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初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

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2022/07/14

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  • 『弁天娘女男白浪』絶品♪「弁天小僧菊之助た~俺のことだぁ」!

    あらすじと見どころはこちらを読んでくださいね! munakatayoko.hatenablog.com 今回のレポです! 浜松屋店先の場 もうすぐ祝言を上げるというお嬢様が若党を従えて浜松屋にやってくる。が、実はだましてゆする算段。お嬢様ではなく盗人だ。うまくいったと思いきや、正体を見破られて居直ったあげくすごすごというシーンだ。 実はその正体を見破った玉島逸当も、五人男のリーダー、日本駄右衛門。浜松屋からの信用を得るために若党(南郷力丸)、娘(弁天小僧菊之助)ともいっしょに仕組んだ芝居であるわけなのだが…。 弁天小僧菊之助(八代目菊五郎) いやもう何回観ても粋で面白い!美しいお嬢様が正体を見…

  • 『京鹿子娘道成寺』三人花子の奇跡

    以前、「今までで最高の『道成寺』。そしてこれからも最高を塗り替えてほしい」と書いたブログがこちら 2023年松竹座。 munakatayoko.hatenablog.com そして、今回の道成寺はまた塗り替えてくれた。脱帽。 三人道成寺ということで、他の時と一概に比較はできないのだけれど、今回の道成寺は未来永劫語り継がれるのではないかなと思っています。 まず、3人演じた人が、今この時でしかありえない組み合わせ。 六代目菊之助11歳。八代目尾上菊五郎47歳。坂東玉三郎75歳。この三人が一堂に会する奇跡。花子が3人。皆美しい。現実とは思えない。異界から来た人外のようだった。 例えば同じ昼の部の『勧…

  • 六月大歌舞伎演目紹介 八代目尾上菊五郎 六代目尾上菊之助襲名披露が続きます♪

    昼の部 元禄花見踊 菅原伝授手習鑑から 車引 寺子屋 お祭り 夜の部 暫(しばらく) 口上 連獅子 芝浜革財布 上演スケジュール チケット金額、売り場 歌舞伎座アクセス 五月に引き続き、六月も襲名披露は続きます♪ 昼の部 元禄花見踊 歌舞伎っていささか季節感を無視するところがありますよね。6月に花見踊り?そういうものだと思って、6月なのにサクラが見られてよかった!程度に思ってください。 明治11年に東京新富座の開場式の時に初演されたそうですから、元禄の女、元禄の男などがとにかく華やか♪に踊ります。 当代きっての若手人気俳優、出雲阿国を尾上右近、恋人の名古屋山三を中村隼人です。 菅原伝授手習鑑か…

  • 狂言「布施無経」 能「雲林院」

    ▲脇正面席 国立能楽堂で 能・狂言を観る(5月20日) 狂言は「布施無経」 能は「雲林院」 今回、人気の山本東次郎さんを観たくてこの日のチケットをとった。意気軒昂な東次郎さんであった。 住持(お坊さん)が読経をしにやってきた。が、相手がお布施を渡すのを忘れている。これは催促した方がよいのか、気づくようにいろいろと画策をするけれどもちっとも気づいてもらえない。それとも一度くらいもらわなくてよいのかと悩んだり、それが当たり前になっても困るし…という人間臭い坊さんを東次郎さんが演じており、とても楽しい。 一緒に行った友達は、ピアノの先生をしているので、やはり生徒が月謝を忘れているとどうしようかなと悩…

  • 團菊祭 菊五郎菊之助襲名披露 千穐楽でサプライズ♪

    本日で、歌舞伎座の濃い1ヵ月が幕を閉じましたー。 私は昨日がマイ楽だったので、今日の千穐楽は行けませんでしたが、本当にすばらしいひと月でした。皆さんつつがなく終えられたことおめでとうございます。 今日の最後の演目『弁天娘女男白浪』では、菊之助くんがラストに出るサプライズがあったとのこと。 ああ!最後に七代目菊五郎、八代目菊五郎、六代目菊之助と並んだとはなんというサプライズ! いやもうすばらしい。 感想もおいおい書いていくけれど、襲名興行はさらに6月は歌舞伎座、7月は松竹座、10月御園座、12月京都南座来年6月福岡博多座 と続くわけなので。 菊之助くん。どうぞ頑張りすぎず最後まで頑張ってほしいで…

