漢方の体系だった考え方と奥深さに触れて、自分でも生活に取り入れてみようと思い、折角ならブログにしてみようと始めました。 薬膳食材や日常の養生などをゆっくり綴っていきますので、皆様どうぞよろしくです。
今日は完全プライベートの話題なので 中医学も漢方もアロマもでてきません。 ご興味のない方はスルーしてくださいね! さて今週末、家族の付き添いで 人生初✨大阪に一泊二日で行ってきました。 大阪を超えて、 京都や神戸、四国、中国、九州は博多、別府などは 何度か行ったことがあったのですが、この年で初めての大阪来訪、、、 生まれてから東京を離れた事が無かったとはいえ、 自分で文字に書いていてびっくりしています笑 子供のお供だったので、 あっちのお店に行きたい、こっちの会場に行かなくちゃと 難波を拠点に京セラドームや心斎橋、梅田、日本橋、ミナミなど 1日2万歩歩き倒しました~。 そこで、自分のバターサン…
冬休み、お正月休みも明け、そろそろ通常モードに切り替わる時ですね。 お正月休み、外は寒いので、 日ごろ時間がなくて見られない配信映画やドラマを見た方も多いのでは?? そうすると、続きが気になってついつい夜更かし、、、なんてことも。 そういう私も、娘がTickTockで見つけてきた Netflixの「ストレンジャーシングス」に親子でドはまりしてしまい💦 時間があると、ついつい続きが気になり見てしまっています。 もう少しでシーズン3が見終わるので、 シーズン5の配信を心待ちにしている所です笑 配信は見ている時は楽しいけれど、次の日の目の疲れが気になりますよね。 そんな時におすすめなのが、アロマで自…
【癸卯(みずのと「う」)2023年今年もよろしくお願いします】
新しい年2023年初めての投稿となります。 昨年は様々な方にお世話になりました。 また、つたないブログの投稿を沢山の方に見て頂き心より感謝いたします。 今年もより一層目に留まる、 楽しく役立つ記事を作成していきたいと思っていますので どうぞよろしくお願いします! さて、2023年は卯年、うさぎは「跳ねる」意味から、 飛躍、向上の象徴。 転じて、昨年は大荒れだった日本の景気ですが、 これからの景気回復も期待されているそうです。 別の視点でいうと干支は12年と言われていますが、 実は 十干(じっかん)と十二支を組み合わせの60年周期で見る方法があります。 その周期で行くと、2023年は「癸卯(みず…
昨日は冬至でしたね。 皆さまカボチャを食べたり、ゆず湯に入られましたか? 日本では、 だいこん、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、うどん など、最後に「(う)ん」がつく縁起の良い食べ物を食べる風習があります。 我が家もカボチャと豚肉の煮物、デザートにカボチャ白玉with小豆の甘煮を食べました。 冬至は、中医学的には1年で一番「陰」が高まる日。 中医学の「病因(病気の原因)」の1つは、 陰陽のバランスが崩れてしまう事にありますので、 カラダの中のエネルギーの元である「腎」を労わってあげる事が大切。 手っ取り早い方法としては、「黒いもの」やキノコ類、牡蠣、アワビなどが気にして食べてみると良い…
五味子(ごみし)というドライフルーツをご存じですか? マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を乾燥したもので、 韓国料理がお好きな人は「五味子茶(オミジャちゃ)」でお馴染みかもしれません。 その五味子、実は冬にぴったりの生薬なのです。 五味子はからだの「陰液」が漏れ出ないように守ってくれる効果があり、 冬で乾燥するカラダの「潤い」を守ってくれる女性の強い味方なのです! また、五味子は5つの味(酸、辛、甘、辛、鹹)を持つ珍しい生薬で、 更に五臓(肝、心、脾、肺、腎)の機能も調和させる働きも持っているので、 薬膳的にもバランスの取れたとっても優秀な材料なんです! そこで薬膳でのおススメは「五味子酢」(…
