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ほろうみの成長するポジ https://horoumi.hatenablog.com/

成長余地がある市場の競争力が高い銘柄を最適なタイミングで買えるように試行錯誤する記録。

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2020/10/30

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  • 2025年6月6日_米中のEV事業に暗転の兆し

    トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立がSNSで批難応酬するまでに発展。 イーロン・マスクという抑止弁を喪失したことにより、今後はトランプ政権によるEVへの締め付けが強まりそうだ。 EVと言えば、いままで一人勝ちしていた中国のBYDにきな臭い動きが出ている。 資金繰りが悪化したディーラーの苦境が顕在化している。販売不振からの在庫増で融資を受けるのが難しくなっているようだ。BYDの株価が反落しているのが先行指標になるかもしれない。 チェック事項 5月6日・7日 第3回FOMC→現状維持 4月30日・5月1日 第3回日銀政策会合→現状維持 トランプ政権が相互関税政策発表→90日(7月上旬まで?)…

  • 2025年5月30日_トランプはチキンなのか?

    1.5%台まで上昇した長期金利は債券発行減観測で下落したが、その後の40年国債入札不調で反転した。ボラティリティが高い展開がしばらく続きそうだ。 ウクライナがロシア各地でドローン攻撃で戦略爆撃機など41機を破壊。制空権を無視した遠距離の同時多発攻撃、費用対効果が有識者に衝撃を与えている。 トランプ大統領が現地で演説を行ったことで日本製鉄のUSスチール買収は成功確定かな? 随意契約で調達された備蓄米の店頭販売が始まった。これをきっかけに高止まりしているコメ価格に好影響が出てくるかどうか。 地合はグロース指数が強かった。金利上昇懸念からの信用ポジを減らすリスクオフ対応が裏目に出ている。 ↓これにム…

  • 2025年5月23日_日米欧で長期金利が上昇

    日本の20年物国債入札が不調だった結果、長期金利が1.5%台まで上昇した。 石破首相の「日本の財政がギリシャより悪い。」との発言が多少は影響したかもしれないが、欧米の長期金利も上昇しているので、トランプ政権の関税政策によるインフレ懸念が主要な要因だと思われる。 景気下支えを狙った財政政策で公的債務が膨れ上がるとの不安も各国で共通している。金利上昇がこのまま進めば、住宅投資の減少などによる景気減速や金融市場のさらなる混乱につながるリスクもある。 USスチール買収をトランプ大統領が承認したと発表があったが、完全子会社できたかどうかでメディアによる表現の違いが出ているので正式発表を待ちたい。 金利の…

  • 2025年5月16日_AIによる社会構造の変遷

    マイクロソフトがAI導入効果で余剰になったプログラマーを含めたエンジニアのリストラを発表。 最大で30%のコードがAIで生成されているとのこと。これからAIによる社会構造の変遷は指数関数的なスピードで進みそうだ。当然それはビジネスでの効率化だけではなく、文化的な領域にまで影響を及ぼしていくことになるだろう。どういう社会になっていくのかいろいろ仮説を立てることはできるが、自信を持った予想はできない。 決算シーズンが終わったので一旦クールダウンしたい。 主力枠だとテイン以外は予想を上回る数字がでたので一安心できた。外需比率が高い銘柄は今期ガイダンスの不確実性は高そうだなと思った。 4月中頃からのグ…

  • 2025年5月9日_原油価格の下落

    景気見通しが悲観的な状況であっても、サウジアラビアの需給調整に消極的な姿勢が後押しして原油価格の下落が進んでいる。 逆オイルショックと言っているメディアも出ているが、原油価格はロシアの継戦能力にも大きく影響をあたえるので、今後の世界情勢の変動につながっていくかもしれない。 米国との関税交渉は現状では英国とは貿易協定で合意したが、日本との交渉では決定的な進展は見られていない。 次の統計から米国関税政策の反動減反映された数字が出てきそうなので、それまでに妥協的解決が進むかもしれないが、そこに大きな期待はしない。 口座乗っ取り問題は直近では減っているように見られるが、被害件数が増加していて収束とは言…

  • 2025年5月2日_テスタショックとバフェット退任

    証券口座乗っ取り案件で大手10社が被害状況に応じて全額保証を発表。 やはり一般層にも知名度がある個人投資家インフルエンサーのテスタ氏の被害報告の影響が絶大だったようだ。 テスタ氏のようなリテラシーが高い人の被害報告により、本当にフィッシング詐欺だけが原因なのか疑問が上がっている。お金を抜かれることよりも個人情報を抜かれることを警戒して、原因が判明するまで口座ロックを選択する著名投資家も出始めている。 バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏が25年末に退任すると発表。 投資を始めた頃はビル・ゲイツの資産を上回った投資家というステータスに驚きと羨望を持って見つめていて、関連著書を読んだ…

  • 2025年4月25日_ドル円が一時140円を割り込むまで円高に

    ドル円が利下げに反対するパウエル議長の辞任要求などのトランプ大統領の口先介入を市場が警戒した影響で一時139円台まで円高に振れた。 その後のトランプ大統領の発言撤回や、ベッセント財務長官の通商交渉で「通貨目標を求めない」発言で144円台まで戻す。 ここからしばらくベッセント財務長官がキーパーソンになりそうなので動向を注視したい。 4月は国内金融資産に過去最高レベルの海外マネーが流入。その三分の二が債券で、買い越し額は過去最高。 国内不動産の投資目的の買いが続き、中古マンションもバブル的な様相に。 それでも海外物件と比較して相対的に手頃感があるのでこの傾向がしばらく続きそうだ。 オルツがIPOし…

  • 2025年4月18日_東証グロース指数に反転の兆し

    トランプ関税発動に90日の猶予期間が設定されたが、中国への強硬姿勢、 パウエル議長の辞任要求など口先介入が続いていて、気を抜くことはできない。 そうは言っても、ミクロの部分を気にしすぎても身動きが取れなくなるだけなので、 今は米国債金利とドル円の推移だけを気にしておきたい。 ドル円がレンジを越えて下振れてしまうと、 新局面に移行して不確実性がさらに高まるのは確実だ。 東証グロース指数に反転の兆しが出てきている。 内需銘柄を選別した買いが入ってきているのかもしれない。 チェック事項 4月13日 大阪関西万博 3月18日・19日 第2回FOMC→現状維持 3月18日・19日 第2回日銀政策会合→現…

  • 2025年4月4日_みゃくみゃくジェットコースター

    市場は全世界でジェットコースターの一週間だった。 トランプ政権の方針に翻弄される地合が当面続くのは間違いない。 高止まりしている米国債金利が抑止力として作用しているように見えるが、 一喜一憂しすぎないで見守りたい。 13日に大阪万博が開催。開催日までに準備が間に合わなかった国が出ているが、 様々な逆境の中で概ね問題なく開催にこぎつけることができて良かった。 閉会までの半年の間にトラブルがいくつか出てくると思うが、 その都度改善しつつ無事に成功させてほしい。 ここからは決算シーズンを意識したトレードになる。 万博と同様にトラブルが出ることを想定しつつ、 今のポジを積極的に動かさないで、 状況によ…

  • 2025年4月4日_いきなりサーキットブレーカー

    4月2日、トランプ政権がすべての国や地域を対象に一律で10%の関税を課すとともに貿易相手国の関税率や非関税障壁を踏まえ、日本を含むおよそ60の国や地域を対象に「相互関税」を課すことを発表。 想定以上の関税率で世界市場はパニックになる。中国とカナダは対抗関税を発表し、日本は現時点で様子見。詳細については引用記事を参照されたし。 米国の世論がどうなっているのか?株価がどうなろうとも気にしない層が一定数いる前提で、中間選挙の情勢に影響を及ぼすくらいの傾きになっているかどうか? パウエル議長の存在が最後の抑止機構になっている。この人が退任するような事態になるとさらなるパニックになりそうなので注視したい…

  • 2025年4月へ持ち越す銘柄

    2025年4月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ボードルア・アイビス・はてな・フジ・メディアHD(ショート)・アセンテック・コーアツ工業(new) のむら産業→決算後に一部利益確定アセンテック→決算後の下落で買い増しインソース→800円近辺で買い増したり細かくポジを動かす新晃工業→信用分を権利確定後に損切りアイビス→保有の半分以上を大きめの損切りコーアツ工業→時価総額の割に従業員が多いインフラ関連として打診買いトライアルHD→期間中に売買して利益確定日機装→期間中に売買して微益撤退タイミー→期間中に売買して微益撤退note→…

  • 2025年3月28日_ブラックマンデーくる?

