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地方出身東大生の雑記帳 https://miei64-utokyo.hatenablog.com/

地方公立高校から東大文一に進学した大学生が日々の考え事や、その日の勉強内容などについて書き綴るブログです。現在、司法試験予備試験に向けて勉強中です。

じるふぇ
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2022/08/25

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  • 2022年9月30日【勉強日記】

    勉強記録 英語リスニング 読書記録 片岡一竹『疾風怒濤精神分析入門』 雑記 どうも、じるふぇです。 今日はあまり勉強できませんでした。 月曜から大学の講義も始まるので、10月からはそれに合わせて勉強していきたいと思います。

  • 読書と他者、そして「汝自身を知れ」

    自分について真に知るには絶対的他者の存在を必要とする。 <他者>に依存しない形で自己を知る、そのためには自己を決して理解し得ない他者、そのような絶対的他者が必要になる。 では、本は他者になりうるのだろうか。 本という集合({本})と私という集合({私})があった時、本を読んで理解することができるのは、{本}と{私}の共通部分だけ。 ゆえに本を読むことはしばしば「思い出す」ことに喩えられるのだろう。 だとしたら本を読むことの意義とは何だろうか。 それは、{本}かつnot{私}の部分を絶対的他者とした上で、not{本}かつ{私}の部分をよりよく知ることにこそ求められるのではないだろうか。 「汝自身…

  • 2022年9月29日【勉強日記】

    勉強記録 CNN英語リスニング DUOセクション1~7 『フランス基本単語の覚え方』 仏語単語5級、4級1~148 仏語文法 西語文法 読書記録 片岡一竹『疾風怒濤精神分析入門』 雑記 今読んでいる『疾風怒濤精神分析入門』の著者である片岡一竹さんは現在20代で、なんと22歳の時にこの本を執筆したみたいです。今の私と3歳しか違わないのに、ここまで体系的でわかりやすい説明を書けるということに驚きを感じます。新進気鋭という言葉がまさに当てはまりますね。 彼についてインターネットで調べてみると、大学一年生の時に書いたレポートが論文として学術誌に掲載されたという話も出てきてこれもまたすごいことです。 同…

  • 2022年9月28日【勉強日記】

    勉強記録 仏語単語4級108~148 『フランス基本単語の覚え方』 DUOセクション1~5 西語文法1~7 読書記録 國分功一郎『はじめてのスピノザ』 千葉雅也『現代思想入門』 橋爪大三郎『はじめての構造主義』 加賀野井秀一『20世紀言語学入門』 雑記 どうも、じるふぇです。 『はじめての構造主義』は高校生の時に一度読んだ本です。その時は、構造主義という考え方の持つインパクトに打ち震えていた頃で、我々が普段当たり前に考えている言動が、実は社会的な制度によって規定されているものであるということを非常に画期的な考え方のように感じていました。 そして当時の私はこの本を読んで、レヴィ・ストロースの、言…

  • 2022年9月27日【勉強日記】

    勉強記録 英語リスニングCNN20分ほど DUOセクション1~4 仏検単語4級1~107 仏語文章音読B1-1~4 西語文法 読書記録 千葉雅也『現代思想入門』 國分功一郎『はじめてのスピノザ』 雑記 どうも、じるふぇです。 『現代思想入門』を読み返していて、ドゥルーズの事物を「出来事」として捉える考え方は、スピノザの事物の本質を「力」とみる考え方と少し似ているなと感じました。 また、あらかじめ絶対的に正しいものが決まっているわけではない。だからこそ、個々の事象の具体性に向き合い、その場その場で正しい在り方を判断していく必要がある。この考え方は、アリストテレスにおける「中庸」の思想に近いものが…

  • 宮野公樹『問いの立て方』を読みました

    どうも、じるふぇです。 今回は、宮野公樹『問いの立て方』という本を読んだので、その感想とかを書いていきたいと思います。 この本は、「問い」を問うということ、その思考の過程の大枠を示すような本です。「問い」というものについて、その内実ではなくて、在り方や形式を考察した本とも言えるでしょう。 あらゆる「問い」について、その存在根拠という根本部分まで掘り下げて考えていく、そのようにして、「いい問い」を得る、その一連の過程を平易な言葉で書いています。 特に、人が問いを持つのではなく、問いの中に人が生きるという考え方は、問いと人の関係を転倒させるもので、とても興味深く感じました。 そもそも、「問い」があ…

  • 2022年9月26日【勉強日記】

    勉強記録 仏単語5級、4級1〜72 フランス語読解B1-04 読書記録 國分功一郎『はじめてのスピノザ』 雑記 どうも、じるふぇです。 基礎的な単語すらも怪しい状態でかなり背伸びして始めた、フランス語B1レベルの文章読解ですが、意外と読めているなって感じです。もちろん、単語はわからないものが多いんですが、文章構造は割と掴めています。やっぱり、英語と文法が大きく変わらないのが大きいですね。 高校時代に『英文解釈教室』で学んだ「直読直解」の精神がフランス語にまで応用できていると思うと、受験勉強も無駄ではなかったかな。 そして、やっぱりスピノザは難しい。その哲学史的な意義はどこにあるのか、いわゆる現…

