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初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

むうむう
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2022/07/14

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  • 10月の振り返り 悲しいこと寂しいことうれしいことなどなど

    10月をまとめると、やっぱり一番のトピックは国立劇場の閉場だろうか。 歌舞伎はよかったけれど、閉場はいかん。 どうしても納得できないのだ… munakatayoko.hatenablog.com しつこく言う munakatayoko.hatenablog.com しつこくしつこく言う munakatayoko.hatenablog.com 翔の會 munakatayoko.hatenablog.com 講談3夜 munakatayoko.hatenablog.com 歌舞伎座昼の部 munakatayoko.hatenablog.com 夜の部 munakatayoko.hatenablog…

  • 善光寺と東山魁夷館(長野県立美術館) 長野その3

    お戒檀めぐり~真の闇にドキドキ 経蔵~お手軽に功徳を得る びんづる長者 城山公園 東山魁夷館 今日は長野の善光寺と長野県立美術館東山魁夷館へ。 お戒檀めぐり~真の闇にドキドキ 平日の割には思ったより人も多くて、さすが長野県きっての観光地。 以前も来たことはあるのだけれど、宿題がありまして駆け足で再訪。それはお戒壇巡り。 お戒壇巡りというのはご本尊の安置される瑠璃檀下の真っ暗な回廊を通って極楽の錠前を探り当てれば、秘仏のご本尊と結縁できるというもの。 あれ?長生きできるというのではなかったっけ? 前回行ったときに、探り当てられなかったので、気になって(;’∀’) 地下を降りての真っ暗な回廊は本当…

  • 「ファイナルファンタジーX」配信本日まで!1週間は見られます

    歌舞伎「ファイナルファンタジーX」が上演されたのは、今年の3月~4月。 配信が10月まで観られるということで、10月なんて想像もできないほど遠い先のこと(そんなことはありませんが)だと思っていたのですが、ついに本日が最後です。 この時この芝居を観た人→私です 観たけれど、もっと深掘りしたいなと思いつつ今日を迎えた人→私です ファイナルファンタジーを知らないし、観なかった人。 ファイナルファンタジーは知っているけれど、この時観なかった人。 ぜひ購入してみてくださいね。 本日最終ですが、本日購入すると1週間観ることができます。 前編後編通し視聴券は4400円。 電子パンフレット付きだと7000円以…

  • 菊五郎11月「マハーバーラタ戦記」出演決定

    今日発表されたニュース。 しばらく休演が続き心配していた菊五郎さん。11月に「マハーバーラタ戦記」に出演とのことです。 俳優祭にも出られず、最後の国立劇場にも休演でしたので大変心配していたのですが、よかった。よかったけれど、大丈夫なのかな。どうかムリなさいませんように。 初演時にも演じた、那羅延天(ならえんてん)としてだそう。 とてもよく覚えていますとも。神様たちの昼間のまどろみの中におこる、くだらん人間どもの争いの話ですもの。それにしても初演のときも今も、現実でもくだらん人間の争いは続いていて、それが哀しいですね。 www.kabuki-bito.jp

  • 文七元結物語 観劇レポ

    落語をもとにしたいつもの人情噺文七元結とは一味も二味も違う文七元結物語でした。 いつもの文七元結はこちら! munakatayoko.hatenablog.com 寺島しのぶさんが出るということで話題となった今回の文七元結ですが、彼女も父菊五郎が何度もやっている文七元結を観ているだけに「どう向き合っていいかわからない。まだわからない」とこぼすほど。 ただ全く違う作品だと思って見れば、これはこれでコクーンっぽい斬新な大道具だし、テンポもいいし楽しめた人も多いのではないでしょうか。コクーンだったらよかったかも! 獅童の長兵衛さんは、無難にこなしていました。 寺島しのぶはとてもよくて特に、声がとても…

