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こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
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2020/07/26

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  • 11月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。冬ですねえ。今年は秋があったかどうか微妙なくらい夏が長かったけど、だいぶ寒くなりました。でもこの時期は新酒がいろいろ出てきて楽しいですね。 さて今回も、記事の内容部門3本と、美味しかった部門3本、そしてベストサムネを3枚お送りします。今月は、美味しい部門が特に凄かった! それでは内容部門からいきいましょう。 まずは、菊正宗さんのギンリッチ。前に飲んだ白いパックのリニューアル品です。スーパーで買える気軽さが良いですね。こちらは、最初はあんまりだったんですが、ロックにしたら大化けしたのが楽しかったんです。 ふたつめは、ルラックさん。前に飲んだ美山錦と秋田酒こまちがエロ…

  • 人気一 > カーチス(紅の豚)[ジブリ酒]

    【人気一にんきいち) ゴールド人気 純米大吟醸】 爽やかな 酸と米旨 じわじわり はじめましてのお酒、福島県二本松市・人気酒造さんの人気一です。 面白くてちょっと攻めてる銘柄名ですよね。これは、「人が気を込めて醸す」「一番を目指す」との思いを込めて命名したんだそうです。 公式サイトの説明によると、『日本人の現代の食生活に合った新しい酒を中心に、カジュアル大吟醸、スパークリング日本酒、ワイングラスで飲む日本酒、に特化し「吟醸しか造らない、手造りでしか造らない」コンセプトを守りながら、より明確な酒蔵を目指し世界に向けて発信します』だそう。 でも人気酒造さん、カジュアル・スパークリング・ワイングラス…

  • 雪の茅舎 > 釜爺(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【雪の茅舎ゆきのぼうしゃ) 純米吟醸 ひやおろし】 おだやかな 旨苦乗った ひやおろし お久しぶりの茅舎ぼうしゃ)さん。秋田県由利本荘市・斎彌酒造店さいやしゅぞうてん)さんのお酒です。銘柄名が難読だと思ったら、お蔵さんの名前も難読だった。初代蔵元が齋藤彌太郎さんだったから斎彌のようです。ちなみに茅舎とは、茅葺かやぶき)屋根の家のこと。 茅舎さんは2年ぶりくらいですね。それではさっそく、いただきます。 香りはやさしい米旨苦。口当たり、とろする ほの甘 おだやかに。ふわっと味わい広がって、後半おだやか旨苦じわり。旨苦がそのまま後味にやさしく残り、マスカットアルコールの含み香がふわあ。 やさしくてお…

  • 而今 > 松崎良子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【而今じこん) 純米吟醸 愛山 火入】 高品質! しっかりなのに 美しく お久しぶりの而今さん。三重県名張市・木屋正酒造さんの造る超人気銘柄です。「而今」とは「過去に囚われず、未来に囚われず、ただ今を精一杯生きる」という意味。カッコいいですね。 あまりに人気で、ネット通販を見ると、この愛山は一升瓶で3万円近くの値段が付いています。でも、定価は4620円(税込)なので、そんな高い値段で買っちゃいけませんよ。 言わずと知れた銘酒。しかもお米は「酒米のダイヤモンド」愛山です。実は而今さんの愛山は、2020年から毎年こちらのお店でいただいています。今年で4年連続。だからもう、美味しいのは知ってます。さ…

  • しずくかな > おなまさま(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【しずくかな 純米吟醸】 酸味がぼんっ! この熟成は 花巴 ちょっと京都で用事があって、帰りに近鉄京都駅のファミマに寄ったら、なんか見たことのないお酒があったんです。「irodori kintetsu」って書いてるから近鉄のPBっぽいですね。実はこの日は既にお酒を2本買ってたから、この子はスルーするつもりでした。でも一応どこが造ってるのかと製造者を確認したところ、え? 美吉野醸造さん!?花巴が有名なお蔵さんです。こないだイベントでいただいた水酛×水酛がめっちゃ美味しかった! でもぶっちゃけ美吉野醸造さん、あんまりPB向けじゃないと思うんですよね。個性的すぎる。奈良は変態な酒蔵さんがいくつかある…

