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フットボール デイズ https://neggio.hatenablog.com/

ジュニアサッカーの保護者、審判、コーチ。日々学び成長したい。好き勝手なこと書いてます。

ジュニアサッカーの保護者、審判、コーチ。子供やサッカーから日々学び成長したいと思っています。保護者、審判、コーチの立場から、好き勝手なことを書いてます。

ねぎお
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2020/12/08

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  • 親の参加率の低さを批判する人

    うちのチームで、ちょっとした保護者トラブルがあった。 「6年生の親の参加率が低い」という苦情(文句?)を6年生の保護者代表へ訴えた方がいたようだ。 うちのチームは学年によって子供の人数には差があり、一学年だけでは大会に参加出来ない学年もある。当然、保護者の人数も学年によって違ってくる。 今回、苦情(文句?)を言った保護者の学年は人数の多い学年で、文句を言われた6年生は少ない学年にあたる。 これを聞いて何だか残念な気持ちになった。 親の関わり方は各家庭の事情によっても、考え方によっても違う。 共働きで土日に仕事の方もいるし、他の兄弟姉妹の世話が必要な家庭もある。 スポーツ少年団は保護者に協力して…

  • トレセンへのチャレンジを成長に繋げよう

    僕の地域では、コロナ禍により例年よりも遅れて、現在トレセンのセレクションが行われており、僕のチームからも何人かの子がチャレンジしている。 トレセン制度については賛否両論あるようだが、セレクションにチャレンジしようという気持ちや、一歩踏み出した経験を自分自身の成長に繋げてほしいなと思う。 「勝って驕らず、負けて腐らず」という言葉がある。 合格しても、しなくても、チャレンジを次に繋がる良い経験にしてほしい。 肌で感じた周りの選手のプレー強度だったり、練習に取り組む姿勢だったり、良いところを盗んでチームに持ち帰ってほしい。 「上手い子がいっぱいいたなぁ。おれももっともっと上手くなりたいなぁ」という気…

  • 秀岳館高校サッカー部の暴行事件について

    (※写真は事件とは関係ありません) 秀岳館高校サッカー部の暴行事件が炎上している。 事件の経緯としては、サッカー部のコーチが部員(生徒)を一方的に暴行する動画が拡散され、暴行は日常的に行われているという情報が出る。 ↓ その後、秀岳館サッカー部の公式アカウントから、サッカー部のキャプテンや暴行を受けた部員、暴行動画を投稿した部員など数名の部員が謝罪動画が投稿される。 (関係者に心配をかけたこと、暴行を受けた部員はその日コーチを馬鹿にする発言をしてしたこと、暴行は日常的に行われてはいないこと、動画を投稿し多くの方を不安にさせてしまったと謝罪する内容) ※その後、この謝罪動画は削除される ↓ その…

  • ジュニアサッカーとパワハラ について

    スポーツ界ではここ数年、指導者による選手へのパワハラが問題となった。サッカー界においても、Jリーグや高校サッカーなどで、監督やコーチによる選手へのパワハラが問題となることは多い。 2020年6月、大企業を対象として施行されたパワハラ防止法が、2022年4月からは中小企業も含めて施行され、企業でのパワハラ防止対策が義務化された。この機会にというわけではないが、ジュニアサッカーに関わる一人として、サッカーにおけるパワハラについて考えてみた。 ▪パワー・ハラスメントとは、 優越的な関係に基づいて(優位性を背景に)、業務の適正な範囲を超えて、 身体的もしくは精神的な苦痛を与える行為とされる。 ジュニア…

  • 今日は何をねぎらう?

    「今日は何をねぎらう?」 "サッカーコーチのコーチ"倉本和昌さんは、このメッセージを毎日、自分の目に入るようにスマートフォンにアラーム設定をしていたそうだ。 ねぎらうとは、 結果の前の段階【気づいたこと、意欲(やろうと思ったこと)、行動したこと(トライ)】の部分まで、褒めるポイントを増やすこと。 目に見えない内面の部分まで、ちゃんと見て、認めて、ほめることで、相手のエネルギーを満たすことが出来る。 エネルギーが満たされていれば、例え結果がうまく行かなかったとしても、次もきっと自分からチャレンジをスタート出来るようになる。 そして、誰かのエネルギーを満たすためには、自分のエネルギーも満たさないと…

  • 周りに良い影響を与える人に

    新年度がスタートし、リーグ戦が始まってきている。学年が1つ上がり、新チームとしてスタートした中で、責任感を持ってチームに良い影響を与えようとする子が出てきた。サッカーはチームスポーツで、誰か一人が周り(チーム)に影響を与えることは多い。ポジティブなこと、ネガティブなこと、どちらも。 だから、チームに良い影響を与えようとする子を増やして行かなきゃと思う。できれば全員が当事者意識を持って主体的に参加してほしいと思う。誰もがチームにとって必要な存在で、「自分がやらなきゃ誰がやるんだ」というぐらいの責任感と自覚を持って参加してほしい。一人一人がチームの成長につながる行動をしてほしい。 周りに与える影響…

  • ジュニアサッカー 1人審判の意図とは

    2011年〜日本のジュニアサッカーは11人制から8人制に変わり、それに伴い審判も3人から1人審判に変わった。 8人制への変更理由は、人数を減らしピッチを小さくすることで、一人一人がボールに触る機会が増やし、全員が攻守にわたりゲームに関われるようにすること。 また、今まで1試合しか使えなかったグラウンドを2面使い、2試合分のゲームが行えることで子供達の出場機会が増える、審判の必要人員が減ることで1つのクラブから複数のチームを出場させやすくなるなども挙げられる。 JFAによると、1人審判では全てを見きれないことを前提として、子供達のフェアプレー精神を養うことや、審判にファールをアピールするのではな…

  • 保護者とコーチ お互いの役割を踏み込えないこと

    目標を共有し、役割分担することが、チームづくりの第一歩だと思う。 1人であれもこれも全ては出来ないし、チームはメンバーの協力があって成り立つものだ。ジュニアサッカーチームは、保護者、審判、コーチと、それぞれの役割がある。 保護者とコーチの関係が上手く行くためには、それぞれがお互いの役割を尊重し、役割を踏み越えないことが大事だと思う。 保護者の中には、コーチの采配や練習内容、審判の判定などに口を出してしまう方もいる。気持ちは非常に分かるが、ピッチの中のことはどうかコーチや審判に任せてほしい。子供の成長のために、保護者には保護者としての役割があると思う。 またコーチの中にも、保護者会のやり方に過剰…

  • 小学生サッカー バランストレーニング

    サッカーは、足でボールを扱うスポーツのため、片足でプレーすることが多く、バランス感覚がとても重要だ。 転びやすい、ケガをしやすい、途中でプレーを止められない、接触プレーで簡単に倒れるなどは、バランス感覚が悪いことや、身体の軸(体幹)が不安定になっていることが原因である可能性が高い。 外遊びが減っている現代は、日常の遊びの中でさまざまな動きをする機会が少なく、子供にとっては、バランス感覚を身につけにくい環境と言える。 その分、サッカーのトレーニングの中で、また自主トレでバランストレーニングを行うことが大事だと思う。 僕は待ち時間やアップの時間に、遊びの要素を取り入れながらバランストレーニングや体…

  • 努力を成長につなげる

    努力をすれば必ず成功するわけではない。スポーツには勝者と敗者がいて、誰もが勝者になれるわけではない。同じ練習をしていても、どんどん上手くなっていく子もいれば、そうではない子もいる。 努力をすれば必ず報われるわけではないけど、努力をすることの大切さを身につけた子は、これから先の他のチャレンジでも努力を惜しまず頑張れると思う。 小学校の高学年になれば、自分の実力に気づくようになってくる。プロにはなれないとか、スタメンにはなれないとか。。サッカー以外のことが忙しくなったり、他に好きなことも出来るかもしれない。 そうなると、サッカーの練習に100%で取り組まなくなる子もいる。だけど、勉強も他の楽しみも…

