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40代膀胱がん市民ランナーのブログ https://tomoo.hateblo.jp/

公認レースでのサブ3.5達成に向けてトレーニングを本格化しようとした矢先、膀胱癌が発覚。45歳。癌と向き合いながらふたたびマラソンに挑戦できる体を取り戻していくブログです。

かいじ
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2020/09/10

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  • 術後28日目、退院9日目

    股下の傷口がまだ痛く(尿道も摘出しているため)U字型のクッションが手放せないけど、それ以外はほぼ順調に過ごしています。3週間の入院で体重が7kg減ってしまったけど退院9日目で2kg戻しました。食欲はほぼ回復。腕と足の筋肉が見事に落ちてしまったのでこれからはジョギングを再開し体力も少しずつ戻していきます。

  • 術後12日目

    膀胱全摘+尿路変更・回腸導管造設術は無事完了。最初の5日くらいはひとりでトイレにも行けず地獄の苦しみだったけど、術後の合併症もなく着実に回復中です。傷跡はまだ痛むけど内服薬だけでなんとかなるレベルで、すでに背中の痛み止めも点滴も外れています。たぶん来週半ばには退院。

  • 来週、いよいよ膀胱全摘出

    4月から始まった術前抗がん剤4クールは無事完走。約1ヶ月のインターバルを経て、いよいよ膀胱全摘出手術です。回腸導管式で行います。

  • 入院

    さて。本日から入院です。抗がん剤1クール目。会社もしばらくお休み。単身赴任は終了、東京に戻ってきています。抗がん剤を4クール回した後、膀胱全摘出です。

  • 術後2日目

    前回苦しめられた腹痛、腰痛がぜんぜんない。6人部屋の隣のベットのおじさんは看護師さんにどうでもいいお喋りばかりしている。看護師さんは大変だな。

  • 2回目TUR-BT

    9/4(月)14:40- 無事終了。1時間半くらいかかった模様。長いな…先生とは明日、お話できる予定。

  • 造影CT

    注射で身体中が熱くなるやつ。しかしさすがの大学病院。13時開始で終わったの17時過ぎ…。どれだけ待たせるのかという。 先週までの検査は異常なしとのこと。血液、尿、MRI検査。先生にTUR-btの説明を受ける。尿道のふたつは小さいし狭いから深追いはしませんよ、とのこと。取りきれなかったら放射線治療?と聞くとそれはない、選択肢はTUR-btか摘出。摘出…それは勘弁… 次は9/4手術。

  • 転院、内視鏡検査

    腫瘍らしきものはひとつでなくみっつ見たかった。膀胱にひとつ、尿道にふたつ。CT、MRIを経て、3年ぶり2回目のTUR-BT決定。9月。尿道のが取り切れるかどうか。

  • 2年ぶりの更新、つまり

    1ヶ月前の内視鏡定期検診で異常が見つかり、病理診断の結果、再発となりました。膀胱ではなく尿道。違う大学病院に紹介状を書いてもらい、あした再診断。ちくしょう。

  • 術後一年・定期検診4回目

    エコー検査。異常なしでした。 何でもない日常が続くことに感謝。 次はまた半年後。次回は内視鏡検査だな…

  • 定期検診3回目

    術後250日目、定期検診。久しぶりの内視鏡。異常なしでした。 それにしても内視鏡はツライ。痛いというよりも、なんというか…ぐいぐいと突っ込まれると、身悶えせずにいられない。おおぅ…って声を出してしまう。 次は半年後でいいって。内視鏡は辛そうだから、超音波検査にしておきましょうと。はい、そうしてください。

  • ひとりウルトラマラソン 50km

    先週末はひとりでのんびりと50km走にチャレンジした。ほんとは52kmのはずだったのにところどころでついついショートカットしてしまったし、後半10kmはほとんど歩いたけど…とりあえず過去最長距離。終了後はビールをぐびぐび飲んで、温泉宿でくつろぎました。ひとりGoToトラベル&イート。 来シーズンこそはマラソン大会のある日常が戻ってきてほしいけど、それぞれの自治体もスポンサーも大変だろうし、緊急事態宣言は延長とか言ってるし、見通しは甘くなさそう。まったく、ロクでもない世の中だ。

