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  • 山の幸たち息を吹き返す

    山の幸たち息を吹き返す

    スマートフォン亡失から3日でほぼ原状回復にいたる。端末は、同種の端末が家にたまたま存在していたので購入せずに済んだ。おサイフケイタイ系のチャージ済金銭も新しい端末に引き継いだし、サブスク契約の地図アプリや購入済み英単語帳などは、これも難なくひきついだ。電話帳は親せきや一部の知己の分を手動で引き継いだ。また、これを機会にとかく知らぬ者からの受信が多い米国メタ系のSNSやXといったヒトへの悪態が大半のSNSは引き継がないことにした。おかげでなんか、日常が軽くなった。高齢期を安らかに過ごしたい。(イヌブナの新緑)昨日、黄砂にかすむ大気をものともせず1週間ぶりに青葉の森を歩いて驚いた。冬樹の芽という芽が葉を広げ始めている。林床のスプリングエフェメラルたちは早くも役目を終えようとし、初夏に花をゆだねる後塵の草たちが...山の幸たち息を吹き返す

  • 好事魔多し・・・・〈刈田郡蔵王町遠刈田七日原〉・・・でもヒメさま永遠に生きてくれ・・

    好事魔多し・・・・〈刈田郡蔵王町遠刈田七日原〉・・・でもヒメさま永遠に生きてくれ・・

    晴天予報の4月15日。昨年は蔵王山ろくで4月12日に満開のカタクリとヒメギフチョウさまに出会ったが、今年は、カタクリの開花が少し遅いと判断し、遠刈田行きは昨日15日になった。それにしても何とよい天気だったのだろう、平地では25℃をこしている。南蔵王の山々もくっきりと仰ぐことができた。雪解けが進み、あとひと月もすればあの稜線も快適に歩けるだろう。そんな快適な気候の下、遠刈田温泉から歩きだし、青麻山周辺にいたる林道沿いを快適に足をすすめた。南蔵王の山なみが望める伐採跡地に至るとあちこちにタラノキの幼木も伸びており、その先端に形のいいタラの芽が伸びていたので、ちょっと道草を食う覚悟で、そんなタラノメほしさに藪の中に入る。タラノキのトゲトゲもさることながら、そこに至る数メートルの藪にはトゲトゲのバライチゴの枝が縦...好事魔多し・・・・〈刈田郡蔵王町遠刈田七日原〉・・・でもヒメさま永遠に生きてくれ・・

  • ばっけ味噌(ふき味噌)をいただくことから山の幸の季節が始まる

    ばっけ味噌(ふき味噌)をいただくことから山の幸の季節が始まる

    暖かくなった週末、南面白山の山麓に春の山の幸を求めに出かける。お目当ては、雪解けが終わった草地に生え出るフキノトウ。これで当地ではバッケ味噌と呼んでいるふき味噌をつくるため。フキノトウは蕗の花。蕗は雄花と雌花とに分かれているが、フキノトウはまだ苞葉にくるまれたツボミのままでは雄花か雌花か分からないが、山菜としてはまだ花が現れないツボミの収穫を良としている。が、ある程度花の姿を現しても、茎の伸び切らない柔らかいうちは十分いただける。ばっけ味噌の作り方は、苦みをいただくため生のまま味噌で和えるのを通としている向きもあるが、オイラは、大方のレシピがそうしているように、30分ほど水にさらしてあく抜きをして、細かく刻んで素早く油で炒め、みりん・さとう・みそを入れて熱をくわえながら和えている。これでも十分苦いので、ご...ばっけ味噌(ふき味噌)をいただくことから山の幸の季節が始まる

  • コブシ咲いて、木の花たちも踊りだす

    コブシ咲いて、木の花たちも踊りだす

    落葉樹たちの春は、コブシの白い花が青空に向かって咲き誇ることから始まるようだ。ハウチワカエデの真っ赤な花。クロモジの薄緑の花。チョウジザクラの清楚な白色の花。それぞれが、春を待ちきれなかったように元気に顔をのぞかせ始めた。チョウジザクラのうつむき加減な花たちにクロマルハナバチがやってきて、一花一花丁寧に蜜を探り当てていた。いろんな花の蜜を味わって人生を終えるハナバチやチョウたちは、短い命ではあるが、幸せ者なのかもしれない。カタクリの葉になにものか卵を産みつけたのか。黄色い粒々の.刻印のように見える。カタクリの葉はすぐに地中に融けて消えてしまうので、その後どうなるだろう。不思議なことばかり。ルリタテハやミヤマセセリ♂が地面で翅を広げて体を温めていた。このミヤマセセリは、図鑑で調べると成虫でいられるのはこの一...コブシ咲いて、木の花たちも踊りだす

