今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
米国市場で「100万ドル投下」を進めています。先物やオプション類のレバレッジ投資は不要です。
私は、2022年の取り組みの中で、次の事を宣言して実行しています。 1.新規資金を米国株式の購入へ投下しない 2.新規資金に「配当等の再投資は含まない」 3.新規資金に「税の還付金は含まない」 4.新規資金に「保有株の売却金は含まない」 5.配当金、分配金の受け取りに重点を置く。
4/19 米株は「企業決算と金利のハザマ」で膠着状態が続く...
現段階での主要企業の第一四半期決算は、大手銀行決算が「想定外のビッグサプライズ」となるなど、業績の下振れが想定されていたものの、比較的堅調さを保っています。 傾向がハッキリないことから、決算発表を受けて個別で値動きが出る銘柄はあるものの、相場全体の方向感を引っ張る程の決...
4/18 ドル/円は『円』の独歩安。1ドル134.50円へ下落...
週明けの東京外国為替市場では、前週の米国経済データから「利上げ継続の見通しが強まり」、更に日本銀行の新体制が「暫く、黒田旧体制路線を歩むだろう」との思惑が重なって、深夜帯のNY外国為替市場では、株式市場終了後に134円台半ばまで円売り・ドル買いが見られています。 安定し...
4/17【番外編】ブラックロック社へ資金の大量流入が判明...
ブルムバーグ紙の報道によると、3月の銀行預金の引き出し騒動以降、米ブラックロック社ファンドへの資金純流入額が大きく拡大していることが判明しました。同社の運用資産は1-3月(第1四半期)に9兆900億ドル(約1210兆円)に拡大しています。米銀数行の破綻を受けて、同社のファ...
4/16 JPモルガンCEOは、常に脇を締める生粋のバンカー…
米大手銀行JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、投資家向け会合では「ハリケーンはすぐそこにある」と発言するなど、米連邦準備理事会(FRB)による量的引き締め、ウクライナ紛争といった「経済の波乱要因」に備えるよう訴え続けています。先行きの不...
4/15 三菱UFJモルガン証券が販売の「AT1債」950億円が紙屑に...
ご心配をおかけし心苦しく思います。お客様には丁寧に説明して参ります NHK報道によると、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、金融グループのクレディ・スイスが発行した「AT1債」と呼ばれる社債、およそ950億円分を日本国内の富裕層などに販売していたところ、クレディ・スイス...
4/14「次回、利上げ停止?」で動き始めた米国株式市場...
13日に発表された「3月の米卸売物価指数(PPI)」が、ここ数日間の相次ぐ直近データ(12日のCPI等)と共にインフレ鈍化傾向を示したので、「インフレ圧力が緩和している兆候」と捉える関係者が増加しています。 更に、同日発表の「週間の米新規失業保険申請件数」も市場予想を上...
4/13 記事要旨の公開で「停止」Or「据え置き」が強まる...
米連邦準備理事会(FRB)は3月21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。 議事要旨の『脚注部分』に、12地区連銀のうち4連銀が0.25%ポイントの利上げを望んでいなかったことが記載されています。報道によると「4地区連銀が利上げ停止を望...
4/12 「買うから」株が上がる、「上がるから」株を買う...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝...
4/11「行き着く所まで行くしかない」投資家はあきらめ顔...
前週末に発表された「3月の米雇用統計」を受け、事前見込み値と大差なかったことで、懸念されていたアメリカの景気悪化への過度な懸念が和らいだようです。 しかし、その副産物として『インフレという怪物も未だ健在』となっているので、本日の米株式市場は、5月初旬に開催されるFOMC...
4/10【番外編】続_株価と為替レートで収益額・損失額が決まる...
続編として続けますと、購入に掛かる「取得為替レート」を証券会社(例題はSBI証券)のWEBページで公開しているデータを基にして、簡単に取得する方法をお知らせします。なお、あくまで推計なので「参考程度」に留めておいて下さい。 4/10【番外編】株価と為替レートで収益額・損失...
4/10【番外編】株価と為替レートで収益額・損失額が決まる...
2022年10月20日、外為市場で終値の最高値150.16円/ドルを記録しました。以降、翌日に高値151.94円/ドルを記録したのが最後、再び150円/ドルを超えることはありませんでした。暫くは、訪れて来ないでしょう・・・。 これより、日銀の為替介入もあったこと、米金利...
4/9 次回FOMCまで3週間、「利上げ継続」で米株市場は動く...
先日の「3月の雇用統計」示されたデータは残念ながら期待外れでした。市場予測値より悪いデータ値となって、「利下げ」をサポートできるかもしれない、との淡い期待も打ち砕かれてしまいました。週明け以降、これといったデータ類の開示・公表がないので、例の「FRB高官の呟き節」を効きな...
4/8 高利回りのMMFへ資金が流入、銀行預金もこれに対抗...
米国の3月7日(金)は聖金曜日であり、「連邦の祝日」とはなっていませんが「州の祝日」に多くの州で定められているため、主な証券市場が休場となっています。この日は「3月の米雇用統計」発表日となっていたこともあって、日本時間の午後9時30分頃、次のように公表されました。 非農業...
4/7 米国株では、GAFAM株と消費関連株の交互物色が続く...
今日の米国株の論評は次のようなものです。GAFAM銘柄の上昇、消費財系銘柄の下落が発生しているので、ほぼ定番文書で文中の「銘柄名」を入れ替えるだけで仕上がる出来栄えです。 「米長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のGAFAM株が上昇。ソフトウ...
4/6 パウエルFRB議長、またまた景気動向を読み間違える?...
2021年後半から「物価高が続いている米国経済」なのですが、パウエルFRB議長は『インフレは一時的な現象』との読みに固守し続けて金利引き上げを放置したことで、高止まりだけではなく更に高騰し続ける始末。慌てて0.5%の利上げを行い、認識を新たにしたのは2022年3月からです...
4/5 5月に利上げを停止、7月に利下げ、年内1%の引き下げ?...
現地時間の4日、米労働省が発表した2月雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数が993万件と2カ月連続で減少。1000万件を下回るのは2021年5月以来、『約2年ぶり』となり、1050万件程度を見込んでいた市場予想をも下回りました。 また、見方を変えると、1人の失業...
4/4 原油の追加減産、サウジがバイデン米政権へ宣戦布告...
