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  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「各部の名称」羽織とコート編

    羽織とコートの各部の名称を今日は学びました。ノートに簡単にまとめてみました📖こちらが羽織↓こちらが道行↓羽織もコートもリサイクルでは大きいサイズがあまりないですね😢手持ちの着物を仕立て直すのが良いのかもしれません。以下仕立て直しについて。↓着物から羽織、道中着、道行コート(または撥水加工をして雨コート)に仕立て直す場合は、着物より袖幅が必要。羽織や道中着の長い衿は衽(おくみ)をつなげて作ることができますが、羽織は首の後ろに、道中着は重ねて隠れる所に縫い目が付くそうです。柄は無地か小紋が向いています。着物から長襦袢に仕立て直す場合は袖幅は着物より必要ありません。柄は何でも(附下や訪問着も)使うこ…

  • 【きもの文化検定】問題集の大きさと値段の変更

    過去の問題集が安く売ってる!と思い買ってみたら、過去のものは大きさも値段(元値)も違いました。2021年度版は販売価格2000円、2007年度版は販売価格800円です。また、今回買ったものは3級から5級対象でした。きちんと確認しなくてはいけませんね〜💦きもの文化検定の過去の問題集は公式サイトでは売り切れで、全てオークションや通販サイトからの購入です。元値よりもかなり高くなっています。今回失敗してしまいましたが、せっかくなので活躍して頑張りたいと思います😊

  • 割烹着買ってみた。

    今まで着物で家事をする時は「たすき+前掛け」でしたが、この度割烹着を買ってみました💓 思い切って可愛い柄! 家の中で身につけるものですから、テンションの上がるものにしました✨ [KIMONOMACHI] ロング丈 割烹着「白色 フラワー」 母の日 敬老の日 誕生日 プレゼント ギフト KIMONOMACHI Amazon 映画「小さいおうち」に出てくる割烹着姿が可愛くて、それ以来欲しかったのです😊 (映画に出てくるのはシンプルな白です。) これで家事に前向きになれそうです♫

  • 100均で素敵な手拭い発見!帯揚げと半衿にします。

    久々にダイソーに行ったらとっても素敵な手拭いを発見! 鳥獣人物戯画のお花見バージョン! かっわいい! 色もいい! 好きなのです鳥獣人物戯画💓 愛用中の道中財布も鳥獣人物戯画です✨↓ 素敵な手拭いを見つけたらとりあえず帯揚げと半衿にしましょう! ということで、まだ縫っていませんが帯揚げだとこんな感じ。↓ 桜の花弁もタンポポも兎も蛙も良い位置に持ってこれそう。 半衿だとこんな感じ。↓ 手拭いの帯揚げと半衿だと織りの着物の方が合いそうですね😊 手持ちの着物だと遠州綿紬が調和しそう?な気がします。↓ 帯は何色かな。んー白系? それとも着物の1番薄いピンクと合わせてみる? 帯締めはタンポポの色かな? ど…

  • 興味のある和のお稽古。

    私が今習っているのは書道と日舞の2つです。今後死ぬまでに挑戦したいのは茶道・華道・香道・お箏・俳句・和裁・墨絵😊日舞の大きな舞台が終わって積み立てをしなくて済むようになったら、何か1つ新たに始めようと思います。徒歩10分の所に茶道&華道教室があるので、どちらかにしようかな✨俳句と墨絵はとりあえず自宅で本などを見て始めてみようと思います。趣味って言うのは同性の親の影響を強く受けますね。私の母は茶道と華道を和裁を以前習っていました。私の子供は男の子2人なので、夫の影響を強く受けるのかな。そうなると、ボクシング(格闘技全般)とロック(音楽)とウエイトトレーニング!ムキムキの男が家の中に3人になるのか…

  • 【きもの文化検定】「抱き幅」と「前幅」の違い。

    今回は「抱き幅」と「前幅」の違いについて学びました。前幅は前身頃の裾の幅のこと、抱き幅は身八つ口の下の位置から衽付けまでの幅のことです。この2つを同じ幅にすると、胸がふくよかな方以外は脇の辺りで だぼつくことが多いです。特に最近の日本人は手足が長くなり、裄を長く仕立てるので、抱き幅も大きくなりがちです。抱き幅を狭くすれば脇の辺りが綺麗におさまりますが、着物の構造上前幅との差を大きくすることは難しいそうです。というのも、着物で1番幅をとるのが腰辺りで、抱き幅は身八つ口の下のところなので、全然距離がないのです。それでも1センチ違うだけでも着姿が変わってくるので、仕立てる際は相談したいですね😊以上、…

