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2022/05/14

1件〜100件

  • コンサルの進化 エンジニアリングからコンサルティングへ

    さて、Big4が会計監査に精を出している間、コンサル業界ではコンサル専業会社が急速に成長していきました。コンサル各社は組織のホワイトカラーと最高経営責任者に狙いを定めどんどん進化し始めたのです。1930年から1940年にかけて、経営コンサルティング会社の数は、平均して年15%増加しました。1930年に100社程度であった経営コンサルティング会社は、1940年には400社になり、1940年代には年率10%近くで増え続け、1950年には推定1000社の経営コンサルティング会社が存在することになりました。 コンサル物語でも出てきたマッキンゼー社とブーズ社の年表からコンサル会社の急成長を垣間見たいと思…

  • 業界リーダープライス・ウォーターハウスも見逃した世紀の大粉飾 マッケソン・ロビンス事件

    1910年代〜20年代に芽生え始めたBig4のコンサル第一幕は1930年代前半に終わりました。Big4はどこもしばらくの間、コンサル事業と引き換えに特権として与えられた監査業務に集中することになるわけですが、一度味わったコンサルの旨味は忘れられず、後に再びコンサル事業に足を踏み入れることになります。これがBig4のコンサル第二幕です。ただし、それが始まるまでに第二次世界大戦の終了とビジネスコンピュータ時代の幕開けまでの15年〜20年待つ必要がありました。 今回から、第二幕開始までの業界の様子についていくつかの話を書いていきたいと思います。 Big4会計事務所は1933年、1934年の銀行法・証…

  • 一目で分かるコンサル業界の歴史(20世紀初頭)

    (参考記事①) (参考記事②) (参考記事③) (参考記事④)

  • Big4のコンサル撤退(1933年 グラス・スティーガル法)

    さて、1920年代に拡大していたBig4のコンサル事業は1930年代に入ると同時に各社が撤退するという結果になっていきました。その引導を渡したのが1933年の銀行法、証券法、1934年の証券取引所法だと言われています。 非常に簡単に言うと、これらの法律により会計事務所は監査業務の特権を与えられたと同時に、コンサル事業の権利は剥奪されたということになります。 専門家が書いている内容を引用して、これらの法律についてお伝えしたいと思います。 1つ目は『コンサル一〇〇年史』(並木裕太著)から。著者によるとこれらの法律により、それまで経営アドバイス(コンサル)を行っていた銀行・弁護士・会計士はコンサルか…

  • 20世紀初頭(1900年~1930年頃)のBig4コンサル事情④ コンサル撤退を決断

    1920年代、アメリカが未曾有の好景気だったことは、皆さん歴史の授業で習った話ですね。好景気の中で自動車、化学、石油等の新興産業の発展、大規模な企業合併により証券市場では巨大な資本が動いていました。それはBig4等の会計事務所と監査契約を結ぶ企業が増える結果につながっていきました。 1910年代までに最後発のアーサー・アンダーセンを含め、後にBig4となる全ての会計事務所がアメリカでの活動を本格的に行っていました。本業の監査業務が増え、それに加えて税務顧問、財務調査サービス、原価計算等の会計・財務アドバイザーといったコンサルティング業務の仕事も手広く始めていました。Big4にとってもイケイケド…

  • 20世紀初頭(1900年~1930年頃)のBig4コンサル事情③ 原価計算士からコンサルタントへの鞍替え

    今回はもう少し原価計算関係について話します。 この時代、特に1910年代後半から1920年代にはBig4の中の一部の人達は彼らの専門領域を伝統的な会計士としてコストを監査する立場から、原価計算士(Cost Accountant)としてコストの削減をする立場に変わっていきました。 原価計算士って何でしょう?日本ではあまり聞き慣れない言葉ですが、文字通り製造原価や販売原価といったコストの最適化計画や収益分析を行い、経営者にレポートをするといったことがおおよその業務内容のようです。現在でもアメリカでは職業として確立されているようですが、日本でいうところの原価管理担当、管理会計担当と似たような仕事なの…