  • 『狐芝居』花形演芸会

    花形演芸会に行ってきました!(5月18日) 今回一番印象に残ったのが笑福亭生寿さんの「狐芝居」でした。 浅学にして、初めて聞いたのですが面白かった。あとでXで感想をつぶやいたら生寿さんが 「大阪でも演り手の少ない噺なので大事にかけております」と丁寧にお返事を書いてくれました。(嬉) 3月にさんざん歌舞伎座で『仮名手本忠臣蔵』を観たものだから、芝居ものとしてワクワク楽しめたこともある。また、初めて聞いたものだから、まったく先が読めず、武士なの?と思ったら町人、町人なの?とおもったら役者。役者なの?と思ったらなんと! というわけで、テンションが上がった。 尾上田螺という役者はお茶屋のおやじに別れを…

  • 本日のNHK Eテレ「古典芸能への招待」『義経千本桜』文楽ですよ!

    ああ!告知を忘れてました! 本日のNHK Eテレ「古典芸能への招待」は 4月に大阪国立文楽劇場で行われた「義経千本桜」文楽です!! 文楽の「義経千本桜」はこれまた文楽ならではの魅力がたっぷりなんです。 ぜひ、9時からEテレ見てくださいね。 アクロバティックな文楽です。 人形遣いも早替わりしちゃうし、圧巻のラストです。 人形の宙乗りは迫力なんですよ~~。 多幸感一杯のラストです。 こちらを読んでくださいね! munakatayoko.hatenablog.com 私はリアタイはできないけれど、録画予約はしてます! 皆さんどうぞお楽しみに!

  • 第13回「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ~勧進帳」

    5月11日(日)暑いくらいの晴天に恵まれたこの日、第13回「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ~勧進帳」が神楽坂の赤城神社にて開催されました。 特徴的な3つのシーンでの見極めポイント ・山伏問答 ・打擲 ・判官御手 『勧進帳』は歌舞伎のスーパーフード ▲緑の濃い赤城神社です ▲受付では安宅関にまつわる展示も行われました。 ▲田中さんは大島に濃い緑の帯をキリリと。木ノ下さんは安宅関にかけて「ストップ」のブローチ笑 木ノ下裕一さん、田中綾乃さんの元気な登場に客席から拍手がわきます。 今回も歌舞伎の見方について、大きなヒントのもらえる回となりました。 歌舞伎の魅力にはいろいろありますが、そ…

  • 『芦屋道満大内鑑』文楽

    昨日は、文楽を観てきた。 歌舞伎では「葛の葉子別れ」が時々上演されるけれども、なかなか通し上演はないので、今月の文楽はこの1部を選んだ。(2部は義経千本桜、3部は平家女御島~鬼界が島の段) 葛の葉子別れの段も十分ファンタジーだけれど、そこに加茂館の段、保名物狂の段、そして最後の信田森二人奴の段とついて、ますます話の筋がよく通り、十分ミステリアスファンタジーを楽しんだ。 歌舞伎の『葛の葉子別れ』はこちら! munakatayoko.hatenablog.com 加茂館の段は、陰謀渦巻く宮中で貶められる保名と、恋仲の榊の前! 哀れ、榊の前は自ら命を落とし、保名はショックで気が狂う。 文楽人形は、同…

