予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
二期も防衛大臣を務めた割に石破首相に対する自衛官の評判は悪い。この方、とにかく現場を嫌がる。ソマリアでのPKO活動から帰国した自衛隊隊員を出迎えるイベントは行かず、大臣室でお気に入りの番記者相手に、プラモの兵器を手にして得々とご高説を賜っていた御仁であるらしい。いわゆる兵器マニアの気は私もあるが、物事の軽重の鼎ぐらいは分かるつもりだ。多分だけど、この方、PKO活動なんて報告書を読めばいいと思っていたのではないかな。馬鹿だね。下士官が上官に文章に提出する書面なんて決して本音は書かれない。上司の不興を買うような書面なんて書く訳がない。それが役人というものだ。それが分かっている政治家は案外と少ない。金権政治家としてマスコミから毛嫌いされた田中角栄は、現場のたたき上げなので、上司の覚えの良い文章が横行している現実...現場知らず
地球という惑星が出来てほぼ45億年。生物が発生したのが20億年前だとされるが、大規模な地殻変動や、小惑星の衝突といった惑星規模の災害を乗り越えて、現在の地球の生態系がある。その地球に於いて、主に地表で生物が繁栄を謳歌したのは、多くの場合地球が暖かい時期である。地球は暖かい時期と寒い時期が交互に訪れている。ちなみにその判断は北極と南極において恒久的な雪があるかどうかで判別される。つまり現在の地球は更新世という寒い時期である。より正確には、氷河期と氷河期の合間の期間であり、完新世と呼ばれる間氷期である。この間氷期は過去のデーターから概ね1万年から5万年程度続くとされている。私が気になるのは、この間氷期がいつ終わるかだ。もっといえば、いつ次の氷河期が到来するのかといった疑問であり、怖れでもある。断言するが、現代...いつか来る日
秋の名物である紅葉は美しいと思う。山に分け入り、見事に紅葉した森の中を歩くのは楽しい。紅葉や楢、楓の葉が降り積もった山道を、枯葉を踏み散らかしながら歩くのも悪くない。だけど、雨上がりの紅葉の降り積もった山道は歩きたくない。何故かというと滑るからだ。登りはなんとかなるが、下りがヤバい。正直、危険を感じるほどだ。あれは高校2年の冬だった。神奈川県側の表丹沢を登り、日ごろ滅多に行くことのない裏丹沢へ下った時のことだ。丹沢は広葉樹林が多いせいか、落葉樹も多く紅葉の時節は実に見事な色彩で楽しませてくれる。しかし、数日前に振った雨が災いした。登山者の多い表丹沢と異なり、裏丹沢は人が少ない。11月も終わりの頃には落葉が降り積もり登山道は埋もれてしまう。おまけに一見乾いた枯葉が積もっているだけだが、下の層の落ち葉が湿って...落ち葉の怖さ
先週敵地で行われたワールド杯アジア最終予選の対中国戦は、日本が3-1で勝利し、勝ち点16とC組トップを確実にし、ほぼ予選突破だと言える。それはいいが、問題が多い、多すぎる。試合そのものは、新たに中国の代表監督に就任したクロアチア人のイヴァンコビッチの分析力が目を引いた。これまで日本が得意としていた左サイドでの攻撃を見事に封じてみせた。やはり歴戦の監督の目には、森保監督の戦術の穴がよく見えていたのだろう。もっとも選手の力量差の違いは如何ともしがたく、セットプレーでFWの小川が二得点。上田の穴を見事に埋めてみせた。が、しかし、DFがだらしない。これまで最終ラインを見事に守ってきた板倉がどうも不安定だ。だからこそ失点を喫したのだろう。それと試合観戦中から違和感があったが、やはりピッチの幅を狭くして自国に有利な状...ワールド杯アジア最終予選対中国戦(アウェイ)
さっぱり分からん。だから以下の文章は、憶測と邪推に塗れていることを予めお知らせしておきます。当初、斎藤知事のパワハラ報道が報じられた時から疑問だったのです。なんで、被害者の方、弁護士に相談しなかったのか、と。自殺に追い込まれる程に強い圧迫を受けたのならば、それはパワーハラスメントとして司法の判断を仰ぐべきではなかったのではないかと。私が不可解に感じた最大の理由でしたが、その後のマスコミの報道で「おねだり」だの「傲慢さ」「特権意識」などを裏付けるかのようなものが相次いだので、エリートによくある無意識でのパワハラなのかとも思っていました。ただ、議会から不信任決議を突き付けられたにも関わらず、辞任しての再選挙を選んだあたりで、なんだか変だと感じていました。そして当の斎藤氏は知事としての実績を繰り返して主張してい...兵庫県知事選挙
