chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
測定士の日記 https://sokuteishi.seesaa.net/

作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。

kuman
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/02/23

arrow_drop_down
  • トンネル

    3月までは溶接ヒュームでマンガンを測定していましたが4月の声を聴くとピタッと止まりました。ところが屋外の施設で溶接ヒュームの測定が必要と監督署から勧告を受けた現場があり、急遽測定。確かに管の内部でヒュームが充満しているのでかなりの濃度です。 マスクも全面体型でプレッシャデマンドでなければ防護係数を満たしません。 ただ屋外作業ではプレッシャデマンドの全面体マスクなど考えもつかないのではと思います…

  • 分析概論20回目解説

    分析概論の20回目は原子核壊変に関することです。 α壊変 ヘリウムの原子核(陽子2、中性子2)を放出して、原子番号と中性子が2減ることをいいます。 β-壊変 中性子が電子(ベータ粒子)と反電子ニュートリノを放出して陽子になる現象。単にベータ崩壊といった場合これを指す。一般的に、中性子過剰核、すなわち安定同位体よりも中性子の多い核種でβ−崩壊が発生する。陽子が1つ増えることになるので原子…

  • デザイン・サンプリング20回目解説

    デザイン・サンプリングの20回目は作業環境評価に関することです。 A測定の第1評価値は推定された上位5%の推定値、第2評価値は推定された平均値で幾何平均値に標準偏差で得られる幅を加算した式で定義されていますから、幾何平均値よりは大きくなります。 1日測定の幾何標準偏差は0.084の重みづけが加算されるので標準偏差の最小値は1.95になります。これは日間変動があるものとして推定値として評価するもので…

  • 関係法令20回目解説

    関係法令の20回目は特別則の寄せ集めです。 高気圧障害とは、高気圧による減圧症の他、窒素酔いなど酸素、二酸化炭素による中毒も含まれます。 常時特定粉じん作業を行う労働者でじん肺の管理区分が1である者に対しては3年以内ごとに1回、じん肺健康診断を行わなければならない。そのうちでじん肺の管理区分が2または3である者は1年以内に1回ごとにじん肺の健康診断を行わなければならない。頻度が区分されて…

  • 労働衛生一般20回目解説

    労働衛生一般の20回目は管理濃度、許容濃度に関することです。 許容濃度は労働環境の場で1日8時間、週40時間、肉体的に激しくない労働条件下で繰り返し暴露を受けても暴露の平均値がこの濃度以下であれば大多数の労働者には影響が及ばないと考えられる数値です。保護具を用いないで吸入するであろう濃度を目安に決定されます。これには経皮吸収がないものとして扱われています。あくまでも平均的な濃度の暴露を前提…

  • 分析概論19回目解説

    分析概論の19回目はX線回折分析に関することです。 分析では、通常CuのKα線が用いられています。原子番号が大きくなると外殻の電子と原子核の引力が強くなるため、大きなエネルギーが発生します。また、フィラメントに流れる電流が大きくなると、熱電子の量が増えるため、発生するX線の強度は強くなります。X線は加熱したフィラメントに電流を流し、金属製の陽極との間に電圧をかけて、フィラメントから出る熱電…

  • デザイン・サンプリング19回目解説

    デザイン・サンプリングの19回目は有害物質の捕集に関することです。 水銀はさまざま金属とアマルガムを生成しますがこの性質を利用して金アマルガムとして捕集します。金が利用されるのは金が非常に薄い膜を生成することができ、捕集材の表面に対称成分捕集できるからです。 リフラクトセラミックファイバーは石綿と同じく繊維状の物質なので、ろ過捕集し、繊維に数を計数します。 相補型ろ過捕集方法は空気中の…

  • 関係法令19回目解説

    関係法令19回目は酸素欠乏症等防止規則に関することです。 酸素欠乏等とは、空気中酸素濃度が18%未満である状態と硫化水素濃度が10ppmを超える状態の両方を指します。酸素欠乏とだけ書けば当然酸素濃度18%未満の状態のみを指します。酸素欠乏症等とは酸素欠乏症又は硫化水素中毒をいい、酸素欠乏症は酸素欠乏の空気を吸入すること により生ずる症状が認められる状態をいいます。 第2種酸素欠乏危険作業にかかる…

  • 労働衛生一般19回目解説

    労働衛生一般の19回目は職場環境等に関することです。 高圧室内で作業する場合は作業員を高圧空気中で順化させます。このとき血液や細胞内の水分に溶けている気体も圧縮されるので、減圧時にはこれが開放され気体に戻ります。気泡が細胞内にできることで減圧症が発症します。高気圧作業室による減圧症では血液中に溶け込んだ空気が気泡化して起こるので、酸素だけでなく、窒素も関与します。 窒素は無色透明の気体で…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kumanさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kumanさん
ブログタイトル
測定士の日記
フォロー
測定士の日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用