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中学受験ウォッチ https://note.com/jukenlog/

データ集計を中心とした中学受験の情報を提供しています。上の兄は2022年に受験終了、下の弟は2028年受験予定、共に塾なし受験で乗り切るつもりなので、その様子も残していきます。(サイトをnoteに移行しました)

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2021/07/01

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  • 業務用コピー機(受験合格コピー)を導入した

    中学受験における三種の神器、と言われているかは定かではありませんが、コピー機は受験サポートに必須のアイテムと言っていいでしょう。中学受験に入る前に聞いたときには全く理解できませんでしたが、やってみてわかることの最たるものかもしれません。 今回、業務用コピー機のレンタルサービスである受験合格コピーを使用し始めたので、導入の経緯や家庭用プリンタとの違いなどの話をしたいと思います。 受験合格コピー~受験生宅に業務用コピー機をレンタルします~ 中学受験、その他受験生のご自宅に業務用コピー機を本体代0円でレンタルします。基本料金5,000円。トナー代、メンテナンス代 www.j

  • 【2025入試】偏差値表の横比較〜サピックス・日能研・四谷大塚〜

    中学受験の偏差値表を横並びで比較してみようという企画です。毎年好評なので、今年も2025年度入試版の偏差値表で比較してみます。(昨年の記事はこちらです↓) 受験校を考える際に偏差値表を目安にすることは多いでしょうが、おそらく大半の人は自塾がメインに据えている偏差値表を見ていると思います。ただ、意外と塾(模試)によって偏差値の違いは発生しているので、他塾との違いも意識しておかないと、思わぬところで足元をすくわれるということになりかねません。 例えば、安全校として設定したところが他の偏差値表では相対的にもっと上に位置していて上位層が多く受験しにくるとか、手が届かないと諦めていたところ

  • 進学くらぶをやめることにした

    前回記事でちょっとだけ匂わせたのですが、予習シリーズカリキュラム中心でいくスタイルを見直した結果、進学くらぶをやめることにしました。(通塾に切り替えるわけでもなく、独自路線を志向します) 今回はそのあたりの経緯と、代わりに今後どうしていくのかを書きます。もしご興味があればどうぞ。 進学くらぶとの別れ 2月に進学くらぶを開始して4月末までということで、わずか3ヶ月でのスピード退会ということになります。振り返ると、兄のときも四谷大塚の直営校舎に入塾した直後、わずか1ヶ月で通塾をやめ週テストコースに変更しているので、決断が早いというか尻が軽いというか、まあ考えたら動かずにいられない性分

  • いつも遅い四谷大塚の2025入試結...

    いつも遅い四谷大塚の2025入試結果偏差値表を待ってたわけですが、今日見たら結果偏差値表はなく、第1回合不合の偏差値表のみが公開されてた。 サピックスが偏差値表をオープンにした一方で四谷は閉じるのかなぁ。これじゃサピックスと日能研に軸足を移してくしかなくなるやん。 中学受験ウォッチ

  • 中学受験新演習の理科が良い

    我が家の中学受験は予習シリーズと共に進んできています。弟も2月から進学くらぶをスタートしましたが、2022年受験組の兄のときから数えると、予習シリーズとはかれこれ数年来の付き合いになります。 兄のときもでしたが4年生の間はガッツリ伴走スタイルでいくので、2023年から改訂された新予習シリーズが旧版と比べてどうなのかも体感しつつあります。 という中で、これまであった予習シリーズに対する信頼が揺らいでいるのが、いまの率直な感想です。 直接的なキッカケは理科です。兄のときから予習シリーズ理科は何となく使いづらいなと思ってはいたものの、兄はむしろ理科が得意科目で、大きな問題もなくクリアし

  • 国語は塾カリキュラムを使用しない

    我が家は進学くらぶで予習シリーズカリキュラムをスタートしたわけですが、国語読解に関しては2ヶ月半経っても予習シリーズに全く手を付けていません。 その理由が「国語はやらなくても取れるし」という話なら楽だしそこで終わりだったのですが、残念ながらそう都合よくは進みませんでした。とはいえ、別に国語を諦めるわけでも勉強しなくていいいわけでもないので、そのあたりの背景と我が家のプランについて軽く書いておきます。 国語力と読書 自分の周りのそれほど多くないサンプルからのデータではありますが、子供の読書習慣と国語の成績には関係があります。ただ、読書する子=国語の成績が良い、という単純な図式ではな

  • SAPIX50%偏差値表の衝撃

    話題はもう一巡したかもしれませんが、今年からサピックスが50%偏差値を使うと宣言し、50%偏差値表も公開されました。サピックスマイページに登録すれば見られるので、内部生でなくても確認できます。 母集団の関係でサピックス偏差値は他の模試よりだいぶ低く出るのですが、それがさらに50%偏差値表になったことで、30・40台に有名校がゾロゾロという状況、それを見た界隈がザワついているようです。 50%の合格率なんてアテにならん!とか、この数字だと勇気が出る、とか色んな意見も出ているようですが、まずはそもそもこの判定偏差値がどうやって作られているかを理解することが先決だと思います。ここは、以前

  • 【2025入試】日能研R4偏差値が大きく動いた入試・女子編

    前回記事の続き、今回は女子編です。 2025年入試版 日能研R4偏差値(80%偏差値)を昨年・一昨年の数値と比較し、大きな変動のあった入試をピックアップして、入試動向を追いかけています。男子編とあわせてご覧ください。 集計データの基準は次の通りです。 【抽出するデータの基準】 ・日能研 中学入試 結果R4一覧(2023〜2025年) ・過去3年で±4以上の動きがあった入試を抽出 ・並び順は2025年の偏差値順 ・背景色は次の基準で色分け: [青:男子進学校] [赤:女子進学校] [緑:共学進学校] [黄:大学附属校] 前年の入試結果を比較的反映しやすいと思われる日能研偏

  • 【2025入試】日能研R4偏差値が大きく動いた入試・男子編

    日能研R4偏差値(80%偏差値)の2025年入試結果版が公開されました。 来年度入試を展望する上で偏差値はひとつの重要指標となりますが、単年度で見るより複数年度の動きを見た方が動向が見やすくなります。 ここでは、昨年・一昨年の数値と比較し、大きな変動のあった入試をピックアップして、大きな流れを追いかけてみたいと思います。 偏差値表はサピックスや四谷大塚など各模試ごとに作成されますが、その中でも日能研偏差値は、幅広い学力帯が分布し、前年の入試結果をよく反映する傾向にあると個人的に見ています。(データが綺麗に分布しているとは限らないので、模試ごとに偏差値の出し方にややクセがあります。

  • 四谷大塚 新小4第1回組分けテストのレベル感

    新4年生は初めての組分けテストが行われ、(我が家のように)洗礼を浴びた人もいるでしょう。そもそも毎週の学習でどこまでやったらどのくらいになるのかもよく分からず、与えられた宿題の山を抱えながら、もがいている人も少なくないのではないでしょうか。 ここでは、そんな声に応えるべく(?)、先日の新4年生第1回公開組分けテスト(算数)を深掘りし、予習シリーズの問題と突き合わせながら、各問題のレベル感がどの程度なのかを探っていきます。その結果、組分けテストから逆算して、日々の学習でどこまでを目標にすれば良いかを把握できればと思っています。 問題の解答・解説ではなく、あくまで難易度のイメージを掴む

  • 今週の理科は太陽だけど、こんなに地...

