらのんびりと時間の移り行きを楽しんで見よう。バリの朝食がなんだか高くなっている。わたしのcafeでの相場感はユッツでこの20年来アメリカンブレックファーストで550円だ。ジュースも生フコーヒーも付いている☕︎今回の滞在ではジュースとコーヒーは別という店ばかりだ。だから軽く1000円を超えてしまう。もちろんわたしが好んでフレッシュジュースをオーダーすることでプライスアップに貢献している。コロナ以降の欧米勢の出店と観光客の変化がこんなところに影響を始めている。ご近所のワンコの吠え声がカンに触る。どこへ行っても現地のワンコに歓迎されるわたしは南米の猛犬でさえ手なづけて来た。バリでもあまたの宿...バリの回復日記その2

  • バリの回復日記

    8日間も熱で寝込んでいたら平熱に下がったからといってネジを巻かれたように元気に動き出せるかと言うとそうは行かない。今朝は一昨日美味しかったカフェに行ってみたが今日はやすみだという。開いている近くの店に入ったが特色の無い店で今朝は朝飯ハズレ。薄いトーストとジャムとバターケースのてんこ盛りでベーコンも卵もついていない。何が味覚を喜ばせるか考えたこともないのだろうか。聞けばオーナーはインドネシア人だという。これでジュース2杯で900円、だから外国資本の美味しいカフェにシェアをどんどん奪われていく。体の回復に応じておかしかった味覚もようやく元にもどった。レトルトのスープが結構いける。冷製パンプキンスープを飲みたい。いや冷たいトマトスープでもいい。バリの回復日記

  • さあ何を食べようかな

    今日は平熱2日目の微妙な時期、心は何でも食べたいのだが実際の胃袋君は8日間のお休み状態だったので我が真に欲するものを聞き出すのはなかなか難しい。明け方に素麺を美味い缶つゆでズルズルと食うことが頭を締めた。そうか炭水化物を体は欲しているのか、しかもきっちり出汁の効いたつゆで。それではパパイヤ日本食材店まで出向こうとすると雨が断続しており一向にゴジェックがつかまらない。そうか今日は遠出するなと言うことかとすんなり納得して近所のpopularに。美味しそうなポテトが飛び込んでくる。ポテトフライもいいな。オリーブオイルでフライにして塩で食うと炭水化物欲求も叶いビールのつまみにもなるかな。横にマッシュルームがある。これも美味そうとカゴに入れ、そこまで喰えるのかと言う内面の声を押し切る。まず厚めの短冊に切る。オリーブ...さあ何を食べようかな

  • 8日ぶりに平熱になって嬉しい

    昨日カシイブ病院へ行くため海外医療保険の準備を東京海上に整えて、熱を測ってみたら36.3に下がっている。37.3から一気に平熱だ。念オムロンの実測タイプで10分再度計り直すがやはり平熱に。病院にその旨を伝えて受診を中止する。ここの日本人対応スタッフは感じの良い対応だ。8日間の熱は一体何だったのだろう。デング?高熱を発するとあり該当しない。コロナ?咳や痰が一切ないので該当しなさそう。インフルエンザや風邪?かもしれないがダラダラと長すぎる。熱中症?既に経験済みの身からするとこれがしっくりくる。いずれにしても入院で帰国便に乗れないとチケット変更やビザなど手続きが発生する。ほんの間一髪で避けることが出来た。古くからのバリ在住日本人友人Aさんには連日に渡り日本食のデリバリーで手厚くお世話になりました。何も喉を通らな...8日ぶりに平熱になって嬉しい

  • 熱射病の病み上がりに何故かうどんが食べたくなって

    今夜は少し食欲が出てきたので和食の店ゆき丸に出かける気になった。バリ飯を受け付ないのと麺類などが無性に食いたくなったからだ。日本を出て約50日一切和食を食べていない。そろそろ体が悲鳴をあげている。最も病み上がりにつきたくさんは食べられない。味覚も落ちている。それは覚悟の上でキツネうどんをオーダーする。とにかく完食できた。でも熱射病の病み上がりで味の評価は差し控える。ああ早くこんなふうにビールをグイグイと飲みたいな。そしてこの美味そうなメニューを次から次へと。熱射病の病み上がりに何故かうどんが食べたくなって

