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初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

むうむう
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2022/07/14

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  • 今月の振り返り

    今月はコロナも落ち着き、気候も良く、とても気持ちのいい日々が続いた。 義経千本桜の通し、歌舞伎座、平成中村座、御園座ともに休演になることもなく、初日から千穐楽まで通せたこと、本当によかった。 もうそれに尽きる。 ただちょっとここのところ増えているのが気にかかる。芝居の途中で中止になったなんてところも。それ、どういうこと?その日のPCR結果がわかる前に芝居を始めたのだろうか?そこのところがちょっとよくわからないが、いずれにしても最善の選択であったのだろうから、とにかく関係者の皆さんのご無事を祈る。 そういえば、3年前ナウシカで菊之助が足を怪我したときは、もう最後の最後だったこともあるけれど、最後…

  • いよいよ團十郎襲名。大向う再開

    コロナで延長となっていた十三代目市川團十郎白猿・八代目市川新之助襲名。 2022年11月7日(月)よりいよいよ襲名興行がはじまります。 いよいよですね。滞りなくすみ、歌舞伎界全体が盛り上がることを祈念いたします。 市川團十郎襲名に関してはこちら! allabout.co.jp さて、初日に先立つ10月31日、11月1日に市川團十郎白猿襲名記念、歌舞伎座特別公演が行われます。その公演より、コロナ禍で禁止されていた大向こうが復活することとなりました。 大向うは決められた人のみ ルールを守って、盛り上げたい 初日の口上は、500円で配信 大向うは決められた人のみ ★4階下手最後方にアクリルパネルで間…

  • 第5回 作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 「黙阿弥」レポ

    第5回となった「Ginza楽学倶楽部特別講座 作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」。今回は場所も変え、銀座キャピタルホテルで10月16日(日)に開催となりました。 銀座キャピタルホテル茜 黙阿弥の生きた時代とは 三人吉三廓初買 明治年間東日記 現代の歌舞伎新作について さて次回は おまけの嬉しいお知らせ 開催前、ホワイトボードに関連の年表をひとり書き込む木ノ下さん。ホワイトボードへの書き込みなのに、とてもとても丁寧に書かれていらっしゃるのが印象的でした。 集まった人たちは初めての人、常連さん合わせて55人。今回でまた講座のファンが増えたことでしょう。 ワクワクしながら皆さんがいらっし…

  • 大迫力!!月山湖・寒河江ダムの大噴水 山形旅行その3

    お釜を見た後は、車でさらにその先へ。ダムの噴水を観ると友達がいうので、「ダム?噴水?いや別にもう特にほかに寄らなくてもよいよ~」と言ったのですが、「いや時間的に見られるかどうかもわからないし、ごにょごにょ」というので、ますます「?」となっておりました。ダムと放流ならわかりますが、ダムと噴水という言葉がどうも頭の中で結びつきません。 ちょうど4時過ぎに月山湖、寒河江ダムの近くを通ることができ、(友達、計算していたのか?すごい。時間ピッタリ)いきなり左手に、ご~~~という音量とともに、水しぶき。 文字通りの大噴水で、聞きしに勝る迫力でびっくりしました。 なんと、112メートルもの高さで日本一だそう…

  • 蔵王 お釜 山形旅行その2

    2日目。前日は素泊まりの宿だったので、朝食は外に出ます。安くておいしいモーニングを出してくれるというところに案内してもらいました。 シベールズカフェ。 パン屋さんがカフェもやっていて、おいしいパンを選んでサラダやスープのセットを各自頼みました。私は塩バターパンとサラダのセット。和風が続いていたので、洋風の食事がことのほかおいしく感じられました。 途中道の駅「ぐっと山形」に寄り、宿でもらったクーポンでいろいろ買います。 旅行支援により宿泊代も安く上がり、1泊ごとに3000円のクーポンがもらえてお土産代はほぼかかりません。というかむしろ使い切るのが大変なほど。玉こんにゃく、お団子、抹茶ジェラードな…

