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タイバンコクで安心の本場ムエタイ体験 https://ingramgym.com/news

【2002年バンコクで開業】長年運営の安心感、未経験者・初心者・女性・子供のご参加大歓迎です。プロのムエタイ選手が所属する有名ジムでのムエタイ1日体験プログラム。ムエタイ用品製作も承ります。

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2021/03/20

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  • ONE F.F.100+101 ONE 172など…

    3月14日のONE Friday  Fights100に重森 陽太選手、3月21日のONE Friday  Fights101に柿﨑 瑠選手と2週に渡りアレンジしましたが、残念ながら両選手ともに判定負けとなりました。 21日の柿﨑選手の試合に関しては、判定に納得できない部分がありました。2-1のスプリットデシジョンでしたが、1ラウンド優勢、3ラウンドは圧倒と勝ちを確信しましたが、負けにされてしまいました。 動画を見直しましたが、いまだに納得できません。SNS上の動画コメントでも”日本人が勝った”と英語コメントがあったりと他の方々からも判定に疑問を呈する声が上がっています。 2日後の3月23日には日本の埼玉スーパーアリーナにてONEのビッグマッチが開催される事情からか、21日のジャッジ陣に見慣れない顔ぶれがあったので、ちゃんとジャッジしてもらえるのかな…⁉︎と不安材料が試合前からありました。 悪い予感があたってしまったのですが… 柿﨑選手は10戦10勝の無敗でしたので、このような不可解な判定で初黒星がついてしまったことが残念でなりません。度々ONEでの判定で、んん…⁉︎と感じる試合も今まであった為に、判定基準を各ジャッジ陣に徹底してもらいたいですね。ONEでは試合2日前に判定基準などのルールミーティングが出場選手参加のもとで実施されますが、必ずしも説明通りにジャッジメントされているかというと、疑問を持ってしまうのが正直なところです。   ▪️2025年3月14日 ONE Friday Fights 100 ⚫︎重森 陽太(クロスポイント吉祥寺)🇯🇵 🆚 140lbs 0-3判定 ⚪︎アリ・コユンチュ🇹🇷   ▪️2025年3時21日 ONE Friday Fights 101 ⚫︎柿﨑 瑠(クロスポイント大泉)🇯🇵 🆚 122lbs 1-2判定 ⚪︎エンゾ・クラリス🇫🇷   3月23日埼玉スーパーアリーナにて開催された最大級のビッグイベントONE172は、超満員の観客の前で戦前予想を覆す戦いを何試合も日本人選手が魅せてくれて大盛況に終わりました。 やはり日本開催ではきっちりと日本人選手が仕上げてきた印象です。一方で、やはりタイ選手は海外遠征試合ではポカをやりがちではありますが、普段はタイ開催で逆の条件ですので、言い訳はできません。 今まで何人ものムエタイ選手を日本での試合に連れて行っていますが、

  • ONE Friday Fights 100回記念ビッグマッチに重森陽太が出場!

      ONE LUMPINEE Friday Fights 通算100興行を記念したビッグマッチが3月14日に開催されます。 タイ選手だけでもムアンタイ、シンサムット、シャドウ、スアキム、パンパヤック、チャーオスアヤイとトップファイター総出場! そんなビッグマッチに日本からKNOCK OUT-REDライト級チャンピオンの 重森 陽太 (クロスポイント吉祥寺)が出場します。 ☝︎重森陽太選手は第二試合目に登場 🇹🇭ムアンタイ🆚イブラキム🇷🇺 🇹🇭シンサムット🆚ニキー🇳🇱 🇹🇭シャドウ🆚ハッサン🇮🇷 🇹🇭スアキム🆚コムアウット🇹🇭 🇹🇭パンパヤック🆚マージット🇮🇷 🇹🇭チャーオスアヤイ🆚デニス🇨🇦 🇹🇭セーンアティットVSスーパーイェーチャン🇲🇲   重森陽太選手はONE LUMPINEE二度目の出場となり、2024年9月の初出場では韓国人選手を2ラウンド、右ストレート一発で仕留め、パフォーマンスボーナスも獲得しています。 14日はトルコのアリ・コユンチュ🇹🇷との対戦。 アマチュアで350戦以上、プロ戦績15戦12勝(8KO)の強豪です。 ONE2勝目を目指して最高のパフォーマンスを魅せてくれるでしょう! ☝︎3月11日バンコクに降り立った重森選手とトレーナーのイソラサック(元ルムピニー王者) ☝︎12日、インタビューやメディカルチェック、スタジオ撮影などのオフィシャルスケジュールをこなし、14日に備えます。 日本ではU-NEXTで視聴可能です。     Text by Hideki SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM    

  • KNOCK OUTの新鋭がONEで勝利!

      2月7日に開催されたONE Friday Fights 96に出場した川野 龍輝(かわの りゅうき/クロスポイント吉祥寺)が初出場で勝利を収めました。 川野はプロ戦績7戦6勝(4KO)1敗と好成績を収めており、アマチュア時代にはKNOCK OUTアマチュア4階級制覇、NJKFアマチュアで2度の優勝、K-1アマチュアAクラスでも2度の優勝と数々のタイトルを獲得してきたエリートで、KNOCK OUTが自信を持ってONEに送りだしてきた新鋭です。 ☝︎自信満々でバンコクに降り立った川野選手(2月4日にバンコク入り) ☝︎6日の前日計量、ハイドレーションテストをパスして7日の決戦へ。 IMG_8693 ☝︎試合前日の対戦相手とのフェイスオフの様子 ☝︎夢だったと語るONEのリングへ ☝︎川野は得意のハイキックを蹴り込み追い込んでいく ☝︎対戦相手のワン・ユハン🇨🇳は頑丈で一歩も譲らず応戦 ☝︎川野は蹴り、ヒザと常に攻め続ける ☝︎ワンの左ボディフックなどが冴えて効かせる場面も ☝︎川野は頑丈なワン相手に攻め疲れの場面もあったが、常に優勢ペースを譲らず判定へ ☝︎3-0の判定で勝利   ▪️2025年2月7日(FRI) 19:30(タイ現地時間) ルムピニースタジアム ONE LUMPINEE Friday Fights96 キックボクシングルール3分3ラウンド ⚪️川野 龍輝(🇯🇵Ryuki Kawano / クロスポイント吉祥寺) 🆚122lbs  3-0 ⚫️ワン・ユハン(🇨🇳Wang Yuhan) ☝︎試合後にはすぐには帰国せずに数日間バンコクに滞在し、体のメンテナンスを施行した模様…(2月13日に帰国) 次戦に向け、更なる活躍を期待しましょう。   ONE LUMPINEEには川野選手のような将来有望な新鋭が続々と出場してるのはもちろんのこと、他プロモーションのトップ選手らもONEに主戦場を移してきています。 日本人選手はもちろん、タイ国内でもRWSからはRWS王者のラムナムムーンレック・ティーデット99🇹🇭、THAI FIGHTからはテンヌン・フェアテックス🇹🇭、女子のウェロ🇲🇲がONE Friday Fights97に揃って出場しましたが、いずれも敗戦となり結果を出せませんでした。 最初はRWS王者のシャドウ選手もONE初参戦は敗戦からのスタートでしたので、今回の3選手にもこれか

  • 【 ONE 172 】世界vs日本精鋭!

      2025年3月23日(sun) 埼玉スーパーアリーナで開催されるONE 172 発表された追加カードは、完全に今のONEの勢いを表したレベルのマッチメイクでした… 各団体のトップ、スター選手たちが世界の強豪に挑むファン垂涎のカードが並びました。 K-1、RISEからスター選手の参戦がないのが残念ですが、団体の垣根をはらって、一堂に日本人トップファイターたちが集結し、世界の強豪と競い合う大舞台が実現します。 ONE 172 大会概要 大会名 ONE 172: TAKERU vs. RODTANG 日時 2025年3月23日(日)開始・12:30(予定) 会場 さいたまスーパーアリーナ [HP] 中継 U-NEXT(前売5,000円/当日5,500円) チケット料金 VVIP¥328,000 VIP¥158,000 CAT1¥60,000 CAT2¥48,000 CAT3¥25,000 CAT4¥18,000 CAT5¥12,000 ※車いす席はCAT3 チケット販売 イープラス お問い合わせ ONE Championship https://www.onefc.com/jp/ ※1月31日のONE Lumpineeでの勝利により、KANA選手がペットティーチャー(タイ)の持つONE KICKBOXINGタイトルへ挑戦するカードも決まりました。   メインイベントはロッタンvs武尊。   このようなビッグイベントが、年に一度もしくは2度ほど開催され、各団体から旬のトップファイターたちが集結するオールスター戦のような流れになってもらいたいですね。   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • あの最強女子戦士が進退表明

    数々の実績を誇る、日本人女子選手、田中”暴君”藍選手が自身のブログにて引退を表明しました。 https://ameblo.jp/gyutan-bekobeko/entry-12880876719.html   イングラムジムでは、田中選手が所属するPCK、聖域プロモーション(鈴木芳喜代表) との協力体制のもと、所属選手のタイ遠征試合をアレンジしてきました。 やはりその中でも抜群の実績を誇ったのが田中 “暴君” 藍選手でした。敵地タイでの試合にも関わらず、WPMF世界王座戴冠、日本人女子として初となるムエタイの殿堂ラジャダムヌンスタジアムでのRWS (ラジャダムヌン ワールド シリーズ)への出場。これも日本人女子選手初となるタイ国プロムエタイ協会のタイトル挑戦など、数々の実績を残しました。   タイでの初の試合は、後にONEのスーパースター、ロッタン・ジットムアンノンと結婚するアイーダ・ルークサーイコンディン(タイ)と対戦し、体重差3kg強、相手ジム主催興行の完全アウェイながらも勝利した試合でした。 ❶▪️2017年9月10日 ラム100タイボクシングスタジアム 🆚アイダー・ルークサーイコンディン 🇹🇭 ※田中 “暴君” 藍の判定勝ち。   その後も定期的なタイ遠征を敢行していくことになる田中 “暴君” 藍選手。プーケットではPK-1世界タイトルマッチを行いKOで王座奪取。 ❷▪️2017年12月4日プーケット・パトンスタジアム 🆚テーンモング・ポー.サクダー 🇹🇭 ※田中 “暴君” 藍の2R TKO勝ちでPK-1王座を獲得。   勢いに乗り、アユタヤ でのビッグマッチ『ミラクルムエタイ』に出場。 ❸▪️2018年3月16日アユタヤ ・ワットカンカーオ 🆚ペッテー・ソー.ソピス 🇹🇭 ※田中 “暴君” 藍の4R TKO勝ち。   日本での試合を挟み、1年後に再びミラクルムエタイに出場し、階級上でしたが、WPMF世界ライトフライ級チャンピオンに挑みますが判定負け。試合前の練習中のケガを押しての出場で、王座奪取とはならず。 ❹▪️2019年3月16日アユタヤ ・ワットカンカーオ 🆚クラープダム・シットソーノー 🇹🇭 ※王者の判定勝ち。   適正階級でのタイトルマッチのチャンスを得て、パタヤでのWPMF世界ピン級王座決定戦に挑み、粘るメージを突き放して判定勝利で王座戴冠。 ❺▪️2019年8月11

  • タイ国公認レフェリーライセンス取得講習会開催!(外国人対象)

    外国人を対象にタイ政府スポーツ局認定のムエタイレフェリー資格取得講習(10日間)開催! 50名限定、応募締切は2025年2月3日まで。 ◾️開催期間 2025年7月(詳細は応募者に後日通知) 10日間 ◾️開催場所 タイ国バンコク(詳細は応募者に後日通知) ◾️応募資格 1. 満20歳以上 2. 高校卒業以上 3. 心身ともに健康な男女 ◾️提出書類 ①証明写真2枚 (2.5cm×3.5cm) ②パスポートコピー(有効期限注意) ③健康診断書(タイ語or英文) ④レフェリー経験履歴書(タイ語or英文) ◾️講習費 無料 各国で独自にレフェリー講習会などを開催している場合はありますが、タイ国が正式にムエタイ レフェリーと認定しているのは、このスポーツ局傘下のムエタスポーツ委員会、タイ国プロムエタイ協会主催の10日間の講習を履修したライセンス所持者に限ります。 タイのレフェリーは全てこの講習を受講してライセンスを所持しています。 数年ぶりに外国人を対象としたライセンス取得講習会が開催され、中々この機会はありませんので、外国人が公認ライセンスを取得できるのは大変価値があり、貴重かと思います。もちろん日本だけではなく世界各国からの参加が対象ですので、限定50名の枠は直ぐに埋まってしまうことが予想されます。 お早めの参加申込みを推奨いたします。   講習はタイ人レフェリーによりタイ語で行われますが、英語の通訳がサポートする予定になっています。英語での理解が難しい場合には、弊社による日本語サポートの手配が可能ですので、直接の応募が厳しい場合には『レフェリーライセンス資格取得講習の件』として下記までご連絡くだされば対応いたします。(申込み代行も承ります。) ✉️ ingramgym@gmail.com   ※タイ語ですが、募集要項が記載されているFacebookページになります。*言語が問題ない方は直接お申込みください。 👇 https://www.facebook.com/share/p/15r7oyQSpj/?mibextid=wwXIfr   ☝︎応募用紙   ☝︎タイ国公認のレフェリーライセンスの取得が可能となります。  

  • ムエタイ修行=ジム合宿⁉︎

    昨今、日本人に限らず様々な国籍の選手がタイに滞在してムエタイの練習に参加し、試合をこなしています。 すでに数十年も前からそのようなタイ修行をする外国人選手はいましたが、ここ数年、その形態も変化してきています。 ムエタイ修行、ムエタイ合宿といえば、ジムに併設する合宿所に寄宿し、朝夕の練習をタイ人選手らと一緒にこなしていくやり方がスタンダードでした。 短期、長期に限らず、ジムの合宿所で寝食を共にし、生活全てがムエタイ一色というのが通常のタイ修行でありましたが、すでに数年前からはジムの合宿所には泊まらず、ジム近くのホテルやホステル、長期の場合にはアパートやコンドミニアムを借りて、”通い”でジム練習に参加する選手が多くなりました。 ある老舗ジムでは、近くには安価なホテルが多いために外国人選手が合宿所を利用しなくなり、タイ人選手以外はジムに泊まっている選手がいない状態が数年前から続いています。 特に欧米人選手はタイ料理中心のジム飯よりも外食で自分達の口に合った西洋料理を食したい部分もあるのでしょうか…あるジムではタイ料理か西洋料理のどちらかを選べるようになっているジムもあります。 特に欧米人選手が多いプーケットのジムやバンコク都心のジムでは、ジムの合宿所に寄宿している選手は少ないでしょう。また逆に、最初からジムに合宿所を併設していないジムも増えました。 ☝︎トレーナー陣もジム常駐、所属選手も合宿生もジム寄宿が基本でしたが… 合宿所は規則正しい生活を強いられるのが常であり、共同生活のため、門限や消灯時間が決められていることもあるでしょう。プライベートな時間を確保するのが難しくなったりもあるので、ジム外に生活の拠点を築いていく流れになって来ているのでしょう。 このような形態の変化は、良い面もあれば悪い面も当然出て来てしまいます。 ジムと違う場所に宿泊している為に、練習が自分ペースになってしまい、疲れやちょっとした理由で練習を休みがちになる”サボり癖”がつくケースがあります。気分次第だけで練習に参加していたのでは強くはなれません。また遊びを覚えてしまい、本来の目的を忘れたタイ滞在になってしまうことも… 「ムエタイ修行でタイに来ています!」というのは名ばかりで、ほとんど練習していないような自称ムエタイ選手が増えたのは、「タイ語の勉強で語学留学中です!」と言って全く学校に通っておらず、連日飲み歩いている自称留学生が多いのと同じ現象で

  • “魔王の子”佐藤界聖がONE初参戦で奮闘!

    PCK連闘会に所属する、前・聖域統一ウェルター級チャンピオンの佐藤 界聖(さとう かいせい/22歳)が、ONE Friday Fights 90に初参戦。タイでは2年前にSUPER CHAMPに出場している。ジュニアで50戦ほどのキャリアを積んでプロ戦績は12勝(4KO)4敗1分。現アピデッ・シットヒラン杯ライトフライ級チャンピオンの佐藤 “魔王” 応紀を母に持つ、”魔王の子”であり、母子鷹として注目を集めている。 ☝︎母親である佐藤”魔王”応紀(PCK連闘会)が同行して来タイ。 ☝︎対戦相手のルディ・ダ・シウバ (スコットランド)は、RWSにてタイ人選手に勝利を収めている。アマチュアムエタイ世界大会でも各タイトルを獲得しているムエタイエリート。なんと若干17歳… ☝︎“魔王”相手に最終チェック。 ☝︎1Rから互いに積極的に攻撃を繰り出す。 ☝︎蹴り合いでも一歩も引かず、蹴られたら蹴り返す意地の張り合い。 2R、三日月蹴りが効いてきて動きが止まったルディを一気に攻め込む場面も…会場が一気に盛り上がる… ☝︎パンチを大きく被弾することはなく、逆に右オーバーハンドを度々打ち込む佐藤界聖。 ☝︎ルディも強烈な左ボディフック、首相撲に捕えての膝、テンカオで佐藤のスタミナを削る試合巧者ぶりを発揮する。 ☝︎ハイキックも繰り出していくが、効かせるまでには至らず…   動きはけっして悪くなかった佐藤ですが、3R中盤の蹴り合いでルディの右ヒザ蹴りがファウルカップを直撃…苦痛の表情を浮かべる佐藤にインターバルが与えられますが、偶発的なローブローのためにルディには注意のみ。しかしダメージが残る佐藤の動きは精彩を欠き、ラウンド終盤はルディの攻勢が目立つ形で試合終了。   ⚡️ONE LUMPINEE Friday Fights90 2024年12月6日(金)ルムピニースタジアム 第3試合 〔159lbs契約〕 ⚫︎佐藤 界聖(PCK連闘会🇯🇵) 🆚 0-3 ⚪︎ルディ・ダ・シウバ(スコットランド🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿) 残念ながら判定負けとなってしまいましたが、2Rの攻勢をみると、今後の参戦も期待したい内容だったかと思います。次はONEでの初勝利を目指してもらいたいですね。 ◾️日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/m/battle/news/202412070000335_m.html?

  • ONE参戦の力斗、2-1の僅差で破れる

    KNOCK OUTや九州プロキックボクシング(KPKB)で活躍する力斗(TEAM PREPARED)がONE LUMPINEE Friday Fights89参戦の為に来タイ🇹🇭 ☝︎セコンドと共にタイ・バンコク入りした力斗(右) ☝︎スタジオ撮影やインタビュー、フェイスオフなどをこなし試合当日を迎えました。   ☝︎キックボクシングルールでの参戦 左ミドルキックを被弾してしまう。 ☝︎力斗はサウスポーの相手に対して内股ローキックやカーフキックでダメージを与えるが… 良い場面もあったが、左ミドルキックを受けてしまい印象が悪い… 判定は力斗のローキック攻勢を評価したジャッジが1名力斗勝利に付けたが、2-1で判定負けとなった。   相手は試合後には歩行困難なくらいダメージを負っていましたが、力斗は左ミドルを受け過ぎたのと、手数が少なかった印象です。 ONEの舞台では常にアグレッシブに攻める姿勢が求められます。 リミッターを切って、倒しに行く姿勢が判定評価に繋がるので、KOやダウンを奪えなくても結果的に勝利につながりますので、考えすぎてしまわないことかと思います。   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 田中”暴君”、タイ国王者を圧倒しリベンジ成功!

    田中”暴君”藍、タイ国プロムエタイ王者にリベンジ成功! 9月1日にバンコクで行われたタイ国プロムエタイ協会ピン級王座決定戦(田中の2-1判定負けで王座獲得ならず)での同カードを仙台で再戦する形となった今回。ノンタイトル戦でありながら、2分5ラウンドでヒジ打ち、ヒザ蹴りに制限のないルールにて実施され、リベンジ戦となる一戦。 通常の日本遠征試合より早めに来日して体調、体重調整を整えたミントラーは、同門の前ラジャダムヌンスタジアム・ライトフライ級チャンピオンのサンファー・ノー.アヌワットジムをセコンドで帯同させての来日。計量も一発でパス。 ☝︎2-1の僅差とはいえ、一度判定勝ちを収めていることから自信満々な表情の試合前のミントラー。タイ国プロムエタイ協会のベルトが腰に光る。   試合は、鋭く重いミドルキックで良い場面もあったミントラーだか、得意の首相撲からのヒザの攻防でも優位には立てず、5R制ヒジヒザありの試合で現役タイ国プロムエタイ協会王者が完敗を喫してしまう結果に… 田中”暴君”藍の強さが際立つ試合内容となった。3-0の判定で田中”暴君”藍の勝利。 ミントラーは「タイで戦った時より頑丈で強かったのを対峙しながら感じました…」と試合後に完敗コメント。 ☝︎文句なしの大差の判定勝ちを収めた田中”暴君”藍。さらに同階級では対戦相手がいない状態に…   2024年11月17日(日) 仙台アズテックミュージアム 聖域プロモーション主催 サンクチュアリ2024~ Final ~ ▪️メインイベント 日タイ国際戦(2分5ラウンド) 45.5kg契約 ○田中”暴君”藍(PCK亘理/ L’antre du Lion  )🇯🇵 🆚 3-0 (50-48 ジャッジ3者とも) ⚫︎ミントラー・ノー.アヌワットジム(タイ)🇹🇭   ☝︎タイに続き勝利を収めた、佐藤”魔王”応紀。1ドローを挟み4連勝中(3KO) 田中”暴君”藍が、タイ国プロムエタイ協会現役チャンピオンを圧倒し、リベンジに成功して大会を締め括った。 45kg級ではもはや対戦可能な相手がいなくなってしまった状態で、田中”暴君”藍の今後の動向が気になるところ。   ▪️BOUTREVIEW 聖域 11.17 アズテックミュージアム仙台(結果):田中“暴君”藍、プロムエタイ協会王者のタイ人に判定勝ち。佐藤“魔王”応紀、RUI JANJIRAに判定勝ち     Text by

  • 18歳のONE LUMPINEEデビュー!