  • 1/30 荒川河川敷堀切橋マラソン

    今シーズン初フル。3:54'01"でサブ4にまとめることができた。満足。 すさまじく単調な河川敷周回コース 2.5kmごとの強烈な向かい風 最低限のエイド(バナナ&チョコ。持つ論ありがたい) ペースメーカー不在 周回ゆえいつでもリタイアできる誘惑 出場者は強者揃いのため僕レベルのペースでは終始単独走 …というこれまで経験したことのない過酷な状況下。走り出して早々にいつ止めるかを考え始めてたけど、すれ違うランナーになんと学生時代のサークル仲間を発見。10km地点くらいで、2kmくらい先を行っている友人に気が付いて声をかけて、せめて友人が止めるまでは僕も止められんと気合が入った。そして40km地点…

  • 術後138日・検診2回目

    2回目の検診は、尿検査。問題なし。細胞検査は時間かかるけど、まあ大丈夫でしょう。なんかあったら連絡します、と言われ検診終了。次回は5月末、今度は内視鏡。 一番最初に尿検査をしてもらった泌尿器科で「よくここまでほっておいたね〜!ウミだらけだよ!」と言われたことが懐かしい。

  • あけましておめでとうございます

    …って、2週間経過していますが。今年は新年っぽさがなかったからな。こんな世の中、さっさと終息してほしい。 身体はまったく問題なくて、自分が一時期でも癌ってものに悩まされていたことが信じられないくらい。今にして思えば僕の膀胱癌なんてその程度だったんだ。たいしたことのない膀胱癌の再発よりも、他の癌が新たに発症することの方がよっぽど怖い。怖いっていってもそのときはそのときで受け入れて治療するしかない。大事なのはいかに早く発見するかってことだと思うけど、思うようにそうはいかないってこともいろいろな人の闘病記を読んで知った。 なんてことをしょっちゅう考えてるわけではないけど、とにかく今は元気なので、相も…

  • 閾値走5km(4’30”)+前後ジョグ

    4'30"/km、キツい。。。もっとスピード練習しないとなあ。いちばん効果があるのはハーフのレースなんだけど。 たまにブログ村からのリンクが切れてしまうのは何故なんだろう?なんにもいじってないのに。

  • EとMの間ペース30km走(5’21”)

    今月2回目の30km走。1回目よりキロ20秒くらい早いペースで。残り5kmがキツく、おやつ補給も2回したけど走り切れました。 感覚として、今の段階でフルは4時間で走れると思う。もうちょっと追い込んで、年明けの大会で3時間40分台を目指したい。1/9、多摩川河川敷。未舗装周回の修行のようなコースだけど、強者揃いのレースなのでうまく引っ張ってもらえれば。 病気のことは、体調的にも意識的にもすっかり何でもなくなっています。

  • Mペースひとりハーフ(4’58”)

    5'10"-5'20"/kmくらいのペースで行くつもりが、思いのほか体が軽く、10km以降は4'50"くらいで行けた。 とは言っても心拍はいっぱいいっぱい。週に一度のスピード練習でゼーハーしていこう。

  • Eペース30km走(5'46")

    5月のGW以来、7か月ぶりの30km走を敢行。おやつ休憩含みですが、予定以上のペースで走れた。20km手前までは5'50"-6'00"、その後は5'40"前後。うむ。けっこう走れるもんだな。 ラン後、3か月ぶりにビールを解禁。うまい…。まあ今後もアルコールはほどほどに。今年は忘年会も無いしね。

  • 経過観察1回目(膀胱鏡)

    1st TUR-BTから78日、いよいよ1回目の経過観察。単身赴任先の某県から東京に戻って、膀胱鏡。ちょいちょいと痛み止めを塗るや否や躊躇なく、ぶすっと。ぐおっ。痛い、いや痛くない。ぐりぐりと捻じり込まれて身悶えしながら台座に座った姿勢で先生と一緒にモニターを見る。1st TUR-BTで広範囲にわたって焼け野原にした膀胱内の粘膜はすっかり再生している。尿管口が塞がるぐらい削ったけど(!?)ちゃんともとに戻っているね~と先生。傷跡らしきものも見えるけど再発した腫瘍ではないから問題ないね、ということで何事もなく終了。最初の経過観察を無事クリアしました。 このまま経過観察、次は2か月後に尿検査をしま…

