南インドのバンガロール在住ライター、坂田マルハン美穂のブログ
新しいブログ『インド百景 2023』をご覧ください。 ➡︎ https://museindia.typepad.jp/2023/
◉大晦日はFarmloreで、至福の10コースランチを楽しむ。
澄んだ青空広がるデカン高原、バンガロール。無事に新年を迎えることができたことを感謝しつつ、今朝から友人知人とメッセージのやりとりをしている。日本に澄んでいたころは年賀状を、米国に住んでいたころは、グリーティングカードを、1枚1枚書いてきた。「手書き」のやりとりが激減してしまった今、せめて言葉だけも、...
2022年は大切な動きが少なからずあった。きちんと振り返っておきたいと思いつつ、気づけば大晦日。今年のハイライトのひとつは、新居を得て、新たな暮らしの構築を開始したこと。未だ途上だけれど、慌てずに少しずつ育んでいこうと決めた。 そんな過程のなかでしかし、バンガロールに住まう友人知人、そして旅人たちが...
Moonlight Library. The place where time is forgotten.
心粟立つことの多き日々。師走。 大切なのは、平常心。 ……速度を、落とせ。 家の随所に、合掌ポイント。 庭の随所に、猫和ポイント。 空を仰ごう。 ※猫和(ねこわ)=人間が、猫らの存在によって和まされること。坂田が今、作った造語😸 「今日はよく働いた!帰宅後は、猫和しよう!」
🎄Merry Christmas in the Leela Palace Hotel (2)
2泊3日のショートステイを終えて、今日の午後、猫らが待つ旧居へ戻ってきた。何があっても4猫は、相変わらず歓迎もしてくれず、お帰りの挨拶もしてくれず、わたしに優しいわけでもなく、一旦は、逃げ回る。 世間の飼い猫に比べると、野性味が強い元野良ら。 物言わぬ彼らの存在に、どれほど救われてきたかを、しみじみ...
🎄Merry Christmas in the Leela Palace Hotel (1)
2009年から2021年にかけての10年余り、年末年始は、アーユルヴェーダの療養リゾートであるアーユルヴェーダグラムで1週間ほどを過ごしてきた。日々、ヨガや呼吸法、瞑想を行い、滋味溢れるヴェジタリアンの料理をいただき、生薬が溶け込んだオイルによるマッサージを受ける。 心身をデトックスし、新たな1年を...
✈︎昨日もまた、新居に日本からの旅人が立ち寄った。空に近い場所に家があるというのは、想像していた以上に、わたしの心をも旅立たせてくれる機会が多いと言うことを、今年の後半は痛感した。 つい数カ月前までは、我が夫と同じ職業、ヴェンチャー・キャピタリストだった小野龍光氏。彼から初めて連絡を受けたのは今年の...
京友禅サリーの背景&バンガロールでの展示会の様子を伝える動画
We will be holding the Kyoto Yuzen Saree Show in New Delhi on Friday 13 and Saturday 14 January 2023. Further details will be announced. Before the ex...
一昨日は、久しぶりに夫の買い物に付き合った。インドに移住してからも、夫が主に服を買うのは、年に一度のニューヨークだった。 彼と初めて出会った直後から、彼には伝統的なアイヴィースタイル(和製英語で言うところの「トラッド」)のファッションが似合うと思っていたので、Brooks Brothersを勧めた。...
1996年5月。初めてマンハッタンに降り立ったとき、土産物店で自由の女神像を買った。その日からずっと、窓辺に置いてきた。 2005年11月。バンガロールに暮らし始めた。小さなアンティークショップで、銅製の自由の女神像を買った。以来、二つの像は、並んで書斎の一隅に立つ。 インドに移住してからも、毎年5...
🇯🇵年の瀬ではありますが、12月29日(木)の午後、『インドのテキスタイルとサリー講座』を、約3年ぶりに開催します。
🇯🇵年の瀬ではありますが、12月29日(木)の午後、『インドのテキスタイルとサリー講座』を、約3年ぶりに開催します。 今回は、年末にインド旅行を計画されている日本の方々からのご要望を受けてのオンデマンド講座ですが、定員は約10名につき、まだ余裕があります。29日、バンガロールにいらっしゃる方で、イン...