2日、サウジアラビアは「5月から2023年末にかけて日量50万バレルの原油を自主的に減産する」と発表しました。中国の経済活動が活発化する兆しが既に表れ始めていることもあって、原油価格は「産出量減少と消費量増加のダブルパンチ」の追い風が強まり、今後、高値安定的に推移すると見...
4/1 資金退避が続き、週間で660億ドルが米MMFへ流出...
3日営業日連続の米国株高で終結しました。『終わりよければ全てよし』です・・・。 米投資信託協会(ICI)のデータでは、3月29日までの1週間で約660億ドル(約8兆8000億円)が米マネー・マーケット・ファンド(MMF)に流入した模様です。資産残高は「5兆2千億ドルに達...
3/31 米株の「恐怖指数」、SV銀行破綻前の水準まで回復...
米国株の予想変動率を示すVIX(恐怖指数)は、29日に「19.12」、29日に「19.02」と、米地銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営危機が表面化した3月9日より前の水準まで(回復)低下しました。このVIXは、「米S&P500種株価指数のオプション」から算出する仕組み...
3/30 「半導体」が牽引し米株は続伸!医療関連が売られる...
本日も恒例の「地銀売り」が、寄り付き後の1時間程は見られたようです。しかし、下がった分だけ下値をホイホイと拾われ、売買出来高もそれほど増加せず、売り方も意気消沈...。今日は早々と退散したようです。代表的な地銀銘柄「First Republic Bank (FRC)」の1...
3/29 再び「地銀売り」、思案六法のハザマに立つ個人投資家...
先週までファンド等が取り組んでいた「銀行株や保険株などの景気敏感株の売り + ハイテク株の買い」が巻き戻され、今週に入ってからは「10年債券の売り(利回り上昇) + ハイテク株の売り」が顕著に市場へ現われています。今や米国株において、GAFAM銘柄は所謂『ディフェンシブ銘...
3/28 米金融市場が「年内の利下げ開始」で動き始める?...
今日の米国株式市場は、銀行株の上昇で平均株価が上昇。これは「地銀ファースト・シチズンが、破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の資産買収で連邦預金保険公社(FDIC)と合意したとのマスコミ報道」を受け、週初めの取り組みとして投資家が好感した結果であると総括されています。 ...
3/25 心配など不要!銀行株への売りは、すぐ短期で終わる?...
依然として、米銀の経営不安が強く市場に現われては消えて、不安定に思える状況が続いています。この件は、時間経過と共に下火になっても、ひょんなことから再び浮上しては「俎上に上る」ことでしょう。投資にはリスクが付きもので、彼のバフェット氏も次のように「株主への手紙」で投資家に説...
3/24 米民主党から不満相次ぐ、挙句にイエレン氏が言い換える...
昨日、米連邦公開市場委員会(FOMC)から出された金融政策に関して、米国株式市場が大きく下落、債券市場が買い進まれて10年物債券価格が高騰(利回り低下)、ドル安へ進行するなど、散々たる内容であったことから、2024年大統領選挙を前にリセッション(景気後退)に陥りかねないと...
3/23 意固地なパウエル議長、不用意発言のイエレン米財務長官...
金融当局者は、金融商品へ資金を賭ける投資家を「腐った肉に群がるコバエ」程度に見ているのでしょう。今回の米国FOMCでは、市場スズメ達が想定していたとおり「0.25%の金利引き上げ」が実施されることが決まりました。 パウエルFRB議長が「当局者らは今年の利下げを見込んでい...
3/22「預金は全額保護」イエレン米財務長官発言で安心感...
3大株価指数が当初予測値から大きく続伸して終えました。米金融当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの観測が強まり、投資家心理の改善に繋がりました。金融株や景気敏感株など幅広い銘柄が寄り付きから上昇、VIX恐怖指数の急降下が印象的です。 ダウ工業株30種平均は、前日比...
3/21 米アマゾン 追加のレイオフ、9千人削減に踏み切る...
米国IT大手アマゾンは20日、今年1月に1万8千人の人員をレイオフ(削減)したのに続いて、追加で9千人のレイオフ(削減)に踏み切ると発表しました。米国内で景気減速への懸念が高まる中、IT企業を中心に人件費などの固定費を減らそうという動きが米国で相次いでいます。 投資家はア...
3/20【番外編】クレディ・スイスの「劣後債(AT1債)」に関して...
金融立国スイス、金融大手UBSによる同業のクレディ・スイス・グループの買収が19日、決まったとの報道が相次いでいます。クレディ・スイス株の下げが加速してから買収合意に至るまで、凡そ1週間というスピード決着の背景には、同行の「顧客預金の流出」という逼迫した事態があった模様で...
3/20【番外編】Myポートフォリオ表示の一部変更について...
日々、公開している「Myポートフォリオ」データとグラフに関して、一部変更を行いました。保有銘柄数が増加したことで、ポートフォリオの全体像が掴み難くなっていたことが主な理由です。実勢に近くなるような表示形式に切り替えました。次に、変更したパーツ部分だけをアップします。 当日...
3/18 シリコンバレー銀行の持ち株会社、共に「経営破綻」...
先日、経営破綻したシリコンバレー銀行の持ち株会社だった「SVBファイナンシャルグループ」は17日、日本の民事再生法にあたる『連邦破産法11条の適用』を米国の裁判所に申請し、経営破綻したと発表しました。 これで、スタートアップ企業向けの融資で名を馳せ、今月10日に経営破綻...
3/17 米2年債利回りが、3.81%から4.20%まで急上昇...
ようやく、米国債券市場は長短金利の逆転現象である「逆イールドカーブ」に戻ったようです。米2年債利回りが米10年債利回りを上回る逆転現象が1年近く生じていたのですが、今回の銀行システム不安で債券買いに投資家が殺到したことで、本来のあるべき姿の「イールドカーブ」へ方向舵が急旋...
3/16 底値が判り辛いけれど、株価の安い金融銘柄が続出中....
酢の蒟蒻の(すのこんにゃくの)と、米国内で発生した銀行の信用不安が欧州の金融機関へ飛び火して、その欧州から返り血を浴びるが如く、本日の米国株式市場は再び、金融銘柄に対する売りが強まり続落しました。 しかし、GAFAM銘柄などは「どこ吹く風の如く」関知せずでした。私なんぞ...
3/15 米国株は反発するも、根強い「金利引き上げ論」が蠢く...
何のことはない。破綻させた銀行の預金者マネーを全額保証するという根底には、「議会証言どおりの『金利引き上げ』を根強く続ける当局側の強い意向によるもの」という事が、早くも露見し始めています。 次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、21日-22日に開催・・・ 金利を引き...
