今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
米国市場で「100万ドル投下」を進めています。先物やオプション類のレバレッジ投資は不要です。
私は、2022年の取り組みの中で、次の事を宣言して実行しています。 1.新規資金を米国株式の購入へ投下しない 2.新規資金に「配当等の再投資は含まない」 3.新規資金に「税の還付金は含まない」 4.新規資金に「保有株の売却金は含まない」 5.配当金、分配金の受け取りに重点を置く。
1/30【よもや話】バブル崩壊は資金の引き上げより、レバレッジ解消にある
世間では「いよいよ、バブル崩壊が始まったのか?」論調が見受けられ、1月5日に12月FRB会合の議事録が公開されるや否や、堰を切ったように米国株式市場が崩れ始めました。主力銘柄が売り状態になっている今の状況です。逆回転現象で、これからETF受難の相場が訪れるやも知れません。...
1/29 週末の悪条件下、終盤に3大株価指数が鋭く伸びる...
おっとどっこい、米国株式市場は終了間際にかけて大きく上伸して引けました。このような展開をすっかり忘れていた頃に、しかも月末近くて週末という条件の悪い日に限って有り得ない展開で幕を閉じました。慌てた売り方の買戻しが上昇に輪を掛けたようです。これで気も良く過ごせる方も沢山いら...
今日も例外なく、後半にかけて市場動向は失速...。ダウ工業株30種平均は小幅に3日続落、前日比7.31ドル(0.02%)安の3万4160.78ドルで終えました。ナスダック総合株価指数は反落して、前日比189.336ポイント(1.4%)安の1万3352.783と昨年5月以来...
1/27 パウエルFRB議長の会見内容は、想定内にとどまる...
米国金融政策の転換となる重要な一日が過ぎ去りました。さんざん恐怖心を煽り捲りまくりましたが、議長会見は完全に想定内にとどまり、すでに公表されていたことに終始して、何んらサプライズもなく無事に終えたのです。 3大株価指数はお決まりの下落で終了 ダウ工業株30種平均は続落、...
3大株価指数は、お決まりの如く下落して終了しています。ダウ工業株30種平均は反落、前日比66.77ドル(0.2%)安の3万4297ドル73セントで終えました。ナスダック総合株価指数は反落して、前日比315.835ポイント(2.3%)安の1万3539.295で終えています。...
ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発、前週末比99ドル高の3万4364ドルで終えました。米金融政策の正常化への懸念、欧州ウクライナ情勢の緊迫も嫌気されて寄り付きから売りが先行しました。一時、1115ドル下げたダウ平均は、その後ハイテク株の買いで急速に切り返して上昇へ転...
掲載しているのは、1/21株価の終値をベースに「52週の株価チャート」をGAFAM企業別に表した対比グラフです。1年前の株価を100として1年後の1/21終値がどのように変動しているのか、更に他のビックテックと比較するとどのようなウェーブを描いているのかを表わしています。...
概要 21日週末金曜日は、下げて下げて「これでもか!」的な売りが市場を襲いました。分け隔てなく売る者がいれば、ひたすら買う猛者がいる。これが株式市場ですから、売り買い同数があって取り引きが成立するのです。 今後、金利高と原油高で企業収益に一時的な差が出るテック企業があっ...
ダウ工業株30種平均は6日続落、前日比450.02ドル(1.3%)安の3万4265.37ドルで終えました。これは2021年12月前半以来の安値です。なお、6日続落は2020年2月20日~28日(7日続落)以来、1年11カ月ぶりです。 ナスダック総合株価指数も4日続落して...
1/21 [速報] 米国10年債利回り、1.777%(▼3.09%)へ低下...
日本市場が終了して概ね1時間後の午後4時15分頃、米国10年債利回りが1.777%(▼3.09%)へ低下(債券買いが優勢)しています。 凄まじい債券の「売りオプション」を仕掛けられて、一気に利回りが低下した今週でしたが、週末金曜日を迎えて買い方が【ポジション巻き戻し】の...
今日は波乱なく一日が終わると思っていたところ、連日の平均株価急落が見られました。米国株式市場は【自信喪失の状態】に陥ったようです。不安心理が増大し、投資家の積極的な買いが続かなくなっています。 そして、 このような時にはお決まりの【株価暴落説】と【世相不安説】が、次のよ...
ダウ工業株30種平均は4日続落、前日比339.82ドル(1.0%)安の3万5028.65ドルで終えました。ナスダック総合株価指数も続落して前日比166.642ポイント(1.1%)安の1万4340.255で終了しています。依然として売りが優勢で、ここまでの株高で得た評価利益...
