生徒のAさんが、私の隣で日本史の勉強をしていた。すると、数学科のT先生(60代・男性)がAさんに話しかけ始めた。T先生が話したのは、仏教に関する話題であった。Aさんは、私の方をチラッと見て、私に耳うちするかのように言った。 「T先生は、頭の中まで仏教徒のときあるねん。」 Aさんのその声はT先生に聞こえていたようだったが、T先生はまったく気にすることなく、さらに仏教について語り続けた。最終的に、T先生は「仏教だから『ほっとけ』」とギャグを言ったが、Aさんはギャグに気づいていなかったのか、完全スルーであった。一方、私はそのギャグに気づいていたが、あえてスルーした。 我々の冷たい反応に対して、T先生…
同僚たちと海外旅行から帰国した際に、「入国のときの新型コロナ検疫が甘かった」と言って同僚のKくんがブチ切れ始めた。そのせいもあって、多くの同僚たちは、空港の入口付近で「このまま空港外に出てもだいじょうぶなのか?」とオロオロし始めた。一方、Kくんは空港職員に確認しに行ったのか、その場を離れていった。 しばらくして、Kくんは、たくさんの紙を持って戻ってきた。それは、検疫の甘さを批判するビラのようなものであった。その紙には、聖闘士星矢を題材にしたパロディが多く掲載されており、私はテンションが上がってその紙を何枚ももらった。 その後、我々は空港から出たが、町では悪魔たちが検疫の甘さに憤慨してビラを撒い…
最近、勤務校でまぁまぁ気になっていることがある。授業のときに教室へ入る時間のことだ。 私は、チャイムと同時に教室へ入る主義だ。自分の時計をしっかり確認して、可能なかぎり、チャイムと同時に教室へ入る。だから、予鈴が鳴った時点で、私はたいてい廊下を歩いている。で、廊下を歩きながら、各教室のようすを眺めていると・・・ほとんどの先生が、予鈴の段階で、すでに教卓のところに立っているのだ。 こんなことを言うと失礼だが、すごく気持ち悪い。先生が教卓のところに立っているせいか、中学1年生などは予鈴の段階で全員が席について、無言で本鈴が鳴るのを待っている。これ、教卓のところに立っている先生は、何も感じないのだろ…
仕事帰りに同僚のUくんと歩いていると、彼が唐突に「ちょっとすいません、失礼します」などと言いながら走り去っていった。彼が走り去った先を見ると、同僚のMさんが歩いていた。私はUくんがMさんといっしょに帰ろうとしているのだと思い、自分もまぜてもらいたくて、彼らを早足で追いかけた。 私とUくん・Mさんの距離は数十mあったが、私が一生懸命に早足で歩いた結果、距離は10mほどに縮まった。ところが、いつの間にか私の目の前には10名ほどの女子大生の集団がおり、私の進路をふさぐように歩いていた。 女子大生たちは各々おしゃべりに夢中になっており、後ろにいる私に気づいていないようであった。私は、その女子大生たちを…
先日、2人の女性の先生から「今度、授業を見に行っていいですか?」と聞かれた。2人とも英語科の先生であり、なぜ社会科の私の授業を見学しにくるのかは謎である。とはいえ、別に断る理由もないので、私は「別に、かまいませんけど」と即了承した。そして、話し合った結果、世界史の授業を見学してもらうことになった。 私は、見学を了承した時点で、まったく気づいていなかった。その世界史の授業・・・順調に進めば、授業の後半で「宦官」の話をするということに。見学を了承した後でそのことに気づいた私は、そこそこ動揺した。女性の先生の前で宦官の話をするなんて、それなりに勇気がいる。生徒たちが賢ければ、「去勢された男性」という…
スネ夫が、ジャイアンに一撃で葬られた。すさまじい一撃であったが、ジャイアンがそのような力を発揮できていたのは、以前に出木杉から腕相撲の際の力の込め方などを伝授されていたからであった。そういうことがあったためか、ジャイアンはスネ夫を倒したあとで出木杉に会ったときに「軽い色ですが、お召し物がいいですね」などと言って、出木杉が着ているライトグリーンの服を褒めたたえていた。 その後、ジャイアンと出木杉は別れた。このタイミングで、出木杉の服のポケットに1匹のセミが飛び込んだ。出木杉は虫が嫌いなのか、セミがポケットに飛び込んだことで錯乱状態に陥り、大きな悲鳴をあげていた。もし、出木杉のこのような情けないよ…