たいへんに失礼な話ではあるが、私はメキシコには行きたくないと思っている。特段、メキシコ人から被害を受けた訳でもなく、いささか過剰な反応であることは自覚がある。では、何で嫌なのかというと映画「ディスペラート」の影響が大きい。あの映画の中で描かれているメキシカン・マフィアの残酷さにおぞましいものを感じたのが契機だった。ピアノ講師の腕を切り落とすのもひどいが、あの目玉を抜き取る遣り口の残虐さは理解を絶する。なにを映画で嫌っているのかと思われるだろうが、あれが概ね事実に基づくことぐらいは知っている。ウィンズロウの「犬の力」における麻薬マフィアの凄まじさも同様だ。もちろん似たような残虐さは、世界各地の非合法組織で見られるし、苛烈な拷問で知られる歴代のトルコ王朝や中華王朝も目を覆うほどの残虐な刑罰で悪名高い。だがメキ...野蛮なやつらドンウィズロウ
美味しいだけの料理でも十分だが、そこに新鮮な驚きが加わればなおの事嬉しい。いつもなら接待に使う店は銀座界隈が多いのだが、その時は予約で一杯だと断られることが続いた。引っ越して一年足らずの神田界隈は老舗の料理店は多いが、何故だか夜の営業が多く、昼間に使えない店が多い。そこでスタッフに頼んで隣の駅でもある日本橋界隈で探してもらった。場所は日本橋三越の斜め向かい、コレド室町2号店の一階であった。予約してある席には、既にコースメニュを記したメモがあったが、まるで料理の予想が出来ない。一皿目の前菜の季節の野菜は、まぁ予想通りだが、レイアウトが奇抜だった。まぁここまでは想定内。二皿目の冷菜はカツオなのだが、これは驚いた。この時期だと戻りガツオなのだろうけど、けっこう癖の強い風味なので生姜やニンニクとポン酢が定番だと思...LABONNETABLE
元を糺せば、現場知らずの事なかれ主義の公安委員会が悪い。事の起こりは、2018年に砂川市でヒグマ駆除の要請を受けた際、ハンターの男性が発砲した弾が建物に当たる危険性があったとして、公安委員会が猟銃所持の許可を取り消された問題があります。当然にハンターの男性は許可取り消しはおかしいとして訴訟に及び一審は勝訴。しかし札幌高裁が逆転敗訴の判決を下したことから、ヒグマの駆除を依頼されていた北海道の猟友会が、今後は自治体からのヒグマの駆除要請は受けないと言い出した。北海道のハンターたちが怒るのも当然です。件の砂川市のヒグマ駆除の際は警察官が同行しての発砲でした。しかも、ヒグマに命中した弾丸が、ヒグマの体内で方向を変えて近くに着弾したのです。これは跳弾といってしばしば生じる現象です。この跳弾で予期せぬ死傷事故が起こる...クマさん大喜び
少しは改善されたのか。そんな疑問が払拭できなかったのが先週のW杯アジア最終予選C組の対インドネシア戦でした。森保監督は事前に十分調査や対応策を練れるならば、相応に優秀な監督みたいです。半面、相手にそれをされた場合の柔軟で有効な対応があまり芳しくない。7万人のインドネシアのサポーターによるプレッシャーもある上、直前の雨でピッチはぐちゃぐちゃでデコボコ。その上に韓国人のテヨン監督の指示のもと、日本代表が嫌がるプレーをしてきたため、前半途中までかなり苦戦した日本代表。特にディフェンスの隙を突かれて最終ラインを突破された時は大ピンチでした。あそこで先制されたら試合はまったく別物になっていた可能性が大きい。しかし、GKの鈴木ザイオンのビックセーブで失点を免れた。あれはあの試合のターニングポイントでした。右サイドで空...W杯アジア最終予選インドネシア戦(アウェイ)