ヴィーガンでなくても十分に楽しめる「Namu Recommends Vegan Market」
ヴィーガンでなくても十分に楽しめる、「Namu Recommends Vegan Market」のヴィーガン・マーケット。アート・ギャラリーKYNKYNYのオーナーでもある多才な彼女が、数年前にスタートさせたこのマーケット。 わたしにとって3度目となる今回の開催場所は、新居に程近い北バンガロールのヤ...
🎂昨日、久しぶりに、「トムズ・ベーカリー/Thom's Bakery & Supermarket」、通称トムズに立ち寄った。 店に入るなり「ああ、クリスマスが来る」と実感する。2005年11月にバンガロールへ移住し、最初に食材を購入するために訪れたのが、この店だった。どんなに新しい店ができても、バン...
このごろは、寒いので、冷たいヨーグルトやフルーツは控えめに、温かいオートミールやお粥、ごはんに味噌汁、ときどきクロワッサンなど。 先日、Swiggyで注文したクロワッサンは、ITCホテル系列の「ITC Sunfeast Baked Creations」のもの。旧居は家の隣にITCテックパークがあり、...
絶望と希望が、交互に去来する歳月。 今日の空も底抜けに青い。 上を向いて歩こう。
ミンギュル・リンポチェ。修行を重ねた高僧に教わる心の整え方。
自分は今、呼吸をしている。その呼吸を「意識」するだけでいい。 自分は今、音を聞いている。その音を「意識」するだけでいい。 瞑想をするに際して、「無」になることも「空」になる必要もない。そもそも、「考えまい」とすればするほど、考えてしまうものなのだ。 1日のうち、どんな時間でも、どこででも、数分間でも...
「空」 わたしが、わたしに向き合い、 自分自身を無意識に意識している時間は、 日記を書いているひととき。 庭を歩いているひととき。 車窓越しに世界を眺めているとき。 朝、熱いシャワーで髪を洗っているとき。 無心で部屋の掃除をしているとき。 野菜や果物を切っているとき。 自分の顔を、鏡に映しているとき...
🥐所用があり、平日ながら、昨夜は一人で新居に滞在。夜、急にクロワッサンが食べたくなった。 朝、9時の開店と同時に、Swiggyで注文。すると、30分後には、温かくも香ばしい、バタークロワッサンが届いた。 挽きたて、淹れたての南インド産コーヒー「モンスーン・マラバー」と共に、「朝食第2」を味わう。至福...
☔️昨夜からずっと、雨が降り続いている。日中に雨が降り続くことは滅多になかったのだが、今年はよく降る。 しかも冬の雨。四季の移ろいが緩やかで、年中、過ごしやすいバンガロール。18℃程度で寒がるとは、わたしもすっかり、軟弱になってしまった。 氷点下のニューヨークの冬を思い出し、この程度で寒がるな、と自...
🎨MAP/ Museum of Art & Photography バンガロールに芸術の拠点が誕生。
このミュージアムの構想を初めて知ったのは、2019年11月。JAL機内誌”SKYWARD”の取材のため、ブティックのCinnamonを訪れ、オーナーのRadhikaから聞いて以来、その開業を楽しみにしていた。 パンデミックにより遅れていたが、遂に来年2月には一般公開されるという。昨日は、開業に先駆け...
家族や親戚が少ない我が家でさえも、イヴェントが続くインドの年の瀬。パンデミック明けの結婚式シーズンは、例年に増して華やいでいる。一日に複数の催しに出席する友人も少なくなく、話を聞くだけでもたいへんそうだ。 さて、昨日は来週開催されるイヴェント会場の下見をし、料理の試食をさせてもらう。夜は、某所でディ...
📻昨日は早朝起床でFM熊本のラジオ収録。月に一度のレポートは、かれこれ15年以上も続いている。先月、そして今月の話題は、日本とインドのテキスタイルの伝統と、京友禅サリーについて。書くことも、語ることも多い、尽きないインドライフ。 🍳朝のうちは、4猫らの向こう1カ月分のご飯を大量仕込み。大鍋に肉や魚や...