    2024年10月4日に開催されたONE LUMPINEE  Friday Fights82 日本からONEキックボクシングルールでクロスポイント大泉所属の柿﨑 瑠(かきざき るい)選手が出場しました。 柿﨑選手は今年高校を卒業したばかりの18歳。アマチュアで実績を重ねプロ戦績は8戦8勝(4KO)の負けなしのままONEに挑み9連勝目を狙います。 対戦相手は中国のルー イフー。KNOCKOUTにレギュラー参戦している中国の強豪選手、チュームーシーフーと同じ中国イ族出身です。やはり少数民族特有の頑丈さで一瞬の油断も許されない緊張感ある試合となりました。 互いに手を休めず激しい打ち合い、蹴り合いに… 果敢に繰り出す柿﨑の左ミドルキックがよく決まり、ペースを握り初める。 パンチでも果敢に打ち合い、互いに一歩も譲らず好試合に。 3ラウンドがあっという間に… 互いに休みなく技を繰り出し激しい削り合い   判定は3-0で柿﨑に!ONEデビュー戦で勝利を収めました。これで9戦9勝と全勝記録を更新。   ▪️2024年10月4日(Fri) LUMPINEE STADIUM ONE LUMPINEE  Friday  Fights82   ◯柿﨑 瑠(Rui Kakizaki) クロスポイント大泉 VS[122lbs]3-0 ⚫️ルー イフー(Lu Yifu /中国) この日、同興行にはHIROYUKI選手(RIKIX)も出場。2度目のONE参戦となり2勝目に挑みましたが判定負けに… 内容的に負けになるのは??でしたが、、、最終ラウンドは取られたとしても負けとなる内容ではなかった印象でした。   日本のトップ選手や次世代を担うホープが続々と出場しているONEルムピニー。このような世界の大舞台で経験を積み、さらに自信と強さを身につけていってくれることでしょう。   Text by Hideki Suzuki INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 重森陽太、衝撃ONEデビュー‼︎

      9月6日ONE LUMPINEE Friday Fights78に出場した、KNOCK OUT-REDライト級チャンピオンの重森 陽太(クロスポイント吉祥寺)が、衝撃的なインパクトを残したONEデビューとなりました。 日本ライト級トップの実力者、重森陽太 対戦相手は韓国のシン・ドンヒョン 回転系の技を得意とする選手 初回は両者ともに探り合いから慎重な戦いぶり やり辛さから手数は少ない展開に タイミングよく繰り出してくるシンの回転技に油断できない緊張感が… しかし、距離を把握してくると重森の攻撃が精度を増してくる 2ラウンド終盤、フェイントからの右ストレート一貫… ロープ下まで吹っ飛んだシンは何とか立ち上がろうとするがダメージでカラダが言うことを効かず、KOに… 初のルムピニースタジアム出場でインパクトを残した重森陽太(クロスポイント吉祥寺) 試合後のインタビューで、ずっと指導を受けている元ルムピニー王者のイソラサックトレーナーとの信頼関係を披露 特別ボーナスの35万バーツ(約150万円)がチャトリCEOから贈られる 毎週、高視聴率を誇るONE LUMPINEE Friday Fights 賞金額の高さや、激しいKOの多い試合内容で人気のコンテンツとなっています。 (コンバットスポーツでは常時ダントツ1位を獲得)   重森陽太選手は、10月12日東京・後楽園ホールにて開催のKNOCK OUTに出場し、マルコス・リオス(アルゼンチン)と対戦することが決定しています。   Text by Hideki SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 田中”暴君”、王座獲得ならず!佐藤”魔王”はKO防衛!

    9月1日(日) バンコク・オンヌット地区にて開催された『アピデッ・シットヒラン偉業称賛興行』でのタイ国プロムエタイ協会のピン級王座決定戦とアピデッ杯ライトフライ級タイトルマッチの試合リポートになります。 ☝︎ワット・パックボースクールの生徒たちによるワイクルー演舞にてオープニング。⇩ ☝︎会場には往年の名選手、サムランサック・ムアンスリン、元WBA世界チャンピオンのデーンカオセーン、オリンピック・ボクシング金メダリストのウォラポット・ペットクムなど、豪華ゲストが大会を観戦。 ☝︎タイ政府観光スポーツ省 タコーン・ラオハッホンチャナ氏による開会宣言。 🔸2024年9月1日(日) 15:00 ワット・パックボー内 屋外アリーナ (スクムビット77 オンヌットSoi35) 主催: INGRAM GYM / 聖域プロモーション 協賛企業: 月刊パノーラ  [COMM BANGKOK CO., LTD.] サバイジャイコンサルティング  [Sabaijai Consulting Co., Ltd.] バーンタオ [WELLNESS LIFE PROJECT (THAILAND) CO., LTD.] BOON  [BOON SPORT] めいどりーみん  [MAIDREAMIN(THAILAND) CO., LTD.] 東西貿易株式会社 [TOZAI BOEKI KAISHA (THAILAND) LTD.] 認定: タイ国プロムエタイ協会 (PAT) アピデッ・シットヒラン杯実行委員会 試合直前、気合いの入った表情をみせる田中”暴君”藍 ミントラーがタイミングよい左ミドルキックを合わせる。 蹴りvsパンチの一進一退の攻防が続き、緊張感が伝わる試合に […]

  • 【 田中 “暴君” 藍 プロムエタイ協会の王座に挑戦!】

    9月1日(日)にバンコクで開催されるムエタイ興行のメインイベントにて、女子軽量級世界最強と評される、田中”暴君”藍 (WPMF世界ピン級王者/ PCK亘理 /L’antre du Lion )が出場し、ミントラー・ノー.アヌワットジム(タイ)との間で空位のタイ国プロムエタイ協会(PAT) *⒈ 女子ピン級(100ポンド)の王座決定戦として行われることが決定。 ミントラーは7月27日のRWSで、急遽決まった代打出場ながらもペットスップに3-0の判定勝ちを収め、勢いに乗る強豪選手。 ⇧ミントラー・ノー.アヌワットジム(右) 田中はこの試合に勝利し王座獲得となれば、日本人女子選手として初の同王座獲得となる。 ⇧昨年、日本人女子として初めて殿堂スタジアムのラジャダムヌンスタジアムのリングに上がった田中  “暴君” 藍 (vsサネーガーム戦) 本興行は、田中の主戦場である聖域プロモーション(本部:宮城県名取市 代表: 鈴木芳喜氏)とタイ側(アピデッ・シットヒラン杯実行委員会+イングラムジム)との共同主催という形で開催される。 同日には同じく聖域プロモーション傘下の女子選手で、昨年7月30日にタイでアピデッ・シットヒラン杯ライトフライ級チャンピオンを獲得した、佐藤 “魔王” 応紀 (PCK連闘会)がタイ選手を相手に初防衛戦に挑むタイトルマッチも組まれており、その他、ジュニア選手などのムエタイ数試合を予定。 ⇧佐藤 “魔王” 応紀も出場し、昨年、壮絶なKOで獲得したアピデッ杯ライトフライ級王座の初防衛戦に挑む。 同興行は、70年代に活躍し”ムエタイの帝王”と謳われたムエタイ・ボクシング7冠王で伝説のムエタイ戦士、アピデッ・シットヒラン氏*⒉ の誕生日である9月1日に開催され、偉業称賛興行、メモリアル興行としても開催されます。   *⒈ 1957年6月6日設立。正式な英語表記名称はThe Professional Boxing Association of Thailand (PAT)で、タイ国内のプロムエタイ、プロボクシングを管轄。タイ政府観光スポーツ省スポーツ局の外郭団体となり、国の予算で運営されている。ムエタイ王座認定機関として唯一の”タイ国”と冠の付いたナショナルタイトルで、男女のタイトルを認定している。タイ国籍の選手間のみでタイトル戦が争われていたが、現在は解禁され外国人選手でも挑戦が可能となっている。 *⒉ アピデッ

  • ブアカーオ、K-1 MAXへ‼︎

      その名を知らぬ者はいないほど有名なムエタイ界のレジェンド、ブアカーオ・バンチャメーク🇹🇭 世界で最も著名なタイ人ベスト3の1人として認知されています。(ブアカーオ、歌手のBLACK PINK リサ、ハリウッドアクション俳優のトニー・ジャー) そのブアカーオが、今年から復活したK-1 WORLD MAXでタイ代表として8選手によるワンデートーナメントに出場が決定しています。 ☝︎タイではworkpoint 23にて、第一試合から生中継されます。タイ時間 (13:00-18:30) ☝︎ブアカーオの挨拶から会見がスタート。 日本への渡航を前に、7月3日に記者会見が開催されましたが、各メディア対応以外にも今までブアカーオの活躍を支えてきたプロモーターやマネージャーとのトーク形式でも進行されました。 私もブアカーオを最初にK-1 MAXに連れていった人間として紹介される形で記者会見に出席してきました。 ※経緯の詳細は以前、掲載していますので、こちらをご参照ください。 ☝︎最高の仕上がり具合を披露するために上半身裸に… ☝︎大一番に挑むブアカーオを送り出す壮行会のような催しでもありました。 ブアカーオが世界的に有名になるきっかけとなったK-1 WORLD MAXにて3度目の優勝となるか⁉︎ タイ国中から注目されているため、7月7日当日はworkpoint 23にて第一試合からタイに生中継されることが決定しています。 初優勝の2004年7月7日から丸20年。同じ7月7日にブアカーオの新たな伝説が作れるのか…⁉︎ 42歳となったブアカーオですが、その体は鍛え抜かれ鋼の塊といった仕上がりでした。 ◾️Thai PBS Sport ⇩ https://www.facebook.com/share/v/L6VUwb1XF5Fi5TZW/?mibextid=w8EBqM   今年中にはマニー・パッキャオとの対戦も計画されているブアカーオ。鉄人の域に達した彼の活躍はまだまだ続くことでしょう。   Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 現役ムエタイ王者を制した日本人選手!

    6月23日東京・代々木第二体育館にて開催されたビッグイベント KNOCK OUT CARNIVAL2024 SUPER BOUT “BLAZE” (株式会社Def  Fellow主催)に出場したオムノーイスタジアム・ライト級チャンピオンのデーングリアングライ・シンマーウィン🇹🇭 5月25日にヨードクリッサダーを破り王者になってからの第1戦目が日本遠征試合となりました。 ©️Def Fellow Co., Ltd. 対戦相手はONEでも活躍中(2勝1敗)の小笠原瑛作選手(KNOCK OUT-RED王者/クロスポイント吉祥寺) ©️Def Fellow Co., Ltd. 試合の10日前から日本での調整の為に前乗りし、準備万端で挑んだデーングリアングライでしたが、小笠原選手に判定負け。 ©️Def Fellow Co., Ltd. 小笠原選手の強烈なローキックが炸裂し、効かされてしまったデーングリアングライ。 ©️Def Fellow Co., Ltd. ©️Def Fellow Co., Ltd. 戦前からローキックを警戒していたものの、対策は敵わず…早い段階から膝を負傷したようです。 ©️Def Fellow Co., Ltd. ©️Def Fellow Co., Ltd. ©️Def Fellow Co., Ltd. デーングリアングライも王者の意地で粘りますが判定負け。日本初遠征で勝利を掴めず… ©️Def Fellow Co., Ltd. 見事にオムノーイスタジアムの現役王者を破った小笠原瑛作選手。ONEでのムエタイ王者という明確な目標に向けて躍進していくことでしょう。 ©️Def Fellow […]

  • ミャンマーラウェイの強豪と激闘‼︎

    6月14日ルムピニースタジアムで開催されたONE LUMPINEE Friday Fights67に聖域統一スーパーライト級王者の山岸 和樹(PCK連闘会)選手が出場しました。山岸選手、元は”TAaaaCHAN”のリングネームで活躍していましたが、前戦から本名の山岸和樹となりました。 ©️ONE Lumpinee 対戦相手はミャンマーのモーテッドアウン。ミャンマーラウェイでは35戦34勝(26KO)1敗という驚愕の戦績を誇り、3月29日のONE Friday Fights57に初参戦し、INNOVATION日本王者の紀州の丸ちゃん(武勇会)を3ラウンドKOに下している強豪です。 ONE初参戦となる山岸選手は、オープンフィンガーグローブ着用の試合は初。しかし、拳の硬さに自信のある彼はバンテージは巻かずに素手でのオープンフィンガーグローブ着用を選択。(ONEのルール上、バンテージなしでも可。) バンテージのみで戦ってきたミャンマーラウェイの強豪相手に怯むことなく挑みます。 初回から互いに前に出ていきますが、山岸選手は開始間もなく自ら蹴ったローキックにて右脛に裂傷を負います…ドクターチェック後に再開となりましたが、大量の出血が見られドクターストップの可能性も… 怪我に怯むことなく果敢に打ち合いを挑んで有効打も当てていきます。印象ではやや有利か…⁉︎ 初回終了後は、インターバル中のONEオフィシャルのカットマンによる処置で大量の出血は止まりました。 2ラウンドも果敢に攻め、肘やパンチ連打で棒立ちにさせますが、老獪なモーテッドアウンはマウスピースを外したり、サミングをアピールしたりして呼吸を整える時間を稼ぎます。ここら辺はやはり修羅場を潜ってきたベテランぶりをみせます。 最終の3ラウンドは、跳び膝からのハイキックをまともに喰らってしまいグラつきます… この印象が強く3ラウンド目は確実に取られたでしょう。 結果は、ジャッジ1名は山岸選手の勝ちを支持しましたが、2-1のスプリットデシジョンにて判定負けとなりました。 ハートの強さが光る試合展開を魅せました。ミャンマーラウェイの強豪を相手に一歩も引かずに打ち合う姿は、観ている者を感動させる闘いぶりでした。 試合後にアップされた動画のコメント欄を確認すると、山岸勝利を支持するコメントも多く見られます。正直、スタジアム内のミャンマー陣営に対する応援がもの凄く、ジャッジにも影響を与えた

  • ONEに挑む日本人選手たち

    5月31日に開催されたONE Friday Fights65に日本からKNOCKOUTで活躍中の新田宗一朗(あらた そういちろう/クロスポイント吉祥寺)選手が参戦しました。 ©️ONE LUMPINEE 新田選手は、イノベーション・キックボクシング連盟のスーパーフェザー級チャンピオン。今年4月25日にはカンボジア・プノンペンで開催されたクンクメールのビッグマッチで、数万人の大観衆を前に1ラウンドKO勝ちを収め、その勢いのままONEに参戦を決めました。 ルムピニースタジアムで毎週金曜日に開催されているONE Friday Fightsには、毎回、日本人選手が総合格闘技(MMA)やグラップリングも含めて4選手ほど出場しています。日本でU-NEXTにて生中継されるためなのか、日本人選手の需要が高いです。毎週4名の日本人出場選手を確保しなければならないので、ほぼ無名に近い日本人選手でも出場しているケースもあるのが現状です。 しかし名前がなくても知名度を得るチャンスがないだけで強い選手もいますので、ONEという舞台で一気に飛躍する可能性もあり、そういった選手の出現を期待しています。 日本ではムエタイ、キックボクシングの興行も多く開催されており、毎週土日はほぼ何かしらの興行が行われているため、日本人選手がスケジュール的に空いていない状況もあってONEに出場する日本人選手の調整も難しいですが、やはり魅力ある大舞台のONEですので、日本の王者クラスがスケジュールの合間を縫って参戦してくれています。 新田選手の対戦相手は中国のジャン・ジンフー。ONEには3度参戦して1勝2敗ですが、対戦相手は全てタイ人選手と、なかなかの修羅場をくぐってきた選手です。ONE初参戦、オープンフィンガーグローブ着用での試合も初の新田選手。 ©️ONE LUMPINEE 開始早々、左フックで先制のダウンを奪った新田選手。しかし、バランスを崩したスリップ気味のをダウンとカウントされてしまいイーブンに… 2R、互いの肘の差し合いがカウンターとなりダウンしてしまった新田選手は、相手のボディ攻めにヒジなどを合わせようとしますが、距離、タイミングが合わず不発。相手のペースのままラウンドは進み、判定負けとなってしまいました。 ONE Friday Fights65 31 MAY 2024 @ルムピニースタジアム ⚫︎新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺) vs 判定0-3

  • 初来日を前にタイトル獲得‼︎

    2024年5月25日(sat)にオムノーイスタジアムにて開催されたスッグ・ヂャーオムエタイのメインイベントには、同スタジアムのライト級王座決定戦がマッチメイクされていました。 ルムピニー、ラジャダムヌンスタジアムに続き、歴史ある公式スタジアムとして権威あるタイトル戦に抜擢されたのは、日本のK-1で武尊選手と対戦経験がある元ラジャダムヌン王者のヨードクリッサダー・ソー.ソムマーイ(※K-1登場時の名前表記は、ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー)と、6月23日に東京・代々木第二体育館にて開催されるKNOCK OUT CARNIVAL 2024 Super Bout “BLAZE’にて小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)選手と対戦するデーングリアングライ・シンマーウィンの両選手。 両者ともにライト級リミットの135ポンド(61.235kg)がベストウエイトではないので、130ポンド契約での対戦を両陣営承諾の上で実施されました。(ライト級は130~135ポンド) サウスポーのデーングリアングライとオーソドックスに構えるヨードクリッサダー。長丁場を想定して初回は手数が少ないのは当然ですが、ヨードクリッサダーはほとんど攻撃を出さずプレッシャーだけをかけていきます。一方、デーングリアングライはローキックで先に仕掛けていきます。2-3ラウンドも左ミドルやテンカオで先に先に攻撃を出して行き集中力も途切れてなく、良い印象のデーングリアングライ。ヨードクリッサダーは一発を狙い過ぎているのか後手後手になっている印象です。 ©️MUAYSIAM ©️MUAYSIAM 4ラウンドに入っても展開は変わらず常にリードするデーングリアングライ。後のないヨードクリッサダーも前に出て攻撃を仕掛けますが時すでに遅し…最終ラウンドの5ラウンドはポカをしないよう集中力を切らさずに完封したデーングリアングライが、3-0(3者とも49-47)の大差で判定勝ち。オムノーイスタジアムのライト級新チャンピオンとなりました。 ©️MUAYSIAM ©️MUAYSIAM ☝︎オムノーイスタジアム・ライト級チャンピオン デーングリアングライ・シンマーウィン ◾️オムノーイスタジアム・ライト級王座決定戦(135lbs) ○デーングリアングライ・シンマーウィン เด่นเกรียงไกร สิงห์มาวิน VS 判定3-0(49-47/49-47/49-47) ●ヨードクリ

  • 森岡悠樹 ONEで衝撃デビュー‼︎

      タイ・ルムピニースタジアムで開催されているONE LUMPINEE Friday Fights (シリーズ62 / 5月10日)に日本のKNOCKOUTから森岡 悠樹(北流会君津ジム)選手が出場しました。 ©️ONE LUMPINEE ONE初出場となる森岡は、ONE3戦目(1勝1敗)のペイマン・ゾルファガリ(イラン)と124ポンド契約(56.24kg)で対戦。 初回、パンチ、キックとバランスよく攻めてくるペイマンに、左フックでダウンを奪われてしまいます。ダメージは少なく、冷静に立て直した森岡は距離を掴みだし、狙いすました鋭い右ストレート一発…  ペイマンの倒れ方で立ち上がるのは不可能だろうとわかるくらい衝撃のフィニッシュでした。 侍がすれ違いざまに一刀で切り捨てるかのような切れ味抜群のストレートでした。 フィニッシュシーン👇   大逆転KO勝利のリポートは、日刊スポーツのウェブ版にも掲載されました。 https://www.nikkansports.com/battle/news/202405110000034.html ONE Friday Fights62 10 MAY 2024 @ルムピニースタジアム ◎森岡 悠樹(北流会君津ジム) vs 1R.TKO 1:57 ⚫︎ペイマン・ゾルファガリ(イラン) 大逆転でKO勝利した森岡選手は、ONEのCEOチャトリ・シットヨートン氏から35万バーツ(約150万円)のパフォーマンスボーナスを獲得しました。 ⇧北流会君津ジムのセコンド陣と   最高の結果を出した森岡選手。日本のムエタイプロモーションであるスッグ・ワンキントーンのスーパーバンタム級チャンピオンであり、主戦場をKNOCK OUTとしている選手です。今回のKO勝利で戦績を27戦15勝(9KO)10敗2分としました。 森岡選手は、6月23日に東京・代々木第二体育館にて開催されるビッグマッチ、KNOCKOUT 2024 SUPER BOUT “BLAZE”にも出場濃厚とみられます。   Text by Hideki Suzuki  INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • ONE ✖️ RWS

    ルムピニースタジアムで開催されているONE チャンピオンシップ(以下 “ONE”)のONE Lumpineeシリーズ(Friday Fights, Fight Night)、ラジャダムヌンスタジアムで開催されているRWS (ラジャダムヌン ワールド シリーズ 以下”RWS” )が、今現在タイのムエタイ界でライバルとして鎬を削っている印象です。 ONEはムエタイだけでなく、キックボクシングルールや総合格闘技MMAの試合も同シリーズ内にて開催しています。RWSは独自のルールで3ラウンド制ムエタイ として開催しています。(厳密にはどちらもムエタイ競技として公式ムエタイルールでは実施していない。※改正の可能性あり) 互いに二大殿堂スタジアムにて開催しているビッグマッチとなりますが、どちらのシリーズにも選手を出場させて実際の現場をみた感想ですが、主催者側の経費負担、ファイトマネー、メディカルケアの部分や、客観的に見て人気、知名度的にもONEがリードしている感は拭えないのが正直な印象です。 どちらもブランディングに力を入れて知名度アップに注力しています。RWSはバンコクの街中で大きな広告を目にすることが頻繁にあります。広告宣伝費に多大な費用をかけていることが伺えますが、RWSの運営会社であるGSVの親会社がタイ大手の広告代理店であるPlaneB社であることから、一気に広告媒体へ露出が可能となっている部分が大きいかと思います。 ☝︎ラジャダムヌンスタジアムでのRWS ONEの方は、毎週金曜日のゴールデンタイムに主要チャンネルである7chにてライブ生中継でタイ全土で観戦することが可能となっており、一般タイ人への知名度アップに繋がっています。今までのタイでは、平日の主要チャンネルのゴールデンタイムは人気ドラマの放映が常であり、ムエタイなどバトルスポーツが中継されることはありませんでした。その常識を打ち破り、平日のゴールデンタイムにぶつけたことで人気コンテンツとなり、そこに出場している選手=スターアスリート。というイメージを定着させてきたのは大きな功績かと思います。 ☝︎3月22日にはストラッグルジムの老沼隆斗選手がONE Friday Fightsに出場。 ☝︎強豪相手に健闘しましたが、惜しくもKO負け。相手はONE参戦から2戦2勝(2KO)でスペシャルボーナスを獲得。 ☝︎ONEでは毎週日本人選手数名が出場して熱戦を繰り広げてい

  • ONE Lumpineeにバズーカ功樹参戦!

    KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級チャンピオンのバズーカ功樹(菅原道場)選手が、2024年3月8日に世界的なビッグマッチであるONE Lumpinee Friday Fights 54に出場しました。 @ルムピニースタジアム 対戦相手は、元タイ国プロムエタイ協会、7チャンネルスタジアムチャンピオンのノンタキット・トー.モーシリ(タイ) 28歳ながらもメジャータイトルを2度も獲得しているベテラン選手です。 ☝︎試合は世界中にライブ配信されました。(日本ではU-NEXTで視聴可能) 日本でも激闘を繰り広げているバズーカ選手だけに初参戦のONEでも激しい試合を魅せてくれると期待されました。 試合は期待通り激闘に…初回、バズーカが強烈なバックハンドブローでダウンを先制奪取! ラウンド終了間際にノンタキットが掴んだ前蹴りを崩しながらフックを合わせてダウンを奪い返しイーブンに… 2ラウンドに入ってロープのバウンドで返ってきたところにノンタキットの強烈な右ストレートで2度目のダウン。 追い込まれたバズーカでしたが粘って食いつきます。ノンタキットはタイミングよい右ミドルやハイキックの多彩な技で優勢に立ち判定勝ち。 リングでの佇まいが、サムライの雰囲気を醸し出していたバズーカ功樹選手。タイのファンから高評価! 2024年3月8日(FRI) @ルムピニースタジアム ONE Friday Fights 54  KNOCK OUTスーパーライト級チャンピオン ⚫︎バズーカ功樹 (日本/ 菅原道場) VS (143lbs) 0-3 判定 元7チャンネルスタジアム・タイ国プロムエタイ協会王者 ⚪︎ノンタキット・トー.モーシリ (タイ / PKセーンチャイムエタイ) 今や世界中の強豪たちが出場する舞台となったONE LUMPINEE。 メジャーなリングでは大金を攫むことも可能です。 ONEのチャンピオン達は、1試合3~4,000万円のファイトマネーを得ている選手もいます。 近い将来、ONEのチャンピオンベルトを肩にかける日本人選手は現れるのか…⁉︎ (※過去に秋元選手が獲得実績あり) 個人的には、鈴木千裕選手、YA-MAN選手、海人選手らがONEのリングに上がるのを見てみたいです。 次回はイングラムジムのアレンジにて、3月22日にストラッグルジムの老沼隆斗選手が参戦決定となっています。   Text by: Hideki SUZU

  • 2月8日復帰戦が決定‼︎ @Rajadamnern

      怪我により試合出場を休んでいたジョイシー・イングラムジム(ブラジル)ですが、2024年2月8日(木)のラジャダムヌンスタジアム、スッグ・ペッティンディーにて復帰戦が決定しています。   対戦相手は、3度目の対戦となる タクルットーン・バーンラムバー(タイ) 今までジョイシーが2戦2勝していますが、ブランクの部分がハンデとされている形ですね。 ◾️8 Feb 2024(Thu) SukPetchyindee @RajadamnernStadium ジョイシー・イングラムジム🇧🇷 🆚 148lbs タクルットーン・バーンラムバー🇹🇭 ☝︎朝・夕とハードなジムワークを続けてきたジョイシー。いよいよ再始動となります。 ☝︎自分のジムを立ち上げたジョイシー。自身のトレーニングの傍ら、ブラジル人選手らの育成も開始しています。※スクムビットSoi77 (オヌット通り)にあります。 ☝︎母国ブラジルから、欧米人初のラジャダムヌン王者となったジョイシーを慕って来タイし、トレーニングする選手も少なくありません。 www.muaythaij.com       Text by Hideki SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM  

  • ルムピニーSで新シリーズが始動!

      ルムピニースタジアム設立から68周年を迎えた2023年12月。同スタジアムは毎週金曜日のONE Lumpineeの開催で盛り上がりをみせていますが、12月12日に新たなルムピニースタジアムの興行シリーズとなる「GOAT LIVE Lumpinee× Ch5」がスタートしました。 チャンネル5はタイ陸軍系列のTV放送局。かつて「ルムピニー・グルークグライ」として毎週土曜日に生中継されていた興行が非常に盛り上がっていましたが、今回のシリーズはそのルムピニーグルークグライの復刻版シリーズといったところでしょうか… タイ陸軍のチャンネル5とGOAT LIVEがタッグを組んでギャンブルを排除したスポーツ競技としてのムエタイを推進していくようです。 ☝︎ルムピニースタジアム内の様子。女子リングアナウンサーを採用。   第一弾の興行では、3ラウンド制の試合を5試合、5ラウンド制の試合を2試合マッチメイクし、判定は全試合ジャッジペーパーをラウンドごとに回収するシステムが採用されていました。※今まではタイトル戦のみラウンド毎の回収。 印象に残った試合は女子とメインイベントの2試合。 ▪️女子スーパーフライ級 (115lbs) 3分3R ⚫︎サネーチャン・コンバットムエタイ(タイ🇹🇭) VS (0-3) ○ルークナム・コー.クロムクリィオ(タイ🇹🇭) WBCムエタイなど各タイトルを獲得しているサネーチャンとルームナムとの”女子スーパーフライ級最強決定戦”ともいえるマッチメイク。白熱した攻防で好試合となり、安定した動き、試合運びでルークナムが制しました。 ▪️メインイベント / スーパーフェザー級(130lbs) 3分5R ⚫︎ペットパーデーン・ジットムアンノン(タイ🇹🇭) VS (0-3) ○クンポン・エークムアンノン(タイ🇹🇭) 当初はルムピニースタジアム・スーパーフェザー級王座決定戦として組まれていたカードでした。(※諸事情でノンタイトル戦に変更) 接戦でしたが、ペットパーデーンがテクニカルな戦術に偏り過ぎたため手数が少なかった印象です。常にアグレッシブに攻め続けたクンポンが判定勝利を収めました。 熱い好試合が続き、良いマッチメイクが実施されていた印象です。外国人観光客の入場もそこそこあり、このまま定着すれば一般観客の動員も期待できるのではないでしょうか。 スタジアムまでは高架トレインのBTSとモノレールMR

  • タイの新鋭が初来日で戦慄勝利!

      10月8日のジャパンキックボクシング協会、東京・後楽園ホール大会(ROCK ON主催)に出場したビン・リアムタナワット(タイ)が強烈なヒジ打ちで相手の額を切り裂き、TKO勝利を収めました。 ©️BOUTREVIEW 当イングラムジムのコーディネートでタイからメインイベントクラスの強豪を招聘し、5連勝中の馬渡亮太選手が挑みましたが、伸び盛りのビンに今一歩及びませんでした。 ビンは弱冠18歳。ビン・ゲーオサムリットのリングネームでも出場していました。タイの伸び盛りの新鋭が初来日での勝利。 ムエタイ最大の武器であるヒジ打ちの恐ろしさを改めて顕にした結末となりました。   ※その他の試合結果など⇩ ▪️バウトレビュー様 ジャパンキック 10.8 後楽園ホール(レポ):馬渡亮太、ラジャダムナンのメインイベンターに肘で切られ2R TKO負け。ウェルター級王者の大地・フォージャー、ミドル級王者の光成を左ジャブでKO     ▪️JAPAN KICKBOXING ASSOCIATION (JKA) 8 OCT 2023(sun) Tokyo Korakuen-Hall “WARRIOR” ◎Bin LiamThanawat (Thai) VS (128lbs) 2R TKO ⚫︎Ryota Mawatari (Japan) ※縦肘により裂傷。ドクターチェック後、テクニカルノックアウト(TKO)にてビン・リアムタナワットの勝利。 Photo by ©️BOUTREVIEW       Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • ジョイシー3連勝‼︎ いよいよ次は⁉︎

      2023年8月22日のランシットスタジアムに出場したジョイシー・イングラムジム(ブラジル)ですが、5月に大接戦の末に2-1のスプリットデシジョンで勝利したタクットーン・バーンランバー(タイ)を3-0で下し、3連勝を記録しました。 ☝︎裂傷を負いながらも、タクットーンを突き放して勝利したジョイシー。 今回はセミファイナルでの出場でした。 ☝︎有名なシアンムエ(元選手のギャンブラー)から特別ボーナスが渡されました。   ◆2023年5月25日ラジャダムヌンスタジアム VS タクットーン・バーンランバー(タイ)   ◆2023年7月6日ラジャダムヌンスタジアム VS スーパーエックス・チャーンヌンシーサケッート(タイ)   ◆2023年8月22日ランシットスタジアム VS タクットーン・バーンランバー(タイ)   これで3連勝となったジョイシー。本来の公式ムエタイルールである5R制でのムエタイ3連勝ですので、ラジャダムヌンスタジアムのランキングに復帰、タイ国プロムエタイ協会のランキング入りでウェルター級のタイトルマッチの可能性も出てきます。 しかし、過去、今回の激戦での裂傷も多く、しばらくは怪我が治癒するまで試合出場はまだ先になるかもしれません。激戦男に怪我はどうしても付きものですが、怪我の度に復帰してきたジョイシーだけにハートの戦いをまた魅せてくれることでしょう。     Text by Hideki Suzuki INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • タイ国プロムエタイ協会王座獲得‼︎

      2023年8月14日(Mon)に開催されたスッグ・パンタミット(@タイ国空軍ボクシングスタジアム )にて、タイ国プロムエタイ協会(PAT)ミニフライ級王座決定戦が行われ、ゲーオサムリットジム所属のパーダーン・ゲーオサムリットが見事、王座を獲得しました。 ☝︎ゲーオサムリットジムの選手らしく、パンチ主体で攻めていくパーダーン。 ☝︎パンチだけに偏らず、前蹴り、ヒザ蹴りも積極的に打ち込み、勝利を呼び寄せた。 ☝︎激戦に勝利し、歴史あるチャンピオンベルトを巻いたパーダーン。 ■タイ国プロムエタイ協会ミニフライ級王座決定戦(105lbs) ○パーダーン・ゲーオサムリット(タイ) VS 3-0 (49-48/49-48/49-48) ●セムサン・シンバンラントーン(タイ) ☝︎タイ国プロムエタイ協会ミニフライ級チャンピオン パーダーン・ゲーオサムリット ☝︎会長夫妻に王座獲得を報告。名門ジムの歴史に新たな新チャンピオンが加わった。     Text by Hideki Suzuki INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 田中”暴君”、佐藤”魔王” タイ遠征試合!

      恒例化してきたPCK連闘会(本部:宮城県名取市)のタイ遠征試合ですが、今回は女子選手2名がタイでの試合に挑みました。   なんと、田中”暴君”藍選手は日本人女子選手として初のムエタイ殿堂スタジアムであるラジャダムヌンスタジアムへの出場となりました。設立から78年のスタジアムの歴史で日本人女子選手としてはラジャダムナンスタジアムのリングに上がる第一号となります。(※女子選手の出場が解禁になったのは昨年からで、それまでは大相撲同様、女子選手の出場は許されていませんでした。) しかも大舞台のRWS(ラジャダムヌン ワールド シリーズ)ビッグマッチへの出場です。 試合は常時果敢に攻めるも、対戦相手のサネーガーム(プロムエタイ協会二階級王者)のミドルキック、ヒザ蹴りの印象で前半ラウンドを奪われ、最終ラウンドに効かせるまで追い込むも判定負けとなりました。 RWSは各ラウンドごとに必ず優劣をつけるラウンドマストシステムになっており、3Rのみの戦いでは前半2Rを取られたらKOしなければ負けとなってしまうルールです。(ダウンを奪った場合でもドロー)パンチ主体のスタイルである田中”暴君”藍選手が勝つには、”倒せなければ負け”という中での戦いでした。 試合は負けとしても、最終ラウンドまでもサネーガームに付けていたジャッジ(27-30のフルマーク)がいたことは納得できない部分でした…RWSルールでありながらパンチのポイントはまったく無いというジャッジメントですね。 いずれにせよ、また強烈なインパクトを与えられた試合でしたので、次の展開を期待したいところです。 ☝︎前日計量の様子。両選手ともにアンダーで、通常体重でも契約体重以下なので食べてからの計量。   ■2023年7月29日(土) 19:15 start RWS (Rajadamnern World Series) @ラジャダムヌンスタジアム 第8試合 (2分3ラウンド/100lbs契約) ⚫︎田中 “暴君” 藍 (PCK亘理/日本) 99.7lbs VS 判定0-3 (28-29/28-29/27-30) ○サネーガーム・サックチャムニ(タイ) 99.7lbs ◆試合動画 ◻︎ダイジェスト版 ◻︎フルファイト版 ☝︎ラジャダムヌンスタジアム内の様子。       続く7月30日(日)に出場したのは、日本女子ライトフライ級のトップランカーである佐藤”魔王”応紀。 前日の田中”暴君

  • 世界チャンピオンベルト!

      6月25日に東京・後楽園ホールにて開催されたシュートボクシング Act3のメインイベント、SHOOTBOXING世界スーパーウェルター級王座決定戦の勝者、海人選手に授与されたチャンピオンベルト。 ©️Bout Review 世界王座に相応しい、重厚な造りと秀逸なデザインで非常に素晴らしい仕上がりになっています。   プロのチャンピオンベルトではKNOCK OUTのチャンピオンベルトがかっこいいと非常に評価が高いですが、KNOCK OUTのベルトに続き、このシュートボクシング世界王座のチャンピオンベルトも引けを取らないくらいかっこいいですね。 KNOCK OUT、RISEに続きベルトを獲得し、70kg最強の海人選手の腰に巻かれるに相応しい、最高峰のベルトとなります。 ■試合詳細(Bout Review) 👇 シュートボクシング 6.25 後楽園ホール(レポ):海人、サモ・ぺティに大差の判定勝ちでSB・RISE・KNOCK OUTの三冠達成「次は世界に行って世界一に」「今年中に向こうでGLORYのベルトを取りたい」。山田ツインズがタイ勢を1R KO   弊社でのチャンピオンベルト制作には各団体、ご依頼主様より高い評価をいただいております。 チャンピオンベルト制作に関してのお問い合わせは下記のフォームよりご連絡ください。 ■お問い合わせ お問い合わせ     Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 強豪ムエタイジム道場破りツアー⁉︎

    KNOCK OUT-BLACK フェザー級チャンピオンの龍聖選手(WIVERN)が、5月中旬から2週間のタイキャンプを実施しました。 自身のトレーナー探しという目的もあり、主要ジム数カ所で練習させてもらう形態をとりました。 各ジムの紹介も兼ねて、龍聖選手のムエタイキャンプの様子をまとめてみました。   ◆サシプラパージム 1965年設立の老舗ジム(当初のジム名はスワンミサカワンジム)。2代目のタクーン会長、3代目のアーム氏により管理運営されています。 初代会長のチャナイ氏はすでに亡くなられましたが、ムエタイ界で有名な会長さんでした。ジムには先代チャナイ会長のブロンズ像が設置されています。ブリラム・スワンミサカワンを始め、ランスワン、センデッート、セーンアティット、ガーンスワン、シドニーオリンピック・ボクシング金メダリストのウィチャーン(スィーサッチャナーライ・タクシーメーター)も所属していました。 サシプラパージムの外観 ☝︎初代会長チャナイ氏の銅像 ☝︎サシプラパージムのトレーナー陣と。先代の時代から続いているトレーナーも。   ◆シンマーヴィンジム 新興ジムでありながら勢いが止まらないシンマーウィンジム。豊富な資金を武器に強豪選手らを集めて一気にムエタイ界に旋風を巻き起こしています。 近代的なビル内にジムや合宿所があり、徹底した管理の下で日々のトレーニングが実施されています。 トレーナー陣はかつての名選手がズラリ。元ボクシングWBA世界王者のデーンカオセーンもコーチです。 ☝︎あのガオラーン・カーウウィチット氏がチーフトレーナーとして指導しています。(蹴っているのはRWS王者のシャドー) ☝︎ナムサックノーイ氏(元ルムピニー王者)まで指導陣にいます。 ☝︎ONE LUMPINEE常連選手とのマススパー。   ◆サーマート・パヤックアルンジム “ムエタイの天才” サーマート・パヤックアルン氏(ルムピニー4階級王者、WBC世界王者)が経営するジム。広いスペースで綺麗に整備されたジムです。トレーナー陣もサーマート会長自ら指導したり、伝説の選手サムランサック・ムアンスリン氏もトレーナーをしています。 ☝︎綺麗なエントランス。合宿所もとても綺麗です。 ☝︎あのサムランサック氏も指導しています。 ☝︎指導を受ける龍聖選手。ジュニア選手たちも活躍しています。 ☝︎”レジェンド” サーマート会長とのツーショット。   ◆PK

  • 大接戦を制す!

      2023年5月25日(Thu)のスッグ・ペットインディー&ムエデット789(ラジャダムヌンスタジアム)に出場したジョイシー・イングラムジム(ブラジル) RWS(ラジャダムナン ワールド シリーズ)常連のタクルットーン・ソー.チョー.メーンチョン(タイ)と対戦しました。 本格復帰から5戦目、そろそろ調子を上げて結果を出しておきたいところ。 メインがヨーティンVSチャーイラー戦のラジャダムナン平日木曜日の興行で結果を出しておけば第一線に躍り出るきっかけになります。 ☝︎慎重な立ち上がりから試合は徐々にヒートアップ。 ©️MUAYSIAM ☝︎2-1の大接戦で判定をモノにしたジョイシー。 ☝︎得意の左ミドルキックは左足を痛めていた為に多用せず、首相撲での展開に持ち込んだ。 ☝︎接戦を制した為にシアンムエ達から特別ボーナスが渡されました。 ☝︎タイ修行中の龍聖選手(WIVERN/KNOCK OUT王者/左端)も応援に。   ■5月25日(Thu)@ラジャダムヌンS. スッグ・ペットインディー+ムエデット789 ◻︎第7試合 (147lbs) ○ジョイシー・イングラムジム🇧🇷 🆚 2-1 ●タクルットーン・ソー.チョー.メーンムアンチョン🇹🇭 ※ジョイシーが2-1のスプリットデシジョンで判定勝利     Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • “女子最強” 田中が防衛成功

        WPMF世界王者、田中 “暴君” 藍選手の防衛戦が、4月23日仙台のアズテックミュージアムにて開催されました。 すでに地元・仙台、東北の英雄となっている田中には、地元メディア数社が密着取材をしており、試合翌日には地元有力紙の朝刊に試合結果がカラー掲載されるほどでした。 ◆河北新報 https://kahoku.news/articles/20230424khn000001.html 試合翌日、24日夕方のニュースでも早速放送されるなど、注目度が上がっています。 ◆TBC東北放送 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/454355   昨年6月25日の初防衛戦後は、タイ・バンコクでのビッグマッチ「SUPER CHAMPシリーズ」に9月、12月と参戦してタイ人トップ選手相手に2連続KO勝利を収め、その強さで本場タイのムエタイ関係者をも唸らせました。 2度目の王座防衛戦となる今回は、タイ側が20連勝中と成長著しい超新鋭選手のローイケーオを挑戦者として送り出してきました。 祖父の代からムエタイ戦士であるムエタイ一家のローイケーオ。ソー.ポンシンジムが自信を持って仙台に乗り込んできました。キレの良いミドルキックで攻め、なかなか田中の得意な距離にさせないローイケーオでしたが、4ラウンド目に田中の猛ラッシュで攻め込まれレフェリーストップのTKOとなりました。 ローイケーオは現役生活で初のKO負けを喫してしまいました。 4R TKO勝利で田中 “暴君” 藍が2度目の王座防衛戦に成功。 ■WPMF世界女子ピン級タイトルマッチ(100lbs) วันที่ 23 เมษายน 2566 ป้องกันแชมป์สหพันธ์มวยไทยอาชีพโลกมวยหญิงพินเวท 100 ปอนด์ ◎AI “Bokun” TANAKA (JAPAN)/ ไอ ทานากะ(ญี่ปุ่น) VS 4R TKO ●ROIKAEW Sor.Pongsing (THAI)/ ร้อยแก้ว ส.พงศ์สิงห์ (ไทย)   益々強さに磨きがかかった感のある田中”暴君”。 45kg級で女子世界最強との評価をタイのムエタイ関係者から受けています。 ©️PCK その他の試合結果(BOUT REVIEW) 聖域(サンクチュアリ)4.23 仙台アズテックミュージアム(結果):田中“暴君”藍、4

