近頃、そんな言葉をよく耳にする。 「描いていた未来とは違ったけれど」… 描いていた未来ってどんな未来だろう。 私はどんな未来を描いていただろう。 若い頃は、ただただ自分に自信がなくて、 大した未来を思い描けなかった。 年老いたとき、一緒に寄り添い歩ける人と 穏やかな日々を送...
59歳。卒婚、引っ越し、そして退職。 日々衰える体力と衰えたくない好奇心。 ほっこりまったり、心の陽だまり大切に。
初めての子どもを授かったとき 彼はとても喜んでくれたが、 それと子育ての協力は別物だったようで テレビを見ながらビールを飲む、という 至福の時間を、彼は誰にも邪魔させなかった。 もう既に、アルコールの問題は 私にとって避けては通れない重大事だった。 何度も話し合い、3本飲ん...
結婚してひと月もすると、 私は見事に結婚前の義母と同じ立場になった。 私自身、結婚後も仕事を続けており、 朝は彼と共に6時半には家を出た。 ワイシャツはクリーニングに出すし、 お昼は外で食べるから、 と彼は言っていたのだが、 あっという間に私がアイロンがけをし、 毎日、お弁...
新婚旅行の最後の夜、 私はホテルの窓から外のネオンを見下ろして 何を間違えたのかと途方に暮れていた。 部屋のテーブルにはビールの空き缶が数本と そのおつまみが乱雑に置かれており、 彼はトランクス1枚で、 ベッドでいびきをかいていた。 お風呂から上がった私は、その光景に ため...
「男と女の間には 深くて暗い河がある」 と歌ったのは野坂昭如氏だ。(黒の舟唄) この歌が、 自分の結婚生活の中で 何度も何度もリフレインされるなんて あの頃は思ってもいなかった。 結婚をひと月後に控えたある日、 私は初めて彼の家に招かれた。 義母も義姉夫婦もみんなが笑顔で、...
ダフネ・セルフは現在93歳。 2014年、当時85歳で世界最高年齢モデルとしてギネスブックに認定された女性だ。 5年前、初めて手に取ったこの本は、 今でも素敵な人生の先輩として、 くたびれた心を鼓舞してくれる。 ダフネは素敵な女性だ。 この本は88歳のときに書かれたものだが...
その人は、突然目の前に現れた。 よく晴れた昼下り、車で国道を走っていた。 大きな交差点を右に曲がり、少し走ると 歩道から、若い女性が道路に出てきた。 見通しの良い、広い道路で 横断歩道からさほど離れてもいなかった。 その人は小走りになるわけでもなく、 ゆっくりと私の車の前に...
忍者生活にも慣れつつあるが、 朝の忍びの生活はなかなか疲れる。 スリッパはどうしてもパタパタするので 今はモップスリッパを履いている。 掃除機はかけられないし ベランダの物干しは、長男部屋のすぐ隣。 洗濯物をパタパタする音が意外と響く。 そして、何より、 家電品の音にうんざ...
ひたひた ひたひた ひたひた ひたひた まだ暗い朝の時間、 まるで忍者のように 足音を忍ばせ 音を立てぬように気をつけながら 朝食の準備を始める。 カーテンも開けられない。 雨戸も開けられない。 冷蔵庫の開閉はそ~っと、そ~っと。 やがて 二番目の忍者が起きて...
今朝もまた彼は深いため息をつく。 ブルーマンデイの朝、 私はその深いため息に溺れそうになる。 ため息の主は長男だ。 彼は先週からずっとため息をついている。 コロナ禍の影響は、 彼の仕事にも少なからず影響を与え、 緊急事態宣言で止まっていた仕事が 今にずれ込み、どう頑張っても...
ある学校の学校だよりを見せてもらった。 校長先生が書かれたそのおたよりには コーヒーショップに行ったときのことが 書かれていた。 そこで運ばれてきたコーヒーには、 メッセージが添えられていた。 「このコーヒーはチョコとの相性が抜郡です。」 ん? そう。抜群の群の字...
