chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
中学受験ウォッチ https://note.com/jukenlog/

データ集計を中心とした中学受験の情報を提供しています。上の兄は2022年に受験終了、下の弟は2028年受験予定、共に塾なし受験で乗り切るつもりなので、その様子も残していきます。(サイトをnoteに移行しました)

中学受験ウォッチ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/07/01

arrow_drop_down
  • 【進学校の横比較】女子Y50〜60編

    同偏差値帯の進学校を集めて横比較してみようという企画です。今回は女子三番手、四谷大塚偏差値50〜60の女子校編とします。 これまでの回は、比較対象になりそうな大学合格実績と偏差値で区切りを作っていました。女子校は国公立大の合格者が少ないのもあってうまいこと区分けができず、手が進まずにいたのですが、割り切って偏差値と合格実績のデータだけに絞ることにしました。比較対象はY50以上の女子校ということで18校を列挙するかたちで取り上げます。 以下の18校が対象です(偏差値基準は全入試回の平均偏差値が50以上)。 東洋英和女学院/学習院女子/立教女学院/淑徳与野/山脇学園/湘南白百合学

  • 予習シリーズ中学受験 4つの選択肢

    四谷大塚は、塾に通う選択が全てではないところ、また準拠塾という存在があることが他塾にない大きな特徴です。ここでは、予習シリーズというか、四谷大塚システムを使って中学受験を進める選択肢についてまとめます。 四谷大塚というシステム 四谷大塚といえば予習シリーズ、というのが一般イメージでしょう(知っている人なら)。ただ、予習シリーズを使って教えている塾、という認識だけだとその実体の半分くらいしか見えていません。 そもそも予習シリーズ自体は一般販売されている本なので誰でも購入できるものですが、市販の中学受験本とは大きく違う点があります。それは、いつ何をどういう順番で学習するかが細かく設定

  • 全統小の国語が長文化している

    11月3日は四谷大塚の全国統一小学生テスト、小3の我が家も参戦しました。 前回6月は弟の初参戦でそのときも感じたのですが、最近の全統小はとにかく国語の文章が長いです。入試も長文化が進んでいて、それに呼応してかこちらも長い文章を読ませるようになっているようです(最近は入試のその流れもひと段落した感がありますが)。 長文化する国語 長文化ってどんな感じか、問題をそのまま載せることはできないんでボカして画像にしますが、こんな感じです。 これを小3に読ませるの?と感じるのは私だけでしょうか。かつてのセンター試験でもこんなに長かったっけなぁ。。。 カウントすると、行数にして145行、文

  • 予習シリーズ準備講座

    四谷大塚で小3対象に予習シリーズ準備講座が開かれています。今年から2期に分かれたらしく、9〜11月の第1期と11〜1月の第2期があります。第1期と第2期は同内容なので、どちらかを受講すればOKです。 実は我が家も第1期に通わせることにした(通っている)ので、その辺りも含めて書いてみます。 予習シリーズ準備講座の内容 実施概要 実施概要は以下の通りです(四谷大塚Webサイトより)。 第1期 9〜11月/第2期 11〜1月 全8回(週1回) 授業:算数50分・国語50分 受講料:13,200円 首都圏の四谷大塚直営校にて実施 週1回×8回なので実質的には2ヶ月ですが、それでこの

  • 進学校の文系理系割合比較

    昨今の理系人気から、中高一貫校の文系・理系割合を調査してみたいと考えました。ただ、大学進学実績で文理割合を出してくれている学校は多くないので、個別に見ることはできても全体で比較をすることはできません。 最も有効と思えたのが、インターエデュの東大・京大の学部合格実績を使い、これに一橋・東工大(東京科学大)・医学部のデータを加えた、いわゆる東京一工医の合格実績で比較することだったので、これで集計してみます。本来は国公立全体で見たい(いや、私立も含めた進学先全体で見たい)ところですが、データが揃うこの指標で考えてみたいと思います。 前提 集計対象の大学と文系・理系に関しては以下を基準と

