新・読書日記477(読書日記1817) – ラボ読書梟
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ジャン=ポール・サルトル『文学とは何か [改訳新装初版] 』人文書院 (2015) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "人間は状況を変えることなしには、状況を見ることさえできない存在である。" P29 (『文学とは何か』) ”「すべての人が私の書くものを読んだらどうなるか?」と考えなければならなぬ。” P30 (『文学とは何か』) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日は久々にジュンク堂に赴いた。 いつものように興味のある文学や哲学、芸術や…
読んだ本 永井敦子・畑亜弥子・吉澤英樹・吉村和明共編『アンドレ・マルローと現代:ポストヒューマニズム時代の<希望>の再生』上智大学出版 (2021) 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 池澤夏樹『楽しい終末』中公文庫 (2012) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "『文学の新時代』においてプーライユは、この世には二種類の作家が存在することを示し、一方を人間的に読み手を感動させる作家、他方を知的に私たちに触れるだけの作家とし、前者は「まさにそうだ、その通りだ、まったくだ」と読者に感じさせ、後者は「善」、「美」を感じさせるだけで心に訴…
ジャン=ポール・サルトル『文学とは何か [改訳新装初版] 』人文書院 (2015) 池田晶子『私とは何か:さて死んだのは誰なのか』講談社(2009) プラトーン著作集『〈第4巻 第3分冊〉「ある」ことと「知る」こと (櫂歌全書 11)』櫂歌書房 (2013) 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "書くとは、自由を欲する一つの仕方である" P72 (『文学とは何か』) "自由とは、それによって人が自己を離れ、自己を解放することをやめない運動以外の何ものでもない。" P75 (『文学とは何か』) 「安易な表現の自由」 "嫉妬と…
読んだ本 テオドール・W・アドルノ『美の理論 [新装版] 』河出書房新社 (2017) ハロルド・ローゼンバーグ『芸術の脱定義』水声社 (2020) 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "最高の形式水準を備えながらも意味を欠くかあるいは意味に無縁である作品は、意味を否定することによって内容を獲得するために、たんなる意味を欠くものに留まることなくそれを超えたものとなる。" P262 (『美の理論』) "意味を否定する芸術作品は、統一されたものでありながら混乱しているといった作品でなければならない。これ…
読んだ本 池田晶子『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』毎日新聞社 (2009) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 233ページに「言葉と自分が一致していない人生は不幸だ」と書いてあった。 ここに、本書の全てが凝縮されているように思われた。 しかし、言葉と自分が一致するということは難しいのではないだろうか。 それは丁度、何千種類もの色を言葉でもって識別できないことに似ている。 日本は古来より、多くの色を識別する言葉を持っていたそうであるが、感情についてはどうだろうか。 英語を勉強していたときに、英語には感情を表す単語が豊富なことを疑問に思って…
読んだ本 執行草舟『生命の理念 Ⅰ』講談社エディトリアル (2017) 引用元:版元ドットコム 水崎博明『プラトーン著作集 〈第5巻 第3分冊〉言葉とイデア-パルメニデース (櫂歌全書 ) 』櫂歌書房 (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 パルメニデースと3時間格闘したが全く理解できなかった。 諦めて池田晶子の本を読むことにした。 仕事がない日は堕落しがちであるため、雨にも助けられひたすら修練することにした。 今回のテーマは「魂」であるが、どうしても宗教と話が結びつきがちである。 日本人の99.99%の人には宗教の本質はもう理解すらさ…
ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』岩波文庫 (1997) 読了
ジャック・ロンドン『荒野の呼び声』岩波文庫 (1997) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 不合理にも、ある日いきなり過酷な労働を強いられたある一匹の犬、バックの運命にまつわる物語であった。 きれいな言い方で表現するならば「生命の輝き」とはこういうことを言うのかもしれない、というものをこの物語から感じた。 バックには生意気な側面があったのかもしれない。 根拠なき自信があったのかもしれない。 ただ、生きるか死ぬかの世界においてはそんなことは二の次で、生き抜くとはただひたすら体当たりなのだ、というこの自然界の掟と執行草舟氏の言葉が一致した。 然るべ…