  • 一夜明けて全てが洗い清められた

    昨日の夕方に猛烈な雨が降り今日は樹々も大気も洗い清められたようです。汚れが落ちた葉。ボレンも洗濯したようです。鷺も気持ちよく滑空しています。巨石も。すっきりとしています。模様もくっきりと。人工池の水も入れ替わりジュプンもああさっぱりしたと。こんな美しい花を見せてくれます。蓮池の輝きも半端では無く。白い鯉が一層白く。空が映り込み見事です。べベックハスと鯉赤が映えるみずもに垂れる一夜明けて全てが洗い清められた

  • 待ちに待った雨季らしい雨が

    晩飯を買いに近くまで出かけて喰い始めたら突然の大雨で大喜びして踊りそうになった。雨季のバリに来てさっぱり雨が降らないというのはどうもしっくりこない。どしゃ降りの雨はバリに来て初めてで乾いたサバンナに雨が降るような喜びがある。どしゃ降りの感じが上手く出ないこれでどしゃ降り感が。これはどうだ。これはどしゃ降り感満載。これは情緒的すぎるな。これもどしゃ降り感あり。これも。待ちに待った雨季らしい雨が

  • バリの古い写真を

    グレゴリーベータソンとマーガレットミードの古い本があった。バリアガの集落を。ボレンを纏う儀礼兵儀礼の食事を準備する。祈る男。巨大な儀式用供物を頭に載せる女性トッペンをつけてトランスした男性。トランスした少女踊り手の代表的な手つき踊り手の代表的な手つき2奉納舞を捧げる少女タンパクシリンの沐浴。豪壮な舞に何故かベジャールのボレロを連想する。墓を掘る男。厳密には墓では無い。一時的な埋葬場所と言うべきだろう。深く掘り込まれた。バリの古い写真を

  • 困ったなネットに繋がらない ゴジェックが呼べない

    グランドラッキーで食い物などを調達してゴジェックを呼ぼうとしたがsimも切れWiFiも無く途方にくれるとまでは行かないが思案して何気なく左を見るとなんとAさん夫妻がバイクで。携帯のsimが切れるとバイク便ゴジェックが呼べない。ここへやってくるゴジェック到着を捕まえてそれで宿に帰るしかないかとぼんやり考えていたらあまりのタイミングの良さに驚き!1分でもズレていたり、たまたま左前方を見ていなかったら気がつかなかった。ゴジェックを呼んで頂いて無事帰還した。困ったなネットに繋がらないゴジェックが呼べない

  • 東京都「地下シェルター」次の候補地探しにNTT「とう道」も入れて欲しい

    東京都が地下シェルターを都内に整備する方針を固めたという。どうして国が率先してやらないのだろうと想うが、まあ、いいだろう。やることにはおおいに賛成だ。平和ボケ日本の象徴の一つが核シェルターの不十分さだった。話が飛ぶが、現在NTT法廃止をめぐって諮問が行われている真っ最中だがその結論はNTT地域インフラの行方に左右されると言っても良いだろう。この地域インフラに絶大な影響を持つのがNTTとう道の行方だが、おそらく政府関係者も諮問委員の先生方も実際のNTTとう道を間近にご覧になった方は極めて少ないのではないか。これを一度ご覧になるとまるで認識が変わる。まさに世界に誇る地下空間なのだ。NTTの所有だから難しいのではないかとの反論もあり得る。しかしここで強調しておきたいのはとう道の利用権は国民のものだということであ...東京都「地下シェルター」次の候補地探しにNTT「とう道」も入れて欲しい