  • 【きもの文化検定】「合褄幅」と「衽幅」の違い。

    今回は「合褄幅」と「衽幅」の違いについて学びました。衽幅は衽の裾の幅のこと、合褄幅は衿先から衽付けまでの幅のことです。結局同じことではないの?と思うかもしれませんが、合褄幅の方を衽幅より少し狭くすることがあるそうです。合褄幅を狭くすると、褄先が上がりやすくなります。ただ腰がしっかりしている人は、合褄幅を狭くすると脇縫いが見えてしまうことがあります。最近の日本人はは昔の日本人より体格がよくなってきたので、同寸で仕立てることが多くなったそうですよ😊細身の方は合褄幅を狭く仕立てるのも良いですね👘以上、「合褄幅」と「衽幅」についてでした。

  • 【きもの文化検定】「衿肩あき」と「繰り越し」って何?

    今回は「衿肩あき」と「繰り越し」について学びました。「衿肩あき」は「衿を付けるためにあらかじめ裁ってあけたところ」の事です。見頃用に切った布のちょうど真ん中を約10センチ切ります。この切ったところを首側にして肩にのせ、前は中に少し折り込み、衿を付けて仕立てます。「繰り越し」は衿を抜いて着るためにとります。そのため、衣紋を抜かない男性には必要ありません。衿肩あきを首側にし肩にのせた時、繰り越しをとらないと後ろ首に衿がぴたりとつくようになります。↓衣紋を抜くため、女性の着物の場合は後ろを下にに引きます。引いた分は後ろが長くなるので、前と同じ長さにするためにつまみます。この時のつまんだ分が所謂「繰り…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「各部の名称」きもの編

    今日は「各部の名称」について学びました。簡単にノートにまとめてみました🗒*袖口袘(ふき)は裏地が表より出ている部分のこと。①表地の汚れ傷みを防ぐ②表地との配色による装飾の効果③重りの役割のためにあります。*男性の着物は①対丈(着丈=身丈)②身八つ口なし③「振り」の部分→「人形」と呼ぶ(縫い閉じてある)*内揚げは帯の下になる位置に着物の内側にあらかじめ施しておく縫込み。①裾が擦り切れたりした時に切っても丈を確保できるように②仕立て直しの際に丈の調整をできるようにあります。次は少し分かりにくい「衿肩明け」と「繰り越し」について学びたいと思います😊

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「基本的なコーディネート」

    今日は「基本的なコーディネート」について公式教本①で学びました。初心者向けのはじめに覚えておきたいコーディネートだそうです。私は今まで「染めの着物に織りの帯、織りの着物に染めの帯」をほんのちょっと意識しているだけでした。教本によると、小紋の場合着物か帯どちらかが季節柄の場合は片方は無地や幾何学模様などシンプルなものか合う。染め帯を合わせると織り帯よりカジュアルに。部分絞りや小紋柄の帯揚げが合う。草履は台が低く色が濃いほどカジュアルに。紬の場合はシンプルなデザインの着物には染め帯をアクセントに。(織物には塩瀬の染め帯が合う)紬には織り名古屋帯を合わせることも可。洋服感覚のバッグが合う。アクセント…

  • きもの文化検定の勉強を始めて1カ月の進み具合。

    きもの文化検定の4.5級の勉強を始め1カ月が経ちました。 あちらこちらに寄り道(気になったことを調べたり違う本を読んだり)して公式テキストの勉強が進んでいません。笑 4.5級は公式テキスト①から90%が出題されるので、 「他の本などに手を出さず、公式テキストをきちんと読み込み、過去問をしっかり解き、問題集の質問文や解答に出てくる情報もきちんと頭に入れる」 このようにしたら効率よく受かるのではと思います。 私の場合は知識欲優先で、特に早く受かりたいわけではないので寄り道し放題。 今のところとても良い娯楽になっています。 きもの文化検定の公式教本①の目次はこのようになっています。↓ 第一章 きもの…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「きものの立ち居振る舞い」

    今日は公式教本①から「きものの立ち居振る舞い」について学びました。 階段では→ 右手で上前下前5㎝ほどつまんで少し持ち上げる。 振袖の場合は右手で両方の袖の袂と上前を一緒に持ち、左手でバッグを持つ。 椅子では→ 右手で上前を少し引き、左手で太ももあたりを前から後ろになで、たるみをなくす。 もたれず浅めに座る。 振袖の場合袂を膝上で重ねて座る。 車では→ 車に背を向け右手で上前を少し引き上げ座り、頭を先に入れてから足を回しいれて乗る。 振袖の場合は先に袂を片手で揃えて持ってから乗る。 (雨の日は上前を少し引き上げてまたいで乗ると濡れない) 電車では→ 袂を膝上で重ねて座る。つり皮につかまる時は空…