🇯🇵🇮🇳京都とインドとチベットと。最終日も、バンガロールをご案内。
2日間に亘る京友禅サリー展示会。つつがなく、楽しく、無事に終えることができて本当によかった。報告書をまとめたり、今後の展開を考えたりと、諸々課題はあるけれど、とりあえずはひと段落だ。 京友禅サリーの販売価格など、具体的なことは、展示会を終えてから公開するつもりでいた。言うまでもなく、京友禅は芸術的で...
🇮🇳Kyoto Yuzen Saree Show Day 1 🇯🇵 京友禅サリー展示会1日目
(日本語は下に) Japan is blessed with the natural beauty of the four seasons. The Far Eastern island nation has also benefited from its geographical environm...
百聞は一見にしかず。写真を見ても決して伝わらない質感を受け止めてもらえた、実に豊かな1日だった。本日、そして明日の展示会の様子はまた、後日詳細をレポートしたい。 その前に、昨日の出来事を。 今回の京友禅サリー展示会のために、京都から来訪された竹鼻夫妻。「京友禅サリー」の発起人である「京都工芸染匠協同...
Breathtaking beauty! Kyoto Yuzen Sarees have arrived! Tomorrow and the day after tomorrow, Kyoto Yuzen Saree Show will be held in Bangalore. After rec...
新居が完成して半年。まだ完全に整わぬうちに、インドはホリデーシーズンに突入。パンデミック明けで、世間は動き、わたしも動く。 旧居と新居を行き来するライフが始まって、落ち着かないながらも、躍動感のある日々。 空港に近い新居は、市街中心部からは少し離れるとはいえ、千客万来の家になるだろうと思っていた。そ...
🙏今朝は、訃報で一日がはじまった。ヴィクラム・キルロスカ氏が、心臓発作で急逝された。当地バンガロールに拠点を置くトヨタ・キルロスカの副社長だ。まだ64歳という若さだった。 ヴィクラムとは、インド移住当初から、折に触れてお会いしてきた。夫のアルヴィンドとヴィクラムが、同じMIT(マサチューセッツ工科大...
🥞高度経済成長期の昭和40年、福岡に生まれた我。外食産業も急成長の時期。ハイカラを好んだ両親に連れられ、新天町「ロイヤル」(ロイヤルホスト前身)によく訪れた。江頭匡一氏によって創業されたロイヤルは、米国のダイナーに着想を得たファミリーレストランの先駆け。 🥞機内食、セントラルキッチン……江頭氏の指揮...
夜中、ふと目覚める。 なにか、夢を見ていたはずだ。 今、何時なのか。 自分が、どこにいるのか。 今、何月なのか。 冬なのか。 春なのか。 わたしは、何歳なのか。 これまで、どれほど生きてたか。 このさき、どれほど生きるのか。 わからないまま、再び眠りに落ちる。 胡蝶の夢の如く。 夢か現か。 現か夢か...
[Pondicherry Day 03] 国境やイデオロギーを超えた理想郷、オーロヴィルへ。
昨日は、ポンディシェリから北に約15キロの場所にあるオーロヴィルへ赴いた。インド人の思想家であり宗教家、インテグラル・ヨガの指導者でもあったオーロビンド・ゴーシュと、彼のパートナーだったフランス人女性、ミラ・アルファサ(通称マザー)によって1968年に創設された国際的な共同体だ。 国籍や宗教、政治的...
[Pondicherry Day 02] ミーティングの1日。夕方から、街を巡る。
この旅行は、自由に遊ぶことだけが目的ではない。短いながらもプログラムが定められ、ミーティングは大切な時間。 昨日はランチを挟んで、午前午後と、ミーティング。夕方から、街を巡るウォーキングツアーに出かけた。 「数千年前の歴史」が、国の随所で身近に触れられるインドでは、「数百年前の歴史」など、さほど遠く...
[Pondicherry Day 01-3] 南インドの中のフランス。ポンディシェリへ。
今回のポンディシェリ旅行。YPOのフォーラム・フレンドたちと、久しぶりの女子旅だ。COVID-19パンデミックで、2年ほど以上に亘り、自由に旅ができなかった。 今年半ばあたりから、インドではかなり自由に旅ができるようになり、今となっては空港も人がごった返すほど、多くの人たちが各地を行き交っている。活...