  • サヌール再び

    2週間のウブド滞在を経て再びサヌールに戻ってきた。ウブド滞在を経たためかサヌールが新鮮に映る。供物の花を啄む雄鶏ベトナム料理ホーを食べる。牛肉仕立てで美味い麺は2週間ぶり。サヌールのおバカな、いや大真面目との狭間かも、男根ちゃん、キンタマ付き。海藻の収穫、何に使うのだろう。スラリとのびた葉枝の格子に海辺にはエグい色彩が似合う樹木の見本木の格子と平凡なピンクのジュクン異常な秩序を誇示するタイルのモニュメント紋様の緊張感と樹木我らが15年来の流木がそのままに鉄は錆びてこそ美しい時々お目にかかる平凡だが胸を打つ言葉硬質のサンゴの造形力は人間のアートを超えていないかサンゴのお家には生そのものの蛇がいてどきりとおお待望のシルエットガウディがシルエット寺の樹木サヌール再び

  • 街に迷うのも楽しい

    今日は出歩くのに格好の曇り空。早速朝飯後の散歩にウブドの街に。むむこれは村上春樹作品「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」に出てくる頭骨か。これは一角獣ではないがふとそんな連想を。バリの寺の境内には円が描かれている事がある。どんな意味だろう。清浄感を漂わせる割れ門で日本の神社を想う。丸い大きな石のプレート美男におわすプレート収集煌びやかな寺守護神チャンティクな花隅を護る守護神合図のために木鐸おおブッダがおわすバリ人は特に意識なくブッダを多産の神1これもよくみるパターンで一本の木などに多くの人物などを込めて浮き彫りにする。多産の神2通りかかった通りにはガベンが行われようとしていた。門の佇まいが気に入ってハヌマン通りはこんな路地が多い。片側が寺が多い。緑の空間が予想される駐車場ワヤンクリの登場人物達...街に迷うのも楽しい

  • 謎のお宮の記憶 60年ぶりに判明

    わたしが子どもの頃箕面市新稲に不思議な宗教施設があった。公園のようでもありなんだか不思議なミステリアスな場所でそこで友人と自転車で行き話をした記憶がある。しかしなんの施設か不明で何か新興宗教の施設かなとぼんやり考えていた。それから60年近くの間頭のほんの片隅に残る不明な建物だった。それがある人のYouTube講演録でわかった。講演の中で「丸善の社長が作った変なお宮」とのことばがあり、それでピンときたのだ。ネットで調べるとすぐにわかった。「宇宙の宮」と言うもので今では箕面西小学校になっている。神殿風の宇宙の宮は箱根に移設され宗教法人となっている。繋がりは断たれているようだ。それにしても何を思ってあの不思議な建物を建てたのだろう。これまでの生涯で一度か二度、おそらくあの建物の影響だと思われる夢を見ている。夢の...謎のお宮の記憶60年ぶりに判明

  • 夕暮れの写真

    ウブドの寺の横にある路地の一角に我が宿があるのだが、夕暮れ時のシルエットが実に良い。夕暮れの写真

  • ウブドの子ども達がガムランを練習するのを眺めていた

    昼飯に去年よく通ったパダン料理が無性に食いたくなって店に行ってみた。親父は顔を覚えてくれていた。ご飯と厚揚げに卵と軽くして夕食用に鳥と魚を買って帰ることにした。帰り道のバンジャール集会所でキンコンカンとガムランの練習音が聞こえて来た。みると女子3名を含む子供達25人が小学校の制服をきて大人のリーダー男性の指導で練習をしている。ゆっくりとした単調なリズムを繰り返しているが、音色が気持ちいいので小一時間ほど聞き入った。次第に複雑なリズムへと進む。そして細部を念入りに繰り返し復習する。子供達は年齢にばらつきがあり小学低学年から高学年までいるようだ。この前にみたガムランの練習風景は子供達だけでの自習だったのでみんな笑いながら和気藹々と進めていたがこの練習はあるいは授業の一環かもしれないな、真剣に取り組んでいる。ふ...ウブドの子ども達がガムランを練習するのを眺めていた