  • かみのやま温泉 山形旅行その1

    10月24日から26日まで山形に旅行に行ってきました。 国立劇場、平成中村座、歌舞伎座の千穐楽前の盛り上がりに参加できなくて残念だったのですが、旅行もとても楽しかったのでチラリとご紹介いたします。歌舞伎とは一切関係ないブログになります! 高校の時の仲良し5人グループのうち一人が山形に移住したので、そこに遊びに行き、友人に案内をしてもらったので、なかなかディープな旅となりました。 東京発10時の東北新幹線「つばさ」に乗り、かみのやま温泉駅に着いたのは12時35分です。 東北新幹線は福島から山形方面と仙台方面との二手に分かれます。山形方面に行く方は、福島からは在来線の線路を使ってぐっとスピードダウ…

  • 「文楽素浄瑠璃の会」日本のロック、ここにあり!!よ

    文楽は、人形と義太夫と三味線の三位一体で演じられる素晴らしい芸能ですが、義太夫と三味線をガン見したい私としては、素浄瑠璃の会、見逃せません。 10月22日に、初代国立劇場における「文楽素浄瑠璃の会」の締めくくりとなる会に行き、誠に気合のこもった演奏を聴くことができました。震えました。 演目は3つ。4月に切り語りに昇格した三人が、ベスト三味線陣とのタッグを組みます。 丁寧な千歳太夫に寄り添うような富助。 ガンガン飛ばす清介についていく気がないのか呂太夫。 あおって飛ばす藤蔵にくらいつくダンプ錣太夫といった3演目でした!大満足。 双蝶々曲輪日記~八幡里引窓の段 義太夫 竹本千歳太夫 三味線 豊澤富…

  • 「劇評」7号がでました

    「劇評」第7号が出たと聞き、歌舞伎座3部を観るついでに早速買ってきました。 7号は9月に歌舞伎座を始め各地で上演された歌舞伎他の劇評やコラムが掲載されています。9月の歌舞伎座と言えば秀山祭でしたから、これはもう私にとっては読みごたえたっぷりの充実号でした。 「最近劇評って見ないな」。そんなツイッターのつぶやきを観たのがいつだったか、そんな風に思っている方も多いかもしれませんね。そんな方はぜひこの「劇評」をご覧ください。 ペラペラの冊子だね?と侮るなかれ。大変充実した執筆陣です。それには理由があります。 「劇評」が創刊したのは、今年の4月です。月刊誌「演劇界」が突然の休刊となり、毎月の劇評を読む…

  • ド派手で大迫力!鬼揃紅葉狩~三代猿之助四十八撰の内

    「紅葉狩」は、昨年12月の歌舞伎座、今年7月の国立劇場での鑑賞教室でも上演されましたね。歌舞伎らしさが味わえるので、誰にでもおススメです。 また、紅葉狩を出すなら、やっぱり12月より7月より10月がいいですね! あらすじ 少しずつ違うそれぞれの「紅葉狩」 ひたすら美しい 恐ろしい 迫力の戦い 猿之助ファンの女の子 あらすじ あらすじは、紅葉狩りにやってきた平維茂が美しい女たちに出会う。酒宴に誘われて楽しく見ているうちにウトウト。ところが美しい女と思っていたのは実は鬼で、襲いかかってくる。戦う。神刀でついに鬼を打ち負かすというもの。 少しずつ違うそれぞれの「紅葉狩」 大筋は変わりませんが、昨年の…

  • 荒川十太夫 観劇レポ

    9月30日に聞いた講談の「荒川十太夫」。歌舞伎の荒川十太夫は6日と10日に観てきました! 9月30日の特撰講談会についてはこちら! munakatayoko.hatenablog.com あらすじ 見どころ ★人として正しいこと。相手を思いやるということ ★演出のうまさ ★照明・舞台の使い方 ★ほかの役者でも観てみたい 講談としては30分ほどの演目ですし、すじとしては簡単。歌舞伎特有の複雑な内容ではないシンプルなお話なので、かえって歌舞伎化はむずかしいのではないか、どんなふうに作られるのかと思って楽しみにしていました。 が、これがとてもよい作品となっていました。あらすじと見どころをご紹介します…