板蘭根(ばんらんこん)ってご存じですか? 2003年、中国でSARSが蔓延した際 「抗ウィルス薬」の生薬として認知され 2020年のパンデミックでも、 コロナウィルスへの抗ウィルス効果が期待され、 一時は品薄状態が続いていたという話もあります。 板蘭根はアブラナ科の 「ホソバタイセイ」という植物の根で、 カラダの熱を冷まし、解毒作用があります。 故に、体内にウィルスが入っていしまったら *ウィルスを殺菌してくれる *ウィルスにより発熱した体内の「熱」をさましてくれる ため、コロナウィルスにも効果があります。 そんな板蘭根、日本ではよくお茶で販売されています。 お味は、「トウモロコシのひげ茶」の…
ちょっとお久しぶりの投稿になりました。 12月に入り一気に冬の様相になりました。 そんな時期には温かいお鍋やスープが飲みたくなりますね。 キムチ鍋やクリームシチューも美味しいですが、 是非薬膳スープにもトライしてみて下さい。 材料は8種 鶏肉、白菜の芯、干し貝柱、干しアワビ、クコの実、 ハスの実、ゆり根、竜眼 ※鶏肉は下ゆでをして臭みを取ってから使います 後は水からすべての材料を1日目3H以上+2日目2H煮込むだけ。 私の感覚ですと、臭み取りにネギや生姜を入れがちですが ネギはスープが濁るので今回は使用しません。 味付けは塩味のみですが、 びっくりするほど滋味深いスープが出来上がります。 この…
"> 心因性腰痛をご存じですか? "> 痛みの原因が分からず、 疲れている時などに出やすい腰痛のこと、思い当たる方も多いかもしれません。 自律神経の乱れが原因といわれていて、 併せて不眠や動悸、呼吸が浅くなるなどの症状が伴い、特効薬が無いとも言われています。 リラックスする状態の副交感神経は、 40代を境に年々減少しますので、自律神経の乱れが要因の腰痛が増えるのも納得ですね。 そんな自律神経の乱れによる腰痛は、 自分の周りのストレスに起因する事が多く、いわゆる現代病に位置付けられます。そして、心因性ですので残念ながら湿布や整体では治りません。 でも、逆に言えば 今までの腰痛の対策の枠に収まらな…
薬膳友が勧めていた 加島祥造著『タオ 老子』を一読。 紀元前の中国の思想家「老子」は道教の教祖と言われ、 「人間も宇宙の一部、天地自然の一部としてこの世に生み出されたもの」 という思想は中医学にも大きな影響を与えています。 シンプルで、肩の力を抜いていいんだと思えるフレーズは、 中医学を学ぶものだけではなく現代人の心に刺さるはずです! 全ては「バランス」、それは宇宙~人間の内側まで全て。 中を整えるにはまず「食べる」事が大切! なんてシンプル! 中医学のエッセンスを取り入れた、 日常に使える「薬膳」を 取り入れ、先ずは毎日のお腹をヘルシーに満たしましょう。 『タオ 老子』より だから道(タオ)…
すっかり秋になりましたね🍁🍁 先日カボチャの煮物を作りましたが、(最後にクコの実を入れて一煮立ちさせると途端に薬膳献立になります、おススメ!) みりんとお醤油を少々いれただけですが、ほくほく甘~く美味しかったです。 季節の食べ物はやっぱりいいですね♪ さて、今日は薬膳と和食の話。 日本人なら馴染みのある和食、海外に行くと急に食べたくなりますよね。 それは薬膳的に考えても理由があります。 何故かと言うと、一食で五味五性が満遍なく取れるから 五味五性ってなに??と思った方 五味五性とは、食材の「味」と「性質」を5つに表したもの、 五味五性を満遍なく取り入れ、バランスの良い食事を考える事が薬膳の基本…
朝晩寒くなり、指先や足先が冷える時期になりましたね 以前の記事で 「なんとなくの不調=不定愁訴」について何度か取り上げています。 不定愁訴には漢方も効果がありますが、 実はアロマテラピーはより効果が期待できるのです! アロマテラピーは精神面、肉体面両方のアプローチができ、 不定愁訴の気持ちの面、体の辛い症状の両面の効果が期待できる 補完代替医療「メディカルアロマ」として注目されてきています。 更に、、、 日常のちょっとした不調だけではなく、 緩和医療の効果も期待でき、 実際の医療現場の看護師の方、特に訪問医療看護師の方々の3割の方が実際の現場で活用されているそうですよ。 利用方法は、 我々が使…
