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  • 6月(1)の散歩

    いやな匂いがする栗の花ジョウリョクヤマボウシ(常緑山法師)。密集する花近づくと見える、中心の玉っころを法師(僧兵)の坊主頭に、白い花びらのようなもの(総苞片)を白い頭巾に見立てて、山法師と名付けたらしい。ナンテン(南天)クチナシがまだまだ良い香りを漂わせていました「クチナシや鼻から下がすぐにあご」花の王様に推薦したいユリの花この季節、あちこちに見かけるセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)ほら、ここにも小さいけど鮮やかで可愛い花、みつけた。ランタナよ~く見ると、小さなブルーベリーの実がなっているイトランなんでこんな所に変な椅子が?どこかでみたような……、歯?と思ったら、歯医者さんの看板代わりだった無印良品のレストランMUJIでランチ。ほぼ小さな子連れのママさんたちに囲まれた。セットメニュー。6月5日16時。気持...6月(1)の散歩

  • 6月(1)の花

    6月3日に届いた花派手なガーベラが12本2日後ガーベラは水の吸い上げが悪いので、短く切って花瓶の下の方に固まってしまった。3日後。相変わらず元気なのは一番後ろの葉っぱ、ソケイだけ。ガーベラはさらに短くなってデルフィニュウムは1本だけ生き残るブルースターの下の方の花は明るい空色からピンクになってしまって、まもなく……。茎の大半が溶けそうになってしまったガーベラは短く切って一本挿しに暖かくなってきて、花のもちがめっきり悪くなった。6月(1)の花

  • ハワイ旅行(9) ハワイの花木ほか

    南国ハワイには、花が咲いているか、実がなっている木が多い。名前はGoogleLensによるが、??赤い花シャワーツリーシャワーツリーシャワーツリーベニバナサンタンカ(紅花山丹花)?モモイロコンロンカ?Mussaendarose?ヘリコニアfalsebirdofparadise(偽極楽鳥)黄色い花レインボーシャワーツリープルメリア白い花プルメリアプルメリアハイビスカスワイメアエ(Hibiscuswaimeae)ハイビスカスアーノティアヌス(Hibiscusarnottianus)ゲットウ近接撮影マルバルリハナガサモドキ(丸葉瑠璃花笠擬き)パンノキパンの実(近接撮影)パンノキパンの実(近接撮影)ホワイトサポテパパイヤツリーバニヤンツリーバニヤンツリーバニヤンツリータビビトノキユスラヤシモドキ(バンガローパーム...ハワイ旅行(9)ハワイの花木ほか

  • ハワイ旅行(8) ワイキキビーチ、一番大きなABCストアー、帰りの飛行機

    ワイキキビーチWaikikiBeachを散歩。洋服を着て歩いている方が奇異な目で見られて落ち着かない。おじいさんがあんまり近くで撮るとまずいかなと遠慮しいしいパチリビーチからカラカウア通りへ出る細道にはサーフボードがずらりこれぞ南国の空ワイキキビーチの東の「ワイキキ・ビーチ・ウォーク」へルワーズ通りLewersSt.がカリア通りKaliaRd.に突き当たるところに、超高級ホテルの「ハレクラニ」がある。我々は角の「デニーズ」を見て、隣の「ABCSTORES#38」(205LewersStreet)に入る。ちょっと歩くとどこにでもあるABCストアのうちワイキキ最大の店舗が#38だ。ここでお土産を探す。地震に弱そうな変なビル手前のゴミ収集車がアームで箱を持ち上げて、後ろの大きな運搬車の上でひっくり返してゴミを移...ハワイ旅行(8)ワイキキビーチ、一番大きなABCストアー、帰りの飛行機

  • ハワイ旅行(7) ホノルル動物園 

    今日はホノルル動物園をブラブラ。10時にホテルを出て、カラカウア通りを東に。2分でデュークカハナモク像に。先住ハワイ人の彼は、近代サーフィンの父であると同時にオリンピック2大会での金メダルリストでもある。さらに8分で芝生が広がるカピオラニ公園内のホノルル動物園の入口に。10半の開園前の行列に並ぶ。大人21ドル、子ども13ドル。シニア割引はなく、米軍関係者は10ドル。何故?ホノルル動物園のサイトからダウンロードした地図VictoriaCrownedPigionこれでは見にくいので、案内板の写真を。北部ニューギニアに住む世界最大の鳩。鳩について面白い記事を見つけたので、長いが引用する。ハトはミルクのようなものを作ってヒナに飲ませます。鳥類の多くは、食道の中間部分に「素嚢」と呼ばれる食べ物を一時的に貯蔵しておく...ハワイ旅行(7)ホノルル動物園 

  • ハワイ旅行(6) ビショップ・ミュージアム、ついでにダウンタウンをちょっとだけ

    トロリー「マラマ・ライン」でもっとも東にあるビショップ・ミュージアムBishopMuseumに行った。ロイヤル・ハワイアン・センターを9:00に出て、9:56に着いた。カメハメハ大王の子孫・ビショップ王女が集めたハワイの美術工芸品や王族の家宝を収蔵するために建てられたのが始まり。今では太平洋地域の重要な自然と文化を伝える歴史博物館になっていて、ハワイ州最大の博物館だ。65歳以上は$30.95ミュージアムショップを抜けると広々した芝生が広がる市街地ははるか遠く子どもたちが棒の先の紐におもりを付けて、けん玉のように遊んでいた。ぼーと見ていたら、次に日本とはちょっとだけ違う駒の遊びになった。日本人の影響なのだろう。石造りの重厚な建物の入口で日本語ガイドを待つ。ガイド説明は、カヒリ・ルームでの王族の歴史の説明が主...ハワイ旅行(6)ビショップ・ミュージアム、ついでにダウンタウンをちょっとだけ

  • ハワイ旅行(5)  カカアコ・ファーマーズ・マーケットへ

    毎週土曜日8~12時に150軒ほど出店されるKakaakoFarmersMarketへ行った。ホノルルのファーマーズ・マーケットとしては、KCCファーマーズ・マーケットが最大だが、トロリーだと8時発のエクスプレスでないと満員になる恐れがあると脅かされ、ついでにスーパーで買物もしたいので、カカアコに行くことにした。「ワード/カカアコ・ライン」のレアレア・トロリーに乗り、「フード/クィーン通り」で降りて10分ほど歩く。交差点の海側と山側(右手)の2つに分かれている。我々は青信号に従って山側へ。朝10時だが、観光客も地元らしき人も、すでに一杯。フルーツなど生鮮食品の店が多い。ケーキなども人気だ。竹を潰して何やってるんだと思ったが、サトウキビの汁を売っているらしい。我々は何と言ってもフルーツだ。名前を聞いて注文を...ハワイ旅行(5) カカアコ・ファーマーズ・マーケットへ

  • ハワイ旅行(4)  ザ・ベランダでアフタヌーンティー

    ホテル・モアナ・サーフライダーのレストラン、ザ・ベランダでアフタヌーンティーとした。まず数種類の紅茶が入った箱が持ち込まれて、香りなどから好みの紅茶を選ぶ。私は「SWEETPEACH」で、相方は「MANGOPINEAPPLE」次に運ばれてきたのはこの三段組真ん中の段はスコーン、各々2個づつ。下の段と、上の段は同じで、各々が頂く他に、各々の手元にこのプレート。私の「SWEETPEACH」相方の「MANGOPINEAPPLE」最期にアイスクリーム食器は、「Schönwald(シェーンバルド)」というドイツ・マイセン磁器の流れを汲む1879年創業の大手磁器メーカー。文句なしに美味しい。しかし、朝飯が控えめにして12時半に昼飯代わりに食べたのだが、満腹。二人分でチップ込み180ドルは相当だと思うが、日本円換算する...ハワイ旅行(4) ザ・ベランダでアフタヌーンティー

  • ハワイ旅行(3)  Island Vintage Coffeeと、International Market Place

    着いた日の午後にホテルにチェックインし、バタバタして、18時過ぎに夕飯のため外に出たが、それほどの食欲もなく、カフェで軽食とした。ロイヤル・ハワイアンセンターC館2階の人気店、アイランド・ヴィンテージ・コーヒーIslandVintageCoffeeに入った。下の写真の左のエスカレーターを登る。日本の原宿、台場などにも出店している店だ。相方は人気のアサイーボウルAcaiBowl($15.95)と100%コナコーヒー($9.98)下の方までみっちりアイスクリームが入っていて、意外と食べでがある。私は、IslandStylePlate($19.95)と100%HotKonaCoffee($9.98)小豆みたいなもちもちの餅状のものがイケる。薄切りのアボカドが意外に美味。今度こんな風に切ってみよう。広場を見下ろす...ハワイ旅行(3) IslandVintageCoffeeと、InternationalMarketPlace

  • ハワイ旅行(2) スカイワイキキの朝食とステーキディナー

    朝食は、WaikikiShoppingPlaza19階のスカイワイキキでビュフェ。ホテルMoanaSurfrider前のカラカウア通りから見ると、丸く回転しそうな屋上を持つビルWaikikiShoppingPlazaが見える。ロイヤル・ハワイアンセンター3階から見ると、並んだテーブルで食事する人たちが見える、ような気がする。19階からの絶景が売り物の朝食だ。正面に見えるホテルは、「太平洋のピンク・パレス」、「憧れのピンク・パレス」と呼ばれるホテル「ロイヤルハワイアン」だ。カラカウア通りのはるか向こうにダイヤモンドヘッドが見える。大好きな真下覗き上には先ほどからうるさいオーム。パンはもらわず、ソーセージも少々で、果物中心。パッションフルーツのジュースが美味しかった。4日連続通って、メニューが変化なしなので、...ハワイ旅行(2)スカイワイキキの朝食とステーキディナー

  • ハワイ旅行(1) ホテル・モアナサーフライダー

    ハワイのホノルル旅行を(1)~(9)に分けてご報告する。宿泊は、ホノルルのカラカウア通りにあるモアナ・サーフライダー(MoanaSurfrider,AWestinResort&Spa).「ワイキキのファーストレディ」と呼ばれる1901年創業のワイキキ最古のホテル。中央のヒストリック・バニアンウイングと、左の21階建ての高層タワータワーウイングと、右のダイヤモンドウィングの3つにわかれている。チェックインして窓から眺めると、ワイキキビーチに面していて、眺めは抜群。すみません、上の写真、左右をカットしました。本当は下の写真で、部屋へ向かう途中の廊下のベランダから撮ったものでした。中央のバニヤンウィングにある我々の部屋からは、ビーチは見えず、反対のカラカウア通り(からかうわ?)が見えた。我々の部屋は、狭いが落ち...ハワイ旅行(1)ホテル・モアナサーフライダー

  • 中島京子の略歴と既読本リスト

    中島京子(なかじま・きょうこ)1964年東京都杉並区生まれ。東京女子大文理学部史学科卒。父も母もフランス文学者で、姉はエッセイストの中島さおり。出版社で女性誌編集に長く携わった後退社し、1996年にインターンシップ・プログラムスで渡米。帰国後フリーライターに。2003年『FUTON』でデビューし、野間文芸新人賞候補。2006年『イトウの恋』、2007年『均ちゃんの失踪』、2008年『冠・婚・葬・祭』がそれぞれ吉川英治文学新人賞候補2010年『小さいおうち』で直木賞受賞2014年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学書受賞2015年『かたづの!』で河合隼雄物語賞。2015年に『長いお別れ』で中央公論文芸賞2022年『やさしい猫』で吉川英治文学賞を受賞その他、『眺望絶佳』『のろのろ歩け』『パスティス』『イトウの恋...中島京子の略歴と既読本リスト