  • 桜色に染まる数日

    桜色に染まる数日

    山裾のヒメギフチョウさんも気になるが、街にサクラの花が咲いている数日間は、心も体も桜色に染まりたくてそわそわしてしまうのは、この国に生まれたどうしようもない性なのだろうか。昨日は薄曇りのうえ暖かく絶好のお花見日和だったので、スーパーの酒類コーナーで家飲み用にと秋田の「爛漫」一升パックとお花見用にこれも一合紙パック酒を2個とイカのおつまみを買って、河原の桜の木の下のベンチで、一合カップ「お一人様花見」を楽しんだ。「爛漫」は名前に引かれ、この花の時季だけの酒としている。そして酔いながら聞く音楽は、たいていモーツァルトのピアノ協奏曲なのだ。9番から23番あたりまで、彼の円熟期(といってもまだ20代)の作品群が、どういうわけか桜の季節のこころに染みてくる。ウィーン生活で自作自演のピアノ協奏曲の予約演奏会が評判とな...桜色に染まる数日

  • ヒメギフ記念日の今日、また逢えてよかったね

    ヒメギフ記念日の今日、また逢えてよかったね

    昨年2023年4月5日は、目の前でヒメギフチョウさんに逢えた人生初の日であったから、その日を個人的に「ヒメギフ記念日」と制定した。今年は、カタクリの開花が昨年より1週間程度遅れていて、昨年であった太白自然観察の森の目撃場所のカタクリ開花が遅れていたため、少しあてにはできなかったが、今日もう一度この自然公園に出かけて行ったら、カタクリの花を行き交うヒメギフチョウさんに逢うことができた。一頭か二頭交互にやって来ていただろうか。少し離れていて、上半身がカタクリの花に隠れていたため♂♀の区別がつかなかったが、たしかにヒメギフチョウさんだった。ただ、昨年出会った日は、満開のカタクリに加えて食草のウスバサイシンもしっかり葉を伸ばしていて、出会ったヒメギフチョウさんは、カタクリに加え、ウスバサイシンの葉にも時々立寄る気...ヒメギフ記念日の今日、また逢えてよかったね

  • 春の野はスィーツだらけ

    春の野はスィーツだらけ

    週一の割で野草園を訪ねることにしている。季節のシグナルを感じるため。ただ、この園地は周囲が住宅地にぐるりと囲まれているため、青葉の森と比較して野生の度合いは少し劣るものと推察する。たとえば、ここにはいくらカタクリが咲き誇って、食草のウスバサイシンが生えているとしても、ここには「ヒメギフチョウ」さんはやってこないのではないか。なぜかというと、食草の量が自然の割合からして少なすぎるので卵を産みつけにくいのではないかと思うからである。また、この園地以外の地に巣を設けるハチやアブはこの園地の中の花の匂いを感じるセンサーが住宅地に邪魔されて機能しないので、花の授精を媒介するハチやアブや個体種は限られるのではないか、などの疑念も生じている。ただ、巣をつくらないチョウは、卵を産みつける食草だけ十分にあればこの園地だけで...春の野はスィーツだらけ

  • 古い桜たちには曇り空がよく似合う

    古い桜たちには曇り空がよく似合う

    サクラの開花が告げられて二日、東北大学片平の桜たちは、もうずいぶんと花を開かせていた。ここの花はさまざまな種がありそうだが、いちいち名を言い当てることはできない。ソメイヨシノは少ないようで、サクラの古来種やウバヒガン、シダレなどもう旧制二高時代の明治からだから100年以上の時を生きてきた古参たちだろう。この古参たちは、一世紀もの間、花の下を生きかうさまざまな学生や市民を目撃してきたのだろう。今は、とうにこの世に存在しない者たちの映像を撮りためながら生きてきた老木たち。空一面に咲きはじめた花もさることながら、この花の時季、オイラは、花たちを生かし続ける水脈ともいえる黒く偏屈にくねった太い幹や枝ぶりを下方から眺めるのが好きだ。なにか一株一株に人間的な意思や熱情といったエネルギーを感じて不思議に圧倒されるのであ...古い桜たちには曇り空がよく似合う