18日(月)が祝日で休場であった米国株式市場。前日の欧州市場は堅調な推移で株高になっていたこともあり、米国市場は前週の下落分を埋め合わせるのかと思っていたところ、市場前の「プレ市場」から際立った【株売り】が現われていました。 週明けを待っていた如くの売り一色と形容できま...
予想通りの展開になりました。昨今の原油高と円安を放置、「新年度の物価見通をプラス1.1%」に置いたようです。今の大規模な金融緩和策(短期金利をマイナスにし、長期金利をゼロ%程度に抑えるよう国債を買い入れる)を維持して、日本を何処へ軟着陸させようとしているのか、考えたいと思...
2022年に暦が替わって、1月5日にFRBの12月議事録が公開されてから米国株の下げ相場が続いています。上げ下げを日替わりで繰り返して、先行きを案じるアナリストや報道機関が多く、2022年は何かと【雑音】が先行しているようです。*1月17日(月)米国株式市場は祝日のため休...
2021年1月に入ってNY株式市場は幾分変調を来たし、保有株式の評価益減少で慌てた方もいらっしゃる事でしょう。しかし、株価が上がるためには一旦下がらなければならない事を忘れてはいけません。あたかも、垂直跳びの如くです。 「垂直跳び」とは、助走をつけずにその場で垂直に跳...
1/15 米国3連休前の持ち高調整、ハイテク株が小反発...
ダウ工業株30種平均は続落、前日比201.81ドル(0.6%)安の3万5911.81ドルで終えました。ナスダック総合株価指数は反発して前日比86.941ポイント(0.6%)高の1万4893.753で終了しました。 12月の米小売売上高は前月比1.9%減、当てが外れる......
『手のひら返し』とは正にこのことで、NY市場も後半に入りかけた時間帯から降って湧いたように、高PER銘柄が再び狙い撃ちにされて空しくも値を消しました。 ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比176.70ドル(0.5%)安の3万6113.62ドル終えました。ナスダ...
1/13 ドル/円為替レートが一時114.50円まで上昇...
ダウ工業株30種平均は続伸、前日比38.30ドル(0.1%)高の3万6290.32ドルで終えています。ナスダック総合株価指数も3日続伸して、前日比34.943ポイント(0.2%)高の1万5188.392で終了しています。嵐の前の静けさを感じるのは私だけでしょうか? 12月...
1/12 原油先物価格が急騰、インフレは「深刻な脅威」...
ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発、前日比183.15ドル(0.5%)高の3万6252.02ドルで終えました。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言後、米長期金利の上昇が一服し、高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買戻しが優勢となりました。 *【注意...
ダウ工業株30種平均は4日続落、前週末比162.79ドル(0.4%)安の3万6068.87ドルで終えました。一時は590ドルを超える下げとなりました。ナスダック指数は5営業日ぶりに小反発、前週末比6.926ポイント(0.04%)高の1万4942.828で終了しています。 ...
1月6日、FRBから12月の会合議事録が日本時間の午前4時頃に公表されて以降、アメリカ株式市場では、今まで牽引してきた高PERハイテク銘柄が売られ、脇に退けられていたディフェンス銘柄や景気敏感銘柄が盛んに買い進まれるようになりました。 銘柄選考の潮目がガラッと変わったの...
2022年に突入して、初日から数日間は活況でしたが、FRBが12月の会合時事録を公表したとたん、市場を取り巻く雰囲気が激変しています(あくまで報道からの情報に拠りますが・・・)。つまり、株価を図る物差しとして【PER】が前面に躍り出てきたわけです。 【PER】: 株価...
ダウ工業株30種平均は小幅に3日続落、前日比4.81ドル安の3万6231.66ドルで終えています。ナスダック総合株価指数も4日続落して、前日比144.963ポイント(1.0%)安の1万4935.902で終えています。これは、昨年10月中旬以来の安値です。 2021年12月...
ダウ工業株30種平均は続落、前日比170.64ドル(0.5%)安の3万6236.47ドルで終えました。今日は医療保険大手の「ユナイテッドヘルス・グループ株」が狙われ、前日比▼20.04ドル安(▼4.09%)の469.65 ドル、この銘柄だけでダウ平均を130ドル程押し下げ...
ダウ工業株30種平均は3、前日比392.54ドル(1.1%)安の3万6407.11ドルで終えています。ナスダック総合株価指数は続落して、前日比522.545ポイント(3.3%)安の1万5100.174で終了。ナスダックの下げ幅は2020年9月以来、1年4カ月ぶりの大きさで...