  • 中島京子『うらはぐさ風土記』を読む

    中島京子著『うらはぐさ風土記』(2024年3月10日集英社発行)を読んだ。集英社の内容紹介30年ぶりにアメリカから帰国し、武蔵野の一角・うらはぐさ地区の伯父の家にひとり住むことになった大学教員の沙希。そこで出会ったのは、伯父の友人で庭仕事に詳しい秋葉原さんをはじめとする、一風変わった多様な人々だった。コロナ下で紡がれる人と人とのゆるやかなつながり、町なかの四季やおいしいごはんを瑞々しく描く物語。米カリフォルニア州の大学で教員をしていた52歳の田ノ岡沙希(さき)は、8歳下のバートとの離婚を機に帰国し、母校の女子大で職を得て、帰国した。現在は57歳の従兄の博満が管理する伯父所有の古い1軒家で暮らしている。伯父は2年前までが住んでいたが認知症で今は施設で暮らしている。伯父の家の庭に植わっている「うらはぐさ」はイ...中島京子『うらはぐさ風土記』を読む

  • 5月(3)の散歩

    何回か登場しているバラ、スープニールドゥアンネフランク(5月初旬)つるバラ-ゼフィリンドルーアン(5月初旬)つるバラの代表的品種カクテルブラシの木。西オーストラリアでは9月の「ワイルドフラワー・フェスティバル」を飾る花だ。日本では年に何回か咲くような気がする。時差ぼけ??まだ蕾が多いカルミア(アメリカシャクナゲ)。金平糖が花開いたようだ。マンデビラ・サンデリデルフィニウム。「一本立ちデルフィニウム」とも呼ばれるエラータム系(シネンセ系:スプレーデルフィニウム)(5月初旬)ビオラ(パンジーの小さい花)ジューンベリー。「6月になる果実」を意で、実は生食やジャムにする。白い花を数多く咲かせ、初夏の実、秋の紅葉と人気の花木。実を拡大撮影ギボウシ(ホスタ)。ホスタは学名だが、日本では園芸品種の名で、日本にもとからあ...5月(3)の散歩

  • いわさきちひろ展を観る

    といっても、図書館の展示場での「岩崎ちひろ複製画展」。「ちひろは、えんぴつの持ち方や、力の入れ方などを工夫していました。この絵をよく見てみましょう。」「顔は細いていねいな線、かみの毛やぼうしは、勢いのある太い線でかかれています。」「「雪のなかで」1972年」「ちひろは、あかちゃんを産んでお母さんになると、子どもの絵がどんどん上手になりました。そばにいる息子をたくさんスケッチしたからです。花も大好きで、庭には季節ごとに色とりどりの花をさかせていました。」「チューリップのなかのあかちゃん1901年」デッサン、上手ですね。お母さんのやさしそうな目線、子どもの安心。濃い線と薄く太い線を使って描き分けています。3姉妹。さっと描かれた髪の毛がいいね!なんと言ってもただの点なのに目が生きている。絵具をわざとにじませるテ...いわさきちひろ展を観る

  • 5月(2)の花

    5月20日に届いた花ピンクが3本と白が1本のシャクヤク、多数のスプレーカーネーション。カスミソウ2本、マトリカリア1本、アレカヤシ1本。右の八重のシャクヤクはすでに満開。真ん中はほころびそうで、左側はまだ固い蕾だ。オレンジとピンクのスプレーカーネーション。他に白がある。小さな菊のようなマトリカリア。園芸上の名前で、正式にはナツシロギク。いつもバック、背景で目立たないカスミソウとアレカヤシ。カスミソウの学名はギプソフィラという。「ギプスを愛す」という意味だというが、何で?シャクヤク(芍薬)は、花言葉「はじらい」には程遠く精一杯派手な花だ。1日で蕾から妖艶にまで達すると、「もう少しゆっくりと」と声を掛けたくなる。お手入れ法に「シャクヤクの蕾が固い場合は、指で優しく揉みこんであげましょう。」とあった。約1週間留...5月(2)の花

  • 森浩美『家族の言い訳』を読む

    森浩美著『家族の言い訳』(双葉文庫も-12-01、2008年12月14日双葉社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。家族に悩まされ、家族に助けられる。誰の人生だってたくさん痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている――。作詞家・森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。「ホタルの熱」「おかあちゃんの口紅」はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。あなたの中の「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説をお届けします。8編の短編集。「ホタルの熱」夫が失踪し、お金もなく、追い詰められた和香子と6歳の息子・駿。体が弱い駿は、この日も旅の途中で発熱してしまう。困る親の姿を見続けた駿は「ママ、ごめんね」と繰り返す。覚悟を決めて電車に乗ったはずなのに、……どうせもっと“遠い...森浩美『家族の言い訳』を読む

  • 岡真理『ガザとは何か』を読む

    岡真理著『ガザとは何かパレスチナを知るための緊急抗議』(2023年12月31日大和書房発行)を読んだ。大和(だいわ)書房による紹介【緊急出版!ガザを知るための「まず、ここから」の一冊】2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。長年パレスチナ問題に取り組んできた、パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、平易な語り口、そして強靭な言葉の力によってさまざまな疑問、その本質を明らかにします。今起きていることは何か?パレスチナ問題の根本は何なのか?イスラエルはどのようにして作られた国?シオニズムとは?ガザは、どんな地域か?ハマースとは、どのような組織なのか?いま、私たちができることは何なのか?今を知るための最良の案内でありながら、「これから...岡真理『ガザとは何か』を読む

  • 包丁と私

    島崎藤村の「初恋」は、「まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり」で始まり、「やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは…」と続く。私もりんごは女性にむいてもらう方が勿論好きなのだが、りんごの皮むきは嫌いではない。皮をつなげたままどこまでむけるかゲームのようなところもあり、小学生のときから一人でチャレンジしていた。もちろん、ギネス記録の53メートルには遠く、遠く及ばないのだが。記録を狙う人は、りんごを回しながら、皮にカッターでらせん状に刻みを入れていく。その時、可能な限り線と線の間隔が狭い幅になるようにする。上からはじめて下まで刻み終わったら、細い紐のようになる皮をむいていくのだ。極度の集中力を必要とする作業で、想像するに、むき終わったらもはや、りんごを食べる元気は...包丁と私

  • 台湾屋台飯の祥福堂でランチ

    井の頭通り沿い、井の頭南病院の向かい側にある小さな「台湾屋台飯・小吃招福堂」だ。「屋台」とあるように、基本持ち帰りの店で、壁際に座れるようになっていて、小さなテーブルで食べることもできる。この店、昨年3月にオープンしたのだが、なかなかチャンスがなくて、今回が初めて。営業時間パラパラと持ち帰りのお客が訪れる中、我々は、お客さんが注文する後ろに座って食べることに。私は牛肉麺。「パクチーを載せますか?」と聞かれて、やせ我慢して「お願いします」と答えて、ちょっと鼻についた。相方は、やさしい味でもちもちの「油飯(台湾おこわ)」見た目はいまいちだが、もっちりとし、色々入っていて、美味しい。半分回ってきたが、イケる。それぞれ、¥800、¥600とお手軽。簡単に食べられるので、持ち帰るより、狭くてもここで食べてしまった方...台湾屋台飯の祥福堂でランチ

  • 彼と私とボランティア

    高校で知り合った親友は、正義感が強く、常に弱きものの味方だった。特にボランティアに熱心で、大学は違ったのに何かというと私を熱心に誘った。ためらう私を強引に日本点字図書館の点訳講座に参加させた。私は講座をようやく卒業したのだが、あまりにも地味な作業で、最初の一冊の本の点訳途中で挫折した。なんで、ポツポツと点を打っていく機械でも出来そうな作業を、美徳であるかのごとく、じっと我慢して人がやらなければいけないのか疑問を持ってしまった。彼は、私には特に言わなかったが、その後も点訳を続けていた。グローブが足りないという茨城の小学校の新聞記事を読んで、いやがる私を連れて、グローブやお菓子を買い、わざわざ小学校まで行って渡したこともあった。私と違って努力家で優秀な彼は東大に合格したが、何事にも真面目な彼は党活動を始めた。...彼と私とボランティア

  • 田中聡『施設に入らずに「自宅」を終の住処にする方法』を読む

    田中聡著『施設に入らずに「自宅」を終の住処にする方法』(詩想社新書36、2021年8月28日詩想社発行)を読んだ。詩想社による内容紹介病院、施設、それとも自宅か、あなたは大切な人をどこで看取るかそして、自分はどこで逝くのか・・・よりよく生きたいと思えば「よりよい最期」を求めることは当然のことだ。しかし現在、人の最期においては、医療、介護の関係者がかかわるだけで、居心地のよさを追求する住環境の専門家の視点はほとんど加味されていない。病院や施設などの自由が制限されるなかで、その他、多くの人たちと一律に扱われて亡くなっていくことが、はたしてその人らしい最期と言えるのだろうか。一級建築士でありながら、自身で設計した介護施設の施設長も務めた著者は、人間がその人らしい最期を迎えることができるのは、自宅しかないと考える...田中聡『施設に入らずに「自宅」を終の住処にする方法』を読む

  • 齋藤孝『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い人」』を読む

    齋藤孝著『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い人」「あの人は深い」と言われる話し方』(詩想社新書38、2023年2月21日詩想社発行)を読んだ。表紙裏の説明を以下に示す私たちのまわりにあふれる「浅い話」当たり前のことばかり述べる話ポイントを押さえていない掘り下げ方の甘い話具体性がなく、終始、漠然とした話思い込みが強くて視野の狭い話ものを知らない、知識のない人の話思いつきだけで、思考の形跡がない話人生観のない話普遍的視点がない話……これら「浅い話」の問題点を解き明かし、「深い話」をする技術を説く。私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)ひねくれ者の私は、もともとハウツー本が嫌いだ。自分なりのやり方を工夫する中で確立したやり方が、はじめてしっかり身につくのだ。教わるのは基本中の基本だけ...齋藤孝『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い人」』を読む

  • 5月(1)の花

    5月6日に届いた花赤いカーネーション6本、ベニバナ4本と、ピンクと白紫の八重のナデシコ(ダイアンサス)、一番左手の白のデルフィニュウム。2日後5日後カーネーションのシワシワベニハナ(紅花)。既に黄色からオレンジに色が変化している(スプレー)デルフィニウムデルフィニウムは、つぼみの形がイルカに似ていることから、ギリシャ語でイルカを意味するDelphisという名が付けられた。青系の花色が多い。花屋さんによくあるのが、スプレーデルフィニウムと呼ばれるシネンセ系。その他、花穂を直線に伸ばし、「一本立ちデルフィニウム」とも呼ばれる下の写真のエラータム系がある。ダイアンサス(ナデシコ)ナデシコの仲間であるダイアンサス属は、世界に約300種が分布している。カーネーションもダイアンサス属に含まるが、通常はカーネーションを...5月(1)の花

