【社労士受験生必見!】これでバッチリ!「増加概算保険料」を解説! 皆さん、こんにちは!HR社労士事務所です! 今回は、テキストでよく見かけるけれど、いざ説明しようとすると「うーん…」と詰まってしまう方も多い「増加概算保険料」について、皆さんがスッキリ理解できるよう、ブログ形...
社会保険労務士試験の中で試験科目ごとに出題頻度の高い論点を解説したブログです。
HR社労士事務所は大分市を中心に経理・人事労務担当者の採用・教育及び事業所の労務管理に関するサービスを行う社会保険労務士事務所です。
業務災害の認定 1.業務災害 (ポイント) ・業務災害とは労働者の業務上の負傷、疾病、障害、死亡をいう ・業務災害の認定には「業務遂行性」と「業務起因性」の2つが必要となる ・業務遂行性とは労働者が労働契約に基づいて事業主の支配下にある状態 ・業務起因性とは業務と傷病との間...
総括安全衛生管理者のポイント 1.総括安全衛生管理者(法10条) (ポイント) ・事業場の安全・衛生管理の統括管理責任者 ・一定規模及び業種の事業場において専任しなければならない 2.職務(法10条1項) (ポイント) ・安全管理者、衛生管理者、救護活動等を管理する者の指揮...
労働基準法の総則 1.男女同一賃金の原則(法4条) (ポイント) ・使用者は労働者が女性という理由で賃金について差別的取扱いをしてはならない ・賃金の額のみならず賃金体系、賃金形態等の差別的取扱いも対象となる ・女性を不利に扱うことのみならず有利に扱うことも差別となる 2....
国民健康保険の被保険者 1.被保険者 (ポイント) ・国民健康保険の被保険者は健康保険等の被用者医療保険に加入していない自営業者等 ・被扶養者という概念がなく世帯主に扶養されている者であっても被保険者となる ・保険者には都道府県や国民健康保険組合がある 2.被保険者証 (ポ...
厚生年金保険法の総則 1.厚生年金保険の目的(法1条) (ポイント) ・労働者の老齢、障害、死亡について保険給付を行なう ・上記により労働者及び遺族の生活の安定と福祉の向上が目的 2.厚生年金保険の管掌(法2条) (ポイント) ・厚生年金保険は政府が管掌する ・厚生年金保険...
国民年金法の総則 1.国民年金法の目的(法1条) (ポイント) ・老齢、障害、死亡により国民生活の安定が損なわれることを国民の共同連帯で防止 ・もって健全な国民生活の維持及び向上に寄与することが目的 2.国民年金法の給付(法2条) (ポイント) ・国民年金は国民の老齢、障害...
健康保険の総則 1.健康保険の目的(法1条) (ポイント) ・労働者又は被扶養者の業務災害以外の疾病、負傷、死亡、出産に関する保険給付 ・上記により国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする 2.基本的理念(法2条) (ポイント) ・健康保険は医療保険制度の基本...
職業安定法のポイント 1.職業安定法の目的(法1条) (ポイント) ・公共職業安定所、職業安定機関が「職業紹介等」を行なうこと等により ・「職業の安定」を図り「経済及び社会の発展に寄与」することを目的とする 2.労働条件等の明示(法5条の3) (ポイント) ・求人企業等は公...
労働保険徴収法の総則 1.趣旨(法1条) (ポイント) ・この法律は、労働保険の事業の「効率的な運営」を図ることを目的としている。 ・労働保険とは、労災保険と雇用保険の総称である。 2.賃金(法2条2項・3項) (ポイント) ・名称のいかんを問わず、「労働の対価」として事業...
雇用保険の総則 1.雇用保険の目的(法1条) (ポイント) ・雇用保険では「失業」「雇用の継続困難」「教育訓練の受講」に対し失業等給付を行なう。 ・雇用保険では「育児休業」に対し「育児休業給付」を行なう。 ・雇用保険では上記以外に雇用保険二事業を行なう。 2.雇用保険の管掌...
労災保険法の総則 1.労災保険法の目的(法1条) (ポイント) ・労働者の業務上又は通勤による負傷、疾病、障害、死亡等に対して保険給付を行なう。 ・被災した労働者の社会復帰の促進、遺族の援護、安全・衛生の確保を図る。 ・上記をもって労働者の福祉の増進に寄与することを目的とす...