  • 須坂クラシック美術館 「祖父龍子~川端龍子と岡信孝」蔵のまち、須坂 その2

    こちらでは着物の展示などをしているらしいとのことでフラリと入ってみました。 「祖父龍子~川端龍子と岡信孝」という企画展をしていました。 川端龍子! 歌舞伎座に通いなれている人ならピンとくるはず。1階から2階に上がる階段の途中に堂々と飾られている「青獅子」の絵を描いた方です。 須坂クラシック美術館は、もともとは呉服商のお家。今は建物公開をするとともに、様々な生活の品々の展示や、岡信孝さんの絵を収蔵しています。岡氏は、横浜出身で、川端龍子の孫にあたる画家です。で、岡氏ははじめてこの家を視察したときに、前日に取り壊された生家に似ていたことで「ご先祖さまが家を返してくれた」と感じたそう。 そこで、蔵の…

  • 水戸黄門~讃岐漫遊篇 観劇レポ

    10月夜の部の水戸黄門。遅まきながらの観劇レポです。 黄門にぴったりはまった彌十郎 回り舞台を使った演出が効果的 虎之助、二役で大活躍 歌昇、苦悩しつつ成長する殿さまを好演 助さん格さんのキャラ設定は? 最初、水戸黄門の役を彌十郎と聞いてちょっと不釣り合いのような気がしました。 水戸黄門というと、なんとなく枯れたイメージ。私の中では西村晃だったのかな。 その後里見浩太朗やら石坂浩二がやっているのだから、それほど枯れたイメージでもないのかしらん、みなさんにとっては。 黄門にぴったりはまった彌十郎 彌十郎は今年1月にも主役を演じています。それは『人間万事金世中』の辺見勢左衛門という役でした。この時…

  • 蔵のまち、須坂その1

    長野県の須坂市に来ています。須坂市は長野駅から10キロほど。小布施と長野の間にあります。小布施に比べては地味な印象ですが、なかなか味わい深いです。 明治・大正・昭和初期に製糸の町として栄えたので立派な蔵造りの家などがあり、なんともレトロな雰囲気を醸し出しているのです。 事情があって須坂に8日間ほどいる予定で、まあ昨今はやりのワーケーションってところです。 仕事をしつつ、善光寺や小布施観光も楽しみたいと思っていますがどうなることやら。 早速本日は午後から須坂のお散歩。人も少なく、とてもゆったりと楽しめました。 国道406号沿いは殺風景ですが、山が見えます。 また蔵の町付近は道沿いに花も植えられ、…

  • 国立劇場 大千穐楽

    昨日、国立劇場が大千穐楽を迎えました。 千穐楽っていつも一抹の寂しさはあるものですが、こんな寂しい気持ちはめったにあるものではありません。何しろ同じ会場での次の初日が見えないのですから。 とはいえ、これは見逃すわけにはいかんと今月2回目の「妹背山婦女庭訓」を観てきました。結構厳しいことを書かれている劇評もありましたが、私はよかったなあ。 munakatayoko.hatenablog.com 千穐楽は、ほぼ満員だったように思う。とにかく開場前から人が多くて、たとえは悪いのですが、まるで俳優祭のような賑わいでした。 ごった返すロビー。 早々と売り切れる弁当。 長蛇の列のトイレとふみぽん。 「あら…

  • 国立劇場 どうなる

    ついに昨日、国立劇場が大千穐楽を迎えました。 57年の歴史をいったん閉じ、しばらく閉場となります。 寂しくてたまりません。それは、建物を作り直して再開場をするということですが再開のめどはついていないからです。 当初、2029年再開の見込みとのことでした。2022年6月の記事がこちら。 tsumugu.yomiuri.co.jp それだって、6年も閉場してしまうのかと残念だったのですが、その後 2度の入札にもかかわらず、落札する業者がおらず、現時点では 「いつだれが建て替えができるかわからないが、とにかく閉場する」こととなってしまいました。 いくらほかの施設を使って上演は続けるといっても、いわば…