3/14 この混乱で、金利の引き上げは『一時停止』される?...
サマータイム時間に切り替わった初日、10日に破綻したシリコンバレー銀行(SVB)に続き、シグネチャー銀行も12日に経営破綻しました。こうなると、「破綻の波が広がる」ことへの警戒感が強く現れて、地方銀行を中心に売りが殺到しました。 3/10 SVBファイナンシャル・グループ...
3/13【番外編】米国株式市場、今夜からサマータイムの始まり...
2023年3月12日(日)、米国のほぼ全土で、サマータイム(夏時間)が始まり、時計の針が1時間進められました。米国株式市場では、実質的に3月13日(月)から始まるので注意の程を・・・。終了は2023年11月5日(日)です。なお、議会では廃止の方向で進んでいます。 編集後記...
3/13【番外編】シグネチャー銀行(NY州)も破綻していた!...
米国ニューヨーク州の金融当局は12日、シグネチャー銀行を同日付で閉鎖したと発表しました。これは、シリコンバレー銀行(SVB)に続く経営破綻です。シグネチャー銀行は暗号資産(仮想通貨)関連の取引が多いことで知られた銀行で、SVBの破綻によって信用不安から預金流出が加速したと...
3/13【番外編】FRBの金利引き上げで、銀行預金が溶けてなくなる...
今、米国政府と米連邦準備制度理事会(FRB)は、「シリコンバレー銀行が破綻した余波が自分達に降り掛かって来ない事」を強く望んでいることでしょう。 シリコンバレー銀行が破綻した主因は、公開されているものとして「大口預金者(VC、法人)の預金引き出しによって、運営資金が枯渇...
3/12 この逆境下、得てして脚光を浴びる『金融銘柄』...
10日、米西部カリフォルニア州の金融当局は、IT企業や、スタートアップ企業、ベンチャー企業を主な取引先とする「米中堅銀行シリコンバレーバンク(カリフォルニア州サンタクララ)」が、債務超過に陥り、経営破綻したと発表しました。同銀は「SVBファイナンシャル<SIVB>」傘下の...
3/11 リーマンに続く「シリコンバレーショック」が降り掛かる...
ホンの数日前には、200ドルを超える株価を維持していた「SVBファイナンシャル・グループ」...。シリコンバレーで躍動し始めた新興企業を資金面で支援し続けた「米地銀シリコンバレー銀行(SVB)」が経営破綻しました。米国金利の打ち続く引き上げの大波にあがなう事ができずに沈没...
3/10 SVBファイナンシャル・グループの中核銀行が破綻!
「SVBファイナンシャル・グループ」は、米国シリコンバレーを中心に業務展開する唯一の米上場銀行として、米スタートアップの株式上場に深く関わっています。 ことの発端は、SVBが8日、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)を含むポートフォリオで大きな損失に被ったため、総額22...
3/10 米銀の信用問題が懸念され、銀行株・保険株は総売りへ...
銀行株が金融株、保険株を伴って平均株価の下げを主導しました。増資と有価証券の売却に伴う損失を表明した「SVBファイナンシャル<SIVB>」、存続自体に疑義が生じていた「シルバーゲート・キャピタル<SI>」。この両株の株価が急落して金融銘柄へ波及、その流れが市場後半に隅々へ...
3/9『利上げ再加速への警戒続く』と報じられるも、これ既定事実...
日本を代表する経済紙である日本経済新聞社が「米国株、ダウ続落し58ドル安 FRBの利上げ再加速への警戒続く ナスダックは反発」の記事を、2023年3月9日 6:52付で発表するなど、大手マスコミは『FRBの利上げ再加速への警戒続く』『金利の重圧、米国株は右往左往』と声高ら...
3/8 想定どおりの議会証言でも、売りネタにする株式市場...
7日、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、米上院における議会証言で『利上げペース加速と利上げ長期化の可能性を示唆』しました。 責任ある議長として当然の発言内容です。2月以降、発表された1月の米国経済指標(物価データ等)が予想以上に活況であったことで、「さもありなん...
3/7 アップル株が市場を牽引、市場はGAFAMに摺り寄り始める...
金融大手で米国政府ご用達の「ゴールドマン・サックス・グループ(GS)」は、約6年ぶりにアップル株に対して「買い」を推奨しました。同社のアップル株の投資判断を引き継いだばかりのマイケル・ウン氏は、『アップルの持つ膨大なユーザー情報が同社のサービス事業拡大に寄与する』として、...
3/4 投資家は現預金比率を高め、待機資金を積み上げている...
米投資信託協会(ICI)によると、3月1日時点のMMF(マネー・マーケット・ファンド)の純資産残高は4兆8937億ドルとなり、3週連続で増加中です。MMFは、証券会社に預け入れられた『株式売買資金の利付き待機場所』ですから、莫大な額の資金が市場へ投下されずに、手元に預け入...
3/3 米国債利回り4%超、30年物固定住宅ローン7%超え...
米国で金利上昇が止まらない状況となっています。米国債利回りが「全ての年限で4%超え」となったことです。先々の金利低下を考慮して、30年物国債の利回りは4%未満で推移していたのですが、この防波堤が崩れました。 米国債利回り上昇、全ての年限で4%超-30年債も節目突破 - B...
3/2「 円安が加速する!」誤算と驚きの卓袱台返しが始まる...
FRBが米国内の市中金利を「これでもか!」的に引き上げ続けても、米経済は金融関係者の予測を超え、想定外の堅調さを見せています。長くこれら市場で飯を喰って来たアナリスト達の誤算と驚きが、もはや「忍耐の一線を越えてしまった」ようです。 年明けの3月に突入しても、一向に減速傾...
3/1 米国民の貯蓄額・率ともに低下し、キャッシングが増加...
今週内に発表予定の「2月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業」や「非製造業の景況感指数」を見極めたい投資家が多く、過激な一方通行にはなり難い状況でした。 米消費者信頼感指数のインフレ期待が低下基調・・・ 但し、米コンファレンスボードが発表した「2月消費者信頼感...
2/28 市場動向は「利上げ停止後」を睨んだ動きに帰着する...
前週、ダウ平均だけを見ても1009ドル下げました。週間での下げ幅は、昨年9月以来の大きさです。こうなると、週明けは「短期的な売られ過ぎ」の見方が強くなり、「株価の下げが大きかった銘柄」を中心に「見直し買い」が入るものです。 GAFAM銘柄の買いチャンス到来・・・ 更に、...