  • ひとり三連休中

    昨日は800m×8本のインターバルで計12km、今日は2時間ジョグで20km。これで今月の走行距離は今日までで130km。仕事がいろいろアレで平日に走れていないのでいまいち伸びてないが、まあ月末までに最低の150kmはクリアできそうなので、よしとするか。 来週の月曜日に術後初めての健診。とにかく今はコロナに巻き込まれないことだな…。この3連休も帰省せず、単身赴任先でひとり大人しくしています。 ひとりでいつもの定食屋に夕飯を食べに行ったらガラガラだった。飲食業の皆さんも本当に大変だ。僕のGoTo食事券はひたすら馴染みの店で使っています。

  • ひとりハーフBU走(5’50”-5”30”-5’00”)

    秋晴れの良い天気。東京自宅近くの河川敷で気持ちよく走れました。良い感じだ。 2月末の湘南国際マラソンは距離変更で25kmになってしまった。というかこの調子じゃ開催も危ういだろう。あらかじめその可能性はきちんと通知されてたとはいえ、やっぱり寂しい。目標が失われてしまい、ちょっとしたモチベーション迷子です、まあ何かしらフルの大会はどこかであるから、今からでもエントリーしようかな。

  • BU走14km

    普通に走っている。心拍はまだキツイし、足も弱い。LSDで3時間走やりたい。そして今月は150km以上、できれば200km走りたい。 もちろん時折、不安にもなる。膀胱の中を焼き野原にしてもらったが、ちょっとは残っているような気もしている。あくまでなんとなくで、根拠はない。抗がん剤注入もBCG治療もしてない。初発だし、再発したら考えればいいだろと僕は考えてたから医師と相談もしてない。というか医師から話すらなかった。ちょっとは話あってもいいんじゃないか。いや自分から聞かなきゃダメだろ、と今さら思ったりもする。悶々とする。初めての検診は今月末。

  • 閾値走5km(5’00”-4’40”)

    スピード練習解禁。ジョグ5km+閾値走5km。無理せず設定5'00"で行くつもりが、最後は4'40"まで上げた。ペースを上げ下げしたら閾値走じゃないけど、まあいいだろう。気持ちよく走るのがいちばんです。 VO2Maxも上がってきた。無理せず、徐々に、一歩ずつ。

  • 20km走(5’38”/km)

    久しぶりに20km走。後半キツかったけど、それなりのペースで走れた。去年だったら9月初頭の状態だな。1ヶ月のブランクによる、2ヶ月の調整遅れ。11月は週一で20km走をやって、12月にサブ4ペースの30kmができれば。 ランニングの後はラーメン+ライスを食べてもよい自分ルール。ごちそうさまでした。

  • 保険の話

    民間保険の新疾病特約の給付金が振り込まれた。入院給付が7,000円/日×7日=49,000円、手術給付金が7,000円の10倍換算で70,000円、合計119,000円。ちょうど半年前に癌ではない別の事情で手術入院した嫁のケースでは手術給付金は20倍換算だったから、僕の表在性膀胱癌はそのくらいのもんだったということだ。いわゆる癌保険はちょうど半年前に検討していたんだけどコロナの騒ぎで忙しくなって先延ばししていたので「癌だから」という保障は何もなし。保険屋の言うとおりの提案で加入してたら診断給付金で1回50万円、しかも一年以上経過していたら再発ごとに貰えるタイプだったから、僕の膀胱癌にはうってつ…

  • ヤクルト400

    こんな感じで週1回、玄関前に置かれた配達BOXに届けてくれます。表在性膀胱がんの再発抑制効果、あるいは再発した際の悪性度の進展抑制効果があるとされていて、まあ真意はわからねど、毎日1本摂取を習慣にしてます。少なくとも害はない。

  • 何事もなかったかのような日常

    術後40日が経過し、血尿もなく、排尿痛もなく、何事もなかったような日常に戻った。ランニングにもだんだん身体が慣れてきた。今日は11km。ラストはフルマラソンのペースまで上げて快適に走れた。 とは言っても、漠然とした不安は残る。僕の腫瘍はすべて除去できているのか。手術の日程を焦るあまり、病院を安易に決めてしまったんじゃないか。そしてこのまま単身赴任生活を続けるのか、それとも本社帰任を積極的に訴えるべきなのか、等。 いずれにせよ、自分の人生は自分で切り開いていかないとな。