労働安全衛生法の総則 1.労働安全衛生法の目的(法1条) (ポイント) ・労働災害防止のための危険防止基準の確立、責任体制の明確化、自主的活動の促進の措置を講じることにより、 ・職場における労働者の安全と健康を確保及び快適な職場環境の形成を促進することを目的とする。 2.用...
労働基準法の総則 1.労働条件の原則(法1条) (ポイント) ・労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むことができるものでなければならない。 ・使用者は労働基準法を根拠に労働条件を引き下げてはならない。 ・労働条件には雇い入れ(採用)は含まれない。 2.労働条件の決定(...
国民健康保険法のポイント 1.国民健康保険とは すべての国民はいずれかの公的な医療保険制度に加入することになっており、これを「国民皆保険制度」といいます。医療保険は就業形態等により、被用者(会社員など)を対象とした職域保険と、それ以外の人々(自営業者など)を対象とした地域...
特別支給の老齢厚生年金の支給について 1.特例の概要 特別支給の老齢厚生年金は、生年月日に応じて支給開始年齢が引き下げられますが、一定の要件を満たした場合は、報酬比例部分と定額部分を合わせた老齢厚生年金を請求することができます。特例には「障害者特例」、「長期加入者特例」、...
付加年金のポイント 1.付加年金とは 付加年金とは、第1号被保険者が、毎月の国民年金保険料にプラスして付加保険料を支払うことで、納付月数に応じて支給される年金のことをいいます。 2.受給要件 付加年金を受給するには以下の要件を満たす必要があります。 (1)付加保険料の納...
標準報酬月額等のポイント 1.報酬とは 報酬とは、名称を問わず、労働者が労働の対価として受けるすべてのものをいいます。ただし、臨時に受けるもの及び3ヶ月を超える期間(年3回を超える賞与等)ごとに受けるものは除かれます。 2.標準報酬とは 標準報酬とは、保険料・保険給付の...
育児・介護休業法のポイント 1.育児休業の定義 育児休業とは、労働者が、その1歳に満たない子を養育するためにする休業をいいます。1歳に満たない子とは、法律上の親子関係に基づく子で実施のほか養子も含みます。 2.育児休業の対象者 男女労働者です。ただし、期間を定めて雇用さ...
印紙保険料のポイント 1.印紙保険料の額 印紙保険料の日額は、日雇労働被保険者の賃金日額に応じ、以下の3段階の設定となっています。 (第1級)賃金日額11,300円以上→印紙保険料176円 (第2級)賃金日額8,200円以上11,300円未満→印紙保険料146円 (第3級...
高年齢雇用継続基本給付金について 1.みなし賃金日額 みなし賃金日額とは、当該被保険者が60歳に達した日を受給資格に係る離職の日とみなして算定されることとなる賃金日額に相当する額をいいます。 2.支給対象月 支給対象月は原則として、被保険者が60歳に達した日の属する月か...
受給権の保護と公課の禁止 1.受給権の保護 労災保険の保険給付を受ける権利は、労働者の退職によって変更されません。療養補償給付、休業補償給付等は、退職後も要件を満たしていれば支給されます。休業補償給付は、労務不能である期間の賃金支払い状況等を事業主が証明する必要があります...
衛生管理者のポイント 1.衛生管理者の資格 衛生管理者になるための資格要件は次のとおりです。 (1)医師・歯科医師 (2)労働衛生コンサルタント (3)第1種衛生管理者免許 (4)第2種衛生管理者免許 (5)衛生工学衛生管理者免許 (6)その他厚生労働大臣が定めるもの 2...
時間外・休日労働に関する協定(36協定) 1.時間外労働の限度時間 時間外労働の限度時間は、月45時間、年360時間となります。例外として業務量の大幅な増加等により臨時的な事情があって、労使が合意する場合(特別条項)でも、時間外労働が月100時間未満(休日労働含む)、年7...
国民年金保険法のポイント 1.療養の給付 療養の給付、入院時食事療養費、入院時生活療養費、保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、移送費(健康保険法と同様の給付内容になっています) 2.高額療養費 給付内容は健康保険と同様ですが、所得区分が所得基準額で計算されます。所...