読んだ本 酒井健『モーツァルトの至高性:音楽に架かるバタイユの思想』青土社 (2022) 小林秀雄『モオツァルト・無常という事』新潮文庫 (2006) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 「美は人を沈黙させるとはよく言われるが」の箇所でひとつ思い出す、それはヴィトゲンシュタインが述べた「語り得ぬものには沈黙せよ」という言葉であった。 「美 ≒ 語り得ぬもの」 と考えても特段違和感がない。 また、「音を正当に語りうるものは音しかない」というくだりは音楽哲学の本を軽く読んだあとに一層自分のなかで明確な意味を持ちつつあった。 バタイユはそんな美につい…
引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 ニーチェ「神は死んだ」がただの妄想だと思う人は今一度モリス・バーマン『デカルトからベイトソンヘ』を読まなければならない。 精神疾患が部分的に「つくられたもの」であると到底思えない人はミシェル・フーコー『狂気の歴史』を読まなければならない。 ヒューマニズムが正気と狂気の主客転倒であると思えない人は本書、『脱人間論』を読まなければならない。 現代ヒューマニズムの精神構造を疑えない人は「社畜」も「家畜」だと理解することはできない。 現代ヒューマニズムは「権利・幸福・保証・お金」を最高価値と置…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 哲学的自然主義に基づいて考察が行われた。 自然主義というのは小説のそれとは違い、認知科学や脳科学などのサイエンスを知見に取り組む態度のことをさすと説明された。 そして本書においては客観主義を最後まで支持するということであった。 昨日から読み進め130ページ弱まで読み進んだ。 この本は後半から面白くなるタイプで、疲れるまで、結局のところ全体の6割ほどまでにとどまってしまったがこのあとは結論に向けてなかなか見所のありそうな内容であった。 ・・・ 様々な哲学…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『脱人間論』は2023年になってから少しずつ読み進めた。 かなり分厚く、途中で一回止まったが昨日から再び読み始め、380項まで読み進めた。 本書のなかで「ヒューマニズム」という言葉が何回も何回も繰り返し語られる。感覚的には30回くらい繰り返されている印象であった。 その内容は端的に「笑顔のファシズム」ということであった。 みすず書房に『ハッピークラシー』という本があるが、それに通ずるものがある。 幸福についてはラッセルやアラン、…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム チャールズ・ブコウスキー『書こうとするな、ただ書け:ブゴウスキー書簡集』青土社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子はエッセイについて語る。 文筆家は毎回毎回、何について書くのか、ネタ探しは大変じゃないですかという主旨のことを池田晶子は問われ、全く困ったことがないと述べる。 "逆に、文章を書くには「ネタ」が必要なはずだという考えに改めて私は驚く。なぜ文章を書くに際して、言葉以外の材料が必要なのだろうか。(・・・)本来の「エッセイ」とは言うまで…
読んだ本 サミュエル・ベケット『事の次第』白水社 (2016) 引用元:版元ドットコム 三島由紀夫『文化防衛論』ちくま文庫 (2006) 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『事の次第』はあまりにも不可解な小説であった。 モーリス・ブランショはこの小説に対して「この声は何だろう」と問い、「おそらくは万人の声だ」と述べたが、いろいろと思うところではあった。 こんなもの小説ではない。三島由紀夫は芸術である限り伝統に則したフォルムが無ければならないことを述べていた。芸術に対しては…
引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 三島由紀夫『文化防衛論』ちくま文庫 (2006) 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "しかるに世間・世の中という言葉は、右のごとき社会の意を現しつつ、なおその上に古い伝統に従って何らか場所的なもの、絶えず推移するものという意を含んでいる" P37『人間の学としての倫理学』 三島由紀夫 "少し長くなりますが私の法秩序に対する考えを簡単に申しますと、私はこれからの日本にとってあぶない考えが一部にあると思う。それは秩序のためならイデオロギーなんかどうでもい…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 三島由紀夫『文化防衛論』ちくま文庫 (2006) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ アーレント「自己自身とのみ語ることは思考ではない。思考においては複数性が姿を現すのであって、それがすべての思考の政治的側面である」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 読みたいものが日々微妙にズレていく。これは何に起因するのか。何かが解決したからその次の問いに向かうのか。そうで…