  • 世界戦を前にパンチ強化

    2023年4月23日(日)に仙台アズテックミュージアム(仙台産業会館)で開催されるWPMF世界女子ピン級タイトルマッチにて、王者、田中”暴君”藍(PCK連闘会)への挑戦を控えているローイケーオ・ソー.ポンシン(タイ/同級3位)が、タイ・ナコンサワン県で開催された第38回タイ王国ユース国体のアマチュアボクシング45kg級トーナメント戦に出場しました。 ローイケーオはプロボクシングも経験していますが、今回は県代表としてアマチュアボクシング国体に出場。順調に勝ち進みましたが、準決勝でウボン県代表選手に判定負け。惜しくも3位(銅メダル)となりました。本来パンチの選手ではありませんが、実戦にてパンチを強化する良い機会になったかと思います。 ☝︎パンチの選手でないものの、アマボクのユース国体にて銅メダルを獲得したローイケーオ。やはりポテンシャルは高い。 プロムエタイでのタイトル獲得に向けて試合間隔が空かず良い調整ができたといえるでしょう。ムエタイでは蹴り、膝蹴りが得意な選手ではありますが、国体出場の為にパンチの技術にも磨きがかかり、武器の引き出しを増やしての世界タイトル挑戦となります。 日本遠征は父親でありジム会長でもあるクルー・ムック氏が同行し、長時間の移動による疲労や気候の違いによる体調不良を避ける為に試合の直前ではなく、試合の3日前には仙台入りするというスケジュールを組んでおり、タイトル挑戦へかなり準備万端の体制を整えています。 ☝︎父娘鷹でいよいよ満を持しての世界タイトル挑戦となったローイケーオ・ソー.ポンシン(右) 成長期のローイケーオは体が急激に大きくなり、身長差があるので体格差を活かした戦い方をしてくるでしょう。田中チャンプは地元・仙台でタイトルを失うことは許されない中、強敵を迎え撃つことになりました。緊張感溢れる闘いになることと思います。 ☝︎ 4.23 Hard Core SANCTUARY ~2023 1st~の興行ポスター。 WPMFの世界タイトルマッチだけでなく、聖域統一フェザー級タイトルマッチや聖域統一スーパーフライ級王座決定戦などもマッチメイクされています。 主催の聖域プロモーションは、東北地区でのキックボクシング、ムエタイ普及の為にアマチュアからプロまでの大会・興行を定期開催し、東北地区の選手のレベルアップに貢献しています。 先日も東京で開催された日本女子統一タイトルであるミネルヴァ認定のスーパ

  • ムエタイ パワースポット5選

      各国、各地でのパワースポットが話題になることが多いですが、今回はタイ国内にある “ムエタイ関連”のパワースポットをご紹介できればと思います。   ❶ ナーイカノムトム像 (アユタヤ県) ムエタイの父・ナーイカノムトム像として、アユタヤ競技場(アユタヤスタジアム)内に祀られているナーイカノムトム記念碑・銅像。アユタヤ観光時に立ち寄るのに便利な場所です。 タイにあるナーイカノムトム像の中では一番歴史のあるナーイカノムトム像になるかと思います。   ❷ナーイカノムトム像 (アユタヤ県) ムエタイの父・ナーイカノムトムの生誕地、生家があったアユタヤ県バーンバーン地区にある記念碑、祠です。ナーイカノムトムの子孫といわれる方が周辺に住んでいます。毎年3月17日前後にはナーイカノムトム偉業を称賛する記念ムエタイ興行が記念碑前の広場で開催されたりしています。   ❸プラチャオ・スア祠 (ワット・サイ/ バンコク) ムエタイの各技を纏めたといわれるスア王(虎の王)。王位についた2月6日は『ムエタイの日』として正式にタイ政府から認定されています。 バンコクに来た際に寄宿先とされたワットサイ境内に鎮座しています。スア王自身がムエタイの使い手であったことからムエタイ王の異名を持ちます。   ❹ワット・バーンクン (サムットソンクラーム県) サムットソンクラーム県にあるワット・バーンクン境内に数十体のムエタイ像。各体、それぞれムエタイの技を繰り出しています。アユタヤ王朝後期にタイ海軍の訓練基地としてムエタイの練習が行われていた地です。 同じ境内にある菩提樹に囲まれた200年以上前からある仏像に祈れば願いが叶うかもしれません…   ❺ゲーオサムリットジム (バンコク) 言わずも知れた名門ゲーオサムリットジム。 1999年に全ムエタイジムの中からMVP(最優秀)ジム賞を受賞。グルークチャイ、アヌワット、ワチャラチャイ、クンピニットら多くのチャンピオンを輩出しています。最近ではプロムエタイジムのタイ国スポーツ局からの審査で、最高評価の五つ星ランクを獲得。名実ともにムエタイジム最高峰の評価を得ました。 ゲーオサムリットジムでムエタイ修行した選手が、その後大きな活躍をしているので、”ゲーオサムリットジム帰りは出世する”説があります。那須川天心選手、武尊選手も若手時代にゲーオサムリットジムで合宿しています。その他有名選手を挙げたらキリがありません

  • ワット・バーンクン(ムエタイ寺院)

      サムットソンクラーム県にあるワットバーンクンをご存知でしょうか⁉︎ 日本のメディアなどで “ムエタイ寺院” として度々紹介されたりしています。 お寺の敷地内に数十体ものムエタイ像が設置されています。常に直射日光に当たるため、当初塗装されていた色はすっかり色褪せてしまっていますが、やはりその数の多さに圧倒されます。 何故、このお寺にこのようなムエタイ像が建てられるようになったのか⁉︎。 自称ムエタイ歴史研究所事務局長補佐官代理の知り合いと名乗る日系人で、在タイ歴が26年になるというレイモンド鈴木(仮名・年齢不詳)という方が、数分間もの時間を費やしGoogle検索して調べたというので話を聞いてみました… ☝︎大きな菩提樹に包まれた本堂内にある仏像。多くの人が祈りを捧げていました。 ワット・バーンクンのある場所は、アユタヤ王朝後期の1765年に隣国ビルマ(ミャンマー)軍との戦争に挑むタイ海軍のキャンプ基地としてエーカタット王の命により開設されたとのこと。戦場へ向かう前に白兵戦の訓練場としてムエタイの練習が日々行われていた場所でした。 しかし、南下してきたビルマ軍の侵攻に敗れ一度は崩壊させられました。タクシン王がトンブリー王朝を拓いた際に再びこの地に要塞として再建されたとのこと。 近年になり、近隣住民からお寺の場所から夜な夜なムエタイの訓練をする音が聞こえてくるというので見に行ってみると、ムエタイ戦士の霊が見えたとのことでその噂が広まりました。 そのアユタヤ王朝時代に闘った戦士達の霊を鎮めるべく、この像が建てられたとのことです。 ☝︎何故か現在、反政府勢力と戦っている⁉︎モアタイ戦士⁉︎の像が建てられており、日々訪れるタイ国民に蹴られている…という噂です。。。 IMG_7453 ☝︎動画はこちらです。 ■ワット バーンクン(Wat Bang Kung) https://maps.app.goo.gl/gPkLyEUCXVXcbwNMA?g_st=ic バンコクから車で2時間ほどですので、気軽に行けるという距離ではありませんが、近くにアムパワー水上マーケットもありますので、お時間のある方はこちらまで足を伸ばしてみるのもいいでしょう。 Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 本領発揮できる”ムエタイ”へ

      ヨードクンポンとのRWSでの激戦から、早くも次戦が決定したジョイシー・イングラムジム。 3月16日(木) ラジャダムヌンスタジアムでのスッグ・ペッティンディー興行への出場となります。 ■2023年3月16日(木) ラジャダムヌンスタジアム スッグ・ペッティンディー ジョイシー・イングラムジム(ブラジル) โจซี่ อินแกรมยิม (บราซิล) VS  (147lbs) ルートチンチャイ・ギャットトンヨット(タイ) เลิศชิงชัย เกียรติธงยศ (ไทย) ☝︎ルートチンチャイ。長身で連勝中の好選手。 ☝︎ミドル、膝、肘と全ての技が危険なルートチンチャイ。ヨードクンポンに続き、また危険な相手との対戦となります。   最近はタイ選手 VS 外国人選手の3ラウンド制での試合が増えてきており、それが主流になっていると誤解されがちですが、本来のムエタイは3分5ラウンドが”ムエタイ”です。 タイ国ムエ法では、格闘競技は4つにカテゴライズされており、”ムエタイ”とされる正式競技は3分5Rで、ルールを変更したりラウンド数が少ないものは4つ目の “その他の格闘技” に分類されます。 RWSやONEルムピニーがそのカテゴリーに該当します。こちらはこちらで一般層にムエタイをアピールする為には必要だと思っています。 オムノーイ、ランシットスタジアムは5ラウンド制のムエタイのみです。ヨッカオスタジアムや7チャンネルスタジアムなどもです。 ラジャダムナンスタジアムでは水曜日のスッグ・パランマイ、木曜日のスッグ・ペッティンディーが従来のムエタイで開催されています。ギャンブラー達が賭けで盛り上がっている独特な雰囲気を味わってみたい場合には、それらの興行に行かれると堪能⁉︎できるでしょう… ジョイシーは本来、”ムエタイ”に特化した戦術で経験を積んできた選手ですので、流行りの?3ラウンド制よりも5ラウンドでのムエタイが染み付いているので本領発揮というか、真価を発揮できるマッチメイクだと思っています。契約体重もベストの147ポンド(66.7kg)です。 ☝︎ルートチンチャイの試合動画。倒せる技が多い印象です。激しい試合になるでしょう。 今回の試合が本当の意味での復帰戦と考えています。準備期間もありますし、コンディションも仕上がりよく試合に挑めるでしょう。 ご期待ください。   Text by HIDEKI  SUZUK

  • ムエタイ演武・ワイクルー披露

    イングラムジムでは、タイ国内にて開催されるイベントやパーティなどへのムエタイ戦士の派遣も行っております。 伝統のムエタイのワイクルーの演舞、現役ムエタイ選手によるスパーリングや迫力あるミット蹴りなどの演武をしております。 古式ムエタイの衣装に身につけてのワイクルー(戦いの舞) 世界中で開催されているタイ関連の催事会、タイ大使館や政府観光庁主宰のタイフェアなどでワイクルー演舞を披露しているKru-Jeng(クルー・ヂェン) クルー・ヂェンと現役ムエタイ戦士2名の計3名からの派遣となります。 ☝︎クルー・ヂェンの華麗な闘いの舞ワイクルー ☝︎迫力満点のミット蹴りを現役バリバリのムエタイ戦士が披露します。 ☝︎参加者との記念撮影 ☝︎現役ムエタイ戦士同士のスパーリングも披露 (WAOJE主催クルージングディナーでの船上演武) ☝︎オプションでムエタイ体験ミットなども希望により追加可能です。(パーティ内容、場所により対応不可能な場合もあります。) ☝︎ホテルのボールルームにて演舞披露 (クリスマスパーティー)   ◻︎各種イベント、パーティー、研修打ち上げ、セミナー会場などでのタイの国技・文化であるムエタイ演武の披露は、大変ご好評をいただいております。   ■お問い合わせはこちらから お問い合わせ   Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • WPMF世界戦 in 仙台

      2023年4月23日(Sun) 仙台アズテックミュージアム(仙台産業展示館)にて、WPMF世界女子ピン級王座防衛戦が開催されます。 ■WPMF世界女子ピン級タイトルマッチ 王者 田中 “暴君” 藍(日本/PCK亘理) VS (100lbs) 挑戦者・同級3位 ローイケーオ・ソー.ポンシン(タイ) ☝︎女子軽量級国内最強どころか、世界最強説まで出ている田中暴君藍選手。   昨年、SUPER CHAMPにてタイの強豪相手に9月、12月と連続KO勝利を収めた田中選手が、久々に日本国内での試合となります。 昨年6月の初防衛戦(VSカオスアイ)に続き、二度目の防衛戦となります。 防衛戦の相手は、超新星のローイケーオ。プロ、アマ問わずに積極的に試合をこなし、18連勝を記録している伸び盛りの選手。 2022年にはアマチュアムエタイ世界大会で金メダルを獲得。アマチュアムエタイ、アマチュアボクシング、プロムエタイと弱冠9歳から試合をこなし、現在15歳。インターナショナル・シンパトーン王者、アピデッ・シットヒラン杯王者など5機関のタイトルを獲得してきています。 ☝︎父親でありジム会長でもあるクルー・ムックとの二人三脚で勝ち上がってきた父子鷹。 ☝︎長身から繰り出す膝蹴りは要注意。パンチを完封されて首相撲地獄に陥る可能性もあるだけに、決して侮れない挑戦者です。 ☝︎ローイケーオが獲得してきた数々のタイトル。レプリカを作っていないベルトもあるので、こちらはまだほんの一部です。   ☝︎自信満々でタイトルに挑むローイケーオ。タイのTV中継で田中 “暴君” 藍選手の試合はチェック済み。完全ムエタイルールでの試合で戦略は万全とのこと。世界タイトルをタイに持ち帰ることが出来るのか⁉︎ 注目の一戦です。     Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • イングラムジム、ラジャダムナン連戦

      ムエタイの殿堂、ラジャダムヌンスタジアムにて2日続けてイングラムジムから出場となりました。 ジョイシーはなんと、わずか3日前のオファー… しかも相手は超強豪選手のヨードクンポン・シットモンチャイ(現在はムートーンアカデミー)です。 昨年から開催され話題となったRWS(ラジャダムナン ワールド シリーズ)に参戦となりました。 ■2023年2月10日(Fri) ラジャダムヌンスタジアム Rajadamnern KNOCKOUT メインイベント ◎トーントー・イングラムジム(タイ) ทองโท  อินแกรมยิม (ไทย) VS (135lbs)  1R  TKO ※ローキック ●リー・デ ジュン(シンガポール) ลี เด จุน เลเจ้นมวยไทย (สิงคโปร์)   絶妙なタイミングでローキックを放つトーントー。相手のリー・デジュンは、長年タイで定期出場している選手だけにサウスポースタイルから鋭い前蹴りやミドルキックを放つKO勝ちも多い好選手です。トーントーは相手と同じサウスポーに切り替えるとさらにローキックを連打。リーは表情には出していませんでしたが、1ラウンド終了間際についにダウン。立ち上がったもののダメージが大きくレフェリーストップとなりました。 前回に続き同じローキックによる初回KO。破壊力抜群のローキックだけでなく、他にも倒せる武器を持っているトーントーなので今後の更なる活躍が期待できます。RWSエントリーの話も出ています。 ☝︎前回に続き、初回ローキックでのKO勝ちのトーントー。 ☝︎イングラムジムの先輩ダーウサミンと同じく、タイ南部のトラン県出身です。   ■2023年2月11日(Sat) ラジャダムヌンスタジアム RWS(Rajadamnern World Series) セミファイナル ●ジョイシー・イングラムジム(ブラジル) โจ่ส  อินแกรมยิม (บราซิล) VS (149lbs) 0-3判定 ○ヨードクンポン・ムートーンアカデミー(タイ) ยอดขุนพล  หมูทองอะคาเดมี่ (ไทย) 本格復帰から僅か三戦目でしたが、常日頃からストイックに鍛錬しコンディションを維持しているジョイシーは、相手が誰であろうと常に挑む姿勢です。体重調整のみで挑んだVSヨードクンポン戦。 ヨードクンポンの左フックは多くの強豪を倒してきただけあって、絶妙なタイミ

  • ムエタイの起源はカンボジア⁉︎

      先日、大々的に報道されましたが、2023年5月にカンボジア・プノンペンで開催されるシーゲーム(SouthEast Asia Game/SEA GAME)にて、カンボジアは「ムエタイの起源はカンボジアであり、ムエタイの名称は使用せずにカンボジアの伝統格闘技である”クンクメール”の呼称、競技名で開催する。」と宣言… それを受けてタイでは、シーゲームのムエ競技へのタイ代表チームの不参加を表明するなど、両国間の関係が非常に芳しくない状態になってしまっています… https://news.yahoo.co.jp/articles/0db563537e35b43db87d54aaf723e552ff99fbf7 カンボジア側の主張では、ムエタイ界のスーパースター、ブアカーオ・バンチャークもカンボジアの血を引くカンボジア人であるということです… (ブアカーオはハッキリと自身はタイ国民であると表明) ☝︎クンクメールの演舞 つい先日の報道では、カンボジア人のSNSでムエタイの父であるナーイカノムトムはタイ人ではなく、カンボジア人である…という投稿があったとのこと…カンボジア側の主張がどんどんエキサイトしてきている印象です。 タイはムエタイ、カンボジアはクンクメール、ミャンマーはミャンマーラウェイ、ラオスはムエラオと各国それぞれに発展してきた伝統格闘術があります。より国際的に競技、伝統格闘術が広がるように各国が独自に努力・活動していけば良いのではないでしょうか… ☝︎今や世界中に広まったタイの国技ムエタイ。タイ国が長い歴史を持って発展させてきた事実は世界中が認めるところでしょう。   ムエタイ界は他にもザワザワというか、なにかと騒がしいニュースが度々ありますね… ルムピニースタジアムで今年の1月20日からスタートした「ONE Lumpinee」も、ムエ法に沿っていない独自のルールを採用しながらムエタイと名乗って開催されているのは違法だと、タイ国プロムエタイ協会の理事からムエスポーツ委員会へ意見書が提出されたりしており、今後どのような対応をするのかが注目されます。 ☝︎チャトリ・シットヨートンCEO ©️ONE Championship ONE ChampionshipのチャトリーCEOは、激しい試合を展開した選手に対して5万ドル(約650万円)の特別ボーナスを出したり、タイ国内の小さなムエタイジムへの支援で1ジムにつき50万バ

  • ジョイシーTKOで完勝‼︎

      1月27日にVSファースラ戦を予定していたジョイシー・イングラムジム(ブラジル)ですが、急遽、1月24日に開催のイタリア バイクメーカー「aprilia」のオープニングイベントULTIMaTE NIGHTに出場となりました。 ジョイシーの試合1試合のみで、そのほかにはブアカーオ・バンチャメークの古式ムエタイ演舞が行われました。   試合は3分3ラウンドで行われ、ひと回りジョイシーより大きいオマーが初回から勢いよく果敢に攻めてきますがジョイシーは冷静にディフェンス。被弾しないようにしながらも得意の左ミドルキックを散らしていきます。 2ラウンド目、早くも見切り始めたジョイシーは攻撃の頻度を上げて、内股ロー、ボディストレートなどでオマーのスタミナを削っていきます。ジョイシーの怒涛のボディ攻撃に口を開け始めたオマーは膝蹴り数発を食らうと、とうとうダウン… 再開後、パンチをまとめて防戦一方になるとレフェリーはストップ。ジョイシーの2ラウンド TKO勝利となりました。 ◇2023年1月24日(Tue) 19:00 ラジャダムヌンスタジアム aprilia presents「ULTIMaTE NIGHT」 ◎ジョイシー・イングラムジム 🇧🇷 VS (150lbs) 2R TKO ●オマー・マーヒル 🇧🇪 ☝︎完勝したジョイシー・イングラムジム。日本でのビッグマッチ出場が実現するのが期待されます。   ☝︎ムエタイ界のスーパースター、ブアカーオ・バンチャメークの古式ムエタイ演舞も披露されました。 ☝︎会場となったラジャダムナンスタジアムは、通常とは違ったapriliaカラーの内装に彩られ、華やかに演出されていました。客席反対側のスペースにはapriliaのバイク各種が展示されていました。     Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 復帰第2戦決定‼︎

      ジョイシー・イングラムジム(ブラジル)の復帰第二戦が決定しました。 復帰戦同様、ラジャダムナンスタジアムにてRAJADAMNERN KNOCKOUTのメインイベントに出場となります。 対戦相手は、オープンフィンガーグローブで戦うMX MUAY EXTREMEの元チャンピオン、ファースラ・ウォー.ペットプーン(タイ)。 百戦錬磨のベテラン選手です。 ジョイシーも実績があるだけに、復帰戦からでも容易な相手とはマッチメイクされません。 復帰戦も今回の2戦目も名のある強豪選手との対戦となりました。 ジョイシーと同じサウスポーでベテランらしいテクニシャンなので難敵です。約10年前の新人時代に地方で戦っており、ジョイシーの判定負けでした。 ファースラは昨年6月にはRWS(ラジャダムヌン ワールド シリーズ)にも出場しています。それ以降、試合をしていないとの情報が出ていますが、小さな地方興行などでは試合をこなしているはずなので良いコンディションで出てくるかと思います。メインイベントに出場となります。   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM      

  • ゲーオサムリットジム主催チャリティ興行

      ゲーオサムリットジム主催興行 『スッグ ゲーオサムリット・子供の日チャリティ興行』 2023年1月13日(金) バンコク・タリンチャン区ソイスワンパック16 特設会場   タイの子供の日の前日、ゲーオサムリットジム主催興行がジム所在地のタリンチャン区にて開催されました。 会場にはキャプテンケン・ナルパイなどの選手OBや関係者など懐かしい顔が集いました。 ゲーオサムリットジムOBで、元IBFパンパシフィック王者のティラポンが、現在はタイ国警察の少佐にまで出世して凱旋。OBを代表してのリング上から挨拶となりました。 ☝︎ティラポン・ケーオノーンサメット警察少佐(元IBFパンパシィフィック王者)   ■セミファイナル (57kg契約) ●スアマニー・ゲーオサムリット(タイ) VS 5R 判定 ○サーイトーン・ウォー.ウラチャー(タイ)   ■メインイベント (55kg契約) ◎イティリット・ゲーオサムリット(タイ) VS 1R TKO ●ペットチャイナート・シットカムナンネン(タイ)   ルムピニー、ラジャダムナンスタジアムのビッグマッチで組まれても良いレベルのマッチメイクで、白熱した試合が続きました。 入場無料で食事も配って地元の地域住民に還元する良い興行でした。 ☝︎見事な初回KOでメインイベントを締めたイティリット・ゲーオサムリット(中央)とゲーオサムリットジム勢。 ☝︎謎の日本人中年の方もプレゼンターとしてリングに上がっておりました…   ☝︎独特の雰囲気を醸し出すムエタイ会場でちびっ子ムエタイも開催。 ☝︎興行フライヤー。沢山の支援者、協賛の中で開催が実現しました。   次回の主催興行は、4月のソンクラーン(タイ正月)の時期に予定をしていますが、現在、イングラムジム×ゲーオサムリットジムでの共同開催の興行も視野に入れております。     Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • 謹賀新年 – 2023 –

    あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。   令和五年 สวัสดีปีใหม่ 2566 イングラムジム INGRAM  MUAY THAI  GYM www.ingramgym.com      

  • ジョイシー復帰戦は判定負け

        12月24日のラジャダムヌンスタジアムのメインイベントに出場したジョイシー・イングラムジム(ジョス・メンドーサ)ですが、ピーマイ・ポー.コーブグアにダウンを奪われて判定負けとなりました。 ☝︎ジャッジ3者ともに29-27 ブランクからの復帰戦にしては動きは悪くなく、ダウン以外は綺麗な左ミドルキック、テンカオなどで有効打を多く決めるなどしていたので、勿体ない内容ではありました。 私自身が事前の対戦相手の研究で、ピーマイは右肘が得意なのを把握していたのですが、1R終了後のインターバル中の最後に右肘を注意するように伝えるかどうか迷っていたのですが、案の定、非常に良いタイミングで狙っていた肘を入れられてしまいました。狙ってくると把握しながらも伝えきれなかった部分を悔やみました。 注意を促していれば被弾しなかったとは言い切れませんが、インターバル終盤にリングサイドに戻って伝えるべきか躊躇してしまった部分でセコンドとしてのミスと言えます。 タイミング、バランスの良いミドルキック、首相撲でも組み負けることなくピーマイのスタミナを削っていただけに、本人も悔しくて再戦を希望しています。 勝敗を抜きにして、試合の動き自体は復帰戦としては上出来だったと思います。やはりブランクは大きいものです。予想以上のスタミナロス、反応の遅れなどはコンスタンスに試合をこなして戻していくしかありません。 ピーマイ相手に復帰戦であれだけ動ければ、来年からの試合に期待できるでしょう。     ■2022年12月24日 (sat) 19:00 start @Rajadamnern Stadium RAJADAMNERM KNOCKOUT メインイベント(67kg) 3分3ラウンド制 ●ジョス・ロドリゲス(ブラジル/イングラムジム) โจซี่ อินแกรมยิม(บราซิล) VS 0-3(27-29) ○ピーマイ・ポー.コーブグア(タイ) ปีใหม่ ป.กอบเกื้อ(ไทย) ※2Rに右肘でダウンを奪われる。   Text by HIDEKI  SUZUKI INGRAM  MUAYTHAI  GYM

  • 暴君ナース、再びKO勝利!

