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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 2023年総まとめ&美味しかった日本酒BEST10

    今年もあと数時間。2023年もいろいろありました。その総まとめをしたいと思います。 今年は、ベスト写真とベスト記事は既に出しました。よろしければそちらもご覧ください。大晦日の今日は、2023年の総まとめと、美味しかった日本酒BEST10をお送りします。 今年飲んだ日本酒は、全部で372杯。去年は422杯だから、だいぶ少なくなったような気がしますね。でも今年は店飲みの比率が減って、買って家で飲むお酒が増えたから、飲んでる量自体はじつはそんなに変わらないんじゃないかと思います。 飲んだ回数が多かった銘柄TOP10から。なお、単位は杯としていますが、四合瓶を買ったものも1杯とカウントしています。 順…

  • 信濃錦 > 久子さん(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【信濃錦しなのにしき) 和三本わさんぼん)】 旨ほわん おだやかきれいな 熟成酒 はじめましてのお酒、長野県伊那市・宮島酒店さんの信濃錦です。 あ、これよく見たら高級砂糖の和三盆じゃなくて和三本なんですね。公式サイトを見たら、詳しい説明が載ってました。 『宇宙に漂うガスや鉱物が集まって太陽や月や地球が生まれました。』 そこから!? 『(中略)和三本のラベルにある三つの輪(和)は、宇宙の混沌の中から生まれた太陽と地球と月であり、あるいは天と地と人であり、米と水と技といった「三つの事象の調和」をイメージしています。』 はあ、なるほど。 『(中略)互いに重ならない大きさの異なる三つの円に外側から接す…

  • 12月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。ついに年末! 昨日・一昨日と年間ベスト写真・ベスト記事をまとめました。年間でいちばん美味しかったお酒は明日投稿する予定ですが、今日はいつもの月間振り返りです。 今回も、記事の内容部門3本と、美味しかった部門3本、そしてベストサムネを3枚お送りします。12月は美味しい新酒がいっぱい出てきて渋滞してます。選ぶのほんと大変でした。それでは内容部門からいきいましょう。 まずは、播州一献さん。こちらは、右下に書いてある「感謝」の文字の理由がとても良かったんです。めっちゃ応援したくなりました。そしてお酒もめっちゃ美味しかった! ふたつめは、紫宙さん。こちら、酒蔵再建の専門企業…

  • 茜さす > 夕子(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【茜さすあかねさす) ヌヴォー 純米吟醸 無濾過生】 桃ライチ 豊かな甘味と ミネラル感 はじめましてのお酒、長野県佐久市・土屋酒造店さんの茜さすです。 佐久エリアは酒処で、14のお蔵さんが集まる地域。僕が飲んだことがある中では、佐久乃花・澤の花/ボーミッシェル・御園竹・井筒長・寒竹が佐久のお酒。昔は年に数回は佐久に出張に行ってたんですが、最近はそれもなくなっちゃって寂しいです。 土屋酒造店さんは、他に「亀の海」という銘柄もあって、こちらは伝統的な造りのclassicと新しい技術にチャレンジしたlimitedがあるようです。一方今回の「茜さす」はその土地にこだわったテロワールのシリーズ。佐久市…

  • 2023年ベスト記事10選

    さて今年のまとめ企画第2弾。ベスト写真10選に続いては、ベスト記事10選です。自分で言うのもなんですが、今年書いた記事の中で特に面白かったものを集めました。めっちゃ苦労して書いたものもあれば、意外にさらっと書いたものもあります。でもここに挙げた10の記事は、どれも自信作。未読のものがあれば、ぜひお読みいただければ幸いです。 まずは第10位。今年いちばんたくさんの方に読んでいただいた記事がこちらです。吉川醸造さんの日本酒銘柄「雨降(あふり)」とラーメン店「AFURI」の商標問題について、仕事で多少なりとも商標を扱ったことのある立場から解説しました。この問題については、誤解されている方がかなり多い…