    今週の理科は太陽だけど、こんなに地雷単元だとは思わなかった。そういや兄も昔、どっちから太陽が昇るか聞いたらわからないと言ってたなー。都会暮らしの弊害だわ。 中学受験ウォッチ

  • 四谷大塚 春期講習テキストをくわしく

    四谷大塚の春期講習テキストが届きました。 (進学くらぶには季節講習も含まれているので、講習時期になるとテキストが自宅に送られてきます。予習シリーズとは違ってテキストは別途購入ではありません。) パラパラと眺めてみたところ、ここまで(第1回〜第7回)の復習がメインではあるものの、一部先取りとみられる単元が入っていました。ちょっと気になるので調べて記事として残しておこうと思います。 単元構成 まずは春期講習テキストの単元を確認します。 算数 算数は以下の4章で構成され、4日間で完成させるコースです。 数と計算[第1回・第2回・第6回・第7回] 平面図形[第3回

  • 組分けテストの結果と子供の変化

    四谷大塚の第1〜5回カリキュラムが一周し、週末に組分けテストが終わりました。2月に進学くらぶをスタートしてから1つのサイクルが終了したので、ここで一度振り返りをしておきます。 算数が軌道に乗りそう 途中経過でも書きましたが、算数は軌道に乗ったというか、回し方の目処が経った感じです。内容がまだ重くないのと、四谷大塚の予習シリーズ準備講座でやった範囲内というのもあって、当初想定していたよりもスムーズに立ち上がりました。 予習シリーズが改訂前より難化しているので警戒心を持ってのスタートだったのですが、第2回からは練習問題までクリアできるようになり、想定より1ランク上で周回できそうな雰囲

  • 勉強のストライキ発生?

    日記です。 今週の四谷大塚は、通常回ではなく総合回となり、週末は週テストではなく組分けテスト。総合回ということで通常授業もないので一週間の流れもガラッと変わり、総合回用の学習プランにしなければいけなくなります。 比較的ここまで順調に進んできたので、ざっくりこんな計画にしました(算数)。 日曜に予習シリーズ(主に練習問題)をさっさと終わらせる 演習問題集は小分けにして朝学習でやる 平日夕方は週テスト過去問(c問題) 1日あたりの学習時間は、朝学習で20〜30分、夕方は解き直し入れて1時間といった感じです。夕方はここにプラスして、理科・社会の練習問題や国語の問題

  • 【2025年入試】受験者数から見えること-2

    先月出した↓の記事の続きです。 前回は2月1日入試、今回は2月2日・3日入試について集計できたので見ていきます。 2月1日で大きな動向はわかる気がしますが、2日・3日のみの学校やボリュームが大きい学校もあるので、せっかくなので出してみることにしました。共に午前入試のみですが、中学受験の解像度を高めるのにお役立てください。 はじめに 集計の基準は前回と同様ですが再掲します。 ・2024年版四谷大塚(Y)偏差値50以上の入試 ・2月2日午前・3日午前入試が対象 ・データは各校Webサイトまたは市進中学受験情報ナビより *データの間違い等はあるかもしれないので、気付いた方は

  • 今週の予習シリーズは総合回で4週間...

    今週の予習シリーズは総合回で4週間分の復習。 驚いたのが、Cコース週テストのラスト問題なども普通にチャレンジできるようになったこと。わずかこの1ヶ月で、算数への向き合い具合が変わってきた。 地道に基本レベルを積み上げてきた効果なのか? 中学受験ウォッチ

  • 小3リトルくらぶはアリかもしれない

    2月から進学くらぶをスタートして1ヶ月経ち、現状を見ながら小3の学習を振り返ったとき、小3リトルくらぶはアリだなと感じたので書いておきます。 ちなみに我が家ですが、四谷大塚のキャンペーンに乗っかるかたちで小3の12月にリトルくらぶに申し込みました。そのため、リトルくらぶ自体は最後の1ヶ月分しか契約しておらず(2月から進学くらぶへ自動継続)、実際にはほぼやっていない状態での感想になる点だけご了承ください。 アリだと思う理由 リトルくらぶの教材など具体的な話は後回しにして、今回はタイトルに対する答え、なぜそう思うかという点から書いていきます。 (主に、公文や算数教室などでしっかり準備

  • ホリエモンの"中学受験させる親はク...

    ホリエモンの"中学受験させる親はクソ"発言。 否定派の人は過去の自分の経験で語るので、今の中学受験に対する解像度が低いよなーと思いつつ、こういう話を聞くのは悪くないと思う。 親が燃え上がりやすい中学受験なので、「何で中受やるのか」に立ち返って考える機会にするのが良いと思う。 中学受験ウォッチ

  • 【2025年入試】受験者数から見えること

    そろそろ2025年入試の総括をする時期になってきました。上位・難関校について実受験者がどうだったのか、今年度入試の傾向として振り返りたいと思います。バタバタしていてちっとも進まなかった作業ですが、ようやくかたちになったのでリリースします。 これから3月にかけて大手塾の入試報告会があると思いますが、そこで出てくる内容と同じものではつまらないので、別の切り口での集計を出します。別の角度からの情報として、また半分エンタメとして見ていただければと思います。 はじめに 集計対象は以下の通りです。 ・四谷大塚(Y)偏差値50以上の入試 ・2月1日午前入試が対象 ・データは各校Webサイ

  • 進学くらぶ2週目を回してみて

    進学くらぶ2週目(2周目)が終わり、だいぶ見えてきたことがあるので残しておきたいと思います。 進学くらぶヨイ 単なる個人の感想ですが、進学くらぶ良いです。いまの中学受験ルートとして最強!とは言い過ぎでしょうが、そんな見方をしてもいいくらいに思います。(あくまで個人の主観です。ここから先は進学くらぶ(というか四谷大塚?)礼賛の内容が続くので、見たくない方はお帰りください😅) 進学くらぶの特徴的なところは別記事があるのでそちらをご覧いただくとして、今回新たに気付いた点について書いておきます。

  • 今日の弟くんは漢検。 漢字だけは先...

