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独りKULT ースケボーに乗った中年、猫と暮らすー https://hitorrikult.fc2.net/

スケートボード、ハーレムアニメ、楽器を嗜みつつ、ラジオを聴いて、文庫本を読んで、猫二匹と暮らす、鼠紳士の独り言。

平林鼠男
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2020/10/20

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  • 金メダル? それを僕に言われてもなぁ

    「自分の感想」が「世間一般の感想」と思い込んでいる人が結構いる。誰か個人を祭り上げたいわけではないが、結構コンビニで店員に「常識」を説きながら怒鳴っている人達の傾向から、60~70代のお兄さんお姉さんに多い気がする。それを見るたびに、自分の考えと世間の考えが同じな訳ないのだから、こんな押しつけがましい大人にだけは成らないように気を付けようと、強く思うのであった。オリンピック スケートボード競技にて日本...

  • 「もーもー」とは、 中身の入ったセミの幼虫

    深夜1時半を回った頃、玄関のドアにコツンと何かがぶつかった音がした。ビー玉程度の土団子をふわりと投げてぶつかった様な、そんな軽くて微かな音だ。そんな微かな音に気付けたのは、今まさに眠ろうと、ソファへ横になった瞬間だったからであった。一体何の音なのか、ほんの少し気にはなったが睡魔には勝てない。そのまま瞳を瞑った瞬間に「ジィーーーーーーッ!ジィッ!ジィッ!ジィッ!ジィッ! ッジィーーーーーー」けたたま...

  • そんなところに昇るんじゃない!

    キャットタワーを購入したのは二度目である。初代タワーは私も猫達も1度も昇る事が無いまま粗大ごみとして処分された。再度キャットタワーにチャレンジしたのには理由がある。猫達が日向ぼっこをする出窓を、洗濯物の室内干しエリアとして使う事になり、居場所を失う猫達の為に、少しは憩いの場を提供しようと、前回の反省も兼ねて低めのキャットタワーの購入に踏み切った。しかし、まぁ、こちらの思い通りにならないというのが猫...

  • 白眼を剥く女

    僕は男性としてこの世に生まれ、自分の事を男性と思いながら育ち、そして老いてきた。昨今強く叫ばれる、男女平等や、LGBTQについて、反発的な感情は自分の中には無く、頭の固い方々に比べれば自分自身は理解のある方だと思って居た。しかし、結局は自分は「男性」側の視点からしかこの問題を見る事が出来ず、外側からの視点は想像や学習で知ったつもり、分かったつもりになっているだけなのだ。そう気付かされたのは、白眼を剥い...

  • 心と身体の ディスタンス

    取りようによっては色っぽいタイトルかもしれないが、色素は全くない話である。近所のローソンにて、ペットボトルのブラックコーヒーを2本手にしてレジへ向かう。いつものバングラデシュ出身の男性店員が無言でカウンターに立ち、商品のバーコードを読み取る。僕が500円玉をトレイに乗せると、男性店員は表情のない声でお決まりの台詞を口にする。「袋は?」僕は間髪入れず「いや、大丈夫」と返す。「ポイントカードは?」僕は少し...

  • シャボン玉は そよ風に揺られ

    小学生の頃だっただろうか。居間のテレビを見ていた時、父の座る席から、妙に長く鈍い放屁の音がした。「儂が子供の頃、おやじはずっと屁をこいていた。よくもまあこんな頻繁に屁が出来るものだと、当時は不思議でならなかったよ」放屁の音に驚いて振り向いた僕と目が合った瞬間、黙ってビールを飲んでいた父が急に話し始めた。「子供の頃は分からなかったが、この歳になるとよく分かる。歳を取ったら、幾らでも腹に屁が溜まるし、...

  • ざわつく感情

    自分を客観視出来ない、というのは身をもって理解しているつもりだ。自分と自分の視点を分離することは出来ないので、傍からはどう見えているのを知ることは難しい。しかし、自分の気持ちや感情に対しては、自分自身の視点が一番近いはずなので、一番の理解者のはずである。にもかかわらず、自分では全く気が付かず、他者の方が先に気付いたり、寄り添ってくれたりするのは何故なのか。とても不思議な話である。自分自身の視点とい...

  • ガールズちゃんねる を見てるのは 危機回避行動の為

    子供の頃、宇宙人が本当に怖かった。幽霊やお化けも怖いのだが、宇宙人はその恐怖の質が違う。もし宇宙人に拿捕されてしまったとして、未知のテクノロジーによってその記憶を消されてしまったら、その事実自体なかったことになってしまう。僕も覚えていないだけで、UFOに一度や二度くらい攫われているのではないだろうか。眠りにつく時、押し入れの襖がちょっと開いていたり、カーテンがほんの少し捲れたりしていると、宇宙人にそ...

  • 巻き戻せない時間

    最近、YOUTUBEで猫動画をよく見る。よくもまぁあんな可愛い瞬間、偶然にもカメラを回していたものだと毎回感心する。我が家の猫も毎日いくつもの癒しの瞬間を見せてくれるが、そこを偶然にも動画で切り取る事が出来るなんて神業に等しい。IPHONEを片手に、猫と戯れてみるが、なかなか良い瞬間を撮影できないものだ。毛づくろいする猫の舌をキャッチしてみたり寝てる猫をつついてブルブル伸びをさせてみたり完全にヤラセである。自...

  • 全ては男が悪いの

    もしパートナーに浮気をされたとしたら、それは浮気をしたパートナーではなく”僕自身”が悪いのだ。予てより僕はそのような持論を持っていた。自分に魅力が無いから、浮気をされるのだ。パートナーを繋ぎ止めておきたいのなら、常に側にいて貰える努力が必要なのだと。隣の席で足を組んでデスクに向かう、派遣社員の主婦に日常の雑談の一つとして、この話をしたところ、なんだか様子がおかしい。じっと一点を見つめる視線の先は、PC...

  • 父との電話と、 太腿の白さ

    「ちょっと着替えに家に帰ってもいいですか?」知人女性に車を出してもらい、少し大きな買い物をした帰りの事だった。これから他の友人と合流して、久々に居酒屋で杯を傾ける予定だったのだが、予想を超える豪雨で彼女のズボンの裾に雨粒が染みていた。「勿論構わないよ」そう答え、一緒に彼女の自宅へ行った。リビングの適当な場所へ腰を下ろしたが落ち着かない。そういえば先ほど実家から着信が入っていた事を思い出し、手持無沙...

  • 小指に結ばれた赤い糸

    目覚めた瞬間に、自分が寝坊している事を自覚した朝。昨夜の豪雨によって、湖のように空の色を反射するアスファルトを原付で滑走する。さながらジェットスキーのように水しぶきを上げながら緑に輝く信号機だけを狙って迂回し、終業時間1分前に会社に到着した。タイムカードさえ時間内押すことが出来ればこっちの物だ。喫煙所でゆっくり煙を燻らせる。ふーっと大きく息を吐くと朝日に輝いていた紫煙が海風と共に散っていった。ふと...

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