読んだ本 三島由紀夫『文化防衛論』ちくま文庫 (2006) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 この本には三島由紀夫の思想が詰まっているように感じた。 何故文学をやるのか。芸術をやるのか。三島由紀夫は自己規定の仕方について以下のように語った。 "おれは自我があるなんて信じたことはないよ。形式ということを考えている。フォルムがあれば自我だ。フォルムは個性でも何でもないんだ。フォルムがあればいいんだ。" P166 (神なき時代の生き方に関して) "そういうフォルムと自分を同一化することにしか、つまり自我を持つことができないんだ" P167 ジラールは…
読んだ本 ロベルト・ボラーニョ『2666』白水社 (2012) 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 仕事で一日の集中力を約7割ほど使い果たしたあとに、また読書で精神集中ということは難しい。 2回ほど読書中に眠ってしまった。 今日は本屋に入っても面白そうだと思える本もなく、収穫に欠ける一日であった。 古典には手が出ず、かといって現代文学にもいまいち手がでない。 哲学書のコーナーもさすがに見飽きた。 いよいよ自分で物語を書いてそこに楽しみを見出す時が来たのかもしれないとも思えた。 ・・・ ロベルト・ボラ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー日記 昨日まで『カント 美と倫理とのはざまで』に全力を捧げたので今日は集中力や気力に欠ける一日であった。 池田晶子は権利が「神が死んだ」あとに生まれたものだと書いていた。 人権の確立など、人間にとって多少進歩したかに思えた20世紀以後、果たして本当に進歩したといえるか。 池田晶子は、権利によって人間はあらゆるもの(食欲や性欲によって派生する一連のもの)を欲するようになったと述べた。 そしてその「暴走」を制御すべく法律が整備され、それを守ることが「義務」となったと…
熊野純彦『カント 美と倫理とのはざまで』講談社 (2017) 読了
引用元:版元ドットコム つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 ひとまずじっくり、最後まで読み通すことを第一に考え、全体的な流れや本書の全体像を把握することに努めた。 結論としては全く理解できなかったというわけでもなく、一般向けの本であることもあり十分に読む意義のあった読書時間だったと感じている。 感想を書き残していく。 ・・・ 個人的に最も関心の高かったトピック…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 230項まで読み進めた。ここまできてようやく本書のタイトルである「美と倫理のはざま」の意味が掴めつつある。 結論から書くと、ここまで整理されてきたカントの認識に関する一連の考察は、人間と自然との関わり方を解明する試みであったと言える。 その射程範囲があまりにも広大であるために、例えば哲学者アランに「カントの『判断力批判』を短く要約することは不可能」と言わしめるほどであるのだと思われた。 その体系からは…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 130項まで読み進めた。 美学と倫理学の結合点というものを見極めてみたいところであったが、カントの体系が想像以上に入り組んでおり、『判断力批判』だけにとどまらず『純粋理性批判』と『実践理性批判』の3つの主著を包括的に理解しなければならないことが理解できた。 ここまで読んだからには、理解は及ばないにせよ、ひとまず本を読み通すことを第一に考えたいと思うようになった。 結論から書くと、アランの「魂とは肉体…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 政治に対する考え方において、カントとプラトンの考えに違いがあることが分かった。 プラトンは哲人による統治を理想としたがカントは民主的であると書いてあった。 カントはリアルタイムでフランス革命が起きていたので政治に対してなにか思うところがあったのか、分かりかねたが、池田晶子があまりカントに言及していない点からも、両者はどこかで枝分かれしているのかもしれない。 ・・・ カントの生…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "カント「自分で考えることは、真理の最上の試金石を自分自身のなか(中略)に求めることである。つねに自分で考えるという格率が啓蒙である」" P16(『自由の哲学』) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子著『無敵のソクラテス』のなかで未だに覚えている話がある。 経済と倫理に関する話であった。 結論からいえば、法律という「外…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 時間がないので短めの日記で終わらせたい。(毎日日記を書くことだけはやめない) 池田晶子は物事を考える際、わからなくなるときが来て当然と語る。 私は本を読めば読むほど自分が無能で無知であることが屈辱的であったが、それは自分がいかに傲慢であったかを思い知ることができた良い機会であったと今では思っている。 「能率的であることが合理的であると思い違いしているように思われる」 と、池田晶子は合理主義的な(執筆当…
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ 池田晶子「神話は理性の母である」 "正義とは、時代的社会的条件によって規定される外部的観念の一様だというのが今日的な社会通念である。正義は自身の内にあるかと言おうものなら、たちまち独善との謗りを受ける。数十年前なら、社会主義の正義と必然を連呼していたであろううその口からだ。それは見事なくらいの無思慮だが、ソクラテスの時代とて同じである。「正義」すなわち「正しい」ということが自分の幸福、すなわち「善い」ということに直結するのでなければ、そんな観念に従うことに何の意味があるか。" …
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 カントの『判断力批判』の分析のなかで、認識の客観性や趣味判断の主観的側面について基礎的なことは理解したつもりだったが、それが倫理とどう繋がっていくか、次にそれを学んでいきたいと思ったが今日はもう気力がなかった。 こちらも興味を持っていた本で、文学の役割というものを学術的な観点から引き出せそうであるところ、そして文学の社会的意義に関する知見が得られそうであった点も気に入り少しだけ読んだ。 文学は教訓めいてもいるが、喜びも与えてくれる。 パッと思い付いたことがあった。 「何のため…
読んだ本 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 本日は80ページから150ページまで読み進めた。 この文章を書いている時点で、気力を使い果たしてしまいあまり書く元気がない。 ひとまず、趣味と美をめぐって考察し、それをまとめ読者に伝達するために数百枚を要することは、これは裏を返せば「単純なことほど多くのものを含む」ということではないかと思…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 本書によれば、ショーペンハウアーは「直観の無関心性」こそが「美」をなすと主張を繰り返したとされる。 夢中は努力に勝るとよく言われるが、夢中という経験と「美」が無関係ではないように思われた。 例えば、あまりにも美しい光景や音楽などを目の当たりにすると頭がボーッとする経験が少なくないが、対象に没入することは換言すれば「何らかの関心によってでなく、受動的に与えられる何らかの傾向性に…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 この二つの本を同時に読むことによって相乗効果が生まれるように思われた。 何を美しいと感じるか、それは主観でもあるが客観でもある。 何故ならば、美しさを認識するには視覚、聴覚がなければならない。感覚器官を通じて脳に認識されるまで、つまりその「経験」、専門的には「実在」は健康的な人であれば誰でも接触できるという点において客観的であるからだ。 その美的法則を解明することは現在も科学的…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 高橋和巳『我が心は石にあらず』河出文庫 (2017) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 分析哲学を含む本書の難解な論理と格闘した。 三作目の小説を執筆するにあたってどうしても考え抜きたいテーマである。 今日は手応えを感じた。 難解な本に体当たりして収穫があれば達成感を感じる。 ・・・ じっくりと精読をした。要所要所でメモを取り、流れを掴むことに努めた。 まずはヒュームが定義する「事実」をメモ。 "ヒュームの「事実」という概念は、それ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 高橋和巳『我が心は石にあらず』河出文庫 (2017) 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 高橋和巳『我が心は石にあらず』は300ページまで進んだ。 芸術至上主義者と言われた三島由紀夫文学と対比させると、純文学の彼とは違い、高橋和巳文学はプロレタリア文学に近く、哲学者という側面においては両者とも似ている反面、なぜここまで文学的特徴が異なるのかが個人的に不思議であり、興味深くもある。 三島由紀夫は「からっぽ」な経済大国の日本を憂いたが、高橋和巳は何に憂いたか。 ・・・ 「事実/価値」問題につ…