高年齢雇用継続給付との調整 1.高年齢雇用継続給付とは 雇用保険の高年齢雇用継続給付とは、雇用保険の被保険者期間が5年以上ある60歳以上65歳未満の雇用保険の被保険者に対して、賃金額が60歳到達時の75%未満となった方を対象に、最高で賃金額の15%に相当する額を支給するも...
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【社労士講座】条文から学ぶ!社会保険労務士の役割と資格、そして試験対策まで徹底解説! 皆さん、こんにちは!HR社労士事務所です。 今回は、社会保険労務士のテキストから、その役割、資格、そして気になる試験について、ブログ風に解説していきますね! 社会保険労務士ってどんな仕事?...
【社労士受験生必見!】これでバッチリ!「継続事業の一括」を徹底解説! 皆さん、こんにちは!HR社労士事務所です。 さて、今回はテキスト継続事業の一括について、皆さんが混乱しがちなポイントをしっかり押さえて、分かりやすく解説していきたいと思います! 「一括って聞くと、なんか難...
【社労士受験生必見!】雇用保険法:基本手当のキホンをマスターしよう! 皆さん、失業した時に「あれ、どうしよう…」と不安になった経験はありませんか? そんな時に心強い味方になってくれるのが、雇用保険の「基本手当」なんです! 今回は、この基本手当を受け取るための大切なポイントを...
【社労士受験生必見!】業務災害の認定、これでバッチリ! 今回は、「業務災害の認定」について、一緒に掘り下げていきましょう。業務災害は、労災保険の給付を受けるために非常に重要なポイントなので、しっかり理解していきましょうね! 1.業務災害ってなに? まずはキホンから! 業務災...
【社労士講座】危険と隣り合わせ!「特定機械等」をマスターしよう! 皆さん、こんにちは!今回は、特定機械等について、一緒に見ていきましょう! 「特定機械等」という言葉、あまり聞き慣れないかもしれませんが、実は私たちの身近な場所で、危険と隣り合わせの作業が行われる際に使われる、...
【社労士試験対策】会社でよく聞く「委員会」ってナニ?労働安全衛生法での重要ポイントを解説! 皆さん、こんにちは!今回は、皆さんの会社でも耳にすることがあるかもしれない「委員会」について、社会保険労務士試験で重要な労働安全衛生法の観点から、ガッツリ掘り下げて解説していきます!...
【社労士受験生必見!】建設業の安全衛生管理体制、これでバッチリ! 皆さん、こんにちは! 社労士試験の勉強、順調に進んでいますか? 膨大な科目に悪戦苦闘している人もいるかもしれませんね。特に、労働安全衛生法は覚えることが多くて大変だと感じる方もいるのではないでしょうか。 今日...
【社労士受験生必見!】これで完璧!「全産業の安全衛生管理体制」を徹底解説! 皆さん、こんにちは!今回は、社労士試験の重要テーマの一つである「全産業の安全衛生管理体制」について、ギュッと凝縮して、皆さんに分かりやすく解説していきます! 「覚えることが多くて大変…」と感じる方も...
【社労士受験生必見!】これで就業規則はバッチリ!基本から届け出まで徹底解説 皆さん、こんにちは!今回は、社労士試験でも頻出テーマの一つである「就業規則」について、ギュッと要約して解説していきます。 「就業規則って難しそう…」「覚えることが多そう…」と感じている方もいるかもし...
【社労士受験生必見!】妊産婦さんのための労働法規を徹底解説!〜ママさん・パパさん社労士への第一歩!〜 皆さん、こんにちは!社労士合格を目指す皆さん、日々の学習お疲れ様です! 今回は、「妊産婦等に関する規定」について、ギュッと凝縮して解説していきます。ここは、女性労働者や子育...
【社労士受験生必見!】「年少者」って奥深い!労働基準法のポイントを徹底解説! 皆さん、こんにちは! 今日は労働基準法の中でも、特に「年少者」にスポットを当てて解説していきたいと思います。一緒に見ていきましょう! 年少者とは? まず、労働基準法でいう「年少者」とは、満18歳に...
【社労士受験生必見!】これで年次有給休暇は怖くない!徹底解説ブログ 皆さん、こんにちは!今回は、労働基準法の中でも特に重要で、かつ実生活にも密接に関わる「年次有給休暇」について、分かりやすく解説していきます! 「有給って複雑…」「いつ、どれくらいもらえるの?」そんな疑問をこ...