  • 一幕見ツアー 開催♪ 『寿式三番叟』

    昨日は、一幕見ツアーを開催しました。お客様は男女お二人でした。 あいにく集合時間には雨模様でしたが、一幕見を観て軽食をとった後は何とか雨も上がって周囲を一回りできたのでよかったです。 ゲストは歌舞伎を観るのは全く初めてのことでしたが、興味津々でいろいろと質問をいただき、私も楽しい時間を過ごすことができました。 4階に上がって、中に入った時の景色の良さに思わず出る「うわ~」という声。「かなり傾斜があって、まるでスポーツのスタジアムみたいですね!」と男性の方。確かにそうですね。 昨日観たのは『寿式三番叟』です。色とりどりの三番叟をどう感じたでしょうか。男性の方は「松也がとてもかっこいいですね!テレ…

  • 祝祭感あふれる『寿式三番叟』迫力の五人三番叟

    能の『翁』と狂言の『三番叟』から派生した歌舞伎の三番叟。そこからさまざまなバージョンの三番叟が生まれています。今回の『寿式三番叟』は、その中でも特に祝祭、ご祝儀のときにかかります。今回は襲名というおめでたい節目の幕開けとしてピッタリのご祝儀曲です! 歌舞伎の演目の分類としては、能からきた「松羽目物」です。 文楽の『二人三番叟』は、一人が踊るときに一人がさぼるという愉快な演出ですが、歌舞伎では通常三番叟は一人。二人三番叟でやるときもあります。今回はめでたさも5倍ということなのかどうなのか、三番叟が5人出てくる五人三番叟! 2019年の幸四郎と松也の『二人三番叟』も大変迫力があり見ごたえがありまし…

  • 山種美術館に行って来た「桜さくらSAKURA2025」

    今日は山種美術館に行ってきました。 時間があったのでどこか美術館に行きたい。でも混んでいるところはイヤ。 と思ってさがしていたのですが、 山種美術館で現在やっている企画展が「桜さくらSAKURA2025」。 3月8日からやっていて5月11日までです。3月ならいざ知らず、5月ではなんとなく「桜かあ~。もう時期、外れているよなあ」という気がしたのですが、 むしろ、すいているかもと思って行ってきました! 展示物が見えなかったり、押し合いへし合い観たいな状況もなく、ゆったりと観られてよかったです。 桜自体は嫌いではないですし。 春の宵のぽっかりと美しい月に映える高台寺の夜桜。(石田武 「春宵」 200…

  • 團菊祭初日!

    歌舞伎座 5月初日に行ってきました! 歌舞伎座の5月は毎年「團菊祭」です。 「團菊祭」というのは、明治時代に活躍した九代目團十郎と五代目菊五郎の偉業を顕彰する公演です。いつも2階ロビーに飾られている九代目團十郎と五代目菊五郎の胸像がこの「團菊祭」のときだけは1階に移されているんですね。ちょっと写真を撮るのを失念しました。今度行ったら撮っておこう。今月はそれに加えて、八代目尾上菊五郎襲名披露六代目尾上菊之助襲名披露の興行もあり、大変華やかに盛り上がっています。 木挽町から歌舞伎座へ上がるエレベーター脇にも。 歌舞伎座前には人力車も登場! 特に、昼の部『勧進帳』で十三代目團十郎と八代目菊五郎が共演…

  • 『無筆の出世』さらに進化し続ける講談の歌舞伎化第3弾。

    舞台に語り手として神田松鯉さん 大道具や照明に工夫。見どころ多く 松緑か亀蔵か。 他の人たちも 亀蔵で再演観たい 4月の歌舞伎座で上演された『無筆の出世』は、『荒川十太夫』、『俵星玄蕃』に次ぐ講談の歌舞伎化第3弾。 奇しくも今月は、昼の部の『木挽町のあだ討ち』に始まり、『黒手組曲輪達引』もあだ討ちがらみ。毛谷村もあだ討ちに至る話。鏡獅子以外はみんなあだ討ち。 この『無筆の出世』も、「よくも!」と仇を討っていいところなんだけれど、これが「仇を恩で返す」という、最後にとびきりハッピーなお話で終わっていて、よかった。 舞台に語り手として神田松鯉さん 今回は、講談の人間国宝神田松鯉先生が舞台に登場。講…

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