  • お花見に桜柄は本当に野暮なのか問題。

    お花見の季節になると毎年勃発します「お花見に桜柄は本当に野暮なのか」問題。 皆さんはどう思われますか。 私は20歳の時に着付け教室に通い始めたのが着物生活の始まりなので、割とルールに縛られた人間で「野暮派」だったのですが、30歳の時に日本舞踊を習い始め意見が変わりました。 お花見の時に着物歴50年以上の大先生が桜柄のお着物を召されていてとても素敵だったのです。 今でもはっきり覚えています。グレー系のシックな色の桜柄のお着物と帯で、半衿と帯揚げが桜色でした🌸 「えー!素敵!!」となってから、私も真似をして毎年お花見の時の帯揚げは桜色です。 着物もただの服なのですから、洋服と同じように考えたらよい…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「着るときに必要な物②」

    「着る時に必要なもの②」①の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 着物→ syumikimono.hateblo.jp 帯→ syumikimono.hateblo.jp 帯枕→お太鼓部分の形を整えて締める道具のこと。 帯板→帯の胴まわりに皺が出来ないように挟む前板のこと。 帯締め→帯を結ぶ目的と装飾的な役割があります。平打は幅や厚みがあり安定感があり、丸組は細身で結びやすいです。 syumikimono.hateblo.jp 帯揚げ→帯を結ぶ時に帯枕にかぶせ、前で帯の上端におさめて飾る布のこと。 syumikimono.hateblo.jp 草履→原形は藁の草履。江戸時代…

  • 【きもの文化検定】簪の歴史

    今日は「簪」について少し調べてみました。 (画像はポーラ文化研究所さんより。1番上がくし、真ん中が簪、下が笄(こうがい)です。) 簪の歴史は古代日本(縄文の頃)から始まります。 当時は髪飾りとしてではなく、魔除けや神事のために使われていました。 古代日本では先の尖った細い棒に呪力が宿るとされていたのです。 画像は北海道江別太遺跡出土品。縄文時代の鹿角製の簪です。 こうした簪は「髪挿し(かみさし)」と呼ばれていました。 これが「かんざし」の語源ではないかと言われています。 語源にはもう1つの説があり、平安時代の神事などの際に枝付きの花を髪に飾る風習「花挿し(かざし)」からではないかと言われていま…

  • すっかり春になりましたね。

    すっかり春になりましたね😊お花もたくさん咲いていてお散歩が楽しいです。桜ももうすぐ満開かな🌸最近夫の仕事がとても忙しく、週末も私1人で息子2人(2人とも未就学児)を連れて外出することが増えました。大人が2人いれば外出時に着物でも大抵大丈夫なのですが、さすがに2人の面倒を見るとなると着物では厳しいです。なんせ我が家の子供達は外だと何故かずっと走っているか土を掘っているので…。笑春って着物で外出したい季節なのに寂しいなぁ、とは思いますが子供達と芝生で寝っ転がったりできる時間は今だけなので、こちらを満喫することとします😊春って本当に楽しくて大好きです🌷

  • 【きもの文化検定】帯留の歴史

    今回は「帯留」について少し調べてみました。帯留めは帯締めと共に発展してきました。 syumikimono.hateblo.jp というのも、かつて帯締めと帯留は一体だったのです。始めの頃の帯締めは、今のように結ぶタイプと留め金式タイプの2種類がありました。留め金式は帯締めの両端に金具を付け、表金具と裏金具を合わせて引っ掛けるものでした。これが帯留の始まりです。↓(画像はWikipediaより)始めは男性が実用性重視で使用していましたが、徐々に女性も使うようになりました。芸者衆が、相手の刀の柄など刀の装飾や煙草入れを帯締めに作りかえ、契りの証として身につけ始め流行。そして帯締めと同じように、廃刀…