    所要で相場のチェックできなかったので今確認。 日経平均先物指数が金曜日の場中の下げからさらに下抜けして大幅安。 ただ午前中に下ヒゲ付けて少し戻ってきた? チェック事項 4月13日 大阪関西万博 3月18日・19日 第2回FOMC→現状維持 3月18日・19日 第2回日銀政策会合→現状維持 長期金利が1.5%まで上昇し、2009年以来の高水準 オレンジ、カカオ豆の価格上昇がピークアウト 金価格、初の3000ドル台 4月3日 米国が輸入自動車に25%の追加関税 3月28日 ミャンマーでマグニチュード7.7の大地震 キーワードバッテリーパスポート、生成AIを活用した仮想訓練システム、米国商用不動産リ…

  • 2025年3月15日_トルコショック

    FOMC、日銀ともに金融政策は現状維持発表。警戒感を喚起しつつ、トランプ政権の影響を見極めるフェーズのようだ。 エルドアン大統領の主要な対立者候補であるイマモール・イスタンブール市長が19日に拘束されたことで投資家に動揺が広がり、トルコ・リラが週間ベースで約2年ぶり大幅安。方向感が見えない地合なので政治事案で市場が大きく動きそうだ。 楽天証券でフィッシング詐欺からの口座資産抜き取られ事案が発生している。あと、SBI証券でも同様事案が報告されている。勝手に保有銘柄を売買されて資産が損失することは、想像するだけで他人事ではなく恐怖しかない。 外国株をあつかっていないクリック証券だとこの手法は適用で…

  • 2025年3月14日_日米のデカップリング

    トランプ政権の強制送還政策による移民向け融資の返済不能リスク。 関税政策の口先介入で流通現場の混乱。 即座に発動される対抗措置。加による米国向けの電力価格の値上げなど。 世界各国で対米感情の悪化による米国ブランド離れが顕在化している。 今後はトランプの発言よりも末端でどういう影響が出てくるのかに注視したい。米国は状況が悪くなってくれるほうがトランプ政権のブレーキになるから良いという見方もできる。 株式市場から金、債券などの安定資産にお金が流れている。あと、防災、軍事、インフラなどのディフェンシブセクター、小型バリュー株は相対的に強い。今週あたりから日米のデカップリングが出てきたように見える。 …

  • 2025年3月7日_懲罰的アプローチの限界

    トランプ政権の懲罰的アプローチの限界が見え始めている。 米国よりも中国を選びつつある中南米、イーロン・マスク氏のテスラの販売不振、欧州の反露連携による核武装強化方針、関税政策に対応できない米国中小事業者の苦境、労働市場の軟化を示唆する雇用統計など幅広い領域で米国の価値を毀損する影響が出てきている。 あと、どこまで相関性があるのかはわからないけど、AI相場で高値を形成していたナスダックの下落が続いている。 欧州の反露連携の流れでドイツが財政支出拡大路線に転換。5日にドイツ連邦債が過去35年で最大の下落。この流れに連動して日本の長期国債も2009年以来の1.5%に上昇し、ドル円が一時146円台後半…

  • 2025年2月28日の週_高まる地政学リスク、冷たい国内情勢

    高まる地政学リスク、冷たい国内情勢、底割れする市場。 格言通りであれば、悲観から強気相場が生まれるのだけど、今の悲観が本当の悲観なのかは今を生きる人たちにはわからない。 リーマンショック級のパニックへの警戒が強まっているけど、そこだけに囚われているのは危険かもしれない。 リーマンショックとは別のメカニズムでリーマンショック級のパニックを引き起こすメカニズムが存在するとしたら、多くの人が逃げ遅れることになる。 チェック事項 4月13日 大阪関西万博 3月18日・19日 第2回FOMC 3月18日・19日 第2回日銀政策会合 長期金利の上昇し1.430%で約15年ぶりの高水準 キーワードバッテリー…

  • 2025年3月へ持ち越す銘柄

    2025年3月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ボードルア・アイビス・はてな・フジ・メディアHD(ショート)・アセンテック(new) ジンジブ→損切りアセンテック→決算後に打診買い新晃工業→決算後に一部損切りインソース→押し目判断で買い増し、その後さらに連続下落ウェルネット、インフォマート、note、日機装→売買して利食い 2月の市場動向 世界市場を先導していたナスダック指数がピークアウトして、底抜けの様相。コンセンサスを上回ったエヌビディア決算後も強さが戻らず。 トランプ政権誕生で加熱モードだったビットコインもピークアウト…

  • 2025年2月21日の週_底割れの様相

    市場は先週感じた心地悪さが現実になってしまったかのような底割れの様相。株式市場だけではなくビットコインも暴落している。例のごとくPFの非シクリカルな内需グロース株も大きく下げている。。。 これはショックの前兆なのか、ここで押し留まるか、あるいは反転するのかどうか。直近の節目になりそうなのは26日のエヌビディア決算後かな。 先週感じた心地悪さを言語化しておくと、好決算でも評価が弱かった銘柄が多かったということがある。一時的な利益確定売りかもしれないと判断を保留していたが、戻りが遅いと言わざるを得ない。ファンダメンタルズよりも需給で動く相場がしばらく続いている。あと最近の傾向として一部の加熱銘柄に…

  • 2025年2月14日の週_なんとなく心地悪さを感じる

    バフェット氏が保有していたS&P500ETFを完全売却。たしかに、ファンダメンタルズベースでは買う理由が少なくなっているように見えるので売却判断は理解できる。米国市場は来週のNVIDIA決算を待たずにピークアウトするかもしれない。 コメ価格が5キロ4000円台まで上昇しパニック的様相になってきた。この事態を受けて政府は備蓄米放出を決断。特定事業者による買い占めが高騰要因があるとされているが、もしそうなら備蓄米放出で値崩れを起こす前の売り逃げ行為で急激に値段が下がることになるかもしれない。 一部の銘柄のボラティリティが高い需給相場ではあるが、日本のグロース市場には見直し買いが入っているようにも見…

  • 銘柄分析_アイビス_2025年12月期通期決算

    アイビスが通期決算の弱気ガイダンスで売り込まれている。 第3四半期決算から変調が見られた広告売上の不調を受けて、保守的に見積もった結果ではあるが、決算期待で買っていた人が手を引くのは理解できる。 それでもここがPER15以下まで売り込まれるのは評価が低すぎる。 アイビスがTOB期待が入っているとはいえクックパッドより時価総額が低いのはありえない。ここがどうがんばっても超えられなかった国境の壁を、アイビスは余裕で飛び超えて、今はモバイル事業の9割以上が海外売上になっている。特定の国に依存しない売上構成で、Z世代以下の世界中の若い人達から支持を集めた結果、お絵かきアプリとしてシェアが80%を超える…

  • 2025年2月7日の週_ドル円150円ラインが試金石?

    石破首相とトランプ大統領の会談は相性問題が懸念されていたが滞りなく終了。最近ずっと言っていることだけど、ひとつのイベントに一喜一憂しないほうがいい。 主力ポジの決算が概ね出揃ったが、決算内容と比べて株価の評価がいまいちだった。フジメディア、住信SBI、noteの値動きに象徴されるように今は需給相場に傾いているようだ。 大きなイベントが一通り終了したので仕切り直ししたいところだが、トランプ大統領の口先介入に揺さぶられてドル円が150円台まで円高方向に動いているのが懸念材料。相対的に日本市場の見直しが入る期待を持っているが、150円を大きく割って動いてくると景色が変わりそう。 チェック事項 4月1…

  • 2025年1月31日の週_DeepSeekショック

    DeepSeekショック。詳しくは引用記事を参考にしてほしい。供給側ではゲームチェンジを示唆する意見もあり、結果によっては西側にはネガティブになりうる。市場では設備投資を含めて過熱感が強かったのでいいタイミングでのクールダウンと好意的な見方も出ている。需要側にはサービスのバリエーションが増えて、とくに低コストでのAI利用の観点では恩恵が強いという見方もできるが、今後の動向は誰にもまだわかっていない。今はみんなよくわかっていないけどショックと言って盛り上がってる状況だ。 トランプ大統領が仕掛ける貿易戦争の話題が事欠かない。ただ、インフレとどう折り合いをつけるのかは本人も明確な方向性を示せていない…

  • 2025年2月へ持ち越す銘柄

    2025年2月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ボードルア・アイビス・ジンジブ・はてな(new)・フジ・メディアHD(ショート new) 1月の主なトレード 「上場後10年経過後時価総額40億円以上」に引っかかりそうなはてなに変革を期待してIN。 フジメディアは不祥事後の上昇時に逆張りで失敗。損切りして1単位だけ残している。 LAの山火事でチェンソーが売れるかも思惑でやまびこにINして微益撤退。 1月の市場動向 小型株中心のPFはTOPIX指数と比べるとボラティリティが小さい展開。上を試す素振りを見せるが伸びが弱い銘柄が多か…

  • 銘柄分析_インソース

    2025年9月期第1四半期は、営業利益が前年同期比37.5%で自分が想定してよりも良い数字だった。前期不調だったITサービス事業の回復が貢献。ただ、月次の内容から好調なことは折込み済みだったようで株価へのインパクトはなかった。 それでも営業利益30%超の数字を受けて、ふつうのグロースからキラキラグロースへ昇格判定したい。評価軸は以下の3点。 (キラキラグロース→指標をあまり気にしなくて保有できる) 確実性 業種、企業規模に大きな偏りなくまんべんなく高成長を達成している。売上構成比が15%以上の官公庁向けも好調で大型受注が増えている。 成長余地 社会人向け研修は有力企業が少なく、中小事業者が多い…

  • 2025年1月24日の週_日銀の利上げとトランプ大統領就任

    日銀の追加利上げとトランプ大統領就任が同じ週だったことをセットで覚えておきたい。 トランプ政権のスピード感を再認識している。 直近でもコロンビアへ関税増の報復措置を提示しながらの不法移民送還受け入れ要求、WHO脱退をちらつかせながらお拠出金引き下げ交渉など立て続けに動いている。 こういう強行とも言える交渉手法に関しては、短期的に周りの流れにつられて評価しないで、長期的にどういう結果を及ぼすのかは慎重に見極めないといけない。 24日の日銀金融政策決定会合で追加利上げを発表。0.25%から0.5%の利上げで17年ぶりの高水準になる。名目中立金利は日銀の分析では1-2.5%に分布していると言及。事前…