【社労士受験生必見!】これで「みなし労働時間制」は怖くない! 「みなし労働時間制」って聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね? でも、実はこれ、働き方によってはとっても合理的な制度なんです。しっかり理解して、本試験でも点数を稼げるようにしちゃいましょう! 1. 「みなし...
【社労士受験生必見!】時間外労働・休日労働と割増賃金を徹底攻略! 今回は、労働基準法の学習の中でも特に重要で、かつ実務でも頻繁に登場する「時間外労働・休日労働と割増賃金」について、内容をぎゅっと凝縮して、皆さんの理解を深めていきたいと思います。 労働時間の原則や例外、そして...
【社労士受験生必見!】複雑な「変形労働時間制」を徹底解説!これであなたもマスター! 今回は多くの受験生が苦手意識を持つであろう「変形労働時間制」について、テキストわかりやすく解説していきます! 「変形労働時間制って難しそう…」「覚えることが多くて頭が混乱する!」と思っている...
【社労士受験生必見!】休憩・休日・変形労働時間制をマスターしよう! 今回は、労働基準法の重要テーマである「休憩」「休日」「変形労働時間制」について、皆さんにもっと身近に感じてもらえるように解説していきますね! 労働時間に関するルールは、社労士試験でも頻出かつ実務でも非常に重...
【社労士受験生必見!】労働時間規制の適用除外と高度プロフェッショナル制度をマスターしよう! 皆さん、こんにちは!今日は、社労士試験の中でも特に重要な「労働時間」の分野から、ちょっと応用的な内容、「労働時間規制の適用除外」と「高度プロフェッショナル制度」について、かみ砕いて解...
【社労士受験生必見!】「賃金」の基本ルール徹底解説! 皆さん、こんにちは! さて、今日のテーマは、労働基準法の学習で非常に重要な「賃金支払いに関するルール」です!試験対策上重要なポイントを絞って、ブログ風にわかりやすく解説していきますね。 「賃金って、毎月決まった日に振り込...
【社労士受験生必見!】これで完璧!労働契約の解除と退職時の証明、わかりやすく解説! 皆さん、こんにちは! 社労士試験の学習、順調に進んでいますか? 今回は、特に受験生から質問が多い「労働契約の解除」と「退職時の証明」の内容をギュッと凝縮して、わかりやすく解説していきます! ...
適用除外者(被保険者になれない人) 1.被保険者にならない人 (1)臨時に使用される人(雇用期間が2ヶ月以内の人) (2)日々雇用される人 (3)雇用期間が4ヶ月以内の季節的業務に使用される人 (4)雇用期間が6ヶ月以内の臨時的事業に使用される人 2.1のうち被保険者になれ...
障害者雇用促進法のポイント 1.障害者に対する差別の禁止 (1)事業主は、労働者の募集及び採用について、障害者に対して、障害者でない者と均等な期間を与えなければならない。 (2)事業主は、賃金の決定、教育訓練の実施、福利厚生施設の利用等の待遇について、労働者が障害者であるこ...
概算保険料のポイント 1.労働保険料の納付の方法 印紙保険料を除く労働保険料は、その保険料の対象期間の初めに概算で申告納付し、その期間が終わってから確定額を申告し、概算と確定額の差額を精算する仕組みとなっている。この概算額で納付する保険料を概算保険料という。 2.概算保険...
移転費のポイント 1.受給要件 移転費は、次の要件に該当する受給資格者等が、公共職業安定所等の紹介により就業に就くため、又は公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受けるために住所を変更する場合に支給される。 (1)待期及び給付制限期間が経過した後の就職であること (2...
通勤災害のポイント 1.通勤の定義 通勤とは、労働者が就業に関し、次に掲げる移動を、合理的な経路及び方法により行うことをいい、業務の性質を有するものを除くこととされている。 (1)住居と就業の場所との往復 (2)就業の場所から他の就業の場所への移動 (3)単身赴任者の赴任...
有害業務従事者の特殊健康診断 1.特殊健康診断の概要 事業者は、有害業務に従事する労働者に対し、雇入れの際、配置換えの際及びその後定期的に、医師による特別項目の健康診断を行わなければならない。 かつて有期事業に従事したことがあり、現に使用している労働者にも同様に特殊健康...