  • 天美 > 菜穂子ちゃん13歳(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【天美てんび) 純米吟醸】 上品な 爽やかすっきり 至福酒 こないだ2年熟成を飲んだばかりの白天さん。藤岡杜氏の退職が発表されたため、藤岡さんの白天を飲めるのはこれが最後になるかもしれません。黒天はいつものお店に1本確保してあるんですけどね。数えてみたら、白天を飲むのはこれで6杯目。最初に飲んだのが2021年だから、1年に2杯のペースで飲んでいます。でも実は、火当ての白天ははじめて。これまではずっと生でした。 そして、今回の天美さん、キャップに天美ロゴが入っています。これだけでちょっとうるっときます。このロゴキャップ、藤岡さんが楽しみにしてたんですよね。 それでは、ひと口ひと口を大切に飲んでい…

  • 2023年ベスト写真10選

    もう今年もあと4日。そろそろ今年のまとめにかかります。今年は、写真・年間おすすめ記事・12月の自選記事・年間ベストに分けてまとめていきます。 まずは、今年撮ったお酒の写真から、お気に入りの10枚を選びました。まあ自己満足な企画ですが、よかったらご覧ください。 まずは第10位。大嶺さんの夏のおとずれです。写真というより、このイラストが良いですよね。今回の10枚の中で、お店で飲んだお酒の写真はこれ1枚だけなんです。お店でも良い写真を撮れるようになりたいですね。 次いで第9位、今度は同じく大嶺さんの冬のおとずれです。カスミソウを雪に見立ててみました。サンタさんとゆきおんなさんの関係性が微妙で、いちば…

  • 孝の司 > シータ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【孝の司こうのつかさ) 純米吟醸 銀世界 にごり生原酒】 おだやかで 超やわらかな とろにごり しばらくぶりの孝の司さん。愛知県岡崎市・柴田酒造場さんのお酒です。 このラベルのデザインは、「孝の司」の由来となる、父親と孝行息子が酒を酌み交わす姿なんだそうです。そして、お酒を通じて人と人の繋がりを大切にしたいという想いから、一筆書きのデザインとなってるんだとか。なるほど、それを聞くと、このデザインがより好きになりますね。 前回飲んだのは超辛口の純米酒。超辛口と言っても、酸がきれいですっきりしたお酒でした。今回は、この時期らしいにごり生原酒です。超辛口とはだいぶ違いそうですが、どんなお酒なんでしょ…

  • 蓬莱 > 次元(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【蓬莱ほうらい) 幻とは手に入らぬこと】 濃厚な 甘苦アルが どどどどど しばらくぶりのお酒、岐阜県飛騨市古川町・渡辺酒造店さんの蓬莱です。わかる人が見れば、このお酒を知らなくても、この煽りたっぷりの商品名を見ただけで蓬莱さんだってわかっちゃいますね。蓬莱さん、「蔵元の隠し酒」とか「家宝伝承酒」とか「最高級極秘酒」とか「裏事情」とか「家伝手造り」とか「出品酒 ノーラベル」とか「非売品の酒」とかそんな商品名のお酒が多いんです。普通のお蔵さんがそんな名前つけたらちょっと引いちゃいますが、渡辺酒造店さんならもう仕方ない。しかも、名前に恥じず美味しいですしね。 今回の「幻とは~」は、今年1月にも飲んで…

  • 田酒 > チャゲさん(OnYourMark)[ジブリ酒]

    【田酒でんしゅ) 特別純米酒】 リンゴ感と 旨苦しっかり 玄米感 お久しぶりの田酒さん。ちょうど2年ぶりで、前回も同じ特別純米でした。 田酒さん、うちのブログの検索窓と相性悪いんですよね。「田酒」と入れて検索すると、秋田酒こまちとか廣田酒造店とか吉田酒造とか吉田酒造店とか柴田酒造場とか梅田酒造場とか桝田酒造店とか奥田酒造店とか大田酒造とか太田酒造とか町田酒造とか五町田酒造とか上田酒造とか塩田酒造とか千田酒造とか和田酒造とか戸田酒造とか秋田酒造とか土田酒造とか武田酒造とか櫻田酒造とかが引っ掛かります。ああ、2年前よりもさらに増えてる。もう、リンクを貼る気にもなりません。 まあ、実は裏道もあります…