インスタグラムを見ていたときに 「ウォーリーを探せ」の怖い話、 というものがあった。 「ウォーリーを探せ」は大量の群衆の中から 赤白のシマシマシャツを着た、ウォーリーを 探すという、イギリスの絵本だ。 怖い話、というのは そのウォーリーにはモデルがいて それは25人もの子ど...
子どもの頃、この本が大好きだった。 何度も読んでボロボロだったこの本は、 引っ越しするときに失くしてしまったけれど 大人になって 子育てが終わった頃、 ふと思いだして ネットで注文した。 失くしてしまったあの本と全く同じ。 この表紙を見たときは懐かしくて、嬉しくて 一気に読...
昨日、メルカリで注文した無農薬レモンが届いた。 レモン白湯を飲むというのが習慣になり、 それがダイエットにどれほどの効果があるか 全くわからないけれど、 レモンの香りは、それだけで癒しになる。 しばらくは続けてみようと思う。 ただし、歯は酸に弱いので、そこは要注意。 私は首...
久しぶりに友だちと出掛けた。 彼女とは 子供が保育園の時からだから もう25年ほどの付き合いになる。 兄と同い年の彼女は、年齢より若く 会えばいつでも話題に事欠かない。 爽やかに晴れた空の下、 気持ちのいい自然の中を 誰にも気兼ねなく、沢山話して歩いた。 ランチの時間になり...
今日は病院を予約した日だ。 健診結果を聞きに行った日、 コレステロール値が高過ぎて、動脈硬化を調べるためにエコーの検査が入ったのだ。 この10日ほど、私なりに努力した。 白米オンリーは諦め、私だけ白米にもち麦と雑穀をブレンド。 豚肉は鶏肉に変え、揚げ物は辞め、 おやつはタニ...
昔は毎週見ていた「サザエさん」。 のんびり過ごした楽しい日曜日、 サザエさんの3本目の話が終わると もう1本ないかと期待し、 エンディングテーマが始まると なんだか気持ちがどんどん落ちていった。 そして 歌が終わると はぁ〜、と大きくため息をつくのが常だった。 あんなに明る...
昨日、メルカリで買ったみかんが届いた。 早速、一つ食べてみると これだ、これ! 私が食べたかったみかんの味だ。 最近はなかなか好みのみかんに出会えない。 きれいだし 甘いんだけど なんというか ちょっと気の抜けた甘さで 淡白というか 大味というか でも、このみかんは ちゃん...
まだ、長男が小さかった頃、 義父母は初の内孫である長男を とても可愛がってくれた。 2週間に1度、週末になると 私たちは泊りがけで義父母宅に出掛けた。 ある週末、長男は風邪をひいて熱を出し 予定は翌週末に持ち越された。 その日、 家に着くと、しばらくして義父は昼寝をし 夫は...
今年は暖かい日が続いたので 11月になっても まだ厚手のスウェットで過ごしていたのだけれど 今週はさすがに寒い。 まだエアコン暖房は使っていないが、このヒーターは大活躍だ。 これが我が家の定番。 この季節になると、新聞広告で 「陽だまりのような暖かさ」というキャッチコピーが...
私は天の邪鬼で 卒業式に泣くのは嫌だ と何故か考えていて、 4回の卒業式で一度も泣いたことがない。 可愛げのない学生だったのだ。 本を読むのが好きで、 たくさんの本を読んできたけれど どんなに心を揺さぶられても 涙が溢れ出る、という経験はなかった。 そんな私が 初めて本を読...
最期の晩餐は何がいいか という話を見聞きする。 私は何だろう。 イタリアンでもフレンチでもない。 こってりした焼肉や鰻でもない。 まぁ最期の晩餐なのだから コレステロールも中性脂肪も 全く気にしなくていい話ではあるのだけれど やっぱり最期は和食だろう。 私はシンプルにおにぎ...
昨夜のことだ。 次男との晩ごはんを終え、テレビを見ながらブログのチェックをしていた。 長男は残業でまだ帰らない。 もうすぐ10時になろうという頃 電話が鳴った。 受話器を取ったが、何も言わない。 「もし、もし?」 何も聞こえず、いたずら電話かと受話器を下ろした。 また、少し...