  • MY SUMIRE HANDBOOK

    MY SUMIRE HANDBOOK

    あったくなって絶好の自然観察どきだというのに、昨日少し歩きすぎたせいか体調を崩した。ここ数年、パターンは似ている。まず目がチカチカして焦点が定まらない兆候、そのあと右の鼻の奥のあたりに鈍痛を感じ、しばらくして悪寒がしてしばらく寝込む状態にいたる。鎮痛剤か葛根湯のような軽い風邪薬を飲んで、半日も横になれば、何事もなかったかのように回復する。ワンパターンだ。年に数度。悪化するわけでもないし、熱や血圧にも影響がないので、医者に行くとかの心配はしていないが、原因不明なだけすこしは気になっている。昨日、青葉の森にはやくもスミレの花が数株花を咲かせていた。青葉の森だけでもスミレの種類は、10種ほどありそうだが、まだ彼らを分類、仕分ける能力がない。そこで、今年は、出会ったスミレの名前を特定し、写真やスケッチで収集するこ...MYSUMIREHANDBOOK

  • 待ち人来たらず

    待ち人来たらず

    弥生四月に入る。いくぶん風は冷たいけれど、ウインドブレーカー姿では山道を歩いていると少し汗ばむようになった。今週から来週、晴れていれば二日に一度の割合で、太白自然観察の森まで足を延ばし、ヒメギフチョウさんとの出会いを求めることとする。今日は、その場所に足を進める途中、空を切る二種の「うすむらさきいろ」を目撃した。そのうちの一種は、笹の葉にとまってくれたのでルリタテハさん(♂♀不明)と分かった。越冬種なので、もう少し早い時期に出会えると思っていたが、四月になった。いつも感じるのだが、このチョウ、翅裏は枯れ葉色の全くの保護色なので、翅を開いてその美しい瑠璃色の翅表をみせてくれないと誰なのか分からずじまいなのだが、お日様が照ると翅を少し開いてくれるので、そのチャンスを待つしかない。今日のは、ちょっとだけ開いてく...待ち人来たらず

  • さあ、週末から早春のたちが躍動する

    さあ、週末から早春のたちが躍動する

    おとついの低温と降雪を最後に、予報では週末から晴れマークが続き、気温も15度を超える日が続く。サクラの開花はもとより、昨年より遅れていた青葉の森の早春の花や虫たちが示し合わせたように躍動する瞬間のカウントダウンが切られている。昨年、家から一番近い地点と言っていい太白山のふもとの自然観察の森でヒメギフチョウさんに出会ったのは4月3日だった。その時は、カタクリは満開で、かれらが卵を産みつける食草のウスバサイシンの葉もすでに展開していた。青葉の森のカタクリは、昨年より気持ち1週間開花が遅れているので、まだ早いと思ったが、今日はやや気温が低いが、晴れていたので、その自然観察の森の例の場所に行ってみる。やはり、まだまだであった。あの出会い地点のカタクリはやっと葉を展開させたという具合で、ウスバサイシンの葉の気配もな...さあ、週末から早春のたちが躍動する

  • なごり雪・わかれ雪・なみだ雪

    なごり雪・わかれ雪・なみだ雪

    昨日の暖かさはなんだったのだろう。午後から気温が下がって、烈しく雪が降り始めて晩になってもやみそうにない。。昨日開いていたふたもとのカタクリたちはどうしているのだろう。生まれだした羽虫たちも、うまくどこかに隠れて寒さと雪の重さに耐えているだろうか。そういえば、青葉の森にウグイスもたどたどしく囀りだしていた。きょうは、どこかの藪の中で押し黙っているのだろうか。今年は、立春のあとの方が雪が何度か降っていたような。温暖化と言いながら、大方の気象予報士のサクラの開花予想も大幅に外れているようだ。だれも、当てなかったようだ。このAI時代にあっても、いまだ天体の定めには打ち勝てないみたい。なごり雪、別れ雪・・・今年は何度春の雪の降るのをみてつぶやいたことだろう。テレビで「八代亜紀さんのお別れの会」が開かれているニュー...なごり雪・わかれ雪・なみだ雪

  • カタクリ開花宣言?

    カタクリ開花宣言?