  • 芝居の後にしらたまや

    昨日は、10月歌舞伎座1部と2部に行ってきました。その後久々にしらたまやに行きましたので、大変幸せな一日となりました。 「1部と2部に行ってきました」「私もです」「国立はまだ行ってませんが、どうでしたか」「中村座は…」「襲名は…」 と話題は尽きません。もちろん初めて会う方ばかりです、名前も存じ上げません。 まだ行っていない芝居のあれこれを聞いて楽しみが増し増し、行った芝居については「そうです、あそこがすごくよかったですね」などなど。 口角泡を飛ばしと言いたいけれど、それはNG。話すときはマスク着用、ちょっとでも外してしゃべろうものなら、女将の指摘が優しく飛んできますので、ちょっと心配な方もどう…

  • 立川志の輔一門・ふきよせの会 行って来た

    一昨日は、昭和女子大学人見講堂でおこなわれた、立川志の輔一門・ふきよせの会に行ってきた。 抽選でやっと取れた席は2階の隅っこ。あーあ。と思ったけど、通路の後ろだし、傾斜のある会場でよく見えて(トイレも近くて)よかった♪ 志の輔は、2020年に「大忠臣蔵・仮名手本忠臣蔵のすべて/中村仲蔵」、2022年1月に「大河への道」を聴いて以来の3度目。 今回は、一門全員登場の3時間。弟子の中で面白かったのは志の太郎「湯屋番」と志の八「時そば」かな。 ぶっ続けの8人の落語で少々疲れて2回目の仲入り後にやっと志の輔師匠の登場。 演目は「ねずみ」。時計を見ると、5時40分。終演予定時刻は6時10分だったので、3…

  • 仮名手本忠臣蔵 七段目観劇レポ ~秀山祭

    私は仮名手本忠臣蔵が大好きで、中でも七段目は特別好き。五、六段目から打って変わってパッと明るくなる華やかな舞台に目が覚めるよう。 昨年の七段目 今回の七段目 仁左衛門の由良之助、雀右衛門のおかる 吉右衛門はどう演じたか 平右衛門 昨年の七段目 去年の1月。吉右衛門の由良之助で見たんだなあ。 え?ホント?と思ってしまうけれど、ホント。私が見たのは7日。17日から休演したのだった。去年はまだ舞台に立っていたのに。 今回の七段目 仁左衛門の由良之助、雀右衛門のおかる おかるは雀右衛門。前回の雀右衛門はどうもおかるにしては地味のような気がしたが(ただし評判は前回も上々だった)、今回はすごくよかった。華…

  • 音羽屋の松王丸の衣裳は、なぜ銀鼠の「雪持ちの松」か

    寺子屋の話題続きます。 寺子屋の松王丸の衣裳についてです。 日替わりの源蔵と松王丸、松緑と幸四郎の演じ分けが話題になっていましたが、松王丸の衣裳は2人とも同じ黒地に「雪持ちの松」でした。ずっしりと重い思いを胸に抱えている松王丸を表現するための「雪持ちの松」です。お、おもい……。 本来、音羽屋型の松緑は銀鼠というグレーがかった地に「雪持ちの松」、でも今回は黒地に「雪持ちの松」でした。黒地の播磨屋に弔意を示しての判断だそう。 つまり、この月は播磨屋の衣裳で音羽屋型を演じるレアな松王丸が見られたというわけです。 松緑ブログ1052によれば、黒地の衣裳にすることについては音羽屋の菊五郎に相談して許可を…

  • 寺子屋~役者の解釈の違いなど

    10月になってしまいましたが、秀山祭レポです。 奇数日 松王丸 松緑 源蔵 幸四郎 偶数日 松王丸 幸四郎 源蔵 松緑 ということで話題になった秀山祭の「寺子屋」 少しずつやり方の違いがあり、大変興味深く観ました。歌舞伎って、芝居の監督さんはいないので、家の型、さらに役者が役の性根を考えて解釈をして役に工夫をくわえて行くんですね。そこが面白い。 たとえば、松王丸が玄蕃と、菅秀才の首を受け取りに来ます。百姓の子ども達の顔を一人ずつ見て、菅秀才ではないことを確認する場面では、派手にブホブホとせき込みますが、松緑と幸四郎では、せき込む箇所が違います。 「病中ながら拙者めが、検分の役つとむるも、他に菅…

  • 義経千本桜~国立劇場にて通し上演!

