南インドのバンガロール在住ライター、坂田マルハン美穂のブログ
🙏今朝は、訃報で一日がはじまった。ヴィクラム・キルロスカ氏が、心臓発作で急逝された。当地バンガロールに拠点を置くトヨタ・キルロスカの副社長だ。まだ64歳という若さだった。 ヴィクラムとは、インド移住当初から、折に触れてお会いしてきた。夫のアルヴィンドとヴィクラムが、同じMIT(マサチューセッツ工科大...
🥞高度経済成長期の昭和40年、福岡に生まれた我。外食産業も急成長の時期。ハイカラを好んだ両親に連れられ、新天町「ロイヤル」(ロイヤルホスト前身)によく訪れた。江頭匡一氏によって創業されたロイヤルは、米国のダイナーに着想を得たファミリーレストランの先駆け。 🥞機内食、セントラルキッチン……江頭氏の指揮...
夜中、ふと目覚める。 なにか、夢を見ていたはずだ。 今、何時なのか。 自分が、どこにいるのか。 今、何月なのか。 冬なのか。 春なのか。 わたしは、何歳なのか。 これまで、どれほど生きてたか。 このさき、どれほど生きるのか。 わからないまま、再び眠りに落ちる。 胡蝶の夢の如く。 夢か現か。 現か夢か...
[Pondicherry Day 03] 国境やイデオロギーを超えた理想郷、オーロヴィルへ。
昨日は、ポンディシェリから北に約15キロの場所にあるオーロヴィルへ赴いた。インド人の思想家であり宗教家、インテグラル・ヨガの指導者でもあったオーロビンド・ゴーシュと、彼のパートナーだったフランス人女性、ミラ・アルファサ(通称マザー)によって1968年に創設された国際的な共同体だ。 国籍や宗教、政治的...
[Pondicherry Day 02] ミーティングの1日。夕方から、街を巡る。
この旅行は、自由に遊ぶことだけが目的ではない。短いながらもプログラムが定められ、ミーティングは大切な時間。 昨日はランチを挟んで、午前午後と、ミーティング。夕方から、街を巡るウォーキングツアーに出かけた。 「数千年前の歴史」が、国の随所で身近に触れられるインドでは、「数百年前の歴史」など、さほど遠く...
[Pondicherry Day 01-3] 南インドの中のフランス。ポンディシェリへ。
今回のポンディシェリ旅行。YPOのフォーラム・フレンドたちと、久しぶりの女子旅だ。COVID-19パンデミックで、2年ほど以上に亘り、自由に旅ができなかった。 今年半ばあたりから、インドではかなり自由に旅ができるようになり、今となっては空港も人がごった返すほど、多くの人たちが各地を行き交っている。活...
[Pondicherry Day 01-2] 切り取り、撮りたい、情景がそこここに。南インドの中のフランス。ポンディシェリ。
ベンガル湾に面した海辺の町、ポンディシェリ。 ここは1954年まで、フランス植民地だった。 インドの、豊かで多様性に溢れ過ぎた歴史をまた、紐解かずにはいられない。 夕暮れどき、ひとり、あてもなく街を歩く。 たちまち記憶は1994年、欧州を3カ月間、放浪したころに飛ぶ。 ずっと、彷徨っている。
[Pondicherry Day 01-1] 南インドの中のフランス。ポンディシェリへ。
早起き。 混雑する空港。 チェックイン。 わたしのインド歴より1歳年下のIndigo。 チェンナイ経由。 久しぶりの女子旅。 3時間足らずのドライヴ。 初めての街、ポンディシェリ!
京友禅サリーの展示会のために発注していたマネキンが、数日前に届いた。(日本語は下に) The five mannequins, I had ordered for the Kyoto Yuzen Saree exhibition, arrived a few days ago. They were ...
《重要》坂田マルハン美穂及びミューズ・クリエイションに対する誹謗中傷が流布されている件についての釈明
************************ I recently learned that a member of the Japanese community in Bangalore has been running a mischievous campaign of slander ag...
このごろは、新居と旧居の往来が頻繁で、猫らと過ごす時間が短くなってしまった。 人間は、とても寂しい。😢 猫らも、すこし寂しい。😿 「行ってきま〜す」と言いながら庭に出たら、遠くから、鋭い視線。 NORA姉さん、ROCKY兄さん、JACK青年。 CANDYはNORA姉さんと喧嘩するので、サンルームで一...
💃🥻Photo and video shoot in Kyoto Yuzen sarees!
I will soon publish the videos and photos taken by the photographer. Look forward to it! 🇯🇵Bollyqueの二人に、京友禅サリーを着て踊ってもらうことにしていた。せっかくなので、カメラマンに来てもらい、写真と...
Bollyque (Bollywood & Fitness) dancers came to Bangalore!
Last year, when I couldn't go out because of the lockdown, I was taking dance lessons online with Bollyque. This time, the girls stopped in Bangalore ...
モディ首相が来訪した翌日の12日に開催された開港式典に参加した。先月下旬、植樹をさせていただいた際に完成間際のターミナルを見ていたが、改めて、その麗しさに感激した夜だった。少なくともわたしが知る限りにおいて、世界で一番すてきな空港だ。10月下旬の記録に残した通り、そのコンセプトが見事に反映されていた...
🥻Mrinaliniのサリーを眺め、豊かな布の一日を締めくくる。
お気に入りのホテル、Oberoiで優雅なランチタイムを過ごしたあとは、もう一つのお気に入りのホテルである、Taj West Endへ。これまでも幾度か紹介したサリーのブランド「Mrinalini」のオーナーである友人のYashoから、案内をもらっていたのだ。 そう。再び、同じ名前のYasho(正式に...