まだ、20代の頃、 近くの横断歩道で車が止まるのを待っていた。 すぐに1台の車が止まってくれて、 私は頭を下げながら、そこを渡った。 すると、渡った先にいた近所のおばちゃんが 「若いっていいね〜、私らなんか車は止まってくれんよ。」 と笑った。 時は過ぎ、 私はあの頃のおば...
そうなのだ。 よくあるやつだ。 自分へのご褒美という名の甘やかし。 仕事をしているとき、あまりにもハードで 毎日がいっぱいいっぱいだった。 だから、休みの前の日は知らず知らずとテンションが上がる。 嬉しくて、いつの間にか 休みの前夜はハーゲンダッツ、というのが定番になってい...
よく 映画とかドラマとかで 平和で仲良く見えていた家族や友人が あるとき、ちょっとした出来事をきっかけに あっという間にガタガタと崩れだし 互いの見えなかった不満や ねじれた複雑な感情が 一気に吹き出す という展開になったりする。 まさにそんな感じだった。 年下の彼女は こ...
突然、パンドラの箱は開いた。 同い年の彼女が同期の男性との飲み会に合流することを提案すると、 年下の彼女がすぐにそれを遮った。 私たちだけで話したいことがたくさんある。 私たちだけで集まりたいと。 私は皆が良ければどちらでもかまわなかった。 しかし、年下の彼女の言い分は尤...
5年ほど前、私たちはある資格の養成研修で出会った。 トータルで5か月を超えるその研修は、想像以上に厳しいもので、仕事や家庭との両立、試験勉強や実地研修、と、いくら時間があっても足りないくらいだった。 その厳しい時間を共有した仲間は、ライバルではなく、同じゴールを目指すチーム...
新米のコシヒカリが届いた。 10kg×2 6700円 中米と言われる少し小粒のお米で、農家のまかない米だと言う。 メルカリショップで購入した。 20kgでこのお値段はかなりお得だ。 前回、お試しで10kg注文したが、これがおいしかった。 我が家はこれで十分満足だ。 こんな...
11月だというのに暖かい日が続く。 今日はベランダの掃除をやろうと思い立ち、 デッキブラシでゴシゴシ洗った。 毎年、暖かいうちに大掃除を始めなくては、と思いながら、いつも大晦日の夕方まで掃除を続ける、という羽目になるのが我が家だ。 クタクタになりながら、 「来年こそはゆと...
退職して1か月が過ぎた。 無職になって1か月と言うべきか… そして、気づいたことは 仕事があろうがなかろうが、 1日はあっという間に過ぎて行くということだ。 見たいDVD、読みたい本、行きたい場所、 色々あるけれど、まだまだそこまで辿り着けない。 今日は朝から 子宮がん検診...
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近頃、そんな言葉をよく耳にする。 「描いていた未来とは違ったけれど」… 描いていた未来ってどんな未来だろう。 私はどんな未来を描いていただろう。 若い頃は、ただただ自分に自信がなくて、 大した未来を思い描けなかった。 年老いたとき、一緒に寄り添い歩ける人と 穏やかな日々を送...
イマドキの若いもんは… と大昔から言われているけれど。 まさか自分もそんなことを言うなんてね。 職場に若い人が入った。 若いのに落ち着いている印象だった。 人手不足にありがたい話だ。 しかし、私はなんだか嫌な予感がした。 シニア若葉マークともなると、 沢山の人に出会ってきて...
銀座にある日本のブティックだと信じて ブラウスを購入したら、 全くデタラメな詐欺サイトだった。 という、なんとも情けない失敗をした私だが とりあえず自分のやれることをやろうと あれこれ失敗の後始末に追われた。 それが3月のことだ。 そのあれこれが功を奏したのか、 楽天カード...
雨の朝、いつものように 長男の車を見送っていたら、 ふと、 息子を戦地に送り出した母親の気持ちは どんなに切なかったろうと思った。 どうか無事で、と どれだけの母親が祈ったことだろう。 お国のためなんてどうでもいい。 ただ無事で帰ってくれさえすれば、と 必死で祈ったことだろ...