  • サッカーで育む生きる力

    サッカーは勝利を目指して戦うスポーツだけど、ジュニアサッカーでは結果が全てではないと思う。 勝利を目指して戦う日々の中で様々な副産物を与えてくれるのがサッカーだ。 自分で考え決断し行動する力 仲間と協力する力 自分自身の強みや課題に向き合う力 人の気持ちに寄り添う共感力 支えてくれる人への感謝の気持ちなど サッカーは、たくさんの"生きる力"を育んでくれる。 悔しさや挫折など、上手くいかなかったことも含めて、サッカーを通じて仲間と一緒に最後まで頑張った日々は、卒業した後もきっと大きな力になると思う。 この春、卒業するみんな。 サッカーを頑張った日々を大切に、これからもいろんなことにチャレンジして…

  • W杯出場決定の感動を子供達へ

    サッカー日本代表がアジア最終予選オーストラリア戦で2-0で勝利し、グループ2位以上確定となり、2022W杯への出場を決めた。 今回の予選では初戦のホームゲームを落としたり、監督の采配への批判が集中するなどいろいろあったが、何とか無事に出場が決まったことは本当に嬉しいニュースだ。イタリアが2大会連続で出場を逃すヨーロッパ予選と違い、アジアは恵まれているとも思う。 今回の試合は、ワールドカップ出場が決まる試合としては初めて地上波での放送が無く、DAZNの独占配信となった。 (ちなみに僕はDAZNのお試し期間終了後、契約しておらず、YouTubeの裏解説を観ながら応援していた) ネットが普及している…

  • 子供の前でコーチの悪口を言う保護者

    Aさんの所へ行くとBさんの悪口を言って、Bさんの所へ行くとCさんの悪口を言う感じの保護者がいる。 悪口、噂話が大好きなんだろう。子供の練習をたまに見に来て、コーチのダメな所を探して、他の人に悪口を言う。 僕がコーチとしてチームに関わる前、その人からたくさんのコーチの悪口を聞いてきたから、多分いまは僕の悪口も言っているのだと思う。 家で夫婦の間で言っているだけなら、好きにすれば良いが、子供の前でコーチの悪口を言うのは子供には悪影響でしかないと思う。 以前、自分の子とうちの子に「◯◯コーチはサッカー知らないから、聞かなくていいよ」と言っていたらしく、本当に残念な気持ちになった。 自分の方がサッカー…

  • サッカーのスプリント回数とは

    サッカーのスプリント回数について調べてみた。 スプリント回数とは、試合中に時速24km以上のスピードで1秒以上走った回数とのこと。 時速24kmは、100mを15秒、50mを7.5秒で走るスピードと言った方がイメージしやすいかもしれない。 ちなみに文科省2020年のデータで小学6年生の50m走平均は8.91秒。 どうでも良いが、40代男性平均の目安は8.5秒程のようだ。つまり僕と同じ40代の平均的なおじさんは、どんなに全力で走ってもスプリント回数は0になる(泣) 2021シーズンのJリーグスプリント回数はマリノスの前田大然選手がダントツだった。総スプリント数は1457回で、2位の869回を大き…

  • サッカーシャツ インにする?アウトにする?どっち?

    サッカーのシャツをインにすることについて考えてみた。 サッカーの競技規則で「シャツをインにしてプレーしなければならない」というルールは、2012年に撤廃されており、シャツをアウトにすることはルール上全く問題は無い。ただ、僕の住んでいる地域のジュニアサッカーの現場では、今も多くのチームの子がシャツをインにしてプレーしており、大会の時は審判に注意される。 シャツを出しているとだらしないという見た目の問題だったり、シャツが出ていると接触プレーの時にケガをするリスクがあるという配慮だったり、「そういうものだからそうしろ」という”伝統”だったりするのだろう。 今はプロ選手のほとんどがシャツをアウトにして…

  • 朝散歩

    コロナ禍・自粛生活による、 運動不足解消やストレス軽減、ダイエットに効果的な、“朝散歩” のメリットを紹介したいと思う。 【朝散歩のメリット】 ①セロトニンの活性により、意欲の向上、ストレスの軽減、 脳の疲労回復が図れる。 セロトニンは太陽光を浴びることや、リズム運動により、活性化されるそうだ。朝日は紫外線が少ないので、お肌にも優しいし、散歩をすればより活性化が期待できる。 ※セロトニン:脳内の神経伝達物質の一つ。で、精神を安定させる働きをする。(別名:幸せホルモン) ②体内時計のリセットにより、 日中の活動性向上や夜の睡眠の質向上につながる。 生活リズムの乱れは健康に影響を与える。朝起きて、…

  • 裸足でボールを蹴る

    コロナ禍でサッカーチームの活動が休止していて、家の中で自主トレする子も多いと思う。 僕も家の中で「裸足でボールを蹴る」機会が増えていて、それによって足のボール感覚が良くなったと感じる。裸足だと"何となく"ではなく、ここに当てればいいんだという感覚・適切な当てどころ(ミートポイント)を意識することが出来る。きちんとした当てどころで蹴る・止めるが出来るようになる。(ような気がする) 靴を履いている時は多少、当てどころがずれてもごまかすことは出来る。けど、裸足の時はきちんとインパクトをしないとちゃんとしたキックは蹴れないし、トラップも大きくミスしてしまう。そして、何より足が痛い。ペチンという変な音が…

  • 真剣さと遊び心と

    ジュニアサッカーは、"目先の結果至上主義"と"目先の楽しさ至上主義"、そのどちらにも傾かないバランスが大切だと思う。 勝利が全てではないが、勝利を目指し全力を尽くすことが大事だ。挫折や敗北を経験し、それでも諦めずに勇気を持ってチャレンジし続けること、そういったプロセスが個人やチームを成長させていく。 ジュニアサッカーは子供達にとって通過点でしかない。短期的な結果に捉われず、長期的な視点で子供達の未来を考えることが大人には必要だと思う。 また、「ただ楽しければいい。勝ち負けに意味はない」という目先の楽しさ至上主義は、競争にも競争相手にも誠実さを欠いており、結果至上主義同様に指導者主体だと思う。 …

  • 世界情勢と子供の世界

    ロシアのウクライナ侵略が続いている。武力を使った一方的な現状変更、民間人への攻撃など絶対に許されない行為だ。 僕の住む街のジュニアサッカーチームにはロシアや中国、韓国、フィリピンなどをルーツに持つ子も最近は増えている。 子供達はテレビやネットで、町が壊されていく光景や、逃げ惑う人々を見て心を痛めていると思う。僕は親としてコーチとして子供達に何を伝えていくべきだろうかと考える。 過去、多くの国で侵略や悲劇や屈辱の歴史があった。世界はいつだって残酷で、綺麗ごとだけでは生きていけないかもしれない。でもこれからの世界を作っていくのは子供達だ。 人には様々な考えや価値観がある。自分の考えを押し付けること…

  • プロゲーマーの不適切発言について

    少し前だが、プロゲーマーの差別発言が問題になり、スポンサーが降りたり、所属チームから解雇されるというニュースがあった。 身体的な特徴を差別する言動、「人権がない」と言った発言は厳しく対処されるべきだと思う。「ゲーマー界隈のネットスラングだから」と言って、曖昧にしては今後のプレーヤーの成長や業界の成長は無いだろう。 eスポーツというものを盛り上げていくなら、選手の技術だけではなく、人間性の部分の成長も考えなくてはいけないし、選手の言動について所属チームのマネジメントが絶対に必要だと思う。 サッカーチームにもオンラインゲームに夢中になっている子は多い。ゲームの中で使われる"煽り"の言葉は、現実では…

  • スポ少のコーチ会議

    コーチ会議が意味のあるものになればいいなと思っている。せっかくの休日に時間を作って集まって、無駄な時間と労力にしたくないと思う。子供にとって、チームにとってポジティブな会議にしてほしい。とはいえ、僕は完全にペーペーなのであくまで願望ではあるが。。 どんなコーチでも“子供のため”という思いはたぶん同じだと思う、子供のために何をするのか?その方法論、考え方が違うだけなのだ。だから会議で決まらないことが多いんだ、きっと。 ★無駄な会議ってどんなだろう? ① 目的が無いやること自体が目的になっていたり、集まってただ話したり飲んだりするだけ、集まることが会議の全てになっている。会議という名の飲み会では、…