  • 【きもの文化検定】扇子の歴史

    今日は扇子について少し調べてみました。 扇子はなんと日本発祥なのだそうです。 奈良〜平安初期に木簡から派生したと言われています。 木簡とは紙が貴重だった頃のメモ帳代わりで、バラバラでは使いにくいので何枚も綴じ合せて使用していました。 この桧扇(ひおうぎ)が扇子の始まりです。 (画像は現存する最古の桧扇。京都東寺の千手観音像の腕の中から火事の後に発見されたものです。) 次いで、竹や木を骨にして紙を貼って作られる蝙蝠扇(かわほりおうぎ)が登場します。 この扇子の扇面の地紙は片貼りで、骨は5.6本で蝙蝠の羽のような形をしていました。 朝廷での遊芸や儀式用で、貴族のみが使用できました。 (画像は源氏物…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「紋」

    今日は「紋」について公式教本①で勉強しました。紋の歴史は古く、平安中期から衣服や武や調度品などに持ち主を明らかにするために付けられたのが始まりです。貴族は自家のシンボルに、後に武家も家柄を表すために付けることが定着し、庶民にも広まっていきました。礼服に紋を付けるのは明治以降のしきたりで、それが今も続いています。紋の格としては五つ紋>三つ紋>1つ紋日向紋>中影紋>影紋染め抜き紋>縫い紋>貼り付け紋となります。おしゃれ用に「しゃれ紋」というものもあります。五つ紋を入れる場所は背紋(1つ)、袖紋(2つ)、抱き紋(2つ)です。あまり聞き慣れない日向紋や影紋は、テキストに載っていたこちらの図がとても分か…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「着るときに必要なもの①」体型補正から長襦袢まで。

    今日は「着るときに必要なもの」について学びました。久々に寄り道ではなくて公式教本の内容です。 ・体型補正→ 寸胴なラインになるよう補正。 胸がふくよかな方は和装ブラジャー、ウエストはタオルなどで厚みを、肩は鎖骨とバストのきれいなラインをつくり、ヒップはウエストとヒップの間のくぼみを埋める。 ・肌襦袢→肌の汚れや汗を取るための下着。晒(さらし)木綿の単仕立てやガーゼの袷仕立てが多い。 ・裾よけ→腰に巻き付けて使い、長襦袢の裾の汚れを塞ぐ。裾捌きのよい素材が使われ、「蹴出し(けだし)」とも呼ばれる。 (美空ひばりさんの「みだれ髪」で「蹴出し」という歌詞が出てきますね。) ・伊達締め→長襦袢や着物の…

  • 【きもの文化検定】半衿の歴史

    今日は「半衿」について少し調べてみました。半衿の名前の由来は本衿の長さの半分程度しかないためと言われているそうです。 平安の頃から衿元を美しく重ねる風習はありましたが、今のように別布を掛けるようになったのは江戸時代初期から。 江戸時代に結髪が普及したことで鬢付け(びんつけ)油での汚れを防ぐために、黒い掛け衿をし、衣紋を抜くようになりました。江戸時代の浮世絵を資料として探しましたが、今でいう「半衿の部分のみ黒」の資料は見つからず、着物の掛け衿が黒いものだけ見つかりました。↓(喜多川歌麿)(歌川国貞)(鈴木春信)(歌川豊国)そして今でいう「半衿」の部分は上の資料から分かるように、茶や紫や緋色(若い…

  • 【きもの文化検定】長襦袢の歴史と現在

    今日は「長襦袢」について少し調べてみました。(鳥居言人さんの「長襦袢」)襦袢は、今まで下衣だった「小袖」を公家以外ほとんどの人が外衣として着用するようになったため、新たな下衣として作られました。「小袖」は今の着物の元と言われていて、「小さい袖口を持った衣服」のことです。襦袢の語源はポルトガル語のジバン(JIBAO)だそうで、ポルトガルの肌着を真似して作られました。元は上半身のみの袖のない白い衣服だったそうです。 今の「長襦袢」の形は江戸時代の遊女が着るようになったのが始まりです。それまでは半襦袢+裾除けが用いられていましたが、下衣は遊女の仕事服でもあったので、上下一体で華やかで高価なものが作ら…

  • コロナワクチン3回目の副反応。

    昨日の昼頃コロナワクチンの3回目を打ってきました。深夜から頭痛と発熱と倦怠感でグッタリ。打った腕はもちろん、身体中が痛い。今は薬のお陰で少し落ち着いています。冷凍食品を大量買いしたので、子供達のご飯はそれで我慢してもらいます。うぅ。早く回復しますように。早咲きの桜が咲いていました🌸↓蕾もたくさんで、お花見シーズンが楽しみです。楽しい春になりますように。