  • 2025年1月17日の週_物価動向次第

    今週はトランプ大統領の就任日。就任直前になってトランプ氏のミームコインがわけがわからない動きをしている。どんな政策を実現するにせよ物価動向次第なので期待しないで見守りたい。 物価動向次第なのは日本も同様だ。日銀が先週あたりから利上げ匂わせ発信を強めている影響で、次の政策会合で利上げしなかったらサプライズの状況になっている。肌感覚的にも大多数の国民にとってこれ以上の物価急騰の許容が難しくなっているのは間違いない。とくに、補助金削減のダブルパンチでガソリン価格は閾値を超えたと思われる。 チェック事項 2024年12月17日、18日 第8回FOMC→0.25ポイント引き下げ決定 2024年12月18…

  • 2025年1月10日の週_地政学的リスクと自然災害リスク

    7日にLA近郊での山火事延焼が発生。これまでに16人が死亡し、避難対象の住民は30万人を超え、延焼面積はJR山手線の内側面積の2倍の160万平方キロメートルに広がった。経済損失は20兆円を超えるという試算も出ているが、これは東日本大震災に匹敵するとんでもない金額。 13日夜に日向灘を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生。南海トラフ巨大地震への影響が警戒されたが現時点では相関性がないとの報告が出ている。 年初のブログで中国脅威がメインファクターの地政学的リスクについて言及するのを忘れたと思っていたところに、国内外で大きな災害が連続して発生した。予想の範囲内でできる対応は限られているが、地政…

  • 2024年の総括と2025年へ向けて

    2024年の総括 主力ポジが年初来比で大きく動かなかったので指数に近いパフォーマンスだった。とは言っても、小型株比率が高いので東証プライム指数にはアンダーパフォームしてしまった。 昨年度と似たような結果で成長が見られなかったのは反省すべき点だが、もっと機動的に動いていたら、8月の日本株メルトダウンの時にぶん投げて大きなダメージを被っていたかもしれない。大まかな戦略としては間違っていないと評価したい。 今年の前半にカンチさんの本に触発されて高配当銘柄投資を取り入れてみたけど、8月の押し目に高配当銘柄を拾って結果的に失敗トレードになってしまったりして、メインの戦略と合わせるのが上手くいかなかった。…

  • 2024年12月27日の週_ハズレ値国家アメリカとハズレ値指数東証グロース

    米国経済が前年の反動から下げることなく強く推移し、利下げが事前予想よりも遅いペースになった。 コロナ禍後の反動上げが継続した状態で来年1月からトランプ政権を迎えることになる。 日本経済はインフレの影響を実生活で強く意識される1年になったが、7月の0.25ポイント利下げの後は追加利下げの発表がなかった。 日経平均は円安の後押しもあり年初来ではダウ平均をアウトパフォームした。ただし、ドル建てだとアンダーパフォーム。 最終日は40000円とどかず。 東証グロースは4年連続のマイナスの年間騰落率。 騰落率分析: 日経平均株価 世界株ポータル チェック事項 12月2日からマイナ保険証へ切り替え 12…

  • 2024年12月20日の週_円高警戒を捨てる

    FOMCが定例会合で主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定。この発表よりも、2025年度の計画を「0.25ポイントの利下げ2回」と事前予想よりも弱い引き下げを示唆したことがサプライズだった。 日限政策決定会合は現状維持で利下げを先送り。これで2024年度の金利政策は「3月の会合でのマイナス金利解除と7月の0.25%追加利下げ」で打ち止めが確定した。 今回の植田総裁のコメントをそのまま受け取ると、次回の会合でも様子見を示唆しているようにも聞こえて、市場関係者も困惑していることに留意したい。 日米の金融政策の方向性と、来年度からのトランプ新政権誕生で、ドル円が150円を大きく割るレベル…

  • 2024年12月13日の週_中国の金融緩和と財政支出拡大方針

    7月~9月の実質GDPが速報値から上方修正されて前期比率1.2%。これは日銀の利上げ決断の材料になりそうだが、日銀が根回ししているのか「次回の会合で利上発表なし」の観測報道がここ数日の間に複数のメディアから発信されている。 コロナ禍の反動からのインバウンド特需は景気統計の数値、クックビズの下方修正などからピークアウトの兆しあるが、内需は全体的に底堅く推移していて、物価上昇のペースも止まっていないので利下げ方針の転換はないだろう。 中国が2025年から金融緩和と財政支出拡大方針を採用すると報道があった。世界金融危機の2011年以降は穏健な金融政策スタンスだったが、大きな方針転換になる。金融緩和を…

  • 2024年12月6日の週_国際情勢が目まぐるしく動く

    韓国の尹錫悦大統領が12月3日夜間に戒厳令を発表し、その6時間後に撤回。自分が目を覚ました時にすべて終わっていたのでリアルタイムのダイナミックな展開は体験できなかった。 その後は大統領の辞任が確定事項かと思われたが、野党が提出した弾劾議案が与党の反対で非成立になり、どういう行き先に収束するのかはまだ見えていない。 現大統領が今まで見られなかったほどの親日路線だっただけに、日本にとっては悪い展開になりそう。 シリアの反体制勢力が侵攻開始から12日で首都ダマスカスを制圧し、12月8日に2代で50年以上の独裁が続いたアサド政権が崩壊。その後アサド大統領はロシアに亡命したと報道があった。 後ろ盾だった…

  • 2024年11月29日の週_12月2日からマイナ保険証に切り替え

    中国経済は世界経済低迷の一因になっていたが、製造業景況感が2ヶ月連続50超えで底入れが見えてきたかもしれない。ただ、来年からはトランプ新政権による追加関税も予想されていて見通しは依然として不明瞭だ。 欧州、とくにドイツの景気動向の弱さが顕在化している。中国の低価格EV攻勢による自国の自動車産業の低迷は重症。 ロシアとウクライナの戦争が継続している状況で、経済的な利害関係が衝突によりグローバリズムが試される展開が続く。 12月2日からマイナ保険証の切り替わる。10年以上の長期スパンで準備された大規模な社会システムの変更を重要事象として見守りたい。導入時のトラブルが各地で発生して、それがマスメディ…

  • 2024年12月へ持ち越す銘柄

    2024年12月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・明豊FW・ボードルア・アイビス・ジンジブ(new)・日本通信(new) 11月の主な売買 ウェルネットを利益確定。 エターナルホスピタリティGを買値で売却。 大和工業(ショート)を損切り。 ジンジブを決算後の下落で買い。 アイビスを決算前に利益確定。決算後の下落で買い戻し。 ボードルアをPO発表後の下落時に買い増し。 新晃工業を決算後の下落で買い増し。 明豊FWを一部利食い。 日本通信をウェルネットとの協業発表を見て打診買い。 11月の動向 日本市場は最高値を更新した米国市場…

  • 2024年11月22日の週_エヌビディア株価の指数インパクト

    エヌビディア決算の週だった。以前ほど市場全体への影響力は低下してきているように見えるが、指数へのインパクトは大きいことには変わりない。エヌビディアが主要500社時価総額の増加分の4割弱を1銘柄で占めた結果、ナスダックは最高値を更新した。 ウクライナ情勢は長距離ミサイルの使用で新局面に移行した。両国の継戦能力、トランプ新政権始動からの各国の協力体制の動向を見据えた駆け引きが活発化してくることになりそう。 三菱UFJ銀行の行員による貸金庫の窃盗事件は重大インシデントとして注目している。個人の責任に転嫁できない点では野村證券の顧客宅放火強殺未遂事件以上に筋が悪いかもしれない。 政府は臨時閣議での総合…

  • 2024年11月15日の週_マスメディアとネット世論の力関係の逆転を示唆

    17日の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦前知事がパワハラ不祥事報道の逆風の中で当選したのがサプライズだった。 都知事選、衆院選と続くこの結果は、マスメディアとネット世論の力関係の逆転を示唆している。これが社会にとって良い方向に繋がるかどうかの結論は時間を置かないとわからないが、大きな変革がすべての人々に恩恵をもたらすのは現実的にありえない。大きな期待はしないで、長期的に全体的に少しでも上向きになることを願っている。 保有銘柄の決算はすべて出た。決算翌日にS高2回と、S安1回でボラティリティが大きかった。そんなに悪くない内容でS安まで下がったり、S高翌日から上昇が続いたり、S安翌日から下落が続くパター…

  • 2024年11月8日の週_米国大統領選はトランプ氏の勝利

    米国大統領選挙はトランプ氏がハリス氏を破って勝利。事前の接戦予想よりは圧勝だったのがサプライズだった。米国でも(日本とは違う形で)分断が進んでいて、意見を違える対象同士の声が届きにくくなっていて、包括的な見通しの解像度は悪くなっているのかもしれない。 トランプ新大統領の就任日は来年の1月20日からだが、発言に応じて市場は敏感に動いていくことになる。経済よりも外交を懸念材料と見ている。目下の懸念材料はウクライナ問題で、西側の国際世論を無視した独断的な介入が警戒されている。 逆に経済政策に関しては、減税とインフレ、保護主義と合理性というような相反するファクターを意識してバランスよく対処していく必要…