  • 陣屋 > キキ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【陣屋じんや) 特別純米 初しぼり本生】 ピリシュワで 爽やかやわらか 甘ぽわん はじめましてのお酒、福島県白河市・有賀醸造さんの陣屋です。飲んだことなくて、どんなお酒かも全く知りません。でも、福島のお酒だからたぶん美味しいでしょう。そんな信頼感が福島にはあります。その信頼が当たってるのか? さっそく飲んでいきましょう。 色は透明感のあるにごり白。香りは、爽やか米甘グレープフルーツ。モダンフルーティーで美味しそう。 口に含むと、わずかにピリッと微炭酸。瓶に大きく開栓注意と書いてることを考えたら、だいぶガスは抜けてるっぽいですね。甘味はぽわんと米シロップ。そして乳酸酸味も爽やかほわん。後半は苦渋…

  • 香住鶴 > 翼の生えた少女(On Your Mark)[ジブリ酒]

    【香住鶴かすみつる) 山廃 純米 にごり酒】 真っ白な やさしい甘酸 にごり酒 お久しぶりの香住鶴さん。兵庫県美方郡香美町香住区・香住鶴株式会社さんのお酒です。香美町は、兵庫県の北の端っこ。2005年にできた地域自治区という制度によって、人口2万弱なのに区があるという珍しい町です。 香住鶴さん、前にお店で飲んだときも、スーパーで買ったカップ酒も、クラシックで良いお酒だったんですよね。そんなお酒の真っ白にごりなんて見つけちゃったらそりゃ飲みたい。さっそくいただきます。 色はとろとろ真っ白で、香りは甘酒米麹。ああ、良いですねえ。やさしい甘さが気持ち良いです。 口当たり、とろっとやさしく甘酸味。お米…

  • 楯野川 > サンドラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【楯野川たてのかわ) 無我 プラチナボトル 純米大吟醸】 フルーティー 清楚で華やか カッコいい 今年あたまに飲んだ「無我 ブルー」が感動的に美味しかった楯野川さん。その後に飲んだ「主流」もめちゃくちゃ美味しかったし、楯野川さんはほんと外しませんね。 「無我」シリーズは、・「無濾過」 採れたそのままの・「無加水」 濃厚な旨味を持つ原酒で・「無加熱」 フレッシュな生酒として・「泡を立て無い」 自然な発泡感を残したまま・「時間を置か無い」上槽当日に瓶詰め・新鮮味あふれる美味しさを「無我夢中」に追求。という、6つの無にこだわったシリーズです。 今回のお酒は、以前は「無我 ブラウンボトル」という名前で…

  • 而今 > ナウシカ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【而今じこん) 特別純米 にごりざけ生】 極上の 米甘乳酸 にごりざけ 2つ前の廣戸川さんと並んで、超人気にごり酒の王者として君臨する而今さんです。ひとつ廣戸川さんと違うのは、格段に入手困難なところ。ただでさえ買えない而今さんの中でも特に人気の高いお酒です。店頭で売ってるのすら見たことありません。 でも幸いなことに、2020年以降毎年、冬になるとこちらのお店でいただいています。4年連続4回目。本当にありがとうございます。今年はデザインがちょっと変わってすっきりしていますね。去年のはこちら↓ しかも今年は、ちょうど僕の前に誰も注文していなかったから、上澄みとにごりが分離しています。これはラッキー…

  • 繁桝 > オオトリ様(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【繁桝しげます)クラシック 特別純米 生々】 ふくよかな 穀物甘旨 クラシック だいぶお久しぶりの繁桝さん。福岡県八女市・高橋商店さんのお酒です。繁桝さんは、前に飲んだ夏酒と純米大吟醸にごり酒もこんな感じのラベルなんですが、クラシックな中にどこか新しいテイストが入っていて好きなんですよね。 今回のお酒は、福岡県オリジナルの酒米「夢一献」を使った特別純米。さっそく飲んでいきましょう。 上立ち香、ナッツ・クリーム・稲の花。かすかにバナナのほの甘さ。やさしい旨さのクラシック。 口に含むととろりんと、穀物甘旨クラシック。甘旨ほんわりふくらんで、旨アル苦が気持ち良い。 これは、雪冷え(5℃)で飲むお酒じ…