  • 梅の魅力に気付いた日。

    梅見してきました。少し遅いかなと思ったのですが見事に盛り。季節を感じるのが好きなので、梅も桜も藤も菖蒲も紫陽花も向日葵も紅葉もイルミネーションも毎年見に行きます。毎年見には行くものの、どうしても今まで桜の下位互換的な印象が拭えなかった梅でしたが、今年は初めて梅の良さに気付けた気がします。梅は幹肌と枝ぶりが素晴らしいのですね。花の付き方も面白い。今日はちょっと感動してしまいました。今まで気付かなかった魅力に気付けた自分にも。歳をとるって満更でもないですね。

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「履物の歴史と種類」草鞋と草履と下駄の違い。

    今日は履物について学びました。 日本の履物は大まかにこの4つに分類できそうです😊 ①くつ型→ 浅沓やかの沓などの和沓。貴族向けで、奈良平安の頃に大陸から入ってきました。(武家は単皮、庶民は素足のことが多かった。) (画像はWikipediaより) 和沓や単皮について詳しくはこちら。↓ syumikimono.hateblo.jp ②下駄型→ 農具だった弥生時代の田下駄から発展。↓ (画像はWikipediaより) 古墳時代になり農具ではなく履物として使われるようになります。古墳時代から作りはほとんど変わりません。装飾は江戸時代に入ってから発展しました。元は農具でしたが、室町から江戸は裕福な層が…

  • 【きもの文化検定】問題集を解いてみる。

    「きもの文化検定」の勉強を始めておよそ10日。公式教本①の勉強が4分の1程度進んだので、今朝は「きもの文化検定問題集」の5・4級問題を4ページ(32問)だけ解いてみました。(本番のテストは100問です。)1問間違いでした。解きながら不安に思った問題がもう1問あったので、そちらも復習します。解答部分に知らなかった事が書かれていたので、それもチェック。寄り道(興味が出た事の調べ物)をしながら、引き続きのんびり勉強していきます👘

  • 【きもの文化検定】足袋の歴史と種類③

    前回・前々回と足袋の歴史について学んだので、今回は足袋の種類について少し学びたいと思います。 syumikimono.hateblo.jp syumikimono.hateblo.jp 足袋はシワなく履くのが良いとされている。 靴のサイズの0.5小さいサイズのものを選ぶと良い。 こはぜが少ないと座りやすく、こはぜが多いと立ち姿が美しい。一般的には3・4枚。 こはぜ1枚違う所1.5~2㎝長さが違うので、5枚にすると脹脛(ふくらはぎ)が見えにくい。礼装で立ち座りが多い時や、踊り・茶道などの時に向いている。 礼装の時は必ず白足袋。普段着では特にルールはない。 素材は綿が一般的。ストレッチ素材の化繊の…

  • 【きもの文化検定】足袋の歴史と種類②

    前回の続きです。 syumikimono.hateblo.jp 「日本服飾史」さんのサイトで鎌倉時代の武家の装束資料を見たら、すでに草鞋+革足袋スタイルと草履+革足袋スタイルがありました。↓ 親指の所ですでに分かれているように見えますね。柄染しています。 室町時代でもまだ木綿はなかったので、足袋の素材は皮でした。柄染しているものもありましたが、色はそのままの黄色や紫に染めたものが多く、これは今の狂言や歌舞伎に名残を見ることが出来ます。 江戸時代になると皮から木綿に変わります。 これは *鎖国により輸入に頼っていた皮が入りにくくなったこと *明暦の大火(めいれきのたいか)により防火用として革羽織…

  • 【きもの文化検定】足袋の歴史と種類①

    今日は「足袋」について少し調べてみました。大まかに言うと、足袋のルーツは①したうづ②単皮(たんぴ)の2つにあるようです。詳しく見ていきましょう😊↓ 奈良や平安時代の公家は和沓(わぐつ)を履いていました。 例えばこちらの浅沓(あさぐつ)や↓(画像は「杉野学園衣裳博物館」さんより) かの沓です。↓ (これらは今でも神事などで使われるそうです。) 靴型なので、この下に履くものも親指で分かれていない「したうづ」と呼ばれる今の靴下に似た形のものでした。↓(画像は「文化遺産オンライン」さんより) 「したうづ」の語源は「和沓の下に履く=下沓」と言われています。 この頃の「したうづ」に今の足袋のような底はなく…