  • 2024年11月1日の週_米国大統領選挙の週

    米国大統領選挙は日本時間の6日午前から開票作業。最終的な結果が判明するのは7日になる見通しで、FOMCを挟むことになる。 現時点ではトランプ氏とハリス氏が均衡している見通しで、トランプ有利予想でトランプ氏が負ける最も市場へのインパクトが大きいパターンが避けられて良かった。 衆院選から一週間が経過して、国民民主の玉木代表がキャスティングボートを握る展開になっている。事前予想よりも良い形で衆院選を乗り切ったジャパンが市場で相対的に評価されてもいいはずだが。 メルコの牧社長のインタビュー記事が出た。記事中でベースフードをテスラに例えて橋本社長を経営者として持ち上げていた。常識に照らし合わせて考えると…

  • 2024年11月へ持ち越す銘柄

    2024年11月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ウェルネット・明豊FW・ボードルア(new)・アイビス(new)・エターナルホスピタリティG(new)・大和工業(ショート new) 10月の主な売買 ベースフードをメルコ社長買いによる急上昇の途中ですべて売却。 ボードルアを決算後の下落途中にイン。 アイビス、エターナルホスピタリティGを打診買い。 鋼材価格下落のシクリカル思惑で東京製鐵にショートでインして利益確定。その後さらに急落したので利益確定するタイミングが早すぎた。 東京製鐵と同業の大和工業を決算後の上昇したタイミン…

  • 2024年10月25日の週_衆院選は自公政権が過半数を割る結果に

    27日の衆院選は自公政権が過半数を割る結果に。立民の国民は躍進。維新は票を減らすが大阪の選挙区は全部取った。 今回の選挙の感想 立憲民主と国民民主との支持年齢層の乖離。国民民主は現役世代に足場を作ることができたように見える。 石破さんが逆張りだけの人だった。 40代以下のれいわの一定の支持率。他責志向や一発逆転志向の人が多いのかもしれない。共産党の票がれいわに流れているという見解は保留。 支持政党の地域差が顕在化。大阪の維新支持は置いといて、東日本ほど自民支持が弱いように見えた。 共産党、公明党は張り子の虎なのかもしれない。自公連携の継続性に暗雲。 ネット戦術がもてはやされているけど、西村さん…

  • 2024年10月18日の週_ベースフードのネガティブをあっという間に流水

    ベースフードが下方修正決算の翌日に出来高急増のS高の大相場に。メルコ社長の個人での大量購入が要因。18日もS高で、長らく続いたジリ貧展開の地上戦からド派手な空中戦に移行。 11月23日でカビショック(会社発示日)からちょうど1年経過。その日の終値が511円。少し前までその半値の250円以下で推移していて、さすがに下げ過ぎだと思っていた。250円~300円台のラインで安定推移し始めたらポジを増やしたい。逆にこのまま500円を超えて上昇し続けたらお手上げ。 地方住宅の受注減が顕在化していたり、食品以外の物価上昇ペースが小さいデータが出ていて、実需の伸びが明らかに弱い。投機筋と実需の乖離は市場評価と…

  • 2024年10月11日の週_株式市場マジデムリ

    月末に衆院選を控えた日本市場の方向感の無さが継続している。米金利の利下げ後から日米の逆相関が拡大していることも要因になって、長期筋、短期筋関係なく積極的にトレードをするのが難しい地合だ。 中国の金融緩和、景気刺激策の打ち止め観測で、歴史的な急ペースで中国に流れていたリスクマネーが日本市場に戻って来るかどうか。 東京都心部とそれ以外の地域での格差がさらに広がっている。中古マンションは都心部しか売れていなくて、それ以外の地域では価格が下落している。 「東京都心部は資金が豊富にある海外投資家や富裕層が買い手のメインとなる市場である一方、周辺県は一般の実需層が主な購入者になる。」ということで買い手が違…

  • 2024年10月4日の週_石破ショックから石破ラリーに

    石破首相が所信表明を発表。前政権の追認がほとんどで総裁選時の反自民党的な主張とは大きく転換する内容。独自色があるとすれば地方創生の強化くらいか? 日曜日に一部の裏金疑惑の議員を非公認にすると発言。裏金問題自体には関心は薄いが衆院選にどういう影響を及ぼすのかは気にしておきたい。連立与党票が過半数を割って左派政権が躍進するような事態になれば石破ショック以上のインパクトになるので。 米国雇用統計は想定以上の良い結果で追加利下げの可能性が低下。 ソフトランディングの思惑が高まるが、民間部門の数値は悪化しているという主張もあり、単純に鵜呑みにして受け入れないほうがいいだろう。 10月の雇用統計はストライ…

  • 2024年10月へ持ち越す銘柄

    2024年9月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ベースフード・ウィルネット・明豊FW(NEW) 9月の主な売買 青山財産ネットワークを石破ショックの30日にCP確保のために微益売却 サイボウズ(ショート)、吉野家HD(ショート)を損切り 総裁選の結果が出る前にSBGをショートで入って30日に利益確定 のむら産業を決算後に少し追加 9月の動向 自民党総裁選、FOMCの利下げの警戒もあり9月は売買頻度が少なめ。 30日の石破ショックは大型株が少なく、スタンダード銘柄の比率を高めていたことが奏功したのか相対的にダメージが少なかった…

  • 2024年9月27日の週_石破新総裁のサプライズ選出

    自民党総裁選で石破茂氏がサプライズ選出。その後は石破ショックと呼ばれるくらいに先物が暴落。 後ろ盾の力学が働いた無難な大臣候補の報道を受けて、月曜日は一旦落ち着きを取り戻したような値動き。10月1日に新首相として組閣することになる。 中国で景気刺激策、株価安定策が次々と発表された。 ・16兆円超の株式安定化基金・市中銀行の預金準備率を0.5ポイント引き下げ・広州で住宅購入者の適格性審査をやめるほか、所有可能な住宅の数を制限しない 景気刺激策は中国の国内総生産(GDP)の3%以上にあたる総額5600億ドル(約80兆円)に達する可能性もあると報道されている。 中国政府が景気と市場にコミットする姿勢…

  • 2024年9月20日の週_工業製品と農作物の価格ギャップが顕在化

    FOMCが事前予想通りに0.5pの利下げを発表。市場の底堅さを見る限り0.25pじゃなかったことによりハードランディング懸念は今のところ出てきていない。 EVの過剰在庫放出、鉄鉱石価格の下落など中国発のデフレが世界経済に影響を及ぼしつつある。中国経済の底入れがまだ見えない状況なのでこの問題はしばらくは続きそうだ。 ブラジルなどの農業大国の異常気象で砂糖、コーヒー、大豆、トウモロコシなどの農作物の価格が高騰している。飼料価格の高騰で肉類も高い。 日本でもコメの品不足は新米が出始めたことで解消されつつあるが、価格が高い状況に変わりはない。 チェック事項 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の…

  • 2024年9月13日の週_待ち受けるいくつかの分岐点

    これから次のような分岐点が待ち受けている。それぞれがリスクマネー市場に大きな影響を及ぼすことになる。 自分自身ができることは少ないので、大きなうねりのなかで弾き出されないように原理原則を守りつつ柔軟に対応したい。 ・FOMCの利下げ幅が0.5ポイントなのか0.25ポイントなのか? ・その決定を受けてドル円が140円を割るのか割らないのか? ・自民党新総裁が石破氏か高市氏かそれ以外の候補者か? チェック事項 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の追加利上げを発表 9月17日、18日FOMC 9月19日、20日 日銀政策会合 9月27日 自民党総裁選 キーワード 2024年問題、選挙YEAR…

  • 2024年9月6日の週_FOMCまでのタイムラグに動いてくるかどうか

    米国市場は雇用統計の悪化を受けて金曜日に大幅下落。この結果を受けて市場関係者の予想が0.5pの利下げに傾く。 16日のFOMCを待たずに、投機筋の先回り売買でドル円が140円を割り込む水準まで円高に進むかもしれない。そうなった場合は日本市場への影響は免れないだろう。内需スタンダード銘柄は連動性が小さいと予想しているが、どうなるかはわからない。 大まかな方針は押し目のグロース銘柄を狙うか、高配当内需スタンダードを狙うかの二択。 チェック事項 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の追加利上げを発表 8日に日向灘を震源とするM7.1の地震、南海トラフ地震臨時情報を発表 9月16日 FOMC 9…

  • 2024年8月30日の週_米国の利下げを意識

    エヌビディア決算はすでに高い期待値の範囲内だったようで、直後に投機筋の売買によるボラが出たくらいで大きなインパクトはなかった。市場全体への感応度は以前より弱まっているのが確認できた。 9月のFOMCでは利下げすることが既定路線になっていて、6日の雇用統計の結果で確定しそうだ。 市場関係者は初回利下げ幅が25bpか50bbのどちらになるか気にしている。過去の事例からその数字が今後の方向性の先行指標になっているとのこと。 台風10号は当初の予測よりも小さな規模で本州を通過したが、雨台風として大きな被害を及ぼした。 意識的に距離をおいていたけど、NHKが組織としてヤバいようだ。マスコミ全体(とくにT…

  • 2024年9月へ持ち越す銘柄

    2024年9月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・のむら産業・新晃工業・ベースフード・青山財産ネットワーク(NEW)・ウィルネット(NEW)・サイボウズ(ショートNEW)・吉野家HD(ショートNEW) 8月の主な売買 KHネオケム、遠州トラックを8月5日のパニック時に損切り。 SBGのショートを利益確定。 シノプスを決算後に損切り。 低ボラティリティの内需スタンダート銘柄をポジションに入れたい思惑で青山財産NWとウィルネットにIN。 インソースを信用枠で売買して利益確定。 テインを買い増し。 サイボウズ、吉野家をショートでIN。 山崎製パン、MUF…

