昨日は勉強を始めた大学の、私にとっては実質の初講義でした。先週は一人でガイダンス。本来は週に一回、別の曜日ですが、昨日は学生さんへの導入としてつづれ織りの歴史の座学があり、出席させてもらいました。先生、助手の先生、学生さん(2年生?)3人、それに私。私一人で平均年齢をだいぶ上げていますね。工房横のセミナー室で13時から17時まで、途中10分の休憩をはさんでしっかり学びました。たくさんの書籍、図録を見て、紀元前の遺跡から見つかったつづれ織りの断片に始まり、西洋、東洋でどのように発展してきたかの概説。特にフランスで王侯貴族の城や館の装飾として、中世に全盛期を迎えたとのこと。図録、貴婦人と一角獣のシリーズは、本当に見応えがあった。背景の百花模様は庭の花の代わり、ウィリアムモリスがその流れを汲むという。フランスで...大学初講義