  • 【きもの文化検定】八掛の歴史と種類

    今日は八掛(裾回し)について少し調べました😊八掛は前身頃2枚+後ろ身頃2枚+衿先2枚+衽2枚の8ヶ所に生地を付けていたことから名前が付きました。(↑グレーの部分が八掛)今は袖口にも付けるので10ヶ所ですが、以前は袖口には違う布を付けていたそうです。そのルーツは江戸時代にあり、有力な説が2つあります。1つ目は「芸者衆は裾を長く引きずるため、裾が広がり裏が見えたので、そこでも色気や意外性を演出すべくお洒落をし始めた」という説。もう1つは「裕福な町人が贅沢禁止令に抵抗して目立たない所で贅を尽くしたお洒落をした」という説。こちらは羽裏などもそうですね。こういったものを「裏勝り」というそうですよ😊どちら…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「染めの産地と特徴」

    今日は「染めの産地と特徴」について学びました。「染物」は白生地に模様を染めたもののこと。生地は華やかな印象で柔らかい風合い。代表的な染の産地はこちら。↓(画像は「きものの基本」きもの文化検定公式教本①より)友禅染宮崎友禅斎の糸目糊の技法を用いたもの。①京友禅→華やかで雅。柄が大きく多色使いでモチーフは花鳥風月が多い。金彩や刺繍などを用い豪華。②加賀友禅→落ち着きのある趣で優美。モチーフは草花や古典中心の絵画調。加賀五彩(藍、黄土、臙脂、緑(草)、古代紫)が特徴。金彩や刺繍は用いない。③東京友禅→粋でモダン。渋く抑えた色調で、柄は細やかで小さめ。写実的な風景が描かれることが多い。藍・茶・白がよく…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「子供の着物」

    今日は「子供の着物」について学びました。お宮参り→男児生後31日目、女児33日目。子供の健康と幸福を祈り、氏神様への初めての挨拶。背縫いなしの祝い着=男児は五つ紋の「のしめ」女児は初着(うぶぎ)七五三→七五三と呼ぶようになったのは江戸から。庶民も祝うようになったのは明治から。3歳は髪置き・髪立ち祝い(平安から)男女とも髪を伸ばし始める。被布(ひふ)という四つ身裁ちの子供用着物仕立てを着る。5歳は袴着・着袴(ちゃっこ)(平安公家から)はじめて袴を着ける。五つ紋の着物+羽織に袴、懐剣、白扇を着用。7歳は帯解き・紐落とし(室町から)初めて帯を締める。長袖に七五三用帯、幅広の帯揚げ、帯下のしごき、胸に…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「男性の着物」

    今日は男性の着物について学びました👘女性と男性の和服の違い*男性の着物は衣紋を抜かず対丈(ついたけ)で着る。*特に礼装では袴を着る。袴の格は以外の順。↓素材[米沢平・仙台平(正絹)→お召→紬→木綿]色柄[グレー縞柄→色無地→縞以外の柄]袴の種類は①馬乗り袴(二股)②行灯袴(スカート状)③野袴(ズボンになっている)第一礼装→羽二重の着物・羽織・袴に五つ紋を日向紋(ひなたもん)で染め抜く。羽織は色羽二重か絵羽模様で、紐は房付きの白。袴は米沢平・仙台平などと呼ばれる正絹の袴地でグレーの縞柄。帯は博多帯や紋織などの正絹の角帯。半衿も足袋も白。礼装では畳表(竹皮)の雪駄が一般的。花婿は白い鼻緒の雪駄を履…

  • 【きもの文化検定】帯締めの歴史と種類

    今回は帯締めの歴史について少し調べてみました。 「江戸末期の深川芸者がお太鼓結びを発案したことから」 という説(帯揚げと同じ説)もありますが、せっかくなので、今回は違う説について書こうと思います。 syumikimono.hateblo.jp 帯締めの始まりは、「江戸文化年間に当時の人気歌舞伎役者が着崩れ防止に帯の上から紐を締めた」ことからと言われています。 これを女性達が真似し大衆に広まりました。 綿を布で包む「丸くげ」が一般的でしたが、廃刀令以後、刀の下緒(さげお)に使われていた「組紐」が職人を救う意味もあり流用されるようになりました。 組紐は強度も強く、装飾的な意味でも人気になりました。…

  • 【きもの文化検定】帯揚げの歴史

    先日「着物の小物」について学んだので、今回は帯揚げについて少し調べてみました。 syumikimono.hateblo.jp (こちらの記事が大変参考になりました(外部リンクに飛びます)。)↓ https://www.kimonoawawa.jp/blog/?p=1271) 帯揚げの歴史は意外と浅く、 「江戸時代末期に憧れの的だった深川芸者がお太鼓結びを発案し、それに伴い帯を支えるために帯枕と帯揚げが必要とされた」ということのようです。 お太鼓結びの始まりは、亀戸天神のお太鼓橋再建の渡り初め式で、芸者衆がそろって太鼓橋に似た帯結びをしたことからだそうです。(画像は歌川広重「亀戸天神境内」です。…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「羽織とコート」