  • 蓬莱泉 > デッキブラシのおじいさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【蓬莱泉ほうらいせん) 霞月(かすみづき) 純米酒】 水のよう だけど含み香 旨ふわん はじめましてのお酒、愛知県北設楽郡設楽町・関谷醸造さんの蓬莱泉です。名前はよく聞くんだけど、全然見かけることがなくて、やっと飲めます。どんなお酒かな? さっそく飲んでいきましょう。 香りはかすかに黒糖と、ほんのりだけど熟成感。 口当たりは、するりと水のよう。ほとんど味わい感じません。そこからかすかな旨味がふわり。それを追いかけ酸苦ふわり。甘味はまったく感じません。かなりおだやかなクラシックタイプのお酒ですね。だけどそこから含み香が、旨アルふわんと気持ち良い。 あたたまって常温に近くなると、苦味が前面に出てき…

  • 冩樂 > 先輩魔女さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【冩樂(しゃらく) 純米吟醸 剣愛山(つるぎあいやま)】 フルーティー フレッシュ酸味と 苦渋味 お久しぶりの冩樂さん。福島県会津若松市・宮泉銘醸さんのお酒です。別に表記は写楽でも冩楽でも写樂でもいいんだけど、ここでは正式に冩樂と表記します。宮泉銘醸さんの公式サイトでは冩樂表記ですし。ウ冠の方の寫楽や寫樂はNGかな。まあ、通じれば良いとも思うんですが、そこはお蔵さんへの敬意をこめて、正式表記で統一します。 今回のお酒は、ちょっと特別。会津若松市の酒販店・會津酒楽館 渡辺宗太商店さんの頒布会限定酒です。こちらの頒布会のお酒はこれまでに、廣戸川2本と天明さんをいただいています。一度実際に伺ってみた…

  • 猫場山 > ナトル(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【猫場山(にゃえばさん) 純米酒】 お気楽な お米の甘旨 豊潤に はじめましてのお酒、新潟県中魚沼郡津南町・苗場酒造さんのカップ酒「猫場山」です。かわいい。フタ部分には、謎に猫の足跡シールが付いています。 猫場山は、苗場酒造さんのメイン銘柄「苗場山」のセルフパロディ。苗の字にけもの偏が付いて猫になっています。こういう遊び大好き。こんなの見つけたら買わずにはいられません。 苗場酒造さんのメイン銘柄を「苗場山」と言いましたが、最近は別銘柄の「醸す森」の方が有名かもしれませんね。一段仕込みという珍しい造り方をする、酸の立ったお酒でした。僕も実は、苗場山の方はまだ飲んだことないんです。だから実質、今回…

  • 大嶺 > フィオ(紅の豚)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 3粒 無濾過生原酒 山田錦】 フルーティー やさしい甘味が 異次元に 2ヶ月ぶりの大嶺さん。この黒瓶の無濾過生原酒は飲んだことなくて、ずっと飲みたかったんです。お店で並んでるの見つけた瞬間、他のお酒の予定を延期して速攻確保しました。 大嶺さんのデザインにはルールがあって、今回の場合、・黒い瓶は無濾過生原酒・白くて普通の形のお米は山田錦・3粒は精米歩合50%以上です。慣れたら瓶を見ただけでスペックがわかるようになります。でも、別にわからなくても大丈夫。大嶺さんならどれを選んでも美味しいです。 今回の写真、マカレナという薔薇とスプレーグラスを合わせて生けて大嶺さんと並べたんです…

  • ソガ・ペール・エ・フィス > レティ(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【Sogga(ソガ) père(ペール) et(エ) fils(フィス) LE(ル) SAKÉ(サケ) ÉROTIQUE(エロティック) DEUX(ドゥー)】 エロ甘酸 半年過ぎた ソガペさん お久しぶりのソガペさん。長野県上高井郡小布施町・小布施ワイナリーさんのお酒です。お蔵さん(?)は、その名の通りのワイナリー。ワイン造りができない冬の間だけ、趣味で造る日本酒です。だから、生産量は少なくて入手困難。そして、趣味なのにというか、趣味だからなのか、こだわりのレベルがとんでもない。そのこだわりは裏ラベルに細かい字でびっしり書いています。 DEUXというのは、フランス語で「2」。アン・ドゥー・トロ…

