【社労士受験生必見!】概算保険料の延納ってどんな制度? 皆さん、こんにちは! HR社労士事務所です。 今回は、労働保険の概算保険料の延納について、わかりやすく解説していきますね。 労働保険料って、年に1回、まとめて納めるのが原則なんですが、「え、そんなに一括で払うの!?」っ...
社会保険労務士試験の中で試験科目ごとに出題頻度の高い論点を解説したブログです。
HR社労士事務所は大分市を中心に経理・人事労務担当者の採用・教育及び事業所の労務管理に関するサービスを行う社会保険労務士事務所です。
賃金のポイント 1.賃金支払の5原則 (ポイント) ・賃金の支払いにあたり以下の5つの原則を守らなければならない ①賃金は通貨で支払わなければならない ②賃金は労働者に直接支払わなければならない ③賃金は全額を支払わなければならない ④賃金は毎月1回以上支払わなければならな...
労働契約のポイント 1.労働条件の明示(法15条) (ポイント) ・使用者は労働者を雇い入れる際に契約内容を明示する義務がある ・明示事項には絶対的明示事項と相対的明示事項がある ・絶対的明示事項は必ず定めて明示しなければならない事項をいう ・相対的明示事項は定めをする場合...
労働契約のポイント 1.労働基準法違反の契約(法13条) (ポイント) ・契約自由の原則により、労働者と使用者との労働契約は自由に締結できる ・しかし労働基準法に違反する部分は自動的に労働基準法の基準に引き上げられる ・無効となった部分以外は有効で契約全体が無効になるわけで...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.専門業務型裁量労働のみなし労働時間制 (ポイント) ・業務に労働者の裁量の余地が大きく時間管理がなじまない業務が対象 ・労使協定を締結し対象業務など一定の事項を定め労基署への届出が必要 ・対象労働者については労使協定で定めた時間労働したも...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.みなし労働時間制 (ポイント) ・みなし労働時間制は実際の労働時間にかかわらず一定の労働時間労働したとみなす制度 ・みなし労働時間制には以下の3つがある ①事業場外労働のみなし労働時間制 ②専門業務型裁量労働のみなし労働時間制 ③企画業務...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.割増賃金のポイント (ポイント) ・時間外労働、休日労働、深夜労働に対して割増賃金を支払う義務がある ・割増率はそれぞれの労働により以下のとおり ①時間外労働→2割5分以上(60時間超の場合は5割以上) ②休日労働→3割5分以上 ③...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.時間外労働・休日労働 (ポイント) ・使用者は以下の場合を除き労働者に時間外労働・休日労働をさせてはならない ①災害による臨時の必要がある場合 ②公務による場合 ③労働者代表と36協定を締結して労基署に届出をしている場合 ・36協定...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.休憩のポイント (ポイント) ・休憩を与える義務と時間は労働時間に応じて以下のとおり ①労働時間6時間以下は休憩付与義務なし ②労働時間6時間超で少なくとも45分の休憩の付与義務あり ③労働時間8時間超で少なくとも60分の休憩の付与...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.1年単位の変形労働時間制 (ポイント) ・労使協定で以下の事項を定め労基署への届出が必要 ①対償労働者の範囲 ②対象期間(1か月超1年以内) ③特定期間(特に繁忙な期間) ④対象期間における労働日及び労働日ごとの労働時間 ⑤労使...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.1か月単位の変形労働時間制 (ポイント) ・労使協定又は就業規則で以下の事項を定める ①変形期間(1か月以内の一定の期間)及びその起算日 ②変形期間における各日及び各週の労働時間 ③労使協定による場合はその有効期間 ・労使協定による...
労働時間・休憩・休日のポイント 1.労働時間(法32条) (ポイント) ・労働基準法で定める労働時間の上限(法定労働時間)は1週間40時間、1日8時間 ・労働時間には休憩時間は含まれないが、作業の待機時間(手待時間)は含まれる ・所定労働時間とは事業場の就業規則で定められて...