私は、見知らぬ2人の女性と同居することになった。2人のうち片方は、15歳くらいと思われる少女であった。 いっしょに暮らし始めた直後、少女は私との会話の中で何か気に入らないことでもあったのか、急に恐ろしくこわばった表情になった。その直後、少女は早足で私の横を通り過ぎていき、台所から刃物を持って戻ってきた。そして、私は少女に腹を刺された。 床に膝から崩れ落ちながら、死ぬ直前に私が見たのは、少女が文字の書かれた紙を私に見せているようすであった。その紙には、こう書かれていた。 「めしあになる」 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: ア…
私が勤めているレストランで、新作料理を作るための集まりが開かれていた。何名かの料理人が新作料理を披露しようと腕をふるったが、満足いく料理をつくることができた者はおらず、メンバーに疲れがみえ始めていた。 そんな中、アメリカ出身の気の強そうな女性料理人が、非常に調子よく、ゴキゲンに調理をすすめた。私はそのようすを見ながら、「これで新作料理が完成する!」と大いに期待していた。 しかし、厨房で作業していたお手伝いの料理人が、サラダを床に投げて盛りつけるという品のない行為をとった。先ほどの女性料理人は、そのようすを見た途端に気分を害し、「ダメーッ!!」と叫んで調理の手を止めてしまった。こうして、また新作…
私は、倫理の用語集を見ながら、授業プリントにどの程度の内容を載せるべきかを悩んでいた。そこに社会科のF先生が来たので、私は「用語集の内容をぜんぶ教えていたら、授業時間がいくらあっても足りない」と愚痴をこぼした。しかし、F先生は私の愚痴をスルーして、こうおっしゃった。 「次の入試で、共産化が出ると思うんですよね~。」 私は、何のことかサッパリわからなかったが、とりあえず同意した。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
私は、椅子に座っているA先生(60代・男性)に話しかけた。すると、椅子に近づきすぎたのか、A先生の椅子のキャスターが私の足の指に乗っかってきた。けっこう痛かったので、私はこう訴えた。 「A先生・・・! 今、A先生の椅子のキャスターが、私の足に乗ってるんですけど・・・。」 私の訴えを聞いて、A先生は「立とうとしとるんやけどナ!」とおっしゃった。しかし、なぜかA先生は立ちそうな気配がない。足にキャスターが乗ったまま、指が痛んだ状態で起床。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
本屋で、赤本や青本が並んでいるコーナーを見つけた。その中に、まるで卒業証書を挟んでいるかのような、紫色のぶ厚い表紙の本があった。私はその本を手に取って値段を確認しようとしたが、どこにも値段が書かれていなかった。 その後、私は本棚にあったパンでできている巨大な本を手に取り、本の端を引きちぎって食べた。2口食べたところで、私はその行為が罪深いことだと思い、周囲の目が気になって、静かに本棚から離れた。 このタイミングで、私は友人のSくんと合流した。まだ時間は午前9時50分くらいであったが、特に用事もないので、我々はそのまま帰宅しようとした。私は心の中で「新型コロナウイルスの影響とはいえ、こんなに早く…
私は家族とテーブルを囲み、朝食をとった。朝食が終わって時計を見ると、10時30分であった。私は7時30分に職場へ到着するつもりでいたので、大遅刻である。 私は慌てふためき、「え~! なんでこんな時間なん!?」などと騒いだ。すると、家族が「今日、土曜日やで」と言ってきた。私は今日が木曜日だと思っていたので、一安心した。それと同時に、自分が木曜日と土曜日をカン違いするほどボケていたことに対して、衝撃をおぼえた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
私は、授業の開始時間ぴったりに教室へ入った。私はすぐさま委員に号令をかけさせようとしたが、生徒たちはまだ授業の態勢に入っていなかった。すぐには授業が始められないと思った私は、「今のうちに、預かっていた生徒のノートを取ってこよう」と思って、いったん職員室に戻った。 その後、私はこぼれ落ちんばかりにノートを抱えて、汗だくで教室に向かって走っていった。走りながら、私は「両手を振り続けることによって空を飛ぶ」という技術を身につけた。私は空を飛んだまま教室に入り、「ほら! こんなこと、できるようになったで!」などと言いながら、教室内を右へ左へと飛び回った。しかし、私が飛ぶようすに関心をもっていたのは一部…