  • プレゼントされた花

    5月12日にプレゼントされたアレンジメントプリザーブドフラワーかと思ったら、下の説明を読むと、生花だった!全体が淡い色合いで優しく、空色が映える豆知識:砂糖や、ましてや漂白剤、氷を入れるなど考えられないのだが?ちなみに、プリザーブドフラワーだったら寿命はどのくらいか検索してみた。ヨーロッパでは約10年だが、湿度の高い日本では保管場所によっては約1〜2年で劣化する場合もあるという。10年はともかく、1年も変化なく存在しても目に入らなくなるし、2週間ほどで萎れていく過程を共にできる生花でよかった。また、昨年のアジサイの鉢も、切り詰めて、丹念に水やりして、元気に葉がたくさん出てきました。花芽がまだ見当たらないのが心配ですが。そのうちご報告しましょう。プレゼントされた花

  • 東川篤哉『博士はオカルトを信じない』を読む

    東川篤哉著『博士はオカルトを信じない』(2024年2月19日ポプラ社発行)を読んだポプラ社による書籍の内容紹介中2男子×アラサー女博士コンビがオカルト事件に挑む!『謎解きはディナーのあとで』の東川篤哉が描く、連作短編ミステリー。中学2年生のオカルト好きな探偵の息子×自称・天才発明家のアラサー女博士異色の凸凹コンビが町のオカルト事件に挑む、連作短編ミステリー小説!丘晴人は、君立市君乃町に住む中学2年生。両親が「有限会社オカリナ探偵局」という私立探偵事務所を営んでいるため、町の有象無象の面倒事や困りごとや事件が舞い込む。両親の手伝いで事件に立ち会う中で、晴人が目にした数々の不思議な事件。これって、幽霊がやったとしか考えられない――。事件解決の糸口を見いだせない晴人がひょんなことから出会ったのは、廃墟に住む、白...東川篤哉『博士はオカルトを信じない』を読む

  • 5月(2)の散歩

    5月3日、三鷹台駅南の神田川に翻る鯉のぼり「神田川鯉のぼり」散歩途中で見かけた住宅街の小さな工場の解体現場。強力な顎を持つ恐竜が鉄骨に噛みつき、引き倒す身体を曲げて、下から食いつく嫌な奴こちらは、立教女学院正門そばで見つけたそば屋。例によって、ここで昼飯を済ませてしまおうと入った「そば処やぶ」。テーブルの上の可愛い生花私は、「冷やしむじな」¥850。「むじな(貉)」はアナグマ、タヌキやハクビシンの俗称。ということで、具は、油揚げ、揚げ玉、昆布、玉子焼き、キュウリ、蒲鉾と、様々。相方は、とろろそば¥920井の頭線久我山駅近辺を散歩中に、久我山駅南東で見つけた「東京都太田記念館」。ジャーナリストの太田宇之助が自宅敷地を寄贈し、東京都が建物を建てた。元々、中国の北京市からの留学生宿舎だったが、2012年からアジ...5月(2)の散歩

  • 井戸川射子『共に明るい』を読む

    井戸川射子著『共に明るい』(2023年11月7日講談社発行)を読んだ。講談社BOOK倶楽部の内容紹介\『この世の喜びよ』で芥川賞受賞、待望の受賞後第一作!/その瞬間、語られないものたちがあふれ出す。早朝のバス、公園の端の野鳥園、つきあってまもない恋人の家、島への修学旅行、バイト先の工場の作業部屋――。誰もが抱える痛みや不満、不安、葛藤。目に見えない心の内に触れたとき、「他人」という存在が、つながりたい「他者」に変容する。待望の芥川賞受賞後第一作、心ふるわす傑作小説集。「共に明るい」早朝のバス、女は過去を語り出す。「野鳥園」産後の女性と少年が過ごす、仮初のひととき。「素晴らしく幸福で豊かな」出会って一ヵ月、恋人と過ごす不安定な日常。「風雨」台風で足止めをくらった修学旅行生たちの三日間。「池の中の」電池の検品...井戸川射子『共に明るい』を読む

  • 香山リカ『61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地」のお医者さんはじめました』を読む

    香山リカ著『61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地」のお医者さんはじめました』(2024年2月29日集英社発行)を読んだ。集英社の内容紹介精神科医として知られる著者は、2022年春、北海道南部のむかわ町穂別にある「へき地診療所」で総合診療医としてデビューした。この大転換をひっそり決意したのは50代半ば。そこからの転職活動はハードルの連続!年下の医師から学ぶ総合診療医研修、35年ぶりの自動車運転免許再取得、はじめてのクルマ購入、転職先探しとオンライン面接、大学教授職辞職、慣れ親しんだ東京から北海道への引っ越し……。そこまでして「むかわ町穂別」に就職した理由は……え、「恐竜」って、何それ、なんで!?定年が見えた年齢からの一大決心。その発端を少女時代まで遡り、心のままに突き進んだ慌ただしくも魅力的な“人生大転...香山リカ『61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地」のお医者さんはじめました』を読む

  • 東急プラザ銀座、銀座三越へ

    5月3日の「憲法記念日」、所用で「東急プラザ銀座」へ出かけた。いつも休日は、若い人の邪魔になってはいけないと、近場か、家で過ごすのに、久しぶりにお出かけ。休日の10時頃とあって、電車の中に年寄りがほとんどいない!若者が多く、派手な格好に目ぱちくり。人波をスイスイ抜けていく、遠い昔の丸の内ガールの後を必死について行く。東急プラザ銀座に着くと、開店の11時前なので長蛇の列。営業時間は、なぜか11:00~21:00or23:00東急プラザ銀座の施設コンセプトは、「伝統工芸である江戸切子をモチーフに取り入れた外観デザイン」とあり、歩道の端から上を向いてパチリ。近すぎるせいだろうか、どう見ても江戸切子には見えない。3つある各エレベーターに長い列ができている。9階、8階の免税店専用エレベーターへの行列に並ぶ。ようやく...東急プラザ銀座、銀座三越へ

  • 5月(1)の散歩

    秋には柿の実が鈴なりのままで気になってしょうがないこの柿木も、今は若葉がまぶしい牧野富太郎博士や昭和天皇に怒られるが、私にとっては「雑草」だが、この季節、雑草までも輝いている。おお!こちらも鮮やかな若葉がみっちりの塀。と思ったら、プラスチックで、保育園児覗き防止対策だった。GooleLens判定してみると、「ポトス」と出て、ほくそ笑むと、その下にグリーンフェンスとの正解も。秋には一面にまっかな実がなるピラカンサに白い花が。ピラカンサは総称で、これはトキワサンザシ(常盤山査子)だと思う。他に、黄色い実のタチバナモドキや、赤い実のカザンデマリがある。ツツジ?ツツジに似ているのに、サツキ、アザレア、シャクナゲがあり、開花時期などに違いがある。ツツジ:よく見かける「オオムラサキツツジ」のことを指す場合が多い。サツ...5月(1)の散歩

  • 東急吉祥寺店の丸福珈琲店でランチ

    買物で東急吉祥寺店をブラブラしてくたびれた。これから帰宅して昼飯の支度をするのが面倒になり、弁当などを買って帰っても、結局、サラダなど作ったり、後片付けしたりするのがかったるくなった、私が!そこで、3階にある「丸福珈琲店」で簡単にランチした。この店、どうみてもコテコテの大阪の店で、ついつい敬遠していた。今、ホームページを見てみると、やはり大阪に珈琲専門店『丸福珈琲店』を昭和九年に創業とある。老舗だ。この際、妥協するかと、初めて入店。相方は「サンドセット」。意外とボリュームがあり、私に2つ程お下がりが。私は「丸福カリーセット」。味は普通に美味しい。サラダのドレッシングの味が、何なんだか思いだせず、もどかしい。カレーをすくっていくと、「29」らしき文字が顔を出した。29って?Mr.MARUFUKU(丸に2(フ...東急吉祥寺店の丸福珈琲店でランチ

  • 凪良ゆう『星を編む』を読む

    凪良ゆう著『星を編む』(2023年11月6日講談社発行)を読んだ。講談社BOOB倶楽部の内容紹介☆2023年本屋大賞受賞作シリーズ最新作☆第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。ああ、そうか。わたしたちは幸せだったのかもしれないね。『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人...凪良ゆう『星を編む』を読む

  • 千早茜『透明な夜の香り』を読む

    千早茜著『透明な夜の香り』(集英社文庫ち66、2023年4月25日集英社発行)を読む裏表紙にはこうある。元・書店員の一香は、古い洋館の家事手伝いのアルバイトを始める。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染の探偵・新城とともに、客の望む「香り」を作っていた。どんな香りでも作り出せる朔のもとには、風変わりな依頼が次々と届けられる。一香は、人並み外れた嗅覚を持つ朔が、それゆえに深い孤独を抱えていることに気が付き──。香りにまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。35歳の若宮一香(いちか)は、兄が自死し、自分は何もできなかったことから心に傷を抱え、書店のバイトに行けなくなった。半年もすると貯金も残り少なくなり、家政婦募集に応募し、調香師小川朔(さく)と、営業担当で探偵の新城、そして菜園を世話する源さんと...千早茜『透明な夜の香り』を読む

  • 築地玉寿司吉祥寺店でランチ

    ヨドバシカメラの裏に2014年、10階建ての「ブランシュ」が建ち、2015年3月に銀座アスターが、10月に築地玉寿司吉祥寺店が1階に開店した。開店記念の安売りに興奮して、11月に3回も通ってしまった。以来、今日までご無沙汰していた。一人前、2100円以下と安い。私は「お昼のにぎり」で、相方は「おすすめにぎり」まず、二人に茶碗蒸しとサラダがくる。私の「お昼のにぎり」写真で見ると、いいじゃないと思われるだろうが、一貫が可愛い。コロナを経て、かなり縮んでしまったようだ。まあ頑張って生き延びてくれたことに感謝しなければ。少しずついろいろな物を食べたいと言う流行に対応したと信じよう。相方の「おすすめにぎり」も可愛くて、食べやすいこと。値段相当とも言え、結構でした。手軽に済ませたいときにはいいじゃない。築地玉寿司吉祥寺店でランチ

  • 米澤穂信『可燃物』を読む

    米澤穂信著『可燃物』(2023年7月25日文藝春秋発行)を読んだ。「文藝春秋BOOKS」米澤穂積、初の警察ミステリー。2023年ミステリーランキング3冠達成!(「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」)5編の連作短篇集。「崖の下」雪山での遭難×見つからない凶器群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、崖下に頸動脈を刺され失血死した後東の遺体があった。5人グループのうち、犯人は一緒に遭難していた水野とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。深夜の山中の崖の下、二人の周りの雪は踏み荒らされておらず、凶器を処分することは不可能だった。病院に運び込まれた水野は両手など複数個所を骨折し、右前腕は開放骨折していて、合併症の危険があった。彼は何...米澤穂信『可燃物』を読む