  • 20世紀初頭(1900年~1930年頃)のBig4コンサル事情② コンサル業務の拡大

    この時代のアメリカコンサル業界を見ていくにあたって、いくつかのキーワードがあると思います。連邦所得税導入、第一次世界大戦/原価計算などです。 連邦所得税の導入とそれによるコンサルティングの拡大については、以前のブログでも加算機の発展のくだりで書きました。 consul-history.hatenablog.com 連邦税の導入により、企業は収益と費用を正しく把握する会計システムを作る必要が出てきました。ほとんどの企業は最小限の会計記録を保持しているだけでしたので、企業は必要なシステムを作るために会計士を頼ることが多くなったようです。 また新しい税の導入により税金計算は複雑になり、Big4は税務…

  • 20世紀初頭(1900年~1930年頃)のBig4コンサル事情① コンサル大好きアンダーセン

    このブログはBig4プロフェッショナルファーム(会計事務所)のコンサルのルーツを延々と物語っているわけですが、書き手の力量と手元資料の関係でPWCとアンダーセンを中心に進めていることは初回にお断りした通りです。 とは言うものの、他のBig4各社のコンサル事情も気になると思いますので、今回はBig4全体を俯瞰してみたいと思います。20世紀初頭の1900年頃〜1930年頃までのBig4コンサル事情です。 最初に予備知識をご説明します。現在ではBig4の4社(PWC・Deloitte・KPMG・EY)ですが、20世紀初頭は事務所同士の合併が行われる前ということと、アンダーセンも会社は存在していました…

  • シカゴ郊外エバンストンのノースウェスタン大学 −アンダーセンとブーズ−

    アンダーセンやマッキンゼーの会計サービスはその後の発展を見ると経営コンサルのルーツと言うことができます。そんな当時のシカゴで活躍していたもう一人エドウィン・ブーズをご紹介しておきたいと思います。 ブーズは1889年生まれ(アンダーセンの4才下、マッキンゼーの2才下)、彼の家系はガラス拭き工や計時係をしていたようです。金持ちではなかったかもしれませんがアンダーセンやマッキンゼーのように孤児や貧困の少年時代ではなかったようです。 ノースウェスタン大学で心理学を学び修士号を得て大学を卒業しました。ブーズがノースウェスタン大学で過ごしていた1910年頃には、アンダーセンが同じ大学で会計学を教えていまし…

  • プロフェッショナル会計・経営コンサルはシカゴに出現

    前回は一都市としてのシカゴについて少し触れました。19世紀末から20世紀前半にかけてシカゴは都市自体が急速に発展し、1890年には人口がニューヨークに次ぐ全米第二位になり、産業特に製造業の成長により会計に対する需要も大きく膨らんでいました。そんな中1892年にPWCが、1913年にアンダーセンがそれぞれシカゴに事務所を設立したことは既に触れたとおりです。PWCはニューヨークに次ぐ2番目、アンダーセンは最初の事務所です。 コンサル物語にとって20世紀前半のシカゴは非常に重要な都市です。なぜならばここでは現在につながる経営コンサルが行われ始めていたからです。 今回はシカゴとコンサルについて書きたい…

  • Big4コンサルファーム設立者の横顔(アーサー・E・アンダーセン)

    Arthur Edward Andersen(アーサー・エドワード・アンダーセン)アンダーセン・アンド・カンパニーの設立者 以前のブログに一部書いていますが、アーサーは1885年にシカゴの西約90kmにある町プラノ(人口1万人程の町)で8人兄弟の4番目として生まれました。両親はアーサーが生まれるわずか3年前にノルウェーから移住してきたばかりでした。 wikipediaより(撮影時の年齢:不詳) それにしても、PWCのプライスは11番目、ウォーターハウスは7番目、そしてアンダーセンは8人兄弟の4番目です。この時代はみんな家族が多いんですね。 夢を持ってアメリカに来た両親でしたが、アーサーが16才…

  • Big4コンサルファーム設立者の横顔(PWCとアンダーセン)