大分涼しくなり、秋も深まってきましたね。 今回は漢方でもアロマでもなく、紅茶のお話し。 最近「和紅茶」というワードを聞いたことがある方はいらっしいますか? 紅茶と言えば、王様ダージリン(インド)、ヌワラエリア(スリランカ)などが有名ですが、緑茶の木と紅茶の木は実は同じカメリア科の「チャノキ」なので、日本でも沢山の茶園が紅茶を作っています。 お茶所の静岡はもちろんのこと、お茶で有名な福岡八女、茨城猿島など素敵な「茶師(ちゃし)」の方が精魂込めてお茶を作られています。 10月は紅茶のイベントが多く開催されますので、イベントで「和紅茶」に出会ったり、カフェで和紅茶に遭遇したら是非飲んでみて下さい。 …
【葛根湯と麻黄湯どちらを使う⁉】 本日会社の人から、「葛根湯と麻黄湯、どちらを使ったらいいの??」と素朴な質問を受けたので 連続投稿になりますが、こちらで回答してみようと思います。 皆さんだったら、どちらを使いますか?? 「葛根湯の方がメジャーだから葛根湯! 」 「麻黄湯は感染症に良いときいているので、ウィルスには麻黄湯でしょ」 など、色々な考え方がありますよね。 でも、もっとシンプルな区別の方法があるのです! それは「発汗」 汗をかいているか、かいていないかを1つの目安にしてみて下さい。 発汗していれば 葛根湯 発汗していなければ 麻黄湯 葛根湯に配合されている「葛の根」が カラダの表面の熱…
突然ですが 飲み過ぎてしまった次の日 カラダが重かったり、頭が痛かったり、 胃がひっくり返ったようで食欲が無い などの不調は、誰でも1度は経験されているでしょうか? 私はお酒の雰囲気が好きなので 集まりでは、楽しくなってついつい飲みすぎてしまい(笑) そんな不調を何度も経験していますが、、、 そんな時「胃の痛い所を直接触って、治したい!」など 思ったことは1度や2度ではありません 通常、内臓は手で触れられないのですが、 実は間接的になら、働きかけができる方法があります それが「経絡(けいらく)」です。 「経絡」とは漢方の「気・血・水(き・けつ・すい)」のうち 「気」が通る路のこと 経絡には 縦…
最近、60年以上陰陽に基づく食生活を実践し伝えられてきた、 大森一慧さんの著書を拝読する機会があり、 「マクロビオティックと薬膳の違いってなんだろう??」と考えていたので、 記事にしてみようと思います。 マクロビオティックは、日本の自然食のルーツで、 「陰陽バランスを考えた長寿食」というような意味で使われることが多いようですが、 ルーツは明治の食養医の石塚左玄さんが提唱した 「陰=カリウム、陽=ナトリウムの調和が肉体と精神の健康につながる」という理論、 そちらを元に、中国の陰陽論を栄養学的に結び付けた考え方のようです。 余談ですが、やがてその理論はアメリカに渡り、 日本食ブームの火付け役になっ…
少しずつ秋めいてきましたね 会社帰り、虫の音を聞くのがちょっとした癒しになっています 皆さま「不定愁訴(ふていしゅうそ)」ってご存じですか 「原因がはっきりわからないけれど、なんとなく体調が悪い」といった状態で、 病院で診察・検査を受けても特に異常が見当たらない不調のことを言います。 現代日本人の3割もの人が該当すると言われており 日本の20代以上の方が7420万人とすると、3割の方なので、 なんと2226万人の方が該当する計算(書いていて私もびっくり) 不定愁訴の症状には、 カラダのだるさ、頭痛、冷え、便秘、めまい、むくみなど、全身にあらわれる身体的な不調と、 わけもなくイライラする、気分が…
今日から9月ですね 二十四節気、暦の上では 8/8頃~立秋(りっしゅう)、秋の始まりを皮切りに 8/23頃~処暑(しょしょ) 朝夕が涼しくなる台風シーズン 9/8頃~白露(はくろ) 空が高くなり、人も馬も肥ゆる秋(笑) 9/23頃~秋分 秋のお彼岸、秋の夜長 と、一月(ひとつき)半で秋が徐々に深まっていきます。 暦に従い、我々もそろそろ体を秋仕様に変えていきましょう。 秋の養生では *夏の暑さでダメージを受けた体を癒して体力を回復 *来るべき厳しい冬を越す準備をする この2つを目的とします。 特に気を付けたいのが「冷え」と「乾燥」 活動的な春夏の陽気(陽)から、落ち着いた秋冬の陰気(陰)に移り…