私は、バスでの移動中に、スマホを取り出してゲームを始めた。すると、私の横の席に座っていた同僚のOさん(20代・女性)が私のスマホ画面をのぞきこんできたり、勝手に私のスマホを操作しようとしたりした。私は、非常に腹立たしい気持ちになった。そのため、バスの中であるにもかかわらず、私はOさんに対して激怒した。 私は、もともとOさんにいい印象をもっていなかったので、今回の一件を通じて「やはり、この人はダメだ」と確信した。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
森の中で、見知らぬ外国人男性に話しかけられた。彼は大きな画用紙を持っており、画用紙には9種類の絵が描かれていた。私は、その絵のうちのひとつを選んだ。その絵は『「のどちんこ」がインコのように見える』というようなものであり、彼は口を開いて「のどちんこ」を私に見せてきた。どうやら、実際に「のどちんこ」が絵と同じようになっているかを確認してほしいようであった。私は彼の「のどちんこ」を見てみたが、とてもインコの形には見えなかった。 私が困り果てていると、彼は「それでは、これはどうでしょう」などと言いながら、黒板に何かを書こうとした。彼が黒板に書いたのは、2つの三角形が合同であることを証明する証明問題であ…
私は、「何名かの少女たちが秘密基地のようなところをダッシュする」という内容の深夜アニメを見ていた。主人公と思われる少女たちは、人間とは思えないような機敏な動きで基地から脱出しようとしていたが、ひとりの少女は途中で捕まってしまった。一方、その他の少女らは、引き続き基地からの脱出をめざしていた。 私は、そのアニメに感情移入して、少女らの脱出が成功するよう応援していた。このタイミングで、私は自分のすぐ近くにある襖が開いていて、襖の向こうで寝ている親たちにテレビの音がダダ漏れであることに気づいた。私は、親たちが深夜2時ごろにアニメを見ている私のことを心配しないだろうかと、不安に感じた。そして、あまりに…
私が自分の部屋にいたとき、教え子のNさんがやってきた。Nさんは、私の部屋の隅に置かれていたデスクトップパソコンを使おうとして、パソコンの横に置いてあった大きな本棚を軽々と動かした。なぜNさんがそんなことをしたのかというと、本棚がジャマすぎて、パソコンの前に座るスペースがなかったからである。 ちなみに、Nさんが本棚を動かしたことによって、部屋の蛍光灯のスイッチが本棚の裏に隠れてしまった。私は大きな声で「あ~! そんなんしたらダメーッ!!」と叫んだが、Nさんは私の叫びを無視して作業を始めた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: …
バスを降りようとした私は、ICカードで料金を払って下車しようとした。しかし、ICカードをカードリーダーに当てても、まったく反応しなかった。私の後ろには数名が並んでおり、彼らは私が精算にモタついているようすを迷惑そうな目で見てきた。 私がどうしたものかと困っていると、運転手が何かを言ってきた。しかし、私は運転手が何を言っているのか、聞き取ることができなかった。すぐに運転手は再び何かを言ってきたが、やはり聞き取ることができなかった。 しばらくして、ようやく私は運転手が「あなたのカード、鎖が・・・」と言っているのを聞き取ることができた。よく見てみると、バスの出口付近の壁面と私のICカードが鎖でつなが…
私は、歯医者に歯を診てもらった。診察結果が出るまで、私は診療台に座って、歯を磨きながら待っていた。しばらくして、歯医者さんが戻ってきて言った。 「右の奥のほう、気をつけてください。隙間ができるかもしれないので。」 私が「どういうことですか?」と聞くと、歯医者さんは「こういうものを入れなければいけなくなるかもしれません」と言って、自分の口の中から直径1cmほどの半透明な何かを取り出した。私は、見たこともないそのようなモノを詰めなければならなくなる可能性があると思って、少し恐ろしく感じた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: ア…
勤務校のことで、どうしても納得がいかないことがある。1か月ほど前から、私の勤務校では、以下のような取り組みを始めた。 新型コロナへの不安などが理由で登校を避けたい場合には、家でオンライン授業を受けてよい。その際の出欠の扱いは、「公欠」となる。 というわけで、授業のようすを配信するためのiPadが各教室に設置された。そして、毎日、各学年に1人~2人ほどがオンライン授業を受けている。 私が納得いかないのは、出欠の扱いのことだ。家にいる生徒が授業時間に「ログイン」しているかどうかは、教室のiPadを見ればわかる。普通に生徒がログインできていることが確認できれば何の問題もないのだが・・・ときどき、まっ…