1月4日の夕刻、年明け早々に116円/ドル台の円安が出現しました。115円台突破に手間取っていた円/ドル為替は、売り物が集中していた115.20円~115.50円を難なく抜けると一気に116円台へ、5年振りの円安となりました。 この先は抵抗線など存在しないので、上がるも...
1/4 アップル株、米国企業初の時価総額3兆ドルを突破...
2022年度の開幕を飾るのにふさわしい話題が「アップル株が一時3%上昇、米企業として初めて時価総額3兆ドルを突破。日本円にして凡そ340兆円超え。」のニュースでしょう。アップルは先進的なコンピュータ開発の雄でありますが、かつて倒産危機説まで囁かれていたのが嘘のようです。 ...
月日の経つのは早いもので、あっという間に2021年も過ぎ去り、今2022年の新年を迎えています。振り返ると、2021年は米国株式市場の活況に背中を押されるように手許資金をつぎ込み、これが雪だるま式に増加した結果、米国株式評価額が1億円越えとなるなど「出来すぎ」の状況でした...
大概の証券会社では、年明けの1月4日、電子交付をされている方は取引先の証券会社から「特定口座年間取引報告書」が提供されてダウンロード可能な状況となります。そして、国税庁の確定申告WEBサイト(https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/s...
1/1 株式市場は、資産形成を伴いながら未踏エリアへ邁進...
何だかんだと言っても2021年は時間どおりに過ぎ去り、長針が午前0時の時を刻んで2022年度の幕が開きました。新型コロナ禍の中、個人資産の使い道が限られた状況下では、余剰資金を『投資』へ注ぎ込むこと以外に具体策もなく、各国の投資家はひたすら投資に次ぐ投資を繰り返して、ここ...
「ブログリーダー」を活用して、Akiraさんをフォローしませんか?
今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
代わり映えしない市場故、データのみ掲載します。
米国時間の30日朝、「8月のADP全米雇用リポート」が発表されました。非農業部門の雇用者数が前月に比べ17万7千人増に止まり、市場予想(20万人増)を下回った模様です。更に、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)か...
29日発表の「7月の米雇用動態調査(JOLTS)」で非農業部門の求人件数は882万7000件(市場予想は946万5000件)と、2021年3月以来の低水準となりました。更に、8月の米消費者信頼感指数が106.1と、市場予想(116.0)以下となりました。 9月FOMC、1...
米金融大手のゴールドマン・サックス・グループは、円貨の対ドル相場について、「日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、30年余り前の水準まで円安が進む可能性がある」との見方を示しました。 ポイントは、日本政府の為替介入の有無だけ・・・ 同社のストラテジスト(投資銀行や証券会...
25日、恒例の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が予定どおり講演しました。それも『積極的なタカ派的内容』そのもので、「我々は必要ならば、追加利上げの用意がある。」と年内の追加利上げの可能性を...
ここまで来ると何をか況やです。ちょっとしたキッカケから、連想的に上げにも下げにも相場の方向性が突然変異しやすくなっています。 「半導体のエヌビディア効果」があっという間に消えてしまったようです。『ニュースで買って、事実で売り』の格言どおりでした・・・。 本日の株売りは、...
23日に発表された「8月の米購買担当者景気指数(PMI)」が50.4(好不況の境目は50)に低下して、半年ぶりの水準に落ち着いたことで、米金融引き締めが長引くとの過度の懸念が和らいだようです。 結果、米10年債への売りが一服して、米長期金利の急上昇が収まり、一時、前日比...
相場報道の主流が「株下げ」に傾いて来ているので、これでもかと云う位にゴロゴロと悪評が湧き出て来ます。皆さん、話題性を強調して生活費を稼がなくっちゃいけないので...。 米地銀のレーティング格下げ・・・ S&Pグローバル・レーティングスは21日、資金調達コストの上昇による...
週始めですが、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が依然として根強く、「株売り優先志向」が続いています。米長期金利は一時15年9カ月ぶりの前週末比0.10%高い(債券価格は安い)4.35%を付けました。こうなると、株式の相対的割高感が強く意識されま...
ご承知のように、米国で進行しているインフレは資産や通貨価値を減じるデメリットがあります。しかし、負債を抱えている場合、通貨価値の減少と共に負債状況も減少していくので、金利というものを負債を負っている側が資産側に差し出すことでバランスを取ります。 資産側から見ると『金利と...
今日も米国における利回り高、金利高が鮮明になっています。米30年債利回りは4.426%に上昇(債券価格は下落)して、2011年6月以来、約12年ぶりの高水準を付けています。そして、米30年固定住宅ローン金利が7.09%まで上昇。こちらも2002 年以来、約21年ぶりの高水...