  • 井の頭公園の奥の細道

    井の頭公園の北側の木々の間を通る散歩道(奥の細道?)をご紹介今回は吉祥寺駅から井の頭公園駅や三鷹台駅へ抜ける歩き方を紹介「井の頭通り」と、東急吉祥寺店前からの「吉祥寺通り」の交差点から出発写真は交差点の北東から南西を眺めている下の地図で①の地点。(下の地図は、公園内の看板の案内図を元図にして、英語表記などを消去しています)吉祥寺通りを南に行って、公園入口を入り、紅茶の「ムレナスティー東京」を左に見て、坂を下る。左右に道が分かれるが、左側の崖側の道を行く。(地図の②)さらに木々に囲まれた道を行く(地図の③)ゴミの集積場所を左に見て、正面に七井橋が見える(地図の④)左に進むと、その先に「七井橋通り」からの正面入口が見える(地図⑤)ちょっとだけ寄り道して七井橋から井之頭池を眺める(地図⑥)。4月29日祝日「昭和...井の頭公園の奥の細道

  • 柚月裕子『風に立つ』を読む

    柚月裕子著『風に立つ』(2024年1月10日中央公論新社発行)を読んだ。中央公論新社の電子版の内容紹介問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度――補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。南部鉄器の職人としては一目置いているが、仕事一筋で決して良い親とは言えなかった父の思いもよらない行動に戸惑う悟。納得いかぬまま迎え入れることになった少年と工房で共に働き、同じ屋根の下で暮らすうちに、悟の心にも少しずつ変化が訪れて……。家族だからこそ、届かない想いと語られない過去がある。岩手・盛岡を舞台に、揺れ動く心の機微を掬いとる、著者会心の新たな代表作!盛岡市にある小さな南部鉄器工房『清嘉』営む小原孝雄は、無口で職人気質の親方であるのに、突然非行少年を一定期間預かる「補導委託」を引き受けたと言う。これまで自分...柚月裕子『風に立つ』を読む

  • 4月(5)の散歩

    ほとんどの桜は散ってしまった4月21日。八重桜が満開だった。モッコモコでカワユイ!自己紹介で「僕のあだ名は山桜です。ハナより、ㇵが先に出ます」と言った奴がいた。信念一途の奴だったけど、存命だろうか。「散る桜、残る桜も散る桜」満開のハナミズキ。遠くから見ると、薄いピンク色の雲に見える。庭先で枝垂れるモッコウバラ蜜に詰まったモコモコが連なるこちらも精一杯こんもりとツツジ。足元にも深紅のツツジこの葉っぱはシャクナゲだ近くで見ると、派手!玄関先に藤のひさし。普段、極力、花以外が写らないように構図を工夫しているが、この写真では玄関など塗りつぶした。奇妙にねじれた白い花を見つけた。Googlelensにお伺いしたら、咲きかけのハナミズキだったこちらはナニワイバラ。江戸時代、大阪難波の植木商人がよく中国から輸入していた...4月(5)の散歩

  • 神代植物公園(3)ぼたん・しゃくやく

    今、久しぶりにスマホで、このブログを見たら、最初に「ブログ開設から3651日」と出てきた。10年と1日!自分で驚いてしまった。うるう年は?そんなことどうでもいい!4月26日(土)9時半の開園と同時に入った神代植物公園。前回の「神代植物公園(2)大温室」に続く、(3)ぼたん・しゃくやく。ボタン(牡丹)近接してレッドローズ(シャクヤク(芍薬))近くでまじまじとボタン。赤色は紅輝獅子(こうきじし)ボタンのハイヌーンふじ園にあった「じゃこうふじ(麝香藤)」(園芸品種)。麝香の香りがすると係員の方が説明していたが、麝香の香りってわからないし、そもそもそれらしき香りはしなかった。藤棚TVなどで見る藤棚ほどではなかった。見頃は4月下旬~5月上旬とあり、これからのようだ。バラ園に花は見当たらず蕾がたくさんあるので、間もな...神代植物公園(3)ぼたん・しゃくやく

  • 神代植物公園(2)大温室

    4月26日(土)9時半の開園と同時に入った神代植物公園。前回の「神代植物公園(1)ツツジ・しゃくなげ」に続いて、今回は、(2)大温室。大温室は、正面入口から右手に行った公園の南西端にある。2016年にリニューアルした。正面にカリヨンが立っている。カリヨンは鐘楼状の鐘と鍵盤を組み合わせた楽器(組鐘)で、時報を流す目的で設置されてきた。大温室は正面左手の熱帯花木室を巡り、中央のラン室、ベコニア室から右手の熱帯スイレン室など順路とおりに万遍なく見学できる。入ってすぐのところに大木「ブルグマンシア・ヴェルシコロル(ナス科)」がある。この木、私にブログにも何回か登場したが、こんなややこしい名前よりも、「キダチチョウセンアサガオ」、さらに英名「エンジェル・トランペット」が覚えやすい。どう見たってトランペットでしょう看...神代植物公園(2)大温室

  • 神代植物公園(1)ツツジ・しゃくなげ

    吉祥寺駅南口からの小田急バスで神代植物公園へ行った。4月26日(土)なので9時半開園直前を目指した。(1)、(2)、(3)と3回に分けけてご報告。今回は、(1)ツツジ・しゃくなげ。バス停前には花壇が作られている。各種アイリスが並び、これはたぶんジャーマンアイリス??プリムローズ?神代植物公園は、三鷹駅の4㎞南、調布駅の2.6㎞北にあり、深大寺の北に隣接している。「神代」と「深大」が違うのは、明治期に近在の村が合併して深大寺村が、神代村になり、その頃に出来たので神代植物公園という名前になっためらしい。今でも公園の大部分の住所は、調布市深大寺元町5丁目だ。もともとこの場所は、東京の街路樹などを育てるための苗圃だったが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に「神代植物公園」と改め、都内唯一の植物公園と...神代植物公園(1)ツツジ・しゃくなげ

  • 4月(4)の散歩 若葉の井の頭公園

    井の頭公園の三角広場、北側の道を歩いていると、枝を広げた先端部に白い花を咲かせた木がある名札「ヒトツバタゴ一名ナンジャモンジャ。分布域がごく限られている珍樹で、初夏、白い花が樹冠いっぱいに咲きます。(モクセイ科)」下から上を見上げると、明るい空で花は目立たない「ひょうたん橋」のたもとの個人的第二標本木。花の影はなく、若葉のみツツジが満開対岸にも4/19(金)の9時20分、人影もなく、若葉が広がる見上げる頭上も、若葉、若葉七井橋たもとの、個人的第一標本木の先端部には、わずかにサクラの残り花が見えた。さすが咲き遅れ木。井の頭池はただただ静か池の西側も緑一色七井橋のたもと、若葉がまぶしい遠くまで、若葉のトンネルが続く七井橋通りからの入口にあるスターバックスはまだ9時半なのに続々と金曜の朝からスタバで仕事する人ば...4月(4)の散歩若葉の井の頭公園

  • スターチスをドライフラワーに追加

    2022年8月に初めてドライフラワーを作った。ゴールドスティックと千日紅だ。約2年後の現在も、ゴールドスティックはほぼそのままだが、センニチコウは、千日は経っていないが、さすがに色あせて薄ピンクになった。センニチコウは取り除いて、4月(2)の花のスターチスを追加してみた。スターチスは花瓶にさしてある時から既に固くバリバリになっていて、ネットで見てもドライフラワーにすると書いてあった。写真はゴールドスティックが隠れてしまっているが、スターチスを十分楽しんだら、そのうちまた縛り直そう。スターチスをドライフラワーに追加

  • 4月(2)の花

    4月15日に届いた花バラが入るとぐっと豪華になる深紅のバラ4本、ピンクのバラ3本、紫と白のスターチス、レースフラワーにタマシダスターチス(ハナハマサジ花浜匙)花びらに見える部分はガクで、真ん中にちょこんと頭を出している白や黄色の小さいものが花。ドライフラワーとしても使われる。おなじみのレースフラワー4日後の紫のスターチス。ガクの真ん中に白い小さな花が見えるスターチスをドライフラワーに追加してみた(明日UP)4月(2)の花

  • 伊岡瞬『清算』を読む

    伊岡瞬著『清算』(2023年11月30日KADOKAWA発行)を読んだKADOKAWAによる内容紹介明日、会社がなくなる。最後に残った2億円、俺がもらってもいいはずだ広告代理店「八千代アドバンス」は、経営悪化により、会社を解散し清算することが決まる。制作部の畑井伸一は、総務部長に任命され、経験のない会社解散の手続きを担当することに。そんな中、負債の返済用資金二億円が元社員と共に消えてしまう。虎の子の二億円の行方を捜す畑井の前に次々と巻き起こるトラブル。金を取り戻し、八千代アドバンスの秘密を“清算”することはできるのか?伊岡さんが「カドブン」で、本作について語っている。『倒産』は『やるだけやったけど、もうお手上げです』と白旗を上げてしまうケース。一方の『清算』は、債権者の合意を得た上で円満に会社を閉じる。ま...伊岡瞬『清算』を読む

  • 4月(3)の散歩

    4月19日、サクラ満開だ近づいて撮ると、八重桜4/13近づいてパチリ、ともかくサクラでしょう。4/19,近頃、ほうぼうで目立つハナミズキ。こちらもハナミズキ。ワシントンの桜の返礼に米国から送られたが、戦争中に全部伐採されてしまったと聞いた。心の狭さに泣けるモッコウバラの大木下にはコデマリ。小さなモコモコが可愛い4月11のツツジ。大部分が開花前4/17、別の場所のツツジ、既に満開だフォザギラ・マヨール(シロバナマンサク属)。白いブラシのような花と見えるが、じつは多数の雄しべで、花弁はない。これが雄しべなの?GoogleLensはアザレアとおっしゃるが、ツツジじゃない?図書館に飾られていた五月人形。念のため(?)GoogleLensで検索したら、55万円などと出て来て、びっくり。所要で杉並区役所へ。時間があっ...4月(3)の散歩

  • キャサリン・ライアン・ハワード『遭難信号』を読む

    キャサリン・ライアン・ハワード著、法村里絵訳『遭難信号』(創元推理文庫M-ハ25-1、2018年6月29日創元社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。ハリウッドの脚本家を目指すアダムのもとに、海外出張に出かけ、突然音信不通になった恋人サラのパスポートが郵送されてくる。それには「ごめんなさい──S」とサラの字で書かれた付箋が貼られていたが、封筒の文字は別人のものだった。アダムは恋人の足跡を追って、千以上の客室を持つ豪華客船に乗り込み真相を探る──。巧みな構成と謎解きの妙味を味わえる衝撃のサスペンス。解説=穂井田直美。冒頭には、アダムが豪華客船から夜の海に飛び込む場面が描かれる。アダム・ダンはアイルランドのコークで芽がでないまま脚本を書き続け、ようやくハリウッドの大手映画スタジオに作品が売れた。しかし、一緒に暮...キャサリン・ライアン・ハワード『遭難信号』を読む

  • 4月(2)の散歩

    4月8日、まだまだ満開のサクラ散歩こちらにもズラリ、ズラリ良く見ると、葉が少し一本桜、枝、伸び伸びとサクラなの?いいえ、ハナズオウ(花蘇芳)です(Googlelens)拡大しました一面ツバキハナカイドウ(花海棠)ハボタン恵比寿の「サンタルチア/SantaLucia」でランチ鶏レバースパゲッティサラダセットのコーヒーを蹴って、+300円で〇〇ジュース二人で3千円少々と安くて美味しい。なにより恵比寿駅5分と便利で、住宅街入口で静か。一方、こちらは、花見時の4月6日(土)10時前。人並が押し寄せる直前の井の頭公園入口のスタバ。犬連れ散歩の人のたまり場。いつものドリップコーヒーSとスターバックスラテS井の頭線久我山駅を出る吉祥寺行き各駅久我山駅に入る井の頭線各駅4月(2)の散歩

