問7 解説 アクリルアミドは常温では白色の結晶で融点は84.5℃、水、アルコールに可溶です。 p-キシレン、1.4-ジオキサン、シクロヘキサノン、スチレンは常温では液体です。 沸点は見る文献によって数値が異なりますがp-キシレンは138℃、1,4-ジオキサンは101℃、シクロヘキサンは81℃、スチレンは145℃です。 今日の解説はこれだけです。 解説になっていないかも知れませんが、知識だけを問う問題は解説…
作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
関係法令の5回目は作業環境測定に関することです。 通気設備が設けられている坑内の作業場においては半月に1回ごとに通気量の測定を実施します。 第1種酸素欠乏危険作業では就業前に酸素濃度を測定しなくてはなりません。 第2種酸素欠乏場所においては硫化水素も発生しているので就業前に測定が必要になります。 放射線業務を行う作業場所は、放射線物質を取り扱う場所と同じく1カ月以内ごとに線量当量率又…
労働衛生一般の5回目は化学物質と発がんの関係に関することです。 ビス(クロロメチル)エーテルでは肺がん、ベンゼンでは白血病の他、塩化ビニルと同じく中枢神経系強制刺激性症状があげられています。 見る文献にもよりますが、ベンジジン、β-ナフチルアミン、4-アミノジフェニル、4-ニトロジフェニルは尿路系腫瘍だけが健康障害に挙げられています。この他に、ジクロロベンジジン及びその塩、アルファナフチルア…
分析概論の4回目は溶解度に関することです。 基本的に電解質は有機溶媒より水に良く溶けます。つまり溶解度は大きいということです。エタノールは極性があるのである程度は溶解しますが、多量に溶けるわけではありません。四塩化炭素は極性がないので電解質はほとんど溶解しません。 ベンゼンは水にはほとんど溶解しませんが、有機溶剤とは良く混ざります。グルコースなど水酸基の多い分子、グリシンなど極性が大きい…
デザイン・サンプリングの4回目はB測定に関することです。 B測定は発散源に近接した場所で最も高濃度になると思われる位置及び時間を選んで行います。このとき労働者がその位置にいなくても、立ち入ることがある場所であれば、測定して差し支えありません。そのような場所が複数あり、どの位置が最も高濃度に達するか判らないときは、そのすべてで測定した値の最高値をB測定値として採用します。 B測定は工程の関…
産業医は知っていても産業歯科医という方がいるのを知っている人はどれくらいいるでしょう。来年に向かって、安全衛生規則の改正で、産業歯科医による歯牙検診が注目されるようになるとは思いますが。 塩酸、硝酸、フッ酸など歯と歯の支持組織に大きな影響のある業務では産業歯科医による検診が義務付けられているのですが、特に中小企業ではあまり実行されておらず、規則の理解も進んでいないようです。 歯医者とい…
関係法令の4回目は作業環境測定の頻度等についてです。 作業環境測定の頻度と記録の保管についての出題です。 測定間隔は6ヶ月が原則ですが、これと異なっている放射性物質(1月)、鉛(1年)に注意して下さい。 有機溶剤、粉じん、特定化学物質は原則どおり6ヶ月です。 記録の保存期間についても抑えておいて下さい。 記録の保存は原則3年のものが多いが、これと違っている放射性物質(5年)、粉じ…
労働衛生一般の4回目は化学物質による健康障害に関することです。 塩素は水に溶けると塩酸、塩素酸などのオキソ酸が生成し、粘膜を直接刺激します。空気よりかなり重い気体になるので、室内で滞留しやすく、換気などを行うときは床面に気流が送られていることが必要です。 高濃度の硫化水素は神経細胞に作用し呼吸麻痺、意識喪失が引き起こされ、一呼吸の吸引でも重篤な状態に陥ります。 エチレンオキシドは皮膚に…
分析概論の3回目はボイル・シャルルの法則です。 ボイルシャルルの法則はP1・V1/T1=P2・V2/T2で与えられますがこの意味を考えます。一定であれはここから消去します。 温度が一定ならP1・V1=P2・V2、圧力が2倍になると体積は反比例して1/2になります。 体積一定ならP1/T1=P2/T2、温度が2倍になると圧力も比例して2倍になります。 圧力一定ならV1/T1=V2/T2、温度が2倍に…
