予備試験の一般教養対策をすべきか、古くて新しい議論です。 昨年は特に対策をせずに(というか、法律科目だけで手一杯でした)受けたところ、奇跡的に30点取ることができ、おかげで短答合格と相成りました。 一般教養科目対策 - 50代からの司法試験 いうまでもなく、昨年130点程度だった法律科目の点を少しでも上げることが至上課題です。それに、どこが出るかわからない一般教養対策は効果的ではありません。時間を費やすべきは法律科目ということになるでしょう。 しかし、出題範囲はそれなりにわかっています。歴史のようにどこ国のどの時代が出るのかわからない科目はラッキー要素が大きいので対策といっても効率的ではありま…
商法の論点として出てくる問いです。 Aが死亡した後にA所有の甲社株式をBCDが相続した。しかし遺産分割協議が整わないうちにBが甲社株主総会に出席して議決権行使した。Bの議決権行使は適法か? 一般的には会社法106条の問題として論述します。予備校テキストでもそうなっています。 つまり、株式は共同相続人の準共有となるため106条の「共有者は、当該株式についての権利を行使する者一人を定め、株式会社に対し、その者の氏名又は名称を通知しなければ・・・権利を行使することができない」が適用される、そして通知人の決定は民法252条の管理行為に当たることから共同相続人間の多数決で決定することが必要、つまりBCD…
日々の勉強で物事が全然記憶できなくて苦しんでいる私ですが、「不老」の「脳」というタイトルに飛びついてしまいました。 現役東大生並みに脳をアップグレードしたいなんて贅沢はいわないですから、せめて10代の頃くらいまでには機能を戻したいと藁にもすがる思いで読みました。 残念なファクトとしては、脳は40代から萎縮し始めるとのこと。老いには逆らえない、ということでしょうか。 ところが意外だったのは、記憶や言語能力を司る側頭葉の機能はさほど衰えないそうです。 ではなぜ私は論文の答案を書いても判例の言い回しが全く思い浮かべられず、論述内容は稚拙なのか。 そこで著者が問題にしているのは前頭葉の衰えです。前頭葉…
先日実家に行って親からプレッシャーをかけられた話をしましたが(親の心配 - 50代からの司法試験)、実家に行った目的は別にもありました。それは実家の本の整理です。 だれも部屋を使っていないことをいいことに私の所蔵本を自分の部屋(2階)で保管していたのですが、ここ数年、1階で生活している親から「襖の開け閉めができなくなってきた。本の重みのせいだ。なんとかしろ」と言われ続けてきました。 中学くらいから買った本が保管されている上に、独立してから買った本もある程度溜まると実家に送っていたので、実家が傾いて(?)しまったようです。 それまでも少しずつ処分して本の総量は増えないよう努力してきたのですが、小…
親の介護が心配、というわけではなく、親に心配をかけさせている、という話です。 試験に向けて追い込みに入らないといけないGWではありますが、大人の義務として実家に行き老親に機嫌伺いしてきました。 のんびりはしてられないので長居はせずに帰ってきたのですが、いる間に親に何度も「司法試験にいつ受かるのか」「勉強しているのか」と言われました。大学受験する高校生じゃないんだからさあ、という感じです。 悪気はないのだと思います。田舎で弁護士なんて無縁の世界で生きてきた老親なりに子供の行く末を案じての言葉だと思います。老境を迎えた親も、この歳になって50過ぎた子供の進路を心配することになるとは思っていなかった…
4月末時点での勉強の進捗です。 以前の記事(2023年版短答試験対策)でも書きましたが、短答試験まであと2ヶ月強となりましたので、担当対策にシフトしていかないといけません。とはいえ論文対策をおなざりにしては合格はおぼつかないわけで、どうしたものかと悩んでいます。 法律7科目 論文講座(アガルート重要問題習得講座) 3周目に入っています。 論点が適切に抽出できるか、論証の認識は正しいか、の確認を目的としています。重問講座+下の短答アプリが勉強時間の大部分を占めています。 辰巳の肢別アプリ 短答対策です。上述の重問講座で問題を解いた際にその科目の問題を解くこととしていますが、1科目あたり肢数が13…
「ブログリーダー」を活用して、しゅういちさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。