  • 2024年8月23日の週_米国リセッションと中国の過剰生産

    米雇用統計の大幅下方修正直後に開催されたジャクソンホール会合で、パウエル議長から方針転換を示唆するコメントが出た。 米国のリセッションが今の段階でどこまで織り込まれているのかを意識しながらの判断が必要になってくる。米国債とドル円を重要指標として注視しておきたい。 中国の過剰生産が今後の世界経済に影響を及ぼす懸念がある。該当する品目はソーラー、リチウム電池、EV、鉄鋼、建設機械などであり、間違いなく日本経済への影響が出てくる。 これに合わて、対中規制強化に備えた半導体製造装置の駆け込み購入による反動減も想定して置かなければいけない。 チェック事項 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の追加…

  • 2024年8月16日の週_メルトダウンからの記録的な日本株の買い戻し

    今週はメルトダウン後からの記録的な買い戻しが継続して、2番底の警戒を吹き飛ばした。 パニックが無かったかのように円キャリートレードも復活しつつあり、心配するだけ裏目出る展開になっている。 二番底の要因になると考えている米国リセッションの懸念は消えていないので、冷めた目線でアホな市場を見守りたい。 岸田首相が自民党総裁選に出馬しない決断。誰が新首相になっても事態の好転は期待できないと思うのでこちらも冷めた目線で。 海外で変異したエムポックス(旧名サル痘)が猛威を振るいつつあるのが気がかり。 チェック事項 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の追加利上げを発表 8月2日 日経平均指数が221…

  • 2024年8月9日の週_令和の日本株メルトダウン

    TOPIXと日経平均は5日に12%以上急落し、1987年10月に米国株が暴落した「ブラックマンデー」以来の下落率。この前後を挟んだ3日間の下落率は20%に達し(グロース250指数は25%)、TOPIXはブルームバーグのデータでさかのぼることができる59年以降、日経平均は70年以降で過去最大の数字。 さすがに売られすぎたこともあってその翌日からの2日間で10%超の急上昇。 この下落の要因の一つとして挙げられているのが、先週の日銀の利上げ発表を受けた円キャリートレードの巻き戻し。この数日で75%が解消されたという主張もある。 この巻き戻しが米国のテクノロジー・人工知能(AI)関連銘柄に投資家が積み…

  • 2024年8月2日の週_追加利上げから半日のタイムラグを経てからのパニック

    日銀の追加利上げ発表の翌日から日本市場はパニック相場に。。 2日の日経平均の下落幅は1987年のブラックマンデーの以来の史上2番目の2216円。ただし、率に直すと30位くらい。 個人投資家への心理的インパクトは大きく、米国の雇用統計の悪化もあって月曜日も大変なことになりそう。 半値になっても死ぬことがないポジ→対処済 ここからの大きなダメージを防ぐための止血→未対処 損切りで止血するか、保存療法で我慢するかの判断が求められる。 チェック事項 ドル円が一時146円台まで円高に 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 銅価格の下落傾向 日銀が7月31日の会合で政策金利0.25%の…

  • 2024年8月へ持ち越す銘柄

    2024年8月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・ベースフード・KHネオケム・遠州トラック(NEW)・ソフトバンクグループ(ショート NEW) 7月の主な売買 アセンテックを損切り。 運送業の価格転嫁が進むことに期待してチャート形がよく見える遠州トラックにIN。 生成AI相場のピークアウトが続くと考えてSBGにショートでIN。一旦利益確定してからの買い戻し。 インソースの信用保有分を利益確定。 シノプスの信用保有分を損切り。 ベースフードを決算後に買い増し。 7月の動向 生成AI、半導体に悲観観測が出てきてハイテク銘…

  • 2024年7月26日の週_市場の波乱とともにパリ五輪が開幕

    ナスダックが1年9ヶ月ぶりの下落率。ドル円が一時151円台まで急落して、TOPIXも週間で-5.6%の下落。今週は紛うことなき波乱相場だった。このまま夏枯れ相場の中の潮目転換になるんだろうか? 来週はマイクロソフトから始まる米大型ハイテク銘柄の決算が出てくる。一連の生成AI投資のチェックポイントとして意識されそう。 パリ五輪が無事に終わることができるか心配している。決算シーズンに入ってきていることもあるので、五輪が終わるまでは静観モードで対応したい。 チェック事項 ドル円が一時151円台まで円高に 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 日銀金融政策決定会合 7月30日、31…

  • 2024年7月19日の週_バイデン大統領が撤退表明

    バイデン氏が大統領選挙からの撤退を表明。前々から噂されていたことなので驚きは少ないと思われるが、トランプ大統領の復活の道筋が一段と鮮明になった。 クラウドストライク社のシステム不具合の影響で世界中の端末がストップしてしまった。デジタル赤字の主要因として海外製ツールの高騰が挙げられているが、品質以上のコストを払わされているのかと疑いたくなる。 トヨタ会長が苛立ちが心配。 チェック事項 4月から物流業、建設業に時間外労働の上限規制が適用 ドル円が一時155円台の円高に振れる 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 キーワード 2024年問題、選挙YEAR、ガバメントクラウド、もし…

  • 2024年7月12日の週_「もしとら」から「ほぼとら」?

    特異日で終わった週にトランプ候補の暗殺未遂。波乱の予兆。 月曜日は祝日で日本市場は休場。 チェック事項 4月から物流業、建設業に時間外労働の上限規制が適用 ドル円が一時157円台の円高に振れる 信用買い残は18年ぶりの高水準 7月3日から新紙幣の発行 キーワード 2024年問題、選挙YEAR、ガバメントクラウド、もしトラ、 サブコンの存在感、銅不足、SiC半導体、富裕層ビジネス、米余剰貯蓄の枯渇、中小M&Aガイドライン、自治体ITシステム共通化、ランサムウェア攻撃 2024年度のトレード方針 キャッシュ比率を資産の1割~4割の間でコントロール ピラミッティングで疑似トレンドフォロー TOPIX…

  • 2024年7月5日の週_エコーチェンバーを超えなければ勝利がない

    選挙WEEKだった。 イギリスは労働党が大勝で14年ぶりの政権交代。 フランスは第一回投票で右派が最大勢力だったが、決選投票で左派連合が最大勢力になる劇的な展開に。 東京都知事選挙は事前の予想通りに小池氏が圧勝。蓮舫氏が石丸氏に抜かれて3位だったのがサプライズ。 エコーチェンバーの弊害が強く意識される選挙戦だった。フランスの逆転劇は右派勢力の躍進に追い詰められた左派連合と与党連合がエコーチェンバーを超えて連携できたからこその結果なのでは。 円安の後押しもあったのかTOPIXが史上最高値。アーム社のAI連想が入ったSBGが24年ぶりの最高値。 記録的な円安水準で警戒されていたドル円は米雇用統計の…

  • 2024年6月28日の週_7月サマーラリーのアノマニーはあるんだろうか?

    30日のフランス国民議会の投票で、マリーヌ・ルペン氏の国民連合が最大勢力となる見通し。マクロン大統領の与党連合は第3勢力にとどまるとのこと。この結果自体はあらかじめ予想されていたことでサプライズはないが、ここから国際社会と経済にどのような影響を及ぼすことになるのかは誰にも予想できないが、変化の兆しになる蓋然性は高い。 ドル円が一時161円台を突破し、37年ぶりの円安水準に。そろそろピークアウトしてくれないと市場の不安感は高まるばかりだ。7月はサマーラリーのアノマニーがあると言われているけど、そんなものは打ち消されるかもしれない。今週末は東京都知事選だけど、ここで変なサプライズはいらない。 チェ…

  • 2024年7月へ持ち越す銘柄

    2024年7月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・アセンテック・ベースフード・KHネオケム(NEW) 6月の主な売買 アイビス、遠州トラックを利益確定。 エアコン買い替えサイクルの回復期待でKHネオケムにIN。 FPパートナー、イリソ電子をロングで入ってから利益確定。 アセンテックを一部損切り。 ジモティをロングで入ってから損切り。 インソース、新晃工業、ベースフードを買い増し。 6月のPF動向 新晃工業が大きくドローダウンして気を揉んだが、月末にかけて戻ってきたのでほっとした。 インソースが1000円の壁を突破でき…

  • 2024年6月21日の週_ボラティリティを味方にできるという幻想は捨てよう

    ドル円が160円台近くの警戒水域まで円安方向に動いてきた。直近の懸念材料はフランス総選挙の結果だろうか。東京都知事選は現職の小池氏の再選が固そう。 今年も世界的に厳しい酷暑で、メッカの巡礼者やギリシャの観光者が熱中症で多く亡くなっている。電気代の高騰からの省エネエアコン需要もあるので、買い替えサイクルが来るかもしれない。 少し前まで大相場を形成していた伊勢化学のドローダウンが酷い。成長株の一角だったFPパートナーもゴシップ砲からの酷い下落。ボラティリティを味方にできるという幻想は捨てよう。 チェック事項 4月から物流業、建設業に時間外労働の上限規制が適用 ECBが4年9が月ぶりの利下げ 日銀が…

  • 2024年6月14日の週_夏枯れ相場の中の火種は延焼しやすい?