昨日8/23は、二十四節気※の処暑(しょしょ)でした。 処暑とは、、、暑さが一段落して、朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の風を感じられる時期となります。 それでもまだまだ残暑は続くので、食中毒にも注意が必要な時期ですね。 さて、今日は薬膳ではどんな食材を使えばいいの??という ご質問があったので、こちらの投稿でも書いていきたいと思います。 「普通にスーパーで売っている野菜やお肉、魚、果物をお使いください」というのが回答。 「なぁんだ、薬膳って特別ではないんだな、、、」と思っていただければ幸いです! しかぁし、ここからが大切。 素材はスーパーで売っているもので良いですが、 調味料はかなりシンプルでお…
気になるタイトルは自戒の念を込めています笑 夏休み、 外に出たいけど暑くて出る気にならない、家族の集まりで毎日いつも以上に食べてしまう、日頃頑張っているので、長い休みはだらけてしまった・・・・・・などなど、 夏休み前よりカラダが重くなった方いらっしいませんか? 食べた後のメンテナンスは思った以上に時間がかかるもの。 もちろん食事制限でも整えられますが、出来れば効率的に減少させたり、整えたい。 そんな時はやはり腸内環境を見直してみましょう。 人間のカラダは、生命維持の優先順位が一番高いので、体内の排出、デトックス機能は 消化機能より優先順位は低くなります。 そうなると、消化機能を効率化する=腸内…
今日は祝日山の日⛰ 本日からお盆休みの方いらっしゃいますか? 今年は3年ぶりの行動制限が無い夏休みなので、 ご家族やご友人、大切な人と旅行に行かれる方も多いのでしょうか?? 旅行から帰ると、疲れがどっと出たり のどが痛くなったり 風邪の初期症状が出る事ありませんか? そんな時、 「風邪の引き始めに飲むと効果がある」葛根湯を飲まれるでしょ うか? 風邪の諸症状に効果のある漢方薬は沢山あるのですが、 実はその中の有名な処方は、 実は昔の「流行り病(はやりやまい)」 今でいう「感染症」に対する処方が、現代にも使われているのです 例えば葛根湯。 「漢」の時代(BC206年~8年)、発熱が続く流行り病で…
連日の30℃越えに比べ、 今日は気温が少し下がりカラダがほっとしていますね。 今日、8月4日は土用の丑の日 「鰻を食べる」という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか? 土用の丑の日に鰻を食べ始めたのは、 実は江戸時代から。 冬の方が脂がのり美味しいため、夏には人気が無い鰻 困った鰻屋さんが、江戸時代の発明家、平賀源内に相談したところ、 ゲン担ぎが好きな江戸っ子に向けて 「丑の日(うしのひ)だから『う』のつく鰻を食べると縁起がいい」 と今でいうキャッチコピーを付けて売ったのが、 土用の丑の日に鰻を食べる始まり きっとご存じの方も多いと思います。 薬膳では、 鰻は元気の素「気を補う」役割があり…
冒頭ですが、最近聞いて驚いた話 若い女子の間では、 顔から出る汗「顔汗(かおあせ)」を抑え、 その代わり体の他の部位から汗を出す「顔に塗るパウダー」が流行っているそう。 制汗作用のある「酸化アルミニウム」入りのパウダーが 顔の汗腺を塞ぎ小さくして、汗を抑制する仕組みだそうで そうかぁ、「かおあせ」とよむのね~と感心するとともに 個人的に顔の「汗腺」を塞いで大丈夫なの?と心配になりますが 「顔汗」かいて恥ずかしい思いするよりいいそうです う~ん、汗をかくという人間の生理機能が恥ずかしいのかぁ と色々考えさせられました。 汗の制御は「気」や「血」の乱れに関係するので、 気になる方は是非ご相談くださ…
今日も30度越え、暑いですね 早く夏休みにならないかな~切望してます笑 そんな暑い夏を乗り切るには こまめな水分補給と、 紫外線対策と疲労回復に効果のある『ピーマン』を食べて夏を乗り切りましょう 茹でると青臭さが消えて、ウチの娘もなんとか食べます さて、本日は前回の「顔のお疲れタイプ」の2回目 自分の顔の変化でどんなトラブルがあるかを見分けるには どんなところをチェックすればよいでしょうか? 3つ目は 鼻筋から目頭にかけて、こめかみなどにシミができていたら、膵臓がお疲れ気味の様子。 甘いものを取り過ぎているサインです。 膵臓は糖分代謝だけではなく、油の代謝にも関わっているので、 お砂糖、動物性…