[Pondicherry Day 01-2] 切り取り、撮りたい、情景がそこここに。南インドの中のフランス。ポンディシェリ。
ベンガル湾に面した海辺の町、ポンディシェリ。 ここは1954年まで、フランス植民地だった。 インドの、豊かで多様性に溢れ過ぎた歴史をまた、紐解かずにはいられない。 夕暮れどき、ひとり、あてもなく街を歩く。 たちまち記憶は1994年、欧州を3カ月間、放浪したころに飛ぶ。 ずっと、彷徨っている。
[Pondicherry Day 01-1] 南インドの中のフランス。ポンディシェリへ。
早起き。 混雑する空港。 チェックイン。 わたしのインド歴より1歳年下のIndigo。 チェンナイ経由。 久しぶりの女子旅。 3時間足らずのドライヴ。 初めての街、ポンディシェリ!
京友禅サリーの展示会のために発注していたマネキンが、数日前に届いた。(日本語は下に) The five mannequins, I had ordered for the Kyoto Yuzen Saree exhibition, arrived a few days ago. They were ...
《重要》坂田マルハン美穂及びミューズ・クリエイションに対する誹謗中傷が流布されている件についての釈明
************************ I recently learned that a member of the Japanese community in Bangalore has been running a mischievous campaign of slander ag...
このごろは、新居と旧居の往来が頻繁で、猫らと過ごす時間が短くなってしまった。 人間は、とても寂しい。😢 猫らも、すこし寂しい。😿 「行ってきま〜す」と言いながら庭に出たら、遠くから、鋭い視線。 NORA姉さん、ROCKY兄さん、JACK青年。 CANDYはNORA姉さんと喧嘩するので、サンルームで一...
💃🥻Photo and video shoot in Kyoto Yuzen sarees!
I will soon publish the videos and photos taken by the photographer. Look forward to it! 🇯🇵Bollyqueの二人に、京友禅サリーを着て踊ってもらうことにしていた。せっかくなので、カメラマンに来てもらい、写真と...
Bollyque (Bollywood & Fitness) dancers came to Bangalore!
Last year, when I couldn't go out because of the lockdown, I was taking dance lessons online with Bollyque. This time, the girls stopped in Bangalore ...
モディ首相が来訪した翌日の12日に開催された開港式典に参加した。先月下旬、植樹をさせていただいた際に完成間際のターミナルを見ていたが、改めて、その麗しさに感激した夜だった。少なくともわたしが知る限りにおいて、世界で一番すてきな空港だ。10月下旬の記録に残した通り、そのコンセプトが見事に反映されていた...
🥻Mrinaliniのサリーを眺め、豊かな布の一日を締めくくる。
お気に入りのホテル、Oberoiで優雅なランチタイムを過ごしたあとは、もう一つのお気に入りのホテルである、Taj West Endへ。これまでも幾度か紹介したサリーのブランド「Mrinalini」のオーナーである友人のYashoから、案内をもらっていたのだ。 そう。再び、同じ名前のYasho(正式に...
🌳🌺花と緑のランチタイム、2回。日本とインドのプロジェクトを語り合う午後。
昨日は、Ambaraでの展示会に参加した後、すぐにOBEROI ホテルへ赴く予定だった。ところが、AmbaraのオーナーであるJayaが、ナーサリーの裏庭にオープンしたカフェでランチをと勧めてくれる。せっかくなので、「軽めのものを」と、サラダやラザーニアなどを少しずつ、試食させていただいた。 どれも...
🥻過去の布。現在の布。パズルのように組み合わせて創る、唯一無二の芸術。
インド生活18周年を迎えた昨日、11月10日。わたしにとっては、サリーとファッションの一日となった。 先日、行きつけのブティックAmbaraのオーナーであるJayaから連絡があった。「A Touch of Joy」の展示会で販売するサリーを、当日、着てもらえないかということだった。サリーのよさは、広...
🌏Climate Philanthropy/気候変動問題に対し、我々はどう取り組むべきなのか。
ほぼパンデミックが明けたここ数カ月。加速度を増すように、諸々のイヴェントが相次ぐ。インドだけでなく、日本からの仕事、ミューズ・クリエイションのCSR関係の問い合わせも少しずつ増えてきて、2年余りの停滞を取り戻すかのようだ。 関心のあるイヴェントが軒並み続くことはうれしい。招待されるのはありがたい。し...