  • 術後一か月経過

    今日でちょうど一か月。血尿はこの1週間ほど落ち着いていて、目視では確認できていない。まあ膀胱の中で一生懸命にかさぶたをつくっているんだろう。そのうちかさぶたが剥がれたらまたぶわっと出るさ、くらいの気持ちでいる。 www.yakult.co.jp 「ヤクルト」が表在性膀胱がんの再発抑制に効果があるという報告がヤクルトのHPで公開されていて、膀胱がん患者には有名な話らしい。さっそくスーパーやコンビニで買おうとしたけどどうやら「ヤクルトレディ」による配達販売が主だそうだ。1週間分7本を週1回配達、配達料込で600円。気休めでもいいから、頼んでみようかな。 そして少しずづランニングも再開しています。ス…

  • 小木博明さんのこと

    きのうの貴ちゃんねるず。腎細胞がんから復帰した「おぎやはぎ」小木博明さんのがんに関するコメントに共感した。9:00頃。 小木退院おめでとう!突然快気祝いのジェットコースター(in 浅草花やしき・前編) 月曜から出勤しているが、重病人扱いされていて今月いっぱいは外出禁止。電話やメール等のやりとりすらなし。心配してくれるのはありがたいけど…まあ、まわりの人に迷惑をかけるのは本望じゃないので言う通りにする。小木さんじゃないけど、いろいろ考え方が変わってしまった。仕事に対するモチベーションも。

  • 血尿が続く

    もうすぐ手術から3週間。TUR-BTの手術痕が原因というのはわかってんだけど…ちょろちょろとかさぶたも一緒に出てるし…落ち着かない。走るのもしばらくやめておくか。 健康で文化的な最低限度の生活(9) (ビッグコミックス) 作者:柏木ハルコ 発売日: 2020/06/30 メディア: Kindle版 貧困ビジネス編。うすうす感づいてはいたけど、この巻ではっきりした。この作品は「闇金ウシジマくん」に匹敵する、現代社会と現代人の心の暗部、そしてそれでも信じざるを得ない希望の在処を切実に描いた傑作。だいたい作者は前8巻の刊行後、どうしても描き加えたい…!と17ページにも及ぶ加筆修正をwebで公開したよ…

  • 産業医との面談

    東京本社に行って、医務室のAさんと産業医の先生との面談。おふたりとも膀胱癌のことをよくご存じで、安心してお話できた。特にAさんは全社員の健康状態はもちろん家族構成やら何やらもすべて頭に入れているようで、これまで僕も年1回の健康診断ですこし気になる判定が出たらすぐに電話やメールで早く再検査を受けなさい!と急かしてくれていた人。だから今年はじめてD判定が出たとき、すぐにAさんの顔が思い浮かんだものだ。こりゃAさんに厳しく指摘されちゃうな~言われるまえにさっさと再検査受けとくか~→これで腫瘍を発見できたんだから、本当に感謝している。業績は厳しいけど、社員の面倒見のよい、ありがたい会社だ。会社の中に膀…

  • 医療コスト

    いったん総括してみました。僕は会社員なので3割負担での実質金額。すべて2020年9月中の支払いです。 健康保険での高額医療費支給制度があるけれど、僕の標準報酬月額での限度額上限にはかろうじて届きませんでした(単身赴任の別居手当が発生している為…)。が、1ヵ月あたり1医療機関での実質自己負担を3万円にしてくれる独自?の医療付加給付制度があって、9月末の給料と一緒に14万円弱振り込まれたので、ここまでの総コストは差引で5万円弱となりました。これに加えて民間の保険会社での入院特約(入院日数給付+手術給付金)を請求して、ひとまず完了です。再発したらまた同じ収支になるのかな?健康保険の制度はひと月単位で…

  • 病理診断検査の結果

    High grade G2 depth : uncertain 悪性度は低くもなく高くもなく。深達度は明らかな間質への浸潤は認められないものの間質量が少ないため深達度の判定は控えるとの判定。尿道から採取した腫れの検査も膀胱から採取したものの微小片との判定で、えーという感じ。ただ先生曰く、粘膜の相当深いとこまで切除して残ってないはずだからT1ではなくTaと言っていいだろう、T1→2nd TUR-BTとしても定期検診で異常が見つかってからで十分とのことで、以後経過観察となりました。 若干むにゃむにゃした感じが残るが、11月末で予約した次の検診で再び膀胱鏡検査。まあどうせ一生付き合っていく病なので、…