賃金のポイント 1.休業手当(法26条) (ポイント) ・使用者の都合により休業した場合は労働者に休業手当を支払う必要がある ・休業手当は平均賃金の60%以上の金額としなければならない ・一部休業では賃金が休業手当てより低い場合にその差額を支払う必要がある ・所定労働時間が...
賃金のポイント 1.賃金払いの5原則(法24条) (ポイント) ・賃金の支払いには以下の①〜⑤の原則がある ①賃金は通貨で支払わなければならに ②賃金は労働者に直接支払わなければならない ③賃金は全額を支払わなければならない ④賃金は毎月1回以上支払わなければならな...
労働契約のポイント 1.退職時等の証明 (ポイント) ・労働者から退職証明書の請求があった場合は遅滞なく交付しなければならない ・退職証明書は労働者が請求した事項を記載しなければならない ・退職後の請求であっても交付しいなければならない ・退職証明書を請求する回数に制限はな...
労働契約のポイント 1.解雇の予告(法20条) (ポイント) ・使用者は労働者を解雇するときは以下のいずれかをしなければならない ①少なくとも30日前の予告 ②30日以上の平均賃金の支払い ・上記①②は併用も可能となっている (例)10日前の予告+20日分以上の平均賃金...
労働契約のポイント 1.解雇に関する規定 (ポイント) ・解雇とは使用者からの一方的な意思表示による労働契約の解除 ・労働基準法には解雇に関する規定として「解雇制限」と「解雇予告」がある ・解雇制限とは法に定められた期間は解雇ができない規定 ・解雇予告は労働者に対して解雇ま...
労働契約のポイント 1.賠償予定の禁止(法16条) (ポイント) ・労働者の契約不履行につき違約金や損害賠償金の額を予定する契約をしてはならない ・労働者本人ほもとより、親権者や身元保証人との間でも禁止されている ・現実に損害が発生したときに賠償金を請求することまでは禁止し...
労働契約のポイント 1.労働条件の明示(法15条) (ポイント) ・使用者は労働契約の締結に際して労働者に労働条件を明示しなければならない ・労働条件の明示事項には「絶対的明示事項」と「相対的明示事項」がある ・絶対的明示事項とは必ず規定を定めて明示しなければならない以下①...
労働契約のポイント 1.労働契約の期間(法14条) (ポイント) ・有期労働者は1年を経過した日以後は申出によりいつでも退職できる ・有期労働契約の契約期間又は更新回数の上限を定めるときは労働者への変更が必要 ・下記の①又は②の契約を更新しないときは30日前までに予告しなけ...
労働契約のポイント 1.労働基準法違反の契約(法13条) (ポイント) ・労働基準法で定める基準に達しない労働契約はそのぶぶんについては無効となる ・無効となった部分は自動的に労働基準法の基準が適用される(部分無効自動引き上げ) ・無効となった部分以外の労働契約については有...
労働基準法の総則 1.平均賃金(法12条) (ポイント) ・月給制の平均賃金は直近3ヶ月の平均賃金で直近3月分の賃金÷その期間の総日数 ・時給制のは直近3月分の賃金÷その期間の労働日数×60% ・直近3月分の賃金には未払賃金も含めて計算する ・賃金締切日がある場合は直近の締...
労働基準法の総則 1.使用者(法10条) (ポイント) ・同法の使用者とは事業主、経営担当者、その他事業主のために行為をするすべての者 ・事業主とは個人事業では事業主個人、法人企業では法人そのもの ・事業の経営担当者とは法人の代表取締約など ・事業主のために行為をするすべて...
労働基準法の総則 1.適用除外等(法116条) (ポイント) ・労働基準法は総則と罰則を除き船員法に規定する船員には適用されない ・労働基準法は同居親族のみを使用する事業には適用されない ・労働基準法は家事使用人には適用されない ・労働基準法は国内にある事業について適用され...
労働基準法の総則 1.公民権行使の保障(法7条) (ポイント) ・使用者は労働者からの以下①②の請求を拒んではならない ①労働者の労働時間中の公民権の行使 ②労働者が公の職務を執行するために必要な時間の請求 ・②については請求された時刻を変更することは可能 ・公民権の行...