  • 東野圭吾『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』を読む

    東野圭吾『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』(2024年1月30日光文社発行)を読んだ。光文社によるあらすじ亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。果たして嘘をついているのはどちらなのか――。謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。連作短編集。『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』の続編にあたる。神尾真世:文光不動産リフォーム部勤務。30歳独身。神尾武史:探偵役。真世の叔父。バー『トラップハンド』(罠師)経営。米国でマジシャンとして活躍。陣内美菜:婚活中のとびきりの美人。相手を『トラップハンド...東野圭吾『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』を読む

  • 4月(1)の花

    4月1日に届いた花小さいがいろいろな花があってにぎやか2日後、アストロメリアが大きく開くブルースターが可愛い。咲き始めの花色は紫がかった薄青色で、次第に青みが強まり、咲き終わりはピンク色を帯びるという。おなじみのカスミソウ。これでも徐々に花が少し大きなり、黒みを帯びてくる。ブプレリューム。緑の花びらのように開いた部分は花を包む苞(ホウ)で、本当の花は苞の中にある黄色っぽい部分。4日後。アストロメリアはまだまだ頑張っているブルースターは薄青色からかすかに青みが強まった。茎を切ると、切り口から白いネバネバが出て来て往生する。カスミソウまん丸にならず、早やまばらになったブルースター12日後、ブプレリューム。睡蓮のような葉が可愛い。近くで見るとブルーパフュームに種のようなものがブルースターはピンクになって最期を迎...4月(1)の花

  • 「やつどき」の菓子

    吉祥寺の中道通り入口の「ユニクロ」から歩いて7分(byGoogleMap)、「吉祥寺西公園」前にある菓子の製造・販売の「シャトレーゼ吉祥寺店」に入った。自転車でやってきたご婦人に「ここのお菓子、おいしいんですよ」と誘われたのだ。店名は「やつどき」だと言う。「え、何それ?」ホームページには「八ヶ岳発、大地のおいしさ。YATSUDOKIそれは、とっておきの「おやつの時間」」とある。「(お)やつどき」で、八ヶ岳、八つ刻(午後3時)でもあるらしい。どうでもいい話:店の正面には「CHATERAISE(シャトレーゼ)」とあるが、ガラスのドアには「やつどき」とあった。HPで見ると「やつどき」には吉祥寺店はなく、シャトレーゼに吉祥寺店があるのだが、吉祥寺だけは「やつどき」でもあるらしい。1階で買った菓子がおいしかったので...「やつどき」の菓子

  • 4月(1)の散歩

    まずは街の桜シリーズ4/64/6超満開4/74/74/8家々の塀際にはサクラよりハナカイドウ(別名カイドウ(海棠))が多い。4/4海棠街道を歩く4/44/4明るいピンクが満開だ!4/6若干濃いピンク4/64/7クレマチス4/6ツバキの花は大きい4/7ボㇳっと落ちて大きさを知る紅白のツバキ4/7紅白のボケ(木瓜)3/28ボケ、白ツバキ、赤ツバキ4/12最近では珍しいヤマブキ4/6貴女には実はなくとも美しい花がある。スジが目立つ葉もきれいじゃない。姫リンゴ?4/6利休梅?4/4花が終えようとしているミモザ4/4ツツジ?4/7トキワマガリバナ(常磐屈曲花)、別名イベリス、トキワナズナ4/6こんもりと紫いっぱいのパンジー。4/74月(1)の散歩

  • 永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』を読む

    永井紗耶子『木挽町(こびきちょう)のあだ討ち』(2023年1月20日新潮社発行)を読んだ。新潮社の内容紹介ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!第169回直木賞受賞、第36回山本周五郎賞受賞「鬼笑巷談帖」第一幕から終幕までの6幕に先立ち、「木挽町の仇討」の概要1枚が「鬼笑巷談帖」としてまず語られる。1月31日、辺りが暗くなった頃、木挽町芝居小屋の裏手で一件の仇討ちがあった。雪の降る中、赤い振袖を被り、傘を差したまだ元服前の美しい若衆。...永井紗耶子『木挽町のあだ討ち』を読む

  • 古矢永塔子『ずっとそこにいるつもり?』を読む

    古矢永塔子著『ずっとそこにいるつもり?』(2024年10月30日集英社発行)を読んだ集英社の内容紹介念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけ、決断を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った友達以上恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で共に暮らした美空が現れ……(「BEMYBABY」)。初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心はざわめいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児でもある莉愛が虐めの標的にすることだったが…...古矢永塔子『ずっとそこにいるつもり?』を読む

  • 吉祥寺・中道通りの「MARGARET HOWELL CAFE」でランチ

    吉祥寺の中道通りを10分ほど行くと、野原が広々と広がる「吉祥寺西公園」がある。一本の大木の周りに、幼稚園帰りだろうか、たくさんの親子が集まる。商業地のただなかにある広々とした公園には、ここぞとばかりさまざまな防災手段が備えられているようだ。吉祥寺西公園の手前に、ガラスとコンクリートの斬新な建物「MARGARETHOWELLCAFE」がある。マーガレット・ハウエルは英国を代表する、モダンクラシックを更新し続けるデザイナー。どうりで先客のお兄さんの頭が……。まだ11時半なので、広い店内に2組がいるだけ。席はご自由にと言われ、窓から外が良く見える席に着く。こちらから見るつもりが、窓のすぐそばを通る人からジロジロ見られる。12時半となり母子が集まりだす。子供はただただ走り回る。見ているだけでくたびれる。無駄に元気...吉祥寺・中道通りの「MARGARETHOWELLCAFE」でランチ

  • 目黒川の桜・4月8日

    4月8日(月)11時、どういうわけか恵比寿駅から目黒川へ向かう。皀樹橋(さいかちばし)の歩道橋の上から目黒川の桜を眺める。中目黒方面へ目黒川をさかのぼる。それにしても見事な桜、人が集まるはずだ。日の出橋の上から川上を。河川監視用のカメラの箱が邪魔桜が川を渡って橋になりそう「立ち止まらないで」の看板も役に立たず。人並の間からスマホだけ突き出してパチリ。中目黒アトラスタワー(?)が見える中国語が飛び交う橋でUターンそれにしても、サクラ尽くしだった。帰って歩数計を見ると12,000歩。どっと疲れが出た。目黒川の桜・4月8日

  • パスポートを更新して、アフタヌーンティーで一休み

    パスポート登録顛末パスポートが今年の12月で切れることに気づき、更新するか迷った。81歳になっていまさらだが、当面海外旅行するつもりがあり、その他、例えば息子が外国で病気になって急遽などと考え、いざという時のために5年だけは更新しようと決めた。マイナポータルからパスポート更新手続きを始めたが、顔写真撮影でトラブル。我家の白いドアの前に立ってスマホで自撮りするのだが、何回撮っても、顔が大きすぎるなどと言われなかなかOKされない。どうも白髪頭と後ろのドアの区別がつかないらしい。「そんなでかい顔してないよ」と文句を言いながらバックに黒い布を下げた。こんどは顔が曲がっていますとおっしゃる。「ハイハイ、普段から曲がってるんですけど!だめだというのは差別じゃないの?」と言いながら、スマホを見ながらまっすぐにしようとす...パスポートを更新して、アフタヌーンティーで一休み

  • 4月6日、井の頭公園の桜は満開

    井の頭公園・私的第二標準木、例年一番早く開花、満開となるこの桜、4月6日(土)9時過ぎ既に満開と認定しました。左の桜も、遠くに見える桜も、ほぼ満開。まだ9時過ぎとはいえ土曜日、人がチラホラ。枝を見ても、蕾もほぼ見当たらず、満開。池のこちら側も、向こう側も見上げたって満開土曜日の9時半、場所取りが早くもシートを広げ読書?新入社員?長年咲くのがもっとも遅い七井橋の麓の私的第一標準木も、満開です橋から見ても満開橋の中ほどから見ると、両岸の桜が池への覆いかぶさる様子が良く分かる明日、4月7日(日)は大変な人出になるでしょう。お楽しみください。4月6日、井の頭公園の桜は満開

  • 3月(4)の散歩

    道路に沿って一面に咲いた鮮やか色のシバザクラ(芝桜)ミニスイセン(ミニ水仙)とムスカリハナニラの群生。薄紫もいいが、純白もいいね。葉はニラのような臭いがあるらしい。馬も酔うと言うアセビ(馬酔木)白いジンチョウゲ(沈丁花)白で裏側が赤いジンチョウゲ強風で大きく揺れるジャノメエリカ一瞬、風がおさまってパチリ。小さなピンクの壺型の花が咲き揃う。花の真ん中に黒い葯(やく:雄しべの先の花粉が入った袋)があることから蛇の目の名がある。ロドレイヤ。中国原産のマンサク科の常緑低木で、和名をシャクナゲモドキ。もどきはしつれいでしょう。花を覗くようにしてパチリ。鳥が下から蜜を吸っていたのだが、近づきすぎて逃げられた。カンヒザクラ(寒緋桜)。桜の原種の一つで、中国南部や台湾、沖縄などに分布する野生のサクラ。花は下を向いて咲き、...3月(4)の散歩

  • 4月4日の散歩道の桜

    4月4日、今日はちょっと桜を求めて足を延ばす。大木だ!保育園児が遊ぶ公園は、大きな桜の木が満開。君たち、下ばっかでなく上も見てごらん伸び伸び枝を伸ばす公園桜電線が邪魔な公園桜道路に覆いかぶさる公園桜お屋敷の堂々たる唯我独尊桜こちらは高く聳えようとするお屋敷桜強風の中、頑張る桜、4景建物とコーディネートして鮮やかな桜。やっぱ、こーでぃねーと。年取って刈り込まれちゃったけど、まだまだ枝を張って元気天に背伸びする桜懸命に上流志向の桜こうズラズラみてくると、ちょっと寂しい刈り込まれた桜の古木溢れる花の桜。君は、海棠じゃなく桜だよね鮮やか色の桜こんなに小さい桜も、一丁前に頑張ってるよちょっといつもより足を延ばしたので、散歩道の桜じゃなく、桜散歩道。堪能しました。4月4日の散歩道の桜

  • キャサリン・ライアン・ハワード『ナッシング・マン』を読む

    キャサリン・ライアン・ハワード著、高山祥子訳『ナッシング・マン』(新潮文庫ハ-59-2、2024年1月1日発行)裏表紙にはこうある。12歳のとき、連続殺人鬼〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺されたイヴ。唯一の生存者である彼女は成人し、一連の事件を取材した犯罪実録『ナッシング・マン』を上梓する。一方、偶然この本を読んだ警備員ジムは、自分の犯行であることが暴かれそうだと知り焦燥にかられていた――。犯人逮捕への執念で綴られた一冊の本が凶悪犯をあぶり出す!作中作を駆使し巧緻を極めた、圧巻の報復サスペンス。連続殺人犯であるジムが、実録本『ナッシング・マン』を初めて手にして驚く様子が、明朝体で表される。ついで、イブが書いた実録本『ナッシング・マン』が、表紙からなにからそのまま(ゴシック体で)作中作として書かれる。以下、...キャサリン・ライアン・ハワード『ナッシング・マン』を読む