  • 楽器正宗 > 菜穂子ちゃん13歳(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【楽器正宗(がっきまさむね) Queen 特別純米酒】 鮮やかな ジューシー酸甘 軽やかに 半年ぶりの楽器さん。前回はピンクラベルの特別本醸造でした。よく見る緑ラベルの上位バージョン。美味しかったなあ。 今回は、Queen(女王様)。アルコール12%の低アル無濾過生原酒です。12度→12→トランプのQueenというネーミングですね。このお酒のことは知ってたけど、飲むのははじめてです。楽器さんの低アルというとfp(フォルテピアノ)もあったけど、どう違うのかな? さっそく飲んでいきましょう。 香りは豊かなマスカット。それとほんのり甘夏柑。奥にはかすかにアーモンド。爽やかでフルーティーで華やかですね…

  • 花邑 > 金色の野(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【花邑(はなむら) 純米大吟醸 山田錦】 上品な ほわ甘ほの苦 恍惚に 酸度9.6が強烈だった舞美人さんに続いては、またまた登場・花邑さん。秋田県湯沢市・両関酒造さんのお酒です。さすがに舞美人さんで終わるのはアレだけど、そんじょそこらのお酒じゃ舞美人さんの酸を上書きできなそう。というわけで、大好きな花邑さんでフィニッシュです。 花邑さん、今年はリニューアルされたラベルで、酒未来・美郷錦・出羽燦々を飲んできて、どれもめちゃくちゃ美味しかったんです。他にも愛山・雄町・秋田酒こまち・陸羽田は飲んだことあるんだけど、山田錦ははじめまして。しかも、去年まで純米吟醸だったのが、今年から純米大吟醸にバージョ…

  • 舞美人 > クシャナ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【舞美人(まいびじん) STRONG 純米大吟醸無濾過生原酒】 激酸味 酸度は驚異の 9.6 かなりお久しぶりの舞美人さん。3年以上ぶりですね。こちら、噂になってたから、存在は知ってたんです。なにが凄いって、酸度が9.6という聞いたことない高さ。これは間違いなく苦手なやつ。自分では絶対買いません。でも気になるからお店で1杯だけ飲んでみたい。そんなお酒が入ってるなんて、さすが正杜屋さん。 ちなみに、これまでの酸度の最高値は、蔵粋(くらしっく) 桃色にごりの8.0でした。桃色にごりで日本酒度は-50で酸度が8.0って意味わかんない。でも今回で最高値更新です。 さらにちなみに、日本酒度マイナス側の最…

  • 御湖鶴 > ソフィー(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【御湖鶴(みこつる) KEG(ケグ) DRAFT(ドラフト) 純米吟醸 諏訪美山錦】 微炭酸 やさしく豊かな 甘ほわん お久しぶりの御湖鶴さん。長野県下諏訪町・磐栄運送 諏訪御湖鶴酒造場のお酒です。 磐栄運送?そう、お蔵さんは運送屋さんなんです。元々、御湖鶴という銘柄は、菱友酒造というお蔵さんで造られていました。しかし、菱友酒造さんは2017年に自己破産してしまいます。その事業を引き継いだのが、福島県の運送会社・磐栄運送さん。杜氏に長野県千曲市の酒蔵で醸造責任者をしていた竹内重彦さんを迎え、再起を図ります。 そして、苦労の末に蔵を立て直し、再稼働から2期目の2020BY、純米吟醸 山恵錦でいき…

  • 天賦 > マキさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【天賦(てんぶ) 純米吟醸 赤磐雄町 搾立生酒】 恍惚の ミックスフルーツ 飛んでいく お久しぶりの天賦さん。鹿児島県日置市・西酒造さんのお酒です。約1年ぶり。西酒造さんは、芋焼酎「富乃宝山」「吉兆宝山」が有名な焼酎蔵さんです。それが、2020年に突然日本酒製造に参入。それも、大学の先輩である十四代・高木酒造の高木社長の技術指導を受けてです。デビューからいきなり美味しかったし、日本酒界隈ではけっこう話題になっていました。 この赤磐雄町は2021年にも飲んでいて、その年の僕の年間ベスト10にも入りました。そんなお酒がいつものお店に並んでるんですから、飲まない選択肢はありません。さっそくいただきま…