アメリカの大統領選挙がトランプの勝利で終わった。別に自慢なんてする気はないが、私は当初からトランプ優勢だと踏んでいた。だからこそ、やたらと日本のマスコミがハリス候補を持ち上げるのが不可解であった。いや、日本だけではない。アメリカのマスコミもどちらかといえばハリスを贔屓しているように思えた。もっと言えばトランプに否定的な報道が少なくなかった。これはアメリカのマスメディアが基本的に民主党寄りだからだ。ただし、そのことを隠していない。日本のように公正中立を謳うという厚顔無恥な嘘つきぶりよりはマシだと思う。私自身はアメリカに駐在している知人や、アメリカに暮らす知人の世間話からマスコミの報道とは裏腹に、案外とトランプを支持する層が一定数いることを知っていた。またこの30年以上、アメリカ社会が中産階級から仕事を奪い、...偏向報道
好きな魚の一つに銀鱈がある。銀座で働いていた頃は、事務所近辺の割烹料理屋に行けば、銀鱈の煮付けは定番料理であった。もっとも銀鱈という魚はタラ科ではなく、アイナメやホッケに近い種で学術的にはカサゴ目ギンダラ科に属する。さすがにカサゴ目だけあって、肉質は白身で美味。しかもタラとは異なり脂がのっているので、甘みがある。味噌を塗った西京焼きもいいが、私は煮付けが好き。加熱しても硬くならない銀鱈は、タラよりも素人には調理しやすい。だからけっこう家でも作っていました。ところが人気が出てきたせいで品薄。そこで似た味わいのマジェランアイナメ(別名メロ)が代用品として市場に出回ってしまい、消費者庁から苦情が出る始末。主観的というか直感的に、マジェランアイナメやメロと呼ばれるといささか食べる気が薄れるのは私だけかな。いや、多...銀鱈
戦後の日本の最大の欠陥の一つは、軍事学を高等教育から排除してしまったことです。困ったことに日本は議会制民主主義を採用しています。つまり有権者たる国民が選択した政治家が国政を司る。それなのに国民から軍事に対する知識を遠ざける。マスコミは兵器がなければ戦争はないといった夢想に呆けている。たまに国防に関する記事を書いても、もっぱらハードウェアばかり。軍事法制や国防戦略などのソフト面での報道は反対するか無視するかの二拓。書き出すとキリがないので、この辺で納めますが、多額の税金が投じられるのですから真面目に議論して欲しいもの。現実問題、日本の国防の最前線はロシアや共産シナの軍用機による領空侵犯への対応としてのスクランブル発進。これが冷戦時代から今日に至るまで、最も日本の兵器(戦闘機)を摩耗させる原因です。あまりに多...次世代戦闘機その四
軍事力とは相対的なものだ。アメリカのF35は第五世代の最新鋭戦闘機だが、第三世界のテロリスト相手にはオーバースペックだ。だからアメリカは敢えてプロペラ攻撃機を開発して、その対応に当たる。世界中の国々がジェット戦闘機を持っている訳ではない現実を考えれば妥当な戦法だと思う。では翻って日本周辺の潜在的敵国の戦力、とりわけ制空権を握る為の戦闘機はどの程度のものだろうか。なお、本来は最大の潜在的敵国であるアメリカは省きます。現状、逆らえる相手ではありませんから。極東アジアで最大の航空戦力を誇る共産シナは1200機を超える戦闘機を保有しています。その主体は第三世代のJ9(mig21)で現在は徐々に第四世代のJ11(Su27)J10(国産)へ移行している。更に第五世代戦闘機としてJ20が登場しているが、数は少ない。まさ...次世代戦闘機その三
平和を守ることは、戦争に備えることである。要は相手が攻めるのを躊躇う程度の軍事力があれば良い。これは勢力均衡による平和維持であり、人類の歴史上平和を守る為の最適解だとされている。では日本の防衛に必要な適切な軍事力とは何なのか。これこそ本来、日本の国会で議論すべき重要なことなのだが、残念ながら平和真理教の狂信者が「戦争への道」だとか「軍靴の足音が聞こえてきた」などと妨害するので、小委員会で少し話し合うのが精いっぱいだ。もちろん防衛省内部では議論しているはず。防衛省及び国防関係の国会議員は外野の無理解に辟易しているのか、あまり情報が出てこない。だが、多額の国税を投じた事業となるので、本来は国民の監視の目が行くべき項目である。もっとも国民の側も大半が十分な軍事知識に欠けるのも事実だ。前回、アメリカが最新鋭のステ...次世代戦闘機その二
