南インドのバンガロール在住ライター、坂田マルハン美穂のブログ
[DELHI/ DAY 4] 初めての、日本人ゲスト来訪。デリーもまた、我々夫婦の大切な拠点として。
1週間は短い。しかし、ホリデーシーズンの合間を縫うように、今回デリーを訪れて、本当によかったと思う。忘れたくない出会いや出来事が続く。その一つ一つが繋がっていると思うと、どれも大切に記録を残しておきたいとも思う。 少し家の片付けをしようとも思っていたが、そんな隙間はほとんどない。今回は、人にお会いす...
[DELHI/ DAY 3-4] Ashdeen。夢のように美しい刺繍……! パールシー刺繍専門店へ。
インダス文明の時代から、サリーはインド亜大陸に暮らす女性たちの身を包んできた。その土地その土地、独自の様式による染色や織りなどの技法が用いられた約5メートルの一枚布は、以来4000年以上、変容を続けながら衣類としての歴史を刻んでいる。 刺繍や絞り染め、筆画……と、布を彩る無数の技。中でも、インド移住...
[DELHI/ DAY 3-3] 500年前が溶け込む場所、ローディー・ガーデン (Lodhi Garden)。我は儚きひとつの泡沫。
遥か遠い過去から、歴代王朝の首都として栄えてきたデリー。この都市には、今なお千年単位での古い遺跡が、現代に溶け込みながら、歳月の流れを刻んでいる。中でもムガール帝国時代の面影を残すイスラム建築は、デリー市内の随所に点在し、地元の人々の憩いの場として、あるいは観光名所として賑わっている。 さて、アート...
[DELHI/ DAY 3-2] 不思議な繋がり。心の底に眠る「ヒラエスHiraeth」を刺激する作品
インドの伝統的な手工芸世界について、多くの示唆を与え続けてくれる我が友人Devika。2枚目の写真は、先日、彼女のFacebook投稿で目に止まった絵画だ。バイクの周辺に散らばる赤い模様は、ディワリなどで使われる爆竹。Madan Meenaの作品で、タイトルはChildhood Memories -...
[DELHI/ DAY 3-1] 日本との関わりも深いインド国際センター(IIC)へ。21年前の結婚式を思い出す。
昨日はランチのあと、3時を回って夫と二人、出かけることにした。友人のDevikaのFacebook投稿で知ったアーティストの展示会を見ようと、まずは開催場所のインド国際センターへ。広大なロディ・ガーデンにほど近いこの界隈は、国際機関やアートディストリクト、閑静な住宅街がある緑豊かなエリアだ。 さて、...
[DELHI/ DAY 2-2] タゴール。サラスワティ。マレー作戦……。身近な人の話を通して、日本とインドの関わりを思う。
夫の亡母の兄である、Ranjit伯父、そしてNina伯母の家に招かれた夜。大家族が多いインドにあって、夫の家族や親戚は非常に少ない。夫の唯一の従兄弟であるAdityaとTanuも合流し、6人での会合。たぶん10年ぶりだ。当時はまだ子供だった従兄弟夫婦の娘たちは、今、米国の大学に進学している。 これま...
[DELHI/ DAY 2-1] 夫と一緒に、昔ながらの場所で、寝間着やクルタのお買い物など。
デリーに来ると、「歴史の重さ」に圧倒される。家にいても、外に出ても。 パパの他界直後の大掃除では手付かずだった写真や書類の整理をしようと、埃かぶったアルバムなどを取り出す。モノクロの写真に、インドの歴史が映し出される。40代で慢性白血病を発症した実母の、圧倒的な日記に絶句する。 これはもう、さらっと...
[DELHI/ DAY 1] 🇮🇳ここもまた、「ただいま」の場所。2年8カ月ぶりのニューデリー。
2020年1月。義父のロメイシュ・パパが急逝した。筆舌に尽くしがたい混沌の日々を、デリーで過ごした。 その翌月2月。さまざまな「処理」や「片付け」のために、再びデリーへ。 夫は、事務的な仕事を。そしてわたしは実家の大掃除に明け暮れた。人に頼めない、諸々の取捨選択。悲しみをエネルギーに転換するように、...
ブログが不調なんです😿 museindia.typepad.jp 最近、2005年から利用し続けているブログのサーヴァー(米Typepad)のトラブルが続き「Error 503」の表示がでるケースが頻発しています。有料だということもあり信頼してきましたが、先行き不透明なことから、現在、膨大な情報が蓄...