  • 一回で止める、顔を上げる、遠くを見る

    元日本代表の中村憲剛さんが、サッカーで大切なこととして「一回で止める、顔を上げる、遠くを見る」の3つを挙げていた。 一回でボールを止めるとすぐに次のプレーに移れるし、顔は上がる。顔が上がれば相手は簡単に飛び込めない。一番遠くを見てプレーする癖をつけるとピッチ全体が見えるようになってくるとのこと。(近くは周辺視野で見る) 中村選手のようなプロの中でもトップの選手は、顔が上がっていて、ピッチ全体が見えていて、ボールを見る回数が少なく、難しいことを簡単にプレーしているように見える。 逆に無駄なタッチが増えるほど、顔が下がり、周りが見えなくなる。一見テクニックがありそうで、簡単なプレーを難しくプレーし…

  • 「ジュニアスポーツコーチに知っておいてほしいこと」

    // リンク 「ジュニアスポーツコーチに知っておいてほしいこと」 (大橋恵、後藤悦子、井梅由美子 著) のまとめと僕が感じたことを書こうと思います。 ・外遊びの減少により、子供の運動能力と体力が年々低下している 近年、子供達の外遊びの機会は減少しており、それに伴い子供達の体力と運動能力は低下している。ここ30年間のスポーツテストの数値はずっと低下傾向で、これは他の先進国も同様とのこと。 → 外遊びでは、様々な動き(コーディネーション)を身につけたり、体力や考える力、コミュニケーション力を鍛えることも出来るが、今の社会環境は子供達の外遊びの機会を奪ってしまっている。実際、サッカーが非常にうまい子…

  • コーチと保護者の距離感

    子供のサッカーにおいて、保護者の存在は非常に大きい。特に小学生までは。保護者によってその子の成長が大きく左右されることも多いと思う。 練習の時や試合の時に、近くまで入ってきてしまう保護者もいる。過保護や過干渉、サイドコーチングという問題もある。 クラブチームと少年団チームの違いもあって、どの位の距離感が正解なのか、答えはないと思う。試合の時は保護者と子供・コーチのテントを完全に分けているチームもあるし、みんなで和気あいあいとしているチームもある。 僕は子供の自立のために、試合の時は保護者の方にはベンチと離れて見守ってほしいと考えている。 僕がいるのは少年団チーム。クラブチームと違って保護者や地…

  • ドリルトレーニングについて

    ドリルトレーニングとは技術の反復練習のことで、スペインではアナリティコと言うそうです。 "サッカーはサッカーをすることで上手くなる"と言う考え方もあり、認知→分析→決断の伴わない"技術"だけにフォーカスしたドリルトレーニングを批判する方もいるようですが、僕は、反復することで身につく技術はベースとして絶対に必要だと思いますし、そのためにドリルトレーニングも重要だと思っています。ちなみにJリーガーを70人以上育てた静岡学園元監督の井田さんは、「15歳までに100万回触れ」と指導しています。 間違った動作を繰り返すことで悪いクセが身についてしまうとか、コーンドリブルは上手いけど試合になると何も出来な…

  • スポ少コーチの(余計な)プライド

    成長するために手放した方が良いものの一つとして(余計な)プライドが挙げられると思います。(向上心だったり責任感だったり、大切にしたいプライドも、もちろんあるかと思います。) スポーツ少年団のコーチの中には(僕も含め)、なかなか捨て切れない・手放せない(余計な)プライドを持っている方も多いかもしれません。 ・今までのやり方、自分のやり方への過度なこだわりがある ・自分と違う意見は受け入れない ・他のコーチには練習を任せられない、または他のコーチのやり方を陰で否定する ・自分が認めている人の意見は聞くが、そうではない人の意見は全く聞かない、など。 余計なプライドを持ってしまう原因としては、 ①自信…

  • オスグッドって何?

    小学校高学年ぐらいの子供に発生しやすい膝の成長痛"オスグッド"について調べてみました。 オスグッド病、正式名称は、オスグッド・シュラッター病と言うそうです。 オスグッドは、膝の下あたりの骨が出っ張ってきたり痛みが出ることが特徴ですが、一度痛みが出たら身長などの成長の伸びが止まるまではうまく付き合っていかなければならないことが多いようです。 子供の成長期には身長が急激に伸びる時期がありますが、この時に骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、硬くなった筋肉が無理に靭帯の付着部を引っ張ってしまうことで炎症が生じて痛みが発症します。 成長期の子どもの身体には、普通の骨とは少し違う成長軟骨という骨があり、オス…

  • ヘッドダウンの癖

    先日、知り合いの子がジュニアユースの試合に出ていたのを見る機会がありました。元々小学生の頃から、ボールを持つとヘッドダウンする癖がある子でしたが、2年ぶりぐらいにプレーを見ると、ヘッドダウンの癖は変わっていませんでした。 頭を下げてボールばかりを見てプレーするため、すぐ寄せられてボールを失ってしまったり、周りが見えず適当なパスをして奪われるなど、ヘッドダウンの癖はサッカーではかなりのマイナスとなります。顔が上がっていれば、敵は簡単に寄せられないですし、周りが見えるためプレーの選択肢は増えます。 その子の小学生時代のチーム練習は、コーチからのフィードバックが無い中で、対面パスやドリブルドリルを長…

  • 目の前の子供達に全力を注ぐ

    以前、温度差の記事を書きましたが、僕のコーチとしての温度は正直、高い方で、温度の低いコーチからは多少うざがられていると思います。。。 ただ、熱さは出来る限り隠していますし、それを人には押し付けたりはしないようにしています。 結局、大人は変わらないし、人を変えようとするのではなく、変わるのは自分自身なのかなと思っています。 胸の中にいろんな思いを抱えながらも、自分がやるべきこと・役割(タスク)を全力で全うする・自分のベストを尽くすことが大事だと思います。 サッカーを楽しみに毎回来てくれる目の前の子供に対し、楽しくサッカーが出来る場所・サッカーを学べる場所を提供することが僕の今の役割であり、そこに…

  • 発達障害について知ろう

    【発達障害とは】:生まれつき脳の一部の機能に障害があることによる特性。本人の得意・不得意などの特性と、環境や周囲の人との関わりのミスマッチから、社会生活に困難が発生するもの。 発達障害は見た目には分かりにくく、「わがまま」「困った子」「変わった子」などと誤解され、叱られることで、やる気や自信を失くしてしまいがちです。不登校や引きこもり、うつ、非行などの二次障害を防ぐためにも、発達障害への理解が大切です。発達障害は本人の努力不足や怠けではなく、親の育て方の問題でもありません。「困った子」ではなく「困っている子」と考え、サポートしていきましょう。 【発達障害の割合】:2012年に文部科学省により、…

  • 発達障害とサッカー

    発達障害という言葉は、世間でも広く認知されるようになり、ジュニアサッカーにおいても発達障害を持つ子供への理解は少しずつ大きくなってきていると感じますが、よりチームプレーや規律が求められるようになる高学年になると、様々な原因からサッカーを辞めてしまう発達障害の子供も多いと思います。 コミュニケーションスキルを身につけてほしいという思いから、子供にサッカーをさせている保護者もいますし(サッカー療育という取り組みもあるようです)、自分の子供が発達障害ということを周りには言わない保護者の方もいます。 学校から発達障害の可能性を指摘されても、受け入れられずに受診や療育支援に繋がらないケースや、子供の頃は…

  • スポ少の温度差

    スポーツ少年団では、熱心な保護者と、そうではない保護者の”温度差”がトラブルになることがあります。熱心な保護者は積極的にチームの仕事に参加したり、応援にも熱が入り、練習内容や試合での采配にまで口を出す方も中にはいます。一方、送迎をするだけで、練習や試合にはほとんど顔を出さない方もいます。 スポーツ少年団は、地域で活動する団体のため、住んでいる場所が近いというだけで、保護者の価値観が違うのは当然かもしれません。 「プロ選手になってほしい」という保護者から、「運動が出来ればいい」とか、習い事の一つとして、また託児所感覚で子供を預けている保護者まで様々です。そういった意味で、Jのアカデミーや、方針が…