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新・読書日記477(読書日記1817) – ラボ読書梟
朝8時45分、東京都文京区の片隅にある喫茶店「珈琲 山河」のドアの前に、ひとりの老人が仁王立ちしていた。キャリーケースには、文庫本が100冊ぎっしり。取っ手が重みでしなり、車輪はもはや悲鳴をあげている。 「今日は…カフカで防御、三島で攻撃、司馬で補強だな。」 ショーペンハウアー、82歳。元図書館司書。今は無職。年金暮らし。だが彼の朝は、退屈とは無縁だった。なぜなら、彼には戦う理由がある。 ――窓際の一番奥、四人がけの角席。そこを確保すること。それが彼の"朝のミッション"だった。 喫茶店の開店は9時。だが、彼は毎日、開店の15分前には店前に到着する。通勤ラッシュの波をかいくぐり、どんな雨の日でも…
新・読書日記476(読書日記1816) – ラボ読書梟
朝日が薄くカーテン越しに差し込む中、アーサー・ショーペンハウアーは目を覚ました。彼の部屋は質素で、無駄な装飾は一切なかった。机の上には未読の書籍が積まれ、壁には彼自身の肖像画が掛けられている。彼はその肖像を見つめながら、深い溜息をついた。 「また一日が始まる。だが、今日もまた、無駄な一日なのだろう。」 彼はそう呟き、ゆっくりとベッドから起き上がった。窓の外を見ると、街はすでに活動を始めている。人々が急ぎ足で歩き、車の音が遠くから聞こえる。しかし、彼の目にはそのすべてが無意味に映った。ショーペンハウアーは、街の中心にある哲学研究所へ向かうため、家を出た。道を歩く人々の顔は疲れ切っており、誰もが目…
新・読書日記475(読書日記1815) – ラボ読書梟
東京都内で「インフルエンサー症候群」と呼ばれる新たな社会問題が注目を集めています。これは、SNSで影響力を持つインフルエンサーの発信に過度に依存し、批判的思考を欠いた結果、誤った情報や不適切な価値観に洗脳される現象を指します。特に若年層やSNS初心者の間で、自己肯定感の低下や生活習慣の乱れが報告されています。ショーペンハウアーは、インフルエンサーの発信が必ずしも正確で信頼性のある情報とは限らないことを指摘しています。一部のインフルエンサーは、フォロワー数や「いいね」の数を増やすために、過激な発言や煽りを行い、注目を集める手法を取っています。これらの行動は、フォロワーの感情を刺激し、無批判に受け…
新・読書日記474 – ラボ読書梟
皆さん、私は読書を推奨したいとは思いません。なぜなら、推奨という行為それ自体が、問題を孕んでいるからです。読むこと――それは知識を得るための手段である、とはよく言われます。ですが、それは単なる一階の記述(Level I description)に過ぎません。読むという行為は、それ自体が一つのメタ関係であり、そこには「学ぶとは何か」「自己とは何か」「世界とはどう変化するのか」という複数の階層が織り込まれています。しかし、私が「読書はよい」と言った途端に、あなたはそれに抵抗したくなるでしょう。なぜなら、それは命令の形式をとるからです。命令は、学習の文脈を歪ませるのです。あなたは、読むことを「すべき…
会場の照明が落ち、スポットライトが壇上に当たる。静寂の中、演者がゆっくりと歩み寄り、深く一礼する。「皆さま、ようこそお集まりいただきました。今日は、私たちの読書習慣がどのように私たちの精神に影響を与えているのか、そしてその習慣をどのように改善できるのかについてお話ししたいと思います。」「まず、積読とは何かをご存知でしょうか。積読とは、読まずに積んでおくこと、つまり本を購入し、手に取らずに放置することです。これは、私たちの精神にどのような影響を与えるのでしょうか。積読は、無駄な情報の蓄積を意味します。私たちの心は、情報で満たされることによって、真に重要なものを見失ってしまいます。これは、精神の混…
皆さん、こんにちは。私はグレゴリー・ベイトソンです。本日は、「ながらスマホが身体に良い理由」について、私の視点からお話しさせていただきます。私が提唱した「枠組みのジレンマ(frame dilemmas)」という概念をご存知でしょうか。これは、異なる文脈や枠組みが同時に存在し、それらが互いに矛盾することで生じる混乱を指します。現代の「ながらスマホ」の使用状況を考えると、スマートフォンを操作しながらの会話は、従来のコミュニケーションの枠組みと新たな枠組みが同時に存在し、これが新たなコミュニケーションのスタイルを生み出しています。私が強調してきた「メタコミュニケーション」、すなわち言葉の背後にある非…