とうとう節目の145円台/ドルを軽々と超えてしまいました。米連邦準備理事会(FRB)は、午後から「7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨」を公開しました。その中身がセンセーショナルであったことから、米株が売られて沈んだのです。 グルーっと回って元の位置へ「...
8月15日に発表された「7月の米小売売上高」は、市場予想(0.4%増)を楽々上回る前月比0.7%増の好結果でした。依然として、米国消費動向は力強さを保っていることが証明されたのです。 しかし、このような良いニュースは、今や(米追加利上げ観測を強める)悪いニュースと受け止...
中国経済に関しては、かなり以前から「不況突入」や「バブル崩壊」が囁かれています。中国政府の高官からも「中国経済はバブルか否かの問題ではなく、いつまで持ち堪えられるかだ。」的な発言が欧米マスコミで常態化しています。 バイデン政権が「中国には米国半導体を使わせない」主義主張...
「1ドル=145円台の円安、1バレル=83ドルの原油高、岸田政権のかっぱらい体質と国民<組織ベッタリ思考、中朝>日本の生い立ち」から、旅先の関西圏において1ℓ=179円でレギュラーガソリンを給油しました。世間では200円突破が論じられているところですが、思った程「値上げされ...
11日朝、7月の「米卸売物価指数(PPI)」が発表されました。上昇率(前月比0.3%上昇)が市場予想(前月比0.2%上昇)を上回ったことで、再び米国のインフレ猛威が意識され、米長期金利が上昇(一時、前日比0.06%高い4.17%)・・・。 結果はお決まりの「ハイテク株売...
原油価格の先行き見通しは、その筋のプロであっても難しい。簡単に予測できるなら、金儲けに誰も苦労しません。著名紙に投稿する原油価格に精通しているアナリスト達は、いずれも誰かが「その者のケツを持っている」のが通例で、そのお返しに「ケツを持ってもらっているグループ、団体へ気兼ね...
米国債の格下げ騒動以降、米国債への売りが留まることを知らず下落し続け、遂には「米30年物固定金利が7.09% 22年ぶり高水準に迫る」状況まで逼塞して来ています。 この金利水準では住宅ローン借り入れを一時延期する「住宅一次・二次取得者」がワンサカ溢れてしまって、経済波及...
昨日、米物流大手「イエロー・コーポレーション」が自力再建を断念したとの報道を紹介しました。トラック運転手3万人を抱える大手企業です。 本日は、更に規模の大きい「米物流大手UPS」が四半期決算を発表、意に反して『米消費の減速』が響いた模様です。採算面では大幅な賃上げが足を...
私事ですが、土地・建物の不動産購入契約を先週13日(土)に執り行い、1割相当の手付金を入れて無事に契約を済ませました。 今年4月以降、ジリジリと株の売却を行ってドル資金を一旦MMFへ預け入れ、広島サミット前に137円~138円のドル・円為替となったことから、残債確保のた...
債券利回りが上昇するには、債券価格が下落する(売られる)ことが必要です。本日、次のような事象が株式市場を覆って、米国債10年利回りは3.691%、▼0.96%、+0.035上昇して引けました。朝方には、3.72%と3月中旬以来の高水準を付けています。この一週間はチャート図...
5月19日-21日開催の広島サミットに向けて日本株(日経平均)が1日数百円単位の爆上げ、それに連動して1日1円単位でドル高・円安が進行中です。 岸田・自民党政権を強くバックアップ支援する海外の動き... 共に、岸田・自民党政権を強くバックアップする『海外勢の包括支援』が...
一気呵成気味に、円貨は対ドルで急落中です。G7サミットを控え、何かと行事好きな「日本人の特性を狙ったかのように」日本株が高値を更新する中、思惑的な「円安」が出現しています。これは、外国人が日本株を買い込む際には『円売りの為替予約を行う』結果と、これを見越した円売りの相乗効...
国際エネルギー機関(IEA)が16日に公表した5月の石油市場リポートで、「ロシアにおける4月の石油輸出量がウクライナ侵攻後で最高になった」ことが判明しました。 2022年12月に主要7カ国(G7)などが「ロシア産原油の取引価格に上限を設ける制裁を発動」しましたが、ロシア...
朝方発表された「4月の米小売売上高」は、前月比0.4%増とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.8%増)を一応下回りました。但し、自動車とガソリンを除くと0.6%増と増加に転じています。 依然として『米景気の底堅さ』意識され、これが『金融引き締めの長期化』につなが...