    今日の弟くんは漢検。 漢字だけは先取りしてきたので、今日5級を受けたらひとまず終了の予定。あくまで中学受験勉強のための先取りなので、合格でも不合格でも一旦は終了。 まあ今朝の過去問でギリギリ合格ラインは超えられたので、復習してから行けば大丈夫じゃないかな。 中学受験ウォッチ

  • 売り切れになってた算数基礎トレーニ...

    売り切れになってた算数基礎トレーニングが販売再開になり今日届いた。これめちゃくちゃいい、こういう編集が欲しかったのよ。 売り切れてたってことは、通塾組も下のクラスでは使うのかな。ちょっと見直したよ、四谷大塚。 中学受験ウォッチ

  • ひとりごと

    タイトル通りひとりごとです。特に伝えたい内容はなく、単に今の自分の頭の中を吐き出したいだけなので、我が家に興味がなければスルーしてください。 気がつけば2025年中学入試もあっという間に過ぎてしまい、色んなデータをこねくり回して見てみたい時期ながら、今週から予習シリーズ学習をスタートした我が家は、目の前の子供のことで精一杯というのが今の状況。ついでに(?)仕事もちょっと忙しく、他に全く手が回らないので、入試分析はちょっと後回しになりそう。 勉強内容については(ほぼ)一週間回してみて、全体像の見通しはついてきた。ただ、ユルっと始めると宣言していたものの、いざテキストを目の前にするとひ

  • 予習シリーズのスキャンはスマホで

    我が家もいよいよ予習シリーズ学習のスタートです。 さて、ここでひとつ問題(?)になるのは、冊子に直接書き込むのか、コピーを取るか、ノートに書くかという話です。効率を考えるとノートはないんで(個人の見解です)、あとは直接書き込むかどうかですが、解き直しなどを考えるとコピー(データ化)は取っておきたいところです。 コピー&データ化といえばコピー機・複合機ということで、我が家もこれまではブラザー複合機でスキャンしていたわけですが、兄の受験勉強から数年経ち、世の中の技術も変わってきているようなので、ここらで自分の頭もアップデートしておきたいと思います。 裁断してスキャンはもう古い?

  • 進学くらぶスタート時の立ち位置

    2月1日を迎え、6年生はいよいよ受験本番という時期ですが、我が家も明日から予習シリーズ学習がスタートします。 成績公開はしない方針でしたが(ですが)、スタート時くらい書いておくかということで公開します。 小3(新小4)1月組分け偏差値:48 算数・国語ともにギリギリ50に届かず、ほぼこの偏差値近辺です。 コースは(下ギリギリ)Bコーススタートとなりました。4段階の上から3番目です。「偏差値40台からの逆転劇」という宣伝文句の舞台は整いました。😆 まあ冗談はさておき、真面目にBコースでスタートできればいいなと思っていたので、悪くないスタートは切れたかなというところです。 それ

  • 【2025入試】出願状況 難関校減少か

    東京・神奈川入試まであと2日、ということで、出願状況について集計しました。データは市進中学入試ナビを使用していて、個別データはそちらを見ていただければ良いので、ここでは全体感から感じているテーマに沿って、それを裏付けるデータを紹介していこうかと思います。 ・集計対象は市進中学入試ナビ 中学入試速報 2025に掲載されている2月1日以降の入試 ・偏差値基準は四谷大塚結果80偏差値一覧(2024年入試)を使用、共学は女子偏差値を基準 ・2025年予測値は、前年の最終出願者数から27日時点での割合を出し、今年の1月28日時点のデータにそれを掛けて算出(前年と同様に推移したと想定した数字、

  • 新小4スタート前の初組分けテスト、...

    新小4スタート前の初組分けテスト、進学くらぶは自宅受験のみだった。 答えの配布がなく自己採点できないのが自宅受験のデメリットなので、今回は自分も一緒に解いて、後で一緒に答え合わせした。このスタイルは意外と悪くなさそうなので、週テストもしばらくガッツリ伴走してみようかな。 中学受験ウォッチ

  • 【2025入試】千葉入試の結果速報

    1月20日から千葉入試がスタートしました。埼玉に続き、千葉入試についても出願・結果情報を集計してお届けします。それぞれ結果情報が公開され次第、順次更新していきます。 出願者数の集計 まずは出願者数ということで、渋谷教育学園幕張(渋幕)、市川、東邦大学付属東邦(東邦大東邦)、昭和学院秀英(昭和秀英)の4校について集計します。 データ出典:市進中学受験情報ナビ、過去データは進学情報誌さぴあ 最大規模だったのは2020年で、新型コロナ影響の大きかった2021・22年で大きく落ち込みました。その後はまた増加に転じ、2024・25年は9000名を超える規模にまで回復してきています。千葉の小

  • 【2025入試】埼玉入試の結果速報(2/2)

    埼玉入試の結果速報の第2弾です。第1部(10日午前編)で取り上げられなかった入試について、上位校中心ですが集計してお届けします。 大規模3校の特待入試 第1部で取り上げた栄東、開智・開智所沢、大宮開成の4校(4校)で11〜12日に実施されている特待入試についてまずは取り上げます。 栄東 東大特待1入試 受験者数は250名近くの減少となりましたが、合格者数も大きく絞られたため、実質倍率は横ばいとなりました。そして3年特待合格の人数はむしろ増えているので、むしろ上位層が増えた可能性もあり、人数減=易化という単純な図式ではなさそうです。 栄東についてはこちらでもまとめているのでど

  • 【2025入試】埼玉10日入試の結果速報

    1月10日を皮切りに中学受験・埼玉入試がスタートしました。 多くの学校で最大の受験生を集める10日(午前)入試について、出願・結果情報を集計してお届けします。一部の情報は結果公開後に更新します。 出願者数の集計 まずは10日午前入試の各校の出願者数について集計してみました。集計対象は市進中学受験情報ナビに掲載されている9校となります。 データ出典:市進中学受験情報ナビ 開智(開智所沢)は2025年のみ開智所沢、それ以外は開智のデータを使用 開智と開智所沢については同試験で両方判定可能ということで重複がかなりの割合を占めていると思われるので、ここでは同一試験とみなしていずれか多い方

  • 【2025入試】栄東の出願者数と結果速報

    1月10日の埼玉解禁日から、2025年の首都圏中学入試が本格スタートします。ここでは、最大の受験者を集める栄東のA日程と東大特待Ⅰ入試の入試動向について追いかけてみます。 栄東 A日程試験 出願者数 A日程試験の出願者数について過去からの推移をグラフにします。 A日程試験は次の通り2段階で変更があったので、それを踏まえながらグラフをご確認ください。 2020年まで:1月10日のみの一日程 2021〜24年:10日・11日で分割試験(合格判定は同一) 2025年から:10日東大クラス、11日難関大クラスに分割 データ出典:栄東中学・高等学校、2021年以前のデータは進学情報誌

  • スキーのリフト代、気付いたら一日券...