いろんな所で安全衛生教育を担当してきましたが、最もつらいなと思ったのは衛生管理者のための免除講習でしょうか。 作業環境測定士はいろいろな資格で試験科目の免除措置があります。衛生管理者、衛生工学衛生管理者は、それぞれ実務経験の年数要件はありますが、関係法令と労働衛生一般の2科目について厚生労働大臣の指定する講習を受講して修了試験に合格すると試験が免除されます。 その講習で私は法令の方を担当し…
デザイン・サンプリングの3回目はA測定に関することです。 有害物質の発生源が等間隔で並んでいる場合は、測定点の間隔をこれと一致しないようにしなければならない。これが一致していると恣意的に濃度の高い場所がサンプルングされることになるためです。 測定点を決めるために作業場に引く、縦と横の線は等間隔で6mを超えない範囲であればよく、縦と横の間隔を同一にしなければならないわけではありません。たとえ…
関係法令の3回目は安全衛生教育に関することです。 安全衛生教育、特別教育に関する出題です。 新たに職長に就くことになる者に対して職長教育が必要とされている業種は建設業、製造業(一部を除く)、電気業、ガス業、自動車整備業、機械修理業ですべての業種ではありません。 事業者は衛生管理者、安全衛生推進者等、労働災害を防止する業務に従事する労働者に対してはこの能力を向上するための教育の機会を与える…
労働衛生一般の3回目は化学物質の吸収、代謝、蓄積に関することです。 トリクロロエチレンの代謝物は総三塩素化物、トリクロロ酢酸でフェニルグリオキシル酸ではありません。 テトラクロロエチレンの代謝物はトリクロロ酢酸、総三塩化物はトリクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、テトラクロロエチレンの代謝物です。テトラクロロエチレンのように注目する代謝物が複数あるものもあります。 有機溶剤など、ばく…
分析概論の2回目は有効数字に関することです。 有効数字の計算について聞いています。計算する必要はありません。 計算結果では、有効数字の少ない方の桁数の合わせるのが原則です。 乗除では有効桁数の少ないものに合わせます。 加減では、少数点以下が不揃いのときは少数点以下の桁数を揃えます。このときも桁数が少ない方に合わせます。 与えられた桁数を見ると乗除はすべて有効数字3桁です。選択枝3…
デザイン・サンプリングの2回目は単位作業場所に関することです。 2日間測定を行うのは時間的な変動を考慮するためであり、空間的な変動が入り込まないよう単位作業場所の範囲は同じにしておかなければならない。 単位作業場所は必ずしも平面だけでなく足場の上下のように作業者の行動範囲が一体として扱える場合は上下を一つの作業場所として扱うことができます。 有機溶剤を混合有機溶剤として扱うのは使用前に…
関係法令の2回目は労働安全衛生規則に基づく健康診断に関することです。 定期健康診断について常時50人以上の従事者がいる場合は監督書への届出義務がありますが、特殊健康診断については1名でも対象者がいる場合は、事業規模に係わりなく届け出が必要です。雇い入れ時の健康診断の結果は監督署に届け出る必要はありません。 雇入れ時の健康診断について省略することが認められているのは3か月以内に実施された…
労働衛生一般の2回目は腰痛予防に関することです。 指針では、満18 歳以上の男子労働者が人力のみにより取り扱う物の重量は、体重のおおむね 40%以下と なるように努めることとされてます。満18 歳以上の女子労働者では、さらに男性が取り扱うことのできる重量 の 60%位までとすることとされています。 腰痛保護ベルトは、装着することで腹圧上昇や骨盤補強効果などで腰痛の予防効果を狙ったものとされています…
分析概論の1回目は単位についての問題です。 アボガドロ定数は、旧定義では0.012kgの炭素12に含まれる原子と等しい数の構成要素を含む系の物質量である。原子量はこの12Cを基準に決められている。 新しい定義ではモル(記号mol)は物質量の単位である。1モルは正確に6.02214076×1023の要素粒子を含む。粒子数なので原子、分子、イオンの何であっても良い。 この数値は単位mol-1による表現でアボガドロ定数NAの…