明日のシフトも定かでない春を越して、 日々のバタバタに鬱になりそうだった。 もう、無理だ! 自分のメンテナンスが必要になり、 6月に1日、休暇申請をしていた。 有給が40日も貯まっていた長男に、 有給消化も働く者の権利だ! とそそのかし、温泉に出掛けた。 長男の希望に沿った...
仕事で、オーナーからの丸投げが続き、 私たちは疲弊した。 疲弊して、その不満はやがて オーナーだけではなく、 互いにも向かった。 Noと言わなきゃ! 私たちは合言葉のように言ったけれど、 そして、それを目指したけれど。 気づいてしまった。 あたりまえのことに。 Noと言った...
まだ明るい夕方、 ピーチクパーチクやたら賑やかである。 空を見上げると、 巣を離れたばかりのツバメたちが すごい勢いで飛んでいる。 ビュン!と音がするようなその勢いは 初めて自転車に乗れるようになった、 元気な子どものようである。 嬉しくて嬉しくてたまらない、 楽しくて楽し...
その朝はいつもと同じ朝のはずだった。 同じ時間に起きて朝食を作り、 長男と朝食を済ませて、6時半に送り出す。 我が家にはカーポートがないので、 長男の車は黄砂で汚れる。 雑巾で軽く車を拭いて、 いってらっしゃい、と見送る。 そして、 いつものようにまた玄関のドアを開けた。 ...
1年に1回くらい、 ブックオフで大量に本を買うことがある。 それは、大抵が弱っているときだ。 啓発本だったり、 運について書かれた本だったり、 タイトルを見れば、その時の自分がわかる。 忙しい日々でオフにも何もやる気が起きず、 明け方に目が覚めては、何かに怯えていた。 「お...
桜が咲いたな、と思っていたら あっという間に葉桜になり、 あっという間にGWの声がする。 2月は忙しかった。 やれ講習会だ、研修会だと スケジュールがびっしりだった。 やれやれと3月を迎えたら、 イベントの準備やら新年度の準備やらで これまた忙しく過ぎていった。 新年度はい...
あっという間に3月は去り、 あっという間に桜の4月である。 3月は忙しかった。 特に後半は新年度の準備に追われた。 そうして4月になると、 可愛い1年生がやって来た。 まだまだ借りてきた猫状態なので平和だが、 人が足らず、毎日超過勤務である。 中休みも出勤となり、 土日は在...
雨の中、散歩に出かけたら 桜の花がふたつ開いていた。 こんな雨の中でも桜はちゃんと咲く。 健気に凛と花開く。 マイナスだと思えることが あちこちに転がっていて ぶつかってはため息をつき、 転んでは悲鳴を上げる。 いいことも悪いことも きっと無駄なことはひとつもない。 立ち止...
自分の後始末が一区切り、と思ったら 嘘つきのあの子の後始末があり、 せっかくの休日もPCとにらめっこ… やれやれ…なんて春なんだ! そんなとき、 携帯に楽天カードからの着信履歴。 こちらから折り返すと、あちらが忙しく また着信があるとこちらが出られず… すれ違いを繰り返した...
嘘つきは泥棒の始まりと言うけれど… 人間は嘘をつく。 大人も子どもも嘘をつく。 自分を守るための嘘もあるし、 誰かを守るための嘘もある。 だから、嘘がいけない、とは 一概には言えないと私は思っている。 しかし、まるで呼吸をするように いつもいつも口からでまかせ、というのは ...
夢を見た。 お酒に酔ってヨロヨロの夫が現れた。 私はうんざりする。 酔っぱらってヨロヨロで、 足もともおぼつかない。 その姿を見て途方に暮れた… 場面が変わって、私が部屋に入ると 長男がひとりでいる。 「お父さん、帰った?」と聞くと 私のすぐ後に夫がいた。 しまった、と思う...