  • サッカーのキャンセル力

    サッカーは「よーいドン」でスピードを競ったり、ぶつかるパワーを競う競技的な側面もありますが、フライングをしたり、後出しジャンケンで相手の逆をつく駆け引きを楽しむゲーム的な側面もあります。 キャンセルとはシュートを打とうとして、相手がシュートブロックに来ているのを見て(感じて)直前で切り返すシュートフェイントのように、途中でプレーを修正することを言います。 ジュニアサッカーでは一旦ドリブルを始めると相手に囲まれて取られるまでドリブルを続ける子や、パスをするまでに時間がかかり、すでに味方がマークされていてもパスをして取られてしまう子などがいます。 常に状況が変わり続けるサッカーでは、1秒前はすでに…

  • ネクストメンタリティ

    小野剛さん著「サッカーコーチングレポート」で、良い監督の条件として ・サッカーへの情熱、進歩への向上心・専門的知識、マネジメント能力・ネクストメンタリティ が挙げられています。 ネクストメンタリティとは、勝った時も負けた時も、強い気持ちとモチベーションを持って次に向かう姿勢・気持ちのことです。 ”勝ってもおごらず、負けても腐らず”のように、今日の結果にとらわれることなく、向上心を持って次に向かうメンタリティが大切です。 これはコーチにも言えることですし、選手にも言えることだと思います。良い結果が出なかった時はそれをバネにして頑張る、良い結果が出た時はそれをモチベーションにしてもっと頑張る、そん…

  • 育成改革(指導者改革)について

    先日、スペインのビジャレアルの育成改革(指導者改革)についての記事を読みました。 www.sakaiku.jp 2014年にビジャレアルのアカデミーで行われた育成改革の紹介で、指導者改革により選手の変革をうながすことが目的とのことでした。 内容は、指導風景を撮影し、映像をもとに指導者間でディスカッションし、指導者がフィードバックを受けるというもの。 ポジティブな言葉とネガティブな言葉を分け、どの選手に何回ずつ、どんな種類のフィードバック(ポジティブorネガティブ)を行ったのかを数字として表し、それを指導者に伝え、指導者がフィードバックを受けます。 当時、ビジャレアルのアカデミーで指導者として活…

  • サッカーの楽しさとは

    「スポーツ」の語源はラテン語の「deportare(港を離れる)」。 日々の生活から離れること、気晴らしをする、楽しむ、遊ぶなどを意味します。 サッカーも本来は非日常を楽しむ遊びです。 ではサッカーの楽しさとは何でしょうか? ・思いっきり身体を動かす楽しさ ・思い通りにボールを扱う楽しさ ・ゴールを決める楽しさ ・仲間と関わり、喜びを共有する楽しさ ・出来なかったことが出来るようになる楽しさ ・サッカーの奥深さを知る、学ぶ楽しさ ・勝負に勝つ楽しさ ... 他にも、選手やチームを応援する楽しさや育てていく楽しさ、成長していく子供を応援する楽しさやサッカーを語る楽しさなどもあると思います。 サッ…

  • 毎日5分の積み重ね

    日々の積み重ねが人を作っていく。 たったの5分でも、1ヶ月続ければ2時間半になり、1年で30時間になります。 子供達に伝えるために、言葉の説得力を出すために僕も1日5分、必ずボールタッチをするようにしました。 老化に抗いながら、日々を積み重ねていこうと思います。 そして、ゴールデンエイジの子供達には、1日の積み重ねの大切さを伝えられたらなと思います。 一年後の成功を想像すると日々の地味な作業に取り組むことができる。 (本田圭佑) 「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」 (イチロー) ★ジュニアサッカーのことをもっと知りたい方はこちら★

  • 君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使わない

    「恋人でも友達でもそうだが君を大切に扱わない人に君の大切な時間や感情を使ったらダメ。大切にされてないと感じたら即座に距離を置け。それが原因で絶交しようと別れようと関係ない。君を大切にできない人に君と関わる資格はない。一方通行の人間関係は君をボロボロにする。自分から離れる勇気を持て。」 Testosterone(@badassceo) Twitterより 上記は筋トレ社長として有名なTestosteroneさんのtweetです。 "時間や感情は、一人ひとりの大切なものであり、誰かに雑に雑に扱われるべきものではない。あなたには価値がある、あなた自身を大切にしてほしい、あなたを大切に扱わない人とは離…

  • セルフトーク

    セルフトークとは: 頭の中で自分自身に語りかけるている言葉のこと。 人間は1日に3~5万回セルフトークを発していると言われています。通常、人間の思考は頭の中の言葉で行われます。 人間は言葉から大きな影響を受け、思考が行動や習慣へと影響を与えていきます。 頭の中で無意識に発せられるセルフトークは、ネガティブな言葉が多くなると言われています。人間は元々備わっている生存本能により、ネガティブな体験の方が、強く記憶に残るように出来ているからです。 繰り返されるセルフトークは「アファメーション(宣言)」となり、そのイメージを現実に引き寄せていきます。 「言葉が人生を決定する」 ("コーチングの創始者" …

  • 勘違いコーチにならないために

    少年団チームは、コーチが勘違いしがちな環境だなぁと感じます。 ※もちろんしっかりとチームマネジメントされているチームも多いと思いますし、あくまで個人的な意見として、あくまで自分への戒めとして書いてます。。 保護者側の要因: ・コーチに対し、過度に気を使う。 ・保護者よりコーチの方が偉いと思っている。 ※「ボランティアで指導してくれてるから」という純粋な気持ちだったり、(言い方は悪いですが)自分の子供を人質に取られているような感覚があるのかもしれません。本音ではいろいろ思うこともありながら、子供の卒業までコーチに対し我慢している方も多いと思います。 保護者に気を使われる環境で、コーチは自分が偉く…

  • 2秒先の未来が見えるマシン

    サッカーは、 ①攻撃、①攻→守の切り替え、③守備、④守→攻の切り替えという4つの局面が、絶え間なく変わり続けるスポーツです。 相手より多くゴールをするためには、相手より速くプレーすることが求められます。近年のサッカーは、ハイスピード&ハイプレッシャー、攻守一体化の進化で、より速さが求められるようになっています。 ではサッカーでの速さとは何でしょうか? 走るスピード、”止める・蹴る・運ぶ”といったテクニックのスピード(正確性)、状況を判断し決断する考えるスピードなどです。 通常、サッカー選手はプレーの前に、頭の中で「認知・分析・決断」というプロセスを行っています。サッカーはよーいドンではなく、相…

  • 質問→気づき=オートクライン効果

    人は質問をされることでベクトルが自分に向き、自分と会話をする中で気づき、答えを見つけていきます。 子供の意欲を引き出すには、指示や助言ではなく信頼関係を構築し、認め・聴き・問いかけることが大切です。 僕たち大人は、ついつい今までの経験から来る固定された見方をして、指示や否定・助言をしてしまいがちですが、答えは与えるのでは無く、子供が自分自身で見つけることが大切です。子供をどうにかしようとするのではなく、子供の可能性を信じること、子供自身の中に答えはあり、その答えを尊重することが大切です。 オートクライン効果とは: 「自分で話し自分の言葉を聞くことで頭の中が整理されていく、その効果のこと」 人は…

  • 承認欲求から自由になろう

    SNSを始めた頃、何気ない日常を書いただけで、いいね!ボタンを押してもらったり、リツイートされると何だか嬉しかった。それが、段々と、いいね!を貰いに行くようになって、いいね!が少ないと不安になったり、書くことがストレスに感じたりするようになる。そんな経験ってないですか? 僕はそんな経験、あります!(小保方さん風) サッカーのコーチをしていると感謝の言葉を頂くことがあり、それが嬉しくて感謝を貰いに行く行動をしたり、感謝の言葉が無かったら何だか不安に思ったりすることが、振り返ると正直あったなぁと思います。このブログも、コーチや親として、自分自身が成長していきたいなという思いから、学んだことや反省し…

  • M-T-M(Match-Training-Match)

    サッカーにはM-T-Mというものがあります。オランダでは、M-A-T-M(Match-Analytics:分析-Training-Match)と言うそうです。ゲームで日頃のトレーニング成果を確認するとともに、課題を分析しトレーニングメニューを作成して、トレーニングを重ねて次のゲームに望む、というサイクルのことです。 M-T-Mは、選手のスキルアップだけでなく指導者のスキルアップ(分析、計画、トレーニング等)も期待されています。ゲームで抽出された課題は選手だけのものではなく、コーチの課題でもあります。課題分析は、主観や感情ではなく具体的な事実にフォーカスすることが大切です。コーチは、「何で出来な…