昨日は雨で少し涼しかったですね。 毎日の気候の変化、暑さや日差しで何だか今日の顔冴えないな~、 と思われている女性の方結構多いのではないですか? 漢方の視点で考えると、梅雨でエネルギー精製が落ち、 そのまま日差しの強い夏に入るこの時期には 胃腸や肌に不調を抱える方が増える傾向にあります。 そんな時、自分の顔の変化でどんなトラブルがあるのかを見分ける方法があるのです! 例えば、、 眉間や目尻のシワは油分や肉を摂りすぎている 目の下のたるみは塩分やカフェインの摂り過ぎのサイン そのサインも実は体の中の臓器に関係しているのです。 眉間のシワは肝臓がお疲れ気味の様子。 最近イライラする事や、重要な仕事…
ちょっとびっくりするタイトルで驚かせてしまいましたね💦 漢方の症例に肝臓が燃えるいう(意訳)名前の症状があり 私も初めて見た時にびっくりしたので、ブログに書いてみようと思います。 私事ですが、薬膳の学校の卒業テスト(実技)が9月に行われる予定で、今はその準備でグループで毎週のようにLINE電話でディスカッションを行っています。 卒業試験は具体的な症状を見て、その方の症状を推測し、その症状に合ったレシピを考えます。 そう、だから症状を推測するのがとっても大切!! その中で、「肝火上炎(かんかじょうえん)」という症状名があるのです。 どんなものかというと、 肝臓の熱が過剰になり、肝臓と胆蔵の経絡(…
毎日猛暑ですね。 暑さにカラダを慣らすのが大変ですが、 今日は、暑い夏を乗り切るおススメの食材についてご紹介したいと思います。 突然ですが、ここでクイズです! 夏を乗り切る食材で、皆さんは何を思い浮かべますか? ヒントは「日本に古くから根付いている食材」です。 シンキングタイム、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 答えは「梅の実」です!! 「1日一粒医者いらず」(梅を1日1粒食べると良い)という言葉もあるように、 梅は実はスーパーフードと言える色々な効能があるのです。 例え…
健康ジプシーを卒業しませんか?? インターネットが普及して、健康情報が巷にあふれていますよね、 テレビでも有名人がドッグを受け、有名病院の先生から病気を指摘され健康になるためのアドバイスを貰っていて、自分も何かやらなくてはと思い何となく焦りを覚えていませんか? 雑誌でもテレビでも健康情報を発信していて、納豆がいいのか、ヨーグルトがいいのか、バナナがいいのか、リンゴがいいのか、、、なんだか情報とモノに振り回されているような気がしませんか? カラダの不調は、カラダからのサインです。 疲れやゆがみ、小さな症状が常習化し気が付かずに限界まで来て「病気」を発症します。 病気になる前に、自分のカラダの声に…
勝手にシリーズ化、 「クヨクヨタイプ」「イライラタイプ」の2つをご紹介してきましたが、ラストは「血が足りないタイプ」です。 カラダの血が足りないため、頭(脳)への血の巡りが悪くなってしまい自律神経の乱れが起こります。 その場合は「抑肝散」を試してみましょう。 漢方はバランスを整える医学です。 カラダが陰陽どちらに傾いているかにより、使用する生薬や漢方薬が分かれるのですが、抑肝散はどちらのタイプにも使用できるという特徴があります。 子供のかんしゃくの処方にも使われていたので、イライラや怒りの鎮静、緊張をほぐす効果があります。 血が足りない原因は、肝臓、胃、心臓など色々な 要因が考えられますので、…