バンガロールにて京友禅サリーの展示会を開催します。出席をご希望の方は、坂田まで直接ご連絡をください。 🇮🇳Kyoto Yuzen Saree Show (December 2nd and 3rd/ Invitation only) If you are interested in the exhib...
🇮🇳Since I moved to India in 2005, I have been "exploring the city" for many years. Today's exploration was the deepest in a long time. A place you wou...
[DELHI/ DAY 7-2] 京都とKYOTOが出合う。Ashdeenを訪ね、パールシー刺繍の歴史や、日本とインドの関わりを知る至福のひととき。
🇮🇳In the first photo, Ashdeen is holding a Kyoto Yuzen saree. I am holding Ashdeen's Saree named "KYOTO". 🇯🇵1枚目の写真。Ashdeenが持っているのは京友禅サリー。わたしが持っているのは「K...
[DELHI/ DAY 7-1] デリー滞在最終日。インド・デザイナーズのトレンドを見に、DLFエンポリオへ。
市場調査の一環として、あるいは自分のショッピングが目的で、デリーを訪れるたびに立ち寄ってきたDLFエンポリオ (Emporio)モール。 バンガロールのUBシティを含め、インド都市部に続々とショッピングモールが誕生した十数年前。ムンバイのPalladium Mallは2007年、DLFエンポリオは2...
I am a victim of the auto-translation feature. I don't know how much my pride as a writer (in Japanese) has been hurt by the automatic translation fun...
「この膝がいいね」と君が乗ったから、十一月三日はお膝記念日😸
1週間のデリー旅を経て、昨夜バンガロールに戻った。まだ書き留めきれていないことも多々あり、魂は半分、デリーに残っているが、ともあれ身体は戻ってきた。 久々に4猫と再会。このごろは、週末を新居で過ごすことから、彼らとの時間が短い。週末より数日長かっただけなのに、みな、とても甘えてくる。 もともと全員が...
[DELHI/ DAY 6−3] プライスレスな宝の山。埃を拭えば、鮮やかに迫る過去。家族の歴史を物語る写真や書籍、手紙を紐解く。
前回の記録に記した夫の母方の祖父は、晩年をデリー近郊のファリダバードで暮らしていた。心臓病を患っていた祖母は、ロンドンの病院で、すでに他界していた。「死ぬときには、妻の近くで死にたい」と言っていた祖父は、ロンドン旅行中、「見事な死」を遂げる。ドラマティックな祖父の物語の一部は、下記の長大なブログに記...
[DELHI/ DAY 6−2] 彼女を手離すな。定められたレールの上にて。家族の歴史を記録するのも我が役割。
一昨日は、改めて伯父(夫の亡母の兄)の家を訪れた。パンジャブ地方、現パキスタンのラホールを出自とする、夫の母方の歴史を取材するためだ。これまでも、英国統治時代から、インド・パキスタン分離独立を経て、インドで事業を起こし、政治や経済に関わってきた曽祖父や祖父の偉業を聞いてきた。聞くにつけ、関心は深まっ...
この1カ月、同プログのサーヴァーである米国Typepadの不調が続いています。データの移行によるトラブルとされていますが、全くアクセスできない日もあるなど、改善されない状況が続いています。 今世紀に入ったばかりのブログ黎明期に誕生したサーヴィスにつき、10年、15年と、長期にわたる利用者が大半である...
[DELHI/ DAY 5&6-1] マルハン家のマイルドな北インド料理でおもてなし。瞬く間に過ぎるデリーの日々。
瞬く間に2年8カ月ぶりのデリー滞在が終盤だ。動くほどに、留めておきたい出来事は増える。自身の経験や思いを、InstagramやFacebookなど、ソーシャル・メディアに残しブログに整理する理由はいくつもある。「人との出会いの契機になる」というのも、その理由のひとつだ。 今回、わたしの投稿を契機に、...