2/26【番外編】高利回りの外貨MMFを利用する際の留意点...
1/31-2/1開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが金利引き上げを決めた後であっても、なかなか米国の市中金利が上昇しない状況が続いていました。しかし、ようやく取り巻く市況環境とFRBの本気度が伝わり、昨今は急激に米国金利が上昇、連れてドル・円が『円安』に大きく...
2/25 海外市場で強烈な円安、1ドル =136.47円が出現...
米国で発表された「1月の個人消費支出(PCE)物価指数」を受けて、円相場が一晩で凡そ2か月ぶりの1ドル=136円台半ばへ値下がりしました。前月の個人消費支出の伸びが市場予想を上回ったことを受けて、幾度なく言われていた『インフレが長引き、利上げが長期化する』との見方が、金融...
2/24 利回り上昇 + 株高 + ドル高、強い指数が続く米国経済...
一言で「米国経済・市場動向」を言い表すと標題の如くです。ここ一年、市中金利を引き上げ続けても一向に不況風が沸き上がって来ずに、しっかりとした足取りでひた走る経済の動きが続いています。 米国で物価高は続くけれども、これに正比例して賃金上昇もピッタリ追走している感じでしょう...
2/23 時に世の喧騒を忘れ、淡々と過ごすことに如くはなし...
22日は、恒例の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月31日~2月1日開催分)が公開された日でした。内容は想定どおりの無難な金融市場の想定に沿った内容でしたが、「利上げ停止から、利下げへの道のり」が、更に一歩ほど遠退いた感じでしょか...。 米連邦公開市場委員会(...
2/22 ウクライナ侵攻で、やっとこさ米国がしゃしゃり出る...
3連休明けの初日、NYダウは700ドル近い値下がりとなり、円相場も一時1ドル=135円台に下落しました。古今東西、投資家連中に休暇を与え過ぎると、往々にして「明けの初日」は、株価下落となり易いものです。 米ロの対立激化がマスコミに乗って広がり、世界経済の不透明要因として...
2/21【番外編】買い進むのか?静観するのか? そろそろ、腹を据えないと...
各種の経済テータで猛威を振るい鎮まる気配が未だ乏しい『米国版インフレ』ですが、いずれ収束に向かうは確実です。著名な投資家はボチボチと前年10-12月期に仕込み始めているのが判明しました。我々、素人投資家も準備し始める時期に来たのではないでしょうか。 フォーム13F・・・ ...
2/20【番外編】バイデン米大統領、ミサイル飛び交うウクライナを訪問...
発表によると、米国のバイデン(Joe Biden)大統領は20日、ロシアによるウクライナ侵攻開始後初めて、ウクライナの首都キーウを訪問しました。 なお、この訪問劇は事前に公表されていません。一応「ロシア側には事前通告した」と公表されていますが、訪問中、首都キーウでは防空...
2/19【番外編】税金を支払うためだけに「起業する」のではない...
18日付の日経電子版に「起業・副業、帳簿の不備で思わぬ税負担 当局が監視強化」なるタイトルの記事(有料会員限定)が掲載されていました。 起業・副業、帳簿の不備で思わぬ税負担 当局が監視強化 - 日本経済新聞 以前、当ブログでサラリーマン副業に関する税の取り扱い記事を書き...
2/18 FOMCとは「FRB = 銀行屋」が自分の取り分を決めるシステム...
考えてみりゃ、年8回の開催が予定されている「米連邦公開市場委員会(FOMC)」なるものは、米連邦準備制度理事会(FRB)に巣くう銀行屋が『自分達で自分の取り分(金利・利息)を独自に決めるシステム』に他なりません。【金利 = 利息】は資本主義の根本であって、『世の彼・彼女を...
2/17 今回は「1月の卸売物価指数の上昇」と来たもんだ...
難なく2月の残り日数を過ごせると思いきや、朝方、「1月の卸売物価指数」の発表があり、市場予想値以上に上昇したのを受けて、お決まりの『早期の米利上げ休止観測が後退』しました。結果、米株売りが優勢に・・・。 更に、FRB高官の『継続的な利上げ必要』発言もあって、米長期金利が...
2/16 個人消費(米景気)が堅調で底堅く、「株買いが強まる」...
朝方発表の「1月の米小売売上高」は、米国内個人消費の堅調・活況を如実に示しています。米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続くとする「株売り」の見方と、米景気の腰砕け観測が遠退いたとする「株買い」の見方が両天秤となり、いずれにも振れる様相でした。 1月の米小売売上高、ほぼ2...
2/15 物価が上昇するから、半端なく米国株も値上がる...
統計は見方によって見る人を欺きます...。14日、米国労働省は「1月の消費者物価指数(CPI)」を発表しました。市場関係者が「今年のFRBの立ち位置を決める重要なデータとなるであろう」と煽った例の数値です。結果、とても「元気溌剌な数値」が返って来たのです。 1月の消費者物...
2/14 インフレ鎮静化の期待感が、株価を高値に引き上げる...
14日、「1月の米消費者物価指数(CPI)」が発表されます。週明けの13日の月曜日、1月のCPI発表を明日に控えて、動意の乏しい値動きで始まった米国株式市場でしたが、意外や意外・・・。 「1月の消費者調査」の結果が判明・・・ 場中、ニューヨーク連銀が発表した「1月の消費...
2/13【番外編】ETFと個別銘柄、誰でも悩むのが当たり前...
ETFは、日本語で「上場投資信託」と呼ばれています。例えば、ETFは米国S&P500等の「株価指数に連動するように運用」されている投資信託の一種です。一般的に、ETFが連動を目指す指数は複数の個別銘柄で構成されているので、ETFを構成している個別銘柄も複数になり、分散投資...
2/12【番外編】グーグルを見捨てず、買い増しする事由...
この一週間、アルファベット(グーグル)の株価下落が止まりません。次のチャートの如く、マイクロソフトの株チャートと対比すると歴然です。特に、2/8株価のスタートライン以降が何とも顕著です。 思わず、嬉しくなって自然と笑いが零れます。何故なら、株価が安ければ買い増しする投資...
2/11 消化不良の米株市場、規模がデカ過ぎて下がり切らず...