  • 応援される人になろう

    強いチームでもそうでないチームでも、応援されるチーム・応援したくなるチームとそうではないチームがあると思います。また結果を出しているかどうかに関わらず、応援したくなる選手もいると思います。 応援はチカラをくれます。自分(たち)が持っている以上のチカラを発揮出来ることだってあります。 では、応援したくなる要素って何でしょうか? 感謝の気持ち、相手を大切にする気持ち、謙虚な姿勢、誠実さ、フェアプレイ精神、失敗を恐れずチャレンジし続ける行動力、自分のためだけじゃなく人のためにも全力を尽くす献身性、どんな時も諦めない気持ち、ひたむきさ・・・ あなたはどんな選手を応援したくなりますか? 応援してくれる人…

  • 情熱は足りているか

    「情熱は足りているか」という言葉は、本田圭佑選手が、困難に直面した時に自分に問いかける言葉として有名です。 うまくいかないことがあった時も、誰かのせいにはせず、常にベクトルを自分に向け、自分の責任で困難に立ち向かって行く、そんな本田選手らしい言葉だと思います。 過去は変えられないけれど、未来は変えられる、自分なら絶対に出来ると信じて強い気持ちで努力を続けていく。そういう姿勢が、本田選手を作っていったんだろうなと思います。 本田選手とはだいぶ違いますが、僕もおじさんなりに悩むことはいっぱいあります。 これで良いのだろうか?違うやり方があったかもしれない。あのやり方は良くなかった。などなど。 サッ…

  • 2020/21フットサルルール改正まとめ

    今回は、2020/21フットサルの競技規則の主な改正点についてまとめてみました。 [ピッチ]・(改正前)→ゴールが守備側競技者によって動かされた場合は、その後ゴールが決まっても得点として認められない。・改正後→ゴールが守備側競技者によって動かされても元々ゴールがあった所に入っていると認められれば得点となる。また、守備側競技者が故意にゴールを動かした場合は警告または退場となる。 [競技者の数]・改正後→アップゾーンでアップ出来る人数は、各チーム5人(+フィットネスコーチ)までとなる。(改正前は人数の規定は無かった) [競技者の用具]・改正後→GKのサポーターは、ユニフォームと同じ色で統一し、過度…

  • 自己覚知

    ”一番難しいことは自分自身を知ることであり、 一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。”タレス(ギリシャの哲学者) 「自己覚知」とは: (対人援助者として)自分をコントロールするために、自分の考え方、価値観、どんなときに感情が揺れ動くかについて知っておくこと。 対人援助とは、相手の価値観や感情に寄り添い、その人自身が答えを導き出せるように支援することです。→そのためには、 援助する際に自分の価値観で相手の話を受け止めないこと(主観で受け止めると感情が動くため、客観的な視点が必要 ※客観的は他人事とは違う) 偏見や思い込みが入らないようにすること 自分の価値観を自覚した上で、相手に…

  • 教えない指導

    サッカーのコーチングでは、教えないこと(教え過ぎないこと)が大事だと言われることが増えた。子供に問いかけて、子供自身が答えを見つけるのを待つというやり方だ。(かなり大雑把に言うと)子供が自分で見つけた答えなら忘れない。コーチが教えた答えを丸暗記するやり方では、子供が自分で考えなくなってしまう。 ただ、”教えない”というのを間違って解釈してしまうとそれががただの放置になってしまう危険がある。何のヒントも選択肢も基準も伝えずに、ただ「自分で考えろー」って言っているパターンだ。数式を教えずにゼロから子供に答えを発見しろと言ってるようなものだと思う。 子供の主体性を奪ってはいけない。子供の選択を否定し…

  • 声を出すこと自体が「目的」になっていないか

    サッカーにおける"声かけ"は非常に重要だ。 サッカーでは、"後ろの声は神の声"という言葉がある。味方に状況を伝えてあげる声はまさに”神様の声”なのだ。最近はコロナ禍の無観客試合や応援禁止のピッチから選手の大きな声が聞こえてきて、びっくりした人も多いと思う。 サッカーの声かけの主な目的は・味方に周りの状況を教えてあげる・味方に自分の意思を伝える・味方を励ます・チームを鼓舞することにより、チームのパフォーマンス向上に繋げること、そしてパフォーマンス向上によりもたらされるチームの勝利だ。 声を出すこと自体は目的ではなく、"目的を達成するための手段の一つ"に過ぎない。 声を出すこと自体が目的になってし…

  • コーチへの苦情

    うちの上の子が所属するジュニアユースチームで保護者からコーチへの苦情があった。(上のカテゴリーへ参加する選手の選考に対する不満、選手采配に対する不満、練習内容が面白くないという内容)また、先日はうちの下の子と僕が所存する少年団チームの1,2年生チームのコーチにも保護者から苦情があった。(サッカーをちゃんと教えてくれない、ほとんどボールを使わずにレクリエーションばかりしているという内容) 今回のことがあり、保護者からの苦情について、どこからが苦情でどこからが意見や提案なのか僕なりに考えてみた。内容にもよるが、受け止める側のコーチやチームの対応によって、苦情(意見、提案?)を活かすことも出来るかも…

  • 「常識を疑え」

    プロ野球、巨人のコーチングスタッフに、桑田真澄さんが投手チーフコーチ補佐として入ることになった。桑田さんと言えば、Mattのお父さんとして今では有名だが、現役時代はすごいピッチャーだった。そして学生スポーツの勝利至上主義反対派としても有名である。 以前、東京大学野球部を指導していた桑田さんの指導法は、根性論・長時間練習・非科学的トレーニングの否定。野球を楽しむこと、今までの常識を疑うこと、質問を問いかけ選手自身に考えさせること、効率的・短時間で1球1球に集中して取り組むトレーニングなどが特徴のようだ。 桑田さんは、巨人ではコーチとして1軍~3軍まで関わることになるらしい。そして現在の巨人の2軍…

  • 大人の予想を超えていけ

    「あいつはあそこのチームじゃ通用しないでしょ」とか「あいつはダメですね、伸びないですよ、気持ちが弱いから」とか、子供に対する大人のそういう決めつけが嫌いだ。 卒団式の時期が近づいている。6年生は来年の進路をそろそろ決めて、クラブチームでサッカーをする子、中学の部活でサッカーを続ける子、サッカーは辞めて違うことにチャレンジする子など進路が分かれてくる。この時期、大人の間では卒団生の今後について話題に上がることが多い。また去年の卒団生の動向についても話題になることがある。 ジュニア年代に全く出れなかった子がジュニアユースでエースになったとか、めちゃくちゃ問題児だった子がジュニアユース では一生懸命…

  • アシスタントコーチの役割

    僕は自分が所属するサッカー少年団では、アシスタントコーチとして関わっている。 同じカテゴリーでコーチが2人以上いる時は、メインコーチ・アシスタントコーチなど役割を明確に分けた上で、目標を共有することが大切だと思う。指示系統が2つあると選手が混乱するし、コーチの役割が曖昧だと意見が割れて揉めてしまうこともある。「船頭多くして船山に上る」と諺にもあるように、大勢の親方が自分の思うように指示を出していたら、チームはおかしな方向に進んでいってしまう。 また個人的な意見だが、僕のようなお父さんコーチは自分の子供がいるカテゴリーのメインコーチにはならない方が良いと思っている。試合の采配やメンバー選考につい…

  • ドリームキラー

    ドリームキラー:「夢を壊す人」という意味 きみが、夢を誰かに話した時に、それを否定するような言葉を使って、きみの夢を壊そうとしたり、その夢を考え直させるようなことを言ってくる人のこと (例)「きみには無理だ、難しい、出来るわけがない」「もっと無難に、安定した将来を」など ・善意の(無意識的)ドリームキラー:きみのことを心配している・変わってほしくない(プラスの変化だとしても無意識的に嫌がる) ・悪意の(意識的)ドリームキラー:きみのことを妬んでいる・きみに上手くいって欲しくない ・なりやすい人:家族、先生、コーチ、上司など ・ドリームキラーが生まれる理由:心地よい今を維持したいため、同じ現状に…