    さて前回まではPWCとアンダーセンの事務所設立とコンサル事業のさわりぐらいをご紹介しました。以前のブログでPWCはアイビーリーグエリート、アンダーセンは嫌われ者の自信家という評価もあるという話をしました。そこでそれぞれの事務所を設立したメンバーの人となりを振り返ってみたいと思います。 Samuel Lowell Price (サミュエル・ローウェル・プライス)PWC設立者の一人 wikipediaより(撮影時の年齢:不詳) プライスは、1821年にチャールズ・プライスの11番目の子としてイギリス西部の港湾都市ブリストルで生まれました。彼の父チャールズは18世紀末からブリストルで窯元事業をしてい…

  • 嫌われ者の自信家 アーサー・アンダーセン

    前回までのコンサル物語は、1849年にロンドンで設立されたPWCが1890年にアメリカ(ニューヨーク)に進出し、アメリカでコンサル事業を始めたところまでの話でした。今回はこのコンサル物語のもう一方の主役であるアーサー・アンダーセン(アンダーセン)について話をしたいと思います。2002年に消滅しているコンサルファームですが、Big4コンサルを語る上では外せないところです。 アンダーセンの設立者アーサー・E・アンダーセンはイリノイ州の小さな町プレイノというところで1885年に生まれました。プレイノはイリノイ州最大の都市シカゴから約90km西の距離にあります。 アーサー・E・アンダーセンという人物は…

  • 19世紀末〜20世紀初頭のアメリカ会計コンサル事情

    前回のブログで19世紀末には企業のオフィスで事務作業の機械化が急速に進んだことに触れました。この分野でPWCを始めとするBig4の会計士達が会計システム導入サービスを進めていたことは実に興味深い話です。売上等の数字の規模はわかりませんが、コンサルサービスが始まっていたことは間違いないようです。 実際どんなコンサルをしていたのか?当時のオフィス機械化の様子を覗き想像してみたいと思います。 ここでご紹介するのは、タイプライター・加算機・キャッシュレジスター・パンチカードシステムの4つです。当時の機械化はこれらを使った事務作業の効率化でした。 1つ目はタイプライターです。 1870年頃から導入が進ん…

  • アメリカ進出とPWCのコンサル事始め

    南北戦争(1861〜1865年)後、アメリカは急速に成長する産業大国として台頭してきます。1870年代や特に1880年代を通じて、イギリスの資本家は堅調なアメリカ経済に多額の投資を行いました。彼らの経済的利益を守るために、投資家達はPWCなどの会計事務所にアメリカへ定期的に訪問することを要求してきました。イギリスの投資家達の関心は、鉄道・天然資源・金融・鉱業等の様々な分野にあったようです。 こんな状況でアメリカでの調査業務の急増も相まってPWCの会計士達は何度も何度もロンドンからアメリカに出張を繰り返していました。ちなみに、当時はイギリスからニューヨークまで船で8日程度かかったようなので、出張…

  • プライス・ウォーターハウス会計事務所(PWC)誕生

    1849年12月24日(月)プライスは友人のウィリアム・エドワーズとのパートナーシップ※を解散し個人で会計事務所を始めることになりました。これがプライス・ウォーターハウス(PW)会計事務所の誕生と位置づけられています。プライス28才でした。 ※パートナーシップは共同出資で運営される組織形態の一種です。定義調に言うと二人以上の人間が金銭、労務、技術等を出資する営利行為またはその契約のこと 当時のロンドン・ガゼット紙にその告知が出ているのでご紹介しましょう。ロンドン・ガゼット紙はイギリス政府による公式な政府公報(日本でいう官報)です。 サミュエル・ローエル・プライスとウィリアム・エドワーズの事務所…

  • 19世紀イギリスの会計士事情 ーシャーロック・ホームズも出てくるよー

    コンサルの始まりは諸説あるようですが、19世紀末のアメリカで誕生したという説が一般的です。技術者だったフレデリック・テイラー氏が行った「科学的管理」の手法による工場再生の取り組みをコンサルの起源とすることが多いようです。コンサルファームとしては1886年にアメリカで設立されたアーサー・D・リトルがあります。このあたりの詳細は既にご紹介の『コンサル一〇〇年史』に詳しく書かれています。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.curren…