1年単位の変形労働時間制のポイント 1.対象期間における労働時間 1年単位の変形労働時間制では、あらかじめ対象となる期間におけるすべての所定労働日の所定労働時間を定めておかなければならない。 2.対象期間が1ヶ月以上で区切る場合の特例 対象期間を1ヶ月以上の期間に区分す...
介護保険法のポイント 1.被保険者等 介護保険の被保険者は次のいずれかに該当する人をいう。 (1)第1号被保険者 市町村の区域内に住所を有する65歳以上の人 (2)第2号被保険者 市町村の区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者 2.第1号被保険者と第...
雇用保険の被保険者について 1.適用事業所の一括 (1)2以上の適用事業所は、厚生労働大臣の承認を受けて、これらの2以上の事業所を一括して1つの事業所とすることができる。 (2)船舶は法律上当然に一括される。船舶所有者の手続きは不要。 2.被保険者期間 (1)被保険者期間と...
障害基礎年金のポイント 1.基準障害 障害等級に該当しない程度の障害の状態にある人が、65歳前日までに、新たに傷病(基準傷病)にかかり、基準傷病による障害と他の障害を併合して、初めて障害等級に該当する程度の障害状態に該当したときは、障害基礎年金が支給される。 2.20歳前...
健康保険の被保険者 1.通常の労働者 適用事業所に使用される者は被保険者となる。 2.代表取締役等 適用事業所の代表取締役等で、法人から労務の対象として報酬を受けている人は、法人に使用される人として被保険者となるが、個人経営の事業主は、被保険者とならない。 3.パートタ...
定年年齢及び継続雇用制度のポイント 1.違反企業に対する企業名公表 高年齢雇用確保措置を実施していない企業は、労働局等により指導・勧告が行われ、なお違反が是正されない場合は、企業名が公表される場合がある。 2.高年齢者就業確保措置 定年を65歳以上70歳未満に定めている...
特別加入保険料の計算 1.特別加入保険料の計算 (計算式)保険料=特別加入保険料算定基礎額×保険料率 2.特別加入保険料算定基礎額 特別加入保険料算定基礎額とは、特別加入者の給付基礎日額を365倍した額。給付基礎日額は、最高25,000円から最低3,500円(家内労働者は...
就職促進手当ー常用就職支度手当のポイント 1.受給要件 常用就職支度手当は、受給資格者等であって、次の要件に該当した身体障害者その他就職が困難な者が、安定した職業に就いた場合に支給される。ただし、再就職手当の支給を受けることができる者については支給されない。 (1)公共職...
業務上災害のポイント 1.業務上災害の認定 業務上災害と認定されるためには、次の要件が満たされていることが必要となる。 (1)業務とその傷病等の間に相当因果関係があること(業務起因性) (2)仕事中に生じた傷病等であること(業務遂行性) 2.業務遂行性 業務遂行性の具体...
特定業務従事者の健康診断 1.特定業務従事者の健康診断 事業者は、特定業務に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置換え及び6ヶ月以内ごとに1回、定期に定期健康診断の項目について、医師による健康診断を行わなければならない。有期雇用労働者であっても、1年以上使用するもの予...
1年単位の変形労働時間制のポイント 1.労働時間及び労働日数の限度 (1)労働時間の限度 1日の労働時間は10時間、1週間の労働時間は52時間が限度。対象期間が「3ヶ月を超える」ときには、次のいずれにも適合しなければならない。 ①対象期間中に、週48時間を超える所定労働時間...
国民健康保険のポイント 1.法定給付等 (1)法定必須給付 保険者に給付を行う義務が課せられているもの(療養の給付、入院時食事療養費、入院時生活療養費、保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、高額療養費、高額介護合算療養費、移送費、特別療養費) (2)法定任意給付 保険者...
厚生年金保険の被保険者について 1.被保険者の種別 平成27年10月の共済年金と厚生年金保険の一元化により、共済年金加入者も厚生年金保険の被保険者となったため、被保険者は次の4つの種別に区分される。 (1)第1号厚生年金被保険者(一般厚生被保険者) 第2号〜第4号被保険...
障害基礎年金のポイント 1.受給要件 次のいずれにも該当するときに支給される。 (1)障害認定日において障害等級1級または2級に該当すること (2)初診日において次のいずれかに該当すること ①被保険者であること ②被保険者であった者で、日本国内に住所を有し60歳以上6...