令和3年8月のデザイン・サンプリングの解説1回目です。 メタノールの分子量は32ですから、260mgのメタノールは260/32mmolあるということです。1気圧25℃で1モルのガスが占める体積は24.47Lですからこれを掛ければ1m3中の100万分率になります。200ppmが最も近い値です。 濃度を計算させる問題はよく出てきます。標準調製、濃度の計算など実務で必要な知識だからですが、これが苦手だと仕事で困りますから、簡単…
令和3年8月実施分の関係法令1回目解説です。 1科目全部を最後までやらずに、4科目を1問づつあげていきます。はじめの科目は終盤になったら忘れていたというのでは困りますから。 安全衛生管理体制に関する出題は必ず行われます。 産業医は衛生管理者が選任される事業場では必ず選任が必要です。つまり、業種には関係なく産業医と衛生管理者はセットで選任が必要ということです。したがって、常時50人以上…
令和3年8月の解説を始めます。 第2種4科目合計80問。1回1問づつ80日間で行います。 1回目は労働衛生一般の1問目です。 化学物質等による危険性又は有害性の調査指針についてですが、今後化学物質についてはより自主的な管理をめざす方向性が示されており、これに関する知識の重要性が増しきます。測定士に要求される知識もそれに伴って増えていくと思われるのでしっかり学んでください。ただし、試験対策と…
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問7 解説 アクリルアミドは常温では白色の結晶で融点は84.5℃、水、アルコールに可溶です。 p-キシレン、1.4-ジオキサン、シクロヘキサノン、スチレンは常温では液体です。 沸点は見る文献によって数値が異なりますがp-キシレンは138℃、1,4-ジオキサンは101℃、シクロヘキサンは81℃、スチレンは145℃です。 今日の解説はこれだけです。 解説になっていないかも知れませんが、知識だけを問う問題は解説…
問7 解説 危険、有害な作業が必要である、危険な場所で使用する、健康障害を防止するため使用するものは厚生労働大臣の定める規格を具備しなければ譲渡し、貸与し又は設置してはならないというのが42条の趣旨です。 防毒マスクについて労働安全衛生規則第26条に一酸化炭素用防毒マスク、アンモニア用防毒マスク、亜硫酸ガス用防毒マスクが規定されており、マスクの防毒能力試験の規格はハロゲンガス用吸収缶、有機ガ…
ポイ活アプリにもいろいろあると思いますが、複数のアプリを入れるのはお勧めしません。 情報は暗号化されていても発信元は簡単に特定できますので、行動パターンなどは把握しやすいからです。 先に流れた情報はもう把握できません。 よくデジタル難民などといいますが、デジタルの世界に入らなければ全く気にはなりません。一度完全に遮断するというのもありです。便利さだけを求めるというのも考えものです。 …
果汁グミを食べましたが、この歯ごたえは独特です。弾力があって跳ね返るからこそ味があるのです。 歯の土台には歯周靱帯があって、ここが圧力を感じることで、味も感じています。ですから、入れ歯になるとこの靱帯への刺激が変ってしまって味も変ります。 堅い物を噛むとより圧力が加わりますから、歯ごたえを味と勘違いしておいしく感じたりします。固いおせんべいを食べたときの感覚ですね。逆に柔らかい物でも…
健康診断の結果が出てきました。相変わらずといった感じですが、この年齢でこの結果は仕方がないのかなと思っています。痩せすぎないようにいまは筋トレを意識しています。おかげで昨年より2キロふえました。おなか周りも増えていましたが、これは腹筋が膨らんだんだと思います。 まだまだ、腹筋が割れるところまではいきませんが、この状態を維持できればいいかな。不思議と運動した後は、脇腹がすごく縮んでいます。 …