    スキーのリフト代、気付いたら一日券の相場が5000円を軽く超え7〜8000円になってる。 ある程度滑れるようにと毎年子供を連れて行ってたけど、こうなると学生には金銭的なハードルが高くなって、誰も一緒に行ってくれなくなるのかもなー。日本のスキー場はインバウンドオンリーになるのか? 中学受験ウォッチ

  • 正月に会った親戚の子、大学を3年で...

    正月に会った親戚の子、大学を3年で修了し、春から旧帝大の大学院に飛び入学で入るらしい。 首都圏にいると中学受験だ高校受験だコスパとうるさいけど、結局本人のモチベーションが一番大事で、努力のできる優秀な子はそんなの軽く飛び越していくんだなと感心した。 中学受験ウォッチ

  • noteに140字のつぶやき機能が...

    noteに140字のつぶやき機能があることに気付きました。記事はストックとしてしっかり残していきたいのですが、これは書くのに時間も手間もかかるので、軽めのものはつぶやきでアップして更新頻度を上げてみようかと思います。今年もよろしくお願いします。 中学受験ウォッチ

  • 先日投稿した水耕栽培。ディルとロメ...

    先日投稿した水耕栽培。ディルとロメインレタスの小さい葉っぱが、わずか半月で収穫できた。電気代がいくらになるか知らんけど、小さな楽しみができたわ。 中学受験ウォッチ

  • 現状の立ち位置と2月からのルート

    小3弟について、2月からの中学受験スタートをどう進めるのかが決定したので、現状の立ち位置と共に記しておきます。 結論:進学くらぶでスタート 前から小出しにはしてましたが、結論は四谷大塚の通信講座、進学くらぶでいくことにしました。実は1ヶ月前までは別の結論を持っていたのですが、四谷大塚から毎日のように送られてきていたキャンペーンメールにヤラれました。 キャンペーン内容: 今「リトルくらぶ」に入会すると、新4年生以降に使用する基礎力定着のコンテンツ高速基礎マスター18,700円が無料になります。 うちは高速基礎マスターは要らないんですが、入会時に強制徴収されるものなので入会金の

  • 入試日程フローチャートをつくろう

    昨今の中学受験は、複数回入試や午後入試の一般化、試験前日・直前までの出願などにより複雑化しています。 これらは受験する機会を増やしたり、余計な出願費用が不要になるなど受験生にとってのメリットが提供されている反面、入試日程の複雑化や、合否が出た直後ギリギリでの決断が迫られるなど、裏返しとなるデメリットも発生しています。 かつては第一志望〜第三・四志望くらいまでを決めてリスト化しておけば十分対応できたのかもしれませんが、選択の幅が広くなった分、入試を組み立てる難易度は上がっていると言えるでしょう。受験する側もその変化に対応していく必要がありますが、自分の経験からも、比較的上手く流れたケ

  • 野菜の水耕栽培をはじめた

    友人に感化され、家庭内でできる水耕栽培をはじめました。うちはベランダに陽が当たらないので家庭菜園は無理と諦めていましたが、水耕栽培キットなるものがあって部屋の中でもできるということで。 光が強くて本体が黒く見えますが実際は白です 最近たまに聞く野菜工場?みたいなイメージを持てばいいかと思います。土や培養土などは使わず、水と液体肥料のみで育てます。日光の代わりにLEDをあてるらしいです。キットだと、ライトのオンオフも自動、水の循環や送風も自動でやってくれるということで、手間をかけずに結果を求めたがる現代人に超最適化されたソリューションになっています。 とりあえず適当な野菜のタネと、イチ

  • 【進学校の横比較】共学Y60〜50編

    同偏差値帯の進学校を集めて横比較してみようという企画です。今回は四谷大塚偏差値50〜60の共学校編とします。 ここも学校の数が多いので、偏差値推移と合格実績という入口・出口データに絞って取り上げます。 以下の19校が対象です(偏差値基準は全入試回の平均偏差値が50以上)。 東京農業大学第一(東農大一)/三田国際学園/広尾学園小石川/東京都市大学等々力(都市大等々力)/開智日本橋学園/東京学芸大学附属国際中教(学芸大国際)/神奈川大学附属/青稜/國學院大學久我山(国学院久我山)/成城学園/山手学院/帝京大学/桐蔭学園中教/安田学園/公文国際学園/成蹊/ドルトン東京学園/淑徳/かえつ

  • 【進学校の横比較】女子Y50〜60編

    同偏差値帯の進学校を集めて横比較してみようという企画です。今回は女子三番手、四谷大塚偏差値50〜60の女子校編とします。 これまでの回は、比較対象になりそうな大学合格実績と偏差値で区切りを作っていました。女子校は国公立大の合格者が少ないのもあってうまいこと区分けができず、手が進まずにいたのですが、割り切って偏差値と合格実績のデータだけに絞ることにしました。比較対象はY50以上の女子校ということで18校を列挙するかたちで取り上げます。 以下の18校が対象です(偏差値基準は全入試回の平均偏差値が50以上)。 東洋英和女学院/学習院女子/立教女学院/淑徳与野/山脇学園/湘南白百合学

  • 予習シリーズ中学受験 4つの選択肢

    四谷大塚は、塾に通う選択が全てではないところ、また準拠塾という存在があることが他塾にない大きな特徴です。ここでは、予習シリーズというか、四谷大塚システムを使って中学受験を進める選択肢についてまとめます。 四谷大塚というシステム 四谷大塚といえば予習シリーズ、というのが一般イメージでしょう(知っている人なら)。ただ、予習シリーズを使って教えている塾、という認識だけだとその実体の半分くらいしか見えていません。 そもそも予習シリーズ自体は一般販売されている本なので誰でも購入できるものですが、市販の中学受験本とは大きく違う点があります。それは、いつ何をどういう順番で学習するかが細かく設定