  • ティルタエンプルで沐浴してきました

    この前に行った時は沐浴の心構えが出来ていずパスしたのだがここまで来て我が身の罪業を洗い浄めて頂かねばなるまい。あんたは仏教徒でヒンドゥじゃないよとの声も内面では聞こえないわけではないが、なあに偉大なる存在はそんな狭量ではない。多くの人が信じた存在はなんでも受け入れてくださる。サロンを用意して勇躍沐浴に出発した。手前の禿頭がわたし。インドの行者風ですが。何度見てもこころ洗われるこの水面。今日も美しい水面を見せてくれます非の打ち所がない水面です。似た水面ですが少しずつ異なります。全くあきないいつまでも見ていたい水面です。帰りにはバリの稲田が。白い雲とハーモニーを椰子の木ともティルタエンプルで沐浴してきました

  • ウブドでブディズムを語る人に出会い驚いた

    Tさんと語り合うとあっという間に2時間近く過ぎてしまう。この日の四方山話はあっちに飛びこっちに飛びだがお互い年齢的に林住期を迎えているせいか話が合う。彼はもうお金に執着することはないという。だから楽しみのためにしか働かないという。インド人はそのうち中国を抜いて世界一の人口を持つ国になる。サイババを知っているか。僕の知り合いがサイババにかつて会いに行ったことがある。不思議なことがいっぱい起きたらしいよ。インチキだという人もいるけどね。T基本的にはインチキだと思うよ。日本でもカルト問題が起きたけど。でもインド人がIT業界GAFAMでどんどんCEOに抜擢されているよ。異常なくらいだよ。Mカルトってなんだ。初めて聞いた。T端的にいうとお金集めに宗教を利用しているということかな。Mバリではそんなカルトは聞いたことが...ウブドでブディズムを語る人に出会い驚いた

  • 焼き上がった我が作品

    本日は朝から雨模様だったが曇り空になった。さあどんな具合か気になる。バリの空の下で一切のストレスが無い状態で作ったものだが果たしてその気配は感じられるだろうかうむ思ったように仕上がった。これも好みの色にシックに仕上がった。上からどんな具合かこれは底がギザギザに焼き上がった我が作品

  • バリの官庁街を探索してみる

    イミグレーションの時間に2時間も早く着いたので折角の機会でもあり辺りを散策する。日本で言えば霞が関の官庁街ってところか。こんな風な建物やこんな風な建物日本に見られない落ち葉専用清掃車が色も落ち葉色これも役所なぜかお米を売る若い人がこれは最大手の通信会社デサのプレートがあったこれは郵便庁例によって木肌に興味をこれ大手銀行植物のネームプレートがあった。ありがたい。JempilingPalemmeraPangkaskuningBuluayamCemaraTaiwanPucucmeraPerackCandangdara移民局イミグラシここでヴィザの延長を。今日は可愛い子供達のお絵描き教室が公園で行われていた。なかなか立派な公園だ。子ども達の今日の作品が一堂にヴィザの手続きが終わってホッとしたら腹が減った。マクベン...バリの官庁街を探索してみる

  • 朧げにバリの歴史の形が垣間見えるようになったかな

    バリで長く暮らす人達から話を聞く機会がありネット上の文献などを重ね合わせるとあまりに漠然としていたバリの歴史が少し身近な生きた知識として定着を始めたようだ。まだまだ十分では無いが。タンパクシリンの碑文同じく碑文778ADバリのストーパ(塔)にサンスクリット文字が見られる。ゴアガジャGOAGAJAHやタンパクシリングTampakSiringがおそらくこのころに設立されたらしい。と言うことはこのタンパクシリンは元々仏教寺院として作られたがのちにヒンドゥになったと言うことか。その理由はなんだろう。インドでバラモン教のカーストからの脱却を仏教で成し得たが再びヒンドゥが復権した。それと同じことがほぼ期をいつにしてバリでもこの100年の中で起きている。このヒンドゥ化に従わなかった人々がバリアガとしてトルーニャンなどに...朧げにバリの歴史の形が垣間見えるようになったかな