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は15日、経済専門局CNBCとのインタビューで次のように話しました。 「昨年から実施してきた累積5%の利上げは、その影響の多くがこれから表面化する。」 シリコンバレー銀行(SVB)はFRBの見通しではなく市場を信じて、「金利上昇に対する...
3月以降、地銀の破綻が相次ぐ米国であって、去る5月2日〜3日に開催された「FOMC会合」でも、FRBは0.25%の政策金利引き上げを決めました。 金融市場との対話を何よりも重視するFRBと雖も、3月頃から打つ続く市場の「利上げ停止」論議には辟易(へきえき)していることで...
ドルが急騰を演じて、1ドル135円台半ばへ上昇(円安の進展)。米国債10年利回りも3.45%へ上昇(債券価格の下落)して、週末を迎えました。これは、金融市場で「追加利上げの可能性が再燃」して、ドル買いが強まったからです。 ドル・円は135円75銭まで上昇、転換線135円...
物価高ともなると真っ先に節約されるのが『娯楽系支出』です。米ウォルト・ディズニーが10日発表した2023年1~3月期決算は、純利益が前年同期の2.7倍の12億7100万ドル(約1700億円)でした。 テーマパークが復活、人でも堅調でしたが、動画配信サービスの赤字が続く状...
米株式市場が開く前に発表された「4月の米CPI」は、前月3月と比較すると数値上は0.1%ほど『改善』となったようです。たった0.1%ですが...。 こうなると、株買いを煽りたいマスコミは、発表前の「・・・比較的長期になりそうな高金利に備えたドル買いが見られる・・・」の論...
米国株は、5月2-3日のFOMC(0.25%の政策金利引き上げ)以降、株価がパッとしません。アナリストやマスコミは「これで金利引き上げが終了し、次からは引き上げ見送りに移行して、秋頃には金利引き下げに向かう」と囃し立てています。 もともと、株式市場には元祖楽観論が渦巻...
米国の現地時間、10日には「4月の米消費者物価指数(CPI)」の発表を控え、この発表内容を『確かめてからでも、株買いは遅くはない』との思惑が強まっています。確かめるとは何をかなのか、具体的には「6月以降、FRBによる利上げ見送りの可否」に尽きます。いきった投資家などは「秋...
何ともやるせない気分です。米国内ではここまでインフレが猛威を振るっています。嘗て、日米貿易摩擦の「最たるもの」の1つであった米国産牛肉が、米国内のインフレ高騰の影響で米国消費者は食費を節約するためにステーキやハンバーガーの購入量を減らし、干ばつに見舞われた牧畜業者は牛の頭...
日銀総裁に植田氏が就任して、一連の記者会見で彼の一通りの性格・考え方なりが見えてきました。当初から、植田氏は金融政策のハト派であること。つまり、「無理にでも現状変更して、金融緩和を止める考え方」を持たないであろうことは、予想できていました。 2023年4月25日の衆議院の...
今日の米国株式市場では、地銀騒動に関して『いつもの如く、売られ過ぎ』との声明が、誰彼ともなく、何処からともなく発せられて『急反発』しました。別の表現を借りれば、『売り疲れ』による『一部、買戻し』が行われたであろう見方です。まだまだ、株価の上げ下げで儲けたい心境なのでしょう...
今年5番目、破綻する銀行は、ここだ! マスコミや利益追求のファンド勢が躍起となっている『次の破綻先は、ここだ』のターゲットとして見事選ばれた【米地銀ウェスタン・アライアンス・バンコープ】。しかし、そうは簡単に問屋が卸さないとばかり、強烈な反論を開始しました。この闘いをブル...
今日も、銀行や保険銘柄が「これ以上ない位に...」売られています。融資先企業への取り立て不安は少なく、「預金引き上げ + 保有債券の評価損」による経営不安の株売りです。そして、これらに曳きづり込まれるように「株売り」が主体となっていますから、133円台の円高と併せて、絶好...
パウエルFRB議長の1年以上前に遡る「インフレを巡るFRB解釈の推移」を系列に並べて見ましょう。なお、主な発言内容と質疑応答は、それぞれの報道記事をご覧下さい。 長過ぎた「金融緩和の姿勢と低金利の維持」が、全てのの発端となっています。そして、今でさえ「引き上げ続けられる...
3日、米国の連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策を決める会合を開き、銀行破綻が相次ぐなかでも「0.25%の利上げを決定した」と発表しました。去年3月にゼロ金利政策を解除して以降、FRBの利上げは10回連続となります。よくぞ、ここまで引き上げた! これが最後の「利上げ」の...