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測定士の日記 https://sokuteishi.seesaa.net/

作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。

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2021/02/23

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  • 分析概論7回目解説

    分析概論の7回目は標準ガスの調製に関することです。 拡散型セルは一般にはパーミュエーションチューブという商品名で販売されています。これは一定品質のふっ素樹脂管に高純度の液化ガスを封入したもので、一定温度に保持されると、単位時間に液化ガスが管壁を浸透拡散し、しかもその量が一定になる性質を持っています。したがって、パーミュエーションチューブを一定温度に保持しつつ、希釈ガスを一定量送れば連続して…

  • デザイン・サンプリング7回目解説

    デザイン・サンプリングの7回目は有害物質の物性についての問題です。 金属の蒸気が一気に冷やされて固体になったものはヒュームと呼ばれ、一次的に発生する粒子は非常に細かいものになります。 ナフタレンなど固体から気体に変化することは昇華といいます。 粉じんの空気力学的相当径はきれいな球形の粒子の挙動として評価されます。その時の沈降速度は密度が1g/cm3の球形粒子と同等です。 有機溶剤は分子量…

  • 関係法令7回目解説

    関係法令の7回目は機械・器具の規格についてです。 危険、有害な作業が必要である、危険な場所で使用する、健康障害を防止するため使用するものは厚生労働大臣の定める規格を具備しなければ譲渡し、貸与し又は設置してはならないというのが42条の趣旨です。 電動ファンつき呼吸用保護具、ろ過材及び面体を有する防じんマスクは厚生労働大臣の定める規格が規定されています。 防毒マスクについて労働安全衛生規則第…

  • 労働衛生一般7回目

    労働衛生一般の7回目は金属による健康障害です。 金属による中毒は皮膚に接触して出現するもの、神経系に影響するもの、粘膜に影響するもの、呼吸器に影響するものがあり、それぞれの金属に特徴的なものがあります。 粉状のニッケル化合物はここにあるように生殖毒性、皮膚感作性、発がん性が指摘されています。 鉛中毒による貧血、腹部疝痛、ベリリウム肺、カドミウムによる腎臓障害は有名なので覚えておくこと。…

  • 分析概論6回目解説

    分析概論の6回目は分配係数の問題です。 分配係数が「有機」/「水」で50ということは有機溶媒中に溶ける溶質Aが50:1で釣り合って平衡状態になっているということです。ただし、分配係数はこの2つの溶媒が同容積の時に平衡となっている状態で計算されているので、溶媒を増やすことで抽出される溶質の量を増やすことが出来ます。逆に少なくなると抽出量が少なくなるということです。 今、ヘキサンが10分の1の体積…

  • デザイン・サンプリング6回目解説

    デザイン・サンプルングの6回目は物性についての出題です。 数値を覚える必要はありませんが見分ける方法はあります。 蒸気圧は沸点との相関があり、また、分子量とも相関がありますからこれを参考にします。 この中で常温、常圧で気体なのはエチレンオキシドだけで、その他は液体です。したがって、沸点は低いと推定できます。 この手の問題は面白くもなんともないですが、サンプリング方法を決めるときに必…

  • 関係法令6回目解説

    関係法令の6回目は製造許可についての問題です。 製造に際して厚生労働大臣の許可が必要なものは、労働安全衛生法第56条第1項で定められていますが特定化学物質の第1類物質が該当します。 第1類物質7種は、ジクロルベンジジン及びその塩、アルファ-ナフチルアミン及びその塩、塩素化ビフェニル(PCB)、オルト-トリジン及びその塩、ジアニシジン及びその塩、ベリリウム及びその化合物、ベンゾトリクロリドです…

  • 労働衛生一般6回目解説

    労働衛生一般の6回目は鉱物性粉じんについての問題です。 アーク溶接で発生する金属ヒュームは高温のプラズマでガス化した状態から一気に固体粒子になるため粒子径が小さくほとんどが1μm以下の粒子になっています。空気中ではほとんどが酸化鉄になり、肺に沈着してじん肺の原因になります。 粉じんは実際には球形ではなく、さまざまな形で存在しますが、評価を均一にするため空気力学相当径で評価します。これは密…

  • 合格発表

    今日測定士試験の結果発表があったらしい。 試験解説をしている身としては一人でも多くの方が目標に到達してくれることを願っている。ここに戻ってこなくてもいいようになって欲しいが、残念な結果に終わった人のためにまた続けていこうと思っています。次の試験まではまだまだ時間があるので、とりあえず、令和3年2月分の解説を終わらせて、令和3年8月分を発信していきます。今日はひとまず、ゆっくり休んでください。…

  • 分析概論5回目解説

    分析概論5回目は化学平衡の反応式についてです。 平衡定数を計算する式の[ ]はpHと同じく体積モル濃度を表します。 したがって、平衡定数Kのディメンジョンはmol-1・Lに」なります。 平衡状態になっているということは、右に進む反応速度と左に進む反応速度が等しいからこそ濃度が一定で釣り合った状態になっています。平衡定数はこの状態の各物質の濃度から計算されていることが判ります。 この式でq…

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