問7 解説 1,3-ブタジエンはベンゼンと同じく白血病の原因物質です。 o-フタロジニトリル今のところ発がん性について知見が少なく、まだ指摘されていません。 コールタールはミストを吸入することで肺がんの原因物質になる他、接触による皮膚がんにも配慮が必要です。 ベリリウムなど金属は吸入することで肺がんの原因物質になります。 重クロム酸は吸入することで呼吸器に関連した影響が指摘されています。上気…
問6 解説 質量パーセント濃度が20%、密度1.10g/cm3の溶液が100mLあるということは110gの溶液に22gの溶質が存在するということです。 ここに密度1.00g/cm3の溶液を100ml加えると、質量210gの溶液200mLに22gの溶質が存在する溶液が出来上がります。求めるのは質量パーセントですから22/210で10.5%ということになります。 今日の解説はこれだけです。 久しぶりに所内の測定をしました。 腕時計を忘れていた…
問6 解説 個人サンプリング法による測定では労働者のばく露量がほぼ同じグループを選択して層別化します。A測定で空間中の濃度がほぼ同一のレベルにある場所を層別化していくのと同じ考え方です。 同一の測定対象物質に係る均等ばく露量が複数行われる場所で、労働者の行動範囲が同じ場合は一つの単位作業場所になります。ただし、作業時間が異なる場合はその作業の全時間帯ごとに層別化していきます。 個人サンプリ…
お米が小売店に届いていません。今あるのは農協から届いたごく僅かの納入分と昨年からの在庫。高級食材を扱うお店では一気に出さずに計画的に出荷していますから、値段は高いですが、在庫をなくしてしまうような事はなく、いつでも変える状態です。ただし、高いですが国産の人気銘柄が入手出来ます。 流通が進まないのは運送の問題もあります。2024年問題でトラックドライバーの人手が足りません。 お米のような重量物は大き…
今日は月曜日ですが、まだお休みなので解説もお休みにします。 連休前に令和7年2月分の解説を完成させましたので現在行っている令和6年8月分が終わりましたら、続けてアップしていきます。 会社で受験者向けに作っていたのですが、あまり多くの人には配布できません。これも私の著作物になりますので管理対象としているからです。 この手の教材はコンサルタントが販売、または独自の講座をするために商材として作っ…
こどもの日には鯉のぼりをよく見た物ですが、高層建築物が多い都会では見なくなりましたね。確かに広く開かれた空を見ることは出来ませんが、少し郊外に離れると、地平線が見えるのではないかと思う景色があります。そんな時遠目で鯉のぼりを見たりする事があります。大空にたなびき、風に逆らって遡上していく姿を見ると開放感が一杯。気持ちが晴れますね。 鯉のぼりを小さな飾りでもっているなら、今日ばかりは風にあて…
リチウム電池は膨張するとは聞いていましたが、スマホのバッテリーが膨張して使いなくなるなんて思いもしませんでしたね。 どうも充電がうまくいかない、不調だなと思っていたら、あっという間に壊れてしまいました。 充電にしたはずなのにいきなり半分くらいの表示になったり、あるときは充電が進まなかったりしました。気がつきませんでしたが少し熱を持っていたようです。 これは電池が内部で短絡していたのが原…
桜が終わって、今ツツジが満開。歩道と車道の間に低木が植わっていて赤いベルトが出来上がっていました。会社に通う道にあるので今日からしばらく見られないのですが、見物に他の場所を探します。 公園に鉄棒があり、飛びつける高さの高鉄棒がありました。最近では公園に鉄棒があるのが珍しいのですが、ぶら下がり健康器の代わりに毎日ぶら下がりにいっています。ちょっと飛び付かないとないのでつかみ損なうのが怖いので…
問6 解説 作業主任者の選任については労働安全衛生法施行令で業務が列挙されています。 特別則でも粉じん障害防止規則では特定粉じん作業に従事する個々の労働者に対する教育が定められており、作業主任者の規定はありません。 ホッパーの内部など酸素欠乏のおそれがある場所は、酸素欠乏症等防止規則に作用主任者が、その日の作業を開始する前、作業を行う場所の空 気中の酸素濃度を測定することとなっています。 …