  • 廣戸川 > ナウシカ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【廣戸川ひろとがわ) 純米にごり生酒】 含み香に お米とバナナと 旨ふおお 毎年冬のお楽しみ。人気にごり酒を3つ挙げろと言われたら必ず入ってくる廣戸川さんです。一昨年買ってめちゃくちゃ美味しかったんですが、去年は買えず、なんとかお店で飲むことができました。そんなわけで、今年は発売を待ってて、お店の入荷報告があってすぐに買いに走りました。この日はほんとは別のお酒を買うつもりだったんだけど、急遽予定変更。この時期は欲しいお酒がありすぎて困りますよね。 それくらい楽しみにしていたお酒です。さっそく飲んでいきましょう。 まずは開栓。もう爆発物だということはわかっています。一昨年はキャップを回した瞬間、…

  • 姿 > おかみさんの10年後(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【姿すがた) きたしずく 純米吟醸 無濾過生原酒】 濃厚な 黒糖とろ甘 じわ苦味 初すがたを飲んだばかりの姿さん。というかまだ家には残ってるんですが、いつものお店に別の姿さんがありました。これはせっかくだから比べてみたい! こちらの姿さんは7月ロット。使っているお米・きたしずくは北海道の酒米。すっきり味になりやすい彗星と、ふくよかになりやすい吟風の、ちょうど間くらいになる酒米です。どんなお酒になっているのか、さっそく飲んでいきましょう。 香りでもう、とろ甘。ん?熟成?7月ロットだからまだ4ヶ月くらいだけど、黒糖の甘さの中にナッツとほんのり焦げ感があります。 口に含むと、黒糖シロップ甘味ポン。甘…

  • 播州一献 > 五ェ門(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【播州一献ばんしゅういっこん) 七宝 純米 澱絡み生】 旨ぐぐぐ ドライな発泡 にごり酒 お久しぶりの播州一献さん、兵庫県宍粟市しそうし)・山陽盃さんようはい)酒造さんのお酒です。 実は播州一献さん、お店で飲むのははじめて。前に飲んだ「SPRING SHINE」と「超辛」は、両方とも日本酒情報サイト・SAKEdatabankさんのキャンペーンに当たって当選したものだったんです。SAKEdatabankさん、キャンペーンをやめてからすっかり過疎化してしまいました。サービス運営って難しいですね。でも、当時はたくさんのお酒をいただき、ありがとうございました。 さて気を取り直して今回のお酒は、11月8…

  • 姿 > おかみさん(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【菊すがた) 初すがた 純米吟醸 無濾過生原酒】 濃厚な 甘味とアル感 力強く お久しぶりの姿さん。栃木県栃木市・飯沼銘醸さんのお酒です。 いきなり余談ですが、市の名前が県と同じなのに県庁所在地じゃない市が、全国に3つだけあります。それが、山梨県山梨市(県庁所在地・甲府市)、沖縄県沖縄市(同・那覇市)と、この栃木県栃木市(同・宇都宮市)。 なんでこんなことに? と思って調べてみたら、1871年の廃藩置県時は、現在の栃木県南西側の栃木県と、北東側の宇都宮県に分かれていたそうです。それが合併して栃木県になり、当初は栃木市が県庁所在地だったんだけど、その後、宇都宮市に県庁が移転されたんだとか。詳しく…

  • 菊正宗 > クラリス(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【菊正宗きくまさむね) ギンパック 新旧飲み比べ】 リニューアルで さらにすっきり 飲みやすく 最近、ギンリッチ・キクマサギン生を飲んできた菊正宗さんのリニューアル&新製品、実は今回が本命。ギンパックのリニューアル前後の飲み比べです。 ギンパックは、そんじょそこらの純米大吟醸よりも香る驚異のパック酒。実はレビューに上げてないのも含めて定期的に飲んでます。ちなみにこのブログのアクセス解析を見ると、検索から来ていただいた方の圧倒的多数が「ガチ対決! 松竹梅 昴 vs. 菊正宗ギンパック」という香り系パック酒の飲み比べ記事を見られていました。たくさん見ていただいてありがとうございます。 そしてこのお…

  • 菊正宗 > テルー(ゲド戦記)[ジブリ酒]

