ある日、克哉から久しぶりにラインにメッセージが入った。吉岡慎也が結婚式のお礼に新居に招待したいから、優と美希を誘って是非来て欲しいというものだった。慎也の新居は都心にあるマンションらしかった。三人は、お礼というよりは新居を自慢したいだけだと思ったが、断る
優はある程度どんな職場でも、行き詰まることなくやっていける自信がついた。しかし、今後のことについては悩んでいた。無難に今までと同じ職種でいくか、違うことにトライするかだ。今までと同じサーバエンジニアは、優にとってはいわゆる“生活のためだけの仕事”のように
結婚式から1週間ほどが経ったある日、優は相変わらず人間関係に窮屈さを感じながら、いつものように黙々と仕事をこなしていた。すると。突然内線がなり、出てみると部長から役員室に来いとのことだった。役員室に行ってみると、部長と常務が座って待っていた。優が席に着く
さて、物語で美希が言ったように、エニアグラムとは、ギリシャ語で9つの点を持つ図という意味です。性格分類としてのエニアグラムはここ数十年で発展しましたが、エニアグラムという図形自体は2500年以上も前の古代から伝わると言われています。そしてこの図形の正確な起源に
奥山優は、今朝も不満な気持ちを抱えながら会社に行った。職場は風通しが悪く、いい加減な人間ばかりが集まっているように感じた。今は、契約社員として働いており、いずれ正社員になる予定だ。しかし、こんな会社で本当にいいのかという気持ちがあり、あまり前向きにはなれ
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