      WPMF世界女子ピン級チャンピオンの田中”暴君”藍選手と聖域統一ウェルター級チャンピオンの佐藤界聖選手が出場したMUAYTHAI SUPER CHAMPの試合リポート。   ■2022年12月11日(日) タイ・バンコク 19:00(タイ現地時間) ch8 Live中継 MUAYTHAI SUPER CHAMP   ▶︎第3試合 45kg契約 3分3ラウンド ◎田中”暴君”藍 (日本/PCK亘理) VS 2R TKO ●モンクットペット・カオラックムエタイ(タイ) ☝︎前日計量時の両選手。上り調子のモンクッペットが有利との戦前予想。 1ラウンド開始から左ミドルキック、左ヒザ、前蹴りで果敢に攻めるモンクッペット。なかなか中に入れず攻めにくい状態が続く田中。モンクッペットは田中対策が万全な印象で、しっかりとガードを固めて被弾しないように距離を取って中に入れさせない戦略。 2ラウンドになると体も動き出した田中は自分の距離を掴み始める。右ボディストレートを決めると一瞬モンクッペットの表情が曇り、効いた様子。攻防の中で左ボディを入れると確実に効いたのを確信して更に攻め立てる。 モンクッペットの左ミドルをキャッチした後に左ボディフック⇨離れ側に三日月蹴り的な左ミドルキックを入れると、モンクッペットは一瞬の間を置いてダウン。腹をおさえて悶絶する姿にレフェリーは続行不可能と判断してストップ。田中の2ラウンドTKO勝ちとなった。 試合後には今大会の最優秀選手(MVP選手賞)として選出され、賞金1万バーツを獲得。9月のKO勝ちに続き更に大きなインパクトをムエタイ関係者に与える試合となった。 ☝︎トーナメント優勝者、各賞の受賞選手たちと。   ▶︎第4試合 66kg契約 3分3ラウンド ●佐藤 界聖 (日本/PCK連闘会) VS 3R判定 ○ゴーンサヤーム・サティアンムエタイ(タイ) ☝︎初の海外遠征試合となった佐藤界聖(右) 6月26日の仙台興行で聖域統一ウェルター級チャンピオンとなり、タイ遠征試合のキップを手にした。 初の海外渡航ともなったタイ遠征ですが、極度に緊張することもなく異国の地での試合に挑みました。 相手はベテランでフィームー(テクニシャンタイプ)のゴーンサヤーム。アグレッシブな試合を促されるSUPER CHAMPでは異質な選手ですが、参戦するごとに決して打ち合わない戦い方で好戦績を残しています。試合は案の定、攻め立

  • 初回KO勝利!

      ラジャダムナンスタジアムに出場したトーントー・イングラムジム(タイ)が初回KO勝ちを収めました!   ■2022年12月10日 (sat) 19:00 start @ラジャダムヌンスタジアム スッグ・ラジャダムヌン ノックアウト セミファイナル(63kg契約) ◎トーングトー・イングラムジム(タイ) ทองโท อินแกรมยิม(ไทย) VS 1R TKO ●ガイパー・ヂェーヂェンバーングルアイ(タイ) ไก่ป่า เจ๊เจนบางกรวย(ไทย) ※2度目のダウンでレフェリーストップ ☝︎1ラウンドで勝負を決めたトーントー・イングラムジム。 開始早々、重いローキックを繰り出していったトーントー。カットしていたガイパーでしたが、コーナーに詰まると一瞬、効いた素振りを出してしまう。それを見逃さなかったトーントーとセコンド陣。怒涛の攻撃で脚を効かせて意識が下にいったところを肘打ち一貫…最初のダウンを奪いました。が、ガイパーも直ぐに立ち上がり反撃に転じます。激しい打ち合いになるとヒヤっとする場面も見られましたが、激しくも冷静に攻撃を続けたトーントーがダウン追加。立ち上がりましたがレフェリーは試合をストップ。トーントーの1ラウンドTKO勝利となりました。 ☝︎攻撃力抜群のトーントー。危なっかしい荒さが洗練されていけば面白い選手になるでしょう。 ☝︎試合後はチームと記念撮影。左から2人目は前日の9日にRWSにてカイト・ウォー.ワンチャイ選手との激戦に勝利したマイケル・フェルナンデス(スペイン)選手。     Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM MUAYTHAI GYM www.ingramgym.com  

  • ムエタイジム最高ランク認定!

    タイ国スポーツ局(Sports Authority of Thailand / 略称:SAT) ムエスポーツ委員会が査定するプロムエタイジムのランク認定で、ゲーオサムリットジムが最高評価ランクの5ッ星の認定を受けました。 ☝︎タイ国スポーツ局ムエスポーツ委員会からのファイブスター認定証 これはムエタイジムとしての今までの選手輩出の実績やプロ選手、トレーナー登録状況の正確さ、ジム設備の質や充実さなどを委員会認定のインスペクターが調査、審査してランク評価を認定するものです。 ☝︎最高峰ジムの証。認定プレートも授与されます。 国の機関から正式にプロムエタイジムとして、最高ランクのジムということを認定してもらえたということです。 ☝︎2022年12月2日に認定証、認定プレートなどがムエスポーツ委員会委員長より授与されました。 タイ国内にはムエタイジムが数多くありますが、現在、バンコク都心にあるほとんどのジムはタイ選手輩出の実績が皆無のフィットネスジムですので、このSATからのランク認定を受けるのは不可能です。 フィットネスジムと差別化するのにとても良い認定システムだと思います。 プロムエタイ部門でも規模により小・中・大規模ジムに分類され、ゲーオサムリットジムは大規模ジムでの5ッ星獲得です。 現在までのムエタイ界への貢献度、トップ選手輩出実績、現在のメジャースタジアム出場状況をみても、タイのムエタイジムのトップと公共機関より正式に認定された形になりました。 今後、ムエタイ界での益々の活躍をご期待ください。 Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAYTHAI  GYM

  • 次世代を担うムエタイの精鋭たち

      名門ゲーオサムリットジムの所属選手たちの最近の戦績が好調で、勢いを増してきています。 11月28日のスッグ・ムエタイパンミットのメインイベントに出場したヨードドーイ・ゲーオサムリットは、同じく倒し屋スタイルのスアヤイ・チョー.パヤックに激しい打ち合いからのハイキックでKO勝ち。 前戦も大逆転のKO勝ちで、会場のギャンブラーたちから特別チップ30万バーツ(約120万円)を獲得しています。 ☝︎倒し合いを制したヨードドーイ・ゲーオサムリット ☝︎ハイキックKO。次戦は12月24日に予定されています。 ☝︎連勝中のルーポン・ゲーオサムリット 今最も将来性を感じている選手のルーポン・ウムカトーンチェンマイジム(ゲーオサムリット) 若干15歳でサウスポースタイルから繰り出される強烈な左ミドルキックは、ゲーオサムリットジムの大先輩、ワチャラチャイ・ゲーオサムリットを彷彿させます。先日の試合は左ミドルキックで相手の腕を破壊してKO勝ちしています。   ☝︎ゲーオサムリットジムの精鋭部隊。 11月30日にラジャダムナンスタジアムのセミファイナルに出場したケーオクラー・ゲーオサムリットは惜しくも敗れてしまいましたが、それまでは各選手が連戦連勝でした。 ☝︎その他にもビン・ゲーオサムリット(上段)、プラカーイスック・ゲーオサムリット(下段)らが連勝中。   年末年始を間近に控えて、ゲーオサムリットジム+イングラムジムでのムエタイ合宿の申込みが増加してきています。 部屋数に限りがありますので、ご希望の方はお早めにお申込みください。 お問い合わせ Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM MUAYTHAI GYM

  • イングラムジムよりラジャダムヌン出陣!

      トーングトー・イングラムジム(タイ)、ジョイシー・イングラムジム(ジョス・メンドーサ/ ブラジル)が12月10日、12月17日のラジャダムナンスタジアムにそれぞれ出場が決定しました。 ■2022年12月10日 (sat) 19:00 start @ラジャダムヌンスタジアム スッグ・ラジャダムヌンムエタイ トーングトー・イングラムジム(タイ) VS TBA ■2022年12月17日 (sat) 19:00 start @ラジャダムヌンスタジアム スッグ・ラジャダムヌンムエタイ ピーマイ・ポー.コーブグア(タイ) VS (67kg) ジョス・メンドーサ(ブラジル)   倒せる技を持っている反面、打たれ弱さを併せ持ってしまっているトーングトーですが、被弾せずに勝利を得てくれればと思います。 今後、イングラムジムではトーングトー選手以外にもタイ選手を数選手確保していき、メジャースタジアム、メジャーイベントに参戦していければと考えています。 ジョイシーは久々の試合ですが、なかなかの強豪とマッチメイクされています。ジョイシーはスロースターターなので序盤にピンチになることが多く、3ラウンド制だと後半巻き返しが厳しくなるので本来ならば5ラウンドの試合がベストですが、今回は久々の試合ということもあり、この興行にエントリーしました。 👇ジョイシーと対戦予定のピーマイ・ポー.コーブグアの試合動画 土曜日にも興行を開催することになったラジャダムヌンスタジアム。3ラウンド制のムエタイですが、殿堂スタジアムでも3ラウンドが普通になってきました。     【ムエタイ選手ネーミングライツ制度】 有望なタイ人の新鋭選手を支援、スポンサードしてくださる個人、企業パートナーを募集中です。 (※タイ国内企業・個人、日本国内企業・個人を問いません。) ネーミングライツ〔選手命名権〕でリングネームに企業名やショップ名、商品名を付けて試合出場することが可能となります。 例) デントラニー・クルントラベル(タイ) デントラニー・スズキコウギョウ(タイ) など   基本1年からの契約となりますが、複数年契約の場合にはネーミングライツ・パートナー費用が特別価格となります。 詳しくはメールにてお問い合わせください。 ingramgym@gmail.com   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM MUAYTHAI GYM

  • 日本人2選手のタイ遠征試合決定!

      9月11日に引き続き、田中 “暴君” 藍選手が再びSUPER CHAMPへの出場が決定しました。 今回は同門の超新星、”魔王の子” 佐藤界聖選手も出場となり、PCKチームから2選手が挑みます。   ■11 DEC 2022 (sun) MUAYTHAI SUPER CHAMP 19:00(タイ現地時間) start / 8ch 🇯🇵田中 “暴君” 藍 (PCK亘理/日本) VS (45kg契約) 🇹🇭モンクットペット・テーウムアンルン(タイ)   ▷9月のSUPER CHAMPでKO勝ちし、強烈なインパクトを残した田中 “暴君” 藍選手には、SUPER CHAMP側が強敵を準備してきました。 対戦するモンクットペット選手は、ラジャダムナンスタジアムで開催されている話題のRWSにも出場している選手で、最近では103-105ポンドでの試合が多く、手足が長くて45kgクラスの選手としては大きく感じられます。12月1日にはプーケットで自身の保持するタイトル防衛戦も控えています。 通常体重が45kgの田中選手と、階級を落として挑んでくるモンクットペット選手とでは前日計量(前日の朝計量)ということもあり体格差が大きくなるでしょう。 ベストなタイミングを選んで重い左右のミドルキックを繰り出し、膝も強烈なモンクットペット選手をどう攻略していくか⁉︎ 自分の距離の取り合いがネックになってくる闘いになるでしょう。   🇯🇵佐藤 界聖 (PCK連闘会/日本) VS (66kg契約) 🇹🇭レインボー・ソー.コー.スガイジム(タイ) ▷初のタイ遠征となる”魔王の子” 佐藤界聖選手は、PCK軍団が誇る超新星の選手です。今年6月に地元仙台で聖域統一ウェルター級チャンピオンを獲得し、いよいよ本場タイでのムエタイに挑みます。 界聖選手と対戦のレインボー選手は、非常に激しい試合をする選手として有名で、7チャンネルやオムノーイスタジアムなどのTVマッチで倒し倒されの激闘を繰り広げてきたベテラン選手。一発で倒す破壊力を持つロングの左フックは要注意です。 最近はSUPER CHAMPにも積極的に参戦し、ルールや対外国人選手との闘いには慣れているので、なかなかの強敵を界聖選手は迎え撃たなければなりません。体格的には不利ではないので、伸び盛りの勢いでベテラン選手を撃破するのか、レインボー選手がキャリアや倒せる技で新鋭をねじ伏せるのか⁉︎激

  • チャンピオンベルト制作実績

        ■チャンピオンベルト制作実績 ☆SHOOT BOXING    S-CUP  Girls  S-CUP ©️SHOOT BOXING THE MATCHでK-1の野扖選手を破って中量級トップを証明した海人選手の両肩に輝くベルト。 ☆KNOCK OUT ☆KNOCK OUT アマチュア ☆MAキックボクシング ☆KILLA MUAY ☆聖域SANCTUARY TENKAICHI、BLADE… その他多数   写真などの資料から昔のプロレス団体認定のチャンピオンベルト復刻版や、既存のベルトをアレンジしたデザインのチャンピオンベルトを発注されるケースにも対応しております。 WBA、IBF、WBOなどの世界王座ベルトのレプリカを個人コレクション用に発注される方も多く、世界チャンピオンからサインを入れてもらい自宅での鑑賞用に集めている方々も少なくありません。 “MONSTER” 井上尚弥チャンピオンからサインを入れてもらったら一生の宝物ですね。 (写真は弊社手配のIBF世界王座ベルトにサインをする井上尚弥選手 ※ご購入者様提供)     チャンピオンベルトの制作に関してお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ボクシング界とキック界+ムエタイ

      日本が誇るボクシング世界王者、井上尚弥選手の4団体王座統一戦が12月13日に開催されます。(VSポール・バトラー戦)勝利すれば、日本人初の世界4団体統一チャンピオンとなります。 歴代の日本人世界チャンピオンをみても、井上尚弥選手の突出した実績はトップですね。まさに日本が生んだボクシング界のザ・モンスター。 本物の実力でここまで上り詰めたということに異論のある人は皆無でしょう。 正直、過去に”この選手が世界チャンピオン⁉︎”という印象を受けた王者がいたことも確かで、日本王者⇨東洋王者⇨世界ランカー⇨世界チャンピオン!というプロセスを踏まずに王者になる手法が蔓延し始めた頃から、ちょっと微妙なチャンピオンが増えてきたことでボクシングへの興味が失せたこともありました。 色々と物議を醸した親子もいましたし、エンタメ色が強くなっていく傾向に眉を顰めるコアなボクシングファンもいました。 そこまでの実力が無くても、周りのバックやサポートで人気、知名度が上がり、実力以上の冠が付いてしまうケースが多いと、ボクシング本来の”実力主義”の世界が崩れてしまいますね。 とは言っても興行の世界であれば観る人がいないと成り立たない世界なので、煽りやパフォーマンスはある程度必要とは思いますが、井上尚弥選手をみれば一目瞭然で、”強ければ余計なパフォーマンスは一切不要”になるのですが… パフォーマンス=実力不足を補う。なんでしょうか…⁉︎   最近よく現役や元ボクシングの世界チャンピオンがキックボクシングや総合格闘技など、他格闘技の人気選手たちとYouTubeなどの企画で交流しているのを見かけます。 知名度アップ、人気を得ていくためのセルフプロデュースが必要なのでしょうが、現役選手なのであれば、その時間を練習、実力アップの為に使った方がいいのでは⁉︎と感じてしまうのですが… ボクシングと他格闘技の選手が交流することが増えたことに時代の流れを感じますが、私が現役時代には完全に双方の間には壁があって、ボクシング界からは一緒にしてくれるな的な空気がありました。 そうなるのも当然で、キック界は当時から今に至るまで団体分裂、新団体発足を繰り返しており、ボクシングのJBCのような統一機構、コミッションが存在していない世界です。 一時期、沖ボクシングジムにお世話になったことがありましたが、ちょうど竹原慎二さんが世界タイトルを奪取する前で、その世界を相手にしてい

  • 元ラジャダムヌン王者の今

      ジョイシー・イングラムジム(ブラジル) 欧米人として初のラジャダムヌンスタジアムの王座を獲得したブラジル人選手です。(2013年にウェルター級チャンピオンを獲得) 本名ジョス ロドリゲス メンドーサ。今年(2022年)で36歳になりました。度重なる脛の裂傷で長期の戦線離脱となっていましたが、本人の意思はまだ現役を続行したいという意向から話し合いの場を持ちました。   2017年3月の試合で、脛の裂傷が再発し戦線離脱。治療やリハビリを重ねて非公式戦ながら2022年4月に元ラジャダムヌンスタジアム・スーパーウェルター級チャンピオンのシップムーンとの3ラウンド制マッチを行っています。(判定負け) 他にも非公式戦を2戦ほどこなしており、怪我の箇所の回復状態も順調とのことで本格復帰の計画を立てている状態です。 ムエタイの実績は言うまでもなく、コンディションも良いことから、どのような形で本格復帰のサポートが可能か検討している状態です。 日本では過去4試合を戦っており、4戦4勝(2KO)の実績を誇ります。 ❶VS 田中秀弥(RIKIX) 判定勝ち ※タイトル初防衛戦 (2014年9月28日岡山・倉敷) ❷VS 緑川創(目黒藤本) 3R TKO勝ち (2015年2月11日 東京・大田区) ❸VS メリケン雄人(契明ジム)判定勝ち (2015年5月2日 神奈川・横浜) ❹VS 喜入 衆(フォルティス渋谷) 4R TKO勝ち (2016年10月9日 岡山・倉敷) ©️OKAYAMA GYM 試合内容や結果により、再び日本のリングにて、その勇姿をお披露目する可能性も出てきます。 もし日本に登場となった際には、是非、応援をお願いします。   ■リングネーム ジョイシー・イングラムジム ジョス・メンドーサ ■本名 ジョス ロドリゲス メンドーサ ■生年月日 1986年10月6日(36歳) ■出身 ブラジル・ベレン州 ■身長・体重 175cm 70kg(通常体重) ■所属 イングラムジム ■戦績 […]

  • オリジナル・ムエタイパンツ制作

    イングラムジムでは、 名前やジム名が入ったオリジナルのムエタイトランクスの制作を承っております。 50枚から注文を受け付けております。 (※各サイズを指定して合計枚数が50枚より) ジム会員さんへの販売用、所属選手の試合時の着用に映えるジムオリジナルデザインのムエタイトランクスがあれば、ジムの大きなプロモーションになるかと思います。 通常ですとデザイン費用は別途で必要となりますが、今ですと全体のデザインを考案してサンプル画を無料で提供しております。 ※ジムオリジナルのロゴがある場合には、ロゴデータの提供をお願いします。 ジムや道場ごとからのご注文になります。少枚数での制作は受け付けておりませんのでご了承ください。 ※100枚ご注文からは特別割引きが可能となります。   デザイン、素材、枚数により卸価格に差がありますので、詳しくは下記フォームよりお問い合わせください。 👇 お問い合わせ     INGRAM MUAYTHAI GYM