太陽の傾き。差し込む日差し。無口な情景に、ノスタルジア。 明後日27日から、2年8カ月ぶりにデリーへ飛ぶ。 2020年にロックダウンに突入して以降、一度も訪れないままのデリー宅へ。 思いは募れど、わずか1週間の滞在。 ディワリのあとで空気も悪かろう。結構、寒くもあるだろう。 快適なバンガロールの気候...
📷Professional work プロの仕事。(日本語は下部) I wore a "Kyoto Yuzen Saree" to the Diwali party the other day. The photos taken by the photographers were sent to m...
夕方、新居から旧居に戻った。本当ならば、新居でゆっくり過ごしたかったが、猫らが心配だったからだ。 爆音は、動物たちにとってストレスになる。どんなに音が激しくても、わたしたちがいると、彼らもきっと安心だ。 夫と二人で簡単なプージャー(儀礼)をし、夕飯を食べて、少しだけ、花火をした。 最初は爆音に驚いて...
Beautiful morning. Happy Diwali!! 🪔
🇯🇵日本から来ました! 欧州発、日本経由インド。旅するマジョリカ・タイル。 Made in Japan. From Europe, India via Japan. Traveling majolica tiles. https://museindia.typepad.jp/library/2021...
🥂ご近所さんと、Happy Diwali! 縁あって、身近に暮らす人々との出会いに乾杯!
パンデミックの影響で、不自由だった過去2年。しかし今年はもう、インド世間は従来に増して、ホリデー気分が盛り上がっている気がする。実際のところ、先ほど確認するまで、本当のディワリーの日程を把握していなかった😅 ヒンドゥー教における新年のお祝いであり、美や富、豊穣を司るラクシュミーという女神を崇める祝祭...
以下、超長文ですが、バンガロールの新しい玄関口に関する話題につき、ぜひ読んでいただきたい内容です。 (I nearly always write in Japanese, and the auto-translation is often incorrect and misleading.) インド...
😼遠雷を聞きながら。図らずも、夫婦でディナー。実はパーティの日を間違えていた。
(日本語は下に) Unexpectedly, my husband and I had an elegant dinner together. I am wearing a Banarasi saree which is made in Varanasi (complicated). I bough...
🇺🇸🇮🇳🇯🇵14年ぶりの再会! ワシントンD.C.在住時代の友人夫婦が来訪
住み慣れた大好きな街、ニューヨークを離れて、わたしは2002年、夫の暮らすワシントンD.C.に引っ越した。2001年7月に結婚した当初は「遠距離結婚」と決めていたが、9月11日に米国同時多発テロが発生したのを機に、人生の優先順位を見直した結果だった。 3年余りのD.C.生活は、決していい思い出ばかり...
昨日もまた、ディワリ・パーティに招かれた。お預かりしている京友禅サリー2枚のうちの、もう一枚。白地に赤い牡丹。清楚とダイナミックが共存するサリーだ。このサリーについては、また後ほど詳しく紹介したい。 さて、マリーゴールドをはじめとする花々で彩られた邸宅。お茶やお菓子をいただきながら、友人らと言葉をか...
(日本語は下に) 🇮🇳Last week, an exhibition of “Kyoto Yuzen Dying” was held in Kyoto. In addition to about 200 kimonos, 21 sarees were displayed. These are pi...
ヒンドゥー教の新年であり、光の祭りでもあるディワリを前にして、インドは完全にお祭りモード。昨夜は、YPOのDiwali Nightに出席した。 京友禅サリーのプロモーターとしての仕事を正式にお引き受けしてからわずか3日後。非常にいいタイミングで、インドの友人知人らに、サリーを見てもらう機会を得た。 ...
🇮🇳🇯🇵「京友禅サリー」のプロモーターになりました。~日本とインド。協調しながら、伝統的な職人技を次代へ~
Japan and India. Working in harmony, passing on traditional craftsmanship to the next generation.(日本語は下に) I am pleased to announce that I will be a pr...
不易流行。若者たちの感性も反映された、カシミールの伝統的な手工芸品の展示会へ
👋[Kashmiriyat/ Zaina] Kashmir Handicrafts Exhibition at the BIC 昨日は、BIC (Bangalore International Centre)へ。昨日と今日の2日間に亘り、カシミールの伝統的な手工芸品の展示会が開催されている。 精緻な...