  • 全統小の国語が長文化している

    11月3日は四谷大塚の全国統一小学生テスト、小3の我が家も参戦しました。 前回6月は弟の初参戦でそのときも感じたのですが、最近の全統小はとにかく国語の文章が長いです。入試も長文化が進んでいて、それに呼応してかこちらも長い文章を読ませるようになっているようです(最近は入試のその流れもひと段落した感がありますが)。 長文化する国語 長文化ってどんな感じか、問題をそのまま載せることはできないんでボカして画像にしますが、こんな感じです。 これを小3に読ませるの?と感じるのは私だけでしょうか。かつてのセンター試験でもこんなに長かったっけなぁ。。。 カウントすると、行数にして145行、文

  • 予習シリーズ準備講座

    四谷大塚で小3対象に予習シリーズ準備講座が開かれています。今年から2期に分かれたらしく、9〜11月の第1期と11〜1月の第2期があります。第1期と第2期は同内容なので、どちらかを受講すればOKです。 実は我が家も第1期に通わせることにした(通っている)ので、その辺りも含めて書いてみます。 予習シリーズ準備講座の内容 実施概要 実施概要は以下の通りです(四谷大塚Webサイトより)。 第1期 9〜11月/第2期 11〜1月 全8回(週1回) 授業:算数50分・国語50分 受講料:13,200円 首都圏の四谷大塚直営校にて実施 週1回×8回なので実質的には2ヶ月ですが、それでこの

  • 進学校の文系理系割合比較

    昨今の理系人気から、中高一貫校の文系・理系割合を調査してみたいと考えました。ただ、大学進学実績で文理割合を出してくれている学校は多くないので、個別に見ることはできても全体で比較をすることはできません。 最も有効と思えたのが、インターエデュの東大・京大の学部合格実績を使い、これに一橋・東工大(東京科学大)・医学部のデータを加えた、いわゆる東京一工医の合格実績で比較することだったので、これで集計してみます。本来は国公立全体で見たい(いや、私立も含めた進学先全体で見たい)ところですが、データが揃うこの指標で考えてみたいと思います。 前提 集計対象の大学と文系・理系に関しては以下を基準と

  • 広尾学園中学入試の作戦会議

    はじめに この記事では、広尾学園中学校の入試を考えているご家庭に向け、入試・問題の分析と対策案についてご紹介します。広尾学園は、女子校から共学化して学校改革を成し遂げた事例として語られることが多く、2000年代半ばの校名変更以来、難易度も右肩上がりで上昇してきました。ただ、難易度上昇の割には塾側が追いついていないというか、志望校対策の話もあまり聞かないので、逆に対策のしがいのある学校じゃないかと思っています。ということで、入試対策の一助になればということでお届けします。 なお、このシリーズ全般に共通する内容として、どういう背景で情報提供しているのか、対象と想定しているのはどういう方

  • 4年生理科のカリキュラムを考える

    今回は4年生理科のカリキュラムを考えてみます。 4年生の学習をどう進めるかを考えていて、前回は算数を整理したので、次のテーマは理科と社会をどう進めるか、ということで理科を整理してみます。 ちなみに社会は地理→歴史→公民という流れがあり、基本的にどの塾も分野と時期が綺麗に分かれているのであまり考えるポイントはないかなという認識です。 ということで、単元名もバラバラで全体像がよく掴めない理科について、整理していきたいと思います。 理科4年と5年の比較 まず4年生と5年生でどう積み上がっていくかですが、予習シリーズで確認する限り、4年生の内容は5年生に包含されるイメージです。

  • 算数カリキュラムを整理してみる

    ここでは、教科書の算数(小学校で学ぶ算数)と予習シリーズの算数(中学受験算数)を一旦整理してみようと思います。 中学受験算数は年々難しくなっていて、予習シリーズ改訂でさらにハードルが上がったという声は多いですし、実際に見てもそう感じます。 この先、受験算数の学習を進めていくにあたって、全体像を理解し解像度を上げておくことが有効じゃないかと感じています。これによって、カリキュラムの納得感や効率性を理解することもそうですが、つまずいたときにどうリカバリーするかなどを考える指針にもなるかなと思っています。 公立小学校で学ぶ算数 まずは公立小学校で学ぶ算数カリキュラムをリストアップし

  • 過去問がダウンロードできる中学一覧

    入試過去問が学校のWebサイトからダウンロードできる中学校を一覧にまとめました。 実際の入試とほぼ同じ形式のものが入手できるということで、これを使わない手はないでしょう。志望校が過去問を公開してくれているかどうか、一度確認していただければと思います。 過去問がダウンロードできる中学 各学校のWebサイトから、過去問がダウンロードできるかを調査しました。やりきれないので一旦Y45偏差値あたりまでで区切っています。 過去問の実物を販売したり、学校説明会などで配布している学校もあります。おそらく全数は把握できないので、一旦Webサイトに記載があった学校のみ載せておきます。(情報があ

  • 【進捗】スタサプ4年生(基礎)を終えた

    小3の弟の進捗です。この記事内容の続きとなります。 一部抜粋します。 結論から言えば、小学校で習う内容を先取りするということに落ち着きました。 〜〜 具体的には、予習シリーズのカリキュラムが始まるまでに、(可能であれば)6年生までの学習範囲をざっと勉強してみます。そのベースの上に塾内容を載せていくことで、1週間の学習をスムーズに回せるようになるのではという目論見です。 ということで、まずは夏休み期間中にスタディサプリ4年生(基礎)をやり切るという計画を立てました。全部で30講あるので、1日1つずつ進めれば30日で終わる計算です。夏休み中は旅行や帰省の予定も入っているので、そ

  • noteへのコンテンツ移行が完了

    "中学受験ウォッチ"としてWordpressで公開してきたコンテンツですが、noteへの移行が完了しました。過去記事の中でアクセスが多いもの、個人的に有用かもと思ったものについてはこちらに持ってきているので、日付を遡って見ていただければと思います。(公開日はオリジナルのままで移行ができました) 移行にあたってコンテンツは全部見直し、古いデータはできる限り最新のものに書き換えました。見直してみると、意外と色んなことを書いていて、我ながら有用だなと思えるものもあったんで、興味があればぜひ見ていっていただければと思います。ちなみにnoteではTABLEタグが使えないので、表は全て画像に直し

  • 算数の先取りをはじめた

    小3次男の近況の話です。 ちょっとプライベートが忙しくブログやSNSがご無沙汰になってしまいました。この先もユルユルと更新していくので、興味があればフォローいただければと思います。 そもそも算数の先取りは必要なのか? 小2まで我が家は先取りなし方針、ほぼチャレンジタッチのみで来ていましたが、改めて予習シリーズを見て、これに先取りなしで乗っていくのは大変なことだと感じました。改訂されてこの傾向はさらに強化されたと思います。 兄のときもそうでしたが、中学受験勉強がいざ始まると、とにかく塾のペースについていくだけでも大変という家庭が多いのではと思います。これは、学校で習うような新しい