[DELHI/ DAY 5] インドの伝統工芸と職人たちを支援し続けるDASTKARの創始者、Lailaを訪ねる朝。
(日本語は下部に) I met Laila Tyabji yesterday, one of the founders of Dastkar. I was very happy to have my wish come true!! I had the opportunity to intervie...
[DELHI/ DAY 4] 初めての、日本人ゲスト来訪。デリーもまた、我々夫婦の大切な拠点として。
1週間は短い。しかし、ホリデーシーズンの合間を縫うように、今回デリーを訪れて、本当によかったと思う。忘れたくない出会いや出来事が続く。その一つ一つが繋がっていると思うと、どれも大切に記録を残しておきたいとも思う。 少し家の片付けをしようとも思っていたが、そんな隙間はほとんどない。今回は、人にお会いす...
[DELHI/ DAY 3-4] Ashdeen。夢のように美しい刺繍……! パールシー刺繍専門店へ。
インダス文明の時代から、サリーはインド亜大陸に暮らす女性たちの身を包んできた。その土地その土地、独自の様式による染色や織りなどの技法が用いられた約5メートルの一枚布は、以来4000年以上、変容を続けながら衣類としての歴史を刻んでいる。 刺繍や絞り染め、筆画……と、布を彩る無数の技。中でも、インド移住...
[DELHI/ DAY 3-3] 500年前が溶け込む場所、ローディー・ガーデン (Lodhi Garden)。我は儚きひとつの泡沫。
遥か遠い過去から、歴代王朝の首都として栄えてきたデリー。この都市には、今なお千年単位での古い遺跡が、現代に溶け込みながら、歳月の流れを刻んでいる。中でもムガール帝国時代の面影を残すイスラム建築は、デリー市内の随所に点在し、地元の人々の憩いの場として、あるいは観光名所として賑わっている。 さて、アート...
[DELHI/ DAY 3-2] 不思議な繋がり。心の底に眠る「ヒラエスHiraeth」を刺激する作品
インドの伝統的な手工芸世界について、多くの示唆を与え続けてくれる我が友人Devika。2枚目の写真は、先日、彼女のFacebook投稿で目に止まった絵画だ。バイクの周辺に散らばる赤い模様は、ディワリなどで使われる爆竹。Madan Meenaの作品で、タイトルはChildhood Memories -...
[DELHI/ DAY 3-1] 日本との関わりも深いインド国際センター(IIC)へ。21年前の結婚式を思い出す。
昨日はランチのあと、3時を回って夫と二人、出かけることにした。友人のDevikaのFacebook投稿で知ったアーティストの展示会を見ようと、まずは開催場所のインド国際センターへ。広大なロディ・ガーデンにほど近いこの界隈は、国際機関やアートディストリクト、閑静な住宅街がある緑豊かなエリアだ。 さて、...
[DELHI/ DAY 2-2] タゴール。サラスワティ。マレー作戦……。身近な人の話を通して、日本とインドの関わりを思う。
夫の亡母の兄である、Ranjit伯父、そしてNina伯母の家に招かれた夜。大家族が多いインドにあって、夫の家族や親戚は非常に少ない。夫の唯一の従兄弟であるAdityaとTanuも合流し、6人での会合。たぶん10年ぶりだ。当時はまだ子供だった従兄弟夫婦の娘たちは、今、米国の大学に進学している。 これま...
[DELHI/ DAY 2-1] 夫と一緒に、昔ながらの場所で、寝間着やクルタのお買い物など。
デリーに来ると、「歴史の重さ」に圧倒される。家にいても、外に出ても。 パパの他界直後の大掃除では手付かずだった写真や書類の整理をしようと、埃かぶったアルバムなどを取り出す。モノクロの写真に、インドの歴史が映し出される。40代で慢性白血病を発症した実母の、圧倒的な日記に絶句する。 これはもう、さらっと...
[DELHI/ DAY 1] 🇮🇳ここもまた、「ただいま」の場所。2年8カ月ぶりのニューデリー。
2020年1月。義父のロメイシュ・パパが急逝した。筆舌に尽くしがたい混沌の日々を、デリーで過ごした。 その翌月2月。さまざまな「処理」や「片付け」のために、再びデリーへ。 夫は、事務的な仕事を。そしてわたしは実家の大掃除に明け暮れた。人に頼めない、諸々の取捨選択。悲しみをエネルギーに転換するように、...