勝手にシリーズ「自律神経を整える方法」4回目です。 自律神経が乱れている場合、漢方では3つのタイプで考え、その1つ「クヨクヨタイプ」について③で記載しました。 本日は2つ目のタイプ「イライラタイプ」に効果のある漢方薬をご紹介します。 イライラタイプは、漢方ではカラダに熱がこもっていると考えます、のどの渇きやのぼせたような感覚、目の充血などが体のサイン。 その場合は「黄連解毒湯」を試してみてください。 中に入っている黄芩(コガネバナの根)や黄柏(ミカン科の木肌)が体の熱を冷ましてくれます。 黄連解毒湯は、同じく体に熱がこもるため、寝られなくなったり、食べ過ぎたりする方にも処方されます。 カラダの…
昨日関東は梅雨入りをしました、除湿機だけでなく体のための梅雨対策、カラダの水分を排出しやすくする、ハトムギ(お茶など)やソラマメを積極的にとるなど心掛けてくださいね! さて、今日は久しぶりに二十四節気について。 二十四節気は昔の暦で農作業の目安でしたね。 二十四節気では、6/6から「芒種」種まきをする節目の時期がスタートしました。 「農作業の話だから現代人には関係ないわ」と思われるかもしれませんが、、いえいえそうではありません。 人間も自然の一部、種は種でも「学びの種まき」ととらえると、身近になりますよね。 6月は資格試験なども行われる時期、自分の「種まき」をしてみると秋の収穫時期に何かの成果…
自律神経を整える方法、勝手にシリーズ化第三弾です(笑) ツボ、ハーブ(アロマ)と続きましたので、今回は漢方の視点から考えてみましょう。 漢方的に自律神経の乱れは3つのタイプで考えます。 そのうちの1つ、クヨクヨ色々考えてしまったり、女性であれば月経が遅れたり、重かったりする場合は「気の流れ」が滞っている状態と考えます。 その場合は「加味逍遙散」を試してみましょう。 ストレスによる落ち込みや、ホットフラッシュにも効果があるため、更年期症状の改善にも処方されることが多いです。 漢方はその人の症状やタイプにより、処方する漢方薬や生薬をカスタマイズします。 残りの2つのタイプは後日の記事にしますが、 …
前回の自律神経を整える方法の記事が、なかなか好評でしたので、 ちょっとシリーズにしてみます笑 自律神経は睡眠の質にも関係します。 そんな時は不眠の特効薬と言われる 「バレリアン」というハーブを試してみませんか? 人間の体内時計は生活リズムが乱れると遅れがちになり、 体内時計が遅れると、自律神経が乱れる大きな原因となります。 バレリアンはそんな体内時計を前に進めてくれる、 現代人にとってはとってもありがたいハーブ。 森林浴と同じ効果もあり、緊張も和らげてくれるので、 試験や会議前夜の高ぶった気持ちもほぐしてくれます。 子供にも良いですね。 入眠前にシダーウッドやユーカリと一緒にお部屋に香らせてみ…
自律神経を整えると言われても、何をすればよいの?と思いますよね。 最近では「寝る前はスマホのブルーライトを見ない」「寝る前のストレッチ」「早起きをして朝日を浴びる」など、様々にメディアから情報発信されています。が、それを全て読んで自分で選ぶ、その行為をすることに何となくストレスを感じて自律神経が乱れてしまいそうです笑 それよりももっと簡単な方法があります、 「ツボ」を押す事、しかも手のひらにあるので朝夕、場所を問わず、立っていても座っていても押せる!それを活用しない手はないですよね。 自律神経を整えるツボの1つ「労宮」は、手をグーの形に丸めて 中指があたる場所、押してみると鈍痛がある場所です。…
突然ですが、漢方というとどのようなイメージを持っていますか? 中国の医学、苦い薬を煮出して飲む、煎じた時の匂いが独特、 漢方薬で有名な〇ムラ(会社名)などでしょうか? 最近ではドラッグストアで漢方薬を見かける事が多くなり、 風邪の引き始めには葛根湯を選ばれる方もいらっしゃいます。 実は漢方とは、 奈良時代に中国から渡ってきた医学(中医学)を 日本の風土や気候、日本人の体質に併せゆるやかに進化をした 「日本の伝統医学」だったのです! 江戸時代までは「日本の医療=漢方」「医者=漢方医」でした。 中国の伝統医学は「中医学」と言って、漢方と明確に区別をします。 そのため、漢方薬の元になる「生薬」は日本…
ツンデレ娘ちゃんから嬉しいお花を貰いました❤️ 人の気持ちが分かる優しい女の子に成長してくれて本当に嬉しい、ありがとう😊 感謝感謝✨