全地球的に、気候が乱れている。 バンガロールも然り。 季節外れの雨が続く続く。 雨音を聴きながら眠る夜の寂寞。 目覚めればしかし、瑞々しい庭。 平日は旧居。週末は新居。 人間は、このサイクルに慣れてきた。 4猫は、旧居の庭が世界のすべて。 新居に移すのは、来年考えよう。 デング熱の症状緩和に役立つパ...
バンガロールには、市内/郊外にいくつかのゴルフコースが点在する。年中、心地のよい気候につき、ゴルフをしやすいとも思われる。無論、わたしも夫もゴルフをしないので、詳しいことは、わからない。 昨日は、バンガロール旧空港の近くにあるKGA(カルナータカ・ゴルフ・アソシエーション)を訪れた。1973年に創設...
年初には、COVID-19パンデミックの名残のように、インドではオミクロン株が広がった。しかし、3月を過ぎた頃からは、世界が開け始めた。 新居の準備、友人らの来訪、2年半ぶりの一時帰国、COVID-19感染、ミューズ・クリエイションの活動再開……。 日本からの仕事もぽつぽつと入り、新居の構築もじわじ...
[MUMBAI DAY 5-1] 再び南ムンバイへ。フォートを歩き、100年以上前の日本人女性を思う。
5泊6日のムンバイ滞在も、今日で終わり。昼過ぎのフライトで、バンガロールに戻る。最後の2日は、誰に会うこともなく、一人で過ごした。若き日々、一人旅を重ねたころを思い出すなど、それはまた、稀有な時間だった。 どんなに写真を撮影しても、ネット上にアップロードしておかなければ、未来、紐解く機会がほとんどな...
A dragon was flying in the sky.
A dragon was flying in the sky. The dragon had a jade in its mouth. Soon it became a phoenix and flew away. 🐉 It was because I had been thinking about...
日本で働く日本の人々は、一般に「週休2日制」で予定を立てるだろう。その感覚のまま、インドで暮らし働いたのでは、不都合が発生する。 「インドでは、週休3、4日制と考えて、スケジューリングした方がいいよ」 「お祭りシーズンに突入する9月以降は、週休5日制状態だね。いや、大袈裟じゃなく」 「むしろ年末まで...
今年もまた、昨日から明日までの3日間に亘り、インドの中心部に位置するマハラシュトラ州のナーグプルのディークシャーブーミ(ストゥーパ/仏舎利塔)にて、仏教改宗式が開催されている。 インド国憲法の草案者であり、インドの初代首相ネルー内閣の法務大臣でもあった、ビームラオ・アンベードカルによって、1956年...
一昨日、月に一度のフォーラム・ミーティングのあと、UBシティでランチを楽しんだ。新しくできたトルコ料理店。ご飯もの、肉料理、野菜料理、いずれもおいしい! 忘れぬうちに、写真だけでも残しておく。 https://thekebapci.com/oz
降り注ぐ陽光。 よく冷えたBangalore Bliss。 配達中に偏ったピッツア。 クルトン多過ぎシーザーサラダ。 え? またピッツアが届いた? ん? 違う。友人一家からの贈り物。 少し早めのHappy Diwali! 開けば巨大なチョコチップクッキー🍪 雲の動きが早い高原。 気づけば雲が迫り来て...
🇮🇳本日、マハトマ・ガンディの誕生日。写真の資料は、坂田がセミナーで使用するために作成したものの一部。詳細に関心のある方は、ぜひ「インド・ライフスタイルセミナー必修編①〜⑤」をご覧いただければと思う。 【インド・ライフスタイルセミナー】 ●パラレルワールドが共在するインドを紐解く/セミナー動画 ①多...
🎎まるで日本のひな祭りを思わせる人形の祭り「Navratri Golu」。
昨年に引き続き、今年も三人の娘を持つ友人宅に招かれた。 今年は9月26日に始まった「ダセラ/ダシェラ」と呼ばれる祝祭の期間。これはインド二大叙事詩のひとつ『ラーマーヤナ』の主人公であるラーマ王子が、10の頭を持つ悪魔ラヴァナを退治したことを祝することに因んでいる。 あまりにも宗教ごとの祝祭が多いため...
🙏闘病の末、38歳でこの世を去った、我が友人の小畑澄子さん。アントニオ猪木氏の訃報を目にして、瞬時に彼女のことを思い出した。 魂が自由に行き交っているであろう、黄泉の国。光に満ちた世界で、アントニオ猪木氏は、大勢のファンに囲まれていることだろう。その中には、きっと澄子さんの姿もあるに違いない。 以下...
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