職業安定法のポイント 1.求人・求職の申し込み(法5条の6、法5条の7) (ポイント) ・公共職業安定所等は求人の申込み及び求職の申し込みはすべて受理しなければならない ・求人及び求職の申込みの内容が法令に違反する場合等は受理しないことができる 2.労働争議に対する不介入(...
事務の所管・権限の委任 1.事務の所轄・指揮監督(則1条、2条) (ポイント) ・労働保険関係事務は都道府県労働局長、労働基準監督署長、公共職業安定所長が行なう ・都道府県労働局長は厚生労働大臣の指揮監督を受ける ・労働基準監督署長、公共職業安定所長は都道府県労働局長の指揮...
被保険者の種類 1.一般被保険者 (ポイント) ・高年齢被保険者、短期雇用特例被保険者及び日雇労働被保険者以外の被保険者 2.高年齢被保険者 (ポイント) ・65歳以上の被保険者(短期雇用特例被保険者及び日雇被保険者を除く) ・下記の要件をすべて満たして厚生労働大臣に申出を...
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【社労士受験生必見!】業務災害の認定、これでバッチリ! 今回は、「業務災害の認定」について、一緒に掘り下げていきましょう。業務災害は、労災保険の給付を受けるために非常に重要なポイントなので、しっかり理解していきましょうね! 1.業務災害ってなに? まずはキホンから! 業務災...
【社労士講座】危険と隣り合わせ!「特定機械等」をマスターしよう! 皆さん、こんにちは!今回は、特定機械等について、一緒に見ていきましょう! 「特定機械等」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんが、実は私たちの身近な場所で、危険と隣り合わせの作業が行われる際に使われる、...
【社労士試験対策】会社でよく聞く「委員会」ってナニ?労働安全衛生法での重要ポイントを解説! 皆さん、こんにちは!今回は、皆さんの会社でも耳にすることがあるかもしれない「委員会」について、社会保険労務士試験で重要な労働安全衛生法の観点から、ガッツリ掘り下げて解説していきます!...
【社労士受験生必見!】建設業の安全衛生管理体制、これでバッチリ! 皆さん、こんにちは! 社労士試験の勉強、順調に進んでいますか? 膨大な科目に悪戦苦闘している人もいるかもしれませんね。特に、労働安全衛生法は覚えることが多くて大変だと感じる方もいるのではないでしょうか。 今日...
【社労士受験生必見!】これで完璧!「全産業の安全衛生管理体制」を徹底解説! 皆さん、こんにちは!今回は、社労士試験の重要テーマの一つである「全産業の安全衛生管理体制」について、ギュッと凝縮して、皆さんに分かりやすく解説していきます! 「覚えることが多くて大変…」と感じる方も...
【社労士受験生必見!】これで就業規則はバッチリ!基本から届け出まで徹底解説 皆さん、こんにちは!今回は、社労士試験でも頻出テーマの一つである「就業規則」について、ギュッと要約して解説していきます。 「就業規則って難しそう…」「覚えることが多そう…」と感じている方もいるかもし...
【社労士受験生必見!】妊産婦さんのための労働法規を徹底解説!〜ママさん・パパさん社労士への第一歩!〜 皆さん、こんにちは!社労士合格を目指す皆さん、日々の学習お疲れ様です! 今回は、「妊産婦等に関する規定」について、ギュッと凝縮して解説していきます。ここは、女性労働者や子育...
【社労士受験生必見!】「年少者」って奥深い!労働基準法のポイントを徹底解説! 皆さん、こんにちは! 今日は労働基準法の中でも、特に「年少者」にスポットを当てて解説していきたいと思います。一緒に見ていきましょう! 年少者とは? まず、労働基準法でいう「年少者」とは、満18歳に...
【社労士受験生必見!】これで年次有給休暇は怖くない!徹底解説ブログ 皆さん、こんにちは!今回は、労働基準法の中でも特に重要で、かつ実生活にも密接に関わる「年次有給休暇」について、分かりやすく解説していきます! 「有給って複雑…」「いつ、どれくらいもらえるの?」そんな疑問をこ...
