一採一食の湯治場の夕餉
自炊部と名付けられた湯治場には、基本、お米(電子レンジのあるところはパックご飯)、パスタ、蕎麦やうどんの乾麺、各種調味料やバター、ごま油などのオイル類、タンパク源に卵と納豆、あとはお気に入りの漬物だけ持参して、メインとなるおかずは、春ならば山菜、秋ならばキノコなどをその日のうちに採取してきて、その日のうちにバスタなどに添えることを、このところの原理原則としている。このような食の形式、つまり山菜、キノコは保存するほど多くを採らず、ほんの少しだけ採って、その日のうちにいただく行動様式を「一採一食」と命名したい。今日も、雨があがった昼に宿を出て、午後の3時には宿に戻り、採ったきた少しのキノコを虫出しのため塩水に漬けるなど下処理をして、「キノコペペロンチーニ」にしていだいた。初めて出会ったチャナメツムダケやハナビ...一採一食の湯治場の夕餉
2024/10/31 03:06