親兄弟をみると、悲しいかな―― その嫌いなところが自分の嫌いなところと似ている。 ということは、私も治らないんだなと。 ボコさんは「そのままのゆきさんでいいんだよ」という。 嬉しい。でも、いつまでそう思ってくれるのか不安になる時もある。 歳を重ねるほど、自分の嫌いな部分がどんどん増幅している気がする。 ゲイの親友(漫画の中の友人とは別)がいつか言ってた。 「なぜ自分を好きか自信がない、なんて、相手に失礼だよ」って。 哲学のような、真理のような―― 好きな言葉だが、未だにどういう意味で言ってくれたのか分からない。 (その親友とは、もう喧嘩別れしてしまった) 80歳か、90歳