  • 広尾学園中学入試の作戦会議

    はじめに この記事では、広尾学園中学校の入試を考えているご家庭に向け、入試・問題の分析と対策案についてご紹介します。広尾学園は、女子校から共学化して学校改革を成し遂げた事例として語られることが多く、2000年代半ばの校名変更以来、難易度も右肩上がりで上昇してきました。ただ、難易度上昇の割には塾側が追いついていないというか、志望校対策の話もあまり聞かないので、逆に対策のしがいのある学校じゃないかと思っています。ということで、入試対策の一助になればということでお届けします。 なお、このシリーズ全般に共通する内容として、どういう背景で情報提供しているのか、対象と想定しているのはどういう方

  • 4年生理科のカリキュラムを考える

    今回は4年生理科のカリキュラムを考えてみます。 4年生の学習をどう進めるかを考えていて、前回は算数を整理したので、次のテーマは理科と社会をどう進めるか、ということで理科を整理してみます。 ちなみに社会は地理→歴史→公民という流れがあり、基本的にどの塾も分野と時期が綺麗に分かれているのであまり考えるポイントはないかなという認識です。 ということで、単元名もバラバラで全体像がよく掴めない理科について、整理していきたいと思います。 理科4年と5年の比較 まず4年生と5年生でどう積み上がっていくかですが、予習シリーズで確認する限り、4年生の内容は5年生に包含されるイメージです。

  • 算数カリキュラムを整理してみる

    ここでは、教科書の算数(小学校で学ぶ算数)と予習シリーズの算数(中学受験算数)を一旦整理してみようと思います。 中学受験算数は年々難しくなっていて、予習シリーズ改訂でさらにハードルが上がったという声は多いですし、実際に見てもそう感じます。 この先、受験算数の学習を進めていくにあたって、全体像を理解し解像度を上げておくことが有効じゃないかと感じています。これによって、カリキュラムの納得感や効率性を理解することもそうですが、つまずいたときにどうリカバリーするかなどを考える指針にもなるかなと思っています。 公立小学校で学ぶ算数 まずは公立小学校で学ぶ算数カリキュラムをリストアップし

  • 過去問がダウンロードできる中学一覧

    入試過去問が学校のWebサイトからダウンロードできる中学校を一覧にまとめました。 実際の入試とほぼ同じ形式のものが入手できるということで、これを使わない手はないでしょう。志望校が過去問を公開してくれているかどうか、一度確認していただければと思います。 過去問がダウンロードできる中学 各学校のWebサイトから、過去問がダウンロードできるかを調査しました。やりきれないので一旦Y45偏差値あたりまでで区切っています。 過去問の実物を販売したり、学校説明会などで配布している学校もあります。おそらく全数は把握できないので、一旦Webサイトに記載があった学校のみ載せておきます。(情報があ

  • 【進捗】スタサプ4年生(基礎)を終えた

    小3の弟の進捗です。この記事内容の続きとなります。 一部抜粋します。 結論から言えば、小学校で習う内容を先取りするということに落ち着きました。 〜〜 具体的には、予習シリーズのカリキュラムが始まるまでに、(可能であれば)6年生までの学習範囲をざっと勉強してみます。そのベースの上に塾内容を載せていくことで、1週間の学習をスムーズに回せるようになるのではという目論見です。 ということで、まずは夏休み期間中にスタディサプリ4年生(基礎)をやり切るという計画を立てました。全部で30講あるので、1日1つずつ進めれば30日で終わる計算です。夏休み中は旅行や帰省の予定も入っているので、そ

  • noteへのコンテンツ移行が完了

    "中学受験ウォッチ"としてWordpressで公開してきたコンテンツですが、noteへの移行が完了しました。過去記事の中でアクセスが多いもの、個人的に有用かもと思ったものについてはこちらに持ってきているので、日付を遡って見ていただければと思います。(公開日はオリジナルのままで移行ができました) 移行にあたってコンテンツは全部見直し、古いデータはできる限り最新のものに書き換えました。見直してみると、意外と色んなことを書いていて、我ながら有用だなと思えるものもあったんで、興味があればぜひ見ていっていただければと思います。ちなみにnoteではTABLEタグが使えないので、表は全て画像に直し