  • 井の頭公園の桜便り・4月1日

    雨が降りそうな2024年4月1日(月)8時半現在。私の井の頭公園・第二標準木、例年一番早く咲く左の木は満開、右は7分咲き?七井橋へ歩く途中、上を見上げると、ほぼ満開の木もある。シャガ(Irisjaponica)は満開。低地や人里近くの湿った森林に生える常緑多年草。池の向こう側にも満開の桜の木がある。「宴会は22時まで」の横断幕が見える。全体的にはまだまだ満開とは言い難い。七分咲き?池の向こう側も七分咲き。ということで、長年咲くのがもっとも遅い七井橋の麓の私の第一標準木は、三分咲き?井の頭公園の桜便り・4月1日

  • 目を閉じると

    小学校何年生の時だっただろうか、クラス全員が交替で黒板の前に立ち、皆に何かの話をすることになっていた。僕の番になって、「目をつぶると決まって見える景色があります」と話し出した。その光景は、全体は真っ暗で真ん中に丸く夜空が見え、中心に満月が輝いている。どう考えても井戸の中から夜空の満月を眺めているとしか考えられない。そして、話を「将来、僕は井戸に飛び込むんじゃないかと心配しています」と終えた。なんて暗い話をする小学生だったのだろうか。しかしその後、井戸に飛び込むこともなく、無事に80歳までは、たどり着いた。そしてもはやこの光景が目に浮かぶことはない。最近時に目に浮かぶ光景は、子供の頃、よくボーと眺めていた庭の景色だ。暇を持て余し、八畳の客間から廊下越しに庭の木々を眺める。一番左手、雨戸の戸袋の脇には楓の木が...目を閉じると

  • ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』を読む

    ジョン・ウィリアムズ著、東江一紀訳『ストーナー』(2014年9月30日作品社発行)を読んだ。作品社の紹介これはただ、ひとりの男が大学に進んで教師になる物語にすぎない。しかし、これほど魅力にあふれた作品は誰も読んだことがないだろう。――トム・ハンクス……美しい小説……文学を愛する者にとっては得がたい発見となるだろう。――イアン・マキューアン……『ストーナー』は完璧な小説だ。巧みな語り口、美しい文体、心を深く揺さぶる物語。息を呑むほどの感動が読む人の胸に満ちてくる。――「ニューヨーク・タイムズ」本書は1965年米国で出版されたが、一部愛好家に支持されただけで著者の死とともにほぼ忘れさられた。2011年フランスの人気作家アンナ・ガヴァルダが感動し、彼女による訳書が刊行されフランスでベストセラーとなり、近隣諸国に...ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』を読む

  • 3月(2)の花

    3月18日に届いた花チューリップ4本、リューココリーネ2本、カラー1本、コデマリ2本、ユーカリ1本3日後チューリップが咲いた。早や開きすぎ。カラーを上からのぞくリューココリーネは、南米チリ原産のユリ科で、細くてしなやかな茎の先に数輪の星型の可憐な花を咲かせる。ほのかに良い香りがする。リューココリーネ・カラベル(紫)は、リューココリーネの中で一番市場に出回る品種らしい。コデマリは、茎の下端を十字に切ってなかったので、水が上がらずに萎れ気味ユーカリ・グニ―ユーカリといっても800種以上あり、コアラが食べるのは香りが強くなく、樹液に糖分を多く含む数10種だけ。ネットに「丸みを帯びた葉が可愛らしいユーカリ・グニ―は強い香りがする」とあったが、葉を切って嗅ぐと、ほんの少しだけ品の良い香りがしたような気がした。3月(2)の花

  • 井の頭公園の花便り・3月28日

    井の頭公園の三角広場の北通路、大きな株のユキヤナギコンクリートの壁の手前には、シラユキゲシ(白雪芥子、別名スノーポピー)が群生。冷水の井の頭公園・第二標準木は、2024年3月28日(木)10時現在、開花済。ただし、ひょうたん橋から池を眺めるところの桜だけが例年、開花が早く、この程度の開花状況では、七井橋のたもとの第1標本木はまだ蕾だろう。公園の花見対策は万全のようで、ブランコも、鉄棒も使えないようになっていた。花見時は、大人の季節で、子供の出番ではないということか。それとも酔っ払い対策?広場には例年とおり巨大なゴミ箱が並ぶ。ゴミは持ち帰りじゃなかったの?七井橋たもとの第1標本木のサクラはやはり蕾のまま。少しは膨らんでいるようだが。木曜日の10時20分にしてはボートが多い。蕾を見に来たのかな?サギ、ダイサギ...井の頭公園の花便り・3月28日

  • 藤野千夜『じい散歩 妻の反乱』を読む

    藤野千夜著『じい散歩妻の反乱』(2023年10月21日双葉社発行)を読んだ。双葉社による内容紹介多くのメディアで紹介されて注目を浴びた『じい散歩』、待望の続編!前作からさらに歳を重ね、夫婦あわせて180歳を超えた新平と英子。3人の独身中年息子たちは相変わらずで、自宅介護が必要になった母親の面倒を見る気配もない。まさに老老介護が始まった新平の束の間の息抜きは、趣味の散歩や食べ歩きだが、留守番している妻への土産も忘れない。果たして、老夫婦の道のりは?そして、妻の「反乱」とは?身につまされながらもどこか可笑しい、明石家のその後を描いた家族小説。前作『じい散歩』では夫の明石新平89歳、妻・英子88歳で認知症の兆候。3人の息子は皆独身で、高校以来の引きこもりの長男・孝史52歳、次男のはずがいつの間にか長女になってい...藤野千夜『じい散歩妻の反乱』を読む

  • 3月(3)の散歩

    見慣れない黄色い花近接撮影すると、GoogleLensは「サンシュユ(山茱萸)」と判定。別名・ハルコガネバナの方が覚えやすく、発音しやすい。ハクモクレン(白木蓮)、3月4日3月10日。もっともっと大きく開くはずだ。白いジンチョウゲ(沈丁花)。う~ん、いい香り!子供の頃はチンチョウゲと言っていたと思う。赤いジンチョウゲ、ちっちゃいけど。これだけ大きなボケ(木瓜)も珍しいんじゃない?ジャノメエリカとの御判定これはアセビ(馬酔木)でしょう。馬が葉を食べると酔ったようになるという。ラッパスイセン。花の内側の副花冠がラッパのように見える。良く世話されて、密集した花々。花鉢に活けたよう。3月(3)の散歩

  • 『文庫書下ろし Jミステリー2023 spring』を読む

    光文社文庫編集部編『光文社文庫こ1-27、文庫書下ろしJミステリー2023spring』(2023年4月20日光文社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。きらめく日本ミステリーの粋。今、読みたい執筆陣が揃い立つ!なぜ、ミステリーはこれほどまでに魅力的なのか。その答えがここにあります。東野圭吾、近藤史恵、真梨幸子、白井智之、阿津川辰海、結城真一郎。名手たちの見逃せない新作書下ろしを収録!唯一無二のアンソロジー、待望の第三弾。東野圭吾を筆頭に、中堅、新人のミステリ作家6名による競演短編集(アンソロジー)。(1)東野圭吾(65歳)「相続人を宿す女」不動産営業の神尾真世は、富永良和と朝子夫婦から、5カ月前に事故死した息子・遥人所有のマンションのリフォームを急遽中止したいと言われた。妹・文香は既婚で心臓が悪い子供がい...『文庫書下ろしJミステリー2023spring』を読む

  • 3月(2)の散歩

    井の頭公園・三角広場への夕やけ橋から三鷹台駅方面への神田川を見る。反対の井の頭公園前駅方面を見る平日の9時半とあって、遊ぶ子もいない3月7日の七井橋のたもとの桜の木(私の標本木)には固く小さな蕾があるだけ池の東側には、遠く小さく、スワンボートと手漕ぎボートが一艘、真ん中あたりに水鳥が2羽七井橋から西側には、刈られた水草と、むかし目障りだったが、今や景色におさまっているマンション丸井から公園への入口の西側脇にはジンチョウゲ(沈丁花)が、年に一度の花舞台と芳香を放つ保育園児がズラズラと七井橋を渡る。男の子と女の子がペア―になって手をつないでいる。男の子もまだこの年頃では嫌がらないのだろうか。それとも、現代では??うらやましい!また、孫娘に期待するかな。急に久我山稲荷神社へワープして、神社の東側に建つ「人心同」...3月(2)の散歩

  • 3月(1)の花

    3月4日に届いた花ラナンキュラス7本、赤、オレンジ、白のガーベラ3本と赤い玉のヒペリカム、タマシダ3本2日後、ほぼ満開ラナンキュラスは、上から、黄、ピンク、白、黄、緑、ピンク、紫の7本ガーベラは赤、オレンジ、白で、ヒペリカムは赤い玉4日後、一気に寂しくなりました花が重すぎて、刀折れ矢尽きた紫のラナンキュラスは一輪挿しに茎が折れて、がっくり首を垂れたラナンキュラスは、打ち首に3月(1)の花

  • 今野敏『夕暴雨』を読む

    今野敏著『夕暴雨(ゆうばくう)東京湾臨海署安積班』(ハルキ文庫こ3-35、2012年4月18日角川春樹事務所発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。東京湾臨海署管内で大規模イベントへの爆破予告がネット上に流れた。安積警部補率いる班と相楽班は警戒警備にあたるが、爆破は狂言に終わる。だが再び、翌週のコミックイベントへの爆破予告がネット上に書き込まれた。前回と違う書き込みに、予告の信憑性を訴える須田刑事。須田の直感を信じた安積は、警備の拡大を主張するが、相楽たちの反発をうけてしまう。迫り来るイベント日。安積班は人々を守ることができるのか?異色のコラボが秘められた大好評シリーズ、待望の文庫化。(解説・細谷正充)本作品は、安積班シリーズ12作のうちの一つ。再度の爆破予告は、須田の感からも本物臭く、安積は思い切って警備課...今野敏『夕暴雨』を読む

  • 今野敏『花水木』を読む

    今野敏著『花水木東京湾臨海署安積班』(ハルキ文庫こ3-26、2009年4月18日角川春樹事務所発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。ささいな喧嘩でなぜ、被害届が?疑問を抱く安積班の須田は、事件に不審な臭いを感じ取る。だが、その頃、臨海署館内に殺人事件が発生。殺された被害者からは複数に暴行を受けたらしい痕跡が・・・・・・。殺人事件の捜査に乗り出す安積たちだったが、須田は、傷害事件を追い続けることに――。それぞれの事件の意外な真相とは!?(「花水木」より)五編を収録した新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。(解説・西上心太)本作品は、安積班シリーズ12作のうちの一つ。互いに女性を同伴した若者同士の喧嘩が起こり、本来なら地域課で処理するのだが、ケガ...今野敏『花水木』を読む