10日の米株式市場は、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。前日比169ドル39セント(0.5%)高の3万3869ドル27セントで終えています。ナスダック総合株価指数も3日続落、前日比71.459ポイント(0.6%)安の1万1718.120で終えました。 「始めちょろ...
すったもんだの末、植田和男氏なる方が日銀総裁の椅子にお座りになるようです。この方は、御年71歳の学者さんで、日銀の審議委員を務めたことのある経歴をお持ちです。 東京大学理学部を卒業後、マサチューセッツ工科大学大学院などで研究活動に取り組み、東京大学経済学部の教授を務めま...
2/11 ロシア、原油生産を3月から日量50万バレル減産...
原油先物価格が1バレル80ドルを下回って安定化しているのも束の間、ロシアのノバク副首相は10日、「原油生産を3月から日量50万バレル減らす」との方針を示しました(インタファクス通信の報道による...)。 ロシア生産量の5%程度に相当・・・ これは、日米欧がロシア産原油に...
2/10 「債券売り」で一儲け! 米金利上昇が止まらなくなった....
前週末、想定外に強い「1月の米雇用統計」が公表されて、米国金融市場の雰囲気が一変しました。今や、「あきらめ顔」の市場関係者が「そこかしこ」にいます。 米長期金利は、一時3.69%へ上昇・・・ 9日の米債券市場では、米長期金利が前日終値(3.59%)から水準を切り上げ、一...
2/9【番外編】米国株式の売り残、3000億ドル縮小(報道)…
何と、ブルムバーグに次のような記事が掲載されていました。 株式「ビッグショート」ほぼ終了-約40兆円の弱気ポジション解消 - Bloomberg 投資家は(米国)株式への弱気な賭けを3000億ドル(約39兆4000億円)縮小し、今や過去の標準的水準に近いポジションを取っ...
2/9 いつまで繰り返される? 懲りないFRB高官の放言癖...
思うに、生まれ持った才能と勤勉を屈指して、出世への階段を上り詰めた方々は、自分宛ての注目度にとても神経をお使いになるらしい。8日、米連邦準備理事会の高官から、パウエル議長の発言に比べて「より厳しい金融引き締めを示唆する」発言が相次いでいます。 今、株式市場の主テーマは『人...
2/8 FRB議長「今年はインフレが大幅に鈍化する年」と発言...
7日、パウエルFRB議長のインタビュー内容が、NY株式市場の場中に流れると「警戒していたほどタカ派寄りではなかったと受け止められ、買い直しが優勢」となりました。 ハト派的発言、「ディスインフレーションのプロセスが始まった・・・」 前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後...
2/7 この時期、急落した「優良株」や「値嵩株」に注視せよ...
米国労働市場の需給逼迫が、「1月の雇用統計」でこれ以上ないぐらいに示され、投資家は一旦株式市場から距離を置かざる得ない状況まで追い込まれています。 米国経済の景気後退入りなど、考え難い・・・ しかし、私などは「米景気の強さをこれ以上ないぐらいに着目」しているので、お気に...
2/6【速報】暫くは円高も小休止?、日銀次期総裁に雨宮副総裁なら...
週明けのドル・円の外為市場では大きく「円安」へ下降して始まりました。日本時間6日午前2時頃、日本経済新聞電子版が「日銀次期総裁、雨宮副総裁に打診。政府・与党が最終調整」との速報記事を出したことを受けての「円売り」です。 4月8日で黒田日銀総裁が退任予定。その後任人事が注...
2/4『案の定、一日天下で終わる!』だから言ったじゃない...
12月~今年1月に「数万人のIT系リストラ」が発表された米国労働市場でしたが、こんなのは氷山の一角であって『インフレを構成する根雪は鉄板』でした。 サマーズ氏、米景気「急停止」のリスク指摘-雇用者数の大幅増を受け - Bloomberg FRB、3月に0.25%利上げへ ...
2/3 発車ベルが轟く前に、用足しを済ませて置くことが肝要...
株価がピーク時から半値付近まで下落、ヘッジファンド連中の売り対象銘柄として「けちょんけちょんに貶されていた」嘗ての『寵児株、ハイテク銘柄』が、突如として株式市場の「ひのき舞台」へ戻って来ました。 突っ込みし過ぎた投資家の屍・・・ ハイテク株を保有するはもちろんの事、これ...
2/2 FRBが引き上げ幅を縮小し、0.25%の利上げを決定....
連邦準備制度理事会(FRB)は2月1日まで開いた会合で、0.25%の利上げを決めました。前回の去年12月に続いて2回連続で利上げ幅の縮小となっています。 FOMC、0.25ポイントに利上げ減速-さらなる引き上げが適切に - Bloomberg 米FRB0.25%利上げ、「...
2/1 株式市場が『インフレ鈍化の烙印』をFOMCへ突き付ける...
市場が開く前のプレ株式市場では「3大株価指数先物指数が揃って下落」していた反面、ハイテク系の個別銘柄の株価は前日終値から反発を示すなど、チグハグな面が表面化した「FOMC初日の出来事」でした。 米雇用コスト、予想下回る伸び-利上げペース減速の論拠強まる - Bloombe...
1/31 FOMCを前に米金利が上昇、そして米株への売りが再開...
至極当たり前のことを、ワザワザ本日の「ブログタイトル」に取り上げること自体がおこがましいのですが、今日の米国株式市場を言い表す適当な言葉が浮かんできません。 やっとこさ、第一回連邦公開市場委員会(FOMC)が開催・・・ 1月31日~2月1日の間、米国では第一回連邦公開市...
1/30【番外編】次回FOMCは、0.25%の利上げ幅に?落ち着く...
なんと早いもので、年明けの第一回連邦公開市場委員会(FOMC、1/31-2/1)がすぐそこに迫って来ています。FOMCは、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を決める会合のことです。 FRBとは FRBとは、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Bo...
1/28 インテル株が一時11%安。但し、ナスダックには波及せず...
27日、インテル株が米株式市場が開くと同時に10%下落。その後、対前日終値比11%安まで拡大しました。昨年7月以来の大きな株価下げとなったのは、2023年1-3月(第1四半期)の厳しい業績見通しを示したことが嫌気されたのです。なお、終値は28.16ドル (▼6.41%)と...
1/27 米GDP(10月-12月)が2.9%増、個人消費は失速...
昨年10月ー12月(第4四半期)における米実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率2.9%増でした。但し、米国経済の最大部分を占める個人消費は2.1%増に止まり、予想値(2.9%増)を下回りました。なお、前四半期は2.3%増でした。 2022年通年のGDPは2.1%増...