  • 2022年9月25日【勉強日記】

    勉強記録 フランス語読解B1-03 フランス語単語4級1~72 知られざる英語の「素顔」S8 DUO セクション1~3 読書記録 野田又夫『西洋哲学史』 斎藤哲也『試験に出る哲学』 雑記 どうも、じるふぇです。今日は、哲学史について主に勉強しました。現代思想を中心に哲学を見渡している現状ですが、古代哲学や近代哲学についてももう少し詳しくなりたいなと思うところです。 今思えば、私が一番最初に読んだ哲学に関する本は『試験に出る哲学』でした。ちょうど高校に入学したての時だったはずです。新書を読んで感想を書く課題のために本屋に行ったら出会いました。 センター試験を題材に西洋哲学史の概要を説明する本書は…

  • 2022年9月24日【勉強日記】

    勉強 フランス語読解B1-02 仏単語4級1~22 DUO例文1~9 知られざる英語の「素顔」、S4~S7 読書 『問いの立て方』(宮野公樹) 『キノの旅』(時雨沢恵一) 雑記 どうも、じるふぇです。 今日から勉強記録(+読書記録)をつけることにしました。自分の勉強内容を記録・公開することで、サボり癖とかを無くしていきたいっていう魂胆です。 以下、今日の勉強内容+αについて少し書きます。 フランス語は、基礎的な単語力が足りないこともあって読解にかなり手こずりました。辞書片手に文章と格闘する日々が続きそう。 趣味程度に勉強している英語ですが、『知られざる英語の「素顔」』という本が想像以上に面白く…

  • 雑記#4

    どうも、じるふぇです。 そろそろ大学の夏休みが明けて講義が始まりますが、まだ全然心の準備ができていません。 しかし、秋学期は現代思想、記号論、精神分析学が同時に開講されるという、構造主義、ポスト構造主義のバーゲンセール(?)みたいになっているので、楽しみでもあります(私は現代思想と記号論を取ろうかなと考えている)。 特に現代思想の講義は、いわゆるポスト構造主義(デリダやドゥルーズ)だけではなく、その先の思想(メイヤスーとか、思弁的実在論とか)まで扱うみたいで、とても面白そうです。 話は大きく変わりますが、今日Twitterを見ていたら、アニメと人種に関する問題が話題になっていました。人種問題は…

  • 本を購入した日

    どうも、じるふぇです。 今日は本屋に行ってきました。気分が落ち込んでいたんですが、本を買ったことで少し回復しました。東京に住んでいると、大きな本屋で気になった本のほとんどが購入できるのは良いですね。 買った本を箇条書きにします。 野田又夫『西洋哲学史』 國分功一郎『初めてのスピノザ』 マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』 竹岡一竹『疾風怒濤精神分析入門』 山崎竜成『知られざる英語の「素顔」』 モーリス・ジャケ他『フランス語単語トレーニング』 まず、『西洋哲学史』は単純に哲学史を勉強したいから買ったものです。哲学史と言っても、関心があるのは概ね近代以降の西洋哲学なので、ルネサンスを出…

  • 【東大文一】Aセメはどの講義を取ろうかな

    どうも、じるふぇです。 今日、東大前期教養課程Aセメスターのシラバスが公開されました。このシラバスをもとに今期はどの講義を履修するかを考えていくことになります。 ということで、今回は自分が特に注目している講義について書いていこうと思います。 哲学Ⅱ まず個人的な目玉講義は、國分功一郎先生が担当する哲学Ⅱという講義です。國分功一郎氏は17世紀の哲学や現代フランス思想について哲学研究を行なっている哲学者(哲学研究者)で、東大を代表する教授の一人とも言える人です。代表作『暇と退屈の倫理学』は哲学書でありながら非常に読みやすくて面白く、ベストセラーになっています。 この哲学Ⅱは、國分先生が自身の専門で…

  • 雑記#3

    どうも、じるふぇです。 3日間ブログの更新をサボってしまいました(反省)。 その間に、ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリの『アンチ・オイディプス』という本に挑戦しました。私の好きな哲学者であるドゥルーズの代表作であるんですが、難しくて最初の方で断念しました。 幸い、ドゥルーズの思想の解説書はいくつか持っているので、それらを読んでから再挑戦したいと思います。 また、この本は精神分析に対する批判を一つのテーマとして書かれているみたいなんですが、精神分析学についてはフロイトの紹介書みたいなのを読んだきりで知識不足を感じました。 しかし、現代において精神分析学を学ぶ意義があまりわからないところもあ…