【社労士受験生必見!】これで「みなし労働時間制」は怖くない! 「みなし労働時間制」って聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね? でも、実はこれ、働き方によってはとっても合理的な制度なんです。しっかり理解して、本試験でも点数を稼げるようにしちゃいましょう! 1. 「みなし...
【社労士受験生必見!】時間外労働・休日労働と割増賃金を徹底攻略! 今回は、労働基準法の学習の中でも特に重要で、かつ実務でも頻繁に登場する「時間外労働・休日労働と割増賃金」について、内容をぎゅっと凝縮して、皆さんの理解を深めていきたいと思います。 労働時間の原則や例外、そして...
【社労士受験生必見!】複雑な「変形労働時間制」を徹底解説!これであなたもマスター! 今回は多くの受験生が苦手意識を持つであろう「変形労働時間制」について、テキストわかりやすく解説していきます! 「変形労働時間制って難しそう…」「覚えることが多くて頭が混乱する!」と思っている...
【社労士受験生必見!】休憩・休日・変形労働時間制をマスターしよう! 今回は、労働基準法の重要テーマである「休憩」「休日」「変形労働時間制」について、皆さんにもっと身近に感じてもらえるように解説していきますね! 労働時間に関するルールは、社労士試験でも頻出かつ実務でも非常に重...
【社労士受験生必見!】労働時間規制の適用除外と高度プロフェッショナル制度をマスターしよう! 皆さん、こんにちは!今日は、社労士試験の中でも特に重要な「労働時間」の分野から、ちょっと応用的な内容、「労働時間規制の適用除外」と「高度プロフェッショナル制度」について、かみ砕いて解...
【社労士受験生必見!】「賃金」の基本ルール徹底解説! 皆さん、こんにちは! さて、今日のテーマは、労働基準法の学習で非常に重要な「賃金支払いに関するルール」です!試験対策上重要なポイントを絞って、ブログ風にわかりやすく解説していきますね。 「賃金って、毎月決まった日に振り込...
障害基礎年金のポイント 1.年金額(令和6年度) 障害基礎年金は、保険料納付期間の長短に関係なく、障害等級による定額制となっている。等級ごとの年金額は以下の通り。 (1)障害等級2級… 816,000 円 (月額 68,000 円) (2)障害等級1級…1,020,000...
適用除外者(被保険者になれない人) 1.被保険者にならない人 (1)臨時に使用される人(雇用期間が2ヶ月以内の人) (2)日々雇用される人 (3)雇用期間が4ヶ月以内の季節的業務に使用される人 (4)雇用期間が6ヶ月以内の臨時的事業に使用される人 2.1のうち被保険者になれ...
障害者雇用促進法のポイント 1.障害者に対する差別の禁止 (1)事業主は、労働者の募集及び採用について、障害者に対して、障害者でない者と均等な期間を与えなければならない。 (2)事業主は、賃金の決定、教育訓練の実施、福利厚生施設の利用等の待遇について、労働者が障害者であるこ...
概算保険料のポイント 1.労働保険料の納付の方法 印紙保険料を除く労働保険料は、その保険料の対象期間の初めに概算で申告納付し、その期間が終わってから確定額を申告し、概算と確定額の差額を精算する仕組みとなっている。この概算額で納付する保険料を概算保険料という。 2.概算保険...
移転費のポイント 1.受給要件 移転費は、次の要件に該当する受給資格者等が、公共職業安定所等の紹介により就業に就くため、又は公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受けるために住所を変更する場合に支給される。 (1)待期及び給付制限期間が経過した後の就職であること (2...
通勤災害のポイント 1.通勤の定義 通勤とは、労働者が就業に関し、次に掲げる移動を、合理的な経路及び方法により行うことをいい、業務の性質を有するものを除くこととされている。 (1)住居と就業の場所との往復 (2)就業の場所から他の就業の場所への移動 (3)単身赴任者の赴任...
有害業務従事者の特殊健康診断 1.特殊健康診断の概要 事業者は、有害業務に従事する労働者に対し、雇入れの際、配置換えの際及びその後定期的に、医師による特別項目の健康診断を行わなければならない。 かつて有期事業に従事したことがあり、現に使用している労働者にも同様に特殊健康...