  • 阿部勘 > ゴル(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【阿部勘(あべかん) 純米吟醸 まねき 秋季限定酒】 おだやかな やさしい旨辛 クラシック はじめましてのお酒、宮城県塩竈(しおがま)市・阿部勘酒造さんの阿部勘です。 塩竈って表記、あんまり見ませんね。塩釜の方が普通な気がします。だいたい、「竈」なんて書けません。どっちが正解?って思って調べたら、塩竈市の公式サイトに答えがありました。 まあ、塩竈市のサイトって書いてるくらいだから、当然「塩竈」が正式。塩竈市の公文書では塩竈と表記することになってるそうです。でも、駅や県・国の機関のほとんどは「塩釜」って書いてて、意訳すると「まあ塩釜でも許してやんよ」ってことみたい。竈なんて難しい字、不便じゃない…

  • 天寶一 > ルイ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【天寶一(てんぽういち) KEG DRAFT 純米直汲み生】 ほの甘酸? 一気に強い 旨味がぼんっ! この日の1杯目はKEGから。しぼりたての風味やフレッシュ感を長期間そのまま維持できるという10Lタンクの日本酒サーバーです。これが16種目のKEGですね。けっこう飲んできたなあ。KEGの特徴や、電源なしでお酒を注げる仕組みは、前に特集記事を書きましたので、良かったらご覧ください。 こちらのお店では、KEGを注文すると通し番号が入ったカードをもらえるんですが、その番号が969。もうすぐ1000杯になるんですね。すごっ! 今回の銘柄は、天寶一さん。夏にもバラ酵母のお酒・ローズマインドをいただきまし…

  • le lac > シルヴァーナさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【le lac(ル・ラック) 無濾過生原酒 山恵錦】 落ち着いた 甘旨じんわり 爽やかに お久しぶりのル・ラックさん。こないだ飲んだ秋熟が今年も感動的だった、長野県大町市・薄井商店さんのお酒です。秋熟、ほんと美味しかったなあ。 ル・ラックは、特約店限定の無濾過原酒シリーズ。公式販売サイドでも売っていません。「le lac」はフランス語で湖のこと。お蔵さんの水源の、青木湖・中綱湖・木崎湖からなる仁科三湖(にしなさんこ)のことを指します。英語で言うと「the lake」ですね。ラベルに描いてあるのがその仁科三湖。 このシリーズは、美山錦と秋田酒こまちを飲んだんですが、それが両方ともエロエロだったん…

  • 勝山 > 蝦夷の村の少女(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【勝山(かつやま) MOON(ムーン) VALLEY(バレー)】 やわらかく やさしくふわり 消えていく ちょっと前に「鴒」を飲んだ勝山さん。鴒はほんと素晴らしかったなあ。甘くてやさしくて感動的でした。 今回は、「MOON VALLEY」。ひとつ前の「MOONLIGHT BAUTY」からの月つながりです。このお酒、モダンでカッコいいけど、ぱっと見て勝山さんだとはわかりませんでした。調べてみたら、秋酒のようですね。裏ラベルを見ても、どんな造りかもわかりません。でもまあ、勝山さんだから大丈夫でしょう。それでは、いただきます。 香りはわずかに炊いた麦。ほわんとやさしい穀物系。 口当たり、やさしくする…

  • 羽根屋 > 月下美人

    【羽根屋(はねや) MOONLIGHT(ムーンライト) BEAUTY( ビューティー)】 月下美人 華やか儚い 甘味咲く しばらくぶりの羽根屋さん。富山県富山市・富美菊(ふみぎく)酒造さんのお酒です。今回のお酒は、今年の新作。公式サイトの説明文によると「深い夜の闇に浮かび上がるように咲く薫り高い花、月下美人。一夜限り、匂い立つように咲く儚い美しさを 希少な酒米雄町、10号酵母の組合せで当蔵独自の醸造技術で表現した意欲作」だそうです。 いちばん上の写真がその月下美人。この花、年に1回~2回しか咲かないんです。それも、夜に咲き始めて、朝にはしぼんでしまう。だから、見ることができたのはほんとに幸運。…

  • 越路吹雪 > 草壁タツオさん(となりのトトロ)[ジブリ酒]

    【越路吹雪(こしじふぶき) 純米吟醸 秋あがり】 酸旨苦 淡麗辛口 秋あがり はじめましてのお酒、新潟県新潟市・高野酒造さんの越路吹雪です。飲んだのは10月上旬だからハロウィンっぽい写真を撮ったんですが、アップするのがだいぶ遅れちゃった。 越路吹雪さんと言えば、往年の名シャンソン歌手・女優。1980年に亡くなっているので、リアルタイムでは知らないんですが、代表曲「愛の賛歌」や「ろくでなし」は越路さんの録音でも聴いたことがあります。このお酒は、特に歌手の越路吹雪さんとの関係を書いてはいませんね。でも、当然ながら彼女をリスペクトしての命名でしょう。ちなみに高野酒造さんの公式サイトによると、越路吹雪…