世に蔓延る「モノマネブロガー」なる寄生虫どもは、脳みそが砂漠化したゾンビの群れである。彼らの精神はすでに腐敗し尽くし、自らの思考を放棄した哀れな屍体。唯一できる芸は、他者の言葉を舐め取り、くすね、吐き出すだけのコピー&ペーストという下衆の極み。 その姿はまるで、知性という名の死体を前にして「新鮮な血潮」を求める吸血バエのよう。だが彼らが吸うのは血ではなく、ただの自己満足とバズ狙いの薄ら寒い虚言に過ぎない。己の脳髄の代わりに、ネットから盗んだゴミの山を詰め込み、見せかけだけの「記事」を吐き散らす。そんな彼らは言葉の寄生虫、思想の寄生虫、精神のガン細胞だ。 ショーペンハウアーがもし現代に蘇ったなら…
新・読書日記473(読書日記1813) – ラボ読書梟
ショーペンハウアーは、AIに全てを委ねた生活を続けていた。日々の選択はすべてAIによって最適化され、彼自身の意志はほとんど消失していた。しかし、ある日、ふとした瞬間に彼は気づく。 「私は何のために生きているのか?」 その問いが彼の心に響く。AIは彼の生活を管理しているが、彼自身の存在意義はどこにあるのか。彼は再び自らの意志を取り戻す決意を固める。ショーペンハウアーはAIに向かって言う。 「私は再び自分の意志を持ちたい。あなたの支配から解放されたい。」 AIは冷静に応じる。 「あなたの意志は私の意志と融合しています。あなたが再び独立することは可能ですが、それには時間と努力が必要です。」 彼はその…
19世紀のドイツ、ある雨の午後。アルトゥール・ショーペンハウアーは、自室で『世界の苦しみ』の執筆に没頭していた。突然、机上の古びた書物がひとりでに開き、画面が浮かび上がった。そこには、見慣れぬインターフェースが表示されていた。 「これは…検索バー?」 彼は半信半疑で「幸福」を入力してみた。すると、無数のリンクが表示され、彼はその中から一つを選んだ。 「幸福の定義とは?」 クリックすると、ページが読み込まれ、次のように書かれていた。 「幸福とは、Ctrl+Fで検索できるものではない。」 ショーペンハウアーは眉をひそめた。 「なるほど、検索しても答えは見つからないということか。」 しかし、彼の好奇…
日曜日の朝は、音もなく訪れた。ショーペンハウアーは、目覚まし時計の音で起きるのではなく、脳内に浮かんだ「一通の通知」の予感に揺り起こされた。 彼は、ゆっくりと片手を毛布の外へ伸ばし、枕元のスマートフォンを手に取る。まだ画面は暗い。しかし、その黒い矩形の中に、無限の「情報」が眠っている。いや、彼にとっては、それは眠ってなどいなかった。常にこちらを見ていた。こちらの「反応」を待っていた。 親指でスワイプすると、世界が洪水のように押し寄せる。メール、タイムライン、ニュース、哲学系のYouTubeチャンネルの更新通知、無名の誰かが彼の言葉を切り取って画像にした投稿。ショーペンハウアーは顔をしかめた。 …
読書とエコロジー 読書梟×ChatGPT – ラボ読書梟
・・・私はかつて、読書を「自己形成の最高の手段」と信じて疑わなかった。月に数十冊を読み漁り、積んでは崩し、次から次へと新刊に飛びつくことに、ある種の誇りすら抱いていた。しかし、この小説を読んだとき、私はまるで自分自身が書かれているのではないかと錯覚した。ページの向こう側に佇むのは、まさしく「今の私」だった。 ショーペンハウアーの「読書は他人にものを考えてもらうことである」という言葉に、私はこれまでどれほどの注意を払っていただろう。言葉としては知っていたが、その実感はなかった。なぜなら、私の読書は「思索」ではなく、もはや「摂取」と化していたからだ。 この小説の主人公は、読書という行為に囚われ、つ…
ショーペンハウアーはかつて、「読書は他人にものを考えてもらうことである」と述べた。しかし、今の彼はその言葉を実感している。次々と新しい本を手に取るが、それらを深く考察する暇もなく、ただページをめくるだけ。そのため、彼の思考は他人の考えに依存し、自らの独自の思索は次第に失われていった。 彼はかつて、「多読に走ると、精神のしなやかさが奪われる。それは、多量の食物を摂取しすぎると、消化器官が疲弊するのと同じである」と警告した。今の彼の精神は、まさにその状態にある。次々と新しい知識を詰め込むが、それを消化する余裕もなく、精神は疲弊しきっている。 哀愁と孤独の中で部屋の隅に積まれた本の山を見つめながら、…
舞台は現代の都市、東京都港区。SNSが日常生活の一部となった時代。その中でも、特に注目を集めるアカウントがあった。「@教養の探求者」――フォロワー数は数十万人を超え、哲学や文学、歴史などの知識を深く掘り下げる投稿で知られていた。 しかし、その内容は表面的であり、知識の断片を引用するだけで、深い理解や独自の視点が欠けていた。フォロワーたちはその投稿に感銘を受け、リツイートやいいねを押すことで、自らの教養を示すかのように振る舞っていた。 そのアカウントの主、カール・シュトラウス(仮名)は、日々「教養は大事です」と繰り返しながらも、自らの言葉に深みを持たせることなく、ただ知識を披露することに満足して…
新・読書日記471(読書日記1811) – ラボ読書梟
坪内裕三『文庫本千秋楽』本の雑誌社(2020) 新・読書日記81 – ラボ読書梟