🌳🌺花と緑のランチタイム、2回。日本とインドのプロジェクトを語り合う午後。
昨日は、Ambaraでの展示会に参加した後、すぐにOBEROI ホテルへ赴く予定だった。ところが、AmbaraのオーナーであるJayaが、ナーサリーの裏庭にオープンしたカフェでランチをと勧めてくれる。せっかくなので、「軽めのものを」と、サラダやラザーニアなどを少しずつ、試食させていただいた。 どれも...
🥻過去の布。現在の布。パズルのように組み合わせて創る、唯一無二の芸術。
インド生活18周年を迎えた昨日、11月10日。わたしにとっては、サリーとファッションの一日となった。 先日、行きつけのブティックAmbaraのオーナーであるJayaから連絡があった。「A Touch of Joy」の展示会で販売するサリーを、当日、着てもらえないかということだった。サリーのよさは、広...
🌏Climate Philanthropy/気候変動問題に対し、我々はどう取り組むべきなのか。
ほぼパンデミックが明けたここ数カ月。加速度を増すように、諸々のイヴェントが相次ぐ。インドだけでなく、日本からの仕事、ミューズ・クリエイションのCSR関係の問い合わせも少しずつ増えてきて、2年余りの停滞を取り戻すかのようだ。 関心のあるイヴェントが軒並み続くことはうれしい。招待されるのはありがたい。し...
バンガロールにて京友禅サリーの展示会を開催します。出席をご希望の方は、坂田まで直接ご連絡をください。 🇮🇳Kyoto Yuzen Saree Show (December 2nd and 3rd/ Invitation only) If you are interested in the exhib...
🇮🇳Since I moved to India in 2005, I have been "exploring the city" for many years. Today's exploration was the deepest in a long time. A place you wou...
[DELHI/ DAY 7-2] 京都とKYOTOが出合う。Ashdeenを訪ね、パールシー刺繍の歴史や、日本とインドの関わりを知る至福のひととき。
🇮🇳In the first photo, Ashdeen is holding a Kyoto Yuzen saree. I am holding Ashdeen's Saree named "KYOTO". 🇯🇵1枚目の写真。Ashdeenが持っているのは京友禅サリー。わたしが持っているのは「K...
[DELHI/ DAY 7-1] デリー滞在最終日。インド・デザイナーズのトレンドを見に、DLFエンポリオへ。
市場調査の一環として、あるいは自分のショッピングが目的で、デリーを訪れるたびに立ち寄ってきたDLFエンポリオ (Emporio)モール。 バンガロールのUBシティを含め、インド都市部に続々とショッピングモールが誕生した十数年前。ムンバイのPalladium Mallは2007年、DLFエンポリオは2...
I am a victim of the auto-translation feature. I don't know how much my pride as a writer (in Japanese) has been hurt by the automatic translation fun...
「この膝がいいね」と君が乗ったから、十一月三日はお膝記念日😸
1週間のデリー旅を経て、昨夜バンガロールに戻った。まだ書き留めきれていないことも多々あり、魂は半分、デリーに残っているが、ともあれ身体は戻ってきた。 久々に4猫と再会。このごろは、週末を新居で過ごすことから、彼らとの時間が短い。週末より数日長かっただけなのに、みな、とても甘えてくる。 もともと全員が...
[DELHI/ DAY 6−3] プライスレスな宝の山。埃を拭えば、鮮やかに迫る過去。家族の歴史を物語る写真や書籍、手紙を紐解く。
前回の記録に記した夫の母方の祖父は、晩年をデリー近郊のファリダバードで暮らしていた。心臓病を患っていた祖母は、ロンドンの病院で、すでに他界していた。「死ぬときには、妻の近くで死にたい」と言っていた祖父は、ロンドン旅行中、「見事な死」を遂げる。ドラマティックな祖父の物語の一部は、下記の長大なブログに記...
[DELHI/ DAY 6−2] 彼女を手離すな。定められたレールの上にて。家族の歴史を記録するのも我が役割。
一昨日は、改めて伯父(夫の亡母の兄)の家を訪れた。パンジャブ地方、現パキスタンのラホールを出自とする、夫の母方の歴史を取材するためだ。これまでも、英国統治時代から、インド・パキスタン分離独立を経て、インドで事業を起こし、政治や経済に関わってきた曽祖父や祖父の偉業を聞いてきた。聞くにつけ、関心は深まっ...
この1カ月、同プログのサーヴァーである米国Typepadの不調が続いています。データの移行によるトラブルとされていますが、全くアクセスできない日もあるなど、改善されない状況が続いています。 今世紀に入ったばかりのブログ黎明期に誕生したサーヴィスにつき、10年、15年と、長期にわたる利用者が大半である...
[DELHI/ DAY 5&6-1] マルハン家のマイルドな北インド料理でおもてなし。瞬く間に過ぎるデリーの日々。
瞬く間に2年8カ月ぶりのデリー滞在が終盤だ。動くほどに、留めておきたい出来事は増える。自身の経験や思いを、InstagramやFacebookなど、ソーシャル・メディアに残しブログに整理する理由はいくつもある。「人との出会いの契機になる」というのも、その理由のひとつだ。 今回、わたしの投稿を契機に、...
[DELHI/ DAY 5] インドの伝統工芸と職人たちを支援し続けるDASTKARの創始者、Lailaを訪ねる朝。
(日本語は下部に) I met Laila Tyabji yesterday, one of the founders of Dastkar. I was very happy to have my wish come true!! I had the opportunity to intervie...
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