  • 街角ぶらり

    気になる写真を忘れないうちにこれはウブド在住の伊藤さんから購入した。達観した底の抜けた明るさがとても気に入りました。わたしの著作の表紙に使う予定です。なんと娘の書いた本を持つウブドのバティック屋さんカフェトピで。宿から見る夕陽バリの塩を商うお店ちょっと気になる造形これ植物虎の尾のアップです。多分闘鶏用に飼育する雄鶏見てくださいこの宿の密集を路地が埋め尽くされているこのあたりの民家が軒並み宿に聖なる滝に俗なるジョークボード1聖なる滝に俗なるジョークボード2聖なる滝に俗なるジョークボード3街角ぶらり

  • いよいよ本焼きへと

    5日前に作ったものの素焼きが終わりいよいよゆがけの工程に。先ずはスプレーで払う色々なゆをかけて思うところの色を出していくが出来上がってみないとなんとも言えないと造形2割ゆがけ2割焼き6割とタミンは呟く本当は神様10割ともの賜わるなんだか楽しみだな明後日に焼き上がるそうな真剣なゆがけこの人がタミンさんこの道35年ゆがけの後の余分なところを取る水に濡らしたスポンジで丁寧に薄いヘラで余分なゆを取り除くおなんだかいい感じにお隣では手動ならぬ足動ロクロでこちらは電動ロクロでさあいよいよ窯に下から3段目が我が作品下から4段目にも左から2つめに我が作品がさてあとは神様の意のままにいよいよ本焼きへと

  • バリの不思議な話を聞きました

    楽しいお話の機会を持った。バリの歴史の謎など深くて博い知識に感心して聞いていたらいつの間にか4時間が過ぎていた。話が佳境に入った頃、ある人が極付のバリの不思議を披露してくれた。ある日、龍が天に昇って行くのを見た。さらに翌日の夜眠る前に再び龍が現れて天に登っていく姿を見た。ある人がその龍に「こんにちは」といったら龍らしくない可愛い声で「こんにちわ」と愛嬌のある声を返したと笑いながら話してくれた。厳かな声でなく愛嬌のある声を発したところに不思議なリアル感がある。その人は龍を見ても全く怖いという感じがしなかったと感想を述べた。別の人が言う。バイクで夜帰る時に途中で同行者と別れてふと気がつくとある寺院の壁に持たれていた。バイクの足を起こしていないで体で寺院の壁にもたれて立っていた。一種の夢遊状態だという。気になる...バリの不思議な話を聞きました

  • ウブドの路地を探索すると

    宿の周りを探索して見ると実に奥深いラビリンスがあるではないかハイビスカスの鮮やかな赤がガネーシャの耳飾りにもハイビスカスが表通りとは違って宿、宿、宿不思議な形の花よく見かける小さな花が緑の光彩に映える一際良い匂いを放つお供えに注目した午前中の陽のせいか見慣れた葉も鮮やか深い緑を背に咲くハイビスカスひっそりと咲く名を知らぬ花睡蓮が咲く白睡蓮が咲く赤切り口鮮やか赤には暗めのベージュがブッダが好んだ花ピンクの睡蓮この葉っぱ完璧な形をしているこれは葉との対比が気に入ってハゲ頭かよく知らないが色と形が気に入ったこんな実またもやハイビスカスが呼ぶこの黄色も声をかける竹もバリ南天風べベックが群れるウブドの路地を探索すると

  • 今日のベストショットの一瞬の出会いに感謝

    宿から出て見ると夕陽と民家の家寺のシルエットが見事な交響楽をこのタイミングで宿から出たことに感謝人間技を超えた美この一瞬を捉えられたことを感謝まさに一瞬の出会い今日のベストショットの一瞬の出会いに感謝