今週、私は自分の失敗の後始末に追われた。 月曜日、楽天カードに電話した。 カードを止めるためである。 想定内だが、なかなかつながらない。 火曜日、再度消費生活センターに電話した。 受取拒否をヤマト運輸に申請したが、 それ自体が良かったのか知りたかったのだ。 結論を言えば、 ...
ゴミ収集日に慌てて転んだシニア初心者は その日、またもや失敗を重ねることになる。 あまりにバカな失敗で、 思い切り転んだくらい恥ずかしい。 自分の傷に塩を塗るようだけれど、 自分への戒めとして書き残そうと思う。 あの時、ゴミを出すのを忘れるくらい、 私はスマホの画面に見入っ...
3日前、思いっきり転んだ。 予期せぬすごいスライディングだった。 ゴミの収集日だったのに、うっかり忘れて ゴミ収集車が流す音楽に反応して ゴミ袋を持って駆け出した。 走らなくても、まだまだ収集車は来ない。 それなのに焦って駆け出したのだった。 収集場所は砂利を敷いた駐車場の...
何年も前のある晩、 私はテレビの画面に釘付けになっていた。 情報番組の特集を見ていたら その画像が現れた。 どこかで見たことがある。 とこかで、どこかで… そう、それはあの日の私の顔だった。 姿見に映っていた老婆のような私の顔。 あの日の私にそっくりだったのである。 その番...
バタバタした毎日に疲れて、 家の片付けがなかなか進まない。 とりあえずは玄関の引き出しから、と 整理を始めたとき、 引き出しの奥から、見慣れない印鑑ケースが 出てきた。よくある和柄の布製だ。 何の印鑑だろう? とケースを開けてみると、鍵が入っている。 鍵?どこの鍵だろう?…...
その高校生は、末期がんの病床にある母を クールに見下ろしていた。 母ひとり子ひとり。 水商売で子どもを育てて来た母親は おそらく、子どもより恋愛の比重が重く、 いつもいつも嘘を重ねていた。 賢い少年は、嘘を嘘だとわかっていたが、 気づかぬふりでやり過ごして来た。 末期の母の...
今朝の朝日新聞で目を引いたのは、 俳優の松重豊さんのインタビューである。 松重さんは、情報をネットだけに頼らず、 紙媒体の情報を読んで精査している。 そして、ある読者の投稿に号泣した。 それは、大学生による、こんな投稿だ。 松重さんは、おそらく この「今も聞こえる ロックじ...
お馴染み、リベ大学長のこのテーマに やっぱり考え込んでしまう私なのだ。 70歳まで働きますか? う〜ん、う〜ん…(٥↼_↼) 70歳まで働けますか? う〜ん、う〜ん…(٥↼_↼) 正直、来年のことだってわからない。 職種にもよるんだろうけれど そして、 ...
週末、長男と温泉に出掛けた。 雨が心配されたが、 運良く晴れた中で出発できた。 泊まった部屋からは山と川が見えて 空がとても近い。 長男と2人、窓際にすわって ひたすらぼんやりと景色を眺め続けた。 空を見るとか、山を見るとか どこでもできそうなことなのに ただ、ひたすら黙っ...
空き地で雑草を取っていたら、 今まで見かけなかった草が群生していた。 雑草対策でグランドカバーになりそうな種を 撒いた覚えがあるのだが、よく覚えてない。 その草は穂が紅色なので、 もしかしたら、そういう花かも、と 抜くのを躊躇した。 こういうときはグーグルレンズの出番だ。 ...
雨あがりの早朝、出勤の長男を送り出す。 ちょっと肌寒いくらいだけれど、 空は青く澄んでいる。 さぁっと風が吹く。 何もかも一瞬で浄化してくれるような、 爽やかな5月の風。 その一瞬の風が幸せな気持ちにしてくれる。 人の幸せってこんなもの。 特別なことじゃない、こんなこと。 ...
「彼女は60代後半。 若い頃、結婚してすぐに離婚。 体が弱いため現在は職に就かず、 同居する母親の年金で暮らしている。 彼女とは年に数回食事をする仲だが、 彼女の母親が亡くなった後、 自分に依存されても困る。 正直、彼女と距離を置きたい。 そんな自分は薄情ではないかと悩む。...