私は、テストを受けていた際にカンニングをしたうえ、答案用紙に「ナースのコスプレでした。以上」などと書いてしまった。そのため、テスト終了後に、私は自分の無能さを恥じた。 その後、私はある教室に入っていった。教室では、多くの生徒たちが学園祭の準備をしたり、食事をしながら休憩したりしていた。そんな中、ひとりの女子生徒が私を呼ぶので、私はその生徒に近づいていった。彼女は、世界史の資料集を見ながら、来年度の授業で扱われるであろう現代史を学習していた。彼女は資料集を指さしながら、こう質問してきた。 「折衝府と総理衙門は何が違うんですか?」 私は記憶が曖昧で、自信なさげに、このように答えた。 「違ったら申し…
私は、1限から5限までずっと授業をして、疲れきっていた。しかも、まだ6限の授業もあるので、私は最後の力を振りしぼって授業に臨むことにした。 しかし、授業が始まる1分前に、私は授業で絶対に必要なプリントを印刷し忘れていたことに気づいた。困った私は、職員室の共用パソコンを使って、プリントを印刷しようと考えた。ところが、4台あった共用パソコンのところには誰もいないのに、どのパソコンでも何かしらの画面が開かれており、誰かが使っている気配であった。私は焦っていたので、4台のうちの1台を使ってプリントの印刷をさせてもらおうとした。 そのとき、S先生(20代・男性)が近くにやってきたので、私はあたふたと手を…
旅先の駅の近くに、さまざまな商品がたくさん陳列されている棚がいくつも並んでいた。その棚のところで、多くの人が賑わっていた。その棚には、カードダスや、ビックリマンシールや、「すみっコぐらし」のふりかけのパッケージなど、コレクター心をくすぐる多種多様なものが並んでいた。 私は、それらの棚を見て回りながら、レア物がないか探した。さらに、私は棚だけではなく、店員が商品を補充するために運んできた箱の中までも眺めた。気のせいか、店長が私のことを見て怪しんでいるような気がしたので、私は疑われることがないよう、静かに棚から離れた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます…
ユニットバスのトイレの周りに、くるぶしまで浸かるほど水が溜まっていた。よく確認してみると、トイレの排水溝と浴槽の排水溝に本来ついているはずの部品がなくなっていた。どうやら、それが原因で水がたまっているようである。 私は、「先日点検にきた業者が、何らかの理由で部品を外して持ち去ったのではないか」と想像した。しかし、業者がそんなことをする理由もわからず、私は混乱した。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
市バスから降りるときに、ICカードで精算しようとしたところ、ICカードがズボンのポケットに引っかかって出てこなくなった。バスには大勢の客が乗っていたため、私がカードの取り出しにモタついている間、バスからは客たちが出られず、変な空気になっているようであった。 私は、他の客に「先に降りてください」と声かけをしたうえで、ICカードを何とかポケットから取り出そうとした。必死にがんばった結果、上着のボタンの隙間からムリヤリにカードを取り出すことに成功した。さっそく精算してバスを降りようとしたところ、運転手から「混雑する傾向があります」と言われた。私は、なぜか少し恥ずかしい気持ちになった。 < 完 > ↓…
テストの解説をしようとして、教卓のところに立って話し始めた際に、口の中に違和感をおぼえた。何だろうと思って指で確認してみたところ、左上の歯茎に挟まっていた直径3cmほどの鶏肉の塊が出てきたのだとわかった。 その鶏肉は朝食で食べたものだったのだが、鶏肉の塊は次々と歯の間から出てきた。私は、頬を指で圧迫しながら、歯の間に挟まった鶏肉を取り出していった。私は淡々と鶏肉を取り出していったが、そのようすを見ていた生徒たちはドン引きであった。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