1年単位の変形労働時間制のポイント 1.対象期間における労働時間 1年単位の変形労働時間制では、あらかじめ対象となる期間におけるすべての所定労働日の所定労働時間を定めておかなければならない。 2.対象期間が1ヶ月以上で区切る場合の特例 対象期間を1ヶ月以上の期間に区分す...
介護保険法のポイント 1.被保険者等 介護保険の被保険者は次のいずれかに該当する人をいう。 (1)第1号被保険者 市町村の区域内に住所を有する65歳以上の人 (2)第2号被保険者 市町村の区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者 2.第1号被保険者と第...
雇用保険の被保険者について 1.適用事業所の一括 (1)2以上の適用事業所は、厚生労働大臣の承認を受けて、これらの2以上の事業所を一括して1つの事業所とすることができる。 (2)船舶は法律上当然に一括される。船舶所有者の手続きは不要。 2.被保険者期間 (1)被保険者期間と...
障害基礎年金のポイント 1.基準障害 障害等級に該当しない程度の障害の状態にある人が、65歳前日までに、新たに傷病(基準傷病)にかかり、基準傷病による障害と他の障害を併合して、初めて障害等級に該当する程度の障害状態に該当したときは、障害基礎年金が支給される。 2.20歳前...
健康保険の被保険者 1.通常の労働者 適用事業所に使用される者は被保険者となる。 2.代表取締役等 適用事業所の代表取締役等で、法人から労務の対象として報酬を受けている人は、法人に使用される人として被保険者となるが、個人経営の事業主は、被保険者とならない。 3.パートタ...
定年年齢及び継続雇用制度のポイント 1.違反企業に対する企業名公表 高年齢雇用確保措置を実施していない企業は、労働局等により指導・勧告が行われ、なお違反が是正されない場合は、企業名が公表される場合がある。 2.高年齢者就業確保措置 定年を65歳以上70歳未満に定めている...
特別加入保険料の計算 1.特別加入保険料の計算 (計算式)保険料=特別加入保険料算定基礎額×保険料率 2.特別加入保険料算定基礎額 特別加入保険料算定基礎額とは、特別加入者の給付基礎日額を365倍した額。給付基礎日額は、最高25,000円から最低3,500円(家内労働者は...
就職促進手当ー常用就職支度手当のポイント 1.受給要件 常用就職支度手当は、受給資格者等であって、次の要件に該当した身体障害者その他就職が困難な者が、安定した職業に就いた場合に支給される。ただし、再就職手当の支給を受けることができる者については支給されない。 (1)公共職...
業務上災害のポイント 1.業務上災害の認定 業務上災害と認定されるためには、次の要件が満たされていることが必要となる。 (1)業務とその傷病等の間に相当因果関係があること(業務起因性) (2)仕事中に生じた傷病等であること(業務遂行性) 2.業務遂行性 業務遂行性の具体...
特定業務従事者の健康診断 1.特定業務従事者の健康診断 事業者は、特定業務に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置換え及び6ヶ月以内ごとに1回、定期に定期健康診断の項目について、医師による健康診断を行わなければならない。有期雇用労働者であっても、1年以上使用するもの予...
1年単位の変形労働時間制のポイント 1.労働時間及び労働日数の限度 (1)労働時間の限度 1日の労働時間は10時間、1週間の労働時間は52時間が限度。対象期間が「3ヶ月を超える」ときには、次のいずれにも適合しなければならない。 ①対象期間中に、週48時間を超える所定労働時間...
国民健康保険のポイント 1.法定給付等 (1)法定必須給付 保険者に給付を行う義務が課せられているもの(療養の給付、入院時食事療養費、入院時生活療養費、保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、高額療養費、高額介護合算療養費、移送費、特別療養費) (2)法定任意給付 保険者...
厚生年金保険の被保険者について 1.被保険者の種別 平成27年10月の共済年金と厚生年金保険の一元化により、共済年金加入者も厚生年金保険の被保険者となったため、被保険者は次の4つの種別に区分される。 (1)第1号厚生年金被保険者(一般厚生被保険者) 第2号〜第4号被保険...