  • 算数の先取りをはじめた

    小3次男の近況の話です。 ちょっとプライベートが忙しくブログやSNSがご無沙汰になってしまいました。この先もユルユルと更新していくので、興味があればフォローいただければと思います。 そもそも算数の先取りは必要なのか? 小2まで我が家は先取りなし方針、ほぼチャレンジタッチのみで来ていましたが、改めて予習シリーズを見て、これに先取りなしで乗っていくのは大変なことだと感じました。改訂されてこの傾向はさらに強化されたと思います。 兄のときもそうでしたが、中学受験勉強がいざ始まると、とにかく塾のペースについていくだけでも大変という家庭が多いのではと思います。これは、学校で習うような新しい

  • 【2024年版】海外大学実績の多い中高一貫10校

    日本の国際競争力の低下に伴って、かどうかはわかりませんが、高校卒業時に海外の大学へ進学する学生が近年増えていてるようです。いわゆる国際系と言われる中高一貫校の注目も高まっています。 このサイトでも2年ほど追いかけていますが、今年の大学合格実績も出揃ってきたので、2024年版の海外大学合格実績を集計しました。過去5年分のデータを以下の切り口で集計しています。 関東圏の中高一貫校が対象 2020〜2024年の5年間の累計合格者数 世界大学ランキング(後述)の大学への合格者数でランキング 集計対象 ひと口に海外大学といっても、ハーバード大のような誰もが知る名門大学

  • 塾テキストの違いで考える中学受験

    先日、日能研に通わせている知り合いにテキストを見せてもらいました。これで4大塾すべてのテキストを見たかたちになり、これまで集めてきた情報と合わせ、何となく塾の違いや全体の流れが見えたような気がするので、塾テキストから見た各塾の特徴などを書いておきます。まあ共感されなければ、いち親父の戯言として聞き流していただければと思います。 理想を追うサピックス 授業で扱うテキスト(デイリーサポート)と演習用テキスト(デイリーサピックス)が基本の学習教材で、どちらも授業のときに単元ごとのテキストが配られます。算数のデイリーサポートは授業で扱った問題と同じ問題が裏に印刷されていて、それを自宅で復習

  • 小3先取り学習計画

    ユルい受験にしたい 数年前からゆる受験という言葉が出てきました。そこでは小6スタートなど受験勉強を短期間にして、習い事もやりつつ中堅校を目指そうというのがコンセプトのようです。これはこれでひとつの考え方だと思いますが、正直、小6スタートだと1年間はガチ受験でないと中堅校にも届かないと思うので、言葉からイメージする"ゆる受験"とはちょっと違うのではと思います。また、その短期間で合格を勝ち取れるくらいに受験適性のある子なら、早く始めればもっと伸ばせる可能性もあったのではとも思います。 ということで、本来イメージする"ゆる受験"、つまりちょっと手綱を緩めて馬なりで走るようなユルい受験を実

  • 塾合格実績の集計

    中学受験大手塾の合格実績とその割合を集計しました。 元々は偏差値表比較の参考情報として作成したものですが、せっかくなので公開します。 大手4塾を合計しただけでも学校発表の合格者数を超え、これが中学受験の闇として取り上げられることも多いものです。別にこの闇に切り込もうとか何か意図があるわけではありませんが、せっかく集計したものがあってもったいないので公開します。それぞれ考える材料にしていただければと思います。 こちらも合わせてご活用ください。 【偏差値】偏差値の横比較2024〜日能研•サピックス・四谷大塚〜 中学受験の偏差値表を横並びで比較してみようという企画です。 受験

  • 【偏差値】偏差値の横比較2024〜日能研•サピックス・四谷大塚〜

    中学受験の偏差値表を横並びで比較してみようという企画です。 受験校を考える際に偏差値表とにらめっこしながら考えることは多いと思いますが、塾から配られる偏差値表はその塾(正しくは模試)で判定したもので、実際模試ごとに偏差値は異なります。基本路線は塾の偏差値表を使うとは思いますが、本番入試は他塾(模試)受験生も含めた母集団での競争となるため、ある程度中学受験というものがわかってくると他塾の動向も気になってくると思います。 実際に比較表を見ていただければわかりますが、全体感としては同じような並びだったとしても、個別の学校を見ると、こんなに違うのかと驚くような違いがあったりします。 ここ