  • アイビーリーグエリートと嫌われ者の自信家

    およそ150年前に起源をもつ各事務所(Deloitte・PWC・EY・KPMG・Arthur Andersen)ですが、コンサル物語は2つの事務所を中心に進めていきます。プライス・ウォーターハウス・クーパース(PWC)とアーサー・アンダーセン(アンダーセン)です。なぜこの2者なのか。たまたま手元に資料が一番あったからというのが一つの理由ですが、物語的にも面白いと思えるからです。 アンダーセンは20世紀初めに設立されたアメリカの会計事務所です。言うまでもなく会計事務所系コンサルの分野ではキープレイヤーであり、コンサルに関してはアンダーセン抜きには語れない歴史があります。残念ながら設立から90年後…

  • 150年の物語

    手元に1冊の本があります。『コンサル一〇〇年史』という本です。一般読者向けにコンサルファームの歴史や成り立ちを書いた書籍としてすごく内容が充実していると思います。この本が主に扱っているのはMckinsey(マッキンゼー)等の戦略コンサルファームを中心にした歴史です。会計事務所系のコンサルの歴史についても多少のページは割かれていますがこの本の中では傍流。本流はあくまで戦略コンサルです。 コンサル一〇〇年史を充実させるという点でもBig4会計事務所のコンサル物語を書けるところまで書いていこうと思ってます。少しでも多くの方々に読んでもらえる内容を目指していきます。 『コンサル一〇〇年史』 並木裕太(…

  • Big4って?国際会計事務所って?

    コンサル業界で仕事をしていればBig4もコンサルのこともどういうものか分かります。でも多くの人にとっては「Big4?国際会計事務所?」というのが普通ではないでしょうか。 また、なぜ会計事務所が経営コンサルで幅を利かせているのかもよく分からないのではと思います。だから今回はBig4や国際会計事務所について簡単に触れておきたいと思います。 Big4はグローバルで150年以上の歴史をもつ国際会計事務所です。その歴史の中で合併・連携を繰り返し、現在では国際会計事務所として4大事務所となっています。それがBig4(Deloitte・PWC・EY・KPMG)と呼ばれる国際会計事務所です。会計事務所と言って…

  • コンサル売上ランキング -コンサルもBig4か-

    現在世界中で活動しているビッグコンサルティングファームの歴史・成り立ちを追って行きたいと思いますが、今現在はどういう会社が売上ランキング上位にいるのか調べてみました。これが非常に難しかった。純粋なコンサルティングファームは数字が拾いやすいのでしょうが、大手会計事務所のようにコンサル分野の明確な線引きが難しい会社(しかも規模が馬鹿でかいので無視できない)もあるので、あくまで参考値として見てもららえればと思います。 まずこちらは会社全体でのランキングです。1位のDeloitte(デロイト)や3位のPWC等は会計事務所なので主に監査・税務・コンサルティングが収益の柱です。コンサル売上という意味ではざ…

  • 南カリフォルニア大学 歴史学部教授ジェイコブ・ソールさん『帳簿の世界史』と会計・コンサルの歴史

    ちょうど1年ぐらい前にとても面白い本を読みました。『帳簿の世界史』です。南カリフォルニア大学の歴史学部教授ジェイコブ・ソールさんが会計・帳簿の歴史を一般向けに描いたもので、専門書とは全く違う物語世界がそこに描かれていました。歴史と会計の面白さがいっぱい詰まったその本を毎日夢中に読んだことを覚えています。 会計・帳簿業務に係わるすべての経理部員に推薦したい本です。きっと日々の業務に誇りを持てるようになる内容だと思います。 このブログタイトルに興味を持たれている方であれば既に手にとっている方もいらっしゃるかもしれないですね。 あらためまして本日から記事を書こうと思ってる40代後半(男性)です。今は…

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