  • タイでのムエタイ挑戦

      現在のタイでは長期滞在している外国人ムエタイ選手が非常に増えた印象があります。 毎週開催されている各興行では、タイ選手VS外国人選手で全カードが構成されているくらい外国人選手を探すのが容易になっていると感じます。 特にプーケットなどのジムでタイに長期滞在し、定期的に試合に出場している欧米人選手が多くなりました。実力的にもタイのそれなりのレベルの選手と張り合えるくらい実力がある選手もいます。 逆にタイ選手のレベルが下がったとも言えるでしょう…最近では明らかに練習不足でKO負けしてしまう場面も中継などでみる機会が確実に増えてしまいました…   長期滞在し定期的に試合に出場していれば経験値が上がり、練習法やコンディションを整えるのも上手くなり結果も出てくるでしょう。興行の延期や中止が多発するタイですので、主催者側からしても長期滞在している外国人選手が使いやすいのも当然となります。 そんな中ですが、日本人選手は仕事の都合などで長期滞在するのが難しいのが常です。イングラムジムでは、きちんとタイの事情や海外での試合に挑む意義などを理解してもらい、信頼関係を構築しているジム会長との交流で、試合のアレンジ、コーディネートを担当することもあります。 コロナ禍以外のここ数年は、PCK連闘会所属のWPMF世界ピン級王者、田中 “暴君” 藍選手のタイ遠征試合をサポートさせてもらっています。   PCK代表選手である田中 “暴君” 藍選手の今までのタイ遠征試合の試合結果は以下の通りです。   ❶2017年9月10日 ラマ100スタジアム VS アイーダー・ルークサーイコンディン(タイ) ○3R 判定勝ち ❷2017年12月4日プーケット パトーンスタジアム VS テンモーング・ポー.サクダー(タイ) ◎2R TKO勝ち ※PK-1世界ピン級王座獲得 ❸2018年3月16日 アユタヤ特設会場 VSペッテェー・ソー.ソピス(タイ) ◎3R TKO勝ち ❹2019年3月16日 アユタヤ特設会場 VS クラーブダム・シット ソーノー(タイ) ●5R判定負け ※WPMF世界ミニフライ級王座挑戦 ❺2019年8月11日 パタヤJF BOXING STADIUM VS メイジ・ウムカットーンチェンマイジム(タイ) ○5R判定勝ち ※WPMF世界ピン級王座獲得 ❻2022年9月11日 SUPER CHAMP VS ノーンメー・ウッディジム(タイ) ◎

  • ”闘魂”アントニオ猪木氏死去

      2022年10月1日、アントニオ猪木氏が亡くなられたニュースが各メディアで大きく報道されております。 闘病されているのは報道で知っていましたが、やはり訃報を聞くとショックでした。   燃える闘魂『アントニオ猪木』   私自身、猪木会長の格闘技精鋭部隊であるチームINOKIの打撃コーチとして関わらせていただき、藤田和之選手、LYOTO選手のタイ合宿などをサポートさせていただきました。 藤田和之選手のPRIDEなどでの活躍、LYOTO選手も後にUFCのチャンピオンになるなど、大活躍する格闘技選手を次々に発掘した功績は今の格闘技界に大きな影響を与えました。 なにより、ブアカーオのK-1 MAX出場に際してはTEAM INOKIからの出場となり、ムエタイの世界的普及に多大なる協力をしていただきました。 感謝です。 ” ムエタイ ” が打倒K-1を果たした日 ©️INOKI Int’l Inc. この写真撮影の際、やはり放つオーラが凄すぎて、一言も喋れずにオドオドしてました…   ムエタイ戦士 ブアカーオのK-1 MAXでの活躍のきっかけ以外にも、ソ連(現ロシア)のボクシング選手、格闘技選手の発掘、モンゴル、ブラジルなどとの交流で各国から魅力ある選手に活躍の場を提供してきた偉大なる巨匠。   心よりご冥福をお祈りいたします。   合掌   鈴木秀樹 / Hideki Suzuki イングラムジム/ INGRAM MUAYTHAI GYM

  • タイ遠征試合

    2022年9月7日よりタイから日本へ渡航する際に必要だったPCR検査が免除され、通常通りの渡航が可能となった為に日本-タイ間での行き来が活発化してきた印象です。 ※ワクチン3回の摂取は必要。 バンコク国際空港、スワンナプーム空港も多くの渡航者で賑わいを取り戻していました。 そんな中、日本人ムエタイ選手のタイ合宿やタイ遠征試合も多くなってきました。 9月9日には、SUPER CHAMPに出場するWPMF世界女子ピン級チャンピオンの田中 “暴君” 藍選手が来タイしました。 6月25日に仙台での初防衛に成功した田中選手は、スポーツ報知やその他各メディアにてその活躍が報道され、知名度もアップする中、今回のタイ遠征試合となりました。 出場するのは、9月11日(sun)に開催のMUAYTHAI SUPER CHAMPシリーズ。毎週日曜日にチャンネル8で生中継放送されている人気興行です。 スワンナプーム空港に到着したPCK連闘会一行 鈴木芳喜会長(右端) 毎週激アツな熱戦を繰り広げており、今では7チャンネルのムエタイ中継よりも視聴率が高いSUPER CHAMP興行。 9月10日には前日計量とドクターチェック、ATK検査を実施。©️SUPER CHAMP   ■9月11日19:00(タイ時間)よりライブ中継にて日本からも視聴可能です。日本時間21:00スタート。 https://youtube.com/c/Muaych8 第二試合45kg契約(3分3ラウンド) VS ノーンメー・ウッディジム(タイ)     是非、日本からの応援をお願いします。         Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM MUAYTHAI GYM  

  • KO負け後に緊急搬送…繰り返されるリング禍

    7月15日、FIGHTER Xで行われたアントニー・TFCジム(フランス)VS パーンペット・パドゥンチャイムエタイ(タイ)にて事故が発生しました。 FIGHTER Xは最初の2Rはパンチのみのボクシングルール、3R目からムエタイルールという特殊なルールで始まった新イベントです。 最終ラウンドの5R、アントニーの回転肘が炸裂し、パーンペットはリングに頭を打ちつけ失神。 すぐに病院に搬送されましたが、意識不明のまま現在、脳死状態とのことです… ☝︎非常に好試合だったパーンペットVSアントニー。このような結末になってしまうとは… 7月3日には日本で試合をしたばかりで、判定で勝利し帰国し、15日の試合に挑んだそうです。 まだ25歳。小さな子どももおり、家族のために連戦したのでしょう… ☝︎前日計量時のパーンペット・パドゥンチャイムエタイ スタジアムでは募金が集められたりしています。 こういう時のムエタイ界の助け合い精神はスゴいですね。 奇跡が起こるように…との各メディアのコメント欄での激励も多く寄せられています。 ☝︎7月3日に日本での試合に出場し、ムエサイアム・スーパーミドル級王座を獲得したばかりでした。   最近は、タイでも日本でも新興イベントや素人同士の殴り合いイベントが異常に増えています。 事故が起こらなければいいけど…と危惧していましたが… 4年前の11月10日には、試合でKO負けした13歳の少年ムエタイ選手が2日後に亡くなった事故がありました。その少し前にはタイでボクシングの試合に出場したイタリア人選手がKO負けし亡くなった事故も… 私自身、観戦していた目の前で行われた試合後に亡くなったケースを今まで2回みています。 まだ自身のジムを持っていなかった20年以上前には、タイ修行に来ていた仲間がスパーリングの練習中に倒れて病院に搬送され、私も連絡を受けて駆けつけましたが亡くなってしまった経験もあることから、ジムを運営するにあたっても、事故防止に関しては常に神経を尖らせてきました。 あまり報道されていませんが、試合だけでなく練習時の事故も多く発生しています。しっかりとしたプロの指導者の元、管理された中での練習が必要です。 特に練習生同士で勝手に激しいスパーリングを始めたりする部分に目を光らせていました。誰かを捕まえてボコボコにしてストレスを発散しているような会員などを出入り禁止にしたりもしています。事務仕事をしな

  • “名門ジム”と称される所以

      2022年5月12~23日にベトナムにて開催された第31回シーゲームズ(SEA GAMES)にて、アマチュアボクシングで見事に63kg級の金メダルを獲得したソムチャーイ・ウォンスワン選手が、ゲーオサムリットジムのアナン会長、会長夫人を訪ねてきました。 ©️Thairath 元々ソムチャーイ選手は、ゴーンスック・ゲーオサムリットのリングネームでゲーオサムリットジム所属で活躍した選手です。タイ国空軍にて任務に従事しながらタイ代表としてシーゲームズに出場し、最高の結果を出しての凱旋です。 ☝︎会長夫妻に金メダル獲得の報告に来たゴーンスック・ゲーオサムリット(右から二人目) ☝︎育ったジムにてアナン・チャンティップ会長とのツーショット。 ☝︎所属選手、トレーナーとの記念撮影。後輩達も祝福。(2022年7月15日)   また、かつて新人時代にゲーオサムリットジムにて合宿したK-1の武尊選手が十数年ぶりに訪問、練習に参加してくれました。 ☝︎ゲーオサムリットジムのオリジナルトランクスを着用する武尊選手。久々のタイでの原点訪問でリフレッシュすることが出来たのでは⁉︎と思います。 武尊選手のゲーオサムリットジム訪問を報じる記事 同じく那須川天心選手も新人時代にゲーオサムリットジムでの合宿を敢行しています。他にも多くのトップ選手らがゲーオサムリットジムでの合宿、練習に参加してくれています。 ”有名選手のほとんどがゲーオサムリットジムでの合宿、練習経験をしている…”といわれるほど、ゲーオサムリットジムでの練習が出世コースになっているような現象があるのも事実です。 武尊、那須川両選手ら外国人選手に限らず、今までゲーオサムリットジムから輩出したムエタイ選手も半端ない実績を誇るのは言うまでもないでしょう。 そちらの実績はこちらのページをご覧ください。 何を隠そう、この私自身も現役時代はゲーオサムリットジムでの合宿を続けていた一人であり、実は定期的に合宿や試合をした外国人第一号選手であるのです… 出世したかどうかは…あれなんですが… ☝︎試合前にアナン会長にバンテージを巻いてもらう某選手…(1994年10月ノーンカイ県にて) Photo by HARUKI HOTTA   ゲーオサムリットジムは、若手選手陣も現在連勝中で勢いを増してきています。 “名門ジム”と呼ばれるムエタイジムは多くありますが、やはりそう呼ばれるにはきちんとした実績が

  • ラジャダムヌン創設77年目の大変革!

      タイで最初に創設されたラジャダムヌンスタジアム(Rajadamnern Boxing Stadium/1945年設立) 創設から77年目にして大きな変革が発表されました。2022年7月22日の興行にて、創設以来、初めて女子選手がラジャダムヌンスタジアムのリングに上がります。 ラジャダムヌン・ワールド・シリーズ(RWS)と称したトーナメントを開催することを発表したラジャダムヌンスタジアムは、同時に女子選手8名によるトーナメント開催も発表しました。 タイ人選手4名、外国人選手4名により優勝者が決定されます。契約体重は112パウンド=50.8kg ☝︎女子選手がラジャダムナンスタジアムのリングに上がることに対して、リングの地神に祈る儀式が執り行われました。 ©️RWS ©️RWS ☝︎77年の歴史上、女子選手として初めてラジャダムヌンスタジアムのリングに上がる8名の選手たち。 ©️RWS ☝︎チャンピオンベルトも新設。   ルムピニースタジアムに続いて、ついにラジャダムヌンスタジアムも女子選手出場を解禁しました。 時代の流れという部分を感じます。77年もの長い間、ずっと守ってきた習わしを変えてまで決断したからには、何らかの大きなメリットをスタジアムにもたらさなければならないと思います。   ムエタイの本場タイでも女子選手が活躍できる環境は整ってきたと思いますので、世界中のファイターが目指す最高峰のスタジアムであってほしいですね。   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAYTHAI  GYM

  • WPMF世界タイトルマッチ@仙台

      2022年6月26日に仙台で開催された、聖域プロモーション主催のHARD CORE SANCTUARY 2022 -1st- メインイベントのWPMF世界女子ピン級タイトルマッチは、王者の田中 “暴君” 藍選手が、タイからの挑戦者 カオスアイ・ポー.コーブグア(タイ/同級6位)を終始圧倒し、初防衛に成功。各メディアの取材が入り注目されるプレッシャーの中、強さを見せつけてメインイベントを締めました。 ☝︎50-45(三者とも)の大差判定で初防衛に成功した田中選手(左側)   私自身も、当日はタイ側コーディネーター兼世界戦の立会人(スーパーバイザー)として同行、現地にて観戦していました。前日の公式計量から健康診断、レフェリー・ジャッジ陣とルールなど最終確認等を済ませ厳正に世界戦を遂行しました。 ©️聖域プロモーション   チャンピオンの田中選手は、看護師とムエタイ王者という二刀流の経歴から地元メディアのTBCや河北新報の取材で、試合前から大きく注目されており、スポーツ関連誌で有名なSTANDARD誌にも巻頭カラーで取り上げられるなど、確実に知名度をアップさせていました。田中選手の知名度アップ=ムエタイという競技が注目され、認知されてくるのでムエタイ界にとっても非常に喜ばしい傾向ですね。 ©️河北新報社 TBC番組内でのスポーツニュースでも取り上げられました。newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/8… ☝︎WPMFの世界王座のベルト (真ん中)と聖域統一王座のチャンピオンベルト ☝︎公式計量後に両選手で記念撮影 ☝︎聖域プロモーション・主催者の鈴木芳喜会長。 地元、東北地域でのムエタイ・キックボクシングの普及・振興に貢献し、ついに世界王者まで輩出した秀逸な指揮官です。 ☝︎HARD COREに出場した選手たち。   Wセミファイナルに出場し、聖域統一王者を獲得した、佐藤界聖(ウェルター級)、TAaaaCHAN(スーパーライト級)両選手は、統一王者に相応しい戦い振りでKO勝利。同級の他団体日本王者たちとの対戦を見たくなるほどの試合運びで、今後の飛躍が大いに期待されます。 確実に力をつけてきている東北勢の今後の更なる活躍に期待してもらえたらと思います。   Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • タイ国プロムエタイ界の重鎮

    タイ国でのプロムエタイ、プロボクシング競技を統括する タイ国プロムエタイ(ムエスポーツ)協会 (The Professional Boxing Association of Thailand / 略称:PAT)ですが、発足からは65年もの歴史を誇ります。そのプロムエタイ協会で30年以上の長きに渡って総裁を務めてきたソムチャート・ヂャルンワチャラウィット氏を今回紹介いたします。 1991年に先日紹介したクレオ・タニクン氏が亡くなってから総裁を引き継いで務めており、現在16期目となります。(昨年から1期4年の任期に変更。それまでは1期2年間の任期で毎期選挙により総裁選を実施) 現在はコロナ禍のため開催を見合わされていますが、毎年、協会、タイ国ムエスポーツ委員会、タイ国スポーツ省、スポーツ局共催のムエタイ競技興行を年間行事として開催してきました。 ムエタイ、ボクシング界で起こる様々な問題や課題を仲介機関としてクリアにしていく役目や、毎年のムエタイ振興事業やレフェリー講習会開催などが協会の主な任務です。 国家予算により運営されており、タイ国スポーツ局内に事務局があります。 協会独自のランキングや認定王座もあり、タイで唯一、”タイ国”の称号が付いたナショナルタイトルになります。 長きに渡ってムエタイ界を引率してきた実績は他に類を見ません。 様々な問題があるムエタイ界ではありますが、”ムエタイ界の父”として日々、選手、ジム会長、引退選手らの福利厚生、業界の為に尽力しています。 先日、海外遠征試合許可のためにはソムチャート総裁との面談が必須なので同行してきました。 タイ国で定められているムエ法(ポーローボームエ2542)に基いて申請しています。 正式なムエタイの海外遠征試合として認可されていれば、事故や後遺症が残る怪我などの場合には国からの補償対象となります。 きちんとした制度がありますので、関係者には厳守してもらいたいものです。 タイ国が誇る国技ムエタイ競技は、タイ国観光スポーツ省の管轄下となり、タイ国スポーツ局内ムエスポーツ委員会とタイ国プロムエタイ協会とで統括。 選手、トレーナー、ジム会長、プロモーター、スタジアムなどは全てムエスポーツ委員会での登録制となっています。 Text by HIDEKI SUZUKI INGRAM MUAY THAI GYM

  • 微笑みの国のゴッドファーザーと呼ばれた人物

      日本は6月19日に東京ドームにて開催されるTHE MATCHが大きな話題になっているようですね。 頂上対決の那須川天心vs武尊が注目され、フジテレビでの地上波放送が決まっていたのが、突然中止が発表されるといったニュースで、ファンや関係者の間で様々な憶測が囁かれ、取り沙汰されています。 その中でも大会実行委員会で中心となっており、RIZINを主催する榊原信行氏の反社との関係性を週刊ポスト誌で取り上げられたことが主な原因ではないかとされています。 興行と反社は昔から切っても切れない関係だという声も聞こえますが、今のご時世では通用しない意見であるかと思います。各テレビ局はそういった部分に非常にナーバスになっており、コンプライアンス遵守と対策をしている状況です。実際にコンプライアンスが厳しくなってから、テレビでの露出が出来なくなったタレントや歌手、俳優さんらもいるのが現状ですね。 地上波の民放ともなれば、より厳格にチェックされていくでしょう。今の時代、少しでも反社との関係がチラついたり、お金の流れがあると判明した時点で完全にアウトでしょう。 それはタイ国も同じことで、かつてはムエタイ=マフィアというイメージを持たれていたことも事実です。正式に認められた(公式スタジアムのみ)ものではありますが、やはりギャンブルが絡んでいることから八百長問題や判定結果をめぐるトラブルや、ムエタイジムのシステム上、厳しい上下関係、オーナーの言うことは絶対だというパワハラが横行しているある種、特殊な世界ではありましたが、一昔前のようなやり方は今では通用しなくなってきているのが実状です。 昨今ではムエタイも世界中から認知されており、タイ国への経済効果も大きいことから政府機関もムエタイを全面に押し出したキャンペーンを実施したりでイメージアップが図られてきました。   現在はそのような状況ではありますが、かつて30年ちょっと前のタイでは、 “チャオポー ナコンバーン”(大都市[首都圏]のゴッドファザー)との異名を持っていたムエタイ・ボクシング界のボスがいました。 クレオ・タニクン(1947年4月10日〜1991年4月5日/56歳没) 言わずと知れたタイのムエタイ・ボクシング界で大きな影響力を持つ大物マフィアとして業界をまとめていました。 サーマート・パヤックアルン(右)、ディーゼルノーイ・チョー.ラッタナスカン(左)と写真に収まるクレオ氏。 ☝専

  • 女子ムエタイ界の名伯楽!