    欧州で保守系の野党が躍進。それだけ今の政治への不満が高いということだろう。特に右派が躍進したフランスの選挙結果が世界の火種になりそう。中長期的にウクライナ問題を含めた外交政策、環境政策に変化がでてくるかもしれない。グリーン・ニューディールはどうなる? 6月末をもって新型コロナ関連の資金繰り支援策が終了。5月までの時点で増加している企業倒産が年度末にかけてさらに増える懸念がある。 先週の自動車業界に続き、保険、銀行の代表的な会社で不祥事が出てきているのは日本の固有の火種になる懸念がある。夏枯れ相場の中のダブル火種はかなりヤバい。 かんちさん流で高配当株を集めるのには良い地合いかもしれない。 チェ…

  • 2024年6月7日の週_データと実態への懐疑

    米国雇用統計は市場予想を上回る大幅増加だったが、以下のように直近に発表された雇用関連の統計との乖離が顕著だった。それぞれの統計のタイムラグを考慮する必要はあるとしても、データがどれだけ実態を捉えているかの懐疑的な見方が広まっているように思える。 とは言っても、結局のところはこれらのデータを見てFOMCがどういう決定を下すかなので、これ以上考えるのはやめておく。 米求人数→低水準米ADP民間雇用者数→低水準米クレジットカードのデフォルト率の高まり米雇用者数→大幅増加 基本給が29年ぶりの増加率だったが、実質賃金は減少していて現状では物価高騰に追いついていない。これではデフレ脱却の道筋は厳しく、国…

  • 2024年5月31日の週_介入総額9兆7885億円

    介入総額が9兆7885億円だったと財務省から発表があった。概ね予想通りではあるが、介入金額としては過去最高だった。4月29日と5月2日に実施したと見られる。 ここまでの為替推移と見るとこの介入は投機筋の冷やし水として想定通りに機能したのではと思う。 中国経済に回復の兆しが見えてきたが、逆に米国では個人消費の陰りを示唆するデータが出始めている。米国の物価高のピークアウトは利下げへの後押しにもなるので、不確実性の緩和の観点からは一概に悪いことだとは言えない。どちらにせよ6月7日の米国雇用統計が重要指標になる。 夏枯れ相場を意識して、しばらくはポジを大きく動かさないで、長期狙いの銘柄を8月末までに買…

  • 2024年6月へ持ち越す銘柄

    2024年6月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・アセンテック・遠州トラック(NEW)・アイビス(NEW)・ベースフード(NEW) 5月の主な売買 U-NEXTを損切り。 SBテクノロジーをTOB発表後に利益確定。 遠州トラック、アイビス、ベースフードに新規IN。 インソースの信用分を利益確定。 テインを決算後に少し利益確定。 トランザクション、メディアドゥ、KHネオケムを売買してトントンで撤退。 5月のPF動向 前半はうまく噛み合って狙っていたところで利益確定できたトレードが多かった。 FOMCやNVIDIA決算の…

  • 2024年5月24日の週_思ってたのとは違う展開

    注目されていたNVIDIAの決算はコンセンサスを上回る数字だった。この結果を受けてAI、半導体が主導する相場が続く期待が高まった。ただ、NVIDIAを含めた一部の企業の独り勝ちがより強く意識されることになれば(実際に決算でもそういう傾向が出ている)、波及範囲は以前よりも狭くなる。米国一辺倒になり、日本が蚊帳の外になる事態もありえる。 グロース指数が底割れした。NVIDIAの決算という懸念材料を無事に経過してからの下げは予想していなかった。決算シーズンが終了しところなので、ここからグロース市場全体を反転させる材料が当面出てこなさそうなので、しばらくは低迷状態が継続するかもしれない。157円台まで…

  • 2024年5月17日の週_神田財務官の不敗神話

    米国CPIが予測した範囲内の数字で物価上昇の伸び悩みが確認できた。この結果を受けてFOMCの利下げ思惑が強まり、為替もしばらくは予測の範囲内のばらつきで推移していくと思われる。結果的に160円近辺での為替介入が投機筋の冷やし玉としてピンポイントに作用して成功だった? テインが微妙な数字の決算だったが想定以上に底堅く推移した。グロース指数は酷い値動きが続いているけど、低PBRの小型株の底堅さは確認されたと言えるかもしれない。 CPI発表後にボラティリティが小さかったのは、22日のNVIDIAの決算が次の方向性の節目になると考えている市場参加者が多いからかも。 結果次第ではAI・半導体主導する地合…

  • 2024年5月10日の週_16日が起点になる?

    ドル円は介入(思惑?)からの急変動で151円台をつけた後、緩やかに円安方向に動いて現時点では155円台で推移している。円安で国力がどうとかの議論はノイズでしかないが、不安定な為替動向は望ましくない。15日の米国CPI発表がトリガーになりそうなので警戒しておく。 コロナ禍で積み上がった米余剰貯蓄の枯渇と、直近の消費データで低所得層の苦境が見えてきているのが懸念材料。これが社会不安の高まりに繋がり連鎖的なパニックを助長することがあるかもしれない。 決算シーズンは自分のなかでは前半が終わった感じだが、前回とは違ってここまでは良い結果で推移している。15日で主力銘柄の決算発表がすべて終わるので、その夜…

  • 2024年5月3日の週_歴史的にドル円が動いた一週間

    歴史的にドル円が動いた一週間になった。 正式に日銀(財務省)が介入をしたとの発表がないので推測になるが この一週間は大まかに説明すると以下のような流れで動いた。 日銀政策会合のハト派的な態度から160円にタッチ →介入が想起される円売りで円高方向に →FOMCがタカ派的じゃないとの印象で利上げ思惑が高まりドル安円高 →その後の米国雇用統計の悪い数字でさらに利上げ思惑が高まり円安を後押し 結果的に神判断の介入タイミングだと評価されて、差配している財務官の神田氏が時の人として持ち上げられているが、8月くらいまでこの水準で抑え込めたら勝利と評価したい。 チェック事項 3月19日に日銀がマイナス金利政…

  • 2024年5月へ持ち越す銘柄

    2024年5月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ) ・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・SBテクノロジー・アセンテック・U-NEXT(NEW) 4月の主な売買 MAXIS Jリート上場投信を微益で売却。 U-NEXTを決算後にIN。タイミングを誤って下げ止まらず含み損。 東京エレクトロン、さくらインターネットの売買で微益確定。 ボードルアを買い戻しからの損切り。 アセンテックを一部損切り。 インソースを買い増し。 4月のPF動向 ドル円の急落(29日には160円を突破)、半導体指数の下落などマクロでの変動が大きかったのと、決算シーズンへの警戒もあり先月と…

  • 2024年4月26日の週_155円の節目突破からの158円台

    株式市場は先週の急落からいったん下げ止まったが、ドル円は155円の節目を突破すると投機筋のショートカバーも入り158円台まで急落した。 節目を超えたことにより、日銀の金融政策批判と結びつけて危機感を煽るコメントが多方面から出ているが、前から言っているように気にしない。それよりも大企業の弱気ガイダンス、国産大豆ミールの大幅安、国内物流施設の空室率上昇などの、デフレ回帰を示唆するニュースが出ているのが懸念材料だ。 週末の選挙で自民党が全敗。投票率の低さを見るとさもありなん。 チェック事項 1月1日に令和6年能登半島地震 3月19日に日銀がマイナス金利政策解除を発表 4月から物流業、建設業に時間外労…

  • 2024年4月19日の週_半導体市場の変調

    ASLM、TSMCの決算から半導体関連が崩れてナスダックが大幅下落。そしてなぜか、ダウよりも強く連動して下がる日経平均指数と、東証グロース。 直近ではイスラエルとイランの衝突が収束傾向になっていることが株価を下支えしているが、この思惑が破られる事態になるとパニックが続くことになりそう。 円安が止まらない。節目の155円が近づき、関係者からの介入を匂わせる記事が出ているが、中長期的には米金利の利下げが予想通りに実施されるかどうかのほうが影響が大きいので、介入とそこからの変動には一喜一憂しないでおく。 円安局面にもかかわらず、外資IT企業から国内AIインフラ関連への投資が立て続けに発表されている。…

  • 2024年4月12日の週_ドル円が153円台まで急落

    ドル円が節目の153円台まで到達し、34年ぶりの円安局面。原油などの輸入品の価格が高騰している状況での円安はネガティブ面のほうが大きいのでそろそろピークアウトしてほしい。 イスラエルとイランの衝突が現在進行系で進んでいるのが心配材料。本格的な衝突になればシーレーンが封鎖されて大変な事態になる。 半導体業界関係者から需要回復の見通しコメントが出てきている。それを裏付けるかのように、信越化学工業の国内工場新設、半導体用な倉庫の新設、MSのAIインフラに4400億円投資など需要を見越したニュースが連続して出てきた。 恒常的な人材不足、電力供給問題など金銭面だけではすぐには解決できないボトルネックがあ…

  • 2024年4月5日の週_市場の好調さほど状況は楽観的ではない

    2024年問題ヤバい、物流ショック、人材不足と言われているが赤字の運送事業者の多く、トラック運転手の給料も上がっていない。供給が需要に追いついてないのに価格に反映されていない歪な状況が継続している。これは運送業界だけではなく日本全体の問題でもある。 歪な状況がこのまま放置されて是正されなければ、どこかの段階で臨界点に達しで大きなショックが引き起こされるだろう。逆に是正スピードが早すぎてもパニックになるかもしれない。市場の好調さほど状況は楽観的ではない。 米国の抑制的な態度でイスラエル問題に収束の兆しが見えてきたかもしれない。ただ、イスラエルが停戦しても問題の解決とは言えない。どうしても火種は消…