ブログが不調なんです😿 museindia.typepad.jp 最近、2005年から利用し続けているブログのサーヴァー(米Typepad)のトラブルが続き「Error 503」の表示がでるケースが頻発しています。有料だということもあり信頼してきましたが、先行き不透明なことから、現在、膨大な情報が蓄...
太陽の傾き。差し込む日差し。無口な情景に、ノスタルジア。 明後日27日から、2年8カ月ぶりにデリーへ飛ぶ。 2020年にロックダウンに突入して以降、一度も訪れないままのデリー宅へ。 思いは募れど、わずか1週間の滞在。 ディワリのあとで空気も悪かろう。結構、寒くもあるだろう。 快適なバンガロールの気候...
📷Professional work プロの仕事。(日本語は下部) I wore a "Kyoto Yuzen Saree" to the Diwali party the other day. The photos taken by the photographers were sent to m...
夕方、新居から旧居に戻った。本当ならば、新居でゆっくり過ごしたかったが、猫らが心配だったからだ。 爆音は、動物たちにとってストレスになる。どんなに音が激しくても、わたしたちがいると、彼らもきっと安心だ。 夫と二人で簡単なプージャー(儀礼)をし、夕飯を食べて、少しだけ、花火をした。 最初は爆音に驚いて...
Beautiful morning. Happy Diwali!! 🪔
🇯🇵日本から来ました! 欧州発、日本経由インド。旅するマジョリカ・タイル。 Made in Japan. From Europe, India via Japan. Traveling majolica tiles. https://museindia.typepad.jp/library/2021...
🥂ご近所さんと、Happy Diwali! 縁あって、身近に暮らす人々との出会いに乾杯!
パンデミックの影響で、不自由だった過去2年。しかし今年はもう、インド世間は従来に増して、ホリデー気分が盛り上がっている気がする。実際のところ、先ほど確認するまで、本当のディワリーの日程を把握していなかった😅 ヒンドゥー教における新年のお祝いであり、美や富、豊穣を司るラクシュミーという女神を崇める祝祭...
以下、超長文ですが、バンガロールの新しい玄関口に関する話題につき、ぜひ読んでいただきたい内容です。 (I nearly always write in Japanese, and the auto-translation is often incorrect and misleading.) インド...
😼遠雷を聞きながら。図らずも、夫婦でディナー。実はパーティの日を間違えていた。
(日本語は下に) Unexpectedly, my husband and I had an elegant dinner together. I am wearing a Banarasi saree which is made in Varanasi (complicated). I bough...
🇺🇸🇮🇳🇯🇵14年ぶりの再会! ワシントンD.C.在住時代の友人夫婦が来訪
住み慣れた大好きな街、ニューヨークを離れて、わたしは2002年、夫の暮らすワシントンD.C.に引っ越した。2001年7月に結婚した当初は「遠距離結婚」と決めていたが、9月11日に米国同時多発テロが発生したのを機に、人生の優先順位を見直した結果だった。 3年余りのD.C.生活は、決していい思い出ばかり...
昨日もまた、ディワリ・パーティに招かれた。お預かりしている京友禅サリー2枚のうちの、もう一枚。白地に赤い牡丹。清楚とダイナミックが共存するサリーだ。このサリーについては、また後ほど詳しく紹介したい。 さて、マリーゴールドをはじめとする花々で彩られた邸宅。お茶やお菓子をいただきながら、友人らと言葉をか...
(日本語は下に) 🇮🇳Last week, an exhibition of “Kyoto Yuzen Dying” was held in Kyoto. In addition to about 200 kimonos, 21 sarees were displayed. These are pi...
ヒンドゥー教の新年であり、光の祭りでもあるディワリを前にして、インドは完全にお祭りモード。昨夜は、YPOのDiwali Nightに出席した。 京友禅サリーのプロモーターとしての仕事を正式にお引き受けしてからわずか3日後。非常にいいタイミングで、インドの友人知人らに、サリーを見てもらう機会を得た。 ...
🇮🇳🇯🇵「京友禅サリー」のプロモーターになりました。~日本とインド。協調しながら、伝統的な職人技を次代へ~
Japan and India. Working in harmony, passing on traditional craftsmanship to the next generation.(日本語は下に) I am pleased to announce that I will be a pr...