  • ウブド近郊の滝に

    テグヌンガンの滝を楽しんできた。宿からバイクで15分程度で大層な行程でないのが良い、いわば散歩の延長の行き先。ここまでくると涼しい。最高の気分で、ここに座ってひと時をぼんやり過ごす。これは何?MPINDEKANB風で周り、端を折ってあるので面白い音が鳴る。滝の遠望赤い葉が彩りを添える少しアップしてみるPINDEKANをもう一度眺める小さな花にも必ずご挨拶をこの寺の表示石日本の川と似ている巨石が転がっているガゼボで寝転がってみた風景寝転がった自撮りガゼボの木目が美しいので間近に来ると涼しさが一層増すここで読書や思索、瞑想などがおすすめ滝をアップでこれくらいの高さだと滝壺はできていないみたいで子供も安心して遊べる白い花で目を休める上方から見た滝もジャングルと相まって美しいこれは滝の流れる渓流こころなしか葉も生...ウブド近郊の滝に

  • 街角アート

    街をぶらつくといろいろ目に入る。プリアタン宮の化石化した木角度を変えてショーウィンドウの光彩地味だが存在感こんな造形は神のみ棚田とシダ棚田とシダ2バナナもこうした場では新鮮宿へ入るとても細い路地ウブドのハノマン通りは至る所に細い路地とホームステイが宿の周りはこの様なところ見事なバビグリン包丁捌き画廊の一枚画廊の一枚画廊の一枚葉蔭のブーゲンビリアプリアタン宮のハス八百万の神いきなりこんな会場が現れる不思議な街の設計アートは健在街角アート

  • ついにグヌンカウィの石窟へ 300の石段に挑戦

    グヌンカウィの石窟が近くにあるとわかって俄然興奮した。タンパクシリンでくたびれていたがあのワルター・シュピースが発見?したという深い谷間の石窟、一体何年頃なのだろうか、ヒンドゥの影響を受ける以前の石窟であることは間違いと思う。階段を降り始めは余裕で眼下のライステラスを撮っていた。タジェンだとこれまた余裕。曲がりくねっているので段数は大したことないと思うがようやくこの石窟が見えると喜びもひとしおさらに向こうには待望の石窟が垣間見えるああ300段を降りてきてよかったついに本丸をとらえる清い渓流と巨岩は元気が湧いてくるしかし疲れた渓流の両岸にあることを初めて知った。ここまで丁寧に紹介されているものを見たことがないので一つしかないと思っていた間近に見るグヌンカウィの石窟そして心洗われる渓流と岩見事な樹アンコールワ...ついにグヌンカウィの石窟へ300の石段に挑戦

  • タンパクシリンへ バリにも清水があった

    タンパクシリンの沐浴は初めて訪れる。これほど素敵な寺院を今まで来ていなかったとは。青空と雲と像のコントラストが映えるチュンバカの木肌も何やら有り難いやってきましたタンパクシリン最初のモニュメント何が書いてあるのかバリの古代文字でわからないのだがバニュアンも何やら清楚なまたもやバリ文字でどなたか解説をお願い沐浴する観光客やってみたかったが心構えが全く出来ていなくてパスこの根を見よちょっと角度を変えてチェンバカの若木に咲く花の白さよこの初々しさノッペラボウ中国風の像おう何と澄んだ池がバリでここまで澄んだ池があるとは不思議な色と形のとんぼがしかし透明度が凄いこれ水面ですよよく見ると水が湧いているそのために水面が揺らぐこれは見ていて飽きない文句なしの絵になる水面これ全部水面です池の全貌池の借景見事な樹真新しいボレ...タンパクシリンへバリにも清水があった

  • ライステラスからタンパクシリンそしてかwうい

    今日は宿のおばさんに洗濯ものをお願いしたらテンガランとタンパクシリンへ行きなさいとお告げがあり、ゴジェックで一路テンガランへ。これはライステラスガーデンでの勇姿?ライステラスが一望できる椰子とライステラスライステラスを流れる水路すっくと立つ椰子谷を挟んで立つ家がテーマ椰子の木って感じ岩と花ちっこいが可愛いクローバーの様なこれもちっこい花で見落としそう見慣れた花だが一段と白が引き立っているライステラスからタンパクシリンそしてかwうい

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