ステルス戦闘機が世に出てきて、もう30年近く経つ。現時点で世界最強とされるのは、アメリカ軍のF22ラプターとされる。もっとも実戦での実績がないので信頼性は低い。それでもステルス性能を持つ戦闘機と、そうでない戦闘機の模擬戦闘は世界各国で行われている。その結果、中遠距離での戦闘では、ステルス戦闘機の圧勝である。ただし近接戦闘、つまり格闘戦となるとステルス戦闘機は分が悪いことも分かっている。対レーダー性能を優先しているため、どうしても戦闘機としての操作性に限界があるからだ。だがそれ以上に問題視されているのは運用コストである。一回の飛行が終わると必ず対レーダー波吸収機能のある塗装を塗り直す必要がある。そのコストが高額であり、世界一軍事予算が潤沢なアメリカ軍でさえ根を上げる始末である。なお、この問題は日本も導入して...次世代戦闘機その一
政治家は政権をとってこそその理想とする政治が出来る。いかに正論を述べようと、野党の立場では自らが望む政治は出来ない。だからこそ今回の衆議院選挙で躍進した国民民主党は自公政権と歩み寄りをみせているのだろう。それは政治家の本能ともいえるもので、立憲民主党中心の政権を夢見る一部の方々、特にマスコミ様におかれましては大変御不愉快なご様子。たしかに立憲民主党は議席を大幅に増やした。だが、それでも第二政党であり、参議院も考えればやはり野党の地位が相応だ。野党で連立を組めると甘い夢に浮かれていたマスコミ様は冷や水を掛けられたと感じたのでしょうね。そもそも衆議院選挙前でさえ選挙区の調整が出来なかった野党に、今更連立を組めるとは思えない。どうせ役人様にすがって政策立案を丸投げするから良いとでも思っていたのだろうか。その意味...政治家ならば
笑いと狂気は背中合わせ。東京は武蔵野市の瀟洒な住宅街に赤と白を基調にした奇矯な家がある。また吉祥寺の繁華街から徒歩数分にある井の頭公園に赤と白の横シマ模様のシャツを着た痩身の中年男性が散歩していて、周囲から完全に浮いていた。それがホラー漫画の大家といわれた楳図かずおの自宅兼仕事場であり、奇抜なスタイルの男性こそが楳図本人であった。私が実際に見た姿であり、光景なので忘れがたい印象がある。誤解を恐れず正直に書いてしまうと、楳図かずお本人はかなりの変人に思えた。ファッションが奇矯に感じる他は、その行動自体はいたって普通であり、人様の迷惑になるようなことはしていないと思う。また吉祥寺の東側、井の頭公園の北側は富裕層の住む瀟洒な住宅街のなかで、赤と白を基調とした楳図邸は、たしかに浮いていたと思う。実際、近隣の住民か...猫目小僧楳図かずお
今、話題の103万円の壁。古くて新しい問題である。では、103万円の意義とは何なのか。それが下記の憲法25条に記されている。日本国憲法(昭和二十一年憲法)第25条第1項すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。第2項国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。日本政府は、国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障している。その具体的な金額こそが、103万円であることをご存知でしょうか。一応、確認しますが月額ではありません。一年間、健康で文化的生活を営む最低限の金額が103万円なのです。一言で云えば、収入が103万円以下ならば非課税だということです。年間103万円ということは、月額85,333円が健康で文化的な生活を営む最低...103万円の意味
コンビニ業界の覇者、それがセブンイレブンであった。だが常に追われる立場であり、模倣者は絶えず、先駆者としての苦しみも知る企業であった。それでも業界一を保持し続けたのはさすがとしか言いようがない。ところが私はセブンイレブンに対して、十数年前から批判的であった。理由は単純かつ情緒的なもので、一言で云えば「あざとい」。私はけっこうサンドイッチが好きで、近くのコンビニに軽食として買いに行っていた。当時は銀座の事務所にいたが、ampmかセブンイレブンが近かったので、夕刻に買いに出かけていた。はっきり言うが、セブンイレブンのサンドイッチは見た目こそ具沢山に見えるが、それは店頭で見える部分だけ詰まっている。事務所に持ち帰り、サンドイッチをばらすと見事な偏りで、パッケージの字などで見えない部分はスカスカであった。これはサ...上げ底じゃない?