  • 【偏差値】2024入試での学校偏差値の変化 〜日能研R4・女子〜

    2024年入試の日能研R4偏差値(80%判定偏差値)について、2023年入試からの変化を見ていきます。今回は女子編です。(男子編はこちら) ここでは、2024年度と2023年度のR4偏差値表を並べて、それぞれ前年からの上昇・下降を色分けすることで、直近年度の変化を一覧で見ています。偏差値表はその数字だけでなく、見たときの印象も大事だと考えているので(偏差値表を見る人が抱くイメージになる)、偏差値表のイメージのままで見ていきます。 2月1日午前入試 まずは2月1日午前・女子の偏差値表です。 日能研 結果R4偏差値 女子 全体の印象 2024年を見ると、偏差値上位校は小動

  • 【偏差値】2024入試での学校偏差値の変化 〜日能研R4・男子〜

    2024年入試の日能研R4偏差値(80%判定偏差値)が公開されているので、2023年入試からどう変化したのかを見ていきます。男子と女子とで分けてみていきます。(女子編はこちら) ここでは、2024年度と2023年度のR4偏差値表を並べて、それぞれ前年からの上昇・下降を色分けすることで、直近年度の変化を一覧で見てみたいと思います。偏差値表はその数字だけでなく、見たときの印象も大事だと考えているので(偏差値表を見る人が抱くイメージになる)、偏差値表のイメージのままで見ていきたいと思います。 偏差値表を見て志望校を考える際、基本的には自分の塾で使っている今年の偏差値表を見る人が多いと思い

  • (塾なし受験に繋げる)おうち学習の秘訣

    新小3の弟くんですが、春休みに算数のちょい先取りを始めました。その中で、兄の塾なし受験の経験と合わせて感じたことがあったので残しておきます。 まず先取り教材ですが、これはiPadアプリを使うことにしました。紙や書籍のドリルでもいいでしょうが、これだと親が横に張り付いて教えるスタイルが基本となるので、やらされ感が強くなること、また自分もそこまでリソースを割けないということから、放置できるスタイルのiPadアプリを探しました。 ちなみに先取りと言っても学校で普通に習う小3範囲のものなので、イマドキはちょっと探せばフリーのアプリがいくらでもあります。本当はスタサプが良いと思っていたのです

  • 兄と弟の成績表を見て違いを考える

    学年が終わり、兄・弟とも成績表をもらってきました。 現中2の兄は小学校のときから成績が良く、ほとんどが◎(とてもよい、だったか)でした。他の子がどんなかを知らないので、小学校の成績なんてまあそんなもんかと思っていましたが、小2弟の成績を見ると全然そんなことはなく、やっぱり兄は成績が良かったんだというのが後になってわかりました。 兄の方は人の話をよく聞くというか、テレビが付いているだけでも(番組に関わらず)食い入るように見るようなタイプなので、学校でも先生の話をしっかり聞いていて好感度が高いんだと思います。これは中学でも続いているようで、テストの成績の割に評定が良く、いわゆる内申美人

  • 【2024大学入試】難関国立大の総合型・推薦型選抜合格者の多い中高一貫校10選

    東大や京大に推薦入試があると聞いて驚く人も親世代には多いかもしれませんが、学力試験が中心だった大学入試の方向性も少し変わってきています。 推薦入試と言えば私立大学の指定校推薦というイメージを持っている方も多いと思いますが、国立大学でも、総合型選抜・学校推薦型選抜(かつてのAO入試・推薦入試)が導入・推進されています。この動きは、これから中学・高校を選ぶ際にも無視できる存在ではなくなってきているのではないでしょうか。 この記事では、それらの背景を見た上で、難関国立大(ここでは東京一工と旧帝大)の合格者数上位10校を取り上げてみます。記事の最後では集計表も載せるので、データの確認にもご

  • 学年別児童数からこの先の入試動向を考える

    日本の少子化が進んでいるというのは誰もが知る事実だと思いますが、具体的な数字でイメージしている人は多くないと思います。学年の生徒数というのは中学受験に限らず高校受験・大学受験と受験競争に直結してくる数字でもあるので、受験という軸でまとめてみます。 大学全入時代と言われたり、高大連携や附属校化が進んでいるというニュースはよく耳にしますが、我が子の受験環境はどういうものなのか、今後どうなっていくのか、背景にある数字を把握しておくと正しくニュースに反応できるようになるのではと思います。あまり広げすぎると数字がぼやけてしまうのと、そもそも手が回らないので、首都圏の中学受験というテーマに沿って

  • 算数を始動する?

