人気の山域なので、夏山登山の予約は大方あきらめていた鏡平山荘とその先の目的地である笠ヶ岳山荘の予約が、今朝案外と楽にできた。さきに、鹿島槍ヶ岳ルートの山小屋も同じ日程で予約ができていたので、同行予定の仲間たちと相談してどちらかに決めなければならない。山小屋の二重予約をギリギリまで解消しないと山小屋も迷惑だろう。その笠ヶ岳だが、あらためて深田久弥さんの「わが愛する山々」所収の「笠ヶ岳」を読んでみる。1957年8月半ば過ぎ、54歳となった深田さんは、数年後アンデスの氷河に消えた山川勇一郎画伯らと1週間の北ア旅行を楽しんだ。湯俣小屋~開通直後の伊藤新道経由・三俣蓮華小屋(雲の平逍遥で二泊)~双六小屋(雨のため二泊)を経由し、最終日には、快晴の笠ヶ岳までのんびり歩き、今も難路となっている槍見温泉までのクリヤ谷コー...笠ヶ岳初登頂が円空さんだなんて知らなかったよ