  • 谷村新司が亡くなった。チンペイさよなら寂しいな。

    谷村新司さんが亡くなりました。 その功績は素晴らしいものなのですが、私はずっと昔、好きでした。 70年代、アリスの歌が売れる前のことです。 深夜放送です。チンペイのセイヤングを中学生から高校生にかけて夢中になって聞いていたなあ。 何より、声がいい。低音ボイスが好きなのは、子どものころからの好みだったんですね(;^_^A ちょっぴり下ネタもあったのかな?よく覚えていないけど、バカバカしくて、でも優しいチンペイが大好きでした。 深夜2時半すぎになると「天才・秀才・バカ」コーナーというばかばかしいコーナーがあって、バンバンことばんばひろふみとのトークが楽しかった。そのテーマソングは「燃えよドラゴン」…

  • 翔の會~さわやかな鷹之資・愛子兄妹のチャレンジに心洗われる

    10月6日はこちらに。浅草公会堂にて「翔の會」 中村富十郎さんの13回忌。お子さんである鷹之資くんと愛子さんが、自主公演「翔の會」で富十郎さんにゆかりのある演目をつとめました。 「矢の根」 2世市川團十郎が初演。7世が「歌舞伎十八番」に選定した「矢の根」。豪快な荒事らしい明るい演目で、鷹之資くんにはぴったりと感じられました。 稚気にあふれた五月人形さながらの曽我五郎でした。 「矢の根」は、2代目松緑が富十郎に教えたそう。その富十郎は2代目松緑の孫である当代松緑に教え、今回当代松緑が鷹之資に指導しました。こうして先輩→弟子→孫→子と、入れ子のように伝えていく芸を今私たちが観る不思議。私たち見る側…

  • かわいい鹿児島土産「白波五人男」

    私が歌舞伎と焼酎を好きなことを知っている人が鹿児島に行った折にお土産を買ってきてくれました。 その名も「白波五人男」。私としては「白浪」としてほしかったところですが(;^_^A 焼酎の名前が白波が多いのですね。 異なる味の焼酎が5種類。かわいい一升瓶のミニボトル版に入っています。大きさがわかりにくいと思うので、いつも焼酎を飲んでいる湯呑を横に置きました。100cc入りです。 箱の裏には白浪5人男のツラネをもじった焼酎の紹介文。 なかなかかわいいですねえ。いいですねえ。 さて、どれからのもうかな。日本駄右衛門ことさつま白波か、忠信利平ことさくら白波か。 お楽しみ~。

  • 歌舞伎座お好み券でお土産ゲット♪(*^。^*)

    歌舞伎座お好み券とは、なんぞ? 歌舞伎会会員のみなのですが、10月と11月に、観劇キャンペーンとして「歌舞伎座お好み券」というものがあります。 昨年から始まった「観劇パスポート」はありがたいのですが、友達や家族を誘いづらいなというのが難点でした。 そしたら出てきた「観劇キャンペーン」。 こちらは同じ日、同じ部の席(3等B席は対象外)を2枚以上購入すると(つまりお友達と行けってこと)歌舞伎会のポイントがたまる上に、お好み券がもらえます。 お好み券というのは劇場内の指定された店舗で使える券。 10月は、友達と行くので、昼の部夜の部両方2枚以上購入し、計4000円分のチケットが届きました。(最大60…

  • 【12/7】第8回「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 木ノ下裕一×田中綾乃」『近松門左衛門』vol.2開催

    第8回目となる「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 木ノ下裕一×田中綾乃」 が12月7日に、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて開催されます。今回は『近松門左衛門』vol.2 です。 私たちは今まで本講座で、 ・多くの歌舞伎の作品がどう作られてきたか(作者の視点から)。・役者がそれぞれ役の性根をとらえ、解釈を加えて新たな人物像を形つくっているか・江戸、明治、大正、昭和、平成といった変化する時代背景の中で劇評家たちがどうそれを評価してきたか。 をテーマごとに学んできました。 そして前回からのテーマは「近松門左衛門」。今回はvol2 前回は、木ノ下さん担当で、前半はざくっと近松の人生を…