不易流行。若者たちの感性も反映された、カシミールの伝統的な手工芸品の展示会へ
👋[Kashmiriyat/ Zaina] Kashmir Handicrafts Exhibition at the BIC 昨日は、BIC (Bangalore International Centre)へ。昨日と今日の2日間に亘り、カシミールの伝統的な手工芸品の展示会が開催されている。 精緻な...
全地球的に、気候が乱れている。 バンガロールも然り。 季節外れの雨が続く続く。 雨音を聴きながら眠る夜の寂寞。 目覚めればしかし、瑞々しい庭。 平日は旧居。週末は新居。 人間は、このサイクルに慣れてきた。 4猫は、旧居の庭が世界のすべて。 新居に移すのは、来年考えよう。 デング熱の症状緩和に役立つパ...
バンガロールには、市内/郊外にいくつかのゴルフコースが点在する。年中、心地のよい気候につき、ゴルフをしやすいとも思われる。無論、わたしも夫もゴルフをしないので、詳しいことは、わからない。 昨日は、バンガロール旧空港の近くにあるKGA(カルナータカ・ゴルフ・アソシエーション)を訪れた。1973年に創設...
年初には、COVID-19パンデミックの名残のように、インドではオミクロン株が広がった。しかし、3月を過ぎた頃からは、世界が開け始めた。 新居の準備、友人らの来訪、2年半ぶりの一時帰国、COVID-19感染、ミューズ・クリエイションの活動再開……。 日本からの仕事もぽつぽつと入り、新居の構築もじわじ...
[MUMBAI DAY 5-1] 再び南ムンバイへ。フォートを歩き、100年以上前の日本人女性を思う。
5泊6日のムンバイ滞在も、今日で終わり。昼過ぎのフライトで、バンガロールに戻る。最後の2日は、誰に会うこともなく、一人で過ごした。若き日々、一人旅を重ねたころを思い出すなど、それはまた、稀有な時間だった。 どんなに写真を撮影しても、ネット上にアップロードしておかなければ、未来、紐解く機会がほとんどな...
A dragon was flying in the sky.
A dragon was flying in the sky. The dragon had a jade in its mouth. Soon it became a phoenix and flew away. 🐉 It was because I had been thinking about...
日本で働く日本の人々は、一般に「週休2日制」で予定を立てるだろう。その感覚のまま、インドで暮らし働いたのでは、不都合が発生する。 「インドでは、週休3、4日制と考えて、スケジューリングした方がいいよ」 「お祭りシーズンに突入する9月以降は、週休5日制状態だね。いや、大袈裟じゃなく」 「むしろ年末まで...
今年もまた、昨日から明日までの3日間に亘り、インドの中心部に位置するマハラシュトラ州のナーグプルのディークシャーブーミ(ストゥーパ/仏舎利塔)にて、仏教改宗式が開催されている。 インド国憲法の草案者であり、インドの初代首相ネルー内閣の法務大臣でもあった、ビームラオ・アンベードカルによって、1956年...
一昨日、月に一度のフォーラム・ミーティングのあと、UBシティでランチを楽しんだ。新しくできたトルコ料理店。ご飯もの、肉料理、野菜料理、いずれもおいしい! 忘れぬうちに、写真だけでも残しておく。 https://thekebapci.com/oz
降り注ぐ陽光。 よく冷えたBangalore Bliss。 配達中に偏ったピッツア。 クルトン多過ぎシーザーサラダ。 え? またピッツアが届いた? ん? 違う。友人一家からの贈り物。 少し早めのHappy Diwali! 開けば巨大なチョコチップクッキー🍪 雲の動きが早い高原。 気づけば雲が迫り来て...
🇮🇳本日、マハトマ・ガンディの誕生日。写真の資料は、坂田がセミナーで使用するために作成したものの一部。詳細に関心のある方は、ぜひ「インド・ライフスタイルセミナー必修編①〜⑤」をご覧いただければと思う。 【インド・ライフスタイルセミナー】 ●パラレルワールドが共在するインドを紐解く/セミナー動画 ①多...
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