  • 【2024年版】海外大学実績の多い中高一貫10校

    日本の国際競争力の低下に伴って、かどうかはわかりませんが、高校卒業時に海外の大学へ進学する学生が近年増えていてるようです。いわゆる国際系と言われる中高一貫校の注目も高まっています。 このサイトでも2年ほど追いかけていますが、今年の大学合格実績も出揃ってきたので、2024年版の海外大学合格実績を集計しました。過去5年分のデータを以下の切り口で集計しています。 関東圏の中高一貫校が対象 2020〜2024年の5年間の累計合格者数 世界大学ランキング(後述)の大学への合格者数でランキング 集計対象 ひと口に海外大学といっても、ハーバード大のような誰もが知る名門大学

  • 塾テキストの違いで考える中学受験

    先日、日能研に通わせている知り合いにテキストを見せてもらいました。これで4大塾すべてのテキストを見たかたちになり、これまで集めてきた情報と合わせ、何となく塾の違いや全体の流れが見えたような気がするので、塾テキストから見た各塾の特徴などを書いておきます。まあ共感されなければ、いち親父の戯言として聞き流していただければと思います。 理想を追うサピックス 授業で扱うテキスト(デイリーサポート)と演習用テキスト(デイリーサピックス)が基本の学習教材で、どちらも授業のときに単元ごとのテキストが配られます。算数のデイリーサポートは授業で扱った問題と同じ問題が裏に印刷されていて、それを自宅で復習

  • 小3先取り学習計画

    ユルい受験にしたい 数年前からゆる受験という言葉が出てきました。そこでは小6スタートなど受験勉強を短期間にして、習い事もやりつつ中堅校を目指そうというのがコンセプトのようです。これはこれでひとつの考え方だと思いますが、正直、小6スタートだと1年間はガチ受験でないと中堅校にも届かないと思うので、言葉からイメージする"ゆる受験"とはちょっと違うのではと思います。また、その短期間で合格を勝ち取れるくらいに受験適性のある子なら、早く始めればもっと伸ばせる可能性もあったのではとも思います。 ということで、本来イメージする"ゆる受験"、つまりちょっと手綱を緩めて馬なりで走るようなユルい受験を実

  • 塾合格実績の集計

    中学受験大手塾の合格実績とその割合を集計しました。 元々は偏差値表比較の参考情報として作成したものですが、せっかくなので公開します。 大手4塾を合計しただけでも学校発表の合格者数を超え、これが中学受験の闇として取り上げられることも多いものです。別にこの闇に切り込もうとか何か意図があるわけではありませんが、せっかく集計したものがあってもったいないので公開します。それぞれ考える材料にしていただければと思います。 こちらも合わせてご活用ください。 【偏差値】偏差値の横比較2024〜日能研•サピックス・四谷大塚〜 中学受験の偏差値表を横並びで比較してみようという企画です。 受験

  • 【偏差値】偏差値の横比較2024〜日能研•サピックス・四谷大塚〜

    中学受験の偏差値表を横並びで比較してみようという企画です。 受験校を考える際に偏差値表とにらめっこしながら考えることは多いと思いますが、塾から配られる偏差値表はその塾(正しくは模試)で判定したもので、実際模試ごとに偏差値は異なります。基本路線は塾の偏差値表を使うとは思いますが、本番入試は他塾(模試)受験生も含めた母集団での競争となるため、ある程度中学受験というものがわかってくると他塾の動向も気になってくると思います。 実際に比較表を見ていただければわかりますが、全体感としては同じような並びだったとしても、個別の学校を見ると、こんなに違うのかと驚くような違いがあったりします。 ここ

  • 【偏差値】2024入試での学校偏差値の変化 〜日能研R4・女子〜

    2024年入試の日能研R4偏差値(80%判定偏差値)について、2023年入試からの変化を見ていきます。今回は女子編です。(男子編はこちら) ここでは、2024年度と2023年度のR4偏差値表を並べて、それぞれ前年からの上昇・下降を色分けすることで、直近年度の変化を一覧で見ています。偏差値表はその数字だけでなく、見たときの印象も大事だと考えているので(偏差値表を見る人が抱くイメージになる)、偏差値表のイメージのままで見ていきます。 2月1日午前入試 まずは2月1日午前・女子の偏差値表です。 日能研 結果R4偏差値 女子 全体の印象 2024年を見ると、偏差値上位校は小動

  • 【偏差値】2024入試での学校偏差値の変化 〜日能研R4・男子〜

    2024年入試の日能研R4偏差値(80%判定偏差値)が公開されているので、2023年入試からどう変化したのかを見ていきます。男子と女子とで分けてみていきます。(女子編はこちら) ここでは、2024年度と2023年度のR4偏差値表を並べて、それぞれ前年からの上昇・下降を色分けすることで、直近年度の変化を一覧で見てみたいと思います。偏差値表はその数字だけでなく、見たときの印象も大事だと考えているので(偏差値表を見る人が抱くイメージになる)、偏差値表のイメージのままで見ていきたいと思います。 偏差値表を見て志望校を考える際、基本的には自分の塾で使っている今年の偏差値表を見る人が多いと思い

  • (塾なし受験に繋げる)おうち学習の秘訣

    新小3の弟くんですが、春休みに算数のちょい先取りを始めました。その中で、兄の塾なし受験の経験と合わせて感じたことがあったので残しておきます。 まず先取り教材ですが、これはiPadアプリを使うことにしました。紙や書籍のドリルでもいいでしょうが、これだと親が横に張り付いて教えるスタイルが基本となるので、やらされ感が強くなること、また自分もそこまでリソースを割けないということから、放置できるスタイルのiPadアプリを探しました。 ちなみに先取りと言っても学校で普通に習う小3範囲のものなので、イマドキはちょっと探せばフリーのアプリがいくらでもあります。本当はスタサプが良いと思っていたのです

  • 兄と弟の成績表を見て違いを考える

    学年が終わり、兄・弟とも成績表をもらってきました。 現中2の兄は小学校のときから成績が良く、ほとんどが◎(とてもよい、だったか)でした。他の子がどんなかを知らないので、小学校の成績なんてまあそんなもんかと思っていましたが、小2弟の成績を見ると全然そんなことはなく、やっぱり兄は成績が良かったんだというのが後になってわかりました。 兄の方は人の話をよく聞くというか、テレビが付いているだけでも(番組に関わらず)食い入るように見るようなタイプなので、学校でも先生の話をしっかり聞いていて好感度が高いんだと思います。これは中学でも続いているようで、テストの成績の割に評定が良く、いわゆる内申美人