    【菊正宗きくまさむね) キクマサギン 生酒】 渋アルが 置くと落ち着き ロック向け こないだ、リニューアルされたギンリッチを飲んだ菊正宗さん。今回は、10月に発売された新商品です。 このキクマサギン、菊正宗さんのプレスリリースによると、『本商品は、「しぼりたてギンパック」の原酒を一切加熱処理することなく、最小限の加水調整のみで瓶詰めしたお酒です。』だそうです。これは期待。 ちなみにこのお酒、アルミの化粧袋に入ってます。これは、お酒の劣化につながる紫外線をシャットアウトするため。しぼりたての味わいを守る意気込みが感じられますね。 袋を取ると、中は白と銀のシンプルな色合いのラベル。カッコいいんだけ…

  • 三芳菊 > アーヤ(アーヤと魔女)[ジブリ酒]

    【三芳菊みよしきく) 冬の白ぶどう 純米吟醸 無ろ過生原酒】 ジューシーで 少しクセある 白ぶどう 「日本酒と私」の3杯目、かなりお久しぶりの三芳菊さん。ひとつ前のラヂオ正宗とは別の方向で異彩を放っていたお酒です。 三芳菊さんと言えば、攻めたお蔵さんとして有名。「ワイルドサイドを歩け」をコンセプトに、およそ日本酒とは思えないラベルや商品名がいっぱいです。「残骸」「ネコと和解せよ」「眠りと死」「カリギュラ効果」など。前回飲んだのも「嫉み」(ねたみ)というお酒でした。もう3年も前かあ。気になる銘柄なのに、全然会えません。 そして三芳菊さん、住所も面白いです。「徳島県三好市池田町サラダ」。サラダって…

  • ラヂオ正宗 > 正吉(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

    【志太泉しだいずみ) 純米吟醸 ラヂオ正宗】 甘辛で ほんのりモダンな クラシック 「日本酒と私」の2杯目。冷蔵庫の中でひときわ異彩を放っていた、レトロなラベルの「ラヂオ正宗」さんをいただきます。なんで正宗にラヂオ?? 僕が飲んだ中では、スキー正宗に並ぶ謎正宗です。ラジオ正宗じゃなくてラヂオなのが良いですね。(よく考えたら楽器正宗もかなり謎だけど、既に慣れちゃってる) こちらは、静岡県藤枝市・志太泉さんのサブブランド。命名の由来は、昭和のはじめに、お蔵さんのある志太郡稲葉村で、当時最先端だったラヂオを志太泉酒造さんがいち早く買ったからだそうです。よっぽど嬉しかったのかな? それでは飲んでいきま…

  • 赤武 > 空ちゃん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【赤武あかぶ) AKABU F NEWBORN】 フレッシュな ピチピチ甘じゅわ フルーティー この日は、行こうと思ってたお店がお休みで、それならと思った2軒目も定休日。しかたないから適当に歩いてたら、偶然、食べログでチェックだけはしていたけど入ったことのなかったお店「日本酒と私」さんがありました。ここ、すごく細い路地にあって、普段ほぼ通らないところなんです。これはもはや天啓。入るしかありません。 「日本酒と私」さんは、カウンターだけの立ち飲みで、10人も入ればいっぱいになるような小さなお店です。でも、雰囲気が良いですね。アテは黒板にいっぱい書かれていて、しかも安い。お酒もサイズごとの定額でリ…

  • 紫宙 > ハウル(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【紫宙しそら) 純米吟醸】 桃バナナ やさしい甘味が とろじわり 今年の春にはじめて飲んだ紫宙さん。岩手県紫波郡紫波町・紫波酒造店さんのお酒です。紫波酒造店さんは、元々、廣田酒造店という名前でした。それが2022年に、酒蔵再建の専門企業・(株)日本酒キャピタルさんの資本が入り、紫波酒造店に改名されます。 日本酒キャピタルさんは、代表取締役の田中文悟さんが2021年に設立した会社。田中さんは元々はアサヒビールに入社。営業職の傍らでアメフトの強豪チーム・アサヒビールシルバースターの選手として日本一の栄冠を獲得されます。その後、2010年から社内で酒蔵再生の事業会社を設立し、12の酒蔵を再建。そして…