1/26 株式市場は「強気派と弱気派の綱引き合戦」の様相...
前日夕方、マイクロソフト社が第2四半期決算を発表しましたが、クラウド事業の増収減速見通しを示したことが、市場関係者にとって「期待にそぐわない内容」であったことから、市場が開くと同時にGAFAM銘柄を含むハイテク株に売りが集中して大きく値を下げて始まりました。しかし、売り一...
1/25 米経済が減速に向かう中、粛々と買い進む投資家たち...
24日、米S&Pグローバルが発表した「1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値」は46.6となり、景気拡大と悪化の分かれ目となる50を7カ月連続で下回った模様です。 また、「1月のユーロ圏総合PMI速報値」は50.2で、前月の49.3から上昇して、好不況の分かれ目...
1/24 見えた、米国株上昇の特効薬は「レイオフ」だった!…
1月20日、グーグルの親会社の「アルファベット」が1万2000人の大規模な人員削減を発表、株価を大きく上昇(時価総額が500億ドル以上増加)させました。昨年11月に「メタ」が1万1000人以上の削減を発表して以降、同株価は約50%急騰しています。これ、まさしく『レイオフは...
2023年の株式市場では、数週間程度ですが『間違いなく経済減速がやって来る...』と声高く、各方面から言われている割には力強く推移しています。嘗て、彼のバフェット氏は『しかし、経済の状況は株式市場が上昇するか、下落するかを教えてくれるものではない』と「株主への手紙」で触れ...
1/21 FRB理事が「次回FOMC、0.25%の利上げを望む」と発言...
20日午後、ニューヨーク外交問題評議会(CFR)の講演で、米連邦準備理事会のウォラー理事は「次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利上げを支持する」と発言。前回FOMCの0.5%の利上げ幅からの縮小を明言したことで、米国市場で株買いを促した模様です。 ウ...
1/20 米株の下落理由を探しまくり、「利上げが続く」で落ち着く...
私なんぞ、何故、本日も米国株価が下げ続けるのか、よく分かりません。午前6時の市場閉鎖を迎えると、主要マスメディアが米株市場の論評を発するのですが、今日はいずれの主要紙でも「米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード副議長」が登場しています。 ブレイナード副議長、引き続き「金...
1/19 冴えない市況データ、米景気懸念で「株売り・債券買い」...
年明け以降、発表される「前月の経済市況データ類」はインフレ鎮静傾向を証するような数値を示し始めています。このことは利上げスビートが緩んだり、引き上げ幅が縮小したりと、株式市場・投資家にとって好都合な事象を想定できるので、いつもの如く株式市場は「それ!先取り上昇」を遂げてい...
16日は米国祝日で、実質的に週始めとなった17日、米国株は企業決算に左右される株式市場に突入しました。朝方、市場予想を下回る決算を発表したゴールドマン・サックスが大幅安となり、ダウ平均の重荷となりました。 カウンターパンチが、米国市場に突き刺さった・・・ 一気に、市場で...
1/17【番外編】日本株を投げ捨て、さっさと米国株へ乗り換えろ!
我々日本人は「日本円」を使用するしか手がありません。街中で米ドル紙幣で支払いできる店など皆無です。しかし、だいぶん以前、主要都市の繁華街では話題作りもあって「米ドル札で支払いOK」な張り紙のお店もありましたし、シティバンク銀行が「米ドルで引き落としできるクレジットカード」...
1/14 米国株は減速で復調し、日本株は円高で鍋底へ向かう?...
日本銀行首脳は、米国の利上げが少なくとも今年前半までは続くものとして、「日米の長期金利差」を維持できる範囲で日本の金利正常化に手を染め、黒田日銀総裁退任後の青写真を描いたはずです。 金利差が変わらない限り、ヤジロベーは真ん中に張り付く... 日米の金利差を維持できるので...
1/13 来た道の巻き戻しが始まる!「金利低下・ドル売・米株高」...
現地時間の12日、公表された「12月の米消費者物価指数(CPI)」が前月比で小幅に下落し、前年同月比の上昇率の伸びも縮小しました。この些細な事柄で、米連邦準備理事会(FRB)が『今後の利上げペースを緩める』との見通しが強まり、米金融引き締めが長期化するとの懸念も和らいだ模...
1/12 利上げ幅 0.25%説が出始め、大型ハイテク株に買い...
12日、ボストン連銀総裁が『次回会合で0.25%の利上げ幅の可能性に言及』したことで、米国株の上昇に弾みがつきました。以下、ロイター電を引用します。 現在のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジは4.25%-4.50%です。市場アナリスト達は、市中金利が「実質的に...
1/11 FRBと市場の「せめぎ合い」の中、高金利政策は続く...
市場とFRBの「せめぎ合い」が続いています。米国内のインフレ亢進を止めるべく、米国金融の総本山である連邦準備制度理事会(FRB)は、ここ数カ月にわたり毎月0.75%の幅で政策金利を引き上げ続けています。 この副作用として起こるであろう「米国内のリセッション(景気後退)さ...
1/10 米の政策金利は「5%以上となる可能性が本当に高い」...
前週の6日、発表された12月の雇用統計データを見る限り、平均時給の上昇率が縮小、賃金インフレを背景に米利上げが長引くとの観測が後退しました。FRBの利上げ幅やスケジュール進行に「ちょっと待った」が掛かる雰囲気が出始めたのです。 ダウ平均700ドル高の反動が現われる... ...
1/9【番外編】株式が売られる時こそ、投資に最適な環境である...
【政策金利の引き上げ】・・・。前年から続くインフレ抑制策の継続で、2023年以降、如何に早い時期にインフレを抑え込めるのか否か。これに全てが掛かっています。 2022年からの金利引き上げに端を発して、絶好調であった米国経済も変調をジリジリと示し始め、米国株式市場の代表的...
1/8【番外編】失礼ながら、新旧王者の対決が始まっています...
2023年の年始最大の話題になっている「第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」が、将棋ファンが待ちに待った夢の対決の組み合わせ(令和最強の五冠王の藤井聡太王将 対 平成の覇者の前人未到の永世七冠有資格者である羽生善治九段)となって実現しました。 【無料生中継】【メイン映像】...
1/7 米金利が下落、米株は上昇! ドル/円は急落から急騰へ...