    新小3になる弟について、そろそろ受験に向けたプランを考えようと思っています。国理社は漢字以外は適当に遊びながらやっとけばいいですが、算数だけは手をつけておきたい感じ。 ということで、入手したまま放置していた予習シリーズテキストをとりあえず確認してみました。リニューアルで前倒し・難化したと評判の予習シリーズですが、果たしてどんなもんでしょう。 そして卒倒しました。4年生からこんな難しいのやるのかと。これは算数教室などで先取りしている子でないと無理ゲーじゃないかと。いや、正しくは、4年生から上位を取ってキープするのは無理、かな。 と思ったところで、兄の使っていた古い予習シリーズはどう

  • インフレの波は中学受験塾にも

    先日ニュースで、サービス産業のインフレの話が出ていました。教育産業も人手不足の影響でインフレになっているという話で、そういえば2023年は全面的に値上がりしていたことは確認していました。今年はどうだろう?と気になったんで、とりあえず春期講習費用を調べてみました。するとやっぱりですが、値上がりしていました。 2022年から2024年までの上昇はこんな感じです。 春期講習の費用推移 2年間で大体10%程度、四谷大塚は20%以上の値上げになってました。基本的に全学年で上がっているので、これから受験を迎える家庭は、トータルでは今までよりだいぶ費用はかかることになりそうです。 大手塾の年間費

  • 【2024入試】実質倍率ランキング

    2024年入試分析のラストとして、受験者数と合格者数から算出する実質倍率を出します。 ただ、合格者数はあくまで合格発表時の公表数で、そのあと繰り上げ合格がある学校も少なくないので、集計しておいて何ですが、これはどれだけ意味のある数字なのか?という疑問は残ります。 ということであまり深く追求しても仕方がないと思うので、とりあえずランキング形式で並べてみます。見方はそれぞれで考えていただければと思いますが、個人的には倍率が高い=人気という見方よりも、合格者数が絞られているということでネガティブな感覚の方が強いです。 2024年入試を見ると、倍率が高すぎたところでは入試回数を減らし(1

  • 一次情報にあたる

    私個人の主観が大いに入るもの・意見については、noteのこのマガジンにて吐き出していくことにします。適当に聞き流して、共感されれば取り入れていただければと思います。 今回は一次情報(一次資料)についてです。 歴史を語るときに、一次資料なのか軍記物や伝承などの二次資料をもとにした話なのかを切り分けることが最近は多いですが(歴史に関してはここでは話がズレるので触れません)、受験情報についても同じことが言えるかなと最近思います。つまり、ある情報を聞いたとき、それが事実やデータなのか、誰かが解釈したり手を加えたものなのか、という視点です。 受験は情報戦ということも言われていますが、逆にこ

  • 【2024入試】皆が2月1日に受験した学校はどこ?

    2024年中学入試の振り返り第2弾、今回は受験者数の集計です。 出願者数とともに受験者数データも公開されていますが、基本的に受験者数というのは出願者数に比例するので、この増減を見たところで出願者数と大きく変わらずあまり面白くありません。なので、増減に関してはとりあえず出願者数を見て判断すればいいと思っています。 じゃあ受験者数で何を見るかということですが、この数字は実際に受験生が受けた数というところがミソです。出願者数のように重複することは基本的にありえないので、実際の受験生の動きがわかります。 ということで、2月1日に皆がどこを受験したのかを受験者数から探っていきたいと思います

  • テレビで国語力を上げる

    今回は兄の中学受験で最も苦労し、6年後半では逆に稼ぎ頭にまでなった国語について取り上げます。 中学受験は算数が最重要、とはよく言われますしそれは否定できませんが、成績の安定度という意味で、実は一番苦労しているのが国語という人は少なくないんじゃないかと思います。 兄の受験サポートをしていて気付いたのは、圧倒的な語彙力の不足でした。そして驚くほどモノを知らないという事実です。知らない英単語だらけの英文を読んでいるイメージだと思えばわかりやすいと思います。 当たり前に日本語を話しているので気付きづらいですが、相手は10歳やそこらの子供で、彼らの記憶上はせいぜい5年くらいの経験値しかあり