    東京のサクラ開花は、当初3月18日ころと予想されていたと思うが、1週間以上遅れているみたいだ。今日の時点でまだ開花宣言はない。当地の予報は3月31日だというが、これも大いに怪しい。たしか、昨年は3月半ばに咲き始めていた青葉の森のカタクリたちも、1週間以上遅れていたようで、今日はあったかなので歩いてみたが、やっと二、三株の開花を確認できた。全体から言うとまだ1%にも満たぬのだから、これをカタクリの開花宣言と言っていいのかわからないが、それでも枯れ葉だらけの林床にピンクの花弁がゆれるさまを見出すと、いよいよ花の季節が始まったなと、感激してしまう。記録したこの二株は寄り添うように生えていて、同じように花弁をそらせているのであるから、7年前に同じ花から放たれた種が育った、いわば兄弟ともいえる株なのだろう。よく見る...カタクリ開花宣言?

  • 春分すぎても風は冷たい野草園を歩く

    春分すぎても風は冷たい野草園を歩く

    温暖化だの四季の喪失だの、なんだかんだと言われる昨今ではあるが、当地は、春分を過ぎてもいまだ寒冷で、今日は最高で9℃、明日は7℃だという。冬季閉鎖されていた野草園が20日に開園したので、少し歩いてくる。風はきりりと冷たく、いまだ早春の風情だ。そんな環境だから、青葉の森のカタクリはおとついの時点でまだツボミ状態だったし、野草園のそれはもっと開花が遅れそうで、やっとちいさな葉が現れ始めたというところか。だが、この園地の暖かそうな草地には、すでに彩りをみせる早春の花たちがいた。雪割草の仲間ミスミソウやスハマソウ、同じキンポウゲ科のフクジュソウやアズマイチゲ、ショウジョウバカマらの草本の花々、ミツマタやダンコウバイら木本の花たちもすでに花盛りだ。いつもの季節にいつもの花がいつもの場所にあるとなんだか安心するが、カ...春分すぎても風は冷たい野草園を歩く

  • 春の山岳展望~「雪形」ウォッチングの旅

    春の山岳展望~「雪形」ウォッチングの旅

    目を閉じれば、昨年の4月に歩いた安曇野や白馬山麓から眺めた白い山々が眼に浮かぶ。昨年は、遠望された山なみのなかから、安曇野の写真家田淵行男さんに教えられ、残雪の山に残された雪や岩の紋章「雪形」のいくつかお目にかかった。ただ山々を眺めるだけではなく、「雪形」を隠し絵を探すように見つける楽しみが増えた。昔は農耕のサインとして需要な役割を担った「雪形」だが、いまは純粋に移りゆく季節に少しの間だけ見せてくれる「神さまのお絵かき」としてそれを楽しもうではないか。昨年は、常念岳の名前のもとになった「常念坊」、鹿島槍ヶ岳で躍動する「シシ(獅子)とツル(鶴)」、白馬本峰から三国境にいたる鞍部の下に現れた白馬岳の名のもとになった「代掻き馬」、などを確認できたが、田淵さんによると安曇野や白馬山麓からの眺めだけでもすくなくとも...春の山岳展望~「雪形」ウォッチングの旅

  • 蝶の季節がやってきて田淵行男さんを慕う

    蝶の季節がやってきて田淵行男さんを慕う

    昨年4月、アルプスの山岳展望を求めて安曇野と白馬山麓を歩いた。安曇野でレンタサイクルし、高山蝶などの生態研究でも知られた写真家の「田淵行男記念館」を訪ねた。小さな記念館だったが、田淵さんの作品や撮影道具、山の道具などがコンパクトながら要領よく展示され、田淵さんの業績や人となりを短時間ながら理解することができた。作品の数々は、事前に図書館から借りれるだけの著作を借りてきて拝見していたので、脳裏にストックしておいたはずだったが、印象がまるで違ったのは、蝶の自筆絵画だった。想像以上に大き絵で、にもかかわらず蝶の鱗毛の本数まで本物の写実かと思うぐらい緻密な色彩画だった。普通、蝶の翅は、広げた際に上から見える「表」が美しく、翅を閉じたときに見える「裏」は地味な色(敵に見つからない保護色か)なのだが、田淵さんの絵はほ...蝶の季節がやってきて田淵行男さんを慕う