  • 雨後の月 > 絹さん(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【雨後の月うごのつき) 純米吟醸】 おだやかな ほの甘旨と アルふわり こないだ、新ブランドの「UGO」を飲んだ雨後の月さん。広島県呉市・相原酒造さんのお酒です。この雨後さん、見たことないと思ったら、どうやら広島の酒販店・酒商山田さんの限定酒みたいですね。酒商山田さんは、東京にも進出しましたし、「コンセプト ワーカーズ セレクション」みたいな卸事業もされてますし、勢いを感じます。 今回のお酒は、純米吟醸としか書いてませんし、事前情報もありません。でもまあ、雨後さんなら外れはないでしょう。それでは、いただきます。 香りやさしくマスカット。そしてほんのり青リンゴ。 口に含むとバナナのような、おだや…

  • 猛虎の力 > ウルスラ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【猛虎の力もうこのちから) 限定純米吟醸】 クセのない やさしい味わい 熟成酒 はじめましてのお酒、京都府亀岡市・丹山酒造さんの猛虎の力です。まあ、見てわかる通り、阪神タイガースとのコラボ酒。阪神優勝のお祝いの振る舞い酒としていただきました。ただこれ、今回の優勝の記念酒じゃありません。製造年月は平成18年10月。2006年ですね。前回の阪神のリーグ優勝が2005年だから、その翌年のお酒です。17年もの。 丹山酒造さんも、はじめまして。メイン銘柄「丹山」を醸すお蔵さんです。ただ、公式サイトにもオンラインショップにもこのお酒のことは書いていません。今はコラボはしていないのかな? ちなみにこちらのお…

  • 豊能梅 > ウルスラ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【豊能梅とよのうめ) REFRESHeリフレッシュ) 純米吟醸 生酒】 爽やかな ピリッと酸旨 リフレッシュ だいぶお久しぶり、高知県香南市・高木酒造さんの豊能梅です。高木酒造さんというと、山形の十四代の高木酒造さんがあまりにも有名ですが、こちらは高知の高木酒造さん。前に飲んだG×Aも美味しかったから、こちらも楽しみです。さっそく飲んでいきましょう。 上立ち香、ほんのり爽やか米旨レモン。 口に含むとフレッシュな、ビリッとガス感ピリ酸味。甘旨ふわっと現れて、旨味がじんわりふくらみつつ、きれいにすっと消えていく。 これはなるほどリフレッシュ。爽やかきれいなお酒です。温度は、雪冷え(5℃)くらいでも…

  • 寒菊 > リサ(崖の上のポニョ)[ジブリ酒]

    【寒菊かんきく) Monochromeモノクローム) 純米大吟醸 山酒4号 超限定無濾過生原酒】 トロピカル 爽やか明るく エロい酒 甘じゅわ大好き寒菊さん。新しいお酒が出るたびに僕のタイムラインが寒菊さんでいっぱいになります。どれを飲んでも美味しいですね。 今回のモノクロームは、寒菊さんが年に数回、不定期で醸す超限定の「Occasional」シリーズの1本。「情景」「想い」「Occasional(特別な行事の際に)」といったコンセプトを大事にしたシリーズです。その中でモノクロームは、「モノクロ」に映る過ぎた思い出に綺麗な色を描けるよう、鮮明でクリアな味わいを目指したんだとか。 うん、よくわか…

  • 十石 > ニシンのパイが嫌いな女の子(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【十石じっこく) 祝 純米吟醸 生】 穀物感 なぜかくっきり アルコール こないだ飲んでめちゃくちゃ美味しかった十石さん。京都市伏見区・松山酒造さんのお酒です。 松山酒造は、月桂冠さんのグループ企業。一時期は、5000石(一升瓶50万本分!?)も造って、月桂冠さんに納品(桶売り)していました。ところが、生産量はだんだん減っていき、ついに2020年度、設備の老朽化とコロナ禍の打撃もあって酒造りをやめてしまいます。 そんな酒蔵を再建したのが、月桂冠の二号蔵で製造責任者だった高垣幸男さん。月桂冠では全国新酒鑑評会で金賞を8度も獲得した実力派です。高垣さん主導のもと、松山酒造は規模を大幅に縮小し、京都…