  • 3月(1)の散歩

    毎年見事な花を咲かせるミモザ。2月16日はこんな状態。上の写真のオレンジ色の幹をアップしてパチリ。傷跡が生々しい。3月4日にはほぼ満開、豪華!3月10日もまだまだ。そういえば、3月8日は「ミモザの日」だそうです。近接撮影すると、小さな玉がずらずら別なお宅のミモザ。小さいのに豪快。2月20日。2月24日には、花一杯。近接撮影すると、花の構造が良く分かり、ミモザの花って、こうなっているんだと感心紅梅??近接しても、ユズ(柚子)?デコポン説もあり。こちらは?八朔らしい私でも、これならわかる、クリスマスローズ。2月16日の空ちょうどTVで解説していた波状雲?3月(1)の散歩

  • 「北欧料理ALLT GOTT」でランチ

    吉祥寺の大正通りにある北欧料理レストラン「ALLTGOTTアルト・ゴット」へ行った。"ALLTGOTT"(英語で"ALLGOOD")はスウェーデン料理の店だ。かつて3回ほど休みや満席で入店できず、2011年4月、2022年6月に続き3回目だ。予約必須な人気店だ。休みの予定は、トイレにあった紙をパチリついでにトイレにあった可愛らしいクロスステッチを満席だったが、13時までならと隅の席に案内された。写真の店内は開店直後で空いていたが、予約客ですぐに満杯に。ナイフ、フォーク置きはいつもと同じトナカイ。店の外観も、上の写真も、2022年6月の写真と全く同じ。何も考えず、反射で撮っていると判明。パン私の前菜はにしんのマリネにしん好きには最高。にしんの臭みはほとんどない。相方の前菜は、スモークサーモン私はスープを追加...「北欧料理ALLTGOTT」でランチ

  • ホテルセンチュリー・サザンタワーでランチ

    久しぶりの新宿で、西新宿一丁目の交差点。連休真ん中の土曜日とあって結構な人並。「小田急サザンタワー」の上の方のレストランでランチでもと、気ままが良いので、予約もせずに向かう。新宿ミルロードから新宿駅南口のバスタ(バスターミナル)西側へ、JRに沿って南へ延びる広場のような遊歩道(テラス)があると知って、物好きにブラブラと。文字通りのテラスで、とくに何もない。左側(東側)にところどころにおしゃれな店があるだけ。テラスの西側は、新宿駅から近い方(写真右側)から順に「JR新宿ビル」、「JR東日本本社ビル」、「小田急サザンタワー」と3つのビルが並ぶ。お店があるのは、「小田急サザンタワー」の1F~4F,19F~20Fだけで、他はオフィスビルで、用もなしにぶらつく場所でもなかった。「小田急ホテルセンチュリー・サザンタワ...ホテルセンチュリー・サザンタワーでランチ

  • 吉祥寺丸井のパンケーキハウスでランチ

    吉祥寺丸井の1階入口すぐの「パンケーキハウス」でランチした。1953年創業で、アメリカ全土140店舗と人気のオリジナルパンケーキハウス。確かこの吉祥寺店が日本初上陸だったはず。当時、この店に行列して並んだと思う。今では国内に9店舗。この黒板に手書きされたメニューも、アメリカっぽいなと思った記憶がある。パンケーキを注文すると、「そのメニューだと20分かかりますがよろしいでしょうか?」と聞かれた。待てない人の私は迷ったが、まあ歩き疲れたので休むかと、「では、飲み物を先にお願いします」。私はブレンドコーヒー相方はホットティー私は「絶品ふわふわキャラメルパンケーキ」確かにふわふわで、大きいが食べでがなかった。相方は「フォカッチャフレンチミックスパンケーキ」こちらは1/4は私にまわってきたが、美味しかった。生クリー...吉祥寺丸井のパンケーキハウスでランチ

  • 中野家住宅でランチ

    「がんこ立川屋敷」(中野家住宅)で法事があり、懐石料理をいただいた武家屋敷の玄関の構えを取り入れた格調高い表玄関席から見えるお庭も立派あまりにパチリパチリも恐縮なので、頂いた冊子「中野家住宅」の写真を以下3枚拝借。井桁に組まれた梁の力強さ入口の冠木門(かぶきもん)起り破風(むくりはふ):上方向に凸状に湾曲している破風板近世の民家には「庶民(いわゆる本百姓)の住まい」と「名主階層の住まい」にわかれる。後者である中野家住宅は農家でありながら役人を接待するための接客空間・二間が設けられ、「六間型」となる。中野家住宅でランチ

  • 高田郁『駅の名は夜明』を読む

    高田郁著『駅の名は夜明軌道春秋Ⅱ』(双葉文庫た39-02、2022年10月16日双葉社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。妻の介護に疲れ、行政の支援からも見放された夫は、長年連れ添った愛妻を連れ、死に場所を求めて旅に出る(表題作「駅の名は夜明」)。幼い娘を病で失った母親が、娘と一緒に行くと約束したウィーンの街に足を運ぶ。そこで起きた奇跡とは?(「トラムに乗って」)。病で余命いくばくもない父親に、実家を飛び出し音信不通だった息子が会いにいくと…(「背中を押すひと」)。鉄道を舞台に困難や悲しみに直面する人たちの再生を描く九つの物語。大ベストセラー『ふるさと銀河線軌道春秋』の感動が蘇る。鉄道を舞台にした感動の家族ドラマの最新作。時代小説の名手が贈る、苦難の時代に家族の絆に寄り添う9つの物語。『ふるさと銀河線軌道...高田郁『駅の名は夜明』を読む

  • 出久根育展を観る

    コピス吉祥寺A館の7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」をご存じだろうか?アーティストの小さな企画展示と、常設の、独特な銅版画の技法を開拓した浜口陽三記念室、世界的な木版画家荻原英雄記念室がある。入館料は常設展が100円、企画展(含常設展)300円で、65歳以上は無料と、極めて安い。開館時間:10時~19時30分、休館日:毎月最終水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)ここでは、2024年3月3日まで開催していた「出久根育展チェコからの風静寂のあと、光のあさ」をご紹介。展示終了と共に、紹介は削除されたようなので、代わりに「美術展ナビ」をご覧あれ。出久根育(でくね・いく)は東京都生まれ、1992年武蔵野美術大学卒。1994年絵本「おふろ」を発表。2002年よりプラハ在住。グリム童話「あめふらし」、ロシア民話...出久根育展を観る

  • 2月(2)の花

    2月19日に届いた花アネモネは「暗くて涼しい場所に飾ると長持ちします」と言われても、全体を目立つところに置きたい。ラナンキュラスは、「茎が柔らかいため、花瓶の水は少なめに入れてあげましょう」といわれても、一種類だけ特別待遇するわけにもいかず。御無体な!アネモネ、ラナンキュラス、リューココリーネが各3本と、レースフラワー、コワニ―と麦が2本アネモネも咲いて、全部咲き揃った3日後黄色とわずかに色が違うピンクのラナンキュラス。キンポウゲ科の多年草の球根植物紫と赤と、後ろに隠れている白のアネモネ。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。か弱そうなユリ科の球根植物・リューココリーネ2本のアリウムコワニ―(Whitegarlic)。ユリ科アリウム属。1本に20輪程の花を咲かせる。麦とレースフラワー10日後、アネモネはすべ...2月(2)の花

  • 2月(2)の散歩 井の頭公園の黒門を経由し玉川上水を下る

    井の頭公園の南の入口近くの民家、カメラをかまえる人に囲まれて、枝垂れ梅?青空に映える下ばかり向いてないで、たまには上を向いて歩こう!これだけあれば、八朔?の一つも落ちてくるかも井の頭公園弁財天手前から北へ階段を登り、住宅街をしばらく歩くと、遠く見えるのは黒門ではないか江戸から多くの人が訪れたという井の頭弁財天への正規の参道だった黒門今は忘れ去られているが天明4(1784)年に改修された道標「前神田御上水源井頭辯財天右…牟禮…」ここから井の頭公園通りを東へブラブラと歩く見事な枝垂れ梅?どなたかの民家なのだが、振り返ってもう一度パチリようやく井の頭橋にぶつかって、その後は神田上水沿いに下る神田上水沿いに若草橋を経て宮下橋まで行き、そこから北へ、三鷹台駅方面へ歩く白梅とその奥に紅梅神田上水はこの辺りでも既に結構...2月(2)の散歩井の頭公園の黒門を経由し玉川上水を下る

  • 東野圭吾『あなたが誰かを殺した』を読む

    東野圭吾著『あなたが誰かを殺した』(2023年9月21日講談社発行)を読んだ。講談社BOOKSの内容紹介★★★ミステリ、ど真ん中。★★★最初から最後までずっと「面白い!」至高のミステリー体験。閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。別荘地での恒例のパーティーに参加しようと集まった15名。次々と事件が起こる。櫻木家の別荘の庭で櫻木洋一が殺された。栗原家別荘の近くで的場雅也が刺された。山之内家の裏庭で鷲尾英輔が殺された。高塚家別荘居間で高塚桂子が殺された。栗原家別荘車庫で栗原正則・由美子が殺された。そして犯人は俺だという男が現れ...東野圭吾『あなたが誰かを殺した』を読む

  • 今野敏『半夏生』を読む

    今野敏著『半夏生(はんげしょう)東京湾臨海署安積班』(ハルキ文庫こ3-25、角川春樹事務所2009年2月28日発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。事件性の疑いはないと考えられたが、男性は原因不明の高熱を発し、間もなく死亡。それを機に、東京湾臨海署の安積班にただならぬ空気が流れはじめる——本庁公安部が動きだしたのだ。海外からウイルスを持ち込んだバイオテロなのか?地域・道路封鎖に奔走する安積たちの不安をよそに、事態はさらに悪化の気配を見せはじめた!大好評長篇警察小説、待望の文庫化。(解説・関口苑生)舞台は灰色で無味乾燥な人口の島・お台場。円形広場でアラブ系の男が倒れた。地味な背広にポロシャツの中年男・原田が白バイ隊員に手を振って...今野敏『半夏生』を読む

  • 新宿京王の伊藤園でカフェ

    新宿京王百貨店で買物……におつき合い10時開店と同時に入って、まだ40分ほどなのにもう疲れて、休憩処を探す。ご婦人方に人気の「アフタヌーンティー・ティールーム」はこの時間早くも行列でパスガラガラの「茶寮伊藤園」へ入る店内のしつらえは、なかなか上品伊藤園とあって、抹茶やお茶を使った甘味などを頼めばよいものを、私は考えなしに、コーヒー相方は空腹時に抹茶はキツイと「ダージリンティ」渋谷ほどではないが、新宿も街の変化が激しく、落ち着かない新宿京王の伊藤園でカフェ

  • 西荻・雲龍でランチ

    善福寺公園からの帰り、女子大通りを西荻窪駅へとぼとぼ歩く。くたびれたし、11時半だし、駅まで10分ほどのところに来たがもうこの辺で昼飯にしたい。西荻駅南の鞍馬が満員だったらと弱気かつ言い訳して、駅の北西5分ほどにある蕎麦屋「雲龍」に我慢できずに入ってしまった。何回か入ったことがあって、手打ち蕎麦で若干高めだが、店内は広々としていて、それなりに美味しかったはずだ。わがブログを「雲龍」で検索すると、2014年7月23日と2019年2月26日に来ていた。ちなみに、ブログにUPした日付は、行った日の直後から1カ月ほど後の間なので、アリバイなどには使えない。開店直後で他の客はいない。その後、次々とおなじみらしき客が入ってきた。なかなかおしゃれ。私は「天かけ定食」ゆば好きな相方は「ゆば天かけ」二人で¥3,800と我々...西荻・雲龍でランチ

