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測定士の日記 https://sokuteishi.seesaa.net/

作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。

kuman
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2021/02/23

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  • 分析概論18回目解説

    分析概論の18回目はキャピラリーガスクロマトグラフの理論段数に関することです。 理論段数は簡単にいうとカラムの分離性能の高低を表す数値です。ガスクロクロマトグラフの場合、吸着と脱着を繰り返す回数と、カラムのどの位置で繰り返し起こるかが問題になります。したがってカラム長さが2倍になると保持時間は2倍になり、理論段数は2倍になります。検出される量が変わるわけではないので、ピーク面背には影響が在…

  • デザイン・サンプリング18回目解説

    デザイン・サンプリングの18回目は統計に関することです。 環境気中濃度は低濃度位置にデータが集まるいびつな形になっており正規分布ではなく対数正規分布になっています。統計処理では不都合なため、濃度軸を対数変換して幾何平均値を中心にした左右対称な正規分布に近似させます。分布が対数正規分布に従うということは、対数をとることによって横軸の変動が幾何平均値を中心とした正規分布に近似できるということで…

  • 関係法令18回目解説

    関係法令の18回目は事務所衛生基準規則に関することです。 空気調和設備が設けられた場合、浮遊粉じん量は0.15mg/m3以下、COは10ppm以下、CO2は1000ppm以下、ホルムアルデヒドの量は0.1mg/m3となるようにしなければなりません。(第5条)また、相対湿度は40%以上70%以下に保たれるよう努めなければなりません。相対湿度は実際に測定してみると不適合になることが多い項目です。 気流は0.5m/s以下になるように…

  • 労働衛生一般18回目解説

    労働衛生一般の18回目は防毒マスクに関することです。 有害な化学物質であっても閾値が暴露限界値を十分に下回っているものについては、臭気を感じるようになって吸収缶の取り換え時期を判定しても差し支えありません。ただし、人の閾値に関しては敏感な人とそうでない人の個人差があり、有害物質に対する感受性も異なるので注意が必要です。 防毒マスクの吸収缶の色は、ハロゲンガス用(灰色及び黒(二層に分けるこ…

  • 分析概論17回目解説

    分析概論の17回目はガスクロマトグラフの検出器に関することです。 FIDは水素炎中で物質が燃焼するときイオン化され電流が発生することを利用しています。したがって水素炎中で燃焼できない希ガスなどは検出することが出来ません。燃焼性のよい炭化水素は感度良く検出できます。また電流を直接検出するため、測定濃度の範囲が広い利点があります。炭化水素では連続スペクトルが発生するので、特定の波長を検出するF…

  • デザイン・サンプリング17回目解説

    デザイン・サンプリングの17回目は放射性物質の採取時間に関することです。 ベクレル(Bq)とは、食品や土壌に含まれるセシウムなどの「放射能の総量」を表し、1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量であると定義されます。 ここで注目して欲しいのは1秒間あたりということです。ですから単位(Bq)の次元は(s-1)を持っているのと同じです。 空気中の放射性物質量と放射線の総量(放射能)は1秒…

  • 関係法令17回目解説

    関係法令の17回目は粉じん障害防止規則に関することです。 局所排気装置の定期自主検査は1年以内ごとに1回行い、3年間記録を保管する必要があります。これは有機則、特化則でも共通です。 粉じん則では使用できる局所排気装置やガスの用後処理を行う方法も規定を置いています。ヒュームの場合、除じん方式で使えるのはろ過除じん方式、電気除じん方式です。 ヒューム以外の粉じんであるときはサイクロンやスク…

  • 投資

    世の中貯蓄から投資に動くのでしょうか。政府の意向としてはお金を世の中で回したいということらしいですが。 実際、金勇緩和でお金の総額は増えているはずなのですが、多すぎて価値が探る、信用がなくなるというデメリットも出ています。ただでさえ、原材料価格が上がっているのにお金の価値が下がったら困りますよね。でも、お金の送料は増えているのはどこにいったのか。これは企業がため込んでいるとし思えません。また…

  • 労働衛生一般17回目解説

    労働衛生一般の17回目は労働衛生保護具に関することです。 アーク溶接では紫外線域に近い波長の光が出ています。一方レーザーは可視光線域の波長の光を用いているので、遮断する光の波長が異なります。したがって、使用する光の波長に合わせて遮光眼鏡を用意しないといけません。 使い捨て式マスクは確かにろ過性能があまり良くありませんが、粒子径の小さいヒュームであっても捕集することはできます。 マスクは…

  • 試験前の過ごし方

    分析概論の16回目まで進めました。後4回づつですが16日分あります。試験は8月なので十分時間はありますが、時間は待ってくれません。 1日が25時間くらいあって、他の人より1時間勉強に専念できる時間があったらなと思うことはありませんか。ちょっと早いけど私から試験に臨む人にアドバイスです。 ここで焦ってしてはいけないこと。それは睡眠時間を削って1時間を作り出そうとすることです。試験は8月。ちょ…

  • 分析概論16回目解説

    分析概論の16回目は分光光度法に関することです。 蛍光現象は分子が光のエネルギーを一旦吸収し、放出するときに発するものです。基本的に吸収したエネルギーよりも低いレベルのエネルギーしか放出しません。つまり入射光よりも長波長側に蛍光がでます。したがって、照射する光はエネルギーレベルの高い紫外部から可視光線でも波長の短いものが利用されます。タングステンランプではエネルギーが足りないので励起光とし…

  • デザイン・サンプリング16回目解説

    デザイン・サンプリングの16回目は放射性物質の捕集に関することです。 放射性物質を捕集する場合もその物質の性状を把握して行わなければなりません。 ろ過捕集ができるのは常温で固体であればよく、コバルト、タリウム、プルトニウム、ストロンチウム、ヨウ素など金属元素はろ過捕集が一般的に用いられます。 固体捕集方法が使用できるのは、ガス状物質なので水銀、アルゴンなどガス状の物質が捕集できます。 …

  • 関係法令16回目解説

    関係法令の16回目は電離放射線障害防止規則に関することです。 電離放射線障害防止規則に関する出題です。 管理区域は第3条で定めています。外部放射線による実効線量と空気中の放射線物質による実効線量の合計が3か月につき1.3mSvを超えるおそれがある場所です。管理区域は標識により明示しなくてはいけません。 管理区域内で受ける外部被ばく及び内部被ばくによる線量の測定については一時的に管理区域に立ち入…

  • 労働衛生一般16回目解説

    労働衛生一般の16回目は局所排気装置に関することです。 ダクトの圧力損失は通気速度に比例するため断面積が大きくなると、ダクト内の速度が遅くなり小さくなります。逆に断面積が小さいと、圧力損失は大きくなります。ダクトの断面積が同じなら、円形ダクトの方が長方形ダクトより圧力損失が小さくなります。 外付け式フードの制御風速は、有害物が飛散しているフードから最も遠い位置での風速をいいます。 囲い式…

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