  • 天美 白天(2年熟成) > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【天美てんび) 純米吟醸 生原酒】 熟成の 味わい乗った リンゴ甘 しばらくぶりの大好きなお酒・天美さんの白天です。天美さんについては、いろいろあって、先日ついに藤岡杜氏の退職が発表されました。でも僕は、事実確認の取れていないただの噂を拡散するのは嫌なので、それについてはここでは触れません。 こちら、いただいたのは、日本酒関連のLINEオープンチャットのオフ会でした。会場はよく行く豚とん拍子さん。オープンチャットのメンバーとは毎日いろいろお話ししてるけど、会うのははじめましての方ばかり。めちゃくちゃ楽しかったです。 その1杯目に出てきたのがこちら。天美さんの在庫がまだあったことにまずびっくり。…

  • 大嶺 > 不二子ちゃん(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【大嶺おおみね) 3粒 冬のおとずれ】 ピリシュワで 甘いボディーと にごり苦 こないだ飲んだ無濾過生原酒が感動だった大嶺さん。今回は、冬限定のにごり酒です。 ちなみに1枚目の写真は、VTuberおコメちゃんの主催している、満月の夜にお酒と生け花を楽しむ #酒月華ぷろじぇくと に投稿した作品です。下のサムネで紹介された時点から再生されるのですが、最初は普通の紹介だったはずなのに、途中から妄想がふくらんでえらいことになっていますwww 「冬のおとずれ」は、はじめてです。これ、おととしまでは「ゆきおんな」という名前だったんですが、去年、名前が変わったんです。「ゆきおんな」は、おととし分を去年の1月…

  • 磯自慢 > かぐや姫(かぐや姫の物語)[ジブリ酒]

    【磯自慢いそじまん) 特別本醸造】 上質な 辛口静岡 食中酒 こないだ特別本醸造特選を飲んだばかりの磯自慢さん。めっちゃ美味しかったし、磯自慢さんは買ったことはなかったから、一度は買ってしっかり味わいたかったんです。で、買ったのがこちらの特別本醸造。 特別本醸造特選とどう違うのかわからないけど、さっそくいただきましょう。 香りは米旨ほんのりバナナ。大きくないけど心地良い。やっぱりこれが静岡酒。メロンや青リンゴの香り・カプロン酸エチルは感じなくて、バナナの香り・酢酸イソアミルが気持ち良いです。 口に含むと米旨甘。きれいな酸味も現れて、旨味が豊かにじゅわわんと。後半、渋味がじんわり現れ、旨アル含み…

  • 楽器正宗 > かぐや姫(かぐや姫の物語)[ジブリ酒]

    【楽器正宗がっきまさむね) 純米吟醸 愛山 中取り】 フレッシュな ピリシュワ甘旨 しっかりと こないだ「クイーン」を飲んだばかりの楽器さん。でも酒米のダイヤモンド・愛山のお酒なんか見つけたら飲まないわけにはいきません。 今回のお酒は、「混醸シリーズ」。こちらは、米の旨味にフォーカスしたシリーズで、麹米は山田錦に統一し、掛米で個性を出しているんだそうです。なるほど面白い。それではさっそくいただきましょう。 上立ち香、ラムネとバナナと青リンゴ。 口当たり、フレッシュピリシュワ甘旨ぽん。バナナの甘味とミネラル感。その後くっきり旨味がずしん。しっかり甘旨フルーティー。 この、しっかり甘旨と口当たりの…

  • 初孫 > コキリさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【初孫はつまご) 雪女神 磨き45 生酛純米大吟醸】 上品で やさしい甘味 フルーティー はじめましてのお酒、山形県酒田市・東北銘醸さんのお酒です。でもすいません、名前だけは知ってたけどどんなお酒か全然知りません。どんなお酒かな? 楽しみです。 原料米の雪女神の方は、山形の高級酒米ですね。この雪女神を商品名に使用するには、精米歩合50%以下で純米大吟醸という条件があるそうです。良いですね。雪女神と書いてあるだけで飲みたくなります。 それでは飲んでいきましょう。 香りは控えめほんのりメロン。お?モダン? 初孫という名前からクラシックなお酒かと思ってたんだけど、意外にモダンフルーティー。 口当たり…

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