  • 2024年3月29日の週_新年度の始まりと節目

    34年ぶりの水準の152円近辺まで円安が進んで、関係者の為替介入を匂わせる発言が増えてきた。このラインが現時点の許容度の限界値になっているようだ。 新年度が始まるタイミングで働き方改革の改正などいくつかの法案が適用される。また、加工品を中心に多くの商品が値上げが始まる。これらの変化はあらかじめ予想されたことなので市場がすぐに大きく動くことは考えにくいが、ひとつの変化が別の領域に作用して大きな事象を生じさせる蓋然性は低いとは言えないので、軽視すべきでなない。 カカオ豆価格の記録的な上昇は未だにピークアウトする気配が見えない。ロシアとウクライナの戦争、中国のバブル崩壊、パナマ運河の数位低下など長ら…

  • 2024年4月へ持ち越す銘柄

    2024年4月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・のむら産業・新晃工業・SBテクノロジー・アセンテック(NEW)・MAXIS Jリート上場投信 (NEW) 3月の主な売買 ボードルアを利益確定。昨年後半のグロース株が全面的に急落したタイミングで一時は-20%超の含み損を出してもナンピンして保有し続けた。次の決算まで待つべきか迷ったが、材料出尽くし売りが考えられる水準になってきたと判断。 インソースの信用分を利益確定。舟橋ラインの700円台になったら買い戻したい。 新晃工業を買い増し。 アセンテックに決算後にIN。ボードルアの代わりになるかど…

  • 2024年3月22日の週_日銀が17年ぶりの利上げ発表

    18、19日の日銀金融政策決定会合で17年ぶりの利上げを発表し、マイナス金利政策から転換。物価上昇局面の到来で黒田前総裁の時代から続いた金融緩和政策が役目を終えた。 FOMCは今後の利下げを匂わせつつの現状維持で、同じタイミングで日米でパラレルに動くことはなかった。 利上げと言っても緩和的な金融政策は継続するので、実体経済に大きな影響がすぐに出てくることは考えにくい。市場もフォワードガイダンスの鎮静効果が作用したのか、様々な要素を織り込んでパニック的な値動きにならずにひとまずソフトランディングしている。 ドル円が151円台を超えて円安に推移しているのが一番のサプライズか? 米中で投資対象が少な…

  • 2024年3月16日の週_転換点が来る?

    今週は日銀、FOMCなど各国の政策金融決定が集中して発表される。 とくに日銀は春闘での大幅賃上げの後押しもあり、この局面で「政策変更なし」のほうがサプライズになるくらい方向転換の期待が高まっている。 FOMCが同じタイミングで利下げ発表すると、国ごとに金融政策がパラレルに動くことになり、市場関係者に新局面の到来を強く実感させることになる。 これまでの関連銘柄の株価推移を見ると、市場は金利政策の変更を織り込んで動いているところはあるが、短期間の急変動で多くの機関のストップロスの設定値を超えた時は売買が殺到してパニックになるかもしれない。 賃上げが中小企業にも波及するとすれば、内需の強まりの中で物…

  • 2024年3月8日の週_先導株が一旦ピークアウト

    これまで日本市場を先導していた造船関連、住石HD、さくらインターネット、三井E&Sなどがそろってピークアウトして、指数も下方向に動いてきた。同じく強かった銀行株も調整している。 大型株を中心に調整しているが、出遅れていた小型株の中には強さを維持している銘柄もあり、相場全体の明確な方向感は出ていないように見える。 決算イベントが終了したので、3月末からの中央銀行の方針発表までは様子見モードが続くと思われる。 米家計債務が高金利をともなって増え続けているのが気がかりだ。中国だけではなく米国景気も傾いてきたら世界的な不況の火種になるかもしれない。 チェック事項 2023年の日本の平均気温が観測史上最…

  • 2024年3月1日の週_半導体みんなで渡れば怖くない?

    先週に引き続き好調さを維持して、半導体の橋をみんなで渡れば怖くないノリで、4日の月曜日に日経平均株価が40000円を超えた。 個別銘柄を見てみると、半導体やAI関連の先導株がファンダメンタルズから大幅に乖離した価格になっている。とくに、データセンター専業のさくらインターネットの評価がこれだけ高まっているのは理解できない。 こういう熱狂とは距離を取るスタンスなので、まわりの爆益報告に揺さぶられないで、いつも通りの精神でのトレードを心がけたい。 株価史上最高値と内閣支持率最低のニュースが同時に出るのは、政治が株高にコミットしなくなるかもしれないので心配。 チェック事項 2023年の日本の平均気温が…

  • 2024年3月へ持ち越す銘柄

    2024年3月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・ボードルア・のむら産業・新晃工業・SBテクノロジー(NEW) 2月の主な売買 ネクステージを損切り。 ソフトバンク子会社でマイクロソフトとの取引があるSBテクノロジーをAI思惑で新規IN。 配当利回り高めの半導体関連と評価した東京エレクトロンデバイスに新規INして、微益撤退。 B2CグロースをPFに入れたい思惑でカバーに新規INして、微益撤退。 オイシックス・ラ・大地を会長の不適切発言で下がった後から急騰したタイミングでショートでINしてから損切り。 ブティックスに決算前にINして、決算で従…

  • 2024年2月23日の週_NVIDIAチャレンジからの日経平均株価の史上最高値

    世界中で過去最高レベルに関心度が高まっていたNVIDIAの決算は、純利益8.7倍(約1兆8400億円)で市場予想を上回る数字。 NVIDIAがハイテク市場だけではなく、世界市場の先導株になっているのを証明するかのように決算後に一段とリスクオンが進んだ。 この力強いリスクオンのムーブメントのなかで、日経平均株価は30年ぶりの史上最高値を更新した。 節目を超えたことで、いろんな人の楽観、悲観観測がクローズアップされるようになっているが、ポジトークも多いので真に受ける必要はない。 今押さえておきたいことは、現時点ではバブルの時の高値と違って、日経平均株価だけが世界市場と乖離して割高に評価されている水…

  • 2024年2月16日の週_グロース指数の出来高が増加傾向

    株式市場は生成AI連想の後押しもあり、米国だけではなく世界の株価指数を先導しているGAFAM+NVIDIAの株価が堅調で、リスクオンの地合が継続している。21日のNVIDIAの決算は世界市場の方向性に大きく影響を及ぼすことになりそうだ。 米国の利上げ終了フェーズが近づき、経済指標への市場参加者の感度が高まっているので、ボラティリティが高い展開が予想される。 同様に、日本市場も出来高をともなった上昇でリスクオンの地合になっている。プライム指数だけではなく、長らく低迷していたグロース指数にも出来高の増加傾向が出てきているので、資金が戻ってきて反転の潮目になるかどうか注視したい。 https://s…

  • 2024年2月9日の週_ARMが急騰!ソフトバンクも連想買いからの小型グロース暗雲?

    2月のオルカンへの資金流入が1月の半分の水準のようだ。新NISA枠の一括買いがSNSの一部で話題になっていたが、実需に影響を及ぼすほどだったのは予想していなかった。ただし、現時点では不確定な情報が多いので事実関係を精査する必要がある。 ARMがAI関連として意識されて、買いにさらなる買いが殺到して狂ったように上昇(3営業日で株価は99%)している。ここから主要株主であるソフトバンクGにも連想買いが入って、日経平均株価の指数にもインパクトを及ぼすことになるかもしれない。そうなれば、小型グロースが見向きもされない展開が続くことになるかもしれない。 チェック事項 2023年の日本の平均気温が観測史上…

  • 2024年1月26日の週_マクロ視点とミクロ視点で見える景色が大きく違っている

    業績好調のトヨタ自動車の子会社で不祥事が続いていることが世間に驚きを与えている。内部の問題なのか、環境規制などの外部環境に対応していくことによる要因が強いのか。もし、後者の要因が大きければ同様な事例が世界中で頻発することになりそう。 人材不足と言われるのにIT人材系企業で業績が悪い会社が出てきている。また、2024年問題でトラック運転手が不足するのに、価格改定が他の業界よりも進んでいないという事実もある。 トヨタの件もそうだが、マクロ視点とミクロ視点で見える景色が大きく違っている事例が多い。 アズームの決算は想定通りだった。決算の後は1日押し目を作ってからの出来高を伴った10%超の上昇というイ…

  • 2024年2月へ持ち越す銘柄

    2024年2月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・ボードルア・のむら産業・新晃工業(新規)・ネクステージ(新規) 1月の主な売買 ベースフードを決算後に損切り。VCが手放してから再INを検討したい。 新晃工業、ネクステージに新規IN。 UFHDを上方修正前に利益確定。 1月のPF動向 グロースの相対的な弱さが響いてパフォーマンスも相対的には良くなかった。 サブ口座の日本エコシステムがクオカード3万円の効果で3日で2.7倍まで上昇したので利益確定した。

  • 2024年1月26日の週_クオカード3万の破壊力

    コストプッシュの物価上昇がひとまず鈍化傾向。ここからはデフレ脱却の実現可否は賃金上昇と需要増のターンになってくる。 日本エコシステムが上場維持のためにクオカード優待を3万円にすると発表して、株価が3日で2.7倍まで上昇。正直、継続性が疑問の総利回り4.4%の価値は理解できない。 こんなに意味不明な理由で上がることがあるなら、退場しなければそのうち勝てる蓋然性が高いんじゃないかな? そういう意識でリスク管理したい。 AIド真ん中のビジネスより既存事業の端っこがAIに引っかかって追い風が出てくるくらいの距離感が自分の投資には合ってそう。 決算シーズンが始まった。労働力不足、温暖化の社会課題と、半導…