株式市場オープン前に発表された『2022年12月の米雇用統計』で「賃金インフレの減速」が確認されました。このデータを尊重する限り、FRBが高水準の政策金利を長く維持するとの警戒が和らぐのです。 5週ぶりの株価上昇・・・ これを受けて、S&P500種株価指数は昨年11月以...
1/6 日本国債10年物、早くも「表面利率」が0.5%へ跳ね上がる...
5日、日本の財務省は「日本国債10年物の入札」を行い、毎年支払う利息を示す「表面利率」を0.5%と、これまでより2倍以上引き上げた模様です。 2014年12月以来、およそ8年ぶりの水準... 今回入札が行われた10年物国債(10兆4518億円)は1月6日に発行されるもの...
1/5 案の定、2023年中に「金利の引き下げ」は見込まれず...
米国時間の4日、連邦準備制度理事会(FRB)は12月に開催された「連邦公開市場委員会(FOMC)議事録」を公表しました。 議事録の要旨 インフレが容認できないほど高く、参加メンバーはインフレリスクが鍵を握る要因と見ていること。 「歴史は、時期尚早の緩和政策への転換を警告し...
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今週もご苦労様でした。土日連休をお楽しみ下さい・・・。
代わり映えしない市場故、データのみ掲載します。
米国時間の30日朝、「8月のADP全米雇用リポート」が発表されました。非農業部門の雇用者数が前月に比べ17万7千人増に止まり、市場予想(20万人増)を下回った模様です。更に、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP、改定値)は前期比年率2.1%増と、速報値(2.4%増)か...
29日発表の「7月の米雇用動態調査(JOLTS)」で非農業部門の求人件数は882万7000件(市場予想は946万5000件)と、2021年3月以来の低水準となりました。更に、8月の米消費者信頼感指数が106.1と、市場予想(116.0)以下となりました。 9月FOMC、1...
米金融大手のゴールドマン・サックス・グループは、円貨の対ドル相場について、「日本銀行がハト派的な姿勢を堅持すれば、30年余り前の水準まで円安が進む可能性がある」との見方を示しました。 ポイントは、日本政府の為替介入の有無だけ・・・ 同社のストラテジスト(投資銀行や証券会...
25日、恒例の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が予定どおり講演しました。それも『積極的なタカ派的内容』そのもので、「我々は必要ならば、追加利上げの用意がある。」と年内の追加利上げの可能性を...
ここまで来ると何をか況やです。ちょっとしたキッカケから、連想的に上げにも下げにも相場の方向性が突然変異しやすくなっています。 「半導体のエヌビディア効果」があっという間に消えてしまったようです。『ニュースで買って、事実で売り』の格言どおりでした・・・。 本日の株売りは、...
23日に発表された「8月の米購買担当者景気指数(PMI)」が50.4(好不況の境目は50)に低下して、半年ぶりの水準に落ち着いたことで、米金融引き締めが長引くとの過度の懸念が和らいだようです。 結果、米10年債への売りが一服して、米長期金利の急上昇が収まり、一時、前日比...
相場報道の主流が「株下げ」に傾いて来ているので、これでもかと云う位にゴロゴロと悪評が湧き出て来ます。皆さん、話題性を強調して生活費を稼がなくっちゃいけないので...。 米地銀のレーティング格下げ・・・ S&Pグローバル・レーティングスは21日、資金調達コストの上昇による...
週始めですが、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が依然として根強く、「株売り優先志向」が続いています。米長期金利は一時15年9カ月ぶりの前週末比0.10%高い(債券価格は安い)4.35%を付けました。こうなると、株式の相対的割高感が強く意識されま...
ご承知のように、米国で進行しているインフレは資産や通貨価値を減じるデメリットがあります。しかし、負債を抱えている場合、通貨価値の減少と共に負債状況も減少していくので、金利というものを負債を負っている側が資産側に差し出すことでバランスを取ります。 資産側から見ると『金利と...
今日も米国における利回り高、金利高が鮮明になっています。米30年債利回りは4.426%に上昇(債券価格は下落)して、2011年6月以来、約12年ぶりの高水準を付けています。そして、米30年固定住宅ローン金利が7.09%まで上昇。こちらも2002 年以来、約21年ぶりの高水...
とうとう節目の145円台/ドルを軽々と超えてしまいました。米連邦準備理事会(FRB)は、午後から「7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨」を公開しました。その中身がセンセーショナルであったことから、米株が売られて沈んだのです。 グルーっと回って元の位置へ「...
8月15日に発表された「7月の米小売売上高」は、市場予想(0.4%増)を楽々上回る前月比0.7%増の好結果でした。依然として、米国消費動向は力強さを保っていることが証明されたのです。 しかし、このような良いニュースは、今や(米追加利上げ観測を強める)悪いニュースと受け止...
中国経済に関しては、かなり以前から「不況突入」や「バブル崩壊」が囁かれています。中国政府の高官からも「中国経済はバブルか否かの問題ではなく、いつまで持ち堪えられるかだ。」的な発言が欧米マスコミで常態化しています。 バイデン政権が「中国には米国半導体を使わせない」主義主張...
「1ドル=145円台の円安、1バレル=83ドルの原油高、岸田政権のかっぱらい体質と国民<組織ベッタリ思考、中朝>日本の生い立ち」から、旅先の関西圏において1ℓ=179円でレギュラーガソリンを給油しました。世間では200円突破が論じられているところですが、思った程「値上げされ...
11日朝、7月の「米卸売物価指数(PPI)」が発表されました。上昇率(前月比0.3%上昇)が市場予想(前月比0.2%上昇)を上回ったことで、再び米国のインフレ猛威が意識され、米長期金利が上昇(一時、前日比0.06%高い4.17%)・・・。 結果はお決まりの「ハイテク株売...
原油価格の先行き見通しは、その筋のプロであっても難しい。簡単に予測できるなら、金儲けに誰も苦労しません。著名紙に投稿する原油価格に精通しているアナリスト達は、いずれも誰かが「その者のケツを持っている」のが通例で、そのお返しに「ケツを持ってもらっているグループ、団体へ気兼ね...
米国債の格下げ騒動以降、米国債への売りが留まることを知らず下落し続け、遂には「米30年物固定金利が7.09% 22年ぶり高水準に迫る」状況まで逼塞して来ています。 この金利水準では住宅ローン借り入れを一時延期する「住宅一次・二次取得者」がワンサカ溢れてしまって、経済波及...