  • 低学年での社会の先取りに桃鉄

    4月から新小3となる弟について、これからここで記していこうかと思います。 もはやタイトルで出オチ感が満載ですが、社会の事前準備として桃鉄は最強だと実感したのでその件です。 昨年(2年生)の夏前くらいにやり始めたんですが、こちらの思惑通り見事にどハマりしまして、毎日毎日やり続けた結果、2ヶ月ほど経った頃には日本の地理にめちゃくちゃ詳しくなりました。 都道府県と県庁所在地なんぞは当たり前で、壱岐とか登米とか大根島とか、大人でもどこにあるかよくわからないところまで詳しくなっています。 桃鉄のいいところは、地名に詳しくなることもそうですが、それぞれの都市で物件を買うので、特産品や産業に

  • 【2024入試】2月入試志願者数の振り返り

    2024年の中学入試を数字で振り返りたいと思います。まずは、数字の出揃った出願者数について一覧で見ていきます。 この先、2024年入試がどうだったかという情報を多数目にすると思いますが、その際に、誰かの言った話を鵜呑みするのではなく、まずは自分自身でデータを見て考えてみる方が良いと思っているので、そのための情報をご提供したいと思います。私の考察も好き勝手に書きますが、それはひとつの見方として、データの方を重視して見てもらえればと思います。各塾の入試分析会の予約も始まっていますが、事前に自分で考えた上で話を聞きにいくと情報の解像度が全く違ってくるので、ぜひおすすめしたいです。 なお、

  • 【2024入試】千葉入試の出願者・結果速報

    1月20日から千葉入試がスタートします。 ここでは偏差値上位の4校(市川・東邦大東邦・渋幕・昭和秀英)を中心に、2024年の千葉入試を見ていきたいと思います。 現時点では試験前ですが、合格発表後には入試結果についても更新していきます。千葉受験生だけでなく、東京・神奈川入試の動向を見るのにもお役立てください。 各校の出願者数 市川・東邦大東邦・渋幕・昭和秀英の4校について、それぞれの出願者数をグラフで表示します。1月18日時点で全て締め切られているので、ここで出している2024年の数字は確定値です。 市川 第1回(1月20日) 市川は男女別定員で、合否判定も男女別で行われる

  • 【2024入試】渋幕の出願者数と結果速報

    埼玉の次は千葉ということで、渋谷教育学園幕張(渋谷幕張、渋幕)の出願者数速報を過去からの比較を交えてお届けします。合格発表後には2024年入試の結果情報についても更新します。 渋幕 一次入試 出願者数 渋幕一次入試の出願者数グラフは次の通りです。 出典:渋谷教育学園幕張中学校・高等学校、2024年度は市進中学受験ナビより 2022・23年と増加していましたが、その流れのまま2024年も増加となり2000名を超えました。過去からの推移を見ると、2020年前までは増加の一途を辿っていて、2021年のコロナ禍で大きく落ち込んだあと、また緩やかに回復している途上という風にも見ることができ

  • 【2024入試】埼玉入試の出願・結果速報

    埼玉を皮切りに首都圏の中学入試が本格スタートしました。 2024年の埼玉入試のトピックは何といっても開智グループですね。開智所沢中等教育学校の新規開校と、その開智所沢が開智入試を使って合格判定するということで、開智中学の出願者が激増しています。そしてその影響なのかはわかりませんが、埼玉入試全体が活況になっている印象があります。 ということで、埼玉上位の3校(栄東・開智・大宮開成)を中心に2024年の埼玉入試を見てみます。 まだ入試期間の真っ最中でもあり、結果発表後にこちらのデータも更新します。淑徳与野の動きも気になるので、ある程度出揃ったところで考察も追加します。 埼玉初日入