  • 2024年1月19日の週_世界と日本の投資家の逆ベクトル

    海外マネーが日本市場に殺到している影響でTOPIXは高値を更新。 とくに中国国内の投資マネーが国内市場に見切りをつけて、プレミアム分のコストを払って海外市場に投資する動きが顕在化している。殺到しすぎて日経ETFの取引一時停止したりでバタつく展開。 海外投資家とは反対に、日本国内の個人投資家は国内よりも海外に目が向いている。その結果、世界市場のダイナミックな動きと比べると国内グロース市場が閑散状態。ただ、売り枯れの様相になりつつあり、個別の材料でS高タッチする銘柄が増えている。 チェック事項 新NISAマネーの海外投資信託買いによるドル買い 2023年の日本の平均気温が観測史上最高に 1月1日に…

  • 2024年1月12日の週_予想通りの新NISAによる投資マネーの流入

    予想通りに新NISAによる投資マネーの流入が観測された。年初の一括買いがどれくらいあったのか把握するために、来月以降の資金の動きもチェックしておきたい。 日経平均が34年ぶりの高さまで上昇したが、グロース指数のパフォーマンスは悪かった。インデックスファンドへの資金流入により大型株への恩恵が大きい反面、国内の小型グロース株には厳しい展開が続きそうなのも予想通りの結果になった。 一喜一憂せずに、余力を残しつつ様子見で対応したい。 チェック事項 新NISAマネーの海外投資信託買いによるドル買い 2023年の日本の平均気温が観測史上最高に 1月1日に令和6年能登半島地震 台湾総統選挙は民進党の頼清徳氏…

  • 2023年度の銘柄ランキングと2024年に向けてのいろいろ

    2023年度の銘柄ランキング(確定損益ベース) 1年の総括の記事に個別銘柄ランキングの記載が抜けていたのでこちらに掲載。 ベスト1のアズーム、ワースト1のはてなは複数年にまたがって保有していた分の損益確定。アズームは9月末のピークアウトからの下落時に全体の半分くらいを段階的に利益確定。はてなは連続で期待外れの決算が出たタイミングで全部損切り。 ベスト 1,アズーム2,ブティックス3,ラウンドワン4,インソース5,のむら産業6,IDOM ワースト 1,はてな2,シノプス3,モビルス4,ネクステージ5,ベースフード6,壽屋7,KHネオケム

  • 2023年12月29日の週_1年の総括

    2023年度のトレードは、小型グロースの低迷に引っ張られてTOPIXにアンダーパフォームしてしまった。 年初にプログリットを決算前に外して、上昇を掴めなかった記憶の残像がその後のトレードの足を引っ張った。造船や商社の大型バリュー株が注目されるようになった2023年の中盤以降も、第2のプログリットを期待して小型株をブレイクアウトの節目で狙って失敗するトレードを繰り返した。 大型株狙いの方針転換ができなかったことよりも、小型株に執着しすぎたことが敗因と思ってる。失敗したトレードに関してはちゃんとリセットして次に向かわなければいけない。 パフォーマンスに関して前回の記事にも少し言及したので、そちらを…

  • 2024年1月へ持ち越す銘柄

    2024年1月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・UFHD・ボードルア・ベースフード・のむら産業 12月の主な売買 オイシックス・ラ・大地を微益撤退。 ブティックスを底値から半分の含み損まで戻ったタイミングで損切り。その後も連騰し続ける。 フマキラーを利食いからの買い戻しで高値掴みしてしまい損切り。 インソース、のむら産業を買い増し。 住信SBI、VTホールディングスを買って同値撤退。 オリックスを買って微損撤退。 12月のPF動向 中盤までの下降フェーズで振り落とされたのはブティックスだけで、それ以外はホールドできた。 のむら産業の決算で…

  • 2023年12月22日の週_今年もあと一週間

    2023年度もあと一週間で終わる。ここからは締め日を意識したトレードになる。 今年のトレード結果はまだ集計していないが、小型株中心のPFだったこともあり相対的には悪かった。 米国債金利の高止まりからドル円がここまで安値で推移するのは想定していなかった。 今年度の総括と来年度の方針は28日以降に出す予定。 チェック事項 10月7日にハマースによるイスラエル侵攻 中国の信託会社が次の火種かも 新NISAマネーの海外投資信託買いによるドル買い ダイハツが大規模不正で出荷停止 日本製鉄によるUSスチール買収発表 2023年の日本の平均気温が観測史上最高に キーワード 2024年問題、商用不動産価格下落…

  • 2023年12月15日の週_パウエルチャレンジ

    パウエルFRB議長の来年度の利下げ見込み発言を受けて、金融政策の転換が意識されることになりドルが急落し、14日の東京外国為替市場で一時140円台まで下洛。 日本はこれから利上げ局面に向かうことになり、世界の金融市場のなかで特異性が際立ってきている。このような状況下で18日からの日銀政策会合は世界中の市場関係者から注目度が高まっている。 チャレンジングなマクロ市況は不確実性の高まりであり、チャンスでもある。 全力一点集中で数字を出しているところより、全方位展開で種まきしつつそれなりの数字を出しているところを長期目線で狙いたい。 チェック事項 ドル円が乱高下で一時140円台まで円高に 10月7日に…

  • 2023年12月8日の週_うえっちチャレンジ(フェーズ1)

    植田総裁のゼロ金利政策転換を匂わせる発言を受けて、日本国債が下洛したことがトリガーになったのか海外機関の円売りが殺到して、7日のニューヨーク市場で一時141円台まで円安方向に動いた。 日経平均株価指数も一日で500円以上動く日が連続して、一週間で1123円下洛した。当然のごとく小型株も連動してポートフォリオにも厳しい一週間になった。 自民党の安倍派議員の裏金問題が連日話題になっている。これが政局の転換に繋がり、日銀の動向にも影響してくるかもしれないので意識しておきたい。 チェック事項 ドル円が7日に一時141円台まで円高に 10月7日にハマースによるイスラエル侵攻 マザーズ指数がコロナ後高値の…

  • 2023年12月1日の週_今年の漢字は「熊(ベア)」でいい

    前週から引き続き、国内で大型の企業買収の発表が継続している。この流れの中で、欧州系のEQTがHRブレインを買収すると発表。外資系ファンドが時価総額200億円規模の新興企業を買収する動きはあまり見られなかったので、今後も同様の事例が増えてくるか注目しておきたい。国内の小型株が勢いづくきっかけになるかもしれない。 中国で子供の肺炎が急増している。中国当局は一般的な疾患の一種との見方を示しているが、オランダなどいくつかの国でも同様の事例が確認されていて、コロナ禍の初期の頃と似たような状況に各国で警戒感が強まっている。 小型株中心のPFだったので今年の漢字は「熊(ベア)」でいい。 チェック事項 ドル円…

  • 2023年12月へ持ち越す銘柄

    2023年12月へ持ち越す銘柄 (メイン口座のみ)・アズーム・テイン・インソース・GMOFHD・シノプス・UFHD・ボードルア・ベースフード・のむら産業・オイシックス・ラ・大地(新規)・ブティックス(新規)・フマキラー(新規) 11月の主な売買 IDOMを現代ビジネス砲で下がった時に拾った分も合わせて利益確定。 決算後の急落時に拾ったエスプールを底値からある程度戻ってきたタイミングで微損撤退。 含み損が膨らんでいたボードルア、インソースの信用分をある程度戻ってきたタイミングで損切り。 UFHD,ベースフードの信用分を利益確定。 カヤバを売買して損切り。 ピークアウトから低迷中のオイシックス・ラ…

  • 2023年11月24日の週_年末を意識

    ドル円が147円台まで売られた後に反転して150円近辺で推移。利上げサイクルの終了思惑の強まりとともに、今後も落ち着きがない動きが継続しそうだ。 そろそろ年末を意識しておきたい。機関投資家の決算日までの損益確定という例年の事象だけではなく、今年は個人投資家の新NISAのためのキャッシュ確保売りという特異事例が出てくるかどうかを考慮しておきたい。 来年以降に生成AI利用によるビジネス面での影響が顕在化してくると予想している。すでにいくつかの企業で生成AIを利用した事例が報告されている。効率化により業績向上する事業者が増える一方で、人員削減の影響を受けて業績悪化する事業者も増えてくるだろう。 チェ…

  • 2023年11月17日の週_利上げサイクルの終わり

    ドル円が152円に迫る33年ぶりの水準まで上昇したが、米国のインフレ鈍化からの利上サイクル終了観測が強くなった影響もあり、150円を割り込むまで急落した。 米国債金利の低下は資本コスト低下であり、グロース評価されている銘柄には追い風になると考えられるが、実体経済の悪化見通し高まりでもあるので、一元的に株価に好影響を及ぼすという判断は適切ではない。 エムスリーがベネフィット・ワンをTOBすると発表。先週からの日本国内の資本政策転換の流れが続いているようだ。 中小企業の倒産ペースがコロナ禍を上回る水準。物価高以上に人手不足による倒産が顕著になっている。 ここからは世界市況の転換と、国内事情を合わせ…

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