雨の月曜日。 1週間が早すぎる。 重たいあれこれ、 憂鬱なあれこれ、 きれいに洗い流せたらいいのにね。 生きてる今日に感謝する。 悩んだり、凹んだり、うつむいたり… 生きてるからこそのあれこれ… 感謝できる日ばかりではないけれど、 そこをぐっとこらえて感謝する。 今日がある...
土曜日、元の職場の同僚達と 久しぶりに集まって食事を楽しんだ。 隣の街の元勤務地。 久しぶりにそちら方向の電車に乗り、 久しぶりにその駅に降りた。 一人を除いて、皆が別の施設に勤務しており それぞれの話に花が咲いた。 色々あっても、皆、子ども関連の仕事だ。 その大変さは共通...
旅行に出かけてから、もう1週間経った。 早い。あっという間である。 1週間前は、のんびり川を眺めてたのにな。 もう、バタバタの毎日だ。 長男も次男も 「次はどこにする?」と聞いてくる。 あら、また行きたいんだ。 母へのお付き合いだと思っていたけど… 退屈は最高の贅沢、と私は...
GWが終わった。 いつものように、次男を駅へ送り、 私のミッションは終わる。 ちょっと寂しくて、ちょっとホッとする。 それもいつものこと。 新幹線が混むから、と今朝の出発となり、 新幹線の予約もぎりぎり、というイマドキ… 元気でね。 忙しくて、少しメンタルが心配だけど、 ほ...
久しぶりに、本当に久しぶりに 家族で旅行に出かけた。 長男が「旅行にずっと行ってない」と ぼやくので、突然に計画を立てた4月。 次男は、イギリスだのアメリカだの、と 海外旅行に出かけたり、 国内旅行も楽しんでいる。 働くだけじゃね。楽しみも必要。 私もずーっと旅行には行って...
次男が東京から帰ってきて、 ちょっと驚いたことがある。 お風呂から上がってきた彼を ふと見ると、顔にシートパックをしている。 それも、毎日(☉。☉)! イマドキなのね〜。 私よりずっと女子力高い(ノ゚0゚)ノ→ フィギュアスケーターの高橋大輔さんが 前に...
真面目に生きてんだけど… なんでこうなるかなぁ… 胃が痛い。お腹が痛い。 声が少し出るようになってきたが、 体調は今ひとつ… でも、次男が夕方には帰省するので、 朝からせっせと掃除に励んだ。 兄から、スイーツとうなぎの差し入れがあり 次男を駅まで迎えに行った後、 次男と一緒...
先週は、GW前のお出かけで 休みを取った同僚が2人いて、忙しかった。 今週は、体調不良で早退する人や 休む人がいて、忙しかった。 普通に休みや早退がなくても忙しいのだが 人が全く足らない、というのはきつい。 今週の始めから、 風邪なのか黄砂の影響なのか、喉が痛くて イソジン...
毎日、ただひたすら忙しい。 新入生を受け入れる準備も不十分なまま、 4月になってしまった。 ピカピカのお猿ちゃんたちは、 最初のうちこそ、借りてきた猫状態だったが あっという間にお猿軍団の仲間入りである。 それでも、去年の手のかかる1年生よりは お利口だし、しっかりルールの...
「虎に翼」を見ていたら、 詰め襟に制帽姿の学生が出てきて 懐かしくて、いいな、と思った。 私が中学生の頃は まだ、男子は制帽をかぶっていた。 さすがに坊主頭は校則から外されていたが 制帽は服装検査でチェックされていた。 私は男子の制帽が好きだった。 なんだかちょっと凛々しく...
なかなか朝ドラを見る余裕もなく、 毎日を過ごしていたけれど。 石田ゆり子さんのインスタグラムで 今回の朝ドラヒロイン、寅ちゃんや 演じる伊藤沙莉さんが絶賛されていたので とりあえず、と見てみたら 寅ちゃんのキャラクターが魅力的! 困難にもめげない元気な寅ちゃん。 あの笑顔が...