    今日は「羽織とコート」について学びました👘 羽織→ 洋服のカーディガンやジャケットの扱い。茶室以外なら室内でも着用可。 小紋羽織や絵羽羽織があり、羽裏(裏地)でお洒落できる。 丈により印象が異なり、長い方がクラシック。 座る時は羽織の裾をはねて後ろに広げる。 羽織紐は帯締めと帯の上の間。紐は帯締めと同方向の結び目にする。 昔ながらのタイプは紐を通す部分(乳(ち))の裏側から紐先の輪を通し、房を輪に通す。 コート→ コートは洋服のコートと同じ扱いなので、室内では脱ぐ。 羽織もコートも脱いだ時は折り畳んで風呂敷などに小さくまとめると便利。 道中着(どうちゅうぎ)と道行(みちゆき)コートが代表的。 …

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「小物選び」

    今日は小物について学びました👘 フォーマル系に合う 帯揚げ→正装は白や白に金銀糸の入ったもの。 準礼装は上品で優しい色調の綸子など。 振袖は華やかな総絞りなど。 喪は黒。 帯締め→上品で金銀の入ったもの。 半衿→上品な刺繍や強い色調ではないもの。 衿元を詰めると良い。 カジュアル系に合う 帯揚げ→ [小紋]絞りの飛び柄や縮緬・刺繍が入ったものなど様々。 [紬]ぼかしや濃地の絞りなど個性のあるもの。 帯締め→ [小紋]アクセントになる帯締め。 [紬]帯締めに合わせてはっきりとした色調。 半衿→ 型染めや強い色調のもの。紬はよりカジュアルなもの。 柄が細かい時は着物の色と合わせると調和する。 やや…

  • 【きもの文化検定】博多織の証紙の変更について

    前回博多織について調べたら献上柄の帯が欲しくなってしまいまして👘 証紙についても調べてみました。 (画像は全て博多織工業組合のホームページから拝借しました。公式ホームページはこちら。→https://hakataori.or.jp/) 前回の記事はこちら。↓ syumikimono.hateblo.jp 平成23年(2011年)に変更されたそうで、現在の証紙はこちらです。↓ (丸い証紙は小物に使われます) 伝統的工芸品の技法で作られたものにはこちらの証紙が。↓ そして手織りのものにはこちらが付くそうです。↓ この証紙の変更が、着物好きの方々にかなり不評だそうです。 以前の証紙は4種類あり、 金…

  • 【きもの文化検定】帯の三大産地の一つ「博多織」

    帯の三大産地「西陣織」「博多織」「桐生織」から今回は「博多織」について詳しく調べてみました😊 (写真は全て「博多織工業組合」さんのホームページから拝借しました。公式ホームページはこちら→https://hakataori.or.jp/about) 博多織は 鎌倉時代に中国に渡った博多の商人満田弥三右衛門(みつだやざえもん)が織物技術を持ち帰ったのが始まり。 堅くてしなやかで張りがあり、締め崩れず、絹鳴りの良い音がなります。 細い経糸を密に多用し、太い緯糸を強く打ち込み、経糸を浮かすことで柄を織り出します。(西陣織とは逆に経糸で色と柄を出します。) 緯畝(よこうね)がある、先染めの絹織物です。 …

  • 私が着物を部屋着にする10の理由。家着物のすすめ。

    お出掛けする予定がなくても、私はよく家で着物を着ています。何故わざわざ?と思う方もいるかもしれません。今日はその理由を10個考えてみました😊理由①: 着物が好きだから好きなものを着ると単純に気分が良いです✨理由②: 着付けを忘れないため久しぶりに着るとまごまごしがちなので、手が勝手に動くくらい慣れておきたいです。理由③: 和服での所作を身につけるため女性らしい和装での所作を身につけるには、着る回数を増やすのみ!と思っています。理由④: コーディネートを確認するため床に置いてコーディネートしたのと実際身につけるのでは、印象が違うことが多いので、自分に合うコーディネートか確認します。理由⑤: 外に…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「帯の種類」