こんにちは、漢方養生指導士の五十嵐です。 今年のGWは、長い方では10連休でしたが、皆様楽しく過ごされたこととと思います。 GW中も天候が定まりませんでしたが、 暦の上では「立夏」もう夏がスタートしています。 と、いつもいつも漢方や二十四節気のお話しなので 今日は気分を換えて、アロマとお香のお話です。 突然ですが「フランキンセンス」というアロマはご存じですか? 別名「オリバナム」、キリスト教の儀式でつかわれるほど高貴な香りと言われています。 また、「若返りのオイル」と呼ばれ、皮膚のシワや乾燥対策に優れた効果を発揮するアンチエイジング効果の高いオイルです。 日本には「お香」の文化がありますが、実…
こんにちは、漢方養生指導士の五十嵐です。 5月は穏やかで温かく気持ちのよい日が多いのですが、紫外線も1年で一番降りそそぐ季節です💦 紫外線と言えば近年オゾン層問題もあり、女性も(男性も)紫外線によるシミやそばかすが気になりますよね。 中医学的に言えば、シミやそばかすはカラダの中の血が滞っている状態「瘀血(おけつ)」の対策をします。血といっても、いわゆる「血液」だけを指すのではなく、カラダを構成する、骨、皮膚、血管などは「血」を元に作られると考え、皮膚の乾燥や骨粗しょう症の原因となります。また、血の流れで体内の不要なものを排出しますので、血が滞ると貯めこむ体質となってしまい、冷えや頭痛、シミそば…
漢方養生指導士の五十嵐です。 最近雨の日が多かったですね、それもそのはず4/20~二十四節気の「穀雨」に入り、春の雨が降りやすい時期だったのです。 穀雨は植物の成長を育むことからこの名前がついたそう。 藤の花も咲き始める時期で、丁度会社の藤も綺麗に咲いています。 昔の人はこの時期になると、暖房器具を片したそうですので、 我が家もそろそろ動き始めようと決心しました 穀雨では「おから」を食べる習慣があったとか、 「おから」には「脾(ひ)」=胃の機能を高める効能があるいので、これから湿気が増え胃腸の調子が悪くなる前に食べるにはぴったりの食材ですね。 抵糖質、高たんぱく、食物繊維も豊富なので腸にも良い…
昨日、今日と急に冷え込みましたが、最近は気候が良くなり夏日になる日もでてきましたね。 暖かくなると大気中の水分が増え、お肌は潤うのですが夕方になると足のむくみが気になってきませんか? 足のむくみは、漢方では水分代謝異常ととらえる「腎」の問題と消化が上手くいっていない「脾」の問題と、原因を2パターン考えます。 また、それ以外でも実は「便秘」も大きな原因と言われています。 腸には、便に含まれる水分を吸収する働きがありますが、便秘になると腸内に便が溜まり、その水分を吸収し続けてしまい、その 水分が溜まってむくむことが考えられます。 加えて腸がむくむと血行が悪くなり、腸のぜん動運動が弱まるため、さらに…
4/2(土)に文京区にて「漢方とアロマを楽しむ会」の講習会を開催いたしました。 7名の参加者の皆様に 漢方、ツボとマッサージ方法、アロマのワークショップ と3部構成でお伝えさせて頂きました。 漢方の簡単な体質チェックも出来るので、タイプの解説やおすすめの食材について、とても熱心にお聞きいただきました、ありがとうございます。 会終了後のアンケートでは、 嬉しいことに、皆様から「分かりやすかった」「もっと学びたい」とのお声を頂き感激です。 新年度前のお忙しい休日にお集まりいただき、ワークショップで作成したアロマスプレーも「早速使っています!」と嬉しいコメントをいただいたりと感謝感謝の1日でした。 …
ブログの更新が不定期となりすみません💦 会社の近くの親水公園の桜並木が満開になりました。 桜の立ち姿を見ていると日本人で良かったな~と心から思えます。 さくらの代名詞である「ソメイヨシノ」は江戸時代末期に、ソメイ村の造園師が、オオシマザクラとエドヒガンザクラを交配して つくったものだそうです。 最初は淡いピンクで、満開になるにつれ白くなっていく花弁、 色合いの移り変わりを楽しみながらお散歩するのも良いですね。 4/2に開催される、漢方とアロマの講習会の準備で忙しいですが、 さくらの写真で一息入れています。 この情勢でも、皆さんリアルで講習会を受けたいです!と言っていただける事本当に嬉しくて、思…