  • 術後2週間経過で血尿

    今日で2週間。しかし一昨日くらいから再び血尿が続き、今日はかなり鮮やかな赤色でぶわっと出て怖くなる。いろいろ検索すると、術後数日から数週間が経過したタイミングで、切除部分のカサブタが剥がれることで出血が起こることがあるとの表記を見つける。たしかにカサブタっぽい塊も出た気がする。これか。 https://chukyo.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2015/03/tur-bt.pdf あわせて必ずといっていいほど炎症も起こすとも。頻尿気味なのもこのせいか。原因がわかれば一安心だけど、憶測の域を出ないので不安は残る。いずれにせよ明日は病理診断の結果を聞きにいく。 暗殺…

  • 職場復帰に向けて

    手術から11日、退院から5日経過。会社にはまだ休みをもらっていて、都内の自宅にいる。「休みをもらって」というより、まあ、休まされている。来週の病理診断、その翌日に会社の医務室との面談を経て、復帰予定。会社は復帰後しばらくは時短勤務とかも想定しているけど、別に投薬治療をしたわけでないし、生々しい手術痕が残っているわけではないし…。会社には本当に感謝しているけど、ちょっと過剰過ぎて困惑気味。まあ社員に「癌」と言われたら、そんな反応になってしまうのかな。 病理診断の結果、もう治療終了となったとしてもその後は定期健診が必要だし、まして再発率は極めて高いわけだし、もうこいつは単身赴任はさせてられないとい…

  • 湘南国際マラソンにエントリー

    見送るつもりだったけど、エントリー開始の翌朝になんとなくアクセスしたらまだ埋まっていなかったのでエントリーしてしまった(できてしまった)。来年2/28。目標ができた。病理診断の結果次第ではDNSだけど、まあ大丈夫だろうと楽観的に考えてます。初のマイボトル持参レース。やるぞ。目標は3時間45分! 今日で手術から一週間。排尿は良好。先っぽにチクチクとした痛みを感じるけどこれはカテーテルを指してた影響だと思う。膀胱の中で排尿を邪魔していたおっきな腫瘍が取れたんだなというのが実感できる。 息子と散歩。羽田イノベーションシティへ。何もなかったエリアに突如現れた異空間という感じ。しかしかなり見切り発車気味…

  • 6泊7日の入院を経て、退院

    土曜朝のがらんとした病院。朝飯食って、会計渡されて、じゃあ退院。昨晩も急に激しい腰痛に見舞われたが30分くらい我慢したら収まった。尿の出は快調。痛みはあるけど、驚くほど残尿感がない(笑)。 午前9時。嫁と約束した時間より1時間早かったので、独りでそそくさとひとり病院を後にする。まあ歩いて10分だから。看護師さん、ありがとうございました。同じフロアの入院患者は僕以外ほとんどご老人。日中のナースステーションは社交場と化しているし、夜中はいろいろなところから呻き声が聞こえるし。看護師さんは本当に大変だと思った。 入院中とにかく暇な時に接したことのメモ。 news.yahoo.co.jp 大きな反響を…

  • 術後4日目・カテーテル抜ける

    朝7時過ぎ、じゃあ抜きますね〜なんて軽いノリで、にょりっと。意外とすんなりと抜けてホッとする。腹痛腰痛も、だいぶ治った。 午後、先生から手術の説明。腫瘍は左側の尿管口にあったこと。大きかったが、茎の部分は細かったこと。がりっと削り取ったうえ、付近を焼き払ったこと。膀胱とは別に、尿道に腫れ?があったので一緒に切ったこと。いずれも検査に回して、9/28、病理検査結果を聞きに再訪することに。 先生は「まあ癌じゃないと思いますけどね」と言ってたけど、尿道の件が気になる。 いろいろ辛そうだった隣のベッドの人は今日退院して、4人部屋にひとりきりに。そんな私も明日退院。

  • 術後3日目・激しい腹痛…

    昨晩も激しい腹痛に見舞われる。飲み薬は効き目なく、座薬投入。昼過ぎにもう一回、ようやく落ち着いてきた。はー。 いわゆる"術後痛"のよう。手術で切除した部分が炎症起こしたり、カテーテルの影響だったりとのことで、看護師さんも先生もそんなに深刻に捉えない。まあそんなもんかと納得することにする。