    今日は帯について勉強しました。①丸帯→広幅で横68センチ。1番格上。織られた紋織の生地を2つ折りして仕立てるので、表裏両方に柄がある。②袋帯→全通と六通がある。長さ4.35メートル。表地と裏地があり裏は無地。③名古屋帯→3.6メートル。大正時代に名古屋女学校で考案され、昭和に入り一般的に使用される。開き仕立て、松葉仕立て、名古屋仕立てがある。⑴八寸名古屋帯(袋なごや、かがり帯)→反物横30センチ。しっかりした糸で織っていて芯が必要ない。締めやすい。裏地を付けず、お太鼓になる部分を折り返し、二重にしてかがる。⑵九寸名古屋帯→反物横34センチ。滑る柔らかい布。両側を折って芯を入れ、裏地を付ける。染…

  • 【きもの文化検定】今日のお勉強「着物の種類」

    今日から「きもの文化検定」の勉強を始めていきます👘今日は「着物の種類」について学びました。小紋→ 様々な模様を一方方向に繰り返し型染したもの。模様の大小は関係ない。衿や衽で柄が繋がっていない。江戸小紋・京小紋が有名。江戸小紋は一つ紋で準礼装になり、代表的な模様は鮫・角通し・行儀・万筋・大小あられ。紬→真綿系や玉糸などを用いた先染め・平織りの絹織物。結城紬・塩沢紬など産地名を付けたものが多くある。絣・縞・格子・無地などが主。絣は技術的に手間。 お召→織の着物で最も格が高く、小紋と紬の中間の格。徳川幕府10代家斉が好んだ。光沢感とシボが特徴。西陣お召、塩沢お召、白鷹お召が有名。木綿→木綿糸を使用。…

  • きもの文化検定とは何ぞや。

    きもの文化検定とは 着物を学ぶことを通して着物文化を学ぶことを目的とした検定。 令和4年度の試験日はまだ発表されていませんが、毎年6月11月に試験があるようです。 級は4.5級、3級、(準2級)、2級、(準1級)、1級とあり、合格することにより次の級に進めます。 試験内容は基本的な知識だけではなく、染織、素材、伝統色など多岐に渡り、1級は源氏物語も試験に出るそうですよ😊 1級は難しいと聞いていますが、合格を目指すことで着物文化についての知識がかなり身につきそうです👘 合格者は表彰式ならびに記念パーティー、工房などの見学会に参加することができます(有料)。 詳しくは公式ホームページを。↓ htt…

  • 着なくなった着物の使い道5つ。

    外に着ていけなくなった着物が我が家には結構あります👘 いただき物でサイズがあっていないもの、汚れが目立つもの、自分に合わないもの等です。 そんな時、いらないから捨ててしまおう〜とするのは簡単なのですが、できる限り他の使い道を考えるようにしています。 1000円で買った着物でも、1000円で作れるわけではないですからね😊 私の場合はこのようにしています。↓ まず ①部屋着にする syumikimono.hateblo.jp 次に ②寝巻きにする そして ③ひっぱり、髪飾り、バッグ、帯揚げ、半衿、前掛け、半幅帯などにリメイクする その後 ④余り布ははぎれとして手芸に使う 最後は ⑤汚れ落とし実験に…

  • 今日のトータル1000円着物コーデ。

    最近随分暖かくなってきたので、一足先にレースの羽織で春気分🌸着物は袷の十日町紬で帯はピンクの紬にしました。(写真で見るとシワが目立ちますね。今夜アイロンしよ。) どちらもリサイクル品をセールで買ったもので、両方合わせて1000円(羽織と小物は別)です。 織の着物に織の帯はやっぱり野暮にみえるのでしょうか。 あまり気にせず着てしまいました👘 半衿は100均の手拭いです。 梅の季節ですね〜を表現。 実は商品名は桜でしたけど、梅という事にします。笑 春の陽射しが暖かくなってきましたね〜☀️ 春は明るい色の着物が着たくなります。 そろそろ近くの公園の梅が見頃です😊ふらっと行ってこようかな。

  • きもの文化検定の勉強を始めてみる。

    着物を着るようになって約5年。 そろそろ着物についてもう少し知りたいと思うようになりました👘 着物についての知識を問う資格はないかな?と探していたら 「きもの文化検定」なるものを発見。 さっそくテキストを取り寄せてみました。 併願とかせず、1年に1回のペースで受験していこう✨ 焦らずのんびり、新しい着物知識を身につける楽しさを噛み締めながら勉強していきたいと思います。 syumikimono.hateblo.jp 1級はとーっても難しいらしい。 こんなふわっとした気合いの入れ方で、果たして何年かかるかしらん。

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