昨日、米物流大手「イエロー・コーポレーション」が自力再建を断念したとの報道を紹介しました。トラック運転手3万人を抱える大手企業です。 本日は、更に規模の大きい「米物流大手UPS」が四半期決算を発表、意に反して『米消費の減速』が響いた模様です。採算面では大幅な賃上げが足を...
現段階での主要企業の第一四半期決算は、大手銀行決算が「想定外のビッグサプライズ」となるなど、業績の下振れが想定されていたものの、比較的堅調さを保っています。 傾向がハッキリないことから、決算発表を受けて個別で値動きが出る銘柄はあるものの、相場全体の方向感を引っ張る程の決...
週明けの東京外国為替市場では、前週の米国経済データから「利上げ継続の見通しが強まり」、更に日本銀行の新体制が「暫く、黒田旧体制路線を歩むだろう」との思惑が重なって、深夜帯のNY外国為替市場では、株式市場終了後に134円台半ばまで円売り・ドル買いが見られています。 安定し...
ブルムバーグ紙の報道によると、3月の銀行預金の引き出し騒動以降、米ブラックロック社ファンドへの資金純流入額が大きく拡大していることが判明しました。同社の運用資産は1-3月(第1四半期)に9兆900億ドル(約1210兆円)に拡大しています。米銀数行の破綻を受けて、同社のファ...
米大手銀行JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、投資家向け会合では「ハリケーンはすぐそこにある」と発言するなど、米連邦準備理事会(FRB)による量的引き締め、ウクライナ紛争といった「経済の波乱要因」に備えるよう訴え続けています。先行きの不...
ご心配をおかけし心苦しく思います。お客様には丁寧に説明して参ります NHK報道によると、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、金融グループのクレディ・スイスが発行した「AT1債」と呼ばれる社債、およそ950億円分を日本国内の富裕層などに販売していたところ、クレディ・スイス...
13日に発表された「3月の米卸売物価指数(PPI)」が、ここ数日間の相次ぐ直近データ(12日のCPI等)と共にインフレ鈍化傾向を示したので、「インフレ圧力が緩和している兆候」と捉える関係者が増加しています。 更に、同日発表の「週間の米新規失業保険申請件数」も市場予想を上...
米連邦準備理事会(FRB)は3月21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開しました。 議事要旨の『脚注部分』に、12地区連銀のうち4連銀が0.25%ポイントの利上げを望んでいなかったことが記載されています。報道によると「4地区連銀が利上げ停止を望...
前週末発表の「3月の米雇用統計」がほぼ市場予想通りとなり、米国の景気懸念が和らいだことから「景気敏感株」や「消費関連株」への買戻しが続いています。 あと一回程度の利上げ(0.25%)を経て利上げが停止となり、インフレ度合いの監視を続ける一部ですがFRB高官の意向が漏れ伝...
前週末に発表された「3月の米雇用統計」を受け、事前見込み値と大差なかったことで、懸念されていたアメリカの景気悪化への過度な懸念が和らいだようです。 しかし、その副産物として『インフレという怪物も未だ健在』となっているので、本日の米株式市場は、5月初旬に開催されるFOMC...
続編として続けますと、購入に掛かる「取得為替レート」を証券会社(例題はSBI証券)のWEBページで公開しているデータを基にして、簡単に取得する方法をお知らせします。なお、あくまで推計なので「参考程度」に留めておいて下さい。 4/10【番外編】株価と為替レートで収益額・損失...
2022年10月20日、外為市場で終値の最高値150.16円/ドルを記録しました。以降、翌日に高値151.94円/ドルを記録したのが最後、再び150円/ドルを超えることはありませんでした。暫くは、訪れて来ないでしょう・・・。 これより、日銀の為替介入もあったこと、米金利...
先日の「3月の雇用統計」示されたデータは残念ながら期待外れでした。市場予測値より悪いデータ値となって、「利下げ」をサポートできるかもしれない、との淡い期待も打ち砕かれてしまいました。週明け以降、これといったデータ類の開示・公表がないので、例の「FRB高官の呟き節」を効きな...
米国の3月7日(金)は聖金曜日であり、「連邦の祝日」とはなっていませんが「州の祝日」に多くの州で定められているため、主な証券市場が休場となっています。この日は「3月の米雇用統計」発表日となっていたこともあって、日本時間の午後9時30分頃、次のように公表されました。 非農業...
今日の米国株の論評は次のようなものです。GAFAM銘柄の上昇、消費財系銘柄の下落が発生しているので、ほぼ定番文書で文中の「銘柄名」を入れ替えるだけで仕上がる出来栄えです。 「米長期金利の低下を受け、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のGAFAM株が上昇。ソフトウ...
2021年後半から「物価高が続いている米国経済」なのですが、パウエルFRB議長は『インフレは一時的な現象』との読みに固守し続けて金利引き上げを放置したことで、高止まりだけではなく更に高騰し続ける始末。慌てて0.5%の利上げを行い、認識を新たにしたのは2022年3月からです...
現地時間の4日、米労働省が発表した2月雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数が993万件と2カ月連続で減少。1000万件を下回るのは2021年5月以来、『約2年ぶり』となり、1050万件程度を見込んでいた市場予想をも下回りました。 また、見方を変えると、1人の失業...
2日、サウジアラビアは「5月から2023年末にかけて日量50万バレルの原油を自主的に減産する」と発表しました。中国の経済活動が活発化する兆しが既に表れ始めていることもあって、原油価格は「産出量減少と消費量増加のダブルパンチ」の追い風が強まり、今後、高値安定的に推移すると見...
3日営業日連続の米国株高で終結しました。『終わりよければ全てよし』です・・・。 米投資信託協会(ICI)のデータでは、3月29日までの1週間で約660億ドル(約8兆8000億円)が米マネー・マーケット・ファンド(MMF)に流入した模様です。資産残高は「5兆2千億ドルに達...
米国株の予想変動率を示すVIX(恐怖指数)は、29日に「19.12」、29日に「19.02」と、米地銀シリコンバレーバンク(SVB)の経営危機が表面化した3月9日より前の水準まで(回復)低下しました。このVIXは、「米S&P500種株価指数のオプション」から算出する仕組み...
本日も恒例の「地銀売り」が、寄り付き後の1時間程は見られたようです。しかし、下がった分だけ下値をホイホイと拾われ、売買出来高もそれほど増加せず、売り方も意気消沈...。今日は早々と退散したようです。代表的な地銀銘柄「First Republic Bank (FRC)」の1...