  • 【2024大学入試】難関国立大の総合型・推薦型選抜合格者の多い中高一貫校10選

    東大や京大に推薦入試があると聞いて驚く人も親世代には多いかもしれませんが、学力試験が中心だった大学入試の方向性も少し変わってきています。 推薦入試と言えば私立大学の指定校推薦というイメージを持っている方も多いと思いますが、国立大学でも、総合型選抜・学校推薦型選抜(かつてのAO入試・推薦入試)が導入・推進されています。この動きは、これから中学・高校を選ぶ際にも無視できる存在ではなくなってきているのではないでしょうか。 この記事では、それらの背景を見た上で、難関国立大(ここでは東京一工と旧帝大)の合格者数上位10校を取り上げてみます。記事の最後では集計表も載せるので、データの確認にもご

  • 学年別児童数からこの先の入試動向を考える

    日本の少子化が進んでいるというのは誰もが知る事実だと思いますが、具体的な数字でイメージしている人は多くないと思います。学年の生徒数というのは中学受験に限らず高校受験・大学受験と受験競争に直結してくる数字でもあるので、受験という軸でまとめてみます。 大学全入時代と言われたり、高大連携や附属校化が進んでいるというニュースはよく耳にしますが、我が子の受験環境はどういうものなのか、今後どうなっていくのか、背景にある数字を把握しておくと正しくニュースに反応できるようになるのではと思います。あまり広げすぎると数字がぼやけてしまうのと、そもそも手が回らないので、首都圏の中学受験というテーマに沿って

  • 算数を始動する?

    新小3になる弟について、そろそろ受験に向けたプランを考えようと思っています。国理社は漢字以外は適当に遊びながらやっとけばいいですが、算数だけは手をつけておきたい感じ。 ということで、入手したまま放置していた予習シリーズテキストをとりあえず確認してみました。リニューアルで前倒し・難化したと評判の予習シリーズですが、果たしてどんなもんでしょう。 そして卒倒しました。4年生からこんな難しいのやるのかと。これは算数教室などで先取りしている子でないと無理ゲーじゃないかと。いや、正しくは、4年生から上位を取ってキープするのは無理、かな。 と思ったところで、兄の使っていた古い予習シリーズはどう

  • インフレの波は中学受験塾にも

    先日ニュースで、サービス産業のインフレの話が出ていました。教育産業も人手不足の影響でインフレになっているという話で、そういえば2023年は全面的に値上がりしていたことは確認していました。今年はどうだろう?と気になったんで、とりあえず春期講習費用を調べてみました。するとやっぱりですが、値上がりしていました。 2022年から2024年までの上昇はこんな感じです。 春期講習の費用推移 2年間で大体10%程度、四谷大塚は20%以上の値上げになってました。基本的に全学年で上がっているので、これから受験を迎える家庭は、トータルでは今までよりだいぶ費用はかかることになりそうです。 大手塾の年間費

  • 【2024入試】実質倍率ランキング

    2024年入試分析のラストとして、受験者数と合格者数から算出する実質倍率を出します。 ただ、合格者数はあくまで合格発表時の公表数で、そのあと繰り上げ合格がある学校も少なくないので、集計しておいて何ですが、これはどれだけ意味のある数字なのか?という疑問は残ります。 ということであまり深く追求しても仕方がないと思うので、とりあえずランキング形式で並べてみます。見方はそれぞれで考えていただければと思いますが、個人的には倍率が高い=人気という見方よりも、合格者数が絞られているということでネガティブな感覚の方が強いです。 2024年入試を見ると、倍率が高すぎたところでは入試回数を減らし(1

  • 一次情報にあたる

    私個人の主観が大いに入るもの・意見については、noteのこのマガジンにて吐き出していくことにします。適当に聞き流して、共感されれば取り入れていただければと思います。 今回は一次情報(一次資料)についてです。 歴史を語るときに、一次資料なのか軍記物や伝承などの二次資料をもとにした話なのかを切り分けることが最近は多いですが(歴史に関してはここでは話がズレるので触れません)、受験情報についても同じことが言えるかなと最近思います。つまり、ある情報を聞いたとき、それが事実やデータなのか、誰かが解釈したり手を加えたものなのか、という視点です。 受験は情報戦ということも言われていますが、逆にこ

  • 【2024入試】皆が2月1日に受験した学校はどこ?

    2024年中学入試の振り返り第2弾、今回は受験者数の集計です。 出願者数とともに受験者数データも公開されていますが、基本的に受験者数というのは出願者数に比例するので、この増減を見たところで出願者数と大きく変わらずあまり面白くありません。なので、増減に関してはとりあえず出願者数を見て判断すればいいと思っています。 じゃあ受験者数で何を見るかということですが、この数字は実際に受験生が受けた数というところがミソです。出願者数のように重複することは基本的にありえないので、実際の受験生の動きがわかります。 ということで、2月1日に皆がどこを受験したのかを受験者数から探っていきたいと思います

  • テレビで国語力を上げる

    今回は兄の中学受験で最も苦労し、6年後半では逆に稼ぎ頭にまでなった国語について取り上げます。 中学受験は算数が最重要、とはよく言われますしそれは否定できませんが、成績の安定度という意味で、実は一番苦労しているのが国語という人は少なくないんじゃないかと思います。 兄の受験サポートをしていて気付いたのは、圧倒的な語彙力の不足でした。そして驚くほどモノを知らないという事実です。知らない英単語だらけの英文を読んでいるイメージだと思えばわかりやすいと思います。 当たり前に日本語を話しているので気付きづらいですが、相手は10歳やそこらの子供で、彼らの記憶上はせいぜい5年くらいの経験値しかあり

  • 低学年での社会の先取りに桃鉄

    4月から新小3となる弟について、これからここで記していこうかと思います。 もはやタイトルで出オチ感が満載ですが、社会の事前準備として桃鉄は最強だと実感したのでその件です。 昨年(2年生)の夏前くらいにやり始めたんですが、こちらの思惑通り見事にどハマりしまして、毎日毎日やり続けた結果、2ヶ月ほど経った頃には日本の地理にめちゃくちゃ詳しくなりました。 都道府県と県庁所在地なんぞは当たり前で、壱岐とか登米とか大根島とか、大人でもどこにあるかよくわからないところまで詳しくなっています。 桃鉄のいいところは、地名に詳しくなることもそうですが、それぞれの都市で物件を買うので、特産品や産業に