  • 純白のドレス(再掲)

    昔の我がブログを見ていて、「そうそうそうだった」と思いだした。もうほぼ20年前の事だが、今も目に焼き付いている光景がある。(2007年1月6日の再掲)二俣川駅から徒歩15分ほどのところにある「こども自然公園」(通称大池公園)に行った時のことだった。横浜の子ども自然公園の小山を降りていくと開けた広場があり、芝生の上にシートを敷いて幾組かの家族がお弁当を広げて談笑していた。広場を少し降りたところに小川があり、2,3人の子どもが遊んでいた。ザリガニでも探しているのであろうか、ズボンのすそをまくって、かがみ込んで棒で岸辺を突いている。きれいな小川なのだが、そのあたりだけ水はもったりとしていて、どろどろだった。ふと見ると、純白のきれいなドレスを着た女の子が混じっている。4歳ぐらいであろうか。結婚式で花嫁のドレスのす...純白のドレス(再掲)

  • 2月(1)の散歩

    奇麗に丸くまとまった白梅。ただし、枝はもう少し切った方が良い。「桜切るバカ、梅切らぬバカ」花の付きは今一つだが。(黙って楽しめ、小うるさい男め!)「杉並区立松庵梅林公園」のずらり並んだ紅梅。手前に2騎の「すぎ丸」。「すぎ丸」は杉並区のゆるキャラだが、コミュニティーバスの愛称でもある。「おまえさんは椿なのかえ?」相方が好きな「クリスマスローズ」。ちょっと暗い感じだが、薄紫色が一番良いかな?いつも下を向いているのもいいね!葉っぱと同じというこの色は、地味過ぎて、ちょっと。子供用自転車の手前に小さな雪だるま。子供の頃の雪だるま作りを思いだした。雪の玉を作ってから、まだ積もったままの場所で玉を転がすと、転がったところに地面が見えて、どんどん大きくなっていく。図書館に立派なお雛様が飾られていた。いまどき、これだけの...2月(1)の散歩

  • 九段理江『東京都同情塔』を読む

    九段理江著『東京都同情塔』(2024年1月15日新潮社発行)を読んだ。新潮社による内容紹介ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。第170回芥川賞受賞作本作品では、実際には建設されなかったイラク出身の女性建築家ザハ・ハディド氏設計の東京オリンピックのための斬新なデザインの新国立競技場が建設済みのもう一つの日本の話だ。主人公である37歳の成功した建築家の牧名沙羅(マキナ・セラ)が、生成AIシステム・AI-builtに「ホモ・ミゼラビリス」とは?と問うと、...九段理江『東京都同情塔』を読む

  • 苦労が報われる菊作り

    昔、職場の先輩が数十年にわたる菊作りのベテランで、休憩中にたびたびうんちくを聞かされていた。まだ30代前半だった私は、これは良い趣味だ、これこそ私の生涯の趣味とすべきだと、もうすっかりその気になってしまった。菊作りはまさに磨き抜かれた伝統技術であり、時期に合わせ所定の決まった作業を積み重ねていけば、素人でも驚くほど大輪の菊の花を咲かせることができるのだ。もちろん展覧会に出品するような出来栄えは高度で粘り強い技が必要で奥深い世界なのだが、素人を驚かせる位の直径20cm程度の花は誰でも咲かせることができるのだ。私は小学生の時、年寄り同士が和やかに碁を打っているのを見て、碁は年取ってからでもできる趣味で、いいんじゃないかと浅はかに考え、碁を学び始めた。といっても、父親が打っているのを見て、自然に覚えてしまったの...苦労が報われる菊作り

  • 2月(1)の花

    2月4日に届いた花。チューリップ3本、スイトピー5本、中央紫と左の白、下左桃色の3本のスカビオサ、そして後ろの3本のブルースター、左上、花なしのサンデリー。3日後。チューリップの白は咲き、黄色はお辞儀を止めて真っすぐに。5日後8日後。めきり寂しくなった。チューリップに着目3日後5日後の、白のチューリップ八重の黄色ピンク。よく見ると、かすかに細い筋が見える。8日後。黄色は散った。スカビオサに着目私はスカビオサという名を知りませんでした。GoogleLens様も混乱しているようで「しゃくやく」だの「カーネーション」だのおっしゃいました。昆虫のマツムシが鳴くころに咲き、秋の季語になっているマツムシソウ(松虫草)の外来種のセイヨウマツムシソウを改良した園芸品種がスカビオサのようです。3日後5日後8日後残りは、すっ...2月(1)の花

  • 元「赤プリ旧館」でランチ

    「東京ガーデンテラス紀尾井町」にある、昔、「赤プリ旧館(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)」として知られた「赤坂プリンスクラシックハウス」内のレストラン「ラメゾンキオイ」(LaMaisonKioi)でランチした。建物は、「東京ガーデンテラス紀尾井町」内にあり、尖塔アーチが特徴的なチューダー様式で、東京都指定有形文化財である。フロント横にあった花クラシカルな作りの部屋に、テーブルが点々とある。行儀悪く、さっそく皿をひっくり返してパチリ。ポルトガル最大の磁器メーカー「ビスタ・アレグレ」は英国王室エリザベス女王Ⅱ世ご用達になったという由緒あるメーカー。あまおう×チャイ×ジンジャー高知県産龍馬鰹と宮本兄弟蓮根のサラダオニオングラタン牛ほほ肉の煮込み。ナイフいらずで、ホークでホロホロと。相方のメインは群馬県産赤城和...元「赤プリ旧館」でランチ

  • 「東京ガーデンテラス紀尾井町」へ

    「東京ガーデンテラス紀尾井町」に行った。そもそも、「紀尾井町」とは、紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家に由来する由緒ある地名だ。地下鉄「永田町駅」が最も近く、「赤坂見附駅」の北側にある。「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、元「赤プリ旧館」の「赤坂プリンスクラシックハウス」の他に、1~4階がショップ・レストランで、5~28階がオフィスの「紀尾井タワー」と、居住棟「紀尾井レジデンス」などからなる。オフィスレジデンスの「紀尾井町タワー」の周りをブラブラ。紀尾井タワーの入口には、派手に咲き誇るカラフルな花々と、集う蝶たち。大巻伸嗣のパブリックアート作品だ。タワーの脇から2階へ登り、花の広場と「紀尾井町通り」を見下ろす。タワー内のエレベータで登り、西に「タワー」、北に「赤坂プリンスクラシックハウス」(元「赤プリ旧館」...「東京ガーデンテラス紀尾井町」へ

  • 善福寺公園へ

    この辺りは、多摩川が東京湾に流入してできた隆起扇状地だ。西側はほぼ平坦な武蔵野台地で、東側は起伏に富んだ丘陵になっている。善福寺池は、三宝寺池、妙正寺池、井の頭池と共に武蔵野台地の東側にあり、地底や水辺からの湧水によってできた池だ。善福寺の名称は、昔丘の西側に善福寺・万福寺という寺があったためともいわれている。ここは、交通の便に恵まれなかったために、自然景観が良く保存されていた。それにしても汚い案内板だ。ぞうきんを持って来て、ゴシゴシやりたい!西荻窪駅北口の女子大通りを北西に進み、東京女子大の塀の東側をそのまま北へ進むと善福寺公園にぶつかる。散歩コースは、下図の矢印のように、下の池の西側を回って、そのまま公園の西側を北へ進み、バス通りを横断して、上の池を右廻りして、また下の池に戻った。下の池の西側は高い木...善福寺公園へ

  • 頂き物

    若い頃は想像もしなかったのに、いつのまにかウエストを気にするようになってしまった。そこで好きなチョコレートも、70%台と高カカオのものを1粒だけ、朝にエスプレッソと一緒にいただくだけにしている。ところが、恒例の年一度のチャンス!例外の高級チョコレートの日がやってきました。まずはこの箱。ベルギーのデジレー。中味は、デジレーを代表する伝統のベルギートリュフ。そしてもう一つ。オーガニックで、個性豊かな各地のカカオの個性を生かす「ジャン=ミッシェル・モントロー」の作品。箱にある“savoir-faire”サヴォアフェールを調べると、フランス語で、「匠の技」とでも表現されるらしい。これが英語だと「ノウハウ」と書いてあったが、いかにも即物的で英語らしい。下の段にあるのが、いかにもチョコレート自体の味を味わって欲しいと...頂き物

  • 夏川草介『本を守ろうとする猫の話』を読む

    夏川草介著『本を守ろうとする猫の話』(小学館文庫な13-5、2022年9月11日小学館発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、小学校に上がる頃から祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、店の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。林太郎は、書棚の奥から本をめぐる迷宮に入り込む――。アメリカ、イギリス、フランスをはじめ世界三十五ヵ国以上で翻訳出版された記録的ロングセラー、待ちに待たれた文庫化!猫の先導で書店の奥に現れる第一の迷宮「閉じ込める者」の中に入る。そこで、解...夏川草介『本を守ろうとする猫の話』を読む

  • 夏川草介『スピノザの診察室』を読む

    夏川草介著『スピノザの診察室』(2023年10月25日水鈴社発行、文藝春秋発売)を読んだ。水鈴社による内容紹介現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。累計340万部のベストセラー『神様のカルテ』シリーズを凌駕する、新たな傑作の誕生!その医師は、最期に希望の明かりをともす。【あらすじ】雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。(文藝春秋BOOKSの試し読み11頁)2024年本屋...夏川草介『スピノザの診察室』を読む

  • 東京ミッドタウン八重洲でランチ

    アーティゾン美術館を出て、東京駅八重洲口へ向かう。やたら大きなビル、東京ミッドタウン八重洲なら、静かでゆとりある配置で、少量だが洒落たランチが食べられるのではと入ってみる。ところが12時10分。ビルに勤めている人たちだろう、大勢がウロウロし、そこいらじゅうで列を作っている。よかげなレストランがある3階をあきらめ、いくつかランチ処がある2階、1階もなし。1階受付で聞いた「THECITYBAKERY」は、アメリカンな味で好みでない。他には、別館、東京ミッドタウン八重洲セントラルスクエア1Fに、ベーカリー&カフェの「POINTETLIGNE(ポワン・エ・リーニュ)」があると教えてもらった。フランス語で「点と線」をあらわす"ポワン・エ・リーニュ"。丸の内という東京の起点から、世界という線へ、MADEINTOKYO...東京ミッドタウン八重洲でランチ

  • マリー・ローランサン展を観る

    ARTIZON美術館で2024年3月3日まで開かれている「マリー・ローランサン――時代をうつす眼」を観た。マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家で、……パステルカラーの独自の画風を生み出しました。参考:『もっと知りたいローランサン生涯と作品』)本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示。主な出展作品8点が美術館HPで見られる。東京駅八重洲中央口を出て、八重洲通りを行く。見たことないビルがズラズラ。過ぎて来た年月の重みを味わう。中央通りとの交差点に「ArtizonMuseum」が見える。旧ブリヂストン美術館だ。ビルに入ると正面に大き...マリー・ローランサン展を観る

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