問6 解説 一酸化炭素は赤血球と結合し、酸素の運搬を阻害します。急性毒性としては酸素欠乏に関連した障害が生じます。後遺症として残る障害は神経障害があげられ、健忘やパーキンソン症状があります。 血液中の二酸化炭素濃度が上昇すると自立神経が働き呼吸数、心拍数を上げ、酸素を供給しようとします。高濃度の二酸化炭素を吸入した時も同じように働きますが、一気に濃度が上昇するとこの働きが止まり意識喪失を引き…
問5 解説 分配係数は「有機」/「水」が同体積の溶媒で成り立ちます。分配係数10なら有機溶媒中に溶ける溶質Aが10:1で釣り合って平衡状態になっているということです。溶媒を増減することで抽出される溶質の量を増減させることが出来ます。 設問では水200mLとヘキサン10mLの比率で抽出して、ヘキサン層に45mg、水に5mgとなったわけですから、9:1で分配されたということになります。 ところが分配係数は体積が同じ…
きょうの料理の歴史を紹介する番組をやっていましたが、よく時代を反映しているのだなと思いました。そのときどきの生活状況、栄養状態を考えて作り込まれていたのだと判りました。 日本は食料の自給率が約30%くらい。残りが止まるとみんな栄養失調になってしまいます。 いまこそ、加工食品を使わない、国産の材料をいかに活かすか。また、今まで注目されず、食品として利用されていなかった部分を工夫して使うことを考…
問5 解説 個人サンプリング法が導入された目的は、発生源が労働者に伴って移動する塗装作業などに対応すること、管理濃度が低濃度で管理されている物質を通常のA測定で拾いきれないことを防ぐことです。また、鋳物の鋳込み作業など発生源がすくに移動する粉じん発生源も対象になります。 有機溶剤、特別有機溶剤で発生源が移動する場合、作業方法や対象物質にかかわらず対象とすることが出来ます。 特定化学物質でも…
問5 解説 個人サンプリング法が導入された目的は、発生源が労働者に伴って移動する塗装作業などに対応すること、管理濃度が低濃度で管理されている物質を通常のA測定で拾いきれないことを防ぐことです。また、鋳物の鋳込み作業など発生源がすくに移動する粉じん発生源も対象になります。 有機溶剤、特別有機溶剤で発生源が移動する場合、作業方法や対象物質にかかわらず対象とすることが出来ます。 特定化学物質でも…
トースターを家電量販店に見に行ったのですが、電子レンジ顔負けの高機能の付いたものもありました。電子レンジが置けない人なら役に立つかも知れないのですが、こんな高機能をトースターに付ける必要があるのかと思いました。日本の家電は何かと付加価値を付けて差別化しようとする傾向がありますが、これは国際競争力を失わせてしまったようです。 どうせなら、トースターの性能を追求するべきですね。力点の置き方が間…
問15 5 フレームを用いた原子吸光分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 フレームは、空気とアセチレンなどの混合気体の燃焼でつくられる。 2 試料溶液は、噴霧されてフレームに導入される。 3 中空陰極ランプの陰極は、測定対象金属あるいはその合金でつくられている。 4 光の吸収は、励起状態の原子が基底状態に遷移するときに生じる。 5 金属の定量は、検量線法や標準添加法で行う…
問15 検知管による測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 直読式検知管の変色層が斜めに現れたときの測定値は、変色した部分の最先端と斜めに変色が生じ始めた点との中央値を読み取る。 2 シアン化水素は、妨害物質がない場合、検知管で測定することができる。 3 連続吸引式検知管法に使用する検知管は、真空法ガス採取器を用いる方法で使用する検知管と同じものである。 4 検知管の定量下…
自家製味噌を仕込んで約3ヶ月、そろそろ出来上がります。自家製なので材料は大豆、米麹、塩だけ。それ以外の物は一切入っていません。天然素材ばかりで究極の無添加食品になってます。そのためカビが生えやすいので、早めに使い切らないといけません。 しっかり密閉できるタッパーに入れて冷蔵庫で保管しても3ヶ月が限度ですね。冷蔵庫は案外乾燥するので、カビにとっても居心地が悪いのか表面についても広がったりしませ…