    各スポーツ競技において、女子選手の活躍がその競技の人気、普及の鍵を握っているケースが多いですが、ムエタイ界も例外ではなく、女子ムエタイ選手たちの活躍が一般の方々に響き、影響力は決して小さくないと感じます。 最近ではスタンプ・フェアテックスが大活躍しており、彼女に憧れてムエタイを始める女子もいるのではと思います。 今回は10年以上の間、女子ムエタイの普及に貢献してきた人物を紹介したいと思います。 プームハタイ・マイケーオ氏(ニックネーム:レック氏 / 54歳) ポー.ムアンペットジムの会長であり、女子ムエタイ興行を取り仕切るプロモーターでもあります。 現役時代のリングネームは、 ゴーンキヤット・ソー.タニクン。 “ソー.タニクンジム”と聞けばムエタイファンの方にはすぐにピンとくるジム名です。 泣く子も黙るムエタイ・ボクシング界の大ボスであったクレオ・タニクン氏のジムです。 レック氏は12歳からムエタイを始め、クレオ会長が あの事件で亡くなってしまう22歳まで現役を続けたそうです。(試合数約180戦) 引退後は進学しラムカムヘン大学を卒業。一般企業に勤めた後、2005年にポー.ムアンペットジムを設立。 長女が女子ムエタイトップ選手となったナムターン・ポー.ムアンペット(元WPMF世界王者)です。 ☝︎レック会長の長女、ナムターン・ポー.ムアンペット サムットプラカーン県のジムが活動拠点でしたが、今年の2月から拠点を自身の出身地ペップリー県に移しました。 (サムットプラカーンのジムは長女ナムターンが管理) 自然に囲まれた環境の良いジムには、タイ各地から女子選手が集まり合宿しています。まるで”女子版虎の穴”の様相です。 ルンナパー、クワンカーオ、ローイケーオなど女子ムエタイ次世代を担う有望選手を育成しています。 レック氏は、 「以前は女子ムエタイは下に見られ、相手にもされなかった状況がしばらく続きました。プロムエタイ協会のソムチャート総裁に何度も頼み込んで1試合だけビッグイベントに組み込んでもらったのですが、その試合が盛り上がり、男子の試合を凌ぐほど良い試合だったので、その後につながりました。 今では数試合も組み込んでもらえ、女子のタイ国タイトルマッチも沢山組んでもらえるようになりました。」と女子ムエタイ普及のためにしてきた苦労を語ってくれました。 今ではあのルムピニースタジアムでも女子ムエタイの試合が組まれるようになり

  • 元ラジャダムヌン1位ダーウサミンの今

    イングラムジムで大活躍したダーウサミン・イングラムジム。ラジャダムヌンスタジアムのバンタム級1位を長期間維持していました。WPMF世界スーパーフライ級王座も獲得しています。(2007年9月1日戴冠) ラジャダムヌンスタジアムのバンタム王座にも挑戦しましたが判定負け(VS ガーイヤシット・チューワタナ)。殿堂スタジアムの王座獲得は成りませんでしたが、その後も激戦の連続でスタジアムを盛り上げ人気選手となりました。ピンチになってからが強く、逆転勝ちが多かったです。ハートの強さはピカイチでした。 こちらのYouTubeにアップされているVSノッパデッレック・チューワタナ戦は、しばらくの間、専門誌に何度も書かれるほどの逆転、逆転の好試合でした。4ラウンド終了時点で大差をつけていて迎えた最終ラウンド、ノッパデッレックの左フックでダウンを奪われて大ピンチに…フラフラになりながらもハイキックを効かせて形成逆転。10-8を10-9に縮め返し勝利しました。忘れられない一戦ですね。 NHK-BS、NHK総合でイングラムジムが特集され、ダーウサミンの試合までのドキュメンタリーが放映されたりもしました。(関口知宏のファーストジャパニーズ 2008年6月放送) ☝︎とにかく激闘王だったダーウサミン。大出血してからの大逆転劇など数多くの名勝負を残しました。 Photo by Hiroshi SODA   激戦続きからの影響もあり、両肩の脱臼癖に悩まされ続けて日本で二度も手術をしましたが、再発してしまいフェードアウト。イングラムジムでトレーナーとして勤務し、日本の岡山ジムにもトレーナーとして滞在した経験があります。その後、ベトナムに渡り現在に至ります。 現在はベトナム・ホーチミン在住で、ベトナム人女性と結ばれて一女のパパとなっています。 チャーンムエタイというムエタイチームを開設し、プライベートレッスンを中心にムエタイトレーナーとして忙しくしているそうです。 タイへ一時帰国の際に会い、現状報告というか、ベトナム国内でのムエタイ事情などを聞くことができました。 ベトナムはムエタイがブームとなっており、次々と新しいジムがオープンしているようです。ベトナム人富裕層やベトナム在住欧米人などからはプライベートレッスン依頼が多いそうです。一方で、そのムエタイ人気でビジネスチャンスを狙った在住タイ人がムエタイジムを運営するケースもあり、ムエタイ経験、試合経験

  • 強豪選手育成に欠かせないタイ人トレーナー

      ムエタイを引退、もしくはセミリタイヤしたムエタイ選手が、海外でのトレーナーとして渡航する例は多々あり、日本以外にも多くの国へ渡っています。 ムエタイを指導するタイ人トレーナーを日本に招聘して、所属選手の強化をしているジムもかなり増えたかと思います。 日本の代表的な強豪選手らが所属するムエタイ 、キックボクシングジムではタイ人トレーナーが常駐しているのが普通になってきていますね。 一昔前までは、トレーナーとして招聘してはいましたが、実際には昼間はジムの支援企業などの現場仕事などの労働をし、夜からトレーナーとして指導をしていた形態がほとんどで、トレーナーだけで給与をもらってという形は少なかったのが実状でした。 仕事で疲労した状態から夜の指導も重なるので、昔のタイ人トレーナーは凄く大変だったと思います。 実際には滞在許可を得ているのはムエタイのトレーナー、SKILL LABOR(技能者)としてのムエタイ指導者としてビザを発給されていますので、昼間に違う仕事をするのは資格外活動となり違法です。 (日本人女性と婚姻している場合は別) 現在はジム経営がきちんと成り立っている所が増えたので、タイ人トレーナーもジムでの指導だけでやっていけるような形態が確立されたのは喜ばしい限りです。 指導、選手育成に集中できますので、結果が出てくるのは当然のことですね。 毎年話題となる大きな興行を開催している岡山ジムにもタイ人トレーナーが常駐するようになってから数年経過しましたが、3年ほど前から送っているウットレーナーがきちんとした指導で実績を出してくれています。 日本王者を連続で輩出していますし、各ビッグイベントに出場する選手が多くなってきています。 ウットレーナー(前例中央)の厳しい指導で、日本王者の輩出に成功。岡山ジムのプロ選手陣と。 “出稼ぎ根性”のタイ人トレーナーがいるのも事実ではありますが、プロ意識の高いトレーナーも数多くいますので依頼があれば厳選して紹介しています。 どうしても受け入れ先との相性や待遇面での解釈の違いで問題となることも正直ありますが、”ムエタイの先生”としての自覚を持ったトレーナーで、受け入れ先のジムもムエタイ指導者を招聘しているというお互いの理解で上手くいくのでは⁉︎と経験上思います。 イングラムジム所属選手として活躍したプラッカーシット・イングラムジム(ジット)も東京のジムでの指導が決まりました。 (アーリ

  • 元所属選手・トレーナーの表敬訪問

    イングラムジムの所属選手で、トレーナーとしても勤務していたダーウサワイ・イングラムジム(ビー)が、同じくイングラムジムトレーナーとして長く勤務していたルッーチャイレック(サー)トレーナーと訪問してくれました。 設立20周年ということもあり、プレゼントを持参してくれて、近況を報告してくれました。 ダーウサワイは、現在ベトナム・ホーチミンにて、実兄のダーウサミン・イングラムジム(元ラジャダムヌンスタジアム・バンタム級1位、元WPMF世界スーパーフライ級チャンピオン)と共にパーソナルトレーニングを中心としたムエタイクラスを主宰しており、チャーン・ムエタイというチーム名で、ベトナム人や在ホーチミンの外国人へムエタイの指導を行っています。 ☝︎ベトナムでダーウサミンが主宰するチーム・チャーンムエタイ(チャーン=象)のロゴマーク。 今回はタイへ一時帰国している合間を縫って訪問してくれました。同行したサートレーナーも日本のジムにトレーナーとして行っていましたが、持病の手術の為にタイに一時帰国中で体調を整えている段階です。 イングラムジムの元選手やトレーナー達が世界中で活躍していることは素晴らしいことだと思います。 各国でイングラムジムで培った正しいムエタイの指導をしてくれて、ムエタイ競技の普及、振興に貢献してくれることと思います。 ☝︎現役時代のダーウサワイ(左)。ダーウサワイは12~13歳くらいからイングラムジムに所属しており、下の写真のように可愛らしい少年でしたが…(日本でのジュニア大会にも出場しました。) ☝︎イングラムジムのトレーナーをしていた時期に、セコンドとして同行した会場で、急遽試合に出場することになったこともありました…もちろん試合用の練習などまったくしていませんでしたが、バテバテになりながらも勝利を収めました。   それぞれイングラムジムでの経験を活かして逞しく成長し、今では立派なムエタイ指導者として活動していることを誇りに思います。更なる活躍を期待します。   HIDEKI SUZUKI / INGRAM  MUAY THAI  GYM

  • ジム設立から20周年を迎えて

    2002年の2月にスクムビット Soi49にてイングラムジムはオープンしました。(正式オープンは3月22日) 当時の正式名称は、INGRAM MUAYTHAI & MARTIALARTS ACADEMYでした。 2022年の今年で丸々20年。 2002年ジム設立当時 (©︎堀田写真館 山中温泉)   20年を振り返れば、まさに様々な出来事がありましたが、正直、書き切れませんので可能な限り簡潔にまとめられればと思っています。 よく日本人がタイに設立した初めてのムエタイジムと言われますが、正確にはスクムビット Soi50に元日本王者の室戸みさきさんが設立した室戸ジム(シンサンヴィアンジム)が一番初めですね。 1996年からタイに居住していたので、ジム設立の構想は常に抱いていましたが、やはり第一の目標は、 『ムエタイという素晴らしい競技をもっと色々な層に知ってもらい、普及に貢献し、同時に自分の選手を育成してムエタイ王者を輩出したい。』でした。 今までの実績などは、ジムの概要欄に記載しておりますので割愛しますが、当初の目標は概ね達成できたかと思います。   1999年に現地法人(シスコ・プロモーション)を設立し、各種コーディネートや日本語ムエタイ情報誌の発行をしていましたが、そのムエタイ情報誌「マンスリームエタイ」の広告スポンサーであったSOULのB.O.B win社とイングラム社の出資を受けイングラムジムが設立されました。 日本人居住区となっているスクムビット49のラケットクラブというスポーツ施設が集合した一角に設立したのですが、1年もしないうちに近隣住民から練習時の音がうるさいとクレームが入るようになりました。特に排水路を挟んだ隣の住人からは様々な嫌がらせを受けていました。練習時間になると大型スピーカーをジムに向けて設置し大音量でオーケストラをかけたり、庭で焚き火をして煙がジムに入るように煽ってきたりされました。設立当初からそのような試練がありましたが、なんとか移転先を見つけ騒音問題もなく、選手育成と一般会員・旅行者へのムエタイ普及の場としてジム運営を進めることができました。 ☝︎BTSエカマイ駅から徒歩3分の好立地にあった2箇所めのイングラムジム。この場所の際にルムピニースタジアムのライト級王座をサガッペットが獲得。(現在この場所はコンドミニアムになっています。) ☝︎PRIDEで大活躍した藤田和之選手もムエタイ合

  • “ムエタイの日”(虎の王といわれたタイ国王)

    2月6日は、タイ政府文化省が正式に制定した 『ムエタイの日』วันมวยไทยとなっています。 何故、2月6日なのか⁉︎ それは300年以上も前に実在した、スア王(=虎の王)と言われたアユタヤ王朝時代の王が、ムエタイの使い手であったことからになります。 プラチャオ・スア(虎の王) ソムデッ プラサンペット8世(1661-1708年) 現在、スア王が王位に就いた1702年2月6日を“ムエタイの日”として正式に制定しています。 ワットサイに鎮座するプラチャオ・スア。 プラチャオスアは、古式ムエタイで使われるメーマイムエタイ、ルークマイムエタイの格闘術を確立させたとされており、ムエタイという優れた格闘術を後世に遺すために、その技をまとめた人物とされています。実際に証拠となる資料、文献も遺されていることから、政府が正式にムエタイの祖として、プラチャオスアが王位に即位した2月6日を”ムエタイの日”として制定しました。 毎年2月6日には、ムエタイ関係者により各地でプラチャオスアが祀られている寺院などでの催し物が開催されたりしています。ムエタイ年間最優秀選手などが表彰されるタイ国観光・スポーツ省、スポーツ局主催の”ワンムエタイ(ムエタイの日)”では、タイ国首相などが出席しての大規模な表彰式が開催され、国を挙げての振興が実施されています。   ピチット県など所縁のあった各地域にはプラチャオ・スアの祠が設置されていますが、バンコクではワットサイ(バンコク・ジョムトーン地区)に置かれています。このワットサイはスア王がバンコクに来た際に、宿泊地としての御屋敷を建てていた場所になります。現在、御屋敷の復元・修復作業が実施されています。 祠の目の前には運河が通り、穏やかな雰囲気を醸し出しています。 アユタヤからこの運河に南下し、屋敷を訪れていたことを想像すると歴史のロマンを感じます。 スア王(虎の王)とまで呼ばれた国王。非常に気性が激しくムエタイの使い手として一般国民とも腕試しで格闘していたといわれています。そして優秀な戦士たちを王室の警護として雇用し、ムエタイ術の基礎を築いたとされています。   ギャンブルとしてのムエタイばかりが取り上げられがちですが、ムエタイは長い歴史とタイ国の文化的側面としても重要視されているタイ王国の国技、スポーツ競技です。   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ” ムエタイ ” が打倒K-1を果たした日

    2004年7月7日 東京・代々木競技場第一体育館。 すでに17年以上も経過した古い話で恐縮ですが、この7月7日は私やムエタイ界にとって、非常に重要な日となりました。 『K-1 WORLD MAX』 当時、大人気を誇った魔裟斗選手を中心に、世界中から集まった70kgクラスの強豪たちが世界一の座を競い、熱い闘いを繰り広げていました。 第一回の2002年大会では、”生ける伝説” とのキャッチフレーズでガーウラーン・カーウウィチットがタイ代表として出場して決勝に進出。オランダのアルバート・クラウスにKO負けして準優勝。続いて2003年大会では準決勝でサケッダーオ・ギャットプートーンが魔裟斗にKOされ、”立技最強”と謳われてきたムエタイの権威は落ちるところまで落とされました。 ゴールデンタイムの全国放送(TBS)でムエタイ代表がKOされるのですから、一般視聴者からしてみれば、K-1 > ムエタイのイメージとなってしまうのは至極当然の流れですね。 この2003年の世界トーナメントに出場するタイ代表に関しては紆余曲折がありまして、当時、イングラムジムの預かり選手となっていたサムゴー・ギャットモンテープのK-1 MAX 2003への出場が、イングラムジム代表である私がまったく知らぬ間に、日本のマスコミ誌上で発表されていました。 当時サムゴーは全日本キックに定期参戦しており、その強烈な左ミドルキックで連勝し、人気急上昇中でした。 〔強烈なミドルキックでムエタイの凄さをブアカーオよりも先に見せしめていたサムゴー・ギャットモンテープ〕 全日本キックでの次戦も決まっており、体重的にもスタイル、ルール的にも不利なK-1 MAXに参戦させるつもりはありませんでしたが、エキシビションで来日した際に”何も連絡は来ていないし決まっていません”と表明しても、何故か日本のマスコミ陣は出場するのを前提で質問を繰り返してくるので、とても不思議な、目に見えない何か大きな力が動いている恐ろしさを感じたのを覚えています。 https://www.boutreview.com/data/news/030705k1wmax.html ☝︎当時の記事(©️BoutReview)   こういった経緯があり、当然のことながら出場はしないのですが、当時のK-1プロデューサーの方からのコメントをメディアを通して見ると、サムゴー本人から直接出場の意思を取っているなど、とても無

  • ルンピニースタジアムの歴史と未来

    [二大殿堂スタジアム] ルムピニースタジアム(“ルンピニー”との記載が多いが、タイ語からの正確な訳ではルムピニー。) 1956年12月8日の設立以降、10年ほど先に設立されたラジャダムヌンスタジアムと並んで、ムエタイの二大殿堂スタジアムと称されています。 スタジアム管理は、タイ国陸軍福祉局管轄となっており、福祉局局長がルムピニースタジアムの支配人を兼任します。 ラマ4世通り沿いに設立されたスタジアムが歴史を刻んできましたが、設立から57年経過した2014年2月7日の興行を最後に、大型再開発プロジェクトの為に土地を返還(同地は王室財産管理局所有地)し、現在は郊外のラームイントラー通りの陸軍施設内に新たなスタジアムを建設して移転しています。 (ラマ4世通りのスタジアム跡地はONE BANGKOKという超高層ビル、ホテル、ショッピングモールなどの巨大ランドマークとして建設中) www.onebangkok.com コロナ禍前のルムピニースタジアム(ビッグマッチ興行時) (現在のルムピニースタジアム外観 / ラームイントラ通り) ラマ4世通り時代のルムピニースタジアムは、トタン屋根に天井から吊るされた送風機が回る独特の雰囲気と激しい試合で、バンコクの都心部という立地的な利便性も相まって、開催時の火・金・土曜日は外国人観光客とギャンブル目的の観客で超満員の人気を博していました。 (ラマ4世通りにあった旧ルムピニースタジアム) 設立当初は半分ほどしか屋根がなく、一部の観客席は屋外となっていました。エアコンもなく増設や補修を繰り返すことによってできた独自のレトロな闘技場の雰囲気は、外国人ファンだけでなく、当時から知るムエタイ専門誌の記者たちからも、いまだに懐かしむ声が聞かれるほど。 (設立当時の旧ルムピニースタジアムの様子。 半屋外になっていた。) 目紛しいタイの経済成長の中、最新のビルやコンドミニアム、高速道路、地下鉄、鉄道網などが次々と整備されていく流れで、古いものは取り壊されていき、タイ独特の建造物は少なくなってしまったのは時代の流れとしても、古き良きものは保存してもらいたいというのは外国人目線からのエゴなのでしょうか… バンコクの玄関口と言われたバンコク中央鉄道駅ホアランポーン駅は、当初その役目を終えて取り壊される話がありましたが、タイ国民から遺して欲しいとの声が多く、そのまま残すことが決まったこともあり、ルムピニース

  • ムエタイ引退後の人生色々…

    ほとんどのムエタイ選手らが幼少の頃からムエタイ中心の生活を始めますが、ある程度の年齢になってくれば、自ずと”引退”という現実が押し寄せてきます。 ムエタイ選手たちの引退後の人生は⁉︎ もちろん職業選択は自由なので様々な選択肢が無限にあります。 今回は数パターンのケースを紹介していきたいと思います。 ■ムエタイトレーナーとして 引退後の進路として多いのがトレーナーとして働くケースです。所属していたジムにそのままトレーナーとして残る場合や他のジムでトレーナーに就任する、海外にトレーナーとして渡航するパターンがあります。 海外は日本はもちろんのこと、アメリカ、ヨーロッパ、中国、シンガポールなど世界中で元ムエタイ選手がトレーナーとして活躍しています。中には現地でムエタイジムを開設して独立し、成功している元選手もいます。 イングラムジムで活躍したダーウサミン・イングラムジムは、ベトナム・ホーチミンにムエタイコーチとして渡り、今ではプライベートレッスン中心の自分のクラスを開設して頑張っています。 (ベトナム人女性と結婚して自分の家庭も開設しています…) ■一般の業種に就職 もちろんムエタイ関係だけではなく、まったく違うジャンルに転向するパターンも多くあります。 大型スーパーの社員、タクシーなどの運転手など、多業種に渡ります。 7chスタジアムチャンピオンのスーサット・ペッミンブリーが昨年10月末に引退宣言をしてから、今年に入りマツダの自動車整備士として第二の人生をスタートさせたとの報道があったばかりです。 普通のタイ人従業員だと思っていた人が、じつは元ムエタイのチャンピオンだった…ということもあるかもしれませんね… ⬆︎スーサット・ペッミンブリー ■自営や家業の手伝い 引退後に田舎に帰り農業を手伝ったり、家業を継いだりして静かに暮らしているケースや、屋台や食堂、小さな販売業などで生計を立ててる場合もあります。 多くのタイトルを獲得し、ONE Championshipにも出場したヨードパヌムルン・ジットムアンノンは、中古車販売店を経営しています。 ⬆︎ヨードパヌムルン・ジットムアンノン ■警察官、軍人に オリンピックやムエタイなどで実績を上げた選手が、引退後に警察官や軍人になるケースも多いです。 軍や警察関係との繋がりが強いムエタイ界ですので、引退後の進路としての選択肢になっています。 世界的に有名なムエタイ選手 K-1 MA

  • HAPPY NEW YEAR 2022

      謹賀新年 あけましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い申し上げます。 令和4年 สวัสดีปีใหม่ 2565 イングラムジム INGRAM MUAYTHAI GYM www.ingramgym.com

  • KILAA MUAY王座決定トーナメント!

      7月25日に開催され、ムエマラソン(1dayトーナメント)にて認定王者が誕生したKILAA MUAYですが、 11月21日(日)に再び開催されます。 ©️KILAA MUAY 前回の大会同様に、王座決定トーナメントを開催。 今回の11月大会ではジュニア二階級、一般男子二階級の計4階級にて認定王者が誕生となる予定です。 ©️KILAA MUAY 王者の腰に巻かれるKILAA MUAYチャンピオンベルト。 イングラムジムにて制作を承っているチャンピオンベルトです。     イングラムジムでは、KNOCK OUT、シュートボクシングなど主要団体のチャンピオンベルト制作を担当させて頂いております。   デザイン提案や、斬新なチャンピオンベルト制作など、お気軽にご相談、お問い合わせください。  

  • ジムロゴ入りリングシート!

      RIZIN、KNOCKOUTなどのビッグイベントに出場し、大活躍中の老沼隆斗、ぱんちゃん璃奈両選手の所属ジムで知られる ストラッグルジム(代表:鈴木秀明氏)ですが、今回、同ジムのロゴ入りリングシートの制作をイングラムジムにて承りました。 お洒落なデザインのロゴが真ん中にドカンと描かれ、インパクト大のリングシートに仕上がりました。 ©️STRUGGLE このリングシート上で連日厳しい練習をこなし、本番のリングへと挑んでいく選手が見事に勝利し、輝いてくれることを期待します。   イングラムジムでは、各ジム・道場オリジナルのロゴ入りグッズの制作も承っております。(グローブ、メダル、ミットなどのムエタイ用品など) お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ

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      ゲーオサムリットジム所属のスアマニー・ゲーオサムリットが、S-1 スーパーフライ級王座を獲得しました。   ■2021年10月30日(土)パトゥンタニ県ノックフーク2特設会場 S-1 スーパーフライ級王座決定戦(115lbs) ○スアマニー・ゲーオサムリット(タイ) VS 判定3-0 ×ルンラウィー・アチャリヤプラディット(タイ) ©️MUAYSIAM ©️MUAYSIAM ゲーオサムリットジムの大先輩、アヌワット・ゲーオサムリット(左)も応援に駆けつけ、セコンドでサポート。名門ジムに再び新たなベルトをもたらせました。  

  • 11月より隔離なしでタイ入国が可能に!

    ニュース報道などで既にご存知の方も多いかと思いますが、2021年11月1日より、日本を含む46ヵ国からのタイへの渡航に際して、隔離なしで入国可能となることがタイ政府より発表されました。(ワクチンパスポート、PCR検査などの諸条件あり) 夜間外出禁止令も10月31日付けで解除となり、深夜の外出も可能となります。 発表はされていませんが、アルコール飲酒の規制も緩和されていくのでは?と予想されます。 (プーケット島、サムイ島では午後10時までのレストランでの店内飲酒が可能 ※バー、クラブは不可。)   [タイ ]観光客受け入れ本格的に再開へ 日本など “隔離免除” https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211022/k10013317141000.html ■ムエタイの1日体験入門のコースを改正・更新しました。 各参加者のご要望によって、ムエタイ体験入門のプログラム形態を臨機応変に対応することが可能となりました。詳しくは下記のリンクからご覧ください。 ムエタイ体験 ■イングラムジム・オリジナル動画 IMG_7343 ©️INGRAM MUAYTHAI  GYM    

  • テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」出演

    2021年10月17日(日) 12:00からテレビ朝日にて放送された「ビートたけしのTVタックル」にイングラムジム代表の鈴木秀樹が、タイ・バンコクからのリモートインタビュー収録で出演いたしました。 ©️テレビ朝日 昨年の2020年7月12日、10月4日にも同番組に出演しており、今回で3回目の登場となりました。 今回の放送はタイのコロナウイルス状況、11月からの開国に向けての現状リポートとなりました。   ムエタイ関連ではありませんでしたが、タイ国の現状を在タイ日本人の立場からリポートさせていただきました。   ※撮影・取材コーディネートなどのご要望も承っております。 タイ在住25年の強力なネットワークにて、様々なタイ関連のコーディネートに対応しております。 お気軽にお問い合わせください。 ingramgym@gmail.com   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ムエタイ推進大臣!