  • 3.11の青空の下、それぞれの復活

    3.11の青空の下、それぞれの復活

    3.11から13年目となる日、よく晴れていたので青葉の森を歩く。あの日と違って圧倒的な青空が地上を覆い、三月らしい光が樹々の梢から差し込んで枝々の影を揺らしていた。このところの冷たい風も今日だけは息をひそめていた。それらの光をいっぺんに浴びようとスプリングエフェメラルの代表カタクリさんの葉が南斜面の暖かなところからあちこちと顔を出していた。今年花を咲かして命のリレーを担当する7年生の卒業生を探しながら歩いていたら、いたいた気の早い卒業生が早くもツボミを赤らめていた。明後日から、気温が15度ほどに近づく日々が続くとの予報である。そうすると、こうした気の早い卒業生たちはあと1週間もすると愛らしいピンクの花弁を開かせるのだろう。一匹の羽虫も日向ぼっこをしていたが、どこかに行っちゃった。もう、花たちの開花と併せて...3.11の青空の下、それぞれの復活

  • 黄いろ星から白い星へ、地上の星たちのリレーが始まった

    黄いろ星から白い星へ、地上の星たちのリレーが始まった

    黄色のマンサクから白色のセリバオウレンへ、そしてピンクのカタクリへ、つぎにうす紫のスミレの仲間へと青葉の森の新しい季節のリレーが始まっている。おとついの雪はまだ残っているけど、融けだした雪の間からセリバオウレンの白い妖精が顔をのぞかせはじめた。まだ花びらを完全に開かない花は、まるで眠そうなようすだ。カタクリの葉やタチツボスミレの葉も少し現れた。カタクリは1年生から7年卒業生まで、それぞれであるので、いまやっと地上に出た葉だけでは何年生なのかはまだ分からない。二枚の葉とその間にツボミとなる茎をのばしてくるのが卒業生。あと10日もすれば、卒業生とはっきりわかるようになるであろう。空を見上げると、すこしシジュウカラたちが騒ぎ始めているが、春のさえずりをまだ始めないし、ウグイスの初鳴きもいまのところオイラの耳には...黄いろ星から白い星へ、地上の星たちのリレーが始まった

  • 名残り雪の公園に新しいお客様、いらっしゃい

    名残り雪の公園に新しいお客様、いらっしゃい

    水を含んだ名残りの雪が未明から今朝にかけて少し積もった。昼にはすぐに溶けだしてきたが、昼過ぎの西公園の芝生はまだうっすらとしていた。一昨日のシメさんグループの姿はなかった。どこで何をしているんだろう。公園の若い娘の銅像の足元にハクセキレイがチョコチョコ歩いていた。都会にいても、物おじしない彼らだから、ヒトの銅像なんて意に介さないだろう。たとえ年ごろの娘の像であっても。公園の奥を歩くと、数羽の小鳥が雪の混じった地面をチョコチョコ歩きながらエサを探していた。あの「だるまさん転んだ歩き」のツグミさんたちでないことは、その歩き方や大きさからすぐ分かるし、スズメほどの大きさだが、スズメはチョコチョコとは歩かない、チョンチョンと飛び跳ねて前に進む。望遠レンズで覗くと・・・・・地味な色合いといい、白い眉といいセキレイ科...名残り雪の公園に新しいお客様、いらっしゃい

  • 足踏み中の春に冬鳥たちに会いに行く

    足踏み中の春に冬鳥たちに会いに行く

    二十四節気の「啓蟄」の日。昼も気温が10度に満たぬ寒い日が続く。ウグイスもまだ耳にしていない。青葉の森にも10日ばかりご無沙汰である。今夜から明朝にかけて雪だという。今年のなごり雪はまだ先か。週間予報によると、来週になると暖かい日が続くらしい。足踏み中の春も一気に押し寄せるのだろうか。日曜日に、またシメ君たちに会いたくなって西公園に出かけたが、人出が多いためかどこかに移動したのか、姿が見えなかった。代わりに行ってといっては失礼だが、松の木の上で小さな「ヒガラ」くん/さんを見つけた。ヒガラは雌雄同色なのでヒガラくん/さんと呼ぼう。大好きなシジュウカラの仲間のいわゆる「カラ系」の小鳥であるが、普段はもっと標高のある山地や亜高山帯で過ごすらしく、青葉の森程度ではほとんど出くわさない。ただし、冬の間は平地林や公園...足踏み中の春に冬鳥たちに会いに行く

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