今年4月に配属されてきた新入社員と一緒に会社内の測定をしました。といってもこちらでサンプリングするのを見てもらっていただけですが。幸い別の測定士が説明についてくれたので、私のほうはいつも通り仕事をしたという感じです。もう40年近く前になりますが。私も現場に連れて行ってもらって、見学したことを思いだしました。 作業環境だけでなく、初めての仕事はどういう目的で何をしているのか判らないというのが正…
問15 有機溶剤中毒予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 1 第3種有機溶剤等を用いて屋内作業場で洗浄の業務を行う場合には、有機溶剤作業主任者を選任しなければならない。 2 第2種有機溶剤等を用いて屋内作業場で洗浄の作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、原則として、法定の科目について特別教育を…
地15 化学物質の性状及びその挙動に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 有機溶剤の蒸気密度は、空気の密度より大きいため、低いところに滞留しやすい。 2 環境空気中の有害物質濃度は、正規分布に従って分布していることが多い。 3 空気中に浮遊する粉じんは、密度が同じであれば粒径が小さくなるほど、沈降速度は遅くなる。 4 ミストは、空気中に浮遊している液体の微粒子で、形は球形をしてい…
問14 測定対象物質の水溶液に、ある波長の光を当てたところ、入射光の強さ(I0)に対する透過光の強さ(I)の比(I/I0)が0.2であった。このときの測定対象物質の吸光度として正しい値に最も近いものは次のうちどれか。 ただし、log10 2=0.301とする。 1 0.1 2 0.3 3 0.5 4 0.7 5 0.9 問14 解説 入射光の強さに対して透過光の強さの比が0.2ですから透過20%ということです。 吸光度Eに…
問14 光散乱方式の相対濃度計及び相対濃度計による鉱物性粉じんの測定に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 測定を行う際は、前もって光散乱部を清浄空気で満たした状態で、零点調整と感度合わせを行う。 2 半導体レーザー(レーザーダイオード)は、光源として用いられている。 3 散乱光検出部を通過する空気の速度と散乱光の強度とは無関係である。 4 相対濃度計における散乱強度は、測定す…
問14 特定化学物質障害予防規則又は有機溶剤中毒予防規則において規制されている物質Ⓐとそれぞれの規則において規定されている当該物質の区分Ⓑとの次の組合せのうち、誤っているものはどれか。 A B 1 四塩化炭素 特別有機溶剤 2 ジクロロメタン 第2種有機溶剤等 3 トリクロロエチレン 特別有機溶剤 4 クロルベンゼン 第2種有機…
ツバメの巣が今年も駅に出来ています。昨日見てみたら親鳥がごそごそと動いていました。今年もここで雛が見られるかはしばらく様子見ですね。昨年、巣立ってから空っぽの巣は除去されず、つい最近まで空き家状態でした。しかし空き家は乾燥しきったのか4月には落下。そのまま片付けられてしまいましたが、また同じ位置に巣を作っていました。その1mほど横に別の巣が作りかけの状態です。完成するかどうかはこちらもしばらくは…
昨日の労働衛生一般は見てもらえましたか。明日は端午の節句なので解説はお休みにしようと思っています。まだ試験までは時間がありますから、休みの間に一度すっかり離れて、舞い戻ったときにどのくらい頭に残っているかを確かめてください。連休はその時間を取れると思います。 明日は、全く何もせず、明後日に試験問題を見て思いだせるかを確認します。思い出せないところはあなたの弱点ですから、それがどこかを必ず記…
問14 電離放射線及びその生体影響に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 放射線による皮膚障害のうち、脱毛には潜伏期があり、晩発障害に分類される。 2 X線とγ線は、波長の長短ではなく、その発生過程の違いによって区別される。 3 白内障は、晩発障害に分類される確定的影響である。 4 α線、β線及びX線の中で、透過力が最も強いものはX線である。 5 白血病は、晩発障害に分類される確…