プロのバスケットボール選手と北村晴男弁護士が、バスケットボールでキャッチボールをしていた。北村先生は、「耳で聞いたことのあるドリブルの音とまったく同じリズムでボールをつくことにより、自分の技術をプロと同レベルにまで引き上げる」というワザを会得していた。そのため、北村先生の投げたボールはプロと同じくらいの凄まじい勢いであり、北村先生はプロの選手と数十mほど離れてキャッチボールができていた。 その後、北村先生は、別の芸能人と交代した。その人も、北村先生と同様の技術を会得していた。さらに、その芸能人も、別の芸能人と交代した。その人もまた、やはり同様の技術を会得していた。しかも、その人は、極端に長い距…
ある屋敷の1階に、高さが2m~3mほどあると思われる、頭蓋骨だけの巨大なドクロのバケモノが現れた。私はあまりにもおぞましい姿に恐れおののいたが、よく考えてみれば頭部しかないため、ドクロは床から微動だにできないようであった。 私は調子にのって、近くにあった腐ったリンゴを、ドクロの穴という穴へ投げ入れた。ドクロは「やめてくれ!」などと叫びながら、悲鳴をあげていた。それでも私はまったくやめようとせず、ドクロに香辛料をふりかけたり、食べられないものをドクロの穴に放り込んだりして、ムチャクチャし始めた。 いよいよドクロの中身が埋まってきたころ、ついでに飲みかけのパックの焼酎でもブチ込んでやろうかと悩みな…
外出からの帰宅中、自宅マンションから残り3分ほどのところで、私は少しウ〇コを漏らした。おそらく、ズボンの尻の部分にシミができていると思われるので、他人に後ろから見られるのは避けたかった。 このタイミングで、私は友人の姿を見かけた。以前から、私と彼はどうしても思い出したい歌があったのだが、思い出せずにいた。そこで、私は彼と情報交換しようと思って、後ろから彼に近づいて声をかけた。私と彼は、いま頭の中にある歌を歌い合い、「この歌は違う」と確認したのちに別れた。 まもなく私は自宅マンションに戻ってきたが、マンションの入口付近には絶妙なタイミングで車が停まり、その車から男女が出てきた。私は、後ろから尻を…
一軒家の1階を歩いていると、2階に続く階段のところで同僚のSさん(約50歳・女性)が困り果てていた。どうやら、Sさんの息子(小学校低学年くらい)が2階でヤンチャしていて、注意しても聞かないらしい。 よほど困ったのか、Sさんは私を見て、「(息子に)ガツーンと言ってやってもいいですよ」というように言ってきた。そのため、私は2階に上がって、Sさんの息子を大声で一喝した。すると、怒鳴られたことに対して彼は憤慨し、抵抗してきた。それに対して、私は強い口調で言い返した。その結果、彼はそのまま怒って部屋から飛び出していった。私は彼を追いかけていったうえ、「もう閉め出してやったらいいんですよ!」と言いながら彼…
夜遅い時間に学校の駐車場を歩いていると、地面から約10匹のミミズが這い出ていた。気持ち悪いと思いながらも、私はそのまま駐車場を離れた。 私は自宅マンションに戻り、1階にあるポストを開けた。ポストには紙袋が入っており、紙袋には付箋が貼ってあった。付箋には「記録を残したあなたには、あげたいと思いました」というようなことが書かれていた。その紙袋は、同僚のAさんが入れてくれた、お菓子の詰め合わせであった。 実は、私はAさんが出勤していない日に、Aさんの机上にメッセージを書いたメモを置いていた。どうやら、Aさんはその件を高く評価して、お菓子の詰め合わせをポストに入れてくれたようであった。私は、ありがたい…
数人のライバルたちと、山の頂上をめざして競走をした。途中、我々は底なし沼にさしかかった。しかし、よく見てみると、沼の横にふつうに道があり、全員その道を通って難なく突破した。 その後、ひたすらデッドヒートを繰り広げながら起床。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録
私は、教室で生徒たちに向かって「なぜアデノシンに育毛効果があるということを知ることができたのか」について語り始めた。すると、語り始めた直後に4名~5名の先生が普通に教室へ入ってきて、私が黒板に書いていた字を次々と消し始めた。 黒板の字をすべて消したあと、彼らは私のすぐ横で話し合いを始め、何かしらの次の作業に移ろうとしていた。私は、授業の妨害をされたことに腹を立てて、その先生らに詰め寄った。すると、彼らは教室を出ていこうとした。そのとき、彼らのうちの1名が、私の前を通る際にボソっと「先生、おもんないのぅ」と言ってきた。私は、少し傷ついた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用…
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