  • 信頼関係を築く

    [信頼]:信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。(デジタル大辞泉) 「人間のパフォーマンスは『何を』、『どんな心でやるか』でできている」(辻秀一) チームビルディングでは、「信頼関係の構築」が何よりも大切だ。「体」が動いても「心」が動かなければ良いパフォーマンスは発揮出来ない。信頼は安心感(この人たちは自分の味方だという思い)により得られる。そして、「自分はチームの一員である」と感じることで育まれていく。 ◆ リーダーがメンバーとの信頼関係を築く上で大切なこと・メンバー全員を一人の人間として尊重し、その成長を信じ、感謝の気持ちを伝える・メンバーの個性や価値観、大切にし…

  • レッテル

    発達段階の子どもに対する大人の過度な意味づけやレッテルは、子どもにとって大きなプレッシャーになったり、自信喪失につながるリスクがある。 また他の子どもとの比較や、失敗に対するくり返しの批判は、子どもの自己肯定感を低くしてしまう。 子どもにとって親やコーチは選ぶことの出来ない存在。僕たち大人の“言葉”ひとつが、子どもの未来に大きな影響を与えるかもしれないという自覚を持たなければならない。 子ども達は、自分が「信頼されている」「チームに必要とされている」という思いがあるから、仲間たちチームメイトのために全力を尽くせるんだと思うし、僕たちは親としてコーチとして子ども達みんなを大切に思ってるんだ(リス…

  • ブログ、引っ越ししようとしてやめました。

    ブログ、引っ越ししようとしてやっぱりやめました。 まだ始めたばっかりなのに、現状維持は停滞だとかブレブレな気持ちで新しいものに飛び付こうとしてたんですが、何か違うなーと思い、結局このまま続けていくことにしました。 僕と同じようにジュニアサッカーに関わっている方、同じように悩んだり、青春している方と、共感したり励ましあったりしたいなぁとか、今考えていることをアウトプットしながら自分自身成長していきたいなぁとか、たまに毒を吐いてすっきりしたいなぁとか、そんな気持ちでマイペースでやっていこうと思っています。もしお時間がありましたら今後ともよろしくお願いいたします。

  • 今、自分が出来ることにベストを尽くそう

    サッカーには勝敗を競い合う相手チームがいて、どんなに強いチームでも負けることはある。天候やコンディションや審判の判定や対戦相手は変えられないし、チームメイトのミスや過去の結果を変えることは出来ない。 「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。」 (エリック・バーン 精神科医、心理学者) どんなに負けている試合でも、どんなに勝っている試合でも、今、自分に出来ることにベストを尽くそう。 コロナや大雪で、サッカーが出来ない今、自分が出来ることは何だろう? www.jfa.jp ★ジュニアサッカーのことをもっと知りたい方はこちら★

  • ロングスローについて

    今回の高校サッカー選手権で話題になったロングスローについて、世間では賛否両論があるようだ。 ルール上認められているものだし、ゴールに近づくための武器の一つとして非常に効率的だしもっと技術を磨いていくべきだという意見、美しくない・アンチフットボールだという意見など、大まかに2つの意見があるかと思う。 ルール内で行なっていることなので、良いか悪いかでは言えばもちろん良いということになるし、あくまでロングスローが好きか嫌いかという好みの議論になると思う。好きな人もいれば嫌いな人もいるだろう。ちなみに僕はジュニアサッカーでは絶対にやらないと思うけど、高校サッカーなら一つの技術として尊重されるべきだ思う…

  • 話の長いコーチ

    ジュニアサッカーでは話の長いコーチがけっこう多い。試合の後、炎天下や寒空の下、1時間近くも話をしているようなケースもある。自分が話をしてるうちに、エキサイトしてきて段々長くなってしまうんだろう。気持ちはすごく良く分かる。子供達に言いたいこと、改善してほしいことは山ほどあるとは思う。でもおそらく3分も過ぎれば、子供達に話の内容はほとんど入っていない。大人であっても集中力はそれ程長くは続かない。コーチが情熱的に演説しても、3分以降はただの独り言になってしまっているのだ。3人ぐらいコーチがいてみんなが同じように話をしていたら、子供にとっては結構な地獄だ。「ちゃんと聞けよ!」って怒鳴りつけたとしても、…

  • ほめるとおだてる

    ・ほめる[褒める/誉める]:人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。 ・おだてる[煽てる]:うれしがることを言って、相手を得意にさせる。もちあげる。 褒めるは、相手の行動を評価して(価値を発見して)それを伝えること。 煽てるは、相手が特に何もしていなくても、(相手を持ち上げるために)伝えること。 「怒鳴る」コーチングは絶対したくないという思いが元々強かった僕は、「褒める」コーチングを心がけてきたつもりだったが、「褒める」が「煽てる」になっていたことがあったなぁと、最近反省をした。僕の中で「褒める」という行為が手段ではなく目的になっていたのだ。 子育てでは「いいママ症候群」と…

  • ボランティアコーチ

    ボランティア(volunteer)の元々の意味は「志願兵」、つまり自ら志願して兵士になった人の事を指す。 厚生労働省では、ボランティアを「自発的な意志に基づき他人や、社会に貢献する行為」としている。 スポーツ少年団のようなチームだと、コーチはボランティアの方がほとんどだと思う。平日は仕事をして、平日の夜や土日に(概ね)無償でコーチをしている。仕事以外に自分の時間や労力を使って子供達のためにコーチをするというのは本当に大変なことだと思う。 だからこそ、「こっちは、ボランティアでやってるんだから」と言うような言葉は使うべきではないと思う。自分で言ったにしろ、コーチの奥さんが言ったにしろ、それを言っ…

  • ジュニアサッカーチームの飲み会

    スポーツ少年団は飲み会が非常に多い。忘年会、新年会、祝勝会、懇親会、送別会など年に何回も開催されたりする。飲み会好きなコーチや保護者の方も多かったりするが、僕はそういう飲み会が非常に苦手なため、コロナ禍で飲み会が自粛となっている現状を、大変有り難く思っていたりする。きっと、そういう方も多いだろう。 普段ほとんど練習に来ないのに飲み会だけ張り切って参加するコーチや、裏でコーチ批判してたのに飲み会ではしおらしくコーチにお酌して回るママさんや、飲みの席で子供達を批判・評価する評論家気取りのコーチやパパさんが苦手だ。 二次会から登場して下級生ママにマウント取る卒団生ママや、相談に乗るという名目でお気に…

  • スポ少のママカースト

    ママカーストと言う言葉がある。スポーツ少年団などでのお母さんの間の序列・階級のことらしい。 もちろんFIFAランキングのように実際に存在するものではなく、”空気”としてそれを意識する人、感じやすい人がいるというのもあると思う。集団の中での順位関係については、女性の方が敏感だと聞いたことがある。カーストが出来やすい条件としてはまずコミュニティーがあり、そのメンバーの関わりが大きくなることだ。なので、スクール<クラブチーム<少年団の順でママカーストはより形成されやすいと言えるだろう。 ボスママやその取り巻きママ達が、ターゲットを作って無視をしたり、わざと連絡をしなかったり、裏のLINEグループを作…

  • 平等と公平

    [平等]平らに等しいこと。偏りや差別が無く、みな等しいこと。(例)「食べ物やお金を平等に分け与える」、「死は誰もが平等に訪れる」など。 [公平]公に平らなこと。判断・行動に当たり、いずれにもかたよらず、えこひいきしないこと。(例)「公平な裁判」、「公平なジャッジ」、「公平を期する」など。 平等は、努力や結果、才能や性別などに関係無く、全ての人を同じに扱うということ。公平とは、それぞれの努力や結果に合わせて評価をしたり、実力や個性に合わせて評価をするということだと思う。 ジュニアサッカーなら、「チャンスは平等、評価は公平に」というのが大切で、全員に平等にチャンスを与え、そのチャンスの中でそれぞれ…

  • ジュニアサッカーと罰走

    令和の時代に入っても、ジュニアサッカーの現場では未だに理不尽な練習を強いるチームがある。 「水を飲むな!気合いが足りないから喉が乾くんだ!」というようなチームはさすがに無くなったと思うが、試合後に罰走をしているチームを見かけることはある。 まず、若い頃サッカーをしていたコーチが、「あの頃の辛い練習があるから今があるんだ」と自分の経験を肯定し、間違った情熱で子供達に同じように理不尽な練習を強いているケースが多いと思う。(理不尽なことに耐える力をつけることで、ブラック企業で働き続けるメンタルは身につくのかもしれないが・・・)「昔からずっとやってるから必要な練習なんだ」、「最近の子は厳しい練習をしな…