  • 花垣 > 90歳のソフィー(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

    【究極の花垣(はながき) 大吟醸 鑑評会用特別仕込み】 25年 鑑評会酒の 熟成酒 お久しぶりの花垣さん。福井県大野市・南部酒造場さんのお酒です。前に飲んだのは2021年11月だから、ちょうど2年くらい前ですね。でも今回の花垣さんは、面構えが違います。その名も究極の花垣。 究極の花垣とは、年に1度だけ発売される限定品で、全国新酒鑑評会の出品酒。造りも、山田錦を35%精米にして9号酵母で醸すという、鑑評会鉄板スペック。いわゆるYK35(Y:山田錦、K:熊本(9号)酵母、35%精米)ってやつですね。当然、それなりのお値段の高級酒です。 でも、「究極の花垣」で検索しても、このラベルのものはほとんど出…

  • 綿屋 酒界浪漫 > タタラ場の女衆(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【綿屋(わたや) 純米大吟醸酒 酒界浪漫】 やわらかく 豊かな甘酸 旨じわり 純米大吟醸・阿波山田錦に続いて、こちらも綿屋さんの純米大吟醸。めちゃくちゃ贅沢な飲み比べです。 このお酒、R2BY(令和2酒造年度・2020/7/1~2021/6/30)ということは、少なくとも2年以上は熟成されてますね。純米大吟醸・阿波山田錦の方は30BY(平成30酒造年度・2018/7/1~2019/6/30)、前に飲んだ純米吟醸もR1BY(令和1酒造年度・2019/7/1~2020/6/30)だったから、このお蔵さんは熟成を得意としてるのかな。 こちらの酒界浪漫も、精米歩合40%の純米大吟醸。阿波山田錦とどう違…

  • 綿屋 阿波山田錦 > 吉岡直子さん(猫の恩返し)[ジブリ酒]

    【綿屋(わたや) 純米大吟醸酒 阿波山田錦】 やわらかく まあるい酸味が 美しく お久しぶりの綿屋さん。宮城県栗原市・金の井酒造さんのお酒です。 今回は、こちらの金文字・純米大吟醸 阿波山田錦と、銀文字・純米大吟醸 酒界浪漫という2本の贅沢な飲み比べです。どう違うんだろうと思って先に裏ラベルを見ると、お米は、産地は違うけど同じ山田錦。精米歩合も同じ40%で、酵母も同じ宮城酵母。なのに日本酒度が、こちらは+2で、酒界浪漫は-7。全然違うやん! こんなに違うと余計気になります。これは飲み比べて確認しなきゃ。 こちらに使用されているお米・阿波山田錦は、その名の通り徳島県阿波市阿波町で生産されている山…

  • 基峰鶴 > 水沼史郎君(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【基峰鶴(きほうつる) 純米大吟醸 北雫 生】 フルーツの 甘酸米旨 上品に かなり久しぶりの基峰鶴さん。佐賀県三養基(みやき)郡基山(きやま)町・基山商店さんのお酒です。三養基郡は読めませんね。どんな由来の地名なのかと思ったら、明治29年に三根(みね)郡・養父(やぶ)郡・基肄(きい)郡が合併してできたから、三養基(みやき)郡になったんだとか。もとの3つも読みにくかった。 基峰鶴という銘柄名は、基山(きやま)町にある山・基山(きざん)の山懐を悠然と舞う鶴の優美な姿から名づけられたんだそうです。きやま町にあるきざんってややこしいですね。調べてみたら、この山は元々「きやま」って呼ばれていたのが、明…

  • 本金 > ラストシーンのドーラ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【本金(ほんきん) 樋の口( ひのくち) 本醸造】 甘旨が 太くしっかり クラシック はじめましてのお酒。長野県諏訪市・酒ぬのや本金酒造さんの本金です。僕がXでフォローしてる人で本金を推している方がいて、気になってた銘柄なんです。調べてみたら、小さくて生産量も少ないお蔵さんみたいですね。飲めたのはラッキー。 それでは早速、飲んでいきましょう。 上立ち香は、本醸造っぽくない甘旨ぽわん。しっかり味が乗ってそうです。 口当たり、とろっと甘味とほの旨酸。太くてしっかり甘旨ずどん。後味にちょっと渋味が残るけど、太さのわりにすっと消える。うんま! ほんのり熟成感もありますね。フルボディのクラシックタイプ。…