  • 術後2日目

    夜、抗生剤の点滴が外れた。明日から飲み薬。これだけでも気が少し楽になる。 先生に聞かなきゃいけないことをまとめる。 ・僕の腫瘍は表皮性だったのか ・粘膜にとどまっていたのか ・切除できたのか ・複数なかったのか ・上皮内がんがある可能性は ・2nd TUR-BTの必要性は ・抗がん剤投入の必要性は ・BCG治療の必要性は 1〜2年以内に60〜70%が再発するという表皮性膀胱癌。また再発を繰り返すうちに浸潤性に進展することもあるという。僕はこの癌と一生付き合っていかなきゃならない。あと15年は現役で働きたい。もちろん走りながら。 なんてことを考えることで、この尿道に突き刺さっているカテーテルをい…

  • 術後1日目

    やっぱり腰がめちゃくちゃ痛いわ吐き気はするわで散々な1日。腰痛は座薬を投入してなんとか収まった。点滴もカテーテルもさっさも外してほしいが…明後日の予定とな。トホホ。 入院中の楽しみ。ドラマ「のだめカンタービレ」の再放送。原作の良さを完璧に再現しつつも最終話は最高のカタルシスに到達した傑作ドラマ。今日はなかでも名場面のひとつ、マングースのだめが千秋のピアノ演奏に衝撃を受けるところ。上野樹里も玉木宏も最高だな。

  • 手術

    とりあえず無事に終わった。全身麻酔は2度目なので、目が覚めたらすべて終わってる感覚は経験済み。 先生いわく、腫瘍はがっつり除去できたみたい。事前のMRIで壁外への浸潤も認められず、まずはほっと一息。 尿道のカテーテルがとれるのは3日後くらいとのこと。これがなかなか辛いなあ。痛み止めをいれてくれたみたいだけどヒリヒリする。ずっと寝ているだけの姿勢は腰にもくるし、今晩はちょっと辛そう。

  • 入院

    14時、嫁と一緒に病院へ。明日の手術に備えて今日から入院。看護師さんにいろいろ説明を受ける。明日の手術は13時30分から、朝6時以降は食事はもちろん水分摂取もNGとのこと。先生とは午前中にお話ができるようだ。CT、MRIの結果が気になる。一度のTUR-BTで終わるのか、はたまた二度目が必要そうなのか。その後の治療方針がどうなりそうなのか。職場復帰は、ランニングの再開は、などなど。 病室は4人部屋。窓際で快適。しかしいきなりやることがない。本を数冊持ってきたが読む気もしない。病気のことをいろいろ検索し出すとキリがないが、SNSの闘病記で読んでしまう。とても励みになる。

  • マラソンのこと

    膀胱癌を告げられた時、まず家族のことを考え、その0.5秒後くらいには「走れなくなるのか?」という思いが頭の中を過った。僕はすでに走ることが生きることの一部になっているし、マラソンのない生活なんて考えられない。 今日でもう10日以上走ってない。体調的には走れるけど、ラン後にほぼ間違いなく血尿が出るからさすがに怖くて走れない。ランニングを始めて5年、風邪ひとつ引くことなく日々過ごしてきたのでこんなにノーランが続くのは初めてだ。 去年は9月からシーズンに向けてトレーニングを本格化し、だいたい週4回、距離にして月間200kmから230kmくらいを走った。ネットの記事やランニング系youtuberの動画…

  • 職場のこと

    僕は2年前から某県に単身赴任で転勤しているんだけど最近になって現地にあった営業オフィスをクローズ、しかしそのまま単身赴任先でテレワーク営業をしているという若干捻じれた生活をしている。そんなこともあって会社は家族のいる東京での手術、入院を最優先で進めてくれた。いま一緒に仕事をしている人たちは10年も20年も前からいろんな職場で接している気心の知れた人ばかりで頼もしい。 手術前の検査を一通り済ませた今日、明日も休暇をもらった。来週月曜の手術、その後の退院後も、病理検査の結果が出るまではこのまま東京の自宅で過ごすことになるだろう。社内外から毎日山のように送られて来ていたメールはぴたりと止んだ。僕の知…

  • 手術前の麻酔科健診→MRI検査

    11時から麻酔科。女医さんに説明を聞く。麻酔原因の死亡は100万例中7例程度、ずっと管を加えてるので何かの拍子で歯が欠けるかも、等。手術当日は全身麻酔。入院までの食事制限は特になし。「麻酔承諾書」を記入する。 あわせて歯科検診。しばらく歯医者に行ってないもんで汚くてすいません。歯茎が腫れてますが手術にあたっては問題ないですよ~と優しく諭される。 12時過ぎからMRI検査。ちゃんとの尿を我慢しているか(膀胱を膨らませるか)を聞かれる。右腕の静脈に造影剤を注射。画像診断結果をよりわかりやすくするためだそう。約30分、台のうえに寝かされてじーっとしてひたすら撮影(をしていたみたい)。何の音だかわから…

