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藤圭子を聴く、藤圭子を読む  https://czb00023hgoto.livedoor.blog/

このブログでは、藤圭子の歌と論評を紹介していきます。 最終的には、できるだけ詳しい彼女の履歴(年表)を作成したいと考えています。

藤圭子資料室
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2022/09/02

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  • 滅びの演歌(6)後藤正治著「60年代の肖像」より

    60年安保で退陣した岸内閣のあとを受けた池田内閣は、「所得倍増」を掲げた。およそ不可能な目標に見えたが、十年後の1970年における国家公務員の初任給は三万六千円となっている。給料という指標でいえば倍増をはるかに超えた。「豊かな社会」の誕生は、左翼理論が

  • 滅びの演歌(5)後藤正治著「60年代の肖像」より

    大宅壮一文庫は、週刊誌。月刊誌記事のタイトルを取り出し、人名別に整理しているが、女性週刊誌を中心に藤圭子の記事は随分とある。(中略) スター歌手がスター歌手と結婚し、ハッピーな家庭を築く。結婚生活は短期間で破綻するが、もう「私の人生暗かった」といって

  • 滅びの演歌(4)後藤正治著「60年代の肖像」より

    『新宿の女』と〈藤圭子〉をつくりあげたのは、絞り切れば一人の男である。枠を広げても二人だったといっていい。石坂まさを、そして榎本襄である。 石坂が藤の売り出しに奔走しはじめたころ、レコード会社の若いディレクターが助っ人として現れた。RCAレコード(の

  • 滅びの演歌(3)後藤正治著「60年代の肖像」より

    『新宿の女』と〈藤圭子〉をつくりあげたのは、絞り切れば一人の男である。枠を広げても二人だったといっていい。石坂まさを、そして榎本襄である。 石坂が藤の売り出しに奔走しはじめたころ、レコード会社の若いディレクターが助っ人として現れた。RCAレコード(のち

  • 滅びの演歌(2)後藤正治著「60年代の肖像」より

    暗い詞の、暗い音調の、暗い余韻を残す歌である。歌い手は、割れたような低音の持ち主であった。まだ十七歳。よく光る瞳を持つ美少女でありながらまぎれもなく暗い存在感をたたえている。 夜、レコードを回していると、底なし沼に落ち込んでいくような気分になる。別段、

  • 滅びの演歌(1)後藤正治著「60年代の肖像」より

    2009年に出版された「60年代の肖像」で著者が取り上げた人物は次のとおり。 藤圭子 ファイテング原田 ビートルズ&ボビー・チャールトン(サッカー選手) シンザン(をめぐる人々) 吉本隆明   バラエティに富んだ選考だ

  • 藤圭子・ヒカルの「母子舟」田勢康弘

    藤圭子・ヒカルの「母子舟」 政治ジャーナリスト 作詞家 一般社団法人「心を伝える歌の木を植えよう会」代表田勢康弘ダンスパーティーで誰からも誘われない壁の花のように少女は所在なげだった。この少女が何者かを知っているのは天井の高いこの部屋にいる百人ほどの招待

  • 回想『藤圭子』(後)エゾ中村

    ここからは、『 藤 圭子 』のプライベートな部分に触れたいと思います。 『 藤 圭子 』の人柄や性格を、ネットで調べていると意外な発見がありました。 娘「 宇多田 ヒカル 」が5歳頃から、情緒不安定で躁(明)と鬱(暗)を繰り返していたと、何人かのコメントがありま

  • 回想『藤圭子』(前)エゾ中村

    回想『藤 圭子』 エゾ中村 ある日、1970年代の音楽が無性に聴きたくなり、YouTube で沢田研二・朱里エイコ・ビリージョエル・スリーディグリーズ・・・ 数々の曲を聴きましたが、概ね古い曲としか聴こえてきませんでした。 そんな中、ある女性歌手のイメージが

  • 藤圭子異聞(2)私の音楽ルーツ その2 GSオリーブ マミー

    オリーブの合宿所が近所からのクレーム(ファンの人達の棄てるゴミ問題や、騒音でホリプロに抗議の電話)でとうとう追い出されるはめに‥‥これを契機に一人一人が独立して住むことに、ホリプロで探してくれたのは、合宿所のすぐ近くにあるアパート!私は青森から出てきてか

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