    タイ国法務省の現大臣は、ソムサック・テープスティン氏ですが、ソムサック大臣は昔からムエタイを支援してくださっているムエタイを愛する大臣です。 法務大臣のみでなく、今までにはタクシン政権時代にも副首相を始め、労働大臣、観光スポーツ省大臣、産業大臣、保健大臣などを歴任してきています。 自身の氏名がリングネームになっている選手もいます。 WPMF世界王者として岡山県倉敷市で防衛戦をしたノーンビィウ・ソー.テープスティンもその一人です。 ソムサック法務大臣は、プロムエタイ協会の興行の際には必ず大会委員長として開会宣言をしてくれていました。 記者会見の際にも出席されて毎回選手たちを激励しています。 一番ムエタイと深く関わってきている大臣なのは間違いないですね。 さすがに現職大臣になられてからは多忙のために無理ですが… ■氏名:ソムサック・テープスティン ■生年月日: 1955年1月 13日(66歳) ■出身地:スコータイ県 ■元タイ国副首相 ■元観光スポーツ省大臣 ■元労働省大臣 ■元産業省大臣 ■元保健省大臣 ■元農業協同組合大臣ほか   現 タイ国法務省大臣 引き続き、政府側からの立場でもタイの国技であるムエタイ競技の推進、振興をバックアップしてもらえればと思います。   ◆現職警部による麻薬密売容疑者の殺害事件に関して、テレビ出演してインタビューを受けるソムサック法務大臣(Kui Seap Show)

  • KNOCKOUT新チャンピオン決定トーナメント!

      日本の最大級キックボクシングイベント『KNOCKOUT』スーパーフライ級の王座決定トーナメントが、2021年9月25日に東京・後楽園ホールにて開催されました。 www.knockoutkb.com ©️KNOCKOUT 1日でチャンピオンを決める過酷なワンデイトーナメント。出場した4選手は新世代を担う精鋭たちで、白熱した試合が繰り広げられました。 見事にトーナメントを制した新チャンピオン 花岡 竜選手(橋本道場)に巻かれたKNOCKOUTのチャンピオンベルト。 ©️BOUTREVIEW この重厚で洗練されたデザインで評価の高いKNOCKOUTのチャンピオンベルトは、弊社が制作を担当しています。 格闘技のビッグイベントなどでのチャンピオンベルトは不可欠なアイテムです。 選手のモチベーションが上がるチャンピオンベルトの制作依頼は、イングラムジムにお気軽にお問い合わせください。   お問い合わせ    

  • いよいよムエタイ興行が再開!

      タイ国内の新型コロナ(Covid-19)新規感染者は連日1,400~1,500名と相変わらずの感染者数ですが、タイ政府は9月に入ってから、一部規制緩和を実施しています。 (屋外スポーツ施設の開放や店内飲食可能など) ※夜間外出禁止令は継続中。 長い期間、開催されていなかったムエタイ興行もバンコクではない地方都市や屋外での開催などが次々と発表されてきています。 二大殿堂スタジアムの一つであるルムピニースタジアムでは、9月15日(水)に無観客方式(25名以内の関係者のみ入場可)での開催が決定されています。 ライブ中継を実施し、従来のスタジアム内ではなく、スタジアム後方にある駐車場タワー最上階である5階にてスタジオ形式での開催となります。 ※全6試合。第一試合にゲーオサムリットジムの新鋭、スアサヤーム・ゲーオサムリット(タイ)が出場します。 2021年9月15日(WED) 17:00~ Go-Sport中継 ルムピニースタジアム パーキングタワー特設リング スッグ・シェフブンタム ムエタイオンライン ■第一試合 ウェンペットレック・シットピンサヤーム แหวนเพชรเล็ก ศิษย์ปิ่นสยาม VS 110lbs スアサヤーム・ゲーオサムリット เสือสยาม แก้วสัมฤทธิ์ 全6試合。サオエーク・シットシェフブンタムが出場。 9月18日(土)にはチョンブリ県でスッグ・ヂャーオムエタイ(3ch生中継)も開催再開となります。 (オムノーイスタジアムで開催されていたシリーズ) なんとかタイ国内での感染者数が減少していき、定期的にムエタイ興行が開催されていくことを望むばかりです。 ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • 殿堂スタジアムの名物プロモーターが死去

    タイで一番古い歴史を持つ殿堂スタジアムのラジャダムヌンスタジアム公認プロモーターであり、チューワタナジムの会長である”アンモー”ことチューチャルーン・ラウィーアラウォン氏が、コロナ感染から約2ヶ月間の入院の後、2021年7月29日に亡くなりました。享年78歳 長年、日本の格闘技界と深い繋がりがあり、お世話になった日本のムエタイ ・キック界の方々は数多く、”アンモーさん”の愛称で各関係者から非常に慕われておりました。 多くのチャンピオンを輩出し、日本での興行ではタイ人選手に同行する姿がよく見られました。 5月初めにコロナ感染し、バンコクのピヤウェート病院ICUにてウイルスは完治したものの、基礎疾患などもあったことから帰らぬ形となりました。 ■愛称:アンモー(中国語で赤毛の意味) ■本名:チューチャルーン・ラウィーアラムウォン ■生年月日:1943年8月2日 ■死去:2021年7月29日(享年78歳) ■家族:妻、長男、次男、長女 ■兄弟:20人兄弟(3番目)15人在命 ■両親:中国広東省汕頭市出身の華人 ■役職:ラジャダムヌンスタジアム公認プロモーター チューワタナジム会長 自身の誕生日でもある8月2日に告別式・火葬となりました。 コロナ禍でありながら、多くの関係者、選手OBや現役選手、家族らに見守られながら滞りなく葬儀が行われました。 心よりご冥福をお祈りいたします。 INGRAM MUAYTHAI GYM    

  • ムエタイがオリンピック競技に! ?

    ムエタイがオリンピック競技に⁉︎ 色々と物議を醸している東京オリンピックですが、 7月20日から開催された第138次IOC(国際オリンピック委員会)総会にて、ムエタイが正式競技と承認されたとの報道がありました。 5年前の2016年12月には、すでにアマチュアムエタイの国際連盟であるIFMAがIOCの承認団体として暫定的に認められていましたので、今回は正式にIFMAがIOCの承認団体として認められた形になります。 同じく、キックボクシングの団体も承認団体として認められたようですので、ムエタイがオリンピックの正式種目に選ばれたというニュアンスとは違うかと思います。 アマチュアムエタイの団体が正式にIOCの承認団体となったことで、ムエタイがオリンピックの正式種目となる可能性が高くなり、より大きく前進した形となりますが、これからは類似競技であるキックボクシング団体との”正式種目争い”が激化していくのではないかと思います。 いずれにしても、ムエタイ界やタイ国民にとって喜ばしいことだと思っていたのですが、ムエタイ関係者の中には、今のコロナ禍において、ムエタイ興行も開催できず、ムエタイジムも閉鎖を余儀なくされている状況では素直に喜べない感情もあるようです。 先ずはタイ国内のムエタイ界を救済するほうが先決だ!との声があることも事実です。せっかくムエタイがオリンピック競技に選ばれたとしても、その頃にはタイ人のムエタイ選手などいなくなってしまう…という意見もでています。。。 ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • スーパーファイト仕様チャンピオンベルト!

    5月8日(現地時間)にアメリカ・テキサス州 AT&Tスタジアムで開催されたボクシング世界スーパーミドル級3団体統一戦のビリー・ジョー・サンダース(イギリス)VS サウル “カネロ” アルバレス(メキシコ)ですが、WBO世界王者のサンダースを破ってカネロに贈呈されたWBOのチャンピオンベルトは、タイで制作されたベルトです。 本物のダイヤを使用し、両選手のシルエットをサイド プレートに刻印しました。 ※現地に送られる前の実物のチャンピオンベルト写真です。 こういったスーパーファイトに使用される特別なベルトは、タイの工房で制作されるケースが多くなっています。 本物の金を使い、本物のダイヤを散りばめた特別仕様で、数千万円するWBOの特別ベルトを制作しパッキャオに贈呈された例もあります。 ※見事、サンダースを8回終了TKOで破り、3団体統一王者となったサウル “カネロ” アルバレス(メキシコ) 価格が非常に高額で、輸入する際の関税なども高額になりますが、本物の金、ダイヤを使用したスペシャルなチャンピオンベルトの制作も可能です。 金やダイヤの鑑定書も付きます。   このように世界の舞台でのスーパーファイトに使用されるような、世界にたった一つの高価な特別仕様のチャンピオンベルトの制作も可能ですので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。 お問い合わせ

  • ”KILAA MUAY” チャンピオンベルトお披露目!

    日本でのムエタイ競技振興の為に活動されている大会 『KILAA MUAY』※1のチャンピオンベルトが完成しました。 1970年代にタイ国プロムエタイ協会の認定王者に贈呈された旧型タイプのチャンピオンベルトをベースにデザインされています。 クラシックなデザインは、従来のチャンピオンベルトとは違う趣きで雰囲気があります。 ベルト素材はベルベット地で高級感があり、いかにもムエタイのチャンピオンベルトらしくカッコよく仕上がりました。 7月25日に東京・大森で開催されるKILAA MUAY / Suk Muay Thailand興行(MUAY  THAI LAND INC.主催)にてお披露目となります。 ※1  『KILAA MUAY』 キラームエ=ムエタイスポーツ=ムエタイ競技と意訳されます。   ※イングラムジムでは、オリジナルのチャンピオンベルトの制作を承っております。 お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ルムピニーS. 女子選手の出場を解禁!

    7月3日(土)にルムピニースタジアムで開催される興行にて、ルムピニースタジアム設立から65年以降、初めて女子選手が正式にリングに上がることとなります。 日本の大相撲同様、ムエタイもその長い歴史の中で女子がリングに上がることはご法度でした。 (※一部のスタジアムや興行、草ムエタイなどを除く) 特に二大殿堂スタジアムといわれ、その二大スタジアムのチャンピオンがムエタイ王者の頂点、最高峰と称されてきたルムピニースタジアム、ラジャダムヌンスタジアムが、その権威を保持すると同時に女子選手や女性がリングに上がることを頑なに拒否してきました。 (ラジャダムヌンスタジアムは現在も女子はリングに上がれません。他にオムノーイスタジアムも同様。) Photo by Hiroshi Soda ムエタイは言わずもがなタイ王国の国技でありタイの伝統文化です。 数百年前から隣国との戦争では、白兵戦での戦術として全身を武器とした闘いで国を守ってきた歴史もあり、戦場となる場(リング)に女子を近寄らせないという慣習が、いまだに根強く残っている部分が大きくなっています。 慣習を遵守するムエタイ指導者たちは、女性が練習をするジムにも立ち入ることを禁じたり、練習道具に触れることさえも拒むケースが数年前までは普通にありました。 今では女性蔑視や男女差別と非難の対象となってしまいますが、誤解を恐れずに言うならば、女性は闘いの場においては “縁起の悪いもの” であったのです… 女性には生理があり、古くは衛生ナプキンなども無かった時代には、地面にその血が落ちることもあり、命をかける闘いの場、戦場に血が落ちるということは非常に縁起の悪いことだったのです。 身体から血を出す=死を意味する戦場では、女性を近づけてはならないという慣習が現代まで続いてきているのです。 現代社会では、そのような歴史的伝統、慣習などもナンセンスと批判されてしまいます。 特に昨今ではジェンダーレスが尊重される風潮になっていますので、こういった性別により活躍できる場が制限されるのは時代に逆らっているとは言えるでしょう。 (※女子選手の活躍の場がなかったわけではなく、 タイ国プロムエタイ協会は女子のタイトルもあり、積極的にタイトルマッチなどが開催されてきました。) 慣習・伝統を尊重するか、性別による差別のない業界を目指すのか難しい部分ではありますが、時代の流れにより一つの歴史が変化していく瞬間でも

  • フリーコピー誌DACOに掲載!

    タイの日本語フリーコピー誌「ダコ」 www.daco.co.th 6月5日発行号(第527号)に、イングラムジム代表 鈴木秀樹の記事が掲載されました。 ©DACO CO.,LTD. 『The Next Step in Thailand』というスポーツ関連のお仕事に取り組むタイ在住日本人の方々を紹介しているコーナーになります。 Photo by Haruki Hotta DACO誌は、タイ国内の日本料理店、フジスーパーなど各日系スーパー等で無料で配布されております。 DACOウェブページの方にも記事が掲載される予定です。是非ご覧ください。 https://www.daco.co.th/series/the-next-step-in-thailand/   ©INGRAM MUAYTHAI GYM

  • 王者の証!チャンピオンベルト!

    先日5月22日開催のKNOCK OUT後楽園ホール興行にて、見事KNOCK OUT -BLACKライト級王座の初防衛を果たした バズーカ功樹(菅原道場)選手。 研ぎ澄まされた筋骨隆々のその体に巻かれたチャンピオンベルト。 これぞ王者の証というのに相応しいチャンピオンベルトです。 ©KNOCK OUT 同じくKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者、2018年S‐Cup世界トーナメント覇者、日本シュートボクシング王者と 70kgクラス最強の呼び名も高い海人 (Team F.O.D)選手。 類まれな格闘センスとルックスを併せ持ったそのポテンシャルは有名選手の武尊、那須川天心選手らをも超えると言われています。 ©SHOOTO BOXING   そんな両強豪選手が保持しているチャンピオンベルトをイングラムジムで担当させてもらっています。 選手が腰に巻いて映えるそのフォルムや輝き。自信を持って王座の権威を高めるよう制作に取り掛かっております。   ※チャンピオンベルト制作のお問い合わせ、ご注文はお問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。   ©INGRAM MUAYTHAI GYM

  • 文武両道プログラム卒業生!

                    イングラムジムの『文武両道プログラム』の第1期卒業生、馬場宥樹(ヒーロー・イングラムジム)のインタビューを新たにアップしました。 卒業生・インタビュー③番場宥樹 両親がタイに駐在されている状況でムエタイを始めた彼が、ムエタイにどっぷりとハマり、親元を離れてまで合宿所入りし文武両道プログラムに参加となりました。 松浦啓太と同期で、互いに切磋琢磨していた日々は見ていて非常に頼もしいものでした。 ムエタイも勉学も頑張り、”文武両道”を実践してくれました。 法学部、国際学部の二学部卒業という難関もクリアし、現在は大手のスチールメーカーに勤めて社会人として立派に成長しています。   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ムエタイトレーナー日本に出発

    ムエタイのコーチとして倉敷市の岡山ジム水島道場にて指導をしていたウットレーナー(元ルムピニースタジアム ピン級2位 チャンダム・ソー.ナーヤーイアーム)がタイに一時帰国していたのですが、再び指導の為に日本に渡航しました。 コロナ禍の状況ですので、渡航直前のPCR検査での陰性証明書発行や各書類の提出など、事前の諸手続きが複雑で大変でしたが、無事に入国しました。 彼が指導をしてから岡山ジム所属選手の勝率が上がり、王座獲得やトップ選手との対戦など、各選手が急成長して実績を残しています。 日本に渡る前から、『きちんとプロ選手を育成したい、フィットネスに特化したようなジムなら行きたくない。』と言っていただけあって、結果を残してくれています。 選手を厳しく管理し、ムエタイの指導者としての役割をきちんと果たしてくれています。 元ムエタイ選手やトレーナーの気質的に、中には日本のジムで問題を起こしたり、指導者としての結果を出せない人材も多いケースもありますが、じつは受け入れ先のジムや会長さんらの体制も非常に重要な条件になっていると感じることも多いです。 ムエタイ指導者としてタイ国内や各国で活躍しているイングラムジムの元選手たちも増えてきました。 各国に滞在しているムエタイのトレーナー達には、ムエタイの先生、プロフェッショナルとしての指導、立ち振る舞いを期待したいですね。 現役時代のウットレーナー(左端)   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • リングシート(キャンバス)制作!

    四角いリングの上にピシッと張られているリングキャンバス。 各興行では、大会名やスポンサーのロゴなどが映え、興行の雰囲気を演出し盛り上げています。 各ジムでもジム名、ロゴが入ったリングシート上での練習はテンションが上がりますね。 ©️JK TRIBE 愛知県小牧市のキックボクシングジム JK TRIBEさん http://ko-fitness.netのリングキャンバス制作を担当させて頂きました。 ブルーのキャンバスに映える真っ赤なジムロゴが綺麗に仕上がりました!   ※各ジムオリジナルの練習道具や設備の制作に関しては、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ ©️INGRAM MUAYTHAI GYM  

  • イングラムジム・キーホルダー(限定非売品)

    イングラムジムの特製キーホルダーを制作しました。 限定制作で、ムエタイ体験や合宿、ムエタイ用品購入などイングラムジムをご利用の方、先着10名様にプレゼントさせていただきます。 (2021年4月20日〜受付分より) 参加時、もしくは商品納品時にお渡しさせて頂きます。 ※イングラムジムでは、このような各企業、ジム・道場などのオリジナルグッズ制作も承っております。 お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ ©️INGRAM MUAYTHAI GYM  

  • “ムエタイの帝王” チャンピオンベルト!

    “ムエタイの帝王”といわれ、歴代のムエタイ王者らの中でも、その強烈なミドルキックは最強だったと語り継がれている、アピデッ・シットヒラン氏が保持していたタイ国プロムエスポーツ協会の旧型チャンピオンベルト。 アピデッさん宅にそのチャンピオンベルトの現物が保管されていましたが、2011年の大洪水でかなり損壊してしまっていたので、復刻版(レプリカ)の制作を申し出て、ようやく完成したので、ご家族への贈呈を行いました。 出来る限り忠実に再現し、サイドプレートにはアピデッ氏の名前を刻印した一点物です。 普段はアピデッ氏宅に飾っていただきますが、アピデッ氏の誕生日である9月1日に合わせて、毎年9月初旬に予定されているアピデッ・シットヒラン・メモリアル興行にて、”アピデッ・シットヒラン杯” 認定試合の勝者に巻いてもらうベルトとしても活用してもらう予定です。   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • 幻のベルト復刻版!

    タイ国プロムエスポーツ協会(当時の略称:P.B.A.T.  現在P.A.T.)初期モデルのチャンピオンベルトを復刻版として制作しました。 このベルトは、当時ベルトを保持していたアピデッ・シットヒラン氏(~2013)のご家族に寄贈するために制作しました。 元々オリジナルのチャンピオンベルト実物がアピデッ邸に保管してありましたが、2009の洪水でダメージを受けてしまったので、新たに復刻版を制作することを提案させてもらいました。   約50年ほど前の初期型ですので、非常にクラシックな雰囲気を醸し出しているデザインです。サイドプレート部分にアピデッ・シットヒランの名前を刻印しました。   こちらは現在のタイ国プロムエスポーツ協会のチャンピオンベルト。     ©️INGRAM MUAYTHAI GYM  

  • トップ選手ルンキットのトレーナー

    先日、3月12日にセンマニーを破ったムエタイのトップ選手ルンキット・ボー.ルンロートのトレーナーであるペットナリン・ソー.スパポンと久々に再会し打ち合わせをしました。 イングラムジムでもトレーナーを務めてくれていましたが、日本の岡山ジム水島道場にもトレーナーとして数年間滞在し、日本でルムピニースタジアム・ジャパンのスーパーライト級王者を獲得した実績もあり、日本からタイに帰国後、中国やオーストラリアでもトレーナーとして指導実績があります。 ©️OKAYAMA GYM 現在ムエタイのトップ選手であるルンキットのトレーナーを務めており、試合でバンコクに滞在していたこともあり現状を聞いたり、トレーナーから見たルンキットの資質などを聞きました。 近いうちにルンキットの練習模様の取材などを企画したいと考えています。   ©️INGRAM MUAYTHAI GYM

  • ムエタイ選手愛飲⁉︎ ラドムポン

    【2002年バンコクで開業】長年運営の安心感、未経験者・初心者・女性・子供のご参加大歓迎です。プロのムエタイ選手が所属する有名ジムでのムエタイ1日体験プログラム。写真もご自由にどうぞ。本格的なムエタイジム合宿(短・中・長期/試合出場)も。ムエタイ用品製作も承ります。

  • 柔道金メダリスト古賀稔彦さん死去

    【2002年バンコクで開業】長年運営の安心感、未経験者・初心者・女性・子供のご参加大歓迎です。プロのムエタイ選手が所属する有名ジムでのムエタイ1日体験プログラム。写真もご自由にどうぞ。本格的なムエタイジム合宿(短・中・長期/試合出場)も。ムエタイ用品製作も承ります。

  • ムエタイ王者から警察高官へ

    【2002年バンコクで開業】長年運営の安心感、未経験者・初心者・女性・子供のご参加大歓迎です。プロのムエタイ選手が所属する有名ジムでのムエタイ1日体験プログラム。写真もご自由にどうぞ。本格的なムエタイジム合宿(短・中・長期/試合出場)も。ムエタイ用品製作も承ります。

  • UNDER ARMOUR×ムエタイのコラボ

    【2002年バンコクで開業】長年運営の安心感、未経験者・初心者・女性・子供のご参加大歓迎です。プロのムエタイ選手が所属する有名ジムでのムエタイ1日体験プログラム。写真もご自由にどうぞ。本格的なムエタイジム合宿(短・中・長期/試合出場)も。ムエタイ用品製作も承ります。

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