  • 「人と比べてしまう」私を乗り越えるための一案

    どうも、じるふぇです。 「人と自分を比較するな」という言葉があります。自分を人と比較することで、自分の悪いところにばかり目を向け、勝手に劣等感を抱いて、自己肯定感を下げることをやめさせる趣旨の主張です。 いわく、人と比較するのではなく、自分らしく生きることで本当の幸せを得られるということです。この裏返しとして、誰かを見下すことで得た自己肯定感は本当のものではない、そうやって作り出した幸せは偽物だ、みたいな考え方もあります。 以上のような、「比較」を問題視する主張を見かける機会は多いと思います。 今日はこのことについてもう少し考えていくつもりです。果たして、「比較」はそこまで問題のあることなのか…

  • 【東大文一】1Sセメスターの成績と各講義の振り返り

    どうも、じるふぇです。 ついに東京大学1Sセメスター(1年春学期)の成績が出ました。成績を見ながら各講義について振り返っていきます。東大の講義がどんなものかの参考になれば幸いです。 参考までに、東大の成績は優上・優・良・可・不可の5段階で表されます。 90点以上が優上,80~89点が優,65点~79点が良,50~64点が可,50点未満が不可となっています。 また、一部の科目を除いて優3割規定というのがあって、優をとれるのはその科目履修者の上位3割程度とされています。同様に優上は上位1割程度とされているみたいです。 英語一列① 優上 フランス語一列① 優上 フランス語二列 優上 情報 優上 初年…

  • 雑記#2

    どうも、じるふぇです。 今回はブログらしく(?)、思いついたことを適当に書いていきたいと思います。 まず最初のトピックは、最近Twitterで見かけた「本当に賢い人の話はわかりやすい」論争について。 正直、「賢い」の定義が曖昧すぎて反論のしようがないわけですが、まさにその「賢い」という言葉の曖昧性にあまり目が行っていない人が多いのかなと感じてしまいます。 勉強した内容を早くあるいは深く理解できる能力と、それを人にわかりやすく伝えられる能力って全く別のものであって、これらが共に「賢い」という言葉でまとめられてしまって、同種のものとして語られているのには言葉の力を感じさせられますね。 そもそも、「…

  • 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』を読みました

    どうも、じるふぇです。 岩田靖夫の『ヨーロッパ思想入門』という新書を読んでいたんですが、これがなかなか面白かったんで、それについて書こうと思います。 『ヨーロッパ思想入門』は、ヨーロッパ思想の源流として、ギリシア思想やヘブライの信仰に焦点を当てて、それについて筆者なりの視点で解説していく本です。 近代的な考え方の基盤となっている西洋思想は、あくまでもヨーロッパという特定の地域における思想であって、だからこそルーツであるギリシアの思想やヘブライの信仰を知ることは不可欠である。という視点は高校の倫理とかでももう少し強調されていたら、倫理の授業も真面目に受けようという気にもなるのでは、とか考えました…

  • 【合格体験記#2】東大入試2022を今更振り返る 後編

    どうも、じるふぇです。 今日は前回の続きとして、私が受けた2022年東大入試の2日目について書いていきます。 前編 miei64-utokyo.hatenablog.com 2日目朝 社会 英語 最終結果 2日目朝 2日目は得意な社会と英語です。前日の手応えも良かったので、朝はかなり落ち着いており、世界史や地理の過去問をもう一度見直して重要論点を復習していました。試験会場(私は文系なので駒場キャンパス)までの道も二日目なので特に迷うことなく、何事もなく到着してそのまま試験が始まりました。 社会 私は世界史と地理を選択していました。この2科目は科目間のつながりが多いため、勉強しやすい組み合わせだ…

  • 浅田彰『構造と力』を読みました〜跳躍から舞踏へ〜

    どうも、じるふぇです。 浅田彰の『構造と力』という本を読みました。この本は、現代思想を学ぶ上では必読と言えるぐらいの名著とされています。 詳しい内容に入る前に、個人的な感想としてまず、これを読んである程度の意味を理解できるぐらいには自分が成長しているということに驚きました。とはいっても、半分ぐらいしか理解はできていないんですけど。 高校生の時の自分が読んでもおそらく2割もわからなかったんじゃないかと思います。大学入学後に、『現代思想入門』や『フランス現代思想史』、『暇と退屈の倫理学』あたりを読んだことが活きましたね。でも高校時代の読書経験のおかげで理解が進んだ部分もかなりあって、特にレヴィ・ス…

  • 雑記#1

    どうも、じるふぇです。 意気揚々と始めたブログですか、早くも数日間投稿しない日が続いてしまいました(と言っても4日間ぐらい)。 夏休みということもありどうもやる気が出なくて、ネットサーフィンをしたりゲームをしたり漫画読んだりしていたら、ブログに書くことも特になくなってしまいました(反省)。 今日中に今読んでいる『構造と力』(浅田彰)を読み終えて、それについて書こうと思います。 余談(「である」調です) 先日Twitterを見ていたら「受験は勝ち負けだ」みたいなツイートが目に入った。 私が思うに、正確には定員以内の順位に入れたら選ばれ、そうじゃなかったら選ばれないというだけ。つまり、選ばれること…

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