  • 当たり前の反対は

    この一年、新型コロナウィルスの影響により世界が変わってしまった。今まで当たり前と思っていた日常が失われ、子供達は当たり前だった学校に行けず、サッカーが出来ない日々を経験した。 今日と同じように明日が来ることは当たり前じゃないし、サッカーが出来ることも当たり前じゃないと気付いた。たとえコロナが終わったとしても、今、サッカーが出来ることは当たり前なんかじゃない。 当たり前の反対は有り難し。「有る事が難しい」と書く。ありがとう[感謝]のことだ。 サッカーは一人では出来ない。チームメイトがいて競い合う相手がいて、審判がいて監督やコーチがいる。会場予約や連絡調整、会計など、多くの人の協力があって初めてサ…

  • 年とともに

    真面目な顔で話してただけのつもりなのに、「何か怒ってたの?」と言われることがある。ただ歩いていただけなのに、「ダイエットですか?」と聞かれるぐらい、けっこう切ない感じになる。年とともに顔のシワが深くなり、頬の弛みとともに口角が下がってくるからだろうか。。。アラフォー・アラフィフあるあるかもしれない。 子供がサッカーを始めたばかりの頃は、若いお父さんみたいな気で張り切っていても、その子供が中学へ行くぐらいになるといつの間にか、いい感じのおじさんになっているものだ。 明日から意識して口角上げて笑顔を作っていこう。唇がカサカサだから、笑った時に唇が割れて出血しないようにリップクリームを塗っておこう。…

  • グッドルーザー

    昨年のラグビーワールドカップでは、ノーサイドと言う言葉が話題になり、勝っても負けても全力を尽くして戦ったもの同士、お互いを讃え合う姿が日本中に感動を与えた。 負けた試合で一番悔しいのはもちろん選手だ。 ワールドカップまでの期間、人知れずどれだけの汗と涙を流してきたのか。 どれだけの時間、どれだけのことを犠牲にして、傷だらけになって戦ってきたのか。 その苦しみを知っているからこそ、負けたとしても全力で戦った相手のことをリスペクトし、相手の勝利を讃えられるのだろう。 負けた時に相手を認める気持ちを持てない選手やチームは、仲間のミスを責めたり、審判の判定に敗因を求めたり、負けた言い訳を自分以外のこと…

  • 意見の食い違いから学ぶ

    「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」(ヴォルテール・フランスの哲学者、文学者、歴史家) ※今回は、福富信也さん(スポーツ指導者)のチームビルディングのセミナーと本から学んだ内容です。 サッカーの試合では、ピンチとチャンスは紙一重であり、FWとDFなど立場によって見え方・捉え方が違うことも多い。一方向からではなく、別の角度からの意見を聞くことで、自分とは違う視点に気づいたり、新たな選択肢を持つことが出来る。チームや個人の成長のために、自分と異なる意見から学ぶ"オープンマインド"の姿勢を持つことが大切だ。本当に優秀なリーダーは敢えて自分と違う意見・アイデア…

  • 毒のある親

    ※毒のあるタイトルですが、僕も親として自分への戒めを込めて書いてます。 ・毒親とは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」のこと (スーザン・フォワード著「毒になる親」) ・心理学的には「Negative Parenting=ネガティブ・ペアレンティング」と言われる。 ・毒親に育てられた子供は、大人になってもその影響を残し、他者との関係性などにおいて悩みや生きづらさを抱えていくことが多い。 [親自身が精神的に自立出来ていないことが、原因になることが多い。] ・自分の寂しさを埋め合わせるため、子供に対し過干渉・過保護になってしまう。 ・子供を一人の別人格として認識出来ず、精神的一体感を求…

  • 失敗してもいいよ

    サッカーは足を使うスポーツで、常に局面が変わり続ける流動的なスポーツだから、どうしてもミスは多くなるし、誰だって失敗する。ネイマールだって、何回も何回も失敗して上手くなったんだと思う。多分。。 ジュニアサッカーでは、ミスを極度に怖がる子がいる。味方のボール保持者から目を逸らして相手の後ろに隠れたり、得意な練習は積極的だけど苦手な練習にはチャレンジしなかったり、ちょっと失敗しただけで泣いてしまう子もいる。 元々の性格もあるのかもしれないし、チームメイトからミスした時に文句を言われたとかが原因かもしれない。学校では優等生で周りの子に失敗を見られるのが恥ずかしいのかもしれない。また、大人からの”失敗…

  • 伝わる言葉

    5レーンとかゲーゲンプレスとかポジショナルプレーとか、 そういう言葉ってついつい言いたくなるものだ。僕のようなおじさんになると、 ただ言うだけでもう強豪クラブの監督になったような高揚感を持てたりする。僕は、戸田さんのサッカー解説の影響で、”オーガナイズ”とか” ボックス”とか、”とは言え” とかをテレビ観戦時に使いがちだ。( そして家族にはウザがられがちだ)最近は、ペルムータとかサリーダ・デ・バロンとか、 覚えたてのスペイン語をどこかで使いたいなとチャンスを窺ってたりもする。 さて普段、僕の目の前にいるのは小学生で、 サッカーをテレビで全く観ない子もいれば、始めたばかりの子もいる 。低学年の子…

  • 心が動く時

    「人間のパフォーマンスは『何を』、『どんな心でやるか』でできている」 (辻秀一・スポーツドクター) 試合中、コーチや監督が大声で指示を出して子供達にプレーを細かく強制し、子供達を駒のように動かしているチームを時々見かける。子供達はベンチを見ながらプレーし、コーチに怒られないように一生懸命に動いている。"操り人形"のように。 (日本の)小学生の子供達は、大人が大きな声で怒れば、黙って言うことを聞く子がほとんどだ。怒られないように大人の言う通りに体を動かそうとする。 たけど大声で怒鳴っても、動くのは子供達の"体"だけで"心"はそう簡単には動かないし、そういうチームは肝心な所でパフォーマンスを発揮出…

  • 価値観の押し付け

    「お前のこと思って厳しく言ってるんだ」 「そんなんじゃ良い選手になれないぞ。◯◯しなきゃいけない、××しちゃダメだ」 このような保護者やコーチの発言はよくあり、それは子供への愛情から子供の幸せを願って言っているケースが多い。 子供は未熟で自分より劣っている存在だから、進むべき道を示し、答えを教えないといけないと信じており、そんな子供に自分の価値観や答えを押し付けてしまう。 ではそんな時、子供はどう感じ、何を考えているのだろうか? 子供はまだ成長途中で経験が少ないのは事実。なので、親やコーチは子供の成長のためにサポートをする必要がある。 ただ、答えや価値観を押し付けるのではなく、様々な経験や知識…

  • 課題の分離

    課題の分離とは 自分の課題(自分がコントロールできること) と他者の課題(自分にはコントロールできないこと)を分離し、 他者の課題には踏み込まないようにすると同時に他者にも自分の課題に踏み込ませないようにすること。 「その課題について最終的な責任を負うのは誰か?」 を考えることで「自分の課題」と「他者の課題」 の線引きが可能。 自分がコントロールできないこと(変えられない)ことからは手を離す。 自分がコントロールできる(変えられる)ことには集中して取り組む。 相手が自分のことをどう評価するかは、他者の課題。 (他者)承認欲求とは、「他者に自分のことを認めてもらいたい」、という欲求だが、「他者が…

  • 課題の分離

    課題の分離とは 自分の課題(自分がコントロールできること) と他者の課題(自分にはコントロールできないこと)を分離し、 他者の課題には踏み込まないようにすると同時に他者にも自分の課題に踏み込ませないようにすること。 「その課題について最終的な責任を負うのは誰か?」 を考えることで「自分の課題」と「他者の課題」 の線引きが可能。 自分がコントロールできないこと(変えられない)ことからは手を離す。 自分がコントロールできる(変えられる)ことには集中して取り組む。 相手が自分のことをどう評価するかは、他者の課題。 (他者)承認欲求とは、「他者に自分のことを認めてもらいたい」、という欲求だが、「他者が…