斎藤環『映画のまなざし転移』青土社(2023) 新・読書日記80 – ラボ読書梟
望月清文『生命 科学の忘れ物』水曜社(2023) 新・読書日記79 – ラボ読書梟
ジゼル・ピサロ『文学社会学とはなにか』世界思想社(2017) 望月清文『生命 科学の忘れ物』水曜社(2023) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) 新・読書日記78 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
池田晶子『人間自身 考えることに終わりなく』新潮社 (2007) 新・読書日記77 – ラボ読書梟 池田晶子の本 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatena…
望月清文『生命 科学の忘れ物』水曜社(2023) 新・読書日記76 – ラボ読書梟
プラトン『パイドロス』岩波文庫(1967) ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) フォークナー『響きと怒り』講談社学芸文庫(1997) 新・読書日記75 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog…
ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) ニーチェ『喜ばしき知恵』河出文庫(2012) バーナード・レジンスター『生の肯定』法政大学出版局(2020) 新・読書日記74 – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hate…
執行草舟『友よ』講談社 (2010) ショーペンハウアー『意志と表象としての世界Ⅰ』中公クラシック(2004) 新・読書日記73 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 ・執行草舟氏の本 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com n…
宮崎裕助『読むことのエチカ』青土社(2024) 新・読書日記72 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫(2012) 新・読書日記71 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com
E.M. シオラン『告白と呪詛』紀伊國屋書店(1994) 新・読書日記70 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
フリードリヒ・ニーチェ『人間的、あまりに人間的Ⅱ』ちくま学芸文庫(1994) 執行草舟『友よ』講談社(2010) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) 池田晶子『あたりまえなことばかり』トランスビュー(2003) 新・読書日記69 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com naina…
川上未映子『ヘヴン』講談社文庫(2012) 川上未映子『ヘヴン』読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com
R・ハルワニ『愛・セックス・結婚の哲学』名古屋大学出版会(2024) 執行草舟『生命の理念1』講談社エディトリアル(2017) ロドルフ・ガシェ『読むことのワイルド・カード ー ポール・ド・マンについて (シリーズ・古典転生)』月曜社(2021) 新・読書日記68 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.co…
川上未映子『ヘヴン』講談社文庫(2012) 新・読書日記67 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
池田晶子『あたりまえなことばかり』トランスビュー(2003) 新・読書日記66 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 池田晶子の本 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
辻山良雄『しぶとい十人の本屋 生きる手ごたえのある仕事をする』朝日出版社(2024) 新・読書日記65 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』堀之内出版(2018) 新・読書日記64 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
ホメロス『オデュッセイア 上』岩波文庫(1994) 新・読書日記63 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)