    10月の国立劇場は、ありがたや「義経千本桜」の通し上演。 【Aプロ二段目】 ・鳥居前 ・渡会屋 大物浦 【Bプロ三段目】 ・下市村椎の木の場(木の実) ・下市村竹藪小金吾討死の場 ・下市村釣瓶鮨屋の場(すし屋) 【Cプロ 四段目】 ・道行初音旅(吉野山) ・河連法眼館(四の切) おまけ・文楽でも! 鳥居前、吉野山、四の切 とはいえ、一度に通しはできないので、Aプロ(二段目)、Bプロ(三段目)、Cプロ(四段目)と3つのプログラムに分けての上演です。 もちろん全部観れば、義経千本桜がつながりますので3プロ観ることをお勧めしますが、ABCの順で見ず、別々に見ても単独でも成立しますので、スケジュールに…

  • 義経千本桜~ 下市村椎の木の場(木の実)・下市村竹藪小金吾討死の場(小金吾討死)あらすじ

    義経千本桜の三段目です。 世話物風で、主人公はいがみの権太です。 知盛の息子維盛をかくまう権太の父弥左衛門は、どうやって維盛を守るのか。そして不良息子権太との決着はどうつけるのか。 椎の木の場はカットされることも多いのですが、仁左衛門が上演するときはこの場を必ずつけるそうです。なぜならここがあるので、ならず者の権太も自分の妻子には非常に愛情を持っていたことがわかり、後のすし屋の場面の悲劇がグッと引き立つからという理由だそうです。その通り!!! なので、私も大好きな場です。 登場人物 いがみの権太 ならず者。小せん 権太の女房善太郎 権太の息子 若葉の内侍 三位中将維盛の御台所主馬小金吾 維盛の…

  • 客席内およびロビーでの食事が可能に!(歌舞伎座)

    歌舞伎座では10月より、客席内およびロビーでの食事が、黙食ではありますが可能になりました。 上演中の食事、アルコール類は引き続き禁止。 合わせて座布団、ブランケットの貸し出し再開。劇場スタッフによる切符もぎりも再開。 https://www.kabuki-bito.jp/news/7809 私にとっては、とてもありがたいです。回数観に行きますし、その都度必ず外食になってしまうのはお金がかさむから…。 観劇の幕間に食べるのは、空腹でお腹が鳴らない程度でいいので、例えばサンドイッチ一切れとかおにぎりなら一個とかそれくらいでいいんです。うちから持っていく程度。 ただ、私は大体一人で観劇をするのでいい…

  • 10月歌舞伎座の演目ご紹介~わかりやすい作品がそろいました

    10月歌舞伎座の演目ご紹介です! 気づいてみると、10月はすべて新歌舞伎なんですね。古典、時代物なし。そうですか…。 1部 派手に楽しんだ後は、しんみりと人情に触れる11:00~ ・鬼揃紅葉狩 ・荒川十太夫 2部 コメディータッチで予習いらず。お腹を抱えて憂さ晴らし14:30~ ・祇園恋づくし ・釣女 3部 めくるめく舞踊劇と世話物名作で18:15~ ・源氏物語~夕顔の巻 ・盲長屋梅加賀鳶 上演スケジュール チケット金額、売り場 歌舞伎座アクセス 1部 派手に楽しんだ後は、しんみりと人情に触れる11:00~ ・鬼揃紅葉狩 「紅葉狩」は、今年の鑑賞教室でも上演されましたね。歌舞伎らしさが味わえる…

  • 宗家藤間流 藤間会 名披露目舞踊公演

    9月30日。千駄ヶ谷の国立能楽堂にて宗家藤間流藤間会の名披露目舞踊公演が行われると聞き、行ってきました。 能楽堂の清らかな「気」に圧倒される思い。 ちょっと暗くて残念なのですが、門も美しかったです。 ちょうど三日月が出ていて、荘厳な雰囲気でした。 三番叟 時雨西行 橋弁慶 子どもは未来、希望、そして宝 三番叟 そこにいるだけで空気がピシと引き締まる藤間勘祖さんが素晴らしかった。たとえて言うなら、輝虎配膳の越路のような、盛綱陣屋の微妙のような。 こちらの背筋も伸びるようでした。(普段とっても姿勢が悪いワタクシですが) 孫の康詞さん(8歳)もおばあ様の期待を一身に受けて、堂々と舞い、ピタリと美しく…

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