  • 花笑み > ハク(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【花笑み(はなえみ) 純米】 マスカット 辛口華やか フルーティー はじめましてのお酒。大分県佐伯市・大地(おおち)酒造さんの花笑みです。大分の日本酒ってちょっと珍しいですね。僕がこれまで飲んだのも、西の関・八鹿・鷹来屋・華鷹だけです。焼酎なら兼八もあるけど。うちのブログで「大分」で検索すると、花酵母の「東農大分離酵母」の方がヒットするくらい。 まったく前情報がないお酒ですが、せっかくの出会い。楽しんでいきましょう。 香りはふわっとマスカット。クセのない素直なフルーティーですね。 口に含むと、酸ふわん。酸味はさらに、華やかぽわん。しっかり旨味も現れて、すっときれいに消えていく。 うん、香りの通…

  • 奥の松 > 友子さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【奥の松(おくのまつ) 本醸造 辛口酒】 カップ酒 これでいいじゃなく これがいい お久しぶりの奥の松さん。福島県二本松市・奥の松酒造さんのお酒です。こちらは、スーパーで買ってきたカップ酒。前回の奥の松さんもスーパーで買った「あだたら吟醸」の1合瓶でした。 奥の松さん、スーパーに売ってるからと言ってナメちゃいけません。前回飲んだ「あだたら吟醸」なんて、国際的なお酒の鑑評会・IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2018で、チャンピオン・サケ、つまり世界一に選ばれたお酒なんです。実力はもう間違いない。そんなお蔵さんのカップ酒がどんなのか、期待が高まります。さっそく飲んでいきましょう。 香り…

  • 佐久乃花 > 杏奈(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【佐久乃花(さくのはな) 純米吟醸 39-87 秋】 リンゴ酸 華やか強い 酸渋味 すいません、このお酒、どこのお酒かもわからずに商品名だけ見て注文しました。僕はこのブログで「数字のお酒コレクション」というのをやってて、飲んだお酒の中で銘柄名や商品名に数字が入ってるものを集めて遊んでるんです。0~10までは簡単で、12,14,16,17,18,19,20も飲みました。でもそれ以降は一気に難しくなって、4桁なんて1000と3000しかありません。そこにきて3987なんて見つけたら、そんなの飲まないわけにはいかないでしょ。ちなみにいちばん大きな数字は、10の48乗です。 というわけで注文してから知…

  • 白龍 > カプローニ(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【白龍(はくりゅう) 純米大吟醸 吉峯(きっぽう)】 酸甘旨 フルーティーさの インパクト 6月にも飲んだばかりの白龍さん。福井県吉田郡永平寺町・吉田酒造のお酒です。白龍さんには2種類あって、もうひとつは、新潟県・白龍酒造の白龍さん。こちらは、黒龍酒造の近所の白龍さんです。ややこしい。 今回のお酒は、純米大吟醸の吉峯。名前はお蔵さんの近所にある由緒あるお寺・吉峯寺から採られたんだそうです。吉峯寺は、日本における曹洞宗の開祖・道元禅師が、比叡山から迫害を受けて越前に移ったときに修行したお寺。なかなかの由緒ですね。道元禅師はその後、近くに曹洞宗の大本山・永平寺を開くことになります。 そんなお寺の名…

  • 菊正宗 > サン(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【菊正宗(きくまさむね) しぼりたて ギンリッチ】 高アルで ロックが似合う フルーティー 菊正宗さんの樽酒に続いて、しばらくぶりのギンリッチです。ギンリッチは、今年2月にも飲みました。その時は白いパックだったんですが、9月にリニューアル。公式によると「ほとばしるような果実感がさらにアップ」したんだそうです。さらに嬉しいことに、これまでは1800mlパックしかなかったのに、ちょっと遅れて10/2に900mlパックも新発売。1800mlってなかなか手を出しにくいサイズなんですよね。180mlネオパックも欲しいところなんですが、900mlならまだ買えます。900mlのパック酒を買うのは初めてなんで…

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