ご報告が大変遅くなりましたが、無事に今年2021/8月に漢方養生指導士の資格取得が出来ました!漢方スタイリストなんていう名称でお仕事ができます。 何故8月から3か月も経ってのご報告となってしまったかというと、、、 講習会の企画をしていたから~ その名も(だかだかだかだか~←効果音笑) 「漢方入門~ネイルオイルを作ろう」 ドテラのアロマの勉強もしているので、漢方とアロマの合わせ技講座です♪ 漢方の座学は「気、血、水」について。 でも座っているだけだとちょっぴり眠くなってしまいますよね、ドテラの純正オイルでネイルオイルを作り、ツボを意識したマッサージをします。 マッサージ前後の手のひらの色を比べる…
こんにちは! 大分投稿が出来ておらずごめんなさい。 秋の夜長、皆様どのようにお過ごしですか? 気候が気持ちよくなり、ついついNetflixや読書で夜更かししてしまう事ありませんか? 余談ですが、、中二の娘は、先日試験が終わり、配信、YouTube三昧で夜更かししまくっていて、親としてはちょっと困ったな~と頭を悩ませています。 眠れない時に食べる食材は 蓮の実やゆり根などが良いと言われています。 また、眠るのにも体力がいるので、寝る前にはちみつをなめるとよく眠れることもあります。特に体力が低下しているお年を召した方にはおススメの方法です。 また、皆さんご存じのカモミールティーやミントティーも不眠…
今週のお題「一気読みした漫画」で思い出すのは、やっぱり「NARUTO」。 第一子出産時、そのころ「産後ウツ」なんて言葉もなく、 産院を退院して、実家に帰宅したその日、 旦那が待ってましたとばかりに夜の外出をしてしまい、 こちとら「母乳がでない~」「寝ない~」と落ち込みながら ミルクを作ってはおむつを換えて、、、の繰り返しに 気が狂いそうになった時。 友達からいらない漫画をもらったのが「NARUTO」 勇気をもらったもんね、涙流したもんね 続き気になって、子供の授乳しながら読んでいたもんね。 漫画って人生の教科書になりうることを実感した漫画でした。
8月からスタートを予定している、漢方のお茶会で出そうと考えている 薬膳スイーツの試作品を作ってみました。 「黒ゴマ豆腐」です、写真がいまいちですので、もっとオシャレにする予定ですが😁 黒ゴマと葛粉を同量使用するので、とっても濃厚プルプルな初夏にぴったりの スイーツです。 黒練りゴマを使うので、作り方はとっても簡単、 冷やす時間を除けば20分でできちゃいます。 お豆腐の上には、スライスしたナツメときな粉をかけていますが 黒蜜をかけても美味しいです。 黒ゴマには、肝(肝臓)、腎(腎臓)の働きをうながし、血や生命力を養う作用がありアンチエイジングや滋養強壮に効果がある!まさにミドルエイジ世代にぴった…
題名の漢方の資格試験日が近づいています、 こんかいは基礎から一歩進んだ、疾患別漢方論〜症状別の対応方法が試験に出ます。 胃痛には、その人の体のタイプ⇨漢方では「証」と言います により、選ぶ漢方薬が違ってくる為 臓器と陰陽、気血水など、いろいろな面からタイプを推測し、 適した漢方薬を選びます。 と言うことは! タイプが症状で10あるとしたら、同数の漢方薬を覚える必要があるのです! たらり💧只今必死にカキカキしながら覚えてます😓 後もうふた頑張り、頑張ります❣️
頼んでいた薬膳の食材が届きました! 八角 生薬名を大茴香 洋名スターアニス。 中華スパイスの五香粉にも使われています。 形が星のようで可愛いです。 開けると、あ〜スパイシーないい香り。 体を温めて痛みを解消する作用があります。 漢方茶にも入れて楽しみたいと思います(^^)
今日からブログを始めます、 あーどきどきする。 今時の発信をすることに慣れていない40代ですが 少しでも今学んでいる漢方の知識や、薬膳の情報が 誰かの役に立てればいいな~と思い 始めてみます。 写真だけの日もあるかもしれませんが 頑張りますね。 つたない文章ですが、 よかったら、読んでみてください。 これからよろしくお願いします!
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