  • 「なごみ」~茶のあるくらし 特集茶の湯で楽しむ歌舞伎

    お茶の心得もないのに、「なごみ10月号」をポチりました。 なごみ 2023年10月号 [雑誌] 作者:尾上菊之助,尾上丑之助,中村時蔵,中村米吉 淡交社 Amazon それは大特集が「茶の湯で楽しむ歌舞伎」だったから! 巻頭ページが「音菊名残初点(おとにきくなごりのはつだて)」 菊之助と丑之助親子がお茶会体験。 写真も大きく、何より丑之助クンの所作が美しい! もう慣れているのかと思ったら、初めてのお茶ということで驚きです。 日本舞踊を習っていると、こんなにもきちんとしているのですね。姿勢よく、お茶を点てる姿も堂に入ったものです。 歌舞伎の中に出てくる茶の湯の場面の解説も丁寧にはいっており、とて…

  • 国立劇場さよなら特別公演~妹背山婦女庭訓2部

    9月の1部に続き、妹背山婦女庭訓2部を観てきました。 最後の公演とあってか、皆さんの力の入り様は並々ならず。また演目も普段なら「三笠山御殿」で終わるところ、大詰めで三笠山奥殿の場、入鹿誅伐の場まであるから、入鹿を倒すために必要のアイテムをすべて手に入れてその力を駆使して入鹿をやっつける!という最後が観られて大変スカッとします。 道行恋苧環 三笠山御殿の場 三笠山奥殿の場・入鹿誅伐の場があってよかった 初代最後の国立劇場 道行恋苧環 つーんとしていて本心がどこにあるのかわからないようなプレイボーイ求女を梅枝が美しく演じ、おぼこい町人の娘は菊之助。まだちょっと正体のわからない橘姫は米吉です。 求女…

  • 菊五郎休演 最後の国立劇場休演

    昨日、国立劇場のサイトで発表されたのが10月の歌舞伎公演にて、尾上菊五郎が休演、配役変更とのニュースでした。俳優祭にも出席せず、心配する声は大きかったのですが、やはり。残念。 しかも、「代役」ではなく「配役変更」とのことで千穐楽まで出演はないとのこと。閉場前の最後の国立劇場で、親父様が出ないとは残念無念。 毎年の正月では、国立劇場で音羽屋を引っ張って面白い演目をかけていただきありがとうございました。ご本人こそ悔しいでしょうが、健康第一ですから、どうぞゆっくり休養されてください。www.ntj.jac.go.jpとても心配ですが、10月2日は菊五郎さんのお誕生日。寺島しのぶさんのブログにて、 そ…

  • 国立劇場講談三夜~熱気あふれるおもしろさ。家康からマリリン・モンローまで♪

    本日3夜のうちの第2夜。 お目当ては神田伯山で、激戦チケットをゲットしたので(自慢とか言わないでね)楽しみにしていたのですが。。 本日国立劇場に行く途中で友達より、伯山休演とのLine。がーっくり。 なぜか演芸場のチケットをゲットしたときにはお目当ての人が休演になる確率の高いわたくし。 あーあ、もう帰ろうかな。今私はどこに何をしに向かっているのかなくらいのきもちだったのですが、行ってみたら、とっても楽しめました~。講談万歳! ▲この緞帳も見納めか~。しょぼん やっぱり、日本の話芸、すごいや。以前、ある噺家さんのお話が映画化されたので観に行ったけれど、お金と人をごっそりつぎこんだ映画より、一人で…

  • 10月歌舞伎座 演目紹介~新たな試みも。

    昨日、10月の歌舞伎座の初日が開きました。 俳優祭があったせいか、なんだか「え?もう初日?」と驚くばかり。こちらは驚いていればよいですが、役者さんは体のメンテナンスをする間も、練習をする間もなく否応なく初日が開く、そしてやってしまうのだからすごいものです。くれぐれも御身大切に! さて10月の歌舞伎座の演目紹介です! 昼の部 11:00~ 天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)~荒唐無稽で愉快な作品11:00~13:28(途中幕間2回あり) 文七元結物語~寺島しのぶが登場 14:03~15:35 夜の部 16:30~ 双蝶々曲輪日記 角力場 16:30~17:23 菊 ~秋らしい舞踊 1…

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