問13 吸光光度分析法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1可視部の測定には、光源として重水素放電管を用いる。 2石英セルは、可視部の測定にも用いることができる。 3検出器には、一般に、光電子増倍管が用いられる。 4通常、測定対象物質の吸収極大波長で吸光度を測定する。 5モル吸光係数の単位は、mol-1・L・cm-1で表される。 問13 解説 重水素ランプは重水素(D2)ガスを数…
問13 液体捕集法及び直接捕集法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 小型ガス吸収管による有機溶剤などの揮発性物質の捕集では、捕集液の温度が低いほど捕集率は高くなる。 2 ミゼットインピンジャーによる粒子状物質の捕集は、慣性衝突効果によるものである。 3 真空捕集瓶は、1.33kPa以下の圧力にして使用する。 4 直接捕集法では、一般に捕集器具の容積が大きいものほど濃度減衰が速いので…
問13 特定化学物質障害予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。 1 第2類物質であるシアン化カリウムの粉じんが発散する屋内作業場に設けた局所排気装置については、原則として、1年以内ごとに1回、定期に、法定の事項について自主検査を行わなければならない。 2 第3類物質である塩化水素を取り扱う作業については、試験研究…
円安で海外に出る人の節約志向が高まっていますが、私が子供の頃は1ドルが360円の固定相場でしたから、日本が戦後貧しかったことを物語っています。 日本で作られた物はを海外では安くなるのでどんどん売って、経済を成長させ復興してきたのです。日本は人口が増え続けていましたから、いい市場になるだろうからしばらくは経済を伸ばしてよろうというのが世界の潮流だったようです。 今は成熟期から衰退期に入ってしまっ…
釘を探しに行きました。通常、靴補修要のゴムは5mm位の厚さなのでなので、釘は10mmあれば十分ですが、かかとの台に何回も釘を打つと効き方が悪くなります。接着剤を十分に取り切ったとしても土台がでこぼこしてきますので10mmでは効かなくなってきます。そこで少し長めの16mmを使おうと探しにいきました。ベニヤ板を固定するのに19mm位を使いますがこれでは長すぎるので16mmにしました。 ハンマーでしっかり打ち付けるとさす…
私は30年以上同じ車に乗っていますが、引っ越し時に車庫証明を取っていなかったので車庫は旧住所のままになっていました。昔なら、車庫飛ばしというやつですが、実際には新住所で車庫を持っています。賃貸契約ですけどね。しがたって、車庫がないわけではありません。 車検は所有者の住所で手続きを行いますし、車庫の住所は書いていません。自賠責保険は車両の台車番号を問題にするので、車庫がどこにあるかは問いません。…
問13 電磁波に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 1 紫外線は、可視光線より波長が短い電磁波で、電気性眼炎を起こすことがある。 2 赤外線は、高温の物体から放射される電磁波で、白内障を起こすことがある。 3 短波や中波などの電波、可視光線、γ線などは電磁波である。 4 レーザー光線は、単一波長で位相のそろった可視光線のことで、指向性や集束性が強く、エネルギー密度が高いという特徴…
問12 次の塩0.1molを水1Lに溶かしたとき、その水溶液のpHが最も高くなるものはどれか。 1 塩化ナトリウム 2 硫酸水素ナトリウム 3 硝酸ナトリウム 4 酢酸ナトリウム 5 過塩素酸ナトリウム 問12 解説 ナトリウムはアルカリ金属なので水溶液になったときにはアルカリ性を示しますが、強酸との塩になっている場合はほぼ中性を示します。 選択枝のうち酢酸ナトリウム以外は強酸との塩で中性又は弱酸…