  • 【2024入試】栄東の出願者数と結果情報

    いよいよ2024年の中学入試がスタートです。ここでは、最大の受験者を集める栄東中学校のA日程と東大特待Ⅰ入試について、出願者数の推移を追いかけてみます。また、合格発表後には結果情報も更新し、今年の入試動向についても考察してみます。 栄東 A日程試験 出願者数 A日程試験の出願者数について、数年前からの推移をグラフにします。 数字はとりあえず1月6日時点で発表されているもので、確定値ではありません。日祝を挟んで更新されたらこちらもアップデートします。 【1月9日】確定版へ更新しました。 データ出典:栄東中学・高等学校、過去データは進学情報誌さぴあより 2020年までは1月10日の

  • 本郷中学入試の作戦会議

    はじめに この記事では、本郷中学校の入試を考えているご家庭に向け、入試・問題の分析と対策案についてご紹介します。本郷は最難関クラスからの併願校とされることも多く、塾の志望校対策もあまりありませんが、近年は2月2日の第2回を中心に第1回も人気化(=難化)しているので、対策のし甲斐はあると思っています。 このシリーズ全般に共通する内容として、どういう背景で情報提供しているのか、対象と想定しているのはどういう方かについて以下のページに記載していますので、最初にぜひご一読ください。 【更新履歴】 ・2023年12月22日 公開 入試の分析 ではここから本題に入っていきます。まずは

  • 中学入試の作戦会議 扉のページ

    こんにちは、中学受験ウォッチです。note上で「○○中学入試の作戦会議」というタイトルで、入試問題を徹底的に分析し志望校対策するための詳しい情報を発信していますが、ここではその導入として背景情報や対象読者など、共通した内容をお伝えさせていただきます。期待値が合っていることは購読の上で重要だと思っているので、どういう方向けにどういう想いで書いているのか、ご一読いだければ幸いです。 なお、現在の公開している記事は次の通りです。 渋谷幕張中学入試の作戦会議 海城中学入試の作戦会議 渋谷渋谷中学入試の作戦会議 本郷中学入試の作戦会議 これらは個別の学校の入試対策

  • 【大学附属】明治大学の付属校を徹底調査

    大学附属校調査の第3弾は明治大学です。早慶の回に続き(だいぶ空きましたが)明治大学の入試制度と付属校4校について調査しました。 学校の内容よりも(多少は触れますが)、敢えて入学定員や進学先といった数字を追いかけていくことにフォーカスしています。これによって、明治大学への入学ルートの全体像を把握することを目的にします。 親世代よりも受験事情は複雑になってきているので、大学受験まで含めた受験全体の大きな流れを見るのにも活用していただければと思います。 【更新情報】 2024.4.23 2025年入試情報・2024年結果データに更新 2023.12.14 初版公開 大学定員と内部

  • 【書評】SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること

    たぶん中学受験界隈では今年のベストセラーになっている本だと思いますが、Amazonプライムの読み放題対象になっていたので読んでみました。電子書籍版ですが、Amazonプライム会員であればタダで読めるので(Kindle UnlimitedでなくてOK)、興味があれば対象から消えてしまう前に読むことをおすすめします。 SAPIXだから知っている頭のいい子が家でやっていること【豪華2大特典付き】 amzn.to 1,584円 (2024年08月23日 18:55時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する

  • 【塾選び】冬期講習の比較(サピックス・早稲アカ・四谷大塚・日能研)

    年末の足音が聞こえ始め、冬期講習の情報が出回る時期となりました。ということで、中学受験大手4塾の冬期講習を横比較して、各塾の違いを見てみたいと思います。新4年生からの塾選びのために冬期講習からスタートする方もいると思いますので、参考になればと思います。 こんな方におすすめ 塾選びのために大手塾を比較したい 季節講習だけ大手塾に通いたい 季節講習にいくらかかるのか知りたい 中学受験生のお正月の実態を知りたい 通年のカリキュラムも大事ですが、予算的にはプラス季節講習でいくらかかるかも見ておく必要があります。また、季節講習は塾のカラーが反映されていて、塾選びの

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、中学受験ウォッチさんをフォローしませんか?

ハンドル名
中学受験ウォッチさん
ブログタイトル
中学受験ウォッチ
フォロー
中学受験ウォッチ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用