  • 【2024入試】2月入試志願者数の振り返り

    2024年の中学入試を数字で振り返りたいと思います。まずは、数字の出揃った出願者数について一覧で見ていきます。 この先、2024年入試がどうだったかという情報を多数目にすると思いますが、その際に、誰かの言った話を鵜呑みするのではなく、まずは自分自身でデータを見て考えてみる方が良いと思っているので、そのための情報をご提供したいと思います。私の考察も好き勝手に書きますが、それはひとつの見方として、データの方を重視して見てもらえればと思います。各塾の入試分析会の予約も始まっていますが、事前に自分で考えた上で話を聞きにいくと情報の解像度が全く違ってくるので、ぜひおすすめしたいです。 なお、

  • 【2024入試】千葉入試の出願者・結果速報

    1月20日から千葉入試がスタートします。 ここでは偏差値上位の4校(市川・東邦大東邦・渋幕・昭和秀英)を中心に、2024年の千葉入試を見ていきたいと思います。 現時点では試験前ですが、合格発表後には入試結果についても更新していきます。千葉受験生だけでなく、東京・神奈川入試の動向を見るのにもお役立てください。 各校の出願者数 市川・東邦大東邦・渋幕・昭和秀英の4校について、それぞれの出願者数をグラフで表示します。1月18日時点で全て締め切られているので、ここで出している2024年の数字は確定値です。 市川 第1回(1月20日) 市川は男女別定員で、合否判定も男女別で行われる

  • 【2024入試】渋幕の出願者数と結果速報

    埼玉の次は千葉ということで、渋谷教育学園幕張(渋谷幕張、渋幕)の出願者数速報を過去からの比較を交えてお届けします。合格発表後には2024年入試の結果情報についても更新します。 渋幕 一次入試 出願者数 渋幕一次入試の出願者数グラフは次の通りです。 出典:渋谷教育学園幕張中学校・高等学校、2024年度は市進中学受験ナビより 2022・23年と増加していましたが、その流れのまま2024年も増加となり2000名を超えました。過去からの推移を見ると、2020年前までは増加の一途を辿っていて、2021年のコロナ禍で大きく落ち込んだあと、また緩やかに回復している途上という風にも見ることができ

  • 【2024入試】埼玉入試の出願・結果速報

    埼玉を皮切りに首都圏の中学入試が本格スタートしました。 2024年の埼玉入試のトピックは何といっても開智グループですね。開智所沢中等教育学校の新規開校と、その開智所沢が開智入試を使って合格判定するということで、開智中学の出願者が激増しています。そしてその影響なのかはわかりませんが、埼玉入試全体が活況になっている印象があります。 ということで、埼玉上位の3校(栄東・開智・大宮開成)を中心に2024年の埼玉入試を見てみます。 まだ入試期間の真っ最中でもあり、結果発表後にこちらのデータも更新します。淑徳与野の動きも気になるので、ある程度出揃ったところで考察も追加します。 埼玉初日入

  • 【2024入試】栄東の出願者数と結果情報

    いよいよ2024年の中学入試がスタートです。ここでは、最大の受験者を集める栄東中学校のA日程と東大特待Ⅰ入試について、出願者数の推移を追いかけてみます。また、合格発表後には結果情報も更新し、今年の入試動向についても考察してみます。 栄東 A日程試験 出願者数 A日程試験の出願者数について、数年前からの推移をグラフにします。 数字はとりあえず1月6日時点で発表されているもので、確定値ではありません。日祝を挟んで更新されたらこちらもアップデートします。 【1月9日】確定版へ更新しました。 データ出典:栄東中学・高等学校、過去データは進学情報誌さぴあより 2020年までは1月10日の

  • 本郷中学入試の作戦会議

    はじめに この記事では、本郷中学校の入試を考えているご家庭に向け、入試・問題の分析と対策案についてご紹介します。本郷は最難関クラスからの併願校とされることも多く、塾の志望校対策もあまりありませんが、近年は2月2日の第2回を中心に第1回も人気化(=難化)しているので、対策のし甲斐はあると思っています。 このシリーズ全般に共通する内容として、どういう背景で情報提供しているのか、対象と想定しているのはどういう方かについて以下のページに記載していますので、最初にぜひご一読ください。 【更新履歴】 ・2023年12月22日 公開 入試の分析 ではここから本題に入っていきます。まずは

  • 中学入試の作戦会議 扉のページ

    こんにちは、中学受験ウォッチです。note上で「○○中学入試の作戦会議」というタイトルで、入試問題を徹底的に分析し志望校対策するための詳しい情報を発信していますが、ここではその導入として背景情報や対象読者など、共通した内容をお伝えさせていただきます。期待値が合っていることは購読の上で重要だと思っているので、どういう方向けにどういう想いで書いているのか、ご一読いだければ幸いです。 なお、現在の公開している記事は次の通りです。 渋谷幕張中学入試の作戦会議 海城中学入試の作戦会議 渋谷渋谷中学入試の作戦会議 本郷中学入試の作戦会議 これらは個別の学校の入試対策

  • 【大学附属】明治大学の付属校を徹底調査

    大学附属校調査の第3弾は明治大学です。早慶の回に続き(だいぶ空きましたが)明治大学の入試制度と付属校4校について調査しました。 学校の内容よりも(多少は触れますが)、敢えて入学定員や進学先といった数字を追いかけていくことにフォーカスしています。これによって、明治大学への入学ルートの全体像を把握することを目的にします。 親世代よりも受験事情は複雑になってきているので、大学受験まで含めた受験全体の大きな流れを見るのにも活用していただければと思います。 【更新情報】 2024.4.23 2025年入試情報・2024年結果データに更新 2023.12.14 初版公開 大学定員と内部

  • 【書評】SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること

    たぶん中学受験界隈では今年のベストセラーになっている本だと思いますが、Amazonプライムの読み放題対象になっていたので読んでみました。電子書籍版ですが、Amazonプライム会員であればタダで読めるので(Kindle UnlimitedでなくてOK)、興味があれば対象から消えてしまう前に読むことをおすすめします。 SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること【豪華2大特典付き】 amzn.to 1,584円 (2024年08月23日 18:55時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する

  • 【塾選び】冬期講習の比較(サピックス・早稲アカ・四谷大塚・日能研)

    年末の足音が聞こえ始め、冬期講習の情報が出回る時期となりました。ということで、中学受験大手4塾の冬期講習を横比較して、各塾の違いを見てみたいと思います。新4年生からの塾選びのために冬期講習からスタートする方もいると思いますので、参考になればと思います。 こんな方におすすめ 塾選びのために大手塾を比較したい 季節講習だけ大手塾に通いたい 季節講習にいくらかかるのか知りたい 中学受験生のお正月の実態を知りたい 通年のカリキュラムも大事ですが、予算的にはプラス季節講習でいくらかかるかも見ておく必要があります。また、季節講習は塾のカラーが反映されていて、塾選びの

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