  • 手術日程が決まる

    きのう紹介状を書いてもらった、自宅から歩いて10分程度の病院に朝8時30分アポなし突撃。こんな近所にこんなデカイ病院があったのかと驚きつつも、受付に「泌尿器科〇〇先生宛なんですけど」と紹介状をお渡しするとスムーズに応対してくれる。泌尿器科前に居並ぶたくさんのご老人を差し置いて、すぐに診断室に呼ばれる。おそらく優先してくれたんだ。恐縮です。 てきぱきした男性医師が超音波検査の写真を見ながら、早く手術したいんですよね?じゃあさっさと決めましょう、次の日曜でいい?と一気にまくし立てられる。とりあえずいま膀胱鏡検査しましょうか、あ、もう一度したんでしたっけ?じゃあいいか。膀胱腫瘍はとにかく手術して腫瘍…

  • 大学病院へ

    月曜朝。自宅の最寄りの駅から二駅先の大学病院へ。ふたたび超音波検査で腫瘍を確認。静岡の泌尿器科で言われたことを関西弁の感じのよい先生に伝える。うん、まあ手術だねと。じゃあ別のところで日程を打ち合わせてと案内された先生に、「11月初旬ですね」と告げられる。え?そんなに先?それまで何もせず過ごすの?そうですね、大学病院のスケジュールはそういうもんですよ、患者さんがイメージするのとはまあ違いますよね~MRI検査はその一か月前の10月〇日でいかがでしょうか、等。いやいやいや…いくらなんでも2か月もほっておくのは精神衛生上よろしくないんで、もうちょっと早くできないもんですかねと涙ながらに訴えると、近隣の…

  • 帰京。家族との対話

    しばらく出社できないかもしれない状況を想定し、近々の引き継ぎ資料を急いで作成した後、土曜の夜に新幹線で帰京。子供たち(姉弟)には妻から心配させない程度にすでに伝えてある。初診から2,3日は相当動揺したが、いまは僕も妻も落ち着いている。とにかく手術してみなければわからないのが膀胱腫瘍。結果が出るまではジタバタしてもしょうがない。とはいうものの最悪の事態を想定して、いろいろと情報の収集は続ける。なんたって決して「早期発見」ではないのだから。 兄と姉に電話。兄とはたまに話すが、姉に電話するのなんて何年ぶりかわからない。20年ぶり?いやもしかして初めて?姉も何事かとびっくりしたことだろう。ふたりとも「…

  • 泌尿器科で内視鏡検査・膀胱腫瘍確定

    16時。同じ泌尿器科を再訪。単身赴任で独り身の僕を案じて、会社の先輩が付き添いで来てくれる。むかしからよく知っている気の置けない先輩で心強いけど、きっと今日は癌を告知されるんですけど、いいの? お産のような台に乗って足を広げて検査。ゼリー状の麻酔を塗って(カーテン越しで見えないけど)待つこと15分。先生が尿道に内視鏡をぶっこむ。思ったほどの痛みはないけど、なんともいえぬ感触に身悶えする。そのまま顔の横に設置されたモニターを見せられる。イソギンチャクのようなものが膀胱内で蠢いている様子。わかりましたわかりました、もう十分わかったから早くそのヘンな棒みたいなものを抜いて… 内視鏡検査の結果、やっぱ…

  • 泌尿器科での初診・膀胱に腫瘍の疑い

    7月末に受けた健康診断の結果が届き、尿検査で初めての「D=要検査」判定。一年ほど前から続く排尿時の痛み。夏場からランニング後の血尿率が高く、しかも鮮明な赤。心当たりはあった。仕事と仕事の隙間時間で、現在単身赴任で暮らしている某県内の近所の泌尿器科へ。尿検査と超音波検査。先生から「自覚症状あったでしょ?どうしてほっておいたの~。99%腫瘍だね。5cmもある。すぐに内視鏡で確かめよう。今度いつ来られる?」と告げられる。腫瘍?腫瘍ってつまり癌?え、おれが?とあっけにとられる。 病院を後にし、先生から言われたことと、ネットの情報を整理する。膀胱の腫瘍は、ほぼ間違いなく悪性。つまり癌であること。男性に多…

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