  • コーチとしての自分への約束

    ジュニアサッカーのコーチには本当にいろんな方がいる。特に少年団のようなチームだと、指導歴数十年のおじいちゃんコーチや、現役の保護者コーチ、子供が卒団した後も残っている保護者OBコーチ、自分が卒団したチームを指導する若いOBコーチなど。 少年団はクラブチームと違い、団の方針が曖昧で、それぞれのコーチがそれぞれのやり方で指導にあたっていることが多く、指導方針のバラつきがあり、時には子供の成長に影響することもある。 暴言や暴力は絶対に否定されなければいけないが、サッカーに答えは無いため指導方針などについては考え方の違いで、良いとか悪いとかという話ではないとも言える。かと言ってやはりいろいろ思うことも…

  • コーチとしての自分への約束

    ジュニアサッカーのコーチには本当にいろんな方がいる。特に少年団のようなチームだと、指導歴数十年のおじいちゃんコーチや、現役の保護者コーチ、子供が卒団した後も残っているOBの保護者コーチ、自分が卒団したチームを指導する若いOBコーチなど。 少年団はクラブチームと違い、団の方針が曖昧で、それぞれのコーチがそれぞれのやり方で指導にあたっていることが多く、指導方針のバラつきがあり、時には子供の成長に影響することもある。 暴言や暴力は絶対に否定されなければいけないが、サッカーに答えは無いため指導方針などについては考え方の違いで、良いとか悪いとかという話ではないとも言える。かと言ってやはりいろいろ思うこと…

  • お父さんコーチについて

    お父さんコーチについては賛否両論いろんな意見があって。。。賛否と言っても、おそらく"否"が9割ぐらいだと思う。 先日も、強豪国はお父さんコーチがいないという記事があり、 www.google.co.jp twitterとかでも話題になってたけど、実際ドイツはお父さんコーチがいっぱいいると、中野吉之伴さんは言ってたし、サッカーに絶対は無いように、お父さんコーチが100%良いとか100%悪いとかいう話では無いと思う。スポーツ少年団のようなチームでは、コーチが足りずお父さんに頼らざるを得ないというような事情もある。 僕は保護者の立場からお父さんコーチを見てきたし、今は自分もお父さんコーチとして関わっ…

  • お父さんコーチについて

    お父さんコーチについては賛否両論いろんな意見があって。。。賛否と言っても、おそらく"否"が9割ぐらいだと思う。 先日も、強豪国はお父さんコーチがいないという記事があり、 https://www.google.co.jp/amp/s/president.jp/articles/amp/40015%3fpage=2 twitterとかでも話題になってたけど、実際ドイツはお父さんコーチがいっぱいいると、中野吉之伴さんは言ってたし、サッカーに絶対は無いように、お父さんコーチが100%良いとか100%悪いとかいう話では無いと思う。 僕は保護者の立場としてお父さんコーチを見てきたし、自分もお父さんコーチと…

  • "楽しい"と"楽をする"ということ

    「“楽しい”と“楽”は違うよ“楽しい”と“楽”は対極だよ 楽しいことがしたいんだったら楽はしちゃダメだと思うよ」 (甲本ヒロト) 結果だけを求める人を否定して、その対極の楽しさだけを求める人がいる。 楽しさは大事。楽しくなければ続けられない。 ただ、その"楽しさ"が、"楽をする"になっていないだろうか? "楽をする"ことと"楽しい"は違う。 例えば、Switchのゲームに熱中したことを、10年後に「あのゲーム楽しかったねー、やってて良かったねー」と振り返る人は少ないと思う。 一生懸命に汗を流した充実感だったり、出来なかったことが出来るようになった時の達成感だったり、勝ちを目指してベストを尽くし…

  • "楽しい"と"楽をする"ということ

    「“楽しい”と“楽”は違うよ“楽しい”と“楽”は対極だよ 楽しいことがしたいんだったら楽はしちゃダメだと思うよ」 (甲本ヒロト) 結果だけを求める人を否定して、その対極の楽しさだけを求める人がいる。 楽しさは大事。楽しくなければ続けられない。 ただ、その"楽しさ"が、"楽をする"になっていないだろうか? "楽をする"ことと"楽しい"は違う。 例えば、Switchのゲームに熱中したことを、10年後に「あのゲーム楽しかったねー、やってて良かったねー」と振り返る人は少ないと思う。 一生懸命に汗を流した充実感だったり、出来なかったことが出来るようになった時の達成感だったり、勝ちを目指してベストを尽くし…

  • 子供・保護者・コーチ

    ジュニアサッカーにおいて、子供と保護者とコーチの良い関係性が子供の成長にとって重要だ。特に年齢が下がるほど。 子供の立場、保護者の立場、コーチの立場、それぞれの立場・立ち位置から見えるものは違うので、それぞれの立場や役割を尊重し、それぞれの立場で、その役割を果たすことが大切だと思う。 〜プレイヤーズ・センタード〜 "子供達のために"という目的はブレてはいけない。子供達のために大人が協力して、環境を整えていくことが必要だと思う。(障害を取り除くのではなく、勝ちも負けも成功も失敗も、苦労や喜びも経験出来るような環境づくりが大切) 子供は親を選べない。子供はコーチを選べない。子供のサッカーは子供のも…

  • 子供・保護者・コーチ

    ジュニアサッカーにおいて、子供と保護者とコーチの関係はとても重要だ。特に年齢が下がるほど。 子供の立場、保護者の立場、コーチの立場、それぞれの立場・立ち位置から見えるものは違うので、それぞれの立場や役割を尊重し、それぞれの立場で、その役割を果たすことが大切だと思う。 〜プレイヤーズ・センタード〜 "子供達のために"という目的はブレてはいけない。子供達のために大人が協力して、環境を整えていくことが必要だと思う。(障害を取り除くのではなく、勝ちも負けも成功も失敗も、苦労や喜びも経験出来る環境が必要) 子供は親を選べない。子供はコーチを選べない。子供のサッカーは子供のものであり、大人のモチベーション…

  • 子供はコーチを選べない

    例えば、大人だったら、自分の判断で環境を変えることは出来るだろう。 プロ選手でコーチや監督に合わせて適応することが必要な時もあるかもしれないが、大人であれば、複数の選択肢から相対的に評価し判断し選択することは出来ると思う。 地域のサッカーチームに入って、初めてのコーチに出会う。そんな子供にとって、コーチの存在は僕ら大人が考える以上に大きいと思う。 他のコーチを知らず、無批判にコーチの言葉を信じてしまう子供達に対し、コーチとしての言葉や行動一つ一つの責任は非常に大きい。 子供はコーチを選べない。 僕らコーチは子供に対し、常に謙虚でいなければならないと思う。 「私達は選手の未来に触れている」 (元…

  • 人のせいにすること

    「善悪の区別はついてるぜ!!俺を正しく評価するものは“善”!!低く評価し認めないものが“悪”だ!!」 (上弦の鬼 獪岳〜鬼滅の刃) 上手くいかなかった時、誰かのせいにしたり、天気やケガのせいにする人がいる。 "負けたのは審判のミスジャッジのせいだ" "スタメンじゃないのは、コーチの判断がおかしいんだ" "ケガしてなかったら、勝ってた" ・・・ 上手くいかなかったことを誰かのせいにして自分の責任を受け止めない、そこに成長はない。 全力でチャレンジして、失敗して、失敗を受け止めて、次はどうすれば上手くいくかを考えて努力する。そこに成長があると思う。 人は誰だって失敗する。ダメな自分も受け止めて努力…

  • 人のせいにすること

    「俺は常に!!どんな時も!!正しく俺を評価する者につく」 「善悪の区別はついてるぜ!!俺を正しく評価するものは“善”!!低く評価し認めないものが“悪”だ!!」 (上弦の鬼 獪岳〜鬼滅の刃) 上手くいかなかった時、誰かのせいにしたり、天気やケガのせいにする人がいる。 "負けたのは審判のミスジャッジのせいだ" "スタメンじゃないのは、コーチの判断がおかしいんだ" "ケガしてなかったら、勝ってた" ・・・ 上手くいかなかったことを誰かのせいにして、自分の責任を受け止めない、そこに成長はない。 全力でチャレンジして、失敗して、失敗を受け止めて、次はどうすれば失敗しないかを考えて努力する。そこに成長があ…

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