衆議院選挙が終了し、街宣車がうるさい時期がようやく終わりました。候補者連中の主張を聴いていると、思いの外消費税の減税や廃止を訴える声が多い。たしかに消費税の痛税感は強い。私自身、消費税の納付には頭を抱える。実際問題、私が年間に納付する消費税は100万を超えており、住民税の納付とともに資金繰りを悪化させている。それでも21世紀の日本の国家財政を支える大きな柱として消費税は重要だと考えている。参考までに記すと、令和5年の日本政府の国家歳入の第一位は消費税であり、次に法人税、所得税である。消費税は流通段階での課税であり、税負担者(消費者)と納税義務者(事業者)とが異なる大型間接税だ。一方、法人税と所得税は、会社及び個人の稼ぎに対する個別課税であり、直接税である。高齢化と少子化による人口減少は、必然的に日本経済全...消費税
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予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
連帯責任は無責任と同意語だと思う。要は失敗の責任の重さを、当事者ではなく無関係な人たちにまで背負わせて軽減しようとする誤魔化しだと思う。実のところ私は学生時代、この連帯責任という奴を散々取らされている。だからはっきりと言ってやる。連帯責任を取らされて、真剣に責任の重さを痛感したことなんざ一度たりともない。思い出すのは「俺、関係ないじゃん」という口には出せない愚痴だけだ。はっきり言うが、連帯責任が有効なのが一定の仲間意識が成立している場合だけだ。だが大概の場合、なんで自分が巻き込まれるのだとの被害者意識が出るだけで、事態の改善には役に立たないと思う。ところが日本では別の使い方もある。それは個人の責任を薄めて、個人攻撃をさせないための連帯責任である。先日、高知県の中学校のプールで起きた水死事故がこのケースだと...プール中止
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴
1980年代後半、私は病院と自宅を往復するだけの人生を送っていた。たまに入院もしていたが、家で巣篭りというか引きこもっていることが多かった。時間はいくらでもあったが、体力がなかった。それなりに衰弱もしていたが、なによりも免疫力が低く、人込みなんて怖くていけなかった。なにせ電車に乗っていて同じ車両に咳をする人がいれば、その日の夕方には感染して発熱して寝込んでいたほどだ。サッカー部の部員と間違えられるほど太かった大腿筋は痩せ細り、上半身は骨と皮。別にマッチョ願望はなかったが、長年の闘病生活で病み衰えた身体は私の劣等感そのものだった。だからこそだと思うのだけど、この頃はけっこうマッチョな俳優が主演する映画を良く観ていた。ただ風邪などの感染症が怖かったので、映画館には行かず、もっぱらレンタルビデオ屋で借りて自宅の...プレデター
昨今、日本中で多発する熊による被害を拡大したいのが日本政府だ。ヒグマはもちろん、一回り小型のツキノワグマでさえ拳銃や散弾銃では倒せない。必然的にクマを狩る場合に使用するのはライフル銃かハーフライフル銃となる。ところが今年になり、ライフル銃及びハーフライフル銃に対する規制が強化された。現状、これらの銃器を保有するのは、長年クマの駆除に貢献してきた猟友会のハンターたちである。そして、猟友会のメンバーは高齢化により年々減少しているのは時折報道されている。具体的には、現在は狩猟免許の取得後すぐに所持することができるハーフライフル銃について、許可の基準をライフル銃と同じ、『猟銃を10年以上継続して所持している人』などに限定するとしています。ただでさえ銃規制は厳しくなり、特に威力のあるライフル銃などは規制強化され保有...会議室にクマはいない
車に関心がない人でもジープの愛称で知られる小型車は知っていると思う。第二次世界大戦中に開発されて戦場に投入された小型自動車である。小柄な車体だが走破性能は高く、壊れにくく、修理も容易である。武装はなく、装甲もないが、その抜群の機動力で兵士たちに愛用された。重い重機関銃を運んだり、傷病兵を後方に送ったり、まさに万能の自動車であった。戦後、ソ連も似たような車両を作ったが、ジープほどの信頼性の高いものではなかった。呆れたことに冷戦時代、アメリカに敵対していた左派ゲリラでさえもジープを愛用していたほどだ。その後アメリカ軍はジープの後継として大型の自動車を採用した。横幅が広く、車高が高い独特のスタイルで、愛称はハンビィーである。やはり固定の武器はなく、装甲も薄いがジープよりも大型であるため兵士の移動や武器、食料など...戦場を駆ける車
あの野郎、出入り禁止とはふざけんな。過去映像の使用も禁止だと!高慢も過ぎるぞ。俺たちマスコミ様が報道してやったからこそ人気者になれたという恩を仇で返すとはなんたることだ。お前らスポーツ選手なんて報道してやらなかったら、ただの運動馬鹿だろう。我々マスコミ様が報道してやっているからこそ知名度は上がり、報酬も上がり、人気も上がるってもんだ。なに?12億円の豪邸を勝手に公開して何が悪い。セレブの邸宅は強盗の的になるだと。それならそれで大ニュースとして報じてやるぜ。有名税だ諦めろ。強盗に新婦が傷つけられたらどうするかだと。それこそ号外ものの大ニュースじゃねえか。喜んで報道してやるから、出入り禁止を解除しろ。過去映像も無償で使わせろ。まったく運動馬鹿はマスコミ